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そういう朝にもなれたある日、学校から帰ると若い母親がウチの前にたっていた。
何を聞いても答えないため、仕方なく部屋に入ろうとすると鍵が掛かってないことに気付いた。

部屋に入ると和室の方から母の艶めかしい声が聞こえてきた。呆然としていると若い母親から「ご飯食べる?」と声をかけられた。俺は無言で部屋を出て母子家庭の部屋へと向かった。

部屋を出るとき玄関に男物の靴があるのが見えた。
3人で何を話したのかは知らないが俺はこれから起こるであろうことへの興奮と胸の高まりを抑えながら若い母親についていった