>>765
SM小説の姉弟相姦ものは性描写だけでなくそこに至るまでの心理の動きを書き込まなきゃならないから御大の作風には合わない気がする
内心惹かれあっていた二人が成り行きや強制でついに一線を超え、禁断の愛を交わして、倒錯性愛になだれ込むとか最大のタブーを犯して戦慄するとかして、
読者を背徳美のエロスに酔わすための細かな心理描写を御大は掘り下げて書く気無し

そもそも人妻ヒロインたちも女体で最も羞かしい排泄器官を犯される倒錯感や、
嫌い抜いている男の性奴隷に堕ちる被虐感で精神的に感じるというよりも、
まさか肛門の粘膜が自分の性感帯だったことに屈辱と衝撃を感じつつ絶頂という肉体的に感じるパターン

ヒロインが心理的なマゾ精神がメインで感じるのは少ない気が。
例えば、事故死したパイロットの亭主の喪失感を、荒々しいレイプとSMプレイで埋められてチンピラ冷二に依存してのめり込んで責めを望むスッチー琴野真樹子

「大いなる肛姦」で中国のエロ老人たちに浣腸されて排泄を許されず、陳の巨根でアヌス肉栓される衝撃の中で、
(こうやってマゾにされていくのね……)とあきらめて尻をゆだねてA感覚に酔い出すところとか、精神的に感じるシーンは少ない