このレッスンの目的は…
動いているレディージャスティスの美しい身体を見るチャンスを、楽しむ事ではないのです。

やがて再び、彼らはシュリア達が居なくなった、先ほどの超高層ビルの屋上の上にやって来て、
レディージャスティスは落ち着いてエレガントに、そこへ降り立った。
フェリックスは、それに続き、ゼイゼイと荒く喘ぎながら、ひっくり返り…なんとか彼女のそばに上陸した。

彼は、思ったより少し近いところに着地してしまい、彼のお尻と彼女のお尻はぶつかり合った。
大きく息を吸った彼は、彼女の体臭を引き込んだ・・・そして、それは彼のママと同じ香りがした。

彼女もまた、彼女の力を使い切ったように、身体を伸ばしていました。
そして、彼女の汗の香りを回りに巻き散らかしていました。

フェリックスは突然、強い衝動に襲われました。
彼女の首すじにある汗の一滴をゆっくりと、舐めたいという。

彼が、それをするのを妨げている一番最初に来る理由は、その前に確認したい気持ちでしょうか。
そうです…彼女が彼のママかどうかを。
レディージャスティスは彼を眺めました。
彼女の顔は、引き返さなかった。
非常に静かに、彼女は言った。

「だけど、坊やはスーパーパワーを手に入れるために良い日を選んだね。
祝日はある種の魔法の効力を持っているのさ。でも…よりによってバレンタインデーとはね?」
そして彼女は首を横に振った。

「でもまあ、深刻なことが起こらないでいる可能性は、常に低い。
悪党どもで、ピンクやハートと関係があることを望んでいる連中は多くはないからね」
フェリックスは、ニヤリと笑った。
「知っておいて損はないですね」