○───< 総評と自由発言 >───────────────――─――─―─―─――─○
去年と比べると不作で、なんとか5枠埋まったという感は否めない。ここ数年同人エロ界で二次創作からオリジナルへの移行が進んでいることから、商業誌は同人との差別化が難しくなっているのかもしれない。
とはいえどの作家さんも実用性には申し分なく、次回作が出れば必ず購入するつもりである。
次点というか、気になった作品は以下の通り。

2月-色欲とろいめらい/姫野こもも
ハーレム系なのにNTR要素があるなど破天荒で独特なシナリオが面白い。ただ、ちょっと女の子が気持ち良さそうというより苦しそうという印象を受ける。

7月-恋色パルフェ/みなみ
手堅くまとまっていると思う。表情が硬いような気がするので、気持ちよくトロけている感じがもっと欲しい。

12月-ちーちゃん開発日記/むちゃ
こちらは逆に、表情を破壊しすぎて可愛さよりも下品さが目立つ感じ。好みの問題といわれればそれまでだが…

12月-まんなか。/清宮涼
いわゆる小悪魔ロリがあんまり好みじゃなくて…「始まりの方程式」の頃の作風でも描いてほしいなと思った次第。