しばらくして母の妹の千佳おばさんが子供のゆうきを連れてやってきた
母は元気よく千佳おばさん達を迎え入れた
加奈ちゃん元気してた?
もちろん すごく楽しみにしてたのよ?
なにが?
千佳おばさん達が来る事よ
えっ?だって良くくるじゃない いつもと一緒よ?
へへ 違うの 
千佳おばさんは何かテンションが上がっている加奈を見て不思議な顔をして母を見た
母もなぜそんな加奈が嬉しそうなのか全く分からなかった
それは当たり前で 加奈は計画している事を母には打ち明けておらず 自分だけで心を弾ませているだけだった
しかしこの後 母の百合には想像もつかないほどの事が待っていた
ひとしきり母と千佳は喋った後 ご飯を皆で食べてそろそろ夜を迎えていた
母は千佳おばさんにお風呂に入るよう促した
そこで加奈は急に割り込んだ
ゆうきちゃん 今日は私のお母さんと入りなよ
急な申し出に千佳おばさんはきょとんとした顔で母を見た
だってお母さん たまには子供の世話をしたいって言ってたもん
私ももう大きくなっちゃったからゆうきちゃんみたいな子供の世話をしたいって?
千佳おばさんは加奈の話を聞いて 
そんな事だったらいつでも言ってよ 私もたまには一人で入りたいわ?
でしょ?だったらお母さん 今日はゆうきちゃんとお風呂入ったら?
母はそんな事を言った覚えがないが加奈の命令と思い 素直に従った