まだまだ被災地では不自由な生活が続いているようですが、一日も早い復興を祈りつつ、今日から通常の日記に戻ります。
....といいつつも地震ネタはまだ当分続きますが。今朝方も揺れたよ....。
ようやくワタシの部屋も片付けはじめました。「もう来ないだろう」という予測の元の行動なんですが。
そんな中、今日ニュースで観た映像に違和感を感じたものがあった。
「音楽でボランティア」のような、そんなの。当然音楽だけやりに来たワケではないだろうとは思うが、「すさんだ心に俺の歌声で心のケア」みたいな。
阪神大震災の時も多くのミュージシャンがチャリティーや慰問を行っていたけど、ちょっとまだ早いと思う。正直まだそんな状況じゃないだろと思うがなあ。つうのは、ワタシの音楽仲間の多くもこの地震で今避難生活を強いられている人がたくさんいるのだ。
彼らだって音楽やりたくてやりたくてしようがないはず、でもできるような状況じゃないし、生きるのに精一杯なのだ。「被災地で音楽」ならいの一番にやりたいのは彼らのはずだ。
確かにプロアマ問わず音楽やってる者なら「音楽で何かの力に」と思うのはごく自然な流れだと思う。
でも、まだ早い。まずは地元の音楽家をはじめ、被災者が少しでも立ち直って(立ち直ろうという気持ちになって)からだろう。もし今現在、単に「音楽で何かの力に」と軽々しくギター一本もって被災地に乗り込むのであれば、それは自己満足以外の何者でもないと思う。
たとえて言うなら「相田みつを」のスタイルだけ真似て路上で「言われなくてもごもっとも」な詩を、ヘッタクソな筆文字で書き並べている自称詩人というか。
地元で音楽やっていて、しかも何度もセッションした仲間が被災しているワタシだって音楽イベントでも興してなんかやりたい位の気持ちはある。でもまだ時期尚早だ。
デリケートな問題だけに、そういったことは時期を見極める必要があるだろう。
あとほんと〜〜〜にむかつくのは東京から来たボランティアがスーパーに盗みに入ったとか、被災者相手にオレオレ詐欺みたいな輩がいるとか。地獄へ堕ちろ。