そんな日々が過ぎたある日の事だった
その日は日曜日で二人ともお休みで家で過ごしていた日の事だった
母の様子が少し変なことに気付いた加奈は怪訝に思った
何か母がいつもよりよそよそしいのだ
何をしてても喋りかけても母の返事がいつもより非常にそっけないのだ
加奈はそんな母に問いかけた
今日のお母さん なんか変
そう
うんいつもとぜんぜん違う
そんな事ないわ?いつもの通りよ?
いや?なんか変よ?
加奈がそう訴えても母は話を聞こうとしなかった
どうしたの?なんかおかしいよ?
いつものお母さんとぜんぜん違うもん
何か私 お母さんに変なことした?
そんなことないわよ?加奈ちゃんは何もしてないわ?
明らかに違う母の態度に 加奈は問い詰めても母は答えてくれないので自分の部屋へと籠った
そしてしばらくして ドアを叩く音がした ようやく母から近寄ってきたのだ