処女喪失23日目 7月19日(日)
【羽生のマンションを訪れ智実の調教状況を報告する長沼】
その日、長沼は何日ぶりかで羽生のマンションを訪れた。
このところ連日、自分のアジトで藤平智実を調教するのに忙しく、なかなか時間がつくれなかったのだ。 
羽生「どうです、智実の調教は順調に進んでますか」 
長沼「ああ、ばっちりよ。あのお転婆が見違えるくらい女っぽくなった。あんまり何もかもうまくいきすぎて気味が悪いくらいだ」

処女喪失83日目 9月19日(土)
【担任教師の瑠璃子を陥れる罠に協力した智実】
智実「…………」 
智実は淫らに上気した顔を起こし、トロンとした眼差しでマジックミラーに映る瑠璃子たちを見た。
唇のまわりは自らのつむいだ唾液でベトベトだ。 
担任の瑠璃子先生が、両手で胸をモミモミされて羞恥に悶える姿を見ても、さほどの感慨は湧かなかった。
またも自分と同じような哀れな性奴が生まれるのだと思った。
女の運命などはかないものだ。どれほど知性や教養を身につけ、どれほど優しく美しい心を持ち合わせていても、この淫鬼たちにひとたび狙われたらすべておしまいなのだから。
卑劣な罠にとらわれた日から果てしない凌辱がつづけられ、やがては今の自分と同じく奴隷奉仕することに歓びすら感じる女に堕ちてしまう。