>
・静謐不動の峰々
だが、その後の帝位継承で帝国が大いに揉めたことは知っている者も多かろう。三代目……現皇帝のフェロルト帝は初代と二代目の方針を踏襲しなかった。シュピアゼイク家を帝位継承の後ろ盾として頼りにしたのだ、当然であろう。シュピアゼイク家が旧ヴォイストラ派を表立って率い出したのもこのあたり、実質的にはヴォイストラ王国が帝国内に甦ったようなものだ

・婚姻外交
現皇帝であるフェロルト帝には子がいるが、全て男児であり、皇女は存在しないのである。

 帝国内の取りまとめもできず、求心力も決断力もなく、子は男児ばかり。良いところがひとつも見当たらない皇帝である
>
ボンクラ皇帝がのっとられたカンジだからか?