両津「なに?サイン会だと?」
本田「そぅですよぉ〜せんぱぁ〜い。今一番ナウい恋愛漫画なんですよぉ〜」
両津「なんだこりゃ、元プロレスラーが相方をプロレス技であの世に送って交通事故で記憶喪失だぁ?まるで70年代の少女漫画みたいじゃないか……」
中川「今Pink板で話題のKumagoro先生ですよね?画力が凄くて夢中で読み漁る人が多いみたいですよ?」
両津「画力ったってこいつら全員顔が同じじゃないか??ストーリーだって何が伝えたいのかさっぱりわからんぞ」
本田「そんなこと言わずに一緒にサイン会行ってくださいよぉ〜せんぱぁ〜い」
両津「なんでワシがこんな糞漫画家のサインなど貰わなきゃならんのだ!!だいたいこんな糞みたいな漫画を描いているやつは部長みたいにもれなく性格も糞だぞ!!」
部長「朝から元気がいいね両津くん」
両津「げっ!!部長!!」
部長「そんなに糞が好きなら野壺にでも浸かって頭をリフレッシュしてきたらどうだ?頭まで浸かって10分くらいじっとしていれば少しは脳みそが活性化するんじゃないのか?」ギュウウウ
両津「やめてください部長!!かわいい部下が破傷風にでもなったらどうするんですか!!」
部長「少しはしっかりせんかッ!!」
両津(お前が非番のくせにプラプラ派出所に来るからだぞバカ)
本田(だってえ、1人で行くの怖いじゃないですかぁ〜)うるる
両津(わかったわかった、後で行ってやるからちょっと待ってろ)
両津「部長!先ほどの説教で私(わたくし)は『本当の正義』に目覚めました!つきましては世に蔓延るドムみたいな女子高生や考えの狭い人を豚箱にぶち込むためにパトロールに行ってまいります」
部長「うむいい心がけだ、がんばれよ」
両津(へへ、部長なんてチョロいチョロい)
中川「行かせちゃっていいんですか部長」
部長「大丈夫だ。ヤツは今度鬼の山部屋派出所の転勤が決まっておる。もう悪魔がこの派出所から去るのも時間の問題だよ。」
麗子「ええっ、あんな山奥に?」
部長「思えば苦節15年、あのDamon policeに苦しめられて来たが、今この派出所はあの喧騒が嘘のように静まり返っていた…だがあの男は確かにこの派出所で生きたのだ…中川、麗子、ヤツを忍んで宴の準備をしよう」
中川(メチャクチャ嬉しそうだ…)