彼らの下半身は永遠の鍵をかけられたように繋がっていました。
ええ、ええ、その通り、彼らはその晩、一睡もしませんでしたよ。
なんせ、スーパ―ヒーローですから。
でもね、スーパーヒーロー同志のそれは、やっぱり奇妙な光景でした。
昆虫の交尾のように一晩中、繋がっているのですから…それは、まるで、蝶かトンボのように。
***
スーザンは翌朝、右手を、いっぱい、いっぱい伸ばして…うめき声を出していました。
彼女はなんとか、寝室のサイドテーブルに置いてある電話を手に取る事に成功しました。
彼女は短縮ダイヤルを打ちました。
「あの…ファーサーさん」
彼女は、その電話に向かって言いました。
「ええ…こちら…んっん…ミス・サトー…です…」
彼女の下腹部では、彼女に隠れて、彼女の噛み付き猫ちゃんをすっかり飼いならした彼女の息子の
口がガッチリと食らいつき、大きなビラビラを舐め回し続けながら自由奔放に彼女を食べていました。
そして、よく見ると、剃り込まれた無毛の女性器のマウンドには、
真っ赤な文字で、タトゥーが彫ってありました。
それは、ハートマークの中に囲まれた MY SON ONLY。
彼女はセンチュリー高校の事務官と会話を続けようとして下唇を、キツく噛んでいました…
うめき声を出すのを必死にこらえる為に。
ファーザーズ氏は、こう答えた:
「もしもし、もしもし、どうしました? ミス・サトー、何か、困りごとが起きましたか?あー、もしもし?」