「あなた…私…もう…」「イクのか?」
「はっ、はい…!」「皆様にしっかり見てもらえ!」
卍がひときわ烈しく唯子を突き上げる。
「唯子、イキ…イキますっ!…みんな、見てぇ〜〜っ!」

あまりに激しい絶頂だった。
ジックリと唯子の中に射精を終えた卍がマラをズボリと抜くと、
ポッカリ開いた膣から白濁した液が大量に溢れ出した。

(もういい…もう駄目だ…)
暁年は、自分の心がすでに壊れたことを自覚する。
失意のどん底の彼であったが、しかし闇はもっと深かった。
追い討ちをかけるように、さらに目を疑う光景が飛び込む。
(あの子は…!?)
唯子が近所の子と言っていた聖満が舞台に現れ
快感を極めグッタリと横たわる唯子の裸体に絡みつく。
唯子は当然のように年端もいかぬ少年を受け入れ
やがて卍を加えた3人の狂宴が始まるのだった…

(どおりで唯子の行方を知ってた訳だ…
そうか、卍君の息子さんだったんだねぇ…)
暁年はフラリと立ち上がり、虚ろな瞳で
意味も無くうんうんと頷きながら
夢遊病者のような足取りで席を後にした。