「ったく、本当に、これだけかい?あのずる賢いマスクマスターが思いついた最高の作戦なの事かねぇ、これが?」
レディージャステスは尋ねました。
「ったく、これじゃ、お前はお尻をお仕置きされる前の、たった10秒を、自分自身で買ったって事になるよ?それで、いいのかい、ジャンク」

「ふ、それも含めて、すべて俺が欲しかったものだよ」
と、ジャンクヤードドッグは言いました。

レディージャステスはこぶしを握って、彼の顔の方に向きを変え構え直しました。
ジャンクヤードドックは黒い鉄球をグルグルと回し、
鎖はその黒い球の重さに抗してピンと緊張していました。
それから彼はそれを彼女めがけ投げ飛ばした。
レディージャステスは彼女の目を瞬きさせ、一瞬にして彼女の指一本でその破壊鉄球ボールを弾きました。
その鉄球の運動エネルギーと運動量は完全に逆転しに跳ね返りました。
が、しかし、それは、さっと素早く、避けたジャンクヤードドックの脇に飛び越えていきました・・・そして
レディージャステスは、彼を甘く見ていた事に気が付かされたのです。