今までのしあわせ、ピアス、家族を偽物と決めつけ、耳、乳首に本物のピアスを卍手ずから付けてもらい、痛みへの労りもかけてもらった。
また今まで家族と思っていた夫や息子からは冷たくあしらわれている。
偽物の家族であったと唯子さんも悟ったのではないか?
優しいと感じる卍の労りと、毎日自分の名前を呼んでくれる聖満。
どちらに靡くかは決まったようなもの。