面白い作品って読んでいて最初から映像が思い浮かぶんだよな
主人公の描写するにしてもだいたい最低限で済ませてまずは流れを見せる
主人公内面描写で感情移入なんて最初からさせようってのが間違い
読んでる途中で主人公の選択・反応を読者に見せることで自然にさせるもん
また強調すべき文章とそうでない削るべき描写の区別がしっかりついていて
読者として自分が読んだ時にその文章で読み手を引きこめるかどうかのテンポを感覚的に理解してる
このセンスがないとどこを書いてどこを削れば映像が流れるかが分からず
文章はうまいけど全体的にのっぺりした一本調子の「なんか面白みがねえな」って文章になる
エロも同じことが言える
エロい文章って、リビドーのまま書いている感覚派が多数だけど、
一部の奴はどうすれば自分や大多数のターゲット層が抜けるか分かってる
それが分からないと描写の足し引きや勢いの緩急が分からずのっぺり抜けない文章になる