女性同性愛者のサロンのようなものを作っていたと伝承される古代ギリシャのレスボス島に由来する。
・百合: 1970年代男性同性愛雑誌「薔薇族」の編集長が、当時他の媒体がなくこの雑誌を
頼って投稿などしていた女性同性愛者たちを、薔薇族に対して「百合族」「百合」と
命名したのがはじまり。
・1983年にっかつロマンポルノ「セーラー服 百合族」のヒットにより、同性愛者たちの隠語が
世間一般にも有名な言葉になる。ただしポルノ用語としてのイメージが強くなる。
・2000年頃少女とオタクの間で少女小説「マリア様がみてる。」が大ヒットする。
オタク界での大きな「百合」ブーム。上記の正式な経緯にまったく無知だったこの頃の
「マリみて」ファンやそういったジャンル好きのオタクたちが
「性行為が無いきれいな女性同性愛創作が『百合』。性行為が出る汚いのが『レズ』」
といった風潮というか 誤 解 を広める。
いまの「百合」ってそもそもがこういう誤解、ミーム汚染で流行った言葉だからなぁ
(とくに正式な定義もないまま、オタ達の間のふんわりした「雰囲気」の中で……)
それなのに「正しい百合!」「純粋な百合!」だのを暑苦しく押しつけて来るオタを見ると
俺らレズエロ漫画好きが避けるのは(むしろ消えて欲しいと思うのは)この辺が理由
「そもそもが誤解」っていうのと、「もともと現実の同性愛者(当然Hも普通にする人が多い)を
指していた用語としてできた言葉」ってのは抑えておきたいです