画面では、逆に雄一が赤いパンティを自分の鼻に押し当て、
 母の香りをむさぼっていた。
『さあ、雄一、そろそろ許してあげる。
 そのパンティをおち×ちんに巻き付けてみなさい。
 ふふっ、興奮するでしょ?
 さっきまでママのおま×こに触れていたものが、
 雄一のおち×ちんに触れているのよ。間接キスみたいじゃない?』
 多佳子は、まだ湿り気の残っている昨日のパンティを脚の間に差し込んだ。
 雄一の精液の痕跡と自分の秘唇を密着させながらクリトリスをいじるのが、
 多佳子にとって、もっとも興奮できるオナニーの方法であった。
『ママのパンティ、すべすべしていて、すごい気持ちいいよ』
 画面の雄一は、ちょうど股布が亀頭のところに来るようにして、
 自分の肉茎を母のパンティに包んでいる。
 この後、ほんの数分で雄一は果ててしまう。
 それに合わせて自分もイケれば最高だ。
 多佳子は中指を使って、
 パンティ越しに自分のクリトリスを乱暴に嬲りはじめた。
(イケるわ、雄一、ママも雄一といっしょにイケる!)

  ― チリーン ―

 店のドアにつけているベルが鳴った。
 誰か入ってきたのである。