本田「うおおおおおお!!!」
両津「おい本田!!こんなにかっ飛ばしてどこまで行くんだ!!もう東京から出てしまったぞ!!」
本田「サイン会は新潟のKumagoro宅でやるんだ!!!このまま米所まで突っ走るぜ!!!」
両津「新潟だと!!聞いとらんぞぎええええええ!!!」ギューン
本田「着きましたぁ〜」ふにゃ
両津「やれやれあんな軟弱なマンガ読んでたヤツと同一人物とは思えん」
???「やあ皆さんよくお越しいただきました」
本田「きゃっ、Kuma先生」
両津「思った通りのデブだな」
Kuma ピク
Kuma「ハハハ、おまわりさんたちどうも。何かご用ですか?」
本田「あの……ぼく「おやじさん」のファンで…」
Kuma「ああ、ありがと。でもアレは私にとっては失敗作なんだけどネ……」
両津「その通り、まっっったく面白くなかったぞ」
Kuma ピクピク
両津「それにしてもサイン会だと言うのに誰も来とらんな、悲しいですね。これがあなたの作品の価値だと言うことです」
Kuma ピクピクピク
本田「せぇんぱぁい!何もそんな事言わなくてもいいじゃないですかぁ」
両津「つまらんものにつまらんと言って何が悪い!!あ、オッさんさっさとコイツにサインしてやってくれ」
Kuma「んがー!!」ガンッ!
両津「痛てッ!!何しやがるこのドム野郎!!」
Kuma「ああごめんなさいネ、つい買い物カートがアナタの後頭部に「ガンッ!!」ってなっちゃって」
両津「なんでそんな所にカートがあるんだ!」
Kuma「手前味噌になっちゃうケド私の作品の中で一番印象に残ってるのは「男どすこい!」かな……」
両津「いきなり語りだしたぞ、危ないヤツだ」
Kuma「そこのキミ!!私の作品で一番好きな著書とキャラは!?」くわっ
本田「お、おやじさんくらいしか読んでませぇ〜ん好きなキャラは豪先生ですぅ」
Kuma「はぁ…いるんだヨネ……ファンを自称しておきながら一部の作品しか見ていないミーハーな人たちがサ……私は別に歓迎するけど、作者としては全部に目を通して欲しいよねエ……はぁ……なかなか手に入りづらいのはわかるんだケドさ……」