>>225
そうだよな。女は誰かが見つけてくれるかもという望みを持てるし、
何より男も早くことを済ませて立ち去らないと、と思うはず。
そういう点では、吹雪で閉ざされた山小屋で女の子を徹底的に辱しめる「濡れたザイル」は抜ける。
あの縛りといい、あの責めは秀逸だった。

ちょっとはずれるが、飯干晃一の生贄IIに収録されている話で、
父親を亡くし母子家庭で育った弟想いの19歳の OL が中学生の弟とハイキングに出かけて、山中で弟の目の前で乱暴されるって話がある。
「助けてください」と哀願するも、強姦犯 X (作中)に聞き入れられるわけもなく。
「お願い。弟から見えないところに行って」(弟は木に縛り付けられている)という最後の哀願も無視され、
押し倒されると着ているものをすべて剥ぎ取られちゃう。白昼のまぶしい全裸。
姉は乱暴なことをされていることよりも弟にすべてみられていることに絶望を感じ、激しく泣く。そのまま X に犯されて、白日のもと
、草いきれの中で姉はされるがまま容赦なく蹂躙尽くされる・・・。

これを読んで山にハイキングって男でも一人じゃ危険だなと思ったほど。
実際にあった強姦事件で、類似の事件も複数件報告されているんだが犯人はわからずじまい。
いまなら防犯カメラ、DNA鑑定で検挙できたかもしれないが。

あっさりして短いけど、なかなか臨場感のある描写でこれは抜けたな。
他にも飯干晃一のシリーズは読んだがこれが一番よかった。
しばらくは山に行ったときは、可愛い女の子が乱暴されかけているところを助けて
後日その女の子を美味しく頂く、という妄想を夢見たもんだが、実際遭遇できたのは熊ぐらいだったwww