彼は、緊張で、その事も忘れていました。

フェリックスが彼女の頭を振り向かせて、彼の顔と対面させ、
彼女の目と彼の目が、直面するように差し向けた時、
ママの全身は、電流が走ったように緊張していました。
彼の言葉は、ほとんど聞こえなかった。
彼の声は、極度の緊張に、ザラザラし、しゃがれた、かすれ声になっていましたから…。

「僕たちは、秘密を守るのが得意です」

ママは、顔を引き戻しました。
「駄目っ!できっこない、私たち、本物の母子じゃないかっ!」
彼女は、大声で叫んだ。

しかし、彼女の目は…
彼女の言葉と正反対の事柄を、彼に訴えていました。

思わず、立ち上がった彼女が、キッチンの腰かけ椅子から降りる時、
彼女のローブは、滑って、大きく前が開いた。
彼女のローブは…
彼女の言葉と正反対の事柄を、彼に訴えていました。

フェリックスはローブの間から、彼女の完璧な両乳房が波打たせている眺めと、
その上にある彼女のコーン型の乳首が固く尖っているのを見ることができました。
その乳首は…
彼女の言葉と正反対の事柄を、彼に訴えていました。

彼は強い意志を持って指を弾き、彼女の手首の周りにポリマー紐を、一瞬で巻きつけ、
それから、彼女を急激にグイっと空中に釣り上げて、彼の近くに引き寄せました。
そして、ママは、その一連の動きの中で飛び跳ねました……彼の腕の中へ。