「キミはグラップラー?(格闘家型のヒーロー?)」 ビジネスマンは尋ねた。
「え、いや違います」 フェリックスは言った。
「ブースターマン!?(増幅器型のヒーロー!?)」 彼は尋ねた。

「いいえ、僕は新人です!」
フェリックスは言った、笑いながら…彼自身の高笑いの声と、つかの間の高い高揚感を持って。
数秒の間、彼は、自分に誰一人触れることができないと感じていました。
一騎当千!!ゴッドライク。神のような神々しさを感じていました。
しかし…
あなたが池の中で最大の魚ではなかったことを覚えていて良かったですねー。

「僕の名前はポリマスです、ええと、おじさん。警察を呼び出せますか?」

「ああ、それはもう終わったよ」 ビジネスマンは彼の携帯電話を持ってうなずいた。
「ポリマス君。君はギャドティアー、つまり、小道具使いタイプのヒーローかい?」

「ええ、まあ似たようなもんです!大体は」 ポリマスは言った。
そして…この瞬間から、

フェリックスは自分自身をコスチュームの中のフェリックスと考える事を本当にやめました。

彼が…
勇気を持ってストリート強盗に向き合い、誰かを助けたという実績とアドレナリンの極限のざわめき、
そして、その事を感謝された喜びの気持ちを知って、初めて、ここに、新ヒーローが誕生した。
彼の力で。
彼はそれをやりとげました。
彼の名は、ポリマス!
 スーパーヒーロー、ポリマス!!
彼は微笑み、それから片手を軽くパチンと叩いて、
さっきのビルの屋上まで重合したポリマー紐を作りました。