0402名無しさん@ピンキー2020/09/06(日) 19:29:51.26ID:0w142vgc その昔、弱小貴族の三男であったジンカーエン帝は、両親から一振りの剣だけを与えられて家から放逐された。己の境遇に腹を立てた彼は、怒りのあまり力任せにその剣を放り投げてしまう。すると投げた角度が良かったのか、剣の刀身は見事に大地を貫き、直立したのだ。 それを見たジンカーエン帝は考えた。剣は何かを斬るために作られた。こうして投げ捨てられようとも己が本分を全うしてその身を立てている。ならば主祖の身に生まれた自分はどうだ。この剣のように自分の本分を見つけ出し全うすることができれば、身を立てることができるのではないか。 こうして、彼はそのまま腐ってしまうことなく己が志を信じて突き進み、ついには大陸西部の覇者となったのだ。 ↑ どこからがカシアばーちゃんの創作なのか? 放逐自体がウソで勝手に出て行ったならば