2001年 4月 8日 おやじさん最終話アップ
■ お天気
はれ
いい天気。

おかげ様で「おやじさん」最終話アップしました。
考えたら、この作品、例のTさんの病気がきっかけで生まれたんでした。

病気や死という大きな出来事って恋愛...ってものをいっぺんにニュートラルな状態にして、その後にくるのは人間愛なんだ、ということをTさんは教えてくれた。それを伝えたくて「おやじさん」を描き始めたのです。
セックス描写やワタシの「どすこい」で展開したヨゴレやヘンタイな世界が皆無だったので拍子抜けした読者も多かったと思います。
描いてるワタシも、常に疑問を抱きながら日々を過ごしてました。これって読者に受け入れてもらえてんのか?って。

「おやじさん」はワタシにとっては変化球であり、でもある意味正直な自分の気持ちを表した作品でした。
最終話の11ページ目、おやじさんの笑顔、すごく自分では気に入ってます。

おそらくこういう作品は今後描くことはないと思いますが、少しでも読む人の心にひっかかってくれればうれしいです。
ぜひ最終話を読んでの感想、聞かせて下さい。

さて次回作ですが、ここだけの話9月頃まで休業した後、新作発表したいと思ってます。
今度はお得意のヘンタイな70年代テイスト復活!の予定です。

タイトルは


「巌」〜いわお〜


です。乞うご期待。

あ、ちなみにどすこい単行本ですが、今日海鳴館から紛失原稿分の出力原稿が届きましていよいよ大詰めです。
近々予約受付開始します。そちらもお見のがしなく。