感想
天那コータ二作目。早くも美少女文庫フォーマットに合わせて来ている。…いやそれくらい普通な気もするんだけど。
挿絵は「sune」 似たような作品での起用だが、今回は肌の白部分が多く、顔もどことなく幼い印象を出している。

展開は、気弱な先生を誘惑する女性優位もの…と思いきや先生の側からも攻め始める(逆)調教もの。
ラブ寄せをかなりしており、ミヅキの心理描写や告白などの要素も搭載。
不安要素もなくオチもハッピーエンド。前作との差はいい意味で大きい。

Hとしてはハメ撮りもあるが言葉責め誘い受け。つまりはツンマゾ。
露出や路上愛撫なども多く、青姦趣味や生放送公開、アナル責めなど濃いプレイの方向性が合えば◎。

さて難点。前作から急激に美少女文庫向けに調整してきたのは素直に賞賛できるが、
ツンマゾものは過去作が多く、あまり目新しくはない。
加えて前作の悪印象や、似たような男性受け特化の作品との比較など
作品の出来そのもの以外の部分を意識してしまう。

総じると責められたり責めたりのツンマゾものが好きなら高評価。
露出面のニッチ性癖に合えばさらに倍点ドン。