鱈場「あ、でも岩とか吊るしたりしてるじゃん。ギャグ漫画の描写をそのまま劇画に持ち込んでるってのは不条理そのものなんだけど、不思議と違和感ないんだよ。
   大吾ならそれもアリか、みたいな。変に納得しちゃうという。」
KUMA「荒唐無稽なものが好きなんだよ。こんなのアリ?とか。んなわけねーだろみたいな。
    大体切腹したり刀で体貫通させたら普通は死ぬだろうし、一度も風呂に入ったことがないなんて考えられない。でもやっちゃう。僕の妄想の中での出来事だから何でもオッケーみたいな。」
鱈場「やっぱりさ、こう言っちゃ何だけど、話のつじつまが合わなかったり、時代はいつなんだよみたいなところで、ある意味凄いファンタジーじゃない。
   貴方の妄想と空想の中で物語が始まって、完結してる。一個の宇宙だ(笑)。」
KUMA「子供の頃のイケナイ妄想をそのままずっと維持していて、まさにその頃は僕だけしか知らない秘め事だったわけ。
    それがサムソンって雑誌に出会って「あ、こういうのも提示できそうな場ってあるんだ」って。」