やがて、縄をほどかれた唯子はステージに置かれた
ベッドに自ら上がり、四つん這いの尻を振って卍を誘う。
「あなたぁ…きてぇ…」
誰に強要されるわけでもなく、
自分の意志で浅ましく男を求めている。

「…あなた…」暁年は思わず呟く。
あなた、と呼んでいるのか、卍君を…あなた、と。
暁年の心は、狂おしい嫉妬心と屈辱感で張り裂けそうだ。

「コイツが欲しいんだろ?もぉガマン出来ね〜んだろぉ?」
卍はぶっとい亀頭の先で唯子の頬を
グリグリと抉りながら、意地悪く言う。
「さっきまでお前の家で、おもちゃを使って、焦らしてぇ
焦らしてぇ、イカせないよぉ〜にイカせないよぉ〜に
寸止めを繰り返してやったからなぁ。へへっ」
涎を垂らしながら、卍のセリフに何度も大きく頷く妻。

卍は観客に挿入部分がよく見えるような体位で
唯子の秘肉にその太マラをズブズブと沈み込ませていく。
「おいおい、壊れちまうぜ、あんなデカいのブチ込まれたら(笑)」
客席のどこかから、そんな声が聞こえる。
しかし、唯子の性器はその人並外れた巨根を、
慣れた様子でなんなく呑み込んでいくのだった。