ではそんな日本が誇る受験エリートの収入はその後、30代40代になるとどうなるか
実は彼らは親の言うことを聞きよく勉強して従順で
そんな彼らの収入は確かに一般よりはいい
しかし、彼らはその受験時代の序列に見あったほどは収入はたいてい得ていない
数百万の庶民よりはいいが数千万
思ったよりは得ていない
弁護士や医者とか士業になるものは多いがサラリーマンの何倍かだが十倍うん十倍の収入は得ていない
官僚やサラリーマンになってもその中から抜きでてトップになるほどではない
彼らは与えられたルールの中では優秀だ
与えられた問題を解くのでは優秀だが
ルールを自分で作り社会をそのルールで動かすなどになると不得手なんだ
それが一番如実に出るのは学問の道そのもの

学問の道に入るとかつての受験エリートは与えられた問題を解くのではなく今までわからなかった所に問題を作り出す世界になると一人もものにならない
東大京大なんかは運や偶然で入った高校くらいまではのんびりやっていた田舎者そんな奴しかものにはならない
未来の学会の指導者は生まれない
ノーベル賞フィールズ賞そういう世界にたどり着くのは全国模試でトップを走っていた人間は一人もいない
そういう人間は例外なく失敗してつまらない論文書き上げながらおんだされないか必死になっている
そうして学問の道を諦めた人間は一番多いのはその受験でしか役に立たない才能を使って予備校の教師になるのが一番多い
「今でしょ」とやっているのはそういう受験という道でしか成功しえない才能を極めた人間

才能は産み出せない予測できないあらかじめ選抜できる方法は存在しない