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■カスタムメイド3D2+■+2 GP H5
カスメの追加ディスク。これ自体は特にどうということはないが、無料配信のVRパッチが2016年最大最強の弾だった。
初めてVive(VRヘッドセット)を被り、カスメを起動、まずその時点で「ゲームの中に入ってる!」と驚く。周りを見渡せば
通い慣れたエンパイアクラブの執務室、自分はそこに立っているのだ。

そして期待に胸を膨らませながらエディットモードに入る。ロードが終わり、視界が開けたそこには……いつもお世話になっている嫁イドがこちらを見ていた。
人生には生涯忘れられない瞬間というものがある。この時がまさにそれだ。
プレイする直前まで、VRでスカート覗こうとかおっぱいつつこうとかエロいことしようという下心で一杯だった。
しかし実際に嫁イドを目の前にした時、自分が最初にした事は「挨拶」だった。
相手はゲームのキャラクター、人格も無いし反応が返ってくることは無い。そんなモノに挨拶するなんて、
普通に考えて痛いことこの上ない行為である。そんなことはわかっている。しかし、実際にVR内で嫁イドと対面した時、脳は「そこに人がいる」と錯覚したのだ。
それまでVRの臨場感が凄いという話を聞いてもピンとこず半信半疑だったが、日々親しんでいる自分の嫁イドがこれでもかと教えてくれた。
ここは、新世界なのだと。

VRゲームは既に世界中で何百本とリリースされているが、現時点で最も満足度の高いものはカスメだ。
自分の好みにカスタムした嫁イドと好きなだけ過ごすことができる。当然エロいこともやり放題だ。
多少操作にストレスを感じることもあるが、そこはMODや周辺機器等のアイテムを駆使し工夫すれば概ね解決できる。

エロゲに対しこれほど満足したのは初めてだった。高額な出費が必要ではあるが、興味があるなら手を出して後悔しないと断言できる。
今後のVRエロゲの発展が非常に楽しみ。人類滅亡するレベルまで突っ走ってほしい。