「おぬしだけでは不安なので、3人お供をつけよう」
達磨、坊主、鬼熊の3人が青年の仲間になりました。
3人とも巌のような立派な体躯です。でも大吾にとってはどれもいっしょのように思えました。中でも数珠をして必死に自己あぴーるをしている坊主は一際彼の目に哀れに映りました。