両津「それにしても鬼の山の連中は不潔な集団だと聞いてはいたが鼻が曲がるぜ……」
大吾「へへ、猛烈にくせえだろ…で、おっさんは何なんじゃい?」
両津「警官も知らんのか?」
大吾「ケイカンってなんじゃい?」
両津「図体だけで中身は子供そのものじゃないか、お前らコイツの教育はどうなっとるんだ?」
大吾「へへ…そんなに驚くようなこっちゃねえよ……」
親方「がははははっ!!よーし野郎ども宴の準備をしろいっ!」
両津「お、酒にちゃんこか……そういや山に来てから何も食ってねえな」
達磨「チキンにクリスマスケーキもあるぜ、お巡りさんも食ってきなよ…」
両津「お前ら一体どこからこれを調達して来たんだ?まあいいや、いただきまーす」
鬼熊「それにしても今日はめでてえや」
親方「うむ、大吾の修行も終わったし、1人強力な助っ人も来たしの」
両津「ん?助っ人!?冗談じゃない!!ワシはただ査察に来ただけだ!!」
親方「野郎ども腹ぁ括れッ!!今から明神会に殴り込みじゃっ!!」
両津「殴り込みィ!?貴様らやはりテロ集団だったのかそこに直れ!」カチャ
大吾「たっ、頼む両津さんッ!!俺ぁどんな事があっても親父の仇ィ取らなきゃいけねえんだ!!どうしてもって言うなら腹ぁ掻っ捌きます!!…チンポも…」
両津「死ぬなら勝手に死ね!!ワシを巻き込むんじゃない!!」
親方「おめえら今から熱くなるな…その気持ちは明日まで取っておけや…それよりも たっぷりと最後の夜を楽しもうじゃねえか…
ほれ…ッヤリ狂おうぜ…」
達磨「く…熊…ッ」
鬼熊「ん……んっ……」

明神会突入前夜…
残り少ない最後の時間を愛おしむかのように…
獣たちの狂宴が始まった…
両津「なんだこの気持ち悪いモノローグは!?ぬお!逃げられん!!」
大吾「へへ…忘れられなくなるぜ…」
両津「やめろ!!ワシはホモじゃない!!」