エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart27 [無断転載禁止]©bbspink.com
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とにかくいろんな諸事情により知りたいエロゲのストーリーを教えてもらうスレです。
スレッドの性質上、確実にネタバレがありますので注意してください。
発売して半年以内の新作について語る際は、名前欄にタイトルと新作ネタバレ用の共有トリップである
#新作ネタ
………をつけてください。
◆l1l6Ur354A をあぼーん設定するとある程度新作のネタバレを防げるかもしれません。
またリクエストの際は、正確なタイトルとメーカー・ブランド名を附記してもらえると助かります。
その他諸注意は>>2をご覧ください。
まずはじめに、まとめwikiで既出かどうか調べてからリクエストしてください。
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめwiki Ver.2.0
http://wiki.livedoor.jp/esosmw658/d/
規制中の方には、↓が用意されております。
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレ規制用
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/49670/1261317516/
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前スレ
■エロゲのストーリーを教えてもらうスレpart26
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1479605520/ →光理√
そんな光理の提案を受け入れる事にした久司朗、それから光理と恋人の様に過ごす。
そして久司朗は男性として光理に告白をちゃんとする、しかし限界は近づいていた。
光理とも繋がるが、再び世界崩壊の危機、しかも久司朗とは関係無く。
急ぎ学園で皆と合流、そしてサリーから女神の残滓、悪霊が原因ではないかと聞く。
その本体である球体をどうにかする事に、しかし意思の塊の球体相手に手が出せない。
思い付いた方法は1つ、誰かが球体を取り込み、どうにかするという事。
だがそれは誰かを犠牲にする方法だ、しかしメフィストが自分が取り込むと言う。
フィアナからアナの欠片を取り出し、聖女となったメフィストは球体を取り込むのだった。
久司朗は止めようとしたが、メフィストは自分ではなく光理に手を伸ばす様に言った。
気が付くと世界は元に戻っていた、そして久司朗もこの世界に残れる様になっていた。
メフィストのお陰だと思いつつ、久司朗は妊娠した光理と共に未来に向かっていくのだった。 →メフィスト√
メフィストの事が頭を過る、しかし当のメフィストから受け入れてあげるべきだと言われる。
それから光理と恋人の様に過ごす、が光理にメフィストへの想いを語らされる。
全てを理解した光理はメフィストの元に向かう様に言い、光理との関係が終わった。
そして世界の危機、球体をメフィストが取り込もうとする(光理√参照
しかし久司朗は共に向かう事にする、そして光理との再会を約束して球体へと。
気がつくと『悪魔図書館』にいた、メフィストは自分と久司朗が何かを始める場所だからと。
そしてメフィストと共に崩壊したという世界を再生していく、まるで女神の様に。
女神の意志の一部である球体と接触したお陰で出来る様になったらしい。
そしてメフィストへの想いを告げつつ、2人で元の世界に戻る為に世界を再生していく。
その途中、消えかけの女神と再会、久司朗は最後に女神への感謝を述べる。
お陰で皆と会えた事、メフィストと再会できた事、そして女神は消えていった。
そして世界の再生は無事に終了、そしてメフィストと愛し合い、元の世界へと戻る。
『世界跳躍』、『時空航行』の進化系で、肉体を伴った並行世界の跳躍によって。
そうして元の世界に無事に辿り着いたメフィスト、しかし傍に久司朗はいなかった。
しかし久司朗は時間はかかったが帰って来た、メフィストに会う為に、そして2人は再会する。 ◎登場人物紹介&短縮版
・三枝 和樹:3年ぶりに地元に戻って来た家事ができる青年、基本的にスケベな馬鹿
⇒離れる前の知り合いの関係から色々な少女と仲を深めていく
・園原 碧里:妹、紅の友人の体育会系少女、けっこうバカ
⇒碧里と付き合う事になり、碧里が弟の関係を修復するがその過程で碧里が怪我したり、
紅が和樹の事を好きになるも碧里と和樹が付き合ってると知ったりする。
最後は紅が和樹と碧里に自分が大丈夫な事を伝える為に頑張り、2人は紅の健闘を称える。
・蒼木 夏芽:姉、メグの友人の真面目な先輩、自分の恋愛に関してはヘタレな性格
⇒メグが原因で夏芽が和樹を意識して結果として付き合う事になるも秘密にする事に。
それが面白くないメグと少し不仲になるも夏芽が想いをぶつけて仲直り。
実はメグは最初から全部知っている事を知って夏芽は最後に絶叫するが。
・寿 りさ:今作の顔芸枠、普段はかなりヤバい奴にしか見えないが√はヒロインしている
⇒誤解から付き合う事になったけど一緒にいて面白いし意外と可愛いのでオッケー
伯父の俊彦と阿知華の少し拗れた仲もついでに直したりしたり。
・玉森 桜:幼馴染、千乃の親友の学園のアイドル的存在、千乃の好きっぷりは誤解を産む程
⇒軽い男性不信の桜だったが共に行動し千乃の言葉もあり付き合う事に。
千乃とは一度はギクシャクするも、最後はずっと仲良し3人組になるのだった。 ◎共通
父の単身赴任の付き添いから3年、単身赴任が終わり地元に戻る事になった三枝和樹(和樹)。
途中、伯父の羽田野俊彦(俊彦)の娘、羽田野阿知華(阿知華)と再会する。
そして阿知華を慕う寿りさ(りさ)とも顔見知りに、その後自宅に向かう事に。
自宅で母の三枝さちこ(さちこ)、妹の三枝紅(紅)、姉の三枝メグ(メグ)とも再会。
翌日には新しい学園に向かう途中で幼馴染の五味淵千乃(千乃)と再会する。
そして千乃の友人である玉森桜(桜)、さらに昔の知り合いの蒼木恭次郎(恭次郎)と再会。
小学校以来の恭次郎だが和樹が地元を離れていた事を知っていたが理由は教えてくれない。
その理由を聞く為に恭次郎の家に、どうも最近親が再婚して姉が出来たらしい。
しかも留守なので部屋に侵入する事に、しかし途中で帰宅、しかもメグも一緒だった。
メグと恭次郎の姉は友人でそれが和樹の事情を知れた理由だった、ともかく部屋から脱出。
しかしメグにはバレ、恭次郎の姉には落とした生徒手帳を拾われてしまう。
翌日、紅の友達が家に遊びに来る、和樹は家を出とく様に言われてたが寝坊して失敗。
そして部屋にいる様に紅に言われるが、紅の部屋から喧嘩声が聞こえて心配して出る。
そこにいたのは帰省した日、電車でよだれをたらされた少女、園原碧里(碧里)だった。
碧里も目の前に人物がよだれを垂らした相手と思い出し、三枝家から飛び出していく。
しかし週明け、碧里は紅に和樹を紹介しれくれる様頼む、理由は謝りたいからと。
だが何かあると考えた紅、デレる和樹など自分の兄ではないと碧里の動きを操作する事に。
一方で和樹は千乃と桜と帰る事に、その途中校門で美人の上級生に声を掛けられる。
怒られると思った3人は逃走、しかし翌日の登校中に誰かを探している上級生を発見。
自分達を探していると思った和樹達は回避する事に、その日の放課後に恭次郎に呼ばれる。
恭次郎について行くとそこは学園のプール、そこで上級生と再会、何か謝る恭次郎。
その上級生こそ恭次郎の姉の蒼木夏芽(夏芽)だった、そして生徒手帳を和樹に渡す。 夏芽が気づいていると察した和樹、結局夏芽の部活が終わるまで正座させられる事に。
解放される直前、夏芽に弟をよろしくと言われて、本当は優しい人だと思う和樹。
その週の土曜、紅の頼みで紅と碧里、それにメグと一緒に出掛ける事になった和樹。
碧里は和樹を紹介してもらうつもりだったが、紅の目的は和樹と碧里の関係の破局だった。
羽田野家が経営するカフェに寄るとりさが乱入し色々と大変な目に合う。
阿知華のお陰でりさは退場したがこのままではいけないと思った和樹は行動。
碧里と共に紅とメグから離れる、そして2人っきりになった所で出会った時の事を話す。
そして何だかんだ仲良くなる、代わりに帰宅後に紅とメグから問い詰められるのだった。
とある休日、羽田野家と花見をする事に、しかし場所取りに遅れ場所が見つからない。
しかし今回の花見の事を盗み聞きしていたりさが場所取りをしてくれていた。
という事でりさも花見に参加、何だかんだりさはいると楽しい存在だと思う和樹。
ある日メグから土曜日を空けておく様に言われ、その直後に夏芽からの電話が。
夏芽からデートの誘いかと思い土曜日、実際は水泳部のプール清掃の手伝いで落ち込む和樹。
とはいえ水泳部の碧里やメグに騙されたという紅、それに恭次郎とも清掃を頑張る。
そして中間テストの時期が近づく、和樹と恭次郎はテストの合計点で競う事に。
勝った方が命令できる、それに千乃と桜も参加する事になったので努力する事に。
土曜日、メグと紅が夏芽と勉強すると知って土下座して参加させてもらう和樹。
夏芽もプール清掃の手伝いのお礼に許可してくれる、という事で4人で勉強会。
お陰で夏芽と仲良くなり年相応の一面を知ったりするも、勉強はメグの弄りで捗らなかった。
テストの結果は桜、千乃、和樹、恭次郎の順で、桜と千乃は何やら考えがあるらしい。
そんな時に創立祭、つまり文化祭が近い事を知る和樹、その実行委員決めに。
和樹のクラスは千乃とテスト勝負の命令で和樹がやる事に、そして放課後にその会議が。
桜も別のクラスで実行委員になっており、和樹に創立祭を楽しむ為に考えた事らしかった。 という事で3人で実行委員を頑張る事に、何だかんだで桜ともそれなりに仲良くなる。
そして創立祭当日、特に誰とも約束していなかった和樹は一緒に回る誰かを探す事に。
◎碧里√
1年の出し物を覗こうとした途中で紅と会い一緒に回る事に、どうも碧里の元に向かうらしい。
途中で夏芽に会い、水泳部の出し物をしている碧里の手伝いを任されたので手伝う事になった。
ある日、紅の悪戯で早起きした和樹が登校すると朝練に向かう碧里と出会う。
ちょっとHなハプニングもあったので翌日は自分で早起きする事に、それを怪しむ紅。
その日は3人で登校する事に、その翌日に紅から泳ぎの練習に付き合わされる和樹。
しかし泳げないのに紅にプールに落とされたのでその日は手伝いはやめる事にする。
紅は何故和樹が泳げないか覚えてなかったが碧里と泳ぎの練習していると思い出す。
昔泳げない紅に付き合っている内に和樹も泳げなくなった事を。
それからも碧里と登校し、紅と泳ぎの練習中に水泳部で碧里の姿が見えない事に気付く。
それに気付いた夏芽から朝練に遅れているから外で走っている事を聞く和樹。
その翌日の登校中、和樹は誰かが朝練に遅刻しない様に電車を1本早める事を碧里に言う。
それを聞いた碧里も自分も1本早めるといい、その日は会話は無かったが悪くはなかった。
和樹は碧里が好きだと思うが、恭次郎から碧里に彼氏がいるという噂があると聞き落ち込む。
その帰り、喧嘩の強い少年と、その少年と話す碧里の姿を見て嫉妬する和樹。
翌日、気になった和樹が碧里にそれとなく事情を聞くと弟である事が判明して喜ぶ。
その日の放課後、碧里と良い雰囲気になるが碧里の走りに付き合いボロボロになる和樹。
そのせいで碧里との電車に乗り遅れ、碧里との関係が少し気まずくなる。
その翌日は碧里との電車に遅れ無かったが碧里はおらずに落ち込む和樹。
しかし放課後、泳ぎの練習をする紅を見て、自分も頑張ろうと急いで碧里を追う事に。 何とか電車で追いつく和樹、そして告白するがちょうど碧里はホームから降りてドアが閉まる。
次の駅に付き次第急いで碧里の降りる駅へ走る和樹、そこには碧里が待っていた。
和樹が何か言おうとしているのを聞く為に待っていた、そう言う碧里に和樹は再度告白。
実は碧里も和樹が電車に乗り遅れた日に告白するつもりだった、そして2人は恋人になる。
翌日、メグから和樹は恋しているとしても紅には秘密にする様に言われる。
曰くお兄ちゃん子だから、碧里に相談するとメグに同意、なので秘密にする事にする。
ある日和樹とキスをした碧里は紅とキスに関して話す、それからキスを意識する紅。
そして寝ている和樹にキスをしてしまう、しかもドキドキした紅はそれとなくメグに聞く。
メグは好きだからと言うも否定する紅、そんなある日碧里が三枝家にやって来る。
和樹以外は外出中という事で流れでH、その翌日に碧里が大会のメンバーに選ばれる。
それから数日後、碧里から紅が誰かに恋していると聞く和樹は驚くも応援しようと思う。
ある日、和樹がデートすると知った紅は体調が悪いと嘘をついて和樹を引き留めてしまう。
そしてついに紅は和樹に想いを伝えようと名前は書かず手紙で呼び出す事に。
その事を知った碧里が紅の好きな人を聞くと、紅は碧里が言ったら言うという。
なので和樹と付き合っている事を明かす、それを聞いた紅は手紙の場所に行かなかった。
紅はその日から羽田野家でお世話になると言って家を出る、気になった和樹は羽田野家へ。
しかし紅は独り立ちしたいからもう来ないでくれと言い、落ち込む和樹。
帰宅後、さちこから紅の着替えを持って行ってと言われて仕方なく紅の部屋に入る。
そこで和樹がいない間に紅が書いた和樹宛ての手紙を見つけてついつい読んでしまう。
内容は普通であったが、その手紙の字が先日の呼び出しの字と同じであると気づく。
もしかして紅は自分を、そう思う和樹だったが手紙の主は来なかったからと胸に秘める事に。
ある日、紅が失恋したと思っている碧里は、紅の独り立ちを頑張っていると思う。
なので自分も頑張ると和樹を連れて弟の園原万里(万里)の元へ向かう。 家を出て学校も休んでいる万里を連れ戻そうとする碧里、しかし万里は碧里達を帰す。
そこに万里を知っているという不良達が万里に声を掛けてくる。
和樹が気に入らないが傷つけると碧里に嫌われるという万里に不良達は羽田野家のカフェへ。
そこで難癖をつけて紅に土下座させようとするが店を遠くから覗いていた和樹が現れる。
近くで見ていると紅に怒られるから遠くで見ていた、そして万里に直接来る様に言う。
万里は和樹に殴る、その直後に店に碧里が現れる、そこで自分の想いをぶちまける万里。
ボクシングをしていたが怪我で止め、それでも心配してくれる碧里を盗られたと。
その言葉に碧里は怒る、心配してたしボクシングもリハビリすればまたやれるのにと。
ともかく碧里と万里も仲直り、しかし店に入る為に不良を倒した碧里は手を怪我していた。
和樹は夏芽に伝えるべきと言うが、碧里は万里が責任を感じるから黙って欲しいと。
夏芽も気づくが碧里の想いに止める事をやめる、そして大会の当日になった。
和樹は碧里に頼まれて万里を連れて来る、そして碧里の出番になった。
それを見ていた万里も碧里の怪我に気付く、そして何故止めなかったのだと聞く。
和樹は止められなかった、万里、それに親友の紅の為に頑張るという碧里の事を。
そこに紅が来て碧里を応援、万里も応援、そして碧里は大会レコードで優勝する。
そしてインタビューで碧里は勝利を好きな人、それに親友に捧げたいと。
和樹は碧里は紅の好きな人に気付いているのではと思う、万里は落ち込んでいた。
数日後、碧里はオーバーワークと不良を倒した時の怪我で骨折と判断、
大会にも出た為に復帰が出来るかは分からないという、そこに謎のおっさんが声を掛ける。
おっさんはユースチームの強化コーチで、碧里に感動したからオーストラリアに来いと言う。
才能ある碧里の為、スポーツ医学でトップの病院があるとか、ともかく名刺を渡して去る。
数日後、碧里は和樹にオーストラリアに行く事を伝え、和樹は残ろうとする。
しかしプールで話していると水着の紅が現れる、紅は羽田野家でのバイト代を和樹に渡す。 そしてオーストラリアに行くべきと、しかし和樹は皆の為に残るという。
紅は和樹の前でプールに飛び込む、そして泳げなった筈の紅はプールの端まで泳ぎ切る。
そしてもう大丈夫だから、そう和樹に伝え、和樹と碧里は紅の健闘を称えるのだった。
◎夏芽
3年の教室、出来たら夏芽と回りたいと思った和樹はメグにお願いする事に。
という事で夏芽のクラスへ、そこには魔法少女喫茶で魔法少女の姿をする夏芽がいた。
接客してもらうが最後には怒られてしまうもたっぷりと堪能した和樹だった。
ある日恭次郎から恋したから手伝ってくれと頼まれる、名前はモブ子とか。
しかし和樹も未経験、という事で誰を頼るか悩んだ末に真面目な夏芽に相談する事に。
恭次郎の為にも自分の恋愛相談という事で、最初は渋るも泣き脅しで夏芽も受けてくれる事に。
せっかくなので恋愛相談を利用して夏芽との距離を縮めていく和樹。
ある日、夏芽の恋愛相談を知ったメグが、相手は夏芽が目当てなのではと言う。
動揺する夏芽、そしてその日の恋愛相談の時に和樹に好きな相手を問い詰める事に。
和樹は恭次郎の事を話す事に、夏芽の事はバレずに済んだが恋愛相談は終わる事に。
結局恭次郎もモブ子に彼氏がいる事が判明、一方で夏芽は少しもやもやしていた。
問い詰めるメグに仕方なく今までの事情を話す事に、当然秘密にする事を条件に。
それを聞いたメグは顔を合わしてた相手と会えなくなったからではと言う。
一度和樹を男性として意識した事が原因だと、それを聞いた夏芽は自分で確かめると宣言。
しかし恋愛相談以外で和樹と接点がない事に気付く夏芽、色々頑張るも失敗続き。
それを見てたメグは面白がりながらも動く事に、両親が外出するから飯を作ってと夏芽に言う。
何か企んでいると思った夏芽が問いただすと、和樹と夏芽の為のセッティングと言う。
断ろうとするが自分の失敗を見られてた事に気付き、仕方なく受け入れる事に。 という事で三枝家にやって来る夏芽、メグと紅は駄目なので夏芽の手伝いを和樹だけがする。
最初は会話もあまり弾まなかったが、食後は夏芽も雰囲気がやわらかくなっていた。
そして水泳部の合同練習に関して聞く、近くの学園とあるらしく気合の入っている夏芽。
そんなある日、懸賞で映画のチケットを当てた恭次郎に誘われる和樹と千乃、それに桜。
という事で映画を見に行く日になるが恭次郎はダウン、放課後に和樹は千乃と桜を待つ事に。
そこに夏芽が現れる、どうも今日が合同練習の日らしいが必要な書類を家に忘れたとか。
なので映画は千乃と桜だけに行ってもらい、和樹は夏芽の代わりに書類を取りに行く事に。
夜、恭次郎から映画の事を聞いた夏芽からメールで、お詫びに同じ映画に誘われる事に。
当日、もしかしてデートではと思った夏芽だが意識しない事を努力して向かう。
映画は甘々どころかR指定レベルのカップルのイチャイチャな内容で夏芽は硬直。
映画に当てられた夏芽は終わり次第帰宅、落ち込む和樹は恭次郎との遊びの約束。
それを陰ながら聞いたメグは動く事に、そして翌日、和樹と恭次郎にメグと夏芽が合流。
しかしすぐに夏芽と2人っきりになった和樹は昨日の事に関して聞いてみる事に。
そして話している内に自分の事を意識していると気づいた和樹はぐいぐい攻めてみる。
そして名前で呼ぶ事の許可を貰う、それから様子がおかしくなる夏芽。
恭次郎、それにメグからも聞いた和樹はメグに頼んで2人っきりで会える様にしてもらう。
そして学園のお昼、メグのお陰で夏芽とご飯、そのままお昼はのんびりと2人で過ごす。
しかし放課後に約束、そして放課後に2人っきりになり告白しようとする和樹。
しかしその前に夏芽から意識していると言われ、和樹からも告白して恋人になる。
最初はキスだけだったが段々ともっとイチャつきたくなってきた夏芽だが言い出せない。
そして家に呼び言い雰囲気になるが恭次郎が帰宅して解散になりそうになる。
しかし帰って欲しくない、もっとえっちな事したいと自分から言う夏芽。
和樹も夏芽に嫌われない様に我慢していたが解放、恭次郎をメールで家から出してH。 それからも彼氏彼女でイチャつく和樹と夏芽、一方でメグは少し面白くなかった。
察してはいるが話してもらってないから、なのでそれとなく探りを入れる事にする。
しかし誤魔化そうとする夏芽にメグは和樹との関係にが気づいている事を明かす。
そしてそれを隠そうとする夏芽に距離を置くべきだといい、夏芽の前から去る。
夏芽は和樹に相談、和樹はどうせすぐに元通りになるというが夏芽は否定。
実は夏芽が家族の再婚で揶揄われた時にメグに助けて貰っていた。
その事を和樹に話した夏芽はメグに自分の想いを伝える事に、そして放送室をジャック。
そして和樹と付き合ってラブラブな事と、メグとは一生親友でいたい事を放送で伝える。
その後叱られはしたがお咎めは無し、和樹とメグがその事について話していると夏芽が来る。
そしてメグが最初から全部気付いており、話してくれず弄れなかったのが不満だったと明かし、
あんな事するんじゃなかったと少し後悔する夏芽、そして付き合って初めての夏になった。
夏芽は和樹と2人っきりの旅行を計画したが察したメグも参加して不満だった。
そんなメグの妨害?はあるも和樹と夏芽はイチャイチャするのだった。
◎りさ
取り敢えず男友達にでも会えるだろうし2年の教室に向かう途中で阿知華と出会う。
りさのクラスのお化け屋敷に向かうらしく付き合う事に、ちなみに阿知華はお化けが苦手。
怯える阿知華、お化け役のりさでひと悶着あるもその後は3人で創立祭を回った。
それから何かと阿知華とりさと一緒にいる事が増えた和樹、楽しく過ごしていく。
そんなある日、三枝家と羽田野家が飲み会で集まる事を聞くりさ。
阿知華も行くので行きたいと駄々こねるりさだが和樹に拒否され一度は諦める。
しかし紅たちから許可を貰い三枝家にやって来て、飲み会が始まった。
結果寝てしまうりさ、どうしようか悩む和樹に阿知華は紅たちに任せればいいと帰宅。 しかし阿知華はりさの癖について伝え忘れていた、寝ている間に服を脱ぐ癖を。
そして翌日、和樹は紅たちに断られ同じ部屋でりさと寝る事になった為、
裸で起きたりさは和樹とHしたと誤解、和樹もりさに押されてもしかしてと思ってしまう。
そしてそのまま不本意ながらも責任を取ってりさと付き合う事になった和樹。
とはいえ友達としては楽しく過ごす2人、そんなある日に阿知華が風邪を引いたので見舞いに。
阿知華の熱を調べる和樹の姿に昔の事を思い出したりさは阿知華との出会いを教えてくれる。
皆勤狙いでインフルで学園に向かったりさを阿知華が看病してくれた、
それからりさは阿知華に付きまとい、優しい阿知華が今みたいな不良モドキな性格になった。
そして阿知華の為に動く和樹の姿がその時の事と重なったりさは和樹に少し惹かれる。
だが学園を抜け出して見舞いに行ったので学園に戻ると罰と掃除を命じられる和樹。
仕方なく掃除をして鞄のある教室に戻るとりさが寝ながらも待っていた。
自分を待っていてくれたのかと思う和樹、和樹も掃除で疲れたので少し寝る事に。
すると何か音が鳴ったので起きる和樹、何やらりさの様子がおかしいので問いただす。
そしてりさの寝癖、服を脱ぐ事に関して知ってこの前の事が誤解だと知る和樹。
脱力した和樹だが嘘を本当の事にする事に、それぐらいには和樹もりさが好きだった。
りさも阿知華を看病する姿や楽しくやっていて和樹に惹かれていたので止めはせずにH。
それから馬鹿やりながらもイチャイチャする2人、そんな時羽田野家に行くりさ。
そこでアルバムを見つけて見ていたら俊彦がやって来てアルバムを没収される
その時、昔の和樹と阿知華の書いた結婚を誓う紙が落ちてそれを見るりさ。
俊彦は和樹と阿知華が結婚するつもりだと思っていたがりさが今の状況を伝える。
それで大喧嘩になるもりさの圧勝、しかし翌日にその事を阿知華と和樹に話す事に。
結婚の約束は阿知華の母が入院の繰り返しだったので長生きして欲しくて書いたものだった。
実は阿知華が不良モドキになったのも母が死んだ時に俊彦が泣かなかった事も原因。 今なら今度の事を思って泣けなかったと分かるが昔の阿知華には酷い父にしか見えなかった。
そして未だに昔を引きずり阿知華の結婚を決めようとする俊彦に反抗する事にした阿知華。
結婚の約束の紙を捨てる事に、りさと和樹も阿知華に協力する事に、そして羽田野家へ。
そこで俊彦の想いを聞く、妻の為に何も出来なかったからせめて結婚だけでも。
そういう俊彦に阿知華が俊彦が最後まで楽しくという母の願いを全て叶えていた事を伝える。
それを聞いて俊彦も和樹とりさの付き合いを認め、紙は母との思い出なので残す事になった。
その後りさが教えてくれる、羽田野家のカフェの名前の意味が涙である事を。
人前には見せる事は出来なかったけど俊彦も泣いていたのだと。
それからも馬鹿やりながらイチャイチャするある日、進路希望の紙についての話になる。
悩む和樹はりさに聞いてみるが教えてくれない、とはいえ同じ進路にいたい和樹。
という事で教室に向かうと何故かりさのクラスメイトから旦那とか呼ばれる。
りさが進路希望で嫁と書いたらしい、それを知った和樹はりさに結婚するかと提案。
それからもやっぱり馬鹿しながらイチャイチャする2人だった。
◎桜
千乃と桜の事を考え実行委員の教室に向かう途中で千乃と合流、どうも料理大会に出たいとか。
桜も出るというので参加する事に、ダメダメな千乃もいたが何とか3位で終わった。
数日後、創立祭から千乃と桜の2人組に和樹も参加する事が当たり前の関係となった。
創立祭の打ち上げに3人で行く事に、桜と良い関係になれないかなと思う和樹。
しかし千乃ラブっぷりと千乃のジゴロな面を見て今のままじゃ無理だなと思う。
そんなある日、桜から千乃の誕生日が近いからサプライズパーティーをしたいと言われる。
という事で桜と2人になる機会が増える、そしてパーティーの準備を進めていく。
その途中、桜が千乃と喧嘩もした事が無いと聞いて少し違和感を覚える和樹。 ともかくプレゼントの話になり、和樹は昔千乃にぬいぐるみを送った話しをすると複雑な桜。
実はまだ千乃の家にあったのだ、そして不機嫌な桜をどうにかしようとぬいぐるみの相談。
するとどう考えても不細工なぬいぐるみを選ぶ桜、和樹は桜の為にもそれを買う事に。
翌日、学園で和樹と桜がデートしているとの噂が流れ、千乃もそれを知っていた。
混乱した桜が和樹と2人だった事を口走った為に、和樹は千乃の誕生会の準備だったとバラす。
お陰で何とかなり、桜も感謝、そしてぬいぐるみに関しての事も謝る。
しかし気にしないという和樹にそれなら自分が貰うという桜、という事でプレゼント。
初めての男性から貰ったという桜、それくらいは報酬としてもらってもいいかなと思う和樹。
千乃には全然サプライズじゃないサプライズパーティーも無事に終了、千乃も感謝する。
それから桜は和樹を男性として意識し、和樹への対応が変わっていく。
そして千乃から背中押された和樹は桜をデートに誘い、桜もそれを受ける事に。
そして当日、最初は全然上手くいかなかったが千乃との電話で何とか盛り返す。
次のデートの予定を一緒に考えながら、良い雰囲気でデートは終わった。
翌日、今度は千乃と出かける事に、デートの指導と言って昨日の桜との事を聞いて来る千乃。
それを見ていた桜、自分と出かけた時より楽しそうな和樹に声をかけられなかった。
週明け、桜から千乃と自分とのデートのどっちが楽しかったか聞かれる和樹。
千乃とのデートがバレた事はあるが、桜が自分の事をそこまで意識しているのだと思う。
ある雨の日、桜と相合傘する事になった和樹は少し濡れた為に桜の家に寄る事に。
流れからアルバムを見る事になるが、偶然にも昔の少し太った桜の写真を見てしまう和樹。
必死に隠す桜に和樹は太った桜も可愛いと言うが、そこでその日は解散となる。
それから桜に避けられる和樹は千乃に相談、千乃が何かしてくれるらしいので待つ事に。
翌日、千乃は桜に何があったか聞くと、桜は和樹が自分の事を好きだと思っていた。
しかし太ってた頃の自分を無してたのに今になって声をかけてくる男子のせいで、
軽い男性不信の桜は昔の自分を可愛いという和樹が信じられなかったと。 でも和樹なら大丈夫と千乃も説得、そして何とか和樹と桜が話せる様にセッティング。
今回も逃げられるかと思っていたが桜の方からわからない事があるからと聞いてくる。
昔の写真を見て可愛いと言った理由、そして桜は軽い男性不信な事を説明する。
それを聞いてともかく笑わせようとする和樹だが、桜が自分に好意を持ってると知る。
ともかく和樹は桜の為に動き、桜もそんな和樹に信じる努力をすると言う。
それからの桜の和樹への懐きっぷりは以前の千乃と桜の関係を思わせる程になっていた。
教室でも噂されるレベルに、そしてついに和樹を屋上に呼び出す桜と千乃。
そしてついに告白し合って恋人に、それからは恋人としてイチャイチャする和樹と桜。
初デートで初キス(ディープ)も済ましたある日、桜が何やら悩んでいた。
聞いてみると誕生日が近いけど和樹か千乃かで悩んでいるらしい。
という事で昼は3人で、夜は2人という構成で桜の誕生日を過ごす事になった。
そして誕生会当日、3人で楽しんだ後は2人でイチャイチャしてついにH。
それから数日後、千乃と桜が和樹の思っている事を当てるゲームをするが桜の惨敗。
その結果とこれまでの事から千乃と和樹の仲に嫉妬した桜に千乃は和樹との出会いを話す。
昔はどんくさくて独りぼっちだった千乃を誘い続けたのが和樹だった。
だから妙な関係にはならないと言う2人だが、桜はもし自分が千乃の立場ならと思う。
和樹を好きになった筈、そしてもしかして自分が仲を裂いたと思って走り出す。
それを見て千乃は桜が最近、千乃を仲間外れにしてないかと妙に気を使っていると言う。 つまり気にし過ぎ、しかし桜にとっては大きな事で千乃との仲も少し気まずくなる。
和樹は桜と千乃が気兼ねなくいられる様に千乃と思っている事を当てるゲームに挑戦。
今度は桜の思っている事を当てる、千乃では無く桜の事を想っていると教える為に。
しかし結果はイマイチ、しかし千乃は桜の為に頑張る和樹は相変わらず尊敬してるという。
千乃は和樹みたいに助けられる人になりたかったから和樹の事をよく見ていた。
その結果、太っていた頃の桜を助けて親友になった、和樹がいたから桜と仲良くなれたと。
だから千乃を好きな桜が和樹を好きになったのは偶然じゃないと言う。
実は昔から桜と和樹が付き合えばと思っていたらしい、それを聞いて桜も元気になる。
それから3人仲良く過ごしながら数年後、和樹と桜が結婚してもそれは変わらなかった。 ◎登場人物紹介&短縮版
・喜多 千早:喜多家長男、真面目で世話焼きだけどエッチだったり
⇒同居を始めて最初は合わないも近づいていき、そして年頃の千早を意識する女子達
・喜多 境子:喜多家長女で千早の双子の姉、携帯版では√が無かったり
⇒彼氏を作らないでという境子に彼氏になってと告白、最後は付き合う事になる。
弟だから結婚出来ない境子の為に身内だけの結婚式をすることに。
・喜多 メイ:喜多家次女で真面目な少女、意外と頑固な一面を持つ
⇒千早と並びたいから頑張るも千早に優しくされて甘えてしまう。
その結果秘めた好意があふれ出て、告白して恋人になれました
・神宮 巴:神宮家長女で猫被りまくりな女子、とはいえスタイルも抜群
⇒千早と昔恋人だったと思い込み、捨てられたと思って復讐していた。
でも今でも千早の事が大好きなので恋人になってイチャイチャ、猫被りはやめた。
・神宮 藍咲:神宮家次女でテンションが高めのネタ枠、乙女な部分もかなりある
⇒千早の好意に最初は素直になれなかったが度重なるアタックに素直になり恋人に。
巴の卒業で少し感傷的になるも、ずっと笑っていれるだろうと確信する千早。
・神宮 実乃璃:神宮家三女で人付き合いが苦手、好きなブランドがちょっとあれ
⇒優しくしてくれる千早の為に成長したい実乃璃と、手元に置きたいが故に複雑な千早。
だけど告白して恋人になり解決、メイとの関係も色々と言い合える仲になった。s ◎共通
会社の都合で引っ越しする事になった喜多家、しかも会社の同僚の神宮家と同居する事に。
喜多家は長男の千早と双子の姉の境子、妹のメイと弟のたかし、そして父の清十郎と母の志保。
まだ喜多家は少し早めに引っ越ししてきたので神宮家はまだ引っ越してはいなかった。
周りの地理を知る為に出掛ける事にした千早とメイ、途中ちょっと危ない少女を見かける。
神宮家が3姉妹と知ってドキドキする千早、そして翌日に神宮家がついに家にやって来た。
神宮家は父の啓と母の夏瑠、上から美人の巴、おバカな藍咲、引き籠りがちな実乃璃の3姉妹。
ちなみに藍咲は昨日のちょっと危ない少女だった、そして美人な巴にドキドキする千早。
子供同士で話し合いになるが実乃璃はすぐに部屋に行く、実は引き籠りがちらしい。
というのも藍咲曰く、口が少し悪く攻撃的な性格で前に学園で問題を起こしたらしい。
それかららしく、神宮家もどうにかしようとはしてるが最後は実乃璃の問題となる。
そこでメイが話してみるというので任す事に、そして夜には既に仲良しになっていた。
その後、千早は真面目な美人だと思っていた巴のだらしない本性を見てしまう。
翌日、ついその事に関して追及してしまい巴を怒らせてしまいどうしようか悩む千早。
しかし実乃璃とは好きなデザイナーの話に付き合ってあげたら少し仲良くなれた。
それから数日、どうも巴を見る境子の姿がおかしいので聞いてみる事にした千早。
どうもたかしが冷蔵庫のお菓子とかを巴の部屋に持って行っているらしい。
境子は巴がたかしを使って悪事を働いているのではと考えるが、考えすぎと思う千早。
そこに巴が登場、巴はメイの言う通りだと言い、言いなりになったたかしも現れる。
巴は自分の本性を見られたのに千早が何事もなく接してくるのに苛ついていたらしい。
巴は純粋なたかしを靴下で性癖を操作して操っていた、しかしたかしは暴走を始める。
どうにかする様に言う千早達だが巴が使っていたのは啓の靴下でどうしようも出来ない。
そこに偶然にも啓が来てすぐに事態を把握、清十郎にバレるとヤバいので啓に任せる事に。 そして千早は巴を問い詰める事に、すると巴は復讐だと言うが千早に覚えは無かった。
ちなみに境子のお菓子を食べた犯人は藍咲で、プレゼントと思って食べていたとか。
一方、メイは実乃璃から学園で起こした問題に関して聞いていた。
前の学園で実乃璃は親友から恋愛相談を受けていたが相手の好きな女子が実乃璃だった。
興味の無い実乃璃は当然断るが親友とはギクシャクし、実乃璃が奪ったみたいな空気が。
そして学園に居づらくなって引き籠りがちになったというのが真相だった。
そして日が経ちついに転校初日、先に行ったたかし以外の皆で登校する事になった。
千早は巴からアドレスをいくら手に入れられるかで勝負する事になった。
そして千早は同じクラスの金持ちと思われる水無月時野(時野)と友人になれた。
それから千早と境子と藍咲、そして時野の4人で行動しながらお昼、1年の教室に向かう。
メイは問題無かったが実乃璃は休み時間になる度に教室を抜け出しているらしい。
実乃璃に追いつきお節介を焼く事の許可を得る、そこに巴が現れて藍咲が追いかける。
結局巴も合流して皆で昼ご飯を食べる事に、ちなみにアドレス勝負は巴の圧勝だった。
しかし自分を偽る巴が手に入れたアドレスの人物とは帰る事は無い事が少し可哀想だった。
そして巴は勝者の報酬として千早のアドレスを聞くのだった。
それから数日後、千早以外の喜多家が神宮家の不真面目さに取り込まれていた。
千早も気を付けなければと思うがネトゲに誘われて千早も不真面目になっていく。
しかしゲームを通じて神宮家との仲を深めて行く、そんな時にネトゲでアップデートが。
結婚システムから重婚システムでリアルの喧嘩に発展してネトゲへの熱は冷めた。
その数日後にはファッションに目覚めた実乃璃の為に服を買いに行く事になった。
最後は実乃璃の為に千早が選んであげ、その服は大事に保管されるのだった。
そんなある日、千早と境子の関係について皆が色々と言ってくる。
千早が拒否しないから境子が悪化すると、千早も自分がおかしい事に気が付く。 という事で距離を改める事に、そんな時に清十郎から町内会の話をされる。
さらに千早がラブレターを貰うが境子が没収してしまい、そして夜に町内会の見回りが。
その途中でラブレターの話になるが境子は無くしたといい、流石にそれはと言う巴。
しかし千早が庇う事に、その後不審者かと思いきや大きな犬が現れたりする。
とはいえ千早と境子の関係は少しぎくしゃくしたままで次の町内会の活動の話が。
そこで境子と話し合う巴、そこでラブレターの差出人が自分だと明かしてしまう境子。
逃げ出す境子と追う千早、境子は神宮家と仲良くなる千早の姿に危機感を覚えて出したと言う。
それはそれとしてラブレターの中身が気になる千早は見せてもらう事に。
中身は次の休日に出掛けよう、そんな中身にドキドキしてた千早は冷静になり、
そして千早と境子は普通の姉弟としてそれなりの関係に戻るのだった。
そんなある日皆でプールに来た、しかしメイは泳げないのでそこで練習する事に。
千早はメイならすぐに泳げると言うが巴と藍咲はそんなの無理だと千早を否定する。
するとムキになったメイがより頑張る、そして息継ぎも無理だったのに泳げるように上達した。
何故ここまで頑張ったのかと思った千早は昔の事を思い出していた。
メイの事を馬鹿にされて泣く千早にメイが頑張ると言っていた事を。
それから数日後、バレンタインデーが近づき、女子達の争いが始まる。
取り敢えず義理は全員が配る事にして本命は各自という事になり、当日になる。
◎境子
いつも通り境子から本命チョコを貰った後、今年で終わりだと言う境子。
何が今年で終わりか分からない千早、その夜家で唯一のエアコンが壊れる。
すると境子は寒いからと理由を付けて千早にくっつき、他の皆が真似すると妨害する。
そんな境子に千早とどうなりたいか聞く神宮家姉妹、そして矛先は千早にまで。 そして千早にとって境子が迷惑だと言う巴、それを聞いて落ち込みながら聞く境子。
でも千早は迷惑でないと言い境子は喜ぶ、でもこのままではダメと言われる。
それから数日後、大寒波なので千早の部屋に集まる皆、そこで境子を追及する巴。
最近境子のブラコンがさらに加速、千早への想いも本気ではないのかと。
だが途中で藍咲が馬鹿やってうやむやになり解散、その夜千早は昔の事を思い出していた。
それは両親が喧嘩した時、別居までなりそうになり1人だけ志保と行く事に。
そこで境子が手を上げたのだ、それに対して千早は自分たちが嫌いなのかと聞く。
境子は大好きだと言って大泣きしそれが広まり、それを止める為に両親の喧嘩は収まった。
千早はそれを思い出しながら境子のブラコンは自分の為ではないかと考える。
しかしもし自分、もしくは境子を好きな人が現れたらと考える千早。
もしかしたら邪魔してしまうかも、そんな考えに至った千早は冷静になる為部屋を出る。
そこで境子に会い、境子に彼氏が欲しいか聞くが千早が好きだからいらないと言う。
その後、部屋に戻って寝る千早、そこに境子がやって来て千早が起きているか聞く。
寝たふりする千早に境子はもう少しだけでいいので千早に彼女が出来ないで欲しいと言う。
それを聞いた千早は寝たふりをやめ、それなら境子が彼女になってと言うと逃げ出す境子。
翌日から境子は千早をちーくん、ではなく千早と呼び、アニメばっかり見る様になった。
不審に思った周囲に追及される境子を見て冗談だったと言うと境子は完全に不機嫌に。
仲直りする為に最近見ているアニメの映画に誘う、しかし何故か皆で行く事になった。
千早が離れている間に境子から事情を聞く皆、そして境子も千早が異性として好きと。
あの日逃げたのはどうしていいかわからなくなったから、そんな境子に告白しろと言う皆。
映画後、自分の想いを告げ、これからは本気で言うから本気で返してと言う境子。
そして愛してると言う、呼び方もちーくんに戻り翌日、境子に引っ張られる千早。
愛してると言ったから返事が欲しいと言う境子にどうすればいいかと言う千早。 互いに好き同士なのはわかっているので付き合う事にはなる、そしてキス。
一線も越えた翌日、両親に明かす事を覚悟する千早と大丈夫と言う境子。
実際明かすと普通に許される、昔両親が喧嘩した時に境子は千早と結婚宣言をしていた。
そんなある日、いつか2人で暮らしたいと言う境子、と言っても先の話。
そして千早も弟と付き合う事になって結婚を出来ない境子の為に何かしたいと思う。
そんな2人を見ていた残りの喜多家は2人がイチャつく為に家を出るのではと思う。
そこで千早の部屋に境子も移り家庭内同棲する事を提案、千早も境子を受け入れる。
しかし翌日、境子の隠し事が原因で喧嘩、同棲も2日目にして終了してしまう。
そこで皆がそれとなく聞いてみる事に、集めた情報から妊娠したのではと思う千早。
実際は千早に隠れて書いた婚姻届け、夫欄は千早、を隠していた境子。
そして境子との結婚は無理なのでせめて結婚式を挙げる事を決意し、家族に相談。
神宮家も参加し境子には秘密で話を進めていく事になった千早。
しかし内緒にされていたと思った境子は婚姻届けを見せて隠していた事を明かして謝罪。
そこで境子が妊娠していないと気づく千早、そして流れで結婚式の事を話す。
自分の隠し事でここまで発展したのでお祝いされる資格が無いという境子。
しかし千早は境子が嫌じゃなければ式をすると言い、当然境子が嫌なわけなかった。
そして身内だけの結婚式を開き、境子は千早への愛を伝えるのだった。
◎メイ
千早はメイに誘われてちょっと御洒落なチョコレートの専門店に行く。
それから数日後、実乃璃に世話好きの血が騒ぐ千早は実乃璃の世話を喜々としてやる。
それを見たメイから実乃璃の堕落が加速する原因だと言われる。
とはいえメイがしっかりしてきたので千早としては少し寂しかった。 そんなある日志保が仕事で家を空ける事に、そこで家事を任させる。
千早がやろうとするがメイがやる事に、でもバイトもしているので千早は心配だった。
千早としてはずっと後ろを歩いて欲しかった、という事で皆と話す事に。
最近積極的なメイ、周りも千早もそれとなく理由は感づいてはいた。
だがついに寝坊してしまうメイだが千早がフォローしていたので何とかなる。
メイは千早の後ろじゃなくて隣に立ちたいので甘えたくなかったので1人で頑張っていた。
そんなある日、親達が朝まで飲みに出かけたので神宮家に合わして息抜きをする事に。
そこでメイは千早に自分の想いをぶつけ、自分以外の女子に優しくしないでと言う。
妹扱いもしないでと、そこまで言って後悔しているメイのおでこにキスする千早だった。
それからはある程度甘える事にしたメイ、しかしそんな時にメイの部屋が破損してしまう。
寝る場所が無いメイに冗談で自分の部屋を提案する千早、しかしメイがそれを受けてしまう。
メイの甘えがさらに加速、自分ではダメだと思いつつも千早への好意は増え続けるメイ。
そして部屋が直ったので千早の部屋で寝る最後の日、その日は同じベッドに寝る事に。
そこで寝ている千早にキスしてしまい、部屋を飛び出して外へ出たメイ。
それで起きた千早は急いで覗いていた皆と一緒にメイを探しに外へと出る。
そして実乃璃がメイを見つける、まずはメイの為に千早以外で話し合う事にする。
そこでついに千早と恋人になりたいと言うメイ、だからこれから頑張ると皆に宣言。
それを近くにいた千早に聞かれた、そして千早もメイの恋人になりたい宣言を受け入れ恋人に。
それからキスをして、一線も越えて、そしてデート(同伴あり)も済ます。
そんなある日、千早とメイが手を繋いでいるのを清十郎と志保に見られてしまう。
嘘が苦手なメイがあたふた、なのでついに千早が先に明かす事に、メイも続く。
そんなメイを持ち上げる清十郎、そして子供の時の様にメイの我が儘を許す。
俺が抱っこ出来るまでは俺の娘だから何でも我が儘言ってもいいんだそ、と。 それからはメイは他人の前で千早への好意を隠す事はなくなったのだった。
◎巴
お祭りが近い事を知る千早、巴は先約があると言うので落ち込む千早。
誘わないでいると不機嫌になる巴、でも当日に先約は断ったというので再び誘う。
実乃璃と藍咲は空気を読んだメイと境子が連れていってくれた、そして2人でデート。
そこで昔の事を想い出した千早、昔も2人でお祭りを回っていた、そして告白。
巴は先約は恋人だった昔の千早だと言い断る、自分を忘れてへこませた仕返しと言って。
でも巴は泣いて立ち去る、皆の元に戻った千早は事情を説明、境子が巴の元へ走る。
千早を落ち込ませたから、だけど泣いている巴を見て事情を聞く事に。
昔恋人だったけど振られて忘れられたから復讐した、でも泣いている巴を慰める境子。
翌日、巴は引き籠りそうだったが境子の説得により何とか部屋から出てきた。
学園では猫被りもやめた巴、昼休みに巴を呼び出して全員で事情を聞く事になった。
事情を聞いた皆、しかし千早には巴と恋人になったという憶えは無かった。
実は恋人は巴の思い込みと発覚、完全に今でも千早の事が好きな事までバレる巴。
千早は再度告白しようとするが巴の方が先に告白、千早も当然受け入れて恋人になる。
巴は猫被りをやめて、最初は最後まで出来なかったけど一線も越える。
ある日、チェックの入った住宅情報誌を見つけて引っ越しかと焦る子供たち。
実際は清十郎と哲が夢見てただけだが、もしそうなってもいいように予行練習する千早と巴。
2人暮らししたらどうとか、もし住むならどんな家とか、その途中で婚姻届けも書く。
しかし周囲は駆け落ちと誤解、引っ越しで両家が別れるかもしれないのを危惧してると推測。
それならいっそ結婚させればいいと考える、そして2人に結婚しろアピールする周囲。
巴は親の許可を手に入れたと婚姻届けを持って駆け出し、それを追いかける千早。 止めるのかと聞く巴に一緒に出しに行こうと言う千早、結局夜なので役所は閉まっていた。
でも覚悟が出来た2人は誰の前でも憚らずにイチャイチャする事にしたのだった。
◎藍咲
前日、本気でチョコを作っていた藍咲が誰に渡すのかと思っていたら放課後になった。
結局、素直になれずネタに走った渡し方しかできない藍咲のチョコを貰うのだった。
それから数日、それとなく女子達が千早を意識してきたので何となく藍咲に話す事に。
何故自分かと藍咲に聞かれてマブダチだからと答える千早。
それならと安全圏だと思った藍咲が色々と自分の千早への好意を話してくれる。
そんな藍咲に千早も藍咲の良い所を伝え、そんな感じに藍咲と近づく千早。
それから、マブダチと言ったからか好意を隠さずに伝えてくる様になった藍咲。
そんな時巴から藍咲をどう思っているか聞かれ。藍咲を罠に嵌めて素直にさせようと言われる。
そして全員の前で追及されて千早からも告白に近い事を言われた藍咲。
しかし自分に自信が無い藍咲は素直に好きと言えないが、千早への好意は丸出し。
そしてついに素直になった藍咲から千早へ告白して、ついに恋人になる2人。
キスまで済ますもそこからは元の関係に戻ってしまい、周りから色々と言われる。
今の関係が楽な千早だけど、藍咲の顔がそれ以上の関係を求めていたのでデートする事に。
最後には一線を越える、それからある日、学園で進路希望についての話になる。
それから巴が藍咲に口出しする事が多くなってきた、それに関して問い詰める藍咲。
そして巴が1人だけ先に離れる事を理解し、勉強も頑張る事にする。
他の事に関しても千早の為に頑張る藍咲、そんな藍咲が増々愛おしくなる千早。
そんなこんなでイチャイチャ過ごしながらも日は経って、巴は学園から卒業する。
それから調子の出ない藍咲、そうして日は経ち新年度の登校日になる。 別な方向に向かう巴に泣き出して甘える藍咲を慰める巴、それでも泣き止まない藍咲。
そんな藍咲を慰めつつ、藍咲と一緒なら今年も笑いが絶えない様に願うのだった。
◎実乃璃
当日、気が楽な実乃璃の元に向かい、実乃璃の食べていたチョコ菓子を食べたら怒られる千早。
ある日、家族の共有のPCが起動しなくなり、家族の写真を保存していたメイは落ち込む。
それを見て実乃璃が修理すると宣言、実乃璃はメイと対等な関係になりたくて頑張る。
だけど1人では無理、しかし千早の助け、最後は皆の助けで無事にPCを修理。
そのお礼にメイ遊びに誘われる実乃璃、しかし2人っきりではなく千早も誘われる。
実は千早がメイに実乃璃を気に掛ける様に言っており、その事で千早を避ける実乃璃。
メイが自分に優しくしてくれたのは千早が言ったからとい思い不機嫌になる実乃璃。
結局皆で遊びに行く事に、そこで千早は実乃璃の機嫌を直そうと頑張る。
実乃璃もメイが千早の言葉だけで自分と仲良くしている訳ではないとはわかっていた。
しかし割り切れないので自分ではなく皆の元にむかう様に千早に言う。
それでも自分の所にいてそういう発言をする千早に機嫌を直す実乃璃。
それから千早に甘えまくりの実乃璃、他に皆から完全に千早に惚れたなと言われる。
そんなある日、皆でバイトを始めようという事になるが決まらない。
そこで実乃璃が冗談で言ったゲームを作って売るという内容を提案する千早。
実乃璃の為と甘えた事ばかり言う巴と藍咲に現実を見せるという目的があった。
その途中で実乃璃が千早への好意に自覚、巴と藍咲も現実を知りゲーム制作は終わった。
ゲーム制作などを通じて成長する実乃璃、しかし千早としては少し複雑な気分。
未だ好きだと言えない実乃璃と悩む千早を見て、周りの皆が2人の関係を後押しする事に。 という事で実乃璃の部屋に閉じ込められる千早と実乃璃、とりあえずゲームしながら話す。
新しいゲームを探していた千早は綺麗な箱を見つける、それは実乃璃の作ったチョコだった。
バレンタインに渡せなかったそれを渡すと同時に実乃璃は告白、千早も受け入れ恋人になる。
最初は恥ずかしがっていたが一線越えてからは人前でもイチャつける実乃璃。
それから千早の事をお兄ちゃんと呼ぶ実乃璃、兄への憧れとちょっと興奮するから。
しかしそれが原因でメイとの関係に少し亀裂が、でも喧嘩して仲直りする。
それから終業式が近づくと久々に実乃璃の人見知りな部分が再発する。
そこで暮らすの皆でのお別れ会の予行練習として皆でカラオケに行く事に。
しかし家族でのカラオケですら途中で抜け出す実乃璃、藍咲は一緒に抜け出すかと言う。
実は子供の頃、新学期に怪我して入院してた藍咲に付き合って学校サボっていた実乃璃。
その結果、元々人見知りな実乃璃は学園に馴染めずそして今に至るのだった。
そして当日、結局実乃璃はお別れ会に出る事は出来なかったが千早も一緒にいた。
それどころか皆も、そんな皆を見て実乃璃は来年は頑張ると宣言するのだった. ◎登場人物
・反田 ノラ:パトによって猫に変えられた青年、キスで猫と人を行き来する
・アイリス=ディセンバー=アンクライ:真面目ななり立て皇女、恋愛的に重い女2
・ノエル=ザ=ネクストシーズン:カセットで会話する女執事、アイリス大好き
・高田 ノブチナ:任侠一家の娘でノラたち人間の中では一番強い、ちなみに漢字は信千奈
・ルーシア=オブ=エンド:シスコン武闘派姉さん、恋愛的に重い女3で断トツで重い女度880%
・ユウラシア=オブ=エンド:冥界三姉妹の末妹、わりかし現代っ子
・パトリシア=オブ=エンド:冥界の皇女で三姉妹の次女、よく子供たちに読み聞かせしている
・黒木 未知:風紀委員美少女で今回は海外に留学中であまり出ない、恋愛的に重い女1
・夕莉 シャチ:反田家の母親的な存在、実は天界で作られた存在
・明日原 ユウキ:後輩ギャルなバイト少女、実はノラ達と同い年 ◎簡易版
・アイリス=ディセンバー=アンクライ&ノエル=ザ=ネクストシーズン:皇女と従者
忘れられた皇国を復興させようと地上に来て、エンド家に復讐しようとする。
でもパト達と接触して復讐は駄目と思う、でも母親が復讐しろと押してくる。
母親は機械でノエルがアイリスの為に動かしていたが、皇国から解放する為滅びようとする。
でもアイリスはノエルも大切なので助ける、そして皇国の復興をノラと頑張る。
・高田 ノブチナ:任侠一家の娘
妾の子で家族に対して色々と複雑なノブチナ、ある時対立勢力が高田一家を襲う。
ブチ切れてノブチナ報復、捕まるも腹違いの姉とノラ達の活躍で無事に解放。
家を出た実母とも再会、家族とのわだかまりも無事になくなりました。
・ルーシア=オブ=エンド:冥界三姉妹長女
苦手な犬をノラと一緒に克服していく、そんな時に妹のパトを狙う一族が。
ノラとの愛に目覚めたルーシアは真の力を取り戻して、パトを狙う一族も倒す。
でも真の力が原因で冥界に居られなくなる、でも愛するノラと一緒なんで問題無いです。
パトとの悩みや母親との亀裂も改善していき、ノラと未来へと歩んでいく
・ユウラシア=オブ=エンド:冥界三姉妹三女
なりたい訳じゃないけど冥界王女を目指す為に、パトを冥界へと連れ帰ろうとするユウ。
その方法はアイドルを目指すという理由でパトを地上に残らせる理由のノラを連れまわす事。
実はコンプレックスから自分だけの一番を探していたユウをノラが説得。
そしてユウは冥界王女になる為ではなく、自分の為にアイドル活動を楽しむのだった。 ◎共通
冥界の王女、パトリシア=オブ=エンド(パト)が地上に向かったと噂が冥界に広がった頃、
パトの実家の城の遥か北、アンクライという忘れ去られた地にある城、
そこに住むアイリス=ディセンバー=アンクライ(アイリス)は誕生日を迎え皇女になった。
忘却されたアンクライをどうにかしようとするアイリスは母から正式に国が滅んだと聞く。
アンクライはエンド家の忘却の魔法により忘れ去られた国、そして地図からも消えたという。
冥界の者は忘れ去られる事で消滅、それを防ぐ為にアイリスは地上に向かう事にする。
執事のノエル=ザ=ネクストシーズン(ノエル)と共に、しかし地上は夏であった。
猫になる事が皆にバレている反田ノラ(ノラ)は友人たちと共に海の家でバイトしていた。
そして猫になってカキ氷を売っていたノラは倒れたアイリスを見つける、雪の降る地上で。
気が付くと雪は止んでいた、ノラがカキ氷をあげると何とかアイリスは元気を取り戻した。
日陰を求めるアイリスにノラはバイト先の海の家まで案内する事にする。
高田ノブチナ(ノブチナ)、明日原ユウキ(ユウキ)、井田が共にそこでバイトしていた。
そこにアイリスを探していたノエルもやって来た、そしてアイリスは海の家でバイトする事に。
先程、ノラから貰ったカキ氷代を支払う為に、そして無事に最後までやり遂げる。
何処かに行くというアイリス達にノラは余った焼きそばを届けようと向かう。
ノラを見ながらアイリス達はノラが冥界の伝説の生き物ではとノラを掴み魔法を使用する。
先程まで全く使えなかったのにノラを掴みながらなら無詠唱でアンクライまで戻る事が出来た。
一方、バイトを終えたノブチナ達の元にパト達がやって来てバーベキューを行う所。
パトと一緒にやって来たのは夕莉シャチ(シャチ)、ユウラシア=オブ=エンド(ユウ)、
それにルーシア=オブ=エンド(ルーシア)の合わせて4人だった。
黒木未知(未知)は現在海外、バーベキューをしようとするがノラがいないことに気付く。
誰かに焼きそばを持っていった筈なのだが誰もその誰かを思い出せないでいた。 一方ノラはアイリスとノエルと入浴する事になっていた、しかもアイリスによって真っ白に。
そしてアイリスのキスで人間に戻るノラ、ノラは縛られて城の外に放り出される。
そこに猫のノラを探すアイリスがやって来る、まだノラの事に気が付いてなかった。
説明するも全部は信じてもらえない、だけどアイリスはノラと話し合う。
今までそういう相手のいなかったアイリスは楽しそうに話す、しかしノエルがやって来る。
ノエルはノラの処断を促すが、アイリスはノラを地上に帰す事にする、再会を約束して。
地上に戻ったノラは髪の毛が真っ白になっていた、とりあえずパトに話を聞こうとする。
しかし断片的にしか思い出せない、一緒に聞いていたルーシアも何か引っかかる様子。
少し後、ノラはルーシアからアンクライには忘れられる様に魔法がかかっている事を聞く。
何故ルーシアが覚えているかノラが聞くと、それをしたのがエンド家の母、冥界の母だからと。
アンクライは冥界の掟を破り、滅ぼしそうだったのでそうしたのだと言う。
そしてアンクライが生き残っているなら復讐を企てている可能性があり、
ならば危険なのはアンクライを覚えているノラとルーシア、なのでルーシアは力を貸すと言う。
ノラは仲間達に事情を話す事を提案、特に偶然一緒にいたノブチナは自分より強いからと。
任侠一家の娘のノブチナ、町の危機かもしれないと言うとノブチナも協力をする事に。
そんな一緒にいた井田も加えて4人の前に動く雪だるま、それに翼竜が現れる。
雪だるまの後を追うと反田家に着くが凍っている、しかも変わった熊に囲まれて危険な状況。
しかしそこにアイリスとノエルが現れる、そしてアイリスはノラを連れて反田家の2階へ。
そこでアイリスはノラとの約束、名前を呼ぶという事を実行してもらおうとする。
しかしアイリス自体を思い出せないノラにアイリスは魔法を唱えようとする。
一方でルーシア達はノエルと共にいた、ノブチナが救援を呼ぶ為にルーシアがノエルと対峙。
ルーシアがエンド家と気づいたノエルとルーシアの戦いが始まりそうになる。
ノブチナも救援を呼ぼうとするが外には出れず取り敢えずLINEで外部に報告。 一方でアイリスは泣いていた、またも忘れられてしまったから、だけどその姿を見て思い出す。
ノラはアイリスの名前を呼ぶ、そしてもう一つの約束を果たそうとするアイリス。
猫であるノラを見せる事、その為にはキスが必要だが当然の如く信じてもらえず拒否される。
だけど何とか隙を突いてキス、驚愕するアイリスだったが猫になるノラ。
氷漬けの反田家という不利な状況もありノエルに敗北したルーシア達の前にアイリスとノラが。
猫になったノラに事情を察するルーシア達、そしてノエルもアイリスの口から事実を聞く。
そこに翼竜がやって来る、旗である翼竜が氷漬けの反田家に降りたてばそれは建国となる。
しかしアイリスは猫になる前に、猫になったら元に戻すと約束していたのでそれをしない事に。
だが翼竜は反旗を翻して攻撃してくる、しかしノラの力を借りて何とか防ぐアイリス。
だが翼竜は健在、今度はルーシアが翼竜に魔法で綱をくくり付けて地上に落とそうとする。
そしてアイリスに聞く、アンクライを滅ぼしたエンド家だけど力を貸して欲しいかと。
今までなら言えなかったかもしれない、でも今のアイリスなら助けを求める事が出来た。
そしてノエルを除く全員で翼竜を落とす為に綱を引く、LINEを見たユウキとユウが来た。
そこに再び翼竜の攻撃がきそうに、判断を任されたアイリスは綱を引く事を決断。
それを聞いたノエルも綱を引く事にするが翼竜の攻撃が、しかしそれをパトが防いだ。
そして2度の攻撃で疲労した翼竜を屋根に落とす事に成功、翼竜は旗へと変貌した。
アイリスは建国宣言ではなく自己紹介とこれからをよろしくと皆に宣言。
全てが終わった後は皆でカラオケに、そしてパトとアイリスはデュエットをするのだった。
アイリスは母とその日あった事を楽しそうに話すが、母はそれは忘れなさいと言う。
しかしエンド家への復讐を忘れるなと、しかしアイリスにはパトが悪い人には見えなかった。
落ち込んだアイリスはその事を連れ帰ったノラに相談、アイリスは今季は冬眠すると言う。
敵国の皇女と色々したから、皇女の行動は歴史に残るからと、しかしノラはいけないのか聞く。
敵国の王女と仲良くしてもいいのではと、アイリスもその言葉に元気を取り戻す。 再会を約束して地上に戻ったノラ、氷漬けの反田家は翌日にどうにかする事になっていた。
しかしルーシアがいて氷を砕いていた、そして少しルーシアとの距離が縮まる。
そして翌日、いつもの皆に加えてアイリスとノエルも加えた皆で反田家の氷を砕く作業に。
そこでアンクライとエンド家の因縁に関して聞き、アイリスが復讐したい事を知る。
しかしどう復讐するのか、アイリス自身がエンド家をどう思っているかすぐには答えられない。
そして復讐の理由を聞くと母に言われたからと答えるアイリスにさすがに怒るパト。
パトは滅ぼすのに相応しいかテストして合格ならエンド家を滅ぼしてもいいと言う。
そんなパトにアイリスも挑戦を受ける事に、そしてアイリスは歴史の勉強を始めるのだった。
◎アイリス=ディセンバー=アンクライ
テストに合格する為に勉強しようとするアイリス、しかしそこにパトのスパルタ教育が。
怯え切ったアイリスに一緒に勉強しようと言うノラ、一方病院で残り半年だと告げられたノラ。
今度はノラがアイリスに付きまとわれて迷惑を被っていたそんなある日、
パトが勉強以外何やっているのか気になったアイリスはノラに連れられて学童保育に。
そうしてついにテストの日、アイリスは90点を取りパトにどうするか聞かれる。
アイリスは自分の国に関して何も答えられなかったのでもう少し勉強する事に。
そしてノラはパト曰く残り2週間だと判断され、アイリスの引っ越しの手伝いをしていた。
ノラはアイリスにお願いをする、実はノラの寿命が危ないのは猫化の呪いが原因だった。
しかしパト曰くHした時にアイリスが流す涙で治るとか、当然否定するアイリス。
とりあえず引っ越しの手伝いをしているとアイリスの部下の熊が襲ってきた。
実は自国の歴史を知りたかったアイリスは母に止められるのも構わずに書庫へと侵入。
そこで一冊の本を見つけた、そこには絵が描かれており永久に冬の筈のアンクライの春だった。
そしてその本を手に地上へと向かうアイリスとノラ、それにノエルは無事に到着。 地上に戻れたノラは再びHのお願い、今度はパトも一緒になってお願いをする。
曰くアイリスの涙には忘却の力があり、愛を感じる時はその純度を増すとか。
ともかく断るアイリス、ちなみにアイリスの引っ越し先は反田家の庭の地下だった。
そんなある日、パトの学童保育での読み聞かせについて行き、アイリスも読み聞かせをする。
しかしパトの評価は微妙、と言っても初めてなので仕方ないらしいがアイリスは練習する事に。
そんなある日、ノラ達の補修に付き合って皆が学園に来ていた時、急に外に雪が降り積もる。
何事かと思うとキスもしてないのにノラが猫に、そしてアンクライの亡霊という象が現れた。
亡霊はアイリスにエンド家を滅ぼせと言うがアイリスは拒否する。
すると亡霊はアイリス達も標的にして襲ってきて、皆で学園内を逃げ回る事になる。
亡霊以外にも騎士に熊が襲いかかってくる、それでもアイリスは亡霊を説得したい。
という事で幾つかに分かれて問題に対処し、そしてパトは絵本の読み聞かせを放送室から流す。
しかしその内容は普通の絵本では無い、アイリスが持ち帰った書籍、歴史書から作られたもの。
その国は出土する鉱石に頼り遊び呆け、世界をわが物にしようと企み投獄された。
国は娘を投獄し、その娘が流した涙が宝石となり、賠償金の代わりに支払われた。
アンクライは悲しみで栄えた涙売りの国、幽霊だと、そしてパトの魔法は完成した。
復讐売りの少女、それは全てを焼いた、そしてパトはアイリスをこう呼ぶ、冬の幽霊だと。
そして幽霊は過去だと、アイリスは亡霊たちに謝罪する自分が忘れていたと。
ノラはアイリスの為に共に駆け出し燃える亡霊の元へ、アイリスも自分を消したくないから。
しかし亡霊の火を消す前にノラがやられる、気が付くとノラとアイリスは過去を見ていた。
子供の頃にノラとアイリスは会った事があった、そしてそこにパトと復讐売りの少女が現れる。
パト曰く歴史と御伽噺の狭間にいるとか、復讐売りの少女は歴史書と絵本の合作みたいなもの。
そして元になった2つ、アンクライ皇国の歴史書とマッチ売りの少女の本を出す。
どちらかを読み聞かせるように言うパトにアイリスは1冊の本を手に取った。 そして語るのはどちらでもない、アイリスの話であり、ハッピーエンドの物語。
それを聞いた復讐売りの少女、マッチ売りの少女はその対価に燃やしてあげるのだった。
気が付くと元の場所に戻っており、ノラも生きており、亡霊はやたら可愛くなっていた。
マッチ売りの少女が時、過去を燃やしたからと言って亡霊たちを連れて去って行った。
そしてノラも助かったノラに喜んだアイリスの涙で猫から人間に戻っていた。
だが完治したかわからないのでアイリスとキスをして確かめる事に。
結果、猫にはなったが人の言葉を喋れた、パト曰く少しだけ人に戻れたとか。
という事でやっぱりHのお願いをアイリスにする事に、と言っても今度は完全拒否ではない。
亡霊の時の出来事でアイリスはノラへの好意はかなり高い、でもHは初めてだから。
なので交換条件として共に国を再興して欲しいとノラに言うアイリス。
そしてノラは沢山考えて、再興は流石に約束出来ないけど一緒にいる事は出来ると告げる。
そんなノラの言葉についにアイリスも認めてH、そしてノラも治り、恋人になった2人。
しかし寝る事が多くなったノラ、パトはノラはまだ猫の部分があるのではと推測。
という事で今度の海でのデートにパト達もついて来る事になった。
海で皆で遊んでいる時にノエルから呪いを解く涙をアンクライの再興の為に欲しいと言われる。
そして海で遊んでいるといつの間にかノラに尻尾が、だけどその後にHして元に戻す。
ノエルにも樽で涙を上げる、ノエルはこれでアンクライに対する忘却が解けると言う。
そして一度アイリスとノエルはアンクライ皇国に戻る事に、そしてアイリスは母に会う。
アイリス母は死者と生者の関わりを断つべきと、アイリスに永遠の眠りに付こうという。
忘却、冥界にとっての死を広めようとしたこと、それはアンクライが滅ぼされた原因。
当然アイリスはそれを否定、するとアイリス母は娘失格と言い忘却魔法を発動させようとする。
一方で冥界の母はその事に気付きパトにアンクライを滅ぼす様に命令する。
地上に戻ったアイリスはノラの元へ、そして実はアイリス母がアイリスの母でないと告げる。 そして助けて欲しいと言うアイリスと共にノラ達はアンクライ皇国、その城へと向かう。
城にいたのはノエルだけ、アイリスの母はただの機械、城には他に人はいなかった。
城書庫にあったのは大量のテープ、それがアイリスの母を動かしていた。
そしてノエルは自分を成長するアイリスの後ろ髪を引く存在だと言い、消えようとする。
だからアイリスと離れようとするノエルだが、アイリスはノエルを連れて行こうとする。
しかし城の上には冥界の母によるアンクライを滅ぼす為の魔法が発動しそうだった。
その時、動かしてない筈のアイリス母から声が聞こえる、旗が見てみたいと。
それを聞いたアイリスは城のてっぺんに旗を立てようとする、そこにルーシアが。
反田家にも来た旗になる翼竜に鎖を繋いでいたのだった、そして皆でその鎖を引く。
そして無事に翼竜を引きずり旗になり、アンクライの滅びは止められたのだった。
その後、アイリスは冥界の母と向き合う、冥界の母は未来に関してアイリスに聞く。
アイリスの為にノエルが動かしたアイリス母は過去の存在、だから未来を。
アイリスは存在を認めて欲しいと言う、いつか世継ぎが出来、人が増え再興した時に。
冥界の母は娘と仲良くしてと言って、いつか再興した時の再会を約束して去った。
そしてノラ達は3年になった、その間アイリスはアンクライ再興の為に色々やっていた。
それからノラとアイリスは共に受験と再興を頑張っていくのだった。
◎ノエル=ザ=ネクストシーズン(ExtraStoryから、内容はアイリス√の続き
アイリスを見守っていたノエルは何だかんだでノラの事を意識してしまう。
というかノラとアイリスがやっているのを覗いて、自慰してしまう程度には意識している。
しかしノラはアイリスの彼女なのでその気持ちを否定するノエル。
それはそれとしてノラを好きになってからヤバくなるアイリスに思う所があるノエル。
そこでノラを呼び出し遠泳で勝負を仕掛けるも、途中でノラに助けられる結果に。 沖から離れた無人島で携帯もないのでそこで1日過ごす事になった2人。
そこでノエルはアイリスを泣かせないという名目でノラとHをする事に
(ノラとHをするとアイリスは必ず泣き、それをノエルが虐めだと言って止めるという名目
そして終わってから少しして、無人島の近くを船が通るので呼ぶノラ。
ノエルは、あの船が通り過ぎてもう一夜過ごしたい、そう思ったのだった。
◎高田 ノブチナ
アンクライ皇国皇女が来る前の高田と呼ばれる任侠一家のお話。
ノブチナは獄中の先代に代わり組みをまとめ、最近では周囲の小さな勢力をまとめ上げていた。
しかし最近兵頭という新興勢力が高田と対立して一触即発の状態。
一方で学園祭の時期、何かしたいと思うが何も思いつかないノラのクラス。
そこで絵本の読み聞かせをしたいというパトとコラボして演劇をする事になった。
だが任侠娘のノブチナに関して周囲から様々な危険視をされていた。
そんな時事故でノブチナとキスして猫になったノラは一緒に高田家に帰る事になった。
そこで見合いをさせられそうになっている事を知るノラ、ともかく部屋で元に戻るノラ。
そこにノブチナの父、信春が現れて殺されそうになるが反田家の子供という事で助かる。
信春は昔ノラ母に求婚してたらしい、そしてノラとノブチナがくっつく様に推奨してくる。
ノブチナは信春がノブチナを堅気に戻そうとしているのだと気づく。
その帰り、ノラは母親がいない事が気になって聞くがノブチナは笑顔を見せるだけだった。
帰宅後、ノラはシャチからノブチナの母は出て行ったと昔聞いた事を聞く。
一方、高田家に兵頭が来ていた実質的な降伏勧告に近いものだった。
兵頭はノブチナだけに、ノブチナが来るか高田が看板を下ろすかの二択だと迫る。
信春は組を解散するつもりだがノブチナにそんな気はなかった。 そして一人叫ぶノブチナの元に皆が来て最後にノラが高田家の家系図を持ってやって来た。
翌日、学園祭の演劇は教職員受けなどを命をテーマにする事になり、最初はパトが考える。
でもパトは冥界、つまり死の世界から生まれたからと言ってノブチナにそれを託す。
しかしノブチナは協力すべきと言って高田家で皆で考える事に。
ノラの方は高田家の家系図を持っている事が高田家にバレて高田家に連れて行かれていた。
ちなみに家系図は昔ノブチナが売ろうとしたのをノラが引き留め、反田家に残された。
ノラは信春からノブチナを堅気にしたいから協力する様言われるが話し合うべきと提案。
そこにパトが先にやって来てノブチナがそろそろ帰って来ると判明。
信春はノブチナを堅気に戻す為に演技をすると言い、ノラも条件付きで協力する事に。
結局演技は失敗に終わり、そしてノラはノブチナと家系図を持ってきた時の話をする。
子供の頃、ノブチナは壁に家系図を書いて殆どの名前に×をつけたが一つだけ付いてなかった。
それは出て行ったと聞いた母親だった、そしてノブチナは自分の用事にノラを付き合わせる。
そこは信春のいた刑務所だった、ノブチナは見ておくべきだと思ったからと言う。
話を聞きノラはノブチナが信春の事を想っていたのではと思い聞くがノブチナは答えない。
2人で反田家に戻ると何故か感動している一同、読んだのは昔の性教育の本であった。
そして演劇の内容は命とロミオとジュリエットに性教育も入ったモノとなった。
ノラは信春と会っていた、刑務所で色々と考えたがそれでもノブチナと話すべきと説得。
その夜、信春はノブチナと正面切って話し、ノブチナは人知れず笑顔を浮かべるのだった。
そしてノブチナは兵頭に高田の家に残る事を宣言するのだった。
文化祭の準備は順調に進んでいたが何者かの妨害で小道具が壊されていた。
ノブチナは封じてた拳を振るっていた、ノラと井田に倒したヤクザが金貰ってやったと告げて。
ノブチナは一人でやろうとするがそれはノラ達友人の皆が許さなかった。
しかし高田を兵頭にやられたノブチナは報復に向かうが途中でノラが気づき止めようとする。 ノラの言葉に2人でやろうと言うがノブチナはキスをしてノラを猫にすると1人で向かう。
そして後から来たパトに救われたノラは急いでノブチナの元に向かう。
そこには部下を蹴散らし兵頭に銃を向けるノブチナの姿が、間一髪それは防ぐ事には成功。
しかしそこに警察がやって来て連れていかれるノブチナ、その姿は笑顔をノラに向けていた。
ノブチナは拘留される事になり、その弁護士に会いに行く信春について行くノラ達。
そこにいたのはノブチナの姉、信愛で、信春は弁護を頼むが金を用意するならやるとの事。
家族の絆で無料を願う信春だが信愛に殴られ、信愛は名刺を置いて去って行った。
ノラ達はノブチナが妾の子で信愛が正妻の子、ノブチナと信愛の母が良くなかったと知る。
その後、信愛とノラがノブチナと面会するが両方とも喧嘩して終わり。
信愛には助けられたくないと言い、ノラとはノブチナと信愛の事でノラが怒った。
ノブチナは家系図にのらない子で教育は信愛しか施されなったし、
ノブチナが何かになろうとすると家が邪魔になり、家を家族と思えなくなったと言う。
それでもノブチナを助けたい皆は信愛に頼み、その思いをくみ取った信愛はもう一度向かう。
そして信愛からその事を聞いたノブチナ、費用は信愛が出す事になった事も知る。
さらにノブチナの元に田中、ノラ達のグループの1人、から手紙が届いていた。
そうして信愛の活躍で釈放、外に出たノブチナはノラと信愛と共に学園へと向かう。
学園祭の命とロミオとジュリエットは無事に演じ切る事が出来た。
学園祭の後、唯一の親である信春と衝突して語り合った後、ノブチナは涙を流すのだった。
その帰り、ノブチナはノラに付き合ってみるかと提案、そして日常が戻ってきた。
付き合っていくのは何かと考えたノラ、そして決意したノラは井田を連れて高田家へ。
ノブチナと付き合いたいと家族の前で宣言、曖昧になりそうな時は井田に殴ってもらった。
信春は2人で話し合いなさいと言いノブチナと2人きりになり、そして2人は恋人に。
その事はすぐに皆にバレて、そしてそんな2人にパトはノラは愛で治ると言う。 ある日ノブチナにノラ母の知り合いを紹介されたノラはノブチナに実母に会って欲しいと思う。
そう思い信愛の元へ、しかし信愛も昔の住所しか知らず今生きているかすら知らなかった。
今度は信春の元へ、そして信春から兵頭の元へ行き、そこで実力を示して場所を知る。
どうにかして会わせたいノラは皆に相談、そこでダブルデートする事になっていた。
実は井田が田中に告白しており、ノブチナの件で色々あってまだ付き合っていなかった。
そしてダブルデートで誘導する予定が全く場所に向かわず気づいたら河辺。
そこで田中はノブチナに井田に返事をする事を宣言、だからノブチナも向かって欲しいと。
全て察したノブチナだが行きたくないと言うとノラがそれなら1人で行くと言う。
そこにユウキ達も来て向かうといい、それなら先にパトに生きているか確認する。
だって怖いから、でもパトは教えられないという、それで未来が変わるのかと。
パトは命とは、必死に生きる事だと知ったからもう母の元に帰ると言う。
そしてノブチナに言う、立ち向かう事が一番得意なのだから、逃げては駄目と。
そんな皆の言葉にノブチナも向かう事に、そして信愛と高田家が用意したトラックで向かう。
そして無事に出会う事が出来た、最初は分かってなかったけど名前を聞いて気付いてくれた。
母親、原点を知ったノブチナはノラを元に戻す為にも世界を巡るのだった。
そしてノラ達は3年になった、ノラの呪いは悪化したがそれを知ってパトが地上に戻って来た。
そして受験勉強に向かって立ち向かうノラ達であった。
◎ルーシア=オブ=エンド
翼竜が来た日から数日、妹たちの為に地上にいるルーシアにはとある懸念があった。
それはパトとノラの仲、ルーシアはノラにパトに近づくなと言いそれからノラを危険視。
そんな時ノラはルーシアが犬が苦手と知る、パトをケルベロスから救ってからとの事。
ある日実験の為と称してパトにキスされて猫になるノラ、その日からルーシアに追われる。 ノラは何とか犬に隠れる事で回避、ルーシアはその事で冥界の母に言われてしまう。
冥界の母に言われた翌日、ルーシアは苦手を克服する為に犬のいる場所へ。
そこに晩飯を呼びに来たノラが、その時犬が鳴いて驚いたルーシアが不良に衝突。
その場にいた不良は問題なかったが新しく現れた者がペットにドーベルマンを連れていた。
このままではルーシアが危ないと思ったノラは猫のまま犬に立ち向かおうとする。
しかしその前にルーシアはノラを回収して退避、結果としてノラが救われた形に。
だけど家から少し離れた場所で電柱の影で膝を抱え込むルーシア、本当は怖かったのだ。
その夜、ルーシアは夢を見る、パトをケルベロスから救った時の夢を。
パトは怯えていた、ケルベロスを屠り血まみれの自分を、その夢を見て目が覚めるルーシア。
何か暖かいと思うと傍にはノラがいたのだった、そんなある日学園でルーシアと会う。
犬の図鑑を見て耐性を付けようとしていた、その時パトがルーシアに顔を見せに来る。
学童保育に向かうとか、すぐに行かないルーシアに何故かと聞くと怯えさせるからと言う。
学童保育にはペットを連れて来る子もいてそこにいた犬に対してルーシアは殺意を向ける。
それは優しいパトの空気を悪くして子供を怯えさせる、そう自虐的な笑顔でルーシアは言う。
ノラはそんなルーシアの為に犬の散歩のバイトを探し、大量の犬を連れて来る。
当然嫌がるルーシアだがノラは気にせずルーシアの為に頑張って克服させようとする。
そんな2人を見てパトは自分の知らないルーシアの感情をぶつけてもらうノラが羨ましいと。
ルーシアもノラと一緒に少しずつ苦手を克服していき、いつの間にかついノラを探す程に。
そんなある日、犬の悪戯でノラとルーシアがキスして猫になってしまったある日、
以前遭遇したドーベルマンを連れた不良と遭遇、しかも今回は3匹も連れていた。
しかも不良に捕まってしまうノラ、不良はノラとドーベルマンを戦わせると言う。
ノラはルーシアの為に戦う事に、しかし追い詰められてボロボロにされるノラ。
その姿を見て剣を抜くルーシア、だが怯えさせるルーシアにしない為にも立ち上がるノラ。 そして何とか3匹のドーベルマンに勝つがボロボロになったノラ、気が付くと病院だった。
人に戻って、ルーシアが何とかしようとキスして戻し、そこにノブチナが通りかかった。
お陰で難とか病院に行けて助かった、しかし松葉杖が必要な程にボロボロだった。
ルーシアはノラに聞く、自分が怖いか、猫だったノラの鳴き声が胸に響いて痛かったと、
自分を恐れる声が胸に響いて痛いと、誰も彼もが自分を恐れているのではと。
一生懸命な人をどう恐れるのか、恐いって気持ちの先にあったかい理解があるのではと、
今のルーシアなら猫のノラの声に痛いけど逃げずに答えようとするのでは、
それはあたたかくないかと言うノラの言葉にルーシアは下がっていた顔を上げる。
そしていつか、花を見て座っているのではと、いつか花の気持ちも分かるのではと。
そんな時、冥界の母に呼ばれるルーシア、そこで失った魔力を取り戻す方法を聞く。
猫の血を浴びれば失われた魔力、サクラメントを取り戻せると冥界の母は言う。
だから猫、ノラを連れて来て自分の目の前で腹を掻っ捌く様に言われるルーシア。
とはいえリハビリを手伝いながら、ノラを完全に意識しているルーシアには無理な話。
その事を冥界の母に伝えるが魔犬の幻影を見せつけられいかに克服してないか思い知らされる。
ルーシアはノラとキスをして猫にしようとするがそこに事情を知ったパトが現れる。
呪いを別の呪いで解こうとするルーシアは嫌いと言い、ノラにも近づかない様に言うパト。
それでもノラはルーシアの元へ、そしてルーシアを連れてお墓のある場所へと行く。
ノラはそこで血をあげたら安心できるのか聞く、その代わりに本心を聞かせて欲しいと。
ルーシアはケルベロスを殺した時の話をする、不運だったのは母がパトを庇った事だと。
返り血を浴びて魔力を失い、そんな自分をパトが恐れたのは自業自得だと言うルーシア。
自分の人生は妹たちの為に、でもそれはただこびりついてるだけではと思うのだと。
夜、ノラはパトからケルベロスから救われた時の話を聞く、何故抜け出したのかと。
何処へ行っても見つける姉に檻の中の様に感じた、でも助けられた時に本当の意味を知った。 世界は綺麗なモノばかりではないと、以来この事に関しては何も話す事はなくなった。
互いに敬愛と溺愛をしながら、でもあの日以来なにも話せていないのだと。
自分に何か言う資格はないと、ノラは言うべきと言うがパトは何も言わない。
その夜、ルーシアはノラとキスをする夢を見て、起きればベッドがびちゃびちゃ。
その惨状に家を飛び出すルーシアと追う猫のノラ、そしてルーシアは海で絶叫。
母に小言を言われ、パトに叱られ、犬にも怯え、夢も酷けりゃシーツも酷く、旅に出る宣言。
自分に愛想が尽きたルーシアは自分が何者かと聞き、ノラはルーシアで変わらないと言う。
そして自分の腹を裂いてもすぐに縫えば問題ないと伝え、猫の状態でも理解するルーシア。
そこにパトがやって来てルーシアは2人で話したいと言い、ノラは少し離れる事に。
パトは呪いは愛によって解けるから、だから自分の為に未来を歩んで欲しいと言う。
そしてケルベロスに救われた時の事を謝る、あの時抱きしめられなくてごめんと。
ちなみに布団が濡れていたのはユウが夕立で濡れたシーツを取り込んだからだった。
そしてルーシアは再度冥界の母の元へ、今度はノラを連れて説得をしにいく。
冥界の母は再度魔犬の幻影を見せるがルーシアは無事にその正体を見破った。
ルーシアは昔パトを庇ったか聞き、冥界の母は庇ったのだと答える。
そしてルーシアはノラを犠牲にして元に戻りたいとは思わないと冥界の母に告げる。
失った事で得た真実と、大切な姉妹と仲間を失わない為、自分で呪いを解いてみせると。
そんなルーシアに冥界の母はルーシアも大切だと、そしてパトが狙われている事を告げる。
ガルム一族という犬の一族が狙っているという、冥界の母が最近急かしていたのもこれが理由。
ルーシアをノラが一緒なら大丈夫だと、ノラと一緒に守って見せると伝える。
そしてガルム一族の襲撃が、しかしノラは人間の状態でキスをする隙がない。
その時偶然近くにいた井田とノブチナがやって来たので少しの間任せる事に。
その間にノラとルーシアはキス、そして白いドレスを纏ったルーシアはガルム一族を倒す。 帰宅後、今後の訓練と称してキスをしようとするルーシア、そこにパトが現れる。
パトも自分が狙われている事に気付き、素早くルーシアとノラがキス出来る様にしようとする。
とはいえ中々出来ない2人にパトはデートスポット本を託すのだった。
翌日、ルーシアはユウキとノブチナにどうしたら素早くキスを出来るか相談する事に。
近況などを聞いた2人はルーシアがノラに恋してると言う、そこにガルム一族がやって来る。
翌日、皆の指導を受けながらのデートで仲を深めていくルーシアとノラ。
そこに先日来たガルム一族がナンパ勝負を仕掛けてきたのでノラが挑む事になった。
その光景を見て不愉快になるルーシア、結局戦いになりキスしてノラを携えて勝利。
それからガルム一族を2人倒したある日、パトがノラの現状を治す方法を見つけたという。
内容はどう考えてもH,ノラに意見を聞こうと猫状態だったノラにキスをするルーシア。
しかしノラは人に戻らなかった、それから1週間が経った、一応ノラの意識は残っていた。
そこに以前倒したガルム一族の1人が現れ、王のガルムなら元に戻せるかもと言う。
それを知ったルーシアは1人何処かへ、ノラはルーシアを探して1匹の犬に辿りつく。
以前倒したドーベルマンで元ガルムだった、そしてガルムがルーシアを狙っていると知る。
そしてルーシアを発見、説得しようとするノラ、パトも現れて止めようとするも失敗。
1人行ってしまう、そこにユウキ達から連絡があり学校をガルム一族が制圧していた。
敵を倒しながらガルムの元へ、しかしルーシアは既にその中に捕らわれていた。
だがノラは気にせずガルムに突撃、するとノラ、それに追ったパトはガルムの中へ。
そこにはガルムに洗脳されつつあるルーシアが、パトに嫉妬し1人は嫌だと言う本心で。
そこでノラは人の姿をした、でも人では無く獣の力でルーシアを取り戻す為に戦いを挑む。
ユウも来て、そしてノラは刺されながらもルーシアを抱き締めて、ルーシアを救い出す。
そしてキスをして元の世界に戻ったノラ達、ノラはルーシアの剣を手にガルムに挑む。
2度とルーシアが剣を持たなくて済む様に、そしてガルムを討伐する。 エンド家3姉妹はガルム一族を冥界裁判にかける為に冥界へ、ノラも人間に戻ったまま。
そして再会の約束をしてルーシア達と別れる、しかしノラが完治したかは不明だった。
冥界に戻ったルーシアは冥界の母にノラに会いたい事を告げる、その時冥界が揺れる。
ルーシアが完全に取り戻した力、サクラメントは光の力で冥界を滅ぼすものだった。
そして冥界の母はルーシアを冥界から追放する、ルーシア=エンド=オブ=サクラメントを。
一方ノラは動物と話せる様になっていた、そんなノラの前にルーシアが現れる。
別れを告げながら地上に戻ってきたのが恥ずかしくて漫画喫茶生活をしていた。
ルーシアが冥界に帰れない事を知ったノラは家に来るようにルーシアに告げる。
一方でパトはユウキとノブチナにルーシアに関しての話をしていた。
ルーシアとは光の意味を持ちサクラメントと呼ばれる力が眠っており冥界では問題。
そしてその力の源はノラへの愛、それを捨てないとルーシアは冥界に帰れない。
ノラもルーシアからそれを聞いていた、そしてルーシアは愛を捨てると言う。
ノラは傍にいろと言うが逃げ出すルーシア、追うノラの元にパトが自転車で現れる。
ノラとパトはニケツでルーシアを追う、そしてパトの魔法もあり何とか追いつく。
ルーシアは書置きも残さずに冥界を出ていた、それはノラに早く会えるという気持ちから。
そんなルーシアを連れて帰れないとノラにルーシアを任せてパトは帰って行った。
それからルーシアはノラを愛を感じる度にサクラメントが暴発、周囲を爆発させる様になった。
そんな状態で半分暴走状態のルーシアはノラに婚姻届けを差し出してくるほどに。
しかもノラを手刀で落として寝言で肯定させていた(そうしないと力が暴発するから
しかしノラには書けなかった、何故かと思うノラにノブチナが言う、キスしたら猫になるから。
そしてルーシアもパトに言われて気付き、自分がその事を忘れ暴走してた事に落ち込む。
ノラが慰め何とかした所にパトがノラを治す方法を見つけた事を伝えてくれる。
早い話がH、しかし今の状態ですればルーシアの力の暴発で周囲どころか世界が滅ぶ。 そこでパトが何とかする事に、お陰で何とかなりノラも猫にならなくなる。
ノラとルーシアとのデート中に冥界の母が、追放はしたがルーシアの事を気にしてる模様。
ルーシアはノラを盗られるかと嫉妬、ノラとしては冥界の母とルーシアに仲直りして欲しい。
それからもルーシアとノラはイチャイチャ、ちょっとルーシアは暴走気味だが。
そこに再び冥界の母が現れて、ルーシアと2人で話したいというので2人っきりに。
そこでルーシアは自分が、自分を失い他人に自分の価値を見出すようになった事、
しかもその事に本人が気づいていない事、それが皇女から落とされた理由だと知る。
そしてルーシアと冥界の母の関係もよくなっていき、いつかは完璧に亀裂もなくなると思う。
その後、ノラはちゃんとルーシアにプロポーズして婚姻届けを書き、未来へ進んでいき、
ルーシアが地上にいる限り滅ぼさないと言うので地上に残り永きに渡り守り抜きましたとさ。
◎ユウラシア=オブ=エンド
翼竜が来た日から数日、携帯が欲しいというユウに自分の携帯を上げる事にしたノラ。
ノラは新しいのを買った、最初はそちらを欲しいと言うユウだったが古い方で良いという事に。
そんな時にユウは冥界の母からこのパトが冥界の王女の素質を失って困ると言う。
そうなったら同調魔法という感性を同じにする魔法を使わねばならなくなると、
それを聞いたユウはなりたい訳じゃないけど皇女候補になる為パトを冥界に戻す事に。
携帯で皆にノラの弱点を聞いて、最後はノラがロリコンという事で終わる。
ある日、テレビをパトに取られたユウはノラに意見、携帯でテレビが観れる事を伝える。
それからユウはノラをアイドルになる為のサポート係にしてポーズを考えたり、
洗脳魔法をかけようとしたり、洗脳魔法に関してはパトに怒られた。
なので今度は心まで猫にする為にユウはノラに恥ずかしいけどキスして猫にする。
しかしすぐにキスをされて元に戻るノラ、キスされたユウはノラを少し意識する。 だが翌日、取り巻きの前でのアイドル活動の為にノラにキスして猫にして手伝わされる。
ノラはそれでいいのか聞くと、ノラとのキスはノーカウントだからとユウは言う。
カラオケで歌の練習したり、ビラ配りしたり、しかし中々順調にはいかない。
なのでまたカラオケで練習する事になるがノラには用事があるので断りユウ1人で行く事に。
帰宅したユウが悔しいか聞くが気にしないノラに怒るユウ、怒りは翌日まで続いた。
しかし昼休みに呼び出されるノラ、今度はライブを開くというユウはノラに手伝えと言う。
その為にはまたキスでノラを猫にする必要があるのだが何だかユウの様子がおかしい。
翌日、ユウに避けられるノラ、しかし夜お風呂に入っていると背中を流しに来る水着のユウ。
携帯で写真をとってノラを脅そうとするがこけそうになるもノラが助ける、が携帯は故障。
その後、なんで自分を助けたのか聞くユウ、自分を丸め込んでパトに近づく気かと。
何故そこまでユウがパトを意識するのか気になって聞くとユウはノラに言う。
冥界の母は1番になれると言うがパトとは何か違う、でも冥界の母は1番になれると言う。
そんな状況なので自分だけが1番になれるものを探していたのか、とユウは言う。
パトの後追いだと考えるノラ、ユウにはユウだけの物がそれを頑張ればいいと答える。
そんなノラに今度はユウが何故自分を助けるのかと聞くと羨ましいからと答える。
目標の為に邁進する姿に、それに一緒に行動していると何か変われそうな気がして。
故にユウに感謝、そしてユウも猫への行き来は自分とのキスだけとノラに約束させる。
それからユウの努力が実ってきて、アイドル活動に見に来る人が増えてきていた。
ノラとユウの関係も近づきついにライブの日、ユウから離れ列整理に向かうノラ。
そこでパトとルーシアと話す普通じゃない人、冥界の母と会う。
冥界の母はライブで歌に合わせてユウが冥界の母から授かった同調魔法を使おうとしてると。
もしそうなれば冥界の価値観に近づいた人間は自ずと死にたくなると言う。
ノラはユウから意見を聞こうとする、がその前にユウがノラに引っ付いて離れない。 そのまま今回のライブはお蔵入りに、帰宅後にユウに同調魔法に関して聞く。
言い訳はしないユウに何とかしようと言うノラだが魔法を解くには冥界の母以上の魔力が必要。
(同調魔法は冥界の母が発信機、ユウが中継器の状態なのでユウにも影響が出ている。
それでもユウの為に何とかしようと思うノラ、ノラはユウが好きで、ユウもノラが好きだから。
そして恋人になり繋がった2人、それからは恋人らしくデートしたり、そしてライブ再び。
それを聞いていた冥界の母は同調魔法はユウには早かったと判断、そしてパトは言う。
冥界では見れない程楽しんでるユウ、それを見守る為に地上を滅ぼすのは伸ばして欲しいと。
私が語り終えるまで、そう言うパトの視線の先でユウはノラと全力でライブをするのだった。
◎パトリシア=オブ=エンド(ExtraStoryから
ノラが冥界で1000年過ごし帰って来て、色々な結果性欲が制御可能になっていた。
しかも冥界からノラと結婚したいという人物まで現れすっかりご立腹のパト。
だけどノラが好きなのはパトだけだった、そこでパトは婚姻届けを書く事を提案。
書きたくないノラは猫になって逃走、パトの花嫁修業が始まるのでした。
◎黒木未知(ExtraStoryから
ノラが冥界から救われてから数日、相も変わらずイチャイチャしながらも重い未知。
そんな時冥界から名声を求めてノラと未知の命を狙って化け物がやって来る。
事情を聞くと就職難で何か欲しいらしいのでノラが働いていたホテルの紹介状を書いてあげる。
だけど今度はホテルが人材不足だとまたやって来るのだった。 ◎夕莉シャチ(ExtraStoryから
夏になる少し前、ノラの前にノラを知るというオルカと名乗る少女が現れた。
どうも天界に関わりのある人物らしく一時的に面倒を見る事になった。
命を作り出す起源を探しに、それに地上の技術を観測しにやってきたオルカ。
知らないとはいえ結果としてコンビニで万引きし、そして謝罪、コンビニ店員になっていた。
そして今日もまた、ノラとシャチの生殖行為を推奨するのだった。
◎明日原ユウキ(ExtraStoryから
ユウキと付き合って暫く経ち、ついにノラが卒業するまで残り1年ぐらいとなった。
2人は未来に想いを馳せ、失敗するかもしれないけど挑戦していこうと思う。
たくさんの過去に負けず、未来に目印をつけながら、その道を歩けるって信じさせてくれる、
ユウキはそんな強い子だから、ノラはユウキがいないと駄目になるなと思うのだった。 ◎登場人物紹介&短縮版
・音無 昴:UFOに連れ去られそうになった事を切っ掛けにMIBに入った青年。
・黒河 有佳乃:それなりにドジっ子なMIB職員、失敗するとすぐ落ち込む
⇒尊敬する上司が実は宇宙人排斥派で、自分の持ってた道具のせいで実行されそうに。
でも皆に話して無事に止める事に成功、上司は降格され部下になりました。
・エリーゼ=ヴァレンシュタイン:日本大好きなウサ耳少女、微妙にずれた日本知識が多い
⇒無事に付き合う事になるも過保護な父親かた試練を受けさせられる事に。
さらにその父親に冤罪がかかるも無事に助け出し、交際を認めてもらうのだった。
・音無 宙美:宇宙人とかが好きな昴の妹、義妹なんで色々大丈夫
⇒付き合ってから暫くして何故か他人の考えを読み取れるようになってしまった。
実は宇宙人とのハーフだった宙美、父の残した道具で何とかなりました ◎共通
妹を持つ青年、音無昴(昴)はある日学園からの帰りに困っているウサ耳少女を見かける。
コスプレかと思いつつも道を聞かれたので案内して別れ、気が付くと夜になっていた。
帰ろうとする昴だが何かに追われている気がして走り、公園に辿り着く。
そこでUFOに連れ去られそうになるが黒服の少女に助けられ、協力して撃退。
そして落ち着いて黒服の姿を見るとクラスメイトの黒河有佳乃(黒河)だと分かる。
事情を聞く所か記憶を消されそうになる昴、しかし電話を受けた黒河から一時保留と言われる。
翌日、黒河に呼ばれて学園の空き教室へ、そしてそこにあったロッカーに入らされる。
気が付くと謎の部屋、そこにいた少女の指示に従って何かの試験を受ける事になった昴。
試験が終わった後に黒河から試験の監督をしていた少女、墨須澪(澪)を紹介される。
そしてMIB、早い話が宇宙人に関するあれこれをする組織に関して説明を受ける。
黒河も澪もMIBの職員で、先程受けていたのはMIBになる為の試験だったという。
昨夜のUFO撃退の活躍から試したらしい、試験は合格だったらしくMIBになる事にした昴。
そして明日から宇宙人の転校生が来るから黒河と2人で護衛をする事になった昴。
翌日、以前道案内したウサ耳少女、エリーゼ=ヴァレンシュタイン(エリ―)が転校してくる。
放課後には空き教室、MIBの支部に案内して色々と話していると何者かが部屋に入って来る。
昴の妹の音無宙美(宙美)だった、鍵は掛かっていた筈だが針金で開いたらしい。
記憶を消そうとする黒河だが宙美は知り合いの有名ハッカー集団にお願いして黒河を脅す。
昴の妹という事もあり一応許可される宙美、そして皆で帰宅中に何者かが空から現れる。
正体はダニエル=ヴァレンシュタイン、エリ―の父でエリ―が心配で見守っていたという。
そこでMIBの仕事に興味を持ったエリ―と宇宙人大好きな宙美がMIBに入りたいと。
黒河が本部にその事を伝えると準職員ならと許可を貰い、4人+1人は帰宅するのだった。
翌日、エリ―に学園を案内中、宙美にUFO研究部の相葉夕(夕)を紹介される。 放課後はMIBとして小さな仕事をこなし、そして1匹の宇宙生物を引き取る事になった昴。
休日、エリ―が海の家でバイトする事になり、手伝いしたり、ビーチバレーしたりして過ごす。
ある日黒河から、実は黒河が昔は違う部署にいたけど失敗から今の庶務課に移されたと、
そして忘れない様にその時拾った謎の道具、キューブを所持している事を聞く。
ある日学園にて何かを追う宙美の話を聞いたので探す事にした昴たち、なんとか宙美に合流。
そして協力して宙美の追っていた宇宙人を追い詰めて事情を聞く事に。
どうやら友達が欲しかったらしく宙美が友達になり、学内での記憶も操作し無事に解決。
ある日、皆で集まっているとMIB本部から公園でUFOが確認されたとの連絡が黒河の元に。
急いで公園に、そこにいたのは以前昴を誘拐しようとした宇宙人であった。
地球で暮らす為に人の型を取ろうとする宇宙人、無事に倒してMIB本部に引き渡す。
そんなある日、いつもの4人に夕とダニエルも加わって天体観測をするのだった。
◎黒河有佳乃
ある日、本部と支部を転送するロッカーの中で偶然からか黒河と密着して意識する昴。
数日後、宇宙ドラッグの取引がある事を聞いた昴達、警戒の為に回っていると現場に遭遇。
追いかけるも逃げられるがドラッグは何とか回収、しかしその翌日から体調がおかしい黒河。
とはいえ何とか数日後には密売人を見つけて捕まえる、その途中で黒河が吸引してたと判明。
人間にとっては周りの人が気になる人物、黒河の場合は昴、に見えるだけだったとはいえ、
その事を話してくれなかった事がショックだった昴は黒河の特別になりたいのだと気づく。
そして告白し黒河も受け入れて恋人に、そしてMIB本部で黒河も治療して元気になる。
恋人になった事をエリ―と宙美に話し、MIBからの任務もないのでデートする日々。
ある日、黒河が一人で本部に行った時、宇宙人について悪印象に書かれた資料を発見する。
何も知らない人に向けての印象操作らしきもので宇宙人を地球から追い出すような内容。 本部に悪意を持った人物がいるのか、もしくはこれを阻止しようとしている人物がいるのか。、
とりあえず昴に相談して2人で調べる事に、そんなある夜に後ろから脅される黒河と昴。
何とか逃げ出しキューブが狙いと分かる、そこで澪に相談して預かってもらう事にした。
それから数日後、再び尾行されたが今度は対策もしてあり無事に返り討ち。
そして持っていた携帯から尾行者が澪と繋がりがある事が判明、落ち込む黒河。
ともかく澪と話す為に本部へ、その途中で高エネルギー反応を感知したとの報告が、
さらに宇宙から戦艦がやって来たという内容まで、急ぎ本部に向かう2人。
澪は不在、とりあえず事情を他の職員に説明、そこで宇宙船が発進したという報告が。
何とか小型のバイク型の乗り物で宇宙船に潜入、そしてついに宇宙船で澪と再会。
澪はキューブをオープスと呼び、これが宇宙人を排除する為に必要な道具だと説明。
以前も実行しようとしたが失敗、それを黒河が拾っていたのだった。
ちなみに黒河が庶務課に移されたのはミスが多かったからで、オープスを拾った事は無関係。
澪は将来、地球が宇宙人に支配される可能性を憂いこの計画を実行したという。
他の職員は他の排斥派の元へ行き、黒河と昴は2人で澪と対峙、何とか気絶させる。
急ぎオープスを探し、他の職員も排斥派を捕えており、そしてオープスの場所も分かった。
しかしオープスを使った装置は既に起動済で時間は無い、2人は覚悟してオープスを破壊。
小さな爆発はあったものの軽傷で済み、やって来ていた戦艦も説得して帰ってもらった。
戦艦はオープスの高エネルギーを地球からの攻撃だと思っていたので何とかなった。
そして黒河と昴は昇進と上の部署への移動、澪は降格や監視はあるがMIBに残る事に。
他の排斥派も似たモノで、MIBの人材不足も理由だとか、澪の監視は黒河と昴。
そしてこれからも大きな事件があるかもしれないが黒河と頑張っていこうと思うのだった。
◎エリーゼ=ヴァレンシュタイン
ある日エリーから今度花火大会がある事を聞く、黒河に聞くとMIB主導だとか。 花火制作に携わりたいエリ―の為にMIB本部へ、人手が足りない事もあって手伝う事に。
手伝いながらエリ―と仲を深めていく昴、しかし当日は生憎の雨でこのままでは中止に。
落ち込むエリ―の為に何とかしたい昴、そこで数日前に試射したバズーカの事を思い出す。
あまりに強力過ぎて使用禁止になった武器だった、昴は澪に頼むが危険なので拒否される。
2人で説得して何とか許可を貰い、そして現場に行きバズーカを発射、雨雲を消す事に成功。
そして無事花火大会は開催、そこでエリ―は昴に告白、昴もエリ―に気持ちを伝えて恋人に。
幸せの昴だったが翌日に学園で黒河に報告した時にダニエルの事を思い出して恐怖する。
しかし放課後には覚悟して話す事を決意、そこにエリ―の心配をしたダニエルが現れる。
そして恋人になった事を話す昴達、反対するダニエルだがエリ―の気持ちに条件を出す。
抜き打ちの試験に合格したら一応認めるとの事、それから昴はダニエルの試験を警戒。
そんな昴をエリ―はデートに誘う、お陰で息抜きも出来た数日後の朝についに試練が始まる。
内容はダニエルの攻撃からエリ―を守るという物、といっても昴しか狙われないが。
何とか逃げ回り、エリ―の説得のお陰でその日の試練は無事に合格となった、そして数日後。
次の試練はダニエルに攻撃を当てる事、与えられた銃とエリ―の協力で何とか合格。
それからはダニエルが忙しいらしく、試練もなくエリ―とイチャイチャする日々が続く。
そんな時黒河からダニエルが密輸で逮捕されたとの報告が、流石のエリ―も落ち込む。
昴はエリ―を元気にしたくて海に誘うが上手くいかない、そこに宇宙人のジャックが現れる。
ジャックはダニエルとその会社を助ける代わりにエリ―が欲しいと言う、
当然断るがジャックはすぐに泣きつくと立ち去り、昴達は自分達でダニエルを救う事にする。
まずはMIB本部へ、ダニエルは家族に対しては仕事人としての部分を見せてないからだ。
そこで情報を集め、ジャックの会社がダニエルの会社の株を買い占めているのだと知る。
手際の良さにジャックの怪しさを感じそちらを調べる事に、しかし中々上手くいかない。
そこで宙美の知り合いのハッカー集団を思い出し、宙美に相談して繋げてもらう。 個人的なお願いだったので深くは知れなかったが、ジャックの会社の密売の噂を知る。
そこで会社に乗り込み証拠を探す事に、その為の必要な物もハッカー集団は用意してくれた。
無事に内部に侵入でき、中でジャックの会話から密輸の罪をダニエルに押し付けたと知る。
そこからはエリ―の持っていた護身用の道具を使い、証拠を見つけて無事に脱出。
それをMIB本部に、無事にダニエルは冤罪で釈放、代わりにジャックが逮捕された。
そして今回の事でダニエルもエリ―との交際だけは認めてくれた、しかしその先はまた試練が。
しかし既にそれ以上をしていた2人は追ってくるダニエルから逃げ出すのだった。
とはいえダニエルに認めてもらう為、エリ―との今後のさらなる交際の為に、
昴はダニエルの会社を継ぐ為にエリ―と一緒に頑張るのであった。
◎音無宙美
ある日、宙美からUFO研に誘われた昴は仕方なくいく事にし、宙美の様子を見る事に。
昴にはついて行けないが宙美が楽しいそうなのでありだと思うのだった。
翌日、MIBの任務で家出した子供宇宙人を探す為に二手に分かれる事になった。
宙美と探す事になった昴、その途中で宙美はデートみたいだなと言う、任務は無事終えた、
それから宙美の昴への好意が前と変わっていくそんなある日、エリ―から夏祭りに関して聞く。
帰りの宙美と2人の時に夏祭りの話になり、夏祭りは宙美と2人で行く事になった。
そして夏祭りの日、2人で周りながらスーパーボールすくいへ、そこで昔の話に。
昔に来た時に昴から送られた宙美にスーパーボールが初めて贈り物でずっと大切にしていた事。
それを昴に見せようとするが何処かに落としたらしく落ち込む宙美、昴は探しに行く。
そして昔も同じ様な事があった事を思い出し、無事に見つけて宙美に渡してある言葉を言う。
それは宙美が昔、ラメ入りのスーパーボールに宇宙を感じた時に昴が宙美に送った言葉。
一緒に宇宙に行こう、それを凄く喜ぶ宙美はそのまま昴に恋人になりたいと告白をする。 昔から自分の為に必死になってくれるから、でも最近は黒河やエリ―も現れたので、
だから気持ちを伝えたという宙美に昴も受け入れて2人は恋人になる。
周りには秘密だが夕にはそれとなく気づかれており、母親の七海も最近距離が近いと言う。
昴は昔、音無家にやってきて宙美とは義兄弟なので問題は無いのだが、一応気を付ける。
とはいえイチャイチャしたり、宇宙談義に付き合ったりで2人の仲は進展しまくり。
その結果、宙美が口を滑らして黒河とエリ―には関係がバレてしまう。
放課後はUFO研で夕と会い、宙美はUFOに関してハッカー集団の力を借りる事を思いつく。
連絡すると夕の鞄から着信音が、実は夕こそが宙美と会話してたハッカー集団の1人だった。
宙美と会ったのは偶然だが宙美の為に隠していたらしい、それを聞いて大興奮の宙美。
という事でこれからもよろしくという事に、そして代わりに交際に関して話す事になった。
それから数日後、宙美は何故か昴の思っている事が理解出来て、しかし代わりに頭痛がした。
昴だけかと思いきや、他の人物の思っている事までわかる様になった宙美。
翌日、宙美が部屋を出ずに心配する昴、部屋に近づくと宙美が苦しむので仕方なく学園へ。
黒河と話してとりあえずその日は宙美をそっとしておく事に、だが翌日になっても変わらない。
昴の説得に部屋を出た宙美は現状を説明、しかし昴にもどうする事も出来なかった。
1人で考えても浮かばずに翌日、黒河と会ってMIBなら何かあるかもと相談する事に。
事情を知った黒河、それにエリ―が協力して対策を考えてくれる事になり、
MIBのデータを探っていると似たような能力を持つ宇宙人のデータを発見した。
自分の考えを相手に伝える、もしくは相手の考えを読み取る力を持っている。
宇宙人に何か埋め込まれたかもしれないがそんな記憶は昴には全くない。
そこで七海にそれとなく話を聞く事に、しかし詳しい情報を得る事は出来なかった。
翌日、宙美が部屋から出てきた、一時的に収まったのか元気な姿を見せて。
その時、今度は昴が宙美の思っている事がわかる様に、宙美もすぐに気が付いた。 離れようとする宙美だがそれこそ昴には耐えれない、今まで離れていたのだから。
そして宙美に今までわかった事を伝える、しかし宙美にも覚えは全くなかった。
という事でアルバムから情報を得る事に、そこで2人は父親に関しての記憶が無い事に気付く。
そして父親なら何か知っているかもと、そこで七海に現状を話して聞いてみる事にする。
考えを読み取る事や宇宙人の事に関しても、すると七海は父親との出会いを語り始めた。
話自体は普通だったが最後に最初に出会った場所を教えてもらいそこに行く事になった。
翌日、その場所に向かい、そこにあった台座に七海に託されたカードを翳す事にした2人。
気が付くと謎の研究室で、そこには父親から七海宛ての手紙とチップが残されていた。
やはりというか父親は宇宙人で宙美は人間の七海とのハーフ、だから不完全らしい。
しかし一緒にあったチップを昴が使えば何とかなると書いてあり、しかし代償があった。
脳を崩壊させる程の苦痛、その部分を話さずにチップを使おうとする昴だが宙美が察する。
それでも昴は宙美の為にチップを使う、気が付くとカードを翳した場所で宙美が泣いていた。
今まで気絶していて今も身体は殆ど動かないが助かった昴、そして宙美も何とかなった。
それから日は経ち、昴と宙美は結婚する事に、今はMIBの宇宙船で婚前旅行。
念願だった昴と宇宙に行く事も出来て、結婚も出来て、宙美は幸せに包まれているのだった。
◎特殊END(天体観測の少し前、某静丘のUFOエンドみたいな物
ある日黒河やエリ―を食事誘うと謎の宇宙人が同席していた、しかも地球侵略とか言っている。
気が付くと窓の外には大量の宇宙人が、昴はチェーンソー片手に宇宙人のせん滅に向かう。
最後は皆大好きパイルバンカーで母船を撃破、白旗上げた宇宙人もバッサリ。
なんか街は滅んでるけど、食事の品が一品、侵略してきたタコ型宇宙人の頭が増えたのだった。 とりあえず、
迷える2人とセカイのすべて LOVE HEAVEN 300%
王の耳には届かない!
さくらんぼシュトラッセ
猫撫ディストーション
猫撫ディストーションExodus
まじかりっく⇔スカイハイ 〜空飛ぶホウキに想いをのせて〜
ウィザーズコンプレックス
ノラと皇女と野良猫ハート
HHG 女神の終焉
ひとつ飛ばし恋愛
プラマイウォーズ
ノラと皇女と野良猫ハート2
G.I.B.ガールズ・イン・ブラック
まで完了、残りはまた後で ◎登場人物紹介&短縮版
+牛尾 勇太:過去に神隠し⇒婚約⇒記憶喪失を繰り返した青年
⇒そうして婚約した異世界の姫がやってきたので1人を選ぶことに。
+ルーチェ・ヤミ・アスタリテ:吸血鬼のお姫様、高貴な性格だが自立心が強い
⇒勇太に吸血鬼への抗体があったが特訓により無事に抑えて結婚式をする
+ユリア・リン=ロード:夢魔のお姫様、恥ずかしがり屋
⇒ユリの力で勇太が死にかけるが、ユリが夢魔をやめる事で無事解決
+天樹 カリン:天狐のお姫様、元気いっぱいでやんちゃ
⇒人の姿を維持できなくなるが新たな神事を作って解決、無事に子供まで出来ました
+美都之玉依姫:女神のお姫様で通称依姫、怒ると怖い
⇒人の女神への想いを復活させる為頑張り、最後は人間になって勇太と結婚
+ルルーナ:魔女のお姫様、少し感情に乏しい
⇒実は昔会った少女の転生体、でも大切なのは今の気持ちと付き合うのだった
+白波瀬 悠奈:幼馴染の少女、自分に自信がない
⇒勇太のお陰で死んだ母と会話出来て、過去の後悔から解放される ◎共通
夜、何かの夢を見て、ふと目を覚ました牛尾勇太(勇太)は飲み物を買いに外へ出る事にする。
その途中、謎の光が落ちたのを見かけたのでその場所に向かうと1人の少女が現れた。
空すら飛ぶ少女は勇太の事を知っているらしく、キスをしようとするが獣の臭いがすると言う。
ルーチェ・ヤミ・アスタリテ(ルーチェ)、吸血鬼の王女はそう名乗ると何処かに消えた。
残された勇太は帰宅、家の様子が何かおかしい気がするが気にしない事にする。
翌日、幼馴染の白波瀬悠奈(悠奈)から電話が、確認したい事があるから窓に来て欲しいと。
すると斜面の一番下にある自宅、その上に謎の豪邸があった、気になったので親に聞く事に。
どうも何処かの外国人が土地を買ったとか、もう完成した事に関しては流石に驚いていた。
購入者はルーチェとの事、そこにルーチェが現れて勇太にキスしようとしてくる。
しかしそこにいた悠奈の手によって防がれる事に、何故そんな事をするのかと聞く悠奈。
するとルーチェは婚約者だからと言う、そこに悠奈までも結婚の約束をしていると言う。
両方に覚えのない勇太、ともかくルーチェは自己紹介、やはり吸血鬼らしい。
そして勇太に記憶が無いのは、人間が異世界に行くと記憶を失うからだとか。
そこで契り、異世界人にとって婚約の証をしたらしい、ルーチェの場合は吸血。
そこで悠奈と両親たちは勇太が神隠しにあった事を思い出し、その時に行ったのだと考える。
そこで両親が仕事、ルーチェも眠たいらしく解散となったので、悠奈にも聞く事に。
結婚の約束について、しかし悠奈はそういうのじゃないとしか教えてくれなかった。
勇太はお腹が減ったので外出する事に、すると犬に襲われる扇情的な服の少女がいた。
犬の飼い主と一緒に犬を剥がし、その後2人っきりになった勇太は何故か少女を迫ってしまう。
しかし新たに現れた女性のお陰で正気に戻る勇太、相手側も何かわかっている様子。
自分達を夢魔と呼ぶ女性はアドリアーネ、少女はユリア・リン=ロード(ユリ)というらしい。
2人は母娘らしく、夢魔は男性を魅了する存在らしい、さっきの犬と勇太がその結果。
しかもユリとも契りをしたとか、アドリアーネは用事があるらしく、ユリも逃げていった。 翌日、昨日と同じ展開で今度は神殿とユリ達が家にやって来て、そこにルーチェもやって来る。
そして事情説明、とりあえず記憶が無いので契りに関しては保留にしてもらう事を話す。
ちなみにユリの契りは魂の交歓、そしてルーチェの御付きのドーラがやって来た。
その後、ドーラに頼まれて店を紹介していると一人の少女が勇太に飛び込んできた。
以前ルーチェが言っていたのを思い出した勇太、天樹カリン(カリン)が少女の名前だった。
カリンは天狐の姫らしく、ドーラが現れた事で現状についてカリンに説明、一時帰宅する事に。
その途中でカリンの契りが一緒に稲荷を食べる事だと聞き、勇太はある事を思い出した。
それは虐められていた狐を助けた事、そしてその後に見知らぬ少女と稲荷を食べた事を。
その事を聞くとやはりその時の少女がカリンだった、それはともかくルーチェ達に元へ。
その後は悠奈の家の甘露亭に行く事に、そこで歓迎会の話なるがルーチェは待ったをかける。
まだいるかもしれないからと、曰く勇太の元服に合わせて来てるのでいるなら近日中に揃うと。
翌日、ユリの家の上にカリンの古民家風の家が完成していた、勇太はその日も外出。
その途中で美都之玉依姫(依姫)と名乗る少女と会う、勇太と契りを交わした少女だった。
なので事情を説明、依姫は女神で神気を操るとの事、契りは額への口づけ。
その後、ルーチェ達に紹介、そしてその夜、気が付くと勇太は外出していた。
何事かと声のする方に顔を向けると杖で空を飛ぶ少女が、どうも魔法をかけていたという少女。
少女、ルルーナは魔女だと言う、そしてルルーナに気付いたルーチェが現れた。
当然ルルーナも契りを交わした相手、ルーチェ曰く異世界の主だった種族が勢ぞろいしたとか。
翌朝、全員が集合して顔合わせ、そこでルルーナの契りが真名を教える事だと知る。
そこで勇太の両親から学校はどうするかと聞かれる、今は春休みだが数日で学校が始まる。
今まで家庭教師だったらしく、勇太の両親が保証人になる事で皆も学校に通う事になった。
(その後判明するが、ドーラが色々とやってくれたお陰でなんとかなった
ちなみに依姫の家は平安王朝風で、ルルーナの家はヨーロッパの草原の一軒家。 その後、カリンに誘われて家にお邪魔する事に、ついで皆の家も訪問する事にする。
翌日は皆でお出かけで服を買って、そして数日後、歓迎会の日の朝に勇太を尋ねる人が。
ルーチェの父、ガスパロだった、溺愛するルーチェの様子と勇太の事を見に来たらしい。
そして無事に歓迎会をして、そして新学期の日、当然皆で登校する事に。
依姫は3年、ルルーナは1年、残りは2年という振り分けに、という事で教室に向かう勇太。
お姫様たちは転校生なので後から、勇太は教室で友人の渋谷めぐみ(めぐみ)と会う。
そしてルーチェ、カリン、ユリは勇太と悠奈と同じクラスに、どうもそう手配したらしい。
そして3人が勇太に首ったけな事で勇太への嫉妬などを含んだ視線が集中するのだった。
その日は授業も無く無事終了、しかし翌日の授業の途中でカリンは飽きて抜け出してしまう。
しかし勇太の説得でちゃんと授業を受ける様になる、しかし今度は能力の自制を失敗。
体育の授業で規格外のスコアを出してしまう、その場は何とか誤魔化す事には成功する。
とはいえ今後に関して皆の異能力に関して詳しく聞いておく事にした。
依姫の神気は自然を操る力、ルーチェの魔眼は相手を支配する力、ユリの力は吸精。
夢の中での交わりにより精気を奪う力、カリンの莫躰は身体能力の向上。
そしてルルーナはマジックアイテムを作る能力、それらがそれぞれの持つ異能力だった。
しかし異能力以外にもお姫様たちの親衛隊を名乗る者たちが色々と問題に。
ある日、ユリは何故か担任の大石を気にしていた、それからしばらくして大石を見かける。
アドリアーネと腕を組んでいる姿を見てもしや不倫ではと思った勇太はユリに話す事に。
そこでユリから大石が父親であると教えられ、冴えない大石の事実に驚くのだった。
それから1年の遠足に付き添ったり、ルーチェやルルーナが同性の友達作りを頑張ったり、
そんなある日、幽霊の噂を聞いたルルーナが幽界という幽霊の世界とこの世界を繋げる。
その結果、多数の幽霊が来たが皆の協力で殆どの幽霊は幽界に帰るが1人の幽霊が残る。
美琴という幽霊は現世に未練を持っているらしく、しかも大石の元かノ的な存在だった。
だが大石と会った事により美琴は生きていた頃に参加できなかった催しに参加したら帰る事に。 その流れで大石がユリの父と皆にも知られ、そして大石の今を知って満足した美琴。
昇天が近づく美琴に仲良くしていたルルーナは気持ちが揺さぶられ、そして催しの日になる。
大石から自分への気持ちも知れて、催しへの参加も出来て、ついに別れの時になった。
そこでルルーナは別れるのは嫌だ、胸が苦しいと美琴に告げ、それが悲しみだと美琴は言う。
そしてルルーナは美琴から今の気持ちを大切にする事を教えられ、美琴とは別れを告げる。
◎ルーチェ・ヤミ・アスタリテ
ある日ルーチェの元に行くと何やら浮かない顔、そこで勇太は遊園地に誘う事にする。
2人で楽しんだ後、勇太はルーチェに元気になったかと聞き、ルーチェも事情を話す事に。
それは出会いの時に遡る、ルーチェと勇太が会ったのはルーチェが襲われている時。
化生という化け物に追われていたルーチェだが、何故か勇太のお陰で助かったのだ。
そして契りを交わし、そして帰宅した後に両親に事情を説明する当然怒る。
しかしルーチェは勇太が化生を追い払う何かを持っていると主張して何とか認めてもらう。
故にルーチェは勇太から何か単なる人間と異なる証拠を見つけたいが上手くいかない。
当然ルーチェとしては両親など気にせず勇太と結婚したいが、それが浮かない理由だった。
そんなルーチェに勇太は惹かれている事を告げて、ルーチェと恋人になる。
翌日からは勇太の力を探る為にルーチェと共に修行する事になった勇太。
凄い薬を飲み魔眼を使う修行をする事に、ルーチェを選んだ事も皆にちゃんと報告。
イチャイチャはするも、魔眼の修行は全く上手くいかない、そんな時チンピラに絡まれる。
勇太は魔眼が解放するかも、後ルーチェを守る為に1人で挑むが敗北、怒るルーチェ。
ルーチェは魔眼を使いチンピラを倒す、その時やめるつもりは無かったが勇太の言葉で止める。
ルーチェは危険により魔眼の解放はあるかもと考えてたが今回の事で諦める事にする。
そこでガスパロの説得に帰省する事に、しかしその前に吸血鬼として一線を越える事をする。 という事でルーチェは勇太に吸血、その後何やら体調が悪そうだけど週末には帰省。
すぐに帰って来ると言っていたが週明けにも帰って来ないので心配する皆。
勇太は何とか吸血鬼の世界行けないかと思うが行けずに1週間、ついに気が付いたら行けた。
しかし場所は森で化生に追われる勇太、しかし逃げている途中でルーチェと再会する。
そこにガスパロと他の吸血鬼が現れる、どうもルーチェを追ってきたらしい。
今回の帰省時、ルーチェが体調を崩しており、それが吸血鬼の名医にも分からなかった。
それを知ったガスパロは人間界に何か原因があると考えてルーチェを閉じ込めていた。
しかし勇太の元に向かうルーチェにガスパロもついに勇太への攻撃を命令する。
だが勇太の力が開眼、ガスパロを含めた他の吸血鬼をも拘束する力を見せつける。
その力に流石のガスパロも勇太を認めルーチェは人間界に帰れる事になった。
先に人間界に戻った勇太は先程までの記憶が無かったが、後で戻ったルーチェから事情を聞く。
それからイチャつきながら、ルーチェの体調不良の原因を探っていく事になった。
そして最初はHが原因かと思い、吸血なら大丈夫だと思ってするがルーチェが倒れてしまう。
そこにガスパロがやって来て、予想はしていたがルーチェの体調不良は勇太が原因だと告げる。
そして目が覚めたルーチェと勇太に事情を説明するガスパロ、それは吸血鬼の歴史。
遠い昔、吸血鬼にとって人間とは食料であったが今は違う、それは力関係が逆転したのだ。
人間の中から吸血鬼に対する白血球の様な者が現れた、それが勇太だとガスパロは言う。
昔ルーチェが襲われた時、それを救う時に勇太のその力が発現したのではと。
ガスパロが帰った翌日、皆に事情を話す事にし、そして対策に関しても考える。
そこで勇太は吸血鬼に慣れる事を考える、吸血鬼に対する力は今では必要の無いモノである。
しかし結果は今一つ、そしてついに限界に来たルーチェは勇太を押さえつけ無理矢理吸血。
そこで勇太は自分が吸血に対して恐怖を抱いていると気づき、これが力の原因と思う。
そしてルーチェが倒れて目が覚ました数日後、その事をルーチェに説明する。 それからは勇太が吸血に慣れるか、ルーチェが先に限界を迎えるかという事になる。
でも必ず成功すると信じて、小さな結婚式とはいえ予約もして、吸血に慣れる訓練。
その最後の日、ついに吸血してもルーチェに問題無かったが勇太が倒れてしまう。
そこで勇太は過去の記憶を見る、吸血鬼の王女ととある人間が愛し合いながらも別れた記憶。
目を覚ました勇太はルーチェにその事を伝える、それが吸血鬼の転機だったのではと考える。
そして勇太とルーチェは無事に結婚式を挙げ、その後も学生生活を楽しむのだった。
◎ユリア・リン=ロード
最近、毎日のようにユリの淫夢で夢精する事が多くなり勃起も収まらなくなってきた勇太。
それが顔色が悪くなる程に、それを見ためぐみは大石に顔色が似てきたという。
そんな勇太を心配するユリ、なので感謝をすると何故か資格が無いと泣いて去るユリ。
翌日、あまりの顔色の悪さに両親から学校を休むように言われた勇太。
そこにユリとアドリアーネがやって来て事情説明、ユリが原因だと知る勇太。
夢魔として吸精は栄養補給として大切な事、ユリがお年頃で我慢の限界だったと聞く。
ちなみに大石が顔色が冴えないのは毎日アドリアーネが吸精しているかららしい。
だけどユリは経験が無いので力を抑制出来ずにこのままでは勇太を死なしてしまう。
その為に落ち込むユリに勇太は自分がユリの事を好きだと告白、ユリも受け入れ恋人に。
とはいえこのままではいけないので夜は大石も交えて今後の事を話す事になる。
大石も人間として勇太とユリの気持ちも分かるが、アドリアーネの事も受け入れていた。
ともかく勇太が回復するまでユリは一度、勇太を吸精しないように夢魔界に帰る事にする。
翌日、皆にはユリと恋人になった事と現状を説明、そして数日後にユリの淫夢を見る勇太。
ユリが帰って来たと思った勇太だが未だ帰って来ておらず、勇太の顔色は最悪だった。
そこにユリが帰って来る、アドリアーネ曰くユリの力が想像以上だったらしい。 一応力を抑制するアクセを付けるが、それはユリにとっては余り良くない物だった。
とはいえそれで人間界にいれるのでユリとイチャイチャ、でもHすると翌日は体調不良。
そこにアドリアーネがやって来て奥の手があると言ってくる、が勇太が元気である必要がある。
そして数日後、アドリアーネが奥の手に関して発表、それはHにアドリアーネも混じるとの事。
それでユリが力を使い過ぎない様にするらしい、罪悪感が無い訳では無いが諦める勇太。
ちなみにアドリアーネは夢魔として普通の性格、性に奔放なのであまり気にしていない。
という事で夢の中で母娘丼、結果としては意味が無かったが分かった事もあったとの事。
夜、アドリアーネはユリに夢魔をやめる事を提案する、それがもう1つの奥の手だった。
人間から魂を貰いその人間と1つになる事でユリは夢魔をやめる事ができるらしい。
しかし夢魔界には帰れなくなるし、勇太もユリから離れなくなる、それに命の危険もある。
夢魔の血筋はアドリアーネと大石が新しく子供を作るから問題ないとの事らしい。
それでも2人はそれを選ぶ、そして2人は無事に魂が1つになり、ユリは人間となる。
アドリアーネとは種族が変わってしまったが母娘関係は変わらないまま。
それからはユリがたまに発情する以外は普通のカップルとしてイチャイチャするのだった。
◎天樹カリン
以前、カリンが祖母からの言いつけを受けていた事を聞いた勇太はカリンと共に向かう事に。
用事を思い出せないがとりあえず場所は覚えていたので、そこの神社に向かう事に。
そこの宮司、斉藤に事情を説明、カリンの母に関して聞かれるがカリン母は既に死んでいた。
その事を知った斉藤は泣き出して社務所へ、会話にならないので一度帰る事にする。
その帰り、何故かカリンの意志とは無関係に狐の姿に戻ってしまう(天狐は狐と人の姿を持つ。
その時は周りに誰もいなかったがこのままでは問題なので対策したいが原因が全くの不明。
そんな時に学園で狐になってしまう、しかし何とか勇太の努力もあり周りには見られず。
しかしその後に人に戻った際に見つめ合ってからカリンの様子がおかしくなる。 そしてその帰り、いつもより勇太を意識していると言われたので告白、恋人になる2人。
それからしばらくして、急に狐に戻る状態が収まらないのでカリンの祖母に話を聞く事に。
なので会いに行こうと思っていたらカリン祖母の方から勇太達の元へやって来た。
どうやら言いつけをちゃんと守っているか確認しに来た様だが当然の如くカリンは忘れていた。
それからカリン祖母から事情を聞く、天狐は人間としての姿を維持する為に神事を行うらしい。
そして以前向かった神社で神楽面を受け取り、その神事をする事がカリンへの言いつけだった。
翌日、カリン祖母と共にもう一度神社へ行き斉藤から神楽面を受け取るも何か怪しい。
とはいえ神楽面は受け取れたのでカリン祖母は一度帰宅、カリンも夏休みに帰郷する事に。
神事での舞いの練習がある為、暇になった勇太は何となく神社の方へ行ってみる。
そこで斉藤と会う、どうも斉藤はカリンの母のフヨウに特別な気持ちを持っていたらしい。
何か怪しいが断定は出来ない、そしてついに神事の日、舞いは無事に成功した。
しかし翌朝、カリンの姿が狐だった、そこに狐状態のカリン祖母がやって来る。
そこで斉藤が神楽面をすり替えたのだと推測し、急いで神社に向かう2人。
遅れて勇太が神社に到着、どうも斉藤が本物の神楽面を壊していたらしい。
斉藤にとって神事の舞いはフヨウの物だから、このままではカリンは人の姿を維持できない。
落ち込むカリン、しかしカリンは新しい神事を作る事を思いつく。
今までの神事も過去に人を好きになった天狐が編み出した物だから、それなら自分も出来ると。
その為にカリンは一度帰郷して修行をする事に、再会は来年の同じ時期だと言って。
そして翌年、神事は本来は12年毎に行う物の為に人を集める必要があった。
立会人的な理由で、その為に人間界に残った皆で神事に人を集める為に頑張っていた。
そして無事に神事の日に、そこに現れたのは服を着て、神楽面を付けた狐。
驚く一般客だが勇太達にはわかっていた、そして舞いの終わり、そこにいたのはカリンだった。
それから勇太とカリンは過ごしていき幾年月、子供たちと過ごす勇太とカリンの姿があった。 ◎美都之玉依姫
ある日依姫からとある事を相談される勇太、それは神界の代表としての目的について。
人々の神への想いを確かめる事、女神は人の神への想いが力の源なので大切な事らしい。
なので協力する事にした勇太、という事で女神と人の想いを繋ぐちょっと離れた場所の山、
そこにお参り事があるか確認する事に、依姫は気にしていないが勇太は少し心配だった。
そして勇太の予想通り皆無、しかし何やら以前はお参りしていた人がいるという情報が。
そこで一度向かう事に、そして目的の場所の想いを繋ぐ御神体がある場所へ。
そこにある御神体を結ぶ注連縄が切れていた、依姫曰く自然に切れたものらしい。
本来なら1年毎に変える物だがどうみても1年前の物では無く、数十年以上は前の物。
その事に依姫はついに泣き出してしまう、女神が既に必要の無い存在なのだと。
そんな依姫を勇太は抱き締め、自分には依姫の事が必要だと告げる。
その言葉に依姫も元気を取り戻し、再び人々に必要とされるにはどうするべきか考える事に。
その為に切れた注連縄を直す事に、という事で山の周囲の人に色々聞いて行く事に。
注連縄を作る為に必要な事、そして祭礼の復活に対する意識等を聞き回る。
そして注連縄作りの為に資金集めの為と意識を広める為に募金活動をする事になり1ヶ月。
少しは集まったが目標額は遠く、必要な素材の関係から期限もあるので次はバイトで資金集め。
その前に海で遊んだ時に依姫に告白し恋人に、バイトもそこで海の家のバイトをやる事に。
フランクな店主のお陰で無事にバイトは上手くいき、注連縄の為の資金も集まりついに制作に。
山の周囲の人達も依姫たちの説得のお陰で協力してくれたので無事完成、そして山の頂上に。
無事新しい注連縄に交換する事にも成功、しかしその光景を見に来たバイト先店主が急病に。
依姫の女神の力で無事に救出、その姿を皆に見られたが今までの努力もあり問題無かった。
それから学園生活を過ごしてついに卒業式の日、依姫は神界に1年間戻る事になっていた。
最後に同級生からの想いを知った依姫は帰郷、それからバイトなどをしながら1年後。
依姫は帰って来た、女神としての力を譲渡した依姫は人間として勇太と過ごしていくのだった。 ◎ルルーナ
以前は感情があったが今は希薄のルルーナ、美琴との交流でそれに疑問を持ったルルーナ。
なので両親に確認する為に一時帰郷、すぐに帰って来たルルーナだが答えは得られなかった。
しかし嘘をついていると感じた、ともかく自分の事を知りたいルルーナは悪魔を召喚する事に。
危険は少ないと言うが心配な勇太は付き添う事に、その途中で仲を深めていく勇太とルルーナ。
そしてルルーナも少しずつ感情を取り戻し、勇太はルルーナが好きになり告白、恋人に。
皆にも伝え、イチャイチャしながらも悪魔召喚は続けるが中々目当ての悪魔を召喚出来ない。
しかし勇太との付き合いで感情を取り戻しつつあるルルーナは必要性を感じなくなった。
なので素材がなくなったら止める事に、そしてその最後に召喚に成功をする。
悪魔曰く無心になったかららしい、そして自分が何者か聞くと悪魔は転生体だと答え消える。
ルルーナは両親にその事を聞く為に帰郷、いつもはすぐに帰って来るが今回は帰って来ない。
心配になった勇太はお姫様たちに相談、しかしお姫様たちも簡単に異世界移動出来ないらしい。
今回出来たのは勇太との契りがあったから、それでも会いたい勇太はルーチェに相談。
契りがあっても異世界移動は勇太には難しいがルルーナの真名を思い出せばともしくはと言う。
何とか思い出そし頭を捻るも思い出せず、眠くても眠れなくなってきた勇太。
それでも寝ようとし、ルルーナが以前勇太にあげた睡眠薬を思い出してそれを使う事に。
すると気が付くと謎の砂漠に、勇太はそこがルルーナと初めてあった場所だと思い出す。
そしてそれ以外に関しても思い出し、そしてルルーナとも再会をする。
しかしルルーナは帰ろうとしない、何か申し訳が無いと言うルルーナに勇太は真名を告げる。
気が付くと先ほどとは違う場所にいて、目の前にはルルーナに似た少女がいた。
その少女と会話し、その少女こそが勇太が本当に契りを交わした相手だと分かる。
少女は勇太と契りを交わした後に死亡、しかし勇太の事が未練で幽界にいた。
そして勇太と少女は先ほどまでの場所、ルルーナのいる魔女界に戻り、少女とルルーナは会う。 ルルーナは両親が生み出した少女の生まれ変わりで、ルルーナに少女の記憶を植え付けた。
ルルーナの感情が無かったのは少女の年代まで飛ばして成長させたからだったと言う。
それは下手すれば感情が原因で精神が崩壊する危険があった、しかしこのままではいけない。
そう考えた両親は少女と契りを交わした勇太の元に送る事を決断したのだった。
それでもと、勇太はルルーナが好きと言い、ルルーナも同じ気持ちであった。
少女も自分の生まれ変わりが、自分と契りを交わした相手と一緒になれる事を喜んだ。
そして少女は昇天し、ルルーナは少女から真名を受け継ぎ、2人は人間界へと戻った。
ルルーナと一緒だった為か記憶を維持したままの勇太、それから数日後。
以前ルルーナは猫を飼いたがっていたが、先に死ぬ事に関して思う事があり止めていた。
しかし今は死んでしまっても残る何かがあると納得したルルーナは猫を飼う事を決断。
なので以前から相談していためぐみから色々教えてもらい、子供の黒猫を引き取る事に。
命は替えがないから尊い、その事を知ったルルーナは勇太ともに過ごしていくのだった。
◎白波瀬悠奈
お姫様達が来てから化粧をする様になった悠奈、曰く綺麗なお姫様に対抗するにはとの事。
勇太はそんな事しなくてもキレイだと思うが、何故か悠奈が自分に自信が無いのかと思う。
それはそれとして、最近勇太は悠奈の顔を見たいと思う事が多く、悠奈が好きなんだと自覚。
告白しようとするが気恥ずかしくなったのか口には出せず店の心配をしてしまう勇太。
すると実験台になって欲しいと言われた、そして翌日、悠奈からケーキを貰う勇太。
それが実験だった、数日後に再び告白しようと白波瀬家に行くと喧嘩する声が聞こえてくる。
そして飛び出していく悠奈、驚いているうちに離れたのでまずは悠奈父に事情を聞く事に。
どうやら悠奈がアイドル審査に応募していたらしい、父としてはそれが心配だったらしい。
今度は悠奈に電話して場所を聞いてそこへ、どうも悠奈父が審査の封筒を勝手に開けたらしい。 勇太はアイドルとかの所からだと思うが、アイドル審査に応募したのは記念だと言う。
記念というのは嘘と思うがアイドルになりたいのが理由じゃないと聞いて安心する勇太。
とはいえ勝手に封筒を開けた事は怒っているらしいのでそれを悠奈父に伝え無事仲直り。
しかしオーディションは受ける事に、そんな時友人からそのアイドルに関して聞く。
どうもプロデューサーに悪い噂があるとか、それはともかく告白が中々出来ない。
なのでオーディションに付き合う事になったので、その後で告白する事にする。
そして当日、近くまで送った後にオーディションが終わるのを待っていた勇太。
しかしどうも遅い、そこでプロデューサーの噂を思い出して心配になった勇太は会場へ。
そして間一髪、プロデューサーに襲われそうになった悠奈を救い出した勇太。
とりあえず慰める為に告白予定だった雰囲気の良い場所へ、そこで悠奈から今回の目的を知る。
悠奈は今回のアイドル審査の合格を自信にしようとしていたらしい、お姫様へ対抗する。
それを聞いた勇太は悠奈に告白、好きだからそんな事はする必要が無いと、そうして恋人に。
そして契りに関しても聞く、それは悠奈の母親が死んだ少し後の話、
勇太は落ち込む悠奈に面倒を見てやると指切り、そのお陰で昔の悠奈は立ち直れたと言う。
その時は慰めるつもりだったけど、今度はそのつもりで勇太は再び面倒を見ると言うのだった。
そして心配してた悠奈父、翌日には皆にも悠奈と恋人になった事を明かす。
勇太は放課後は甘露亭に人手が必要という事でバイトする事に、悠奈とも一緒にいれるので。
ある日、悠奈の自信の無さに自分は何か重大な事を知らないのではと思う勇太。
そんな時、悠奈父が同窓会の翌日で二日酔いでダウン、悠奈父は酒に弱いらしい。
だが悠奈母が死んでから量が増えているとの事、未だ失った悲しみから回復してないと知る。
そしてそれは悠奈もではないかと、そして自分に何か出来ないかと考える勇太。
そんな時、悠奈が体調を崩すが甘露亭のバイトを止めようとせず、悠奈父は分かっている模様。
なので直接聞く事に、そして悠奈が自信を持てない事は悠奈母の死が関わっているのではと。
悠奈母が死んだのは車の事故だと知ってたが、それが体調を崩した悠奈を送る時だったと知る。 それから悠奈は自分のせいで母が死んだのではと考えてしまい、自信もなくしていった。
そして悠奈父も自分が送ればと後悔しており、2人とも悠奈母の死を引きずっていた。
勇太はどうにかして悠奈母と会話出来ないかと思う、そんなある日の悠奈とのデートの途中。
勇太が目の前で消えてしまう、神隠しだと思った悠奈は急いでルーチェ達に相談しに行く事に。
しかしルーチェ達もお手上げ、そこで悠奈は勇太の神隠しが似た時に起こった事を思い出す。
勇太の神隠しが始まったのも悠奈母が死んでから少し経ってからだった。
つまり勇太が神隠しを繰り返していたのは死んだ悠奈母に会う為ではと考える。
そして翌日には帰って来る勇太、しかしいつも通り神隠し中の記憶は無かった。
迎えに来ていた悠奈からは危ないから異世界への移動はやめて欲しいと言われる。
しかし勇太は何とかして悠奈母からの言葉を伝えたくて神隠しを望み続ける。
それからしばらくして、何故か体調が優れない勇太、しかし理由がさっぱりわからない。
だが皆と話して幽界、死者のいる世界、に神隠しをしているからでは、となる。
悠奈から止める様に言われて、流石の勇太も死にたい訳では無いので止めようとする。
しかし翌朝に勇太が消え、放課後には戻ってきたが意識が戻って来ない。
ルーチェ達は勇太の魂が幽界の虜になり、囚われてしまっていると判断。
それをどうにかするのは人への想い、繋がりなので悠奈だけが残る事に。
一方で勇太は悠奈母と会っていた、どうも最近繰り返して勇太は幽界に来ていたらしい。
そこで悠奈母の気持ちを知る、実は悠奈母も家族に対して罪悪感を抱いていた。
甘露亭を畳まない為に悠奈の事をあまり構えないでいたらしい。
そして体調を崩した悠奈を送ろうとしたのはせめてもの罪滅ぼしのつもりだったらしい。
そして勇太はついに誰かが、悠奈が自分を呼んでいる声が聞こえて来た。
勇太は今ならと悠奈母に悠奈への想いを伝える様に言い、悠奈母は悠奈へと声を掛ける。
そして悠奈と悠奈母は会話する事が出来、悠奈母は成仏、勇太は元に戻れる。
それから悠奈は罪の意識から解放され、勇太と幸せに過ごしていくのだった。 ◎登場人物&簡易版
・有須 祐二:お姫さまを救う力を持つ王子、特訓により家事も身体能力も抜群
⇒王子としてお姫様の集まる島に来て、同じ寮のと仲を深めていく。
・月丘 泉:少し引っ込み事案なロマンチスト、意外にも大食い
⇒祐二と付き合う事になるが両親や将来の事で悩みを抱える泉。
そこを唆され世界をループさせようとするが祐二の説得でやめました。
・栗宮 みかん:ちょっと大人ぶりたい先輩、トランジスタグラマーであだ名は饅頭
⇒祖父の死に目に会えなかった事から音楽を止めていたみかん。
だが祐二の説得により再開、卒業後も音楽の道を進む事に。
・有須 星子:ちょっと面倒なブラコン実妹、デカい、ゲームが好き
⇒自分の気持ちに素直になれない星子だったが友人のお陰で告白、恋人になる。
その後いなくなったと思っていた母親を救い、いつか結婚式を挙げようと思う。。
・恋ノ河 リイナ:効率大好き毒舌少女、お姫様への対策組織の風紀委員のリーダー
⇒家族に捨てられ寂しさで発症するリイナ、祐二と恋人になるが家族のいる祐二に嫉妬。
それらを他人に利用され能力で大人を消すが祐二が解決、祐二と家族になるのだった。 ◎共通
発症すると『お姫様』という人格になり、『望奏』と呼ばれる力を得る病気、『お姫さま病』。
『お姫さま病』の罹患者を抱える夢ヶ島に来た青年、有須祐二(祐二)。
祐二は『お姫様』を救う力を持つ『王子』と呼ばれる存在、そして女学園に到着。
そして教師であり師匠で元『王子』の城島貴子(貴子)と再会、そして転校生として学園に。
そこで昔近くに住んでいた月丘泉(泉)と再会、だけど何やら様子のおかしい泉。
その後、同じ寮だと言う3年の栗宮みかん(みかん)と会い、女子寮住まいになったと知る。
クラスメイトの長谷川柚(柚)に学食へ案内され、そこで3年の龍堂院リリ(リリ)と会う。
食堂で柚の『お姫さま病』、目立ちたがりが発症するがそこに現れた誰かによって撃たれる。
『OGエキス』、『お姫様』を眠らせる力で柚は意識を失う、それをしたのは『風紀委員』。
『お姫様』への対策組織で、そこのリーダーでクラスメイトの恋ノ河リイナ(リイナ)だった。
放課後、貴子に女子寮へ入る事の理由を聞くと祐二の『OG細胞』の活性化が目的だった。
『OG細胞』は『王子』の血液に含まれる細胞で、『OGエキス』の元にもなっている物。
そして『お姫さま病』の予防や治療薬にもなるので強い『OG細胞』が求められていた。
という事で同じ寮の泉に案内される事に、嫌われてる訳ではないが無視はされる裕司。
寮に到着後、みかんから泉が誰に対しても同じ態度である事を聞き、そして寮の案内をされる。
その後、みかんの『お姫さま病』が後悔によって発症、『お姫さま』は織姫。
『天に架かる涙』、牛乳の涙で周囲を水没させる『望奏』、リイナが止めて何とかなる。
翌日、みかんとリリの関係がちょっと複雑と知ったり、放課後は『風紀委員』の活動に参加。
その途中で喫茶店、『お菓子の家』をしている東雲クララ(クララ)と会う。
翌日、実家にいる筈の実妹の有須星子(星子)が転入、『お姫さま病』が悪化したとか。
そんな時、クラスメイトの男への興味が我慢の限界、祐二とご飯を食べようとくっついてくる。
その光景を見た星子が嫉妬により『お姫さま病』が発症、『お姫さま』は人魚姫。
『海之藻屑』、一定質量以下のものを泡に変えてしまう『望奏』で星子以外が皆裸になる。 その場は後から来た貴子が何とかし、兄を取られた嫉妬で発症する星子に顔を赤くする祐二。
放課後、星子も同じ寮になり歓迎会が開かれる、そこでも素っ気ない泉。
その姿に星子も泉が何か苦しんでいると理解する、そしてその後に泉と話す祐二。
昔、別荘に来ていた泉と祐二、それと星子は友達となって遊んでいたがそれがバレて引っ越し。
しかし今まで籠の鳥だった泉からすれば感謝こそすれど恨む事では無かった。
でも今では自分を抑えている泉に祐二は無理しなくてもいいと説得、自分がいるからと。
そして祐二の言葉に泉の『お姫さま病』が好奇心によって発症、『お姫さま』はラプンツェル。
『好奇の髪飾り』、それは島民全員すら縛れる程に強力な髪を伸ばして操る『望奏』。
レベルS、最高レベルの症状の泉はその場にいた全員とやって来た『風紀委員』を縛っていく。
それに対して祐二も自分の王子の『望奏』、『帰我の剣』を発動させて対抗する。
自分の抑圧した思春期の膨張と直視、祐二の場合は虚無感の発生を代償に発動する力。
そして自分を抑え込もうとする泉を説得しながら『帰我の剣』による一撃で眠らせる。
翌日、泉の心境が少し変わって少しずつ皆と関わっていこうとする。
放課後、吹奏楽部で演奏するリリとそれを陰ながら覗くみかんの姿を見かける。
そんな感じで弁当を作ったり、海に行ったり、寮生は楽しく過ごしていく。
◎月丘泉
ある日、泉の映画に付き添って以降、何かと泉の行動に付き合う事になった祐二。
そんな時、発症する泉、泉は祐二の事が気になると言い、その理由は聞いても教えてくれない。
翌日、元に戻った泉の様子がおかしい、昨日の事を聞いても教えてくれず、避けられる。
その日も泉は発症させる、今回も祐二を知りたいと言い、力も昨日以上であったが何とかする。
その場にいた星子とリイナは力が強くなった理由を察するが祐二には分からない。
翌日、クララから避けられている理由を聞けないのは嫌われたくないからだと言われる。
そしたら何だか理由も言わず避ける泉にちょっと苛々してきた祐二。 その夜、寮の外に出るとベランダに顔を出した泉がいたので避けている理由を聞く事に。
そうしながら何故自分が苛々するか分からない祐二、そして泉も分からないと答える。
何だかドキドキして、『お姫さま』が目覚めそうになると、そして発症する泉。
今まで以上の圧倒的な力に捕まる祐二、そして泉は祐二を知りたい理由を話す。
好きな人だから、祐二も薄々とだが気づいていた、そして泉にどうするのかと聞かれる。
しかし答える前に応援に来た『風紀委員』と協力して、『お姫さま』を眠らせる事に成功。
その後、目を覚ました泉が祐二の元に、泉は避けていた理由を怖かったからと言う。
今の状況が壊れる事が怖い、そう言う泉に祐二は告白、そして泉も受け入れて恋人になる。
それから2人イチャつく、そんな中、力の使い過ぎか目覚めの悪い日が多くなる祐二。
そして学園祭の時期に、貴子から祐二の『OG細胞』が強くなっているという事を聞く。
いずれは『OGエキス』から予防薬が出来、『お姫さま病』はなくなる。
しかしそれは島の皆との別れでもある、その話を聞いて悩む泉はクララに相談。
クララはいつもと違う口調で、今の世界を永遠に続ける方法があると言う。
翌日、学園祭が4日後となり祐二は『風紀委員』や『王子』として頑張りつつイチャイチャ。
そして学園祭の日が近づいていき前日、泉はこんな毎日が永遠に続けばいいのにと思う。
自分を縛る家族に対して悩みがある泉、祐二は何とかすると言うが泉は寂しく笑うだけ。
翌日、学園祭が4日後となり何かあったと思うも気にせずに祐二は学園生活を過ごす。
違和感を感じながらも4日後、学園祭が4日後となり何かあったと思い気になる祐二。
2日後、体験していない筈なのに先の事がわかる様な事が多くなった祐二は貴子に相談。
貴子は『王子』としての力が強くなっているのではと推測、でも祐二は違うと思う。
そうして日々を過ごしていき、思い出すべき事があるはずだが思い出せない祐二。
そんな時祐二は泉とデートした時に寄ったプリクラの事を思い出して泉と再び行く事にする。
そこでプリクラをして、そこからまた日々を過ごした祐二はそのプリクラを見て理解する。 祐二は貴子を呼び出し毎日が繰り返している事を相談、そしてプリクラを見せる。
そこに書いてある日付は未来の物だった、何故残っていたかは分からないが確信した祐二。
貴子は『王子』だから気付けたと推測、そしてこの状況は『望奏』によるものだと。
その後、祐二は泉に学園祭に親が来るのかと聞く、泉は来ないと答える。
泉の両親は泉を自分の思う通りに可愛がりたいだけだから会いたくないと。
そして泉はずっと続いて欲しいと言い、祐二はだから終わらない様にしたのかと聞く。
どうしてと言う泉に祐二はプリクラを見せ、未来に進むべきであると説得。
しかし泉はそうかもしれないがいつかなくなると、島を出たら閉じ込められると。
そこにクララが現れて自分が『望奏』の使い方を教えたと言いつつ『望奏』で攻撃してくる。
『血染めの薔薇』、対象が大人であればあるほど殺傷能力を高める『望奏』、
クララは祐二が距離をとった隙に泉を連れて逃走、祐二はリイナに伝言をして追いかける。
しかし途中で発症したリリがいて、それを後からリイナと協力して眠らせる。
リイナ曰く、島中で『お姫さま』が目覚めて『風紀委員』が対処に走っているらしい。
そして先ほど、クララから電話で『お姫さま』を起こそうとする様な事を言われたと。
祐二とリイナは何人もの『お姫さま』を眠らせつつもクララを追い、学園に到着。
そして屋上にてクララと『お姫さま』を目覚めさせた泉と再会。
泉は無理矢理連れて来られたが自分の意思でここにいると言い、やるべき事があると言う。
それは今という時間への完全停止、クララは泉の『お姫さま』を強めて行うと言う。
日に日に祐二を好きになっていった泉は楽しいだけの時間を切り抜いた世界に、
好奇心を抱き、新たな『望奏』に目覚め、後はそれをより強力にするだけだと。
それも大人を増やさない為、そしてこの島が生まれた理由を祐二に説明する。
『お姫さま』をいずれ操る為だと、昔『お城』と言われる研究機関で知ったと言うクララ。
そうしてついに泉が世界を止める為に今までにない強さの『望奏』を使用する。 髪で世界を縛り閉じ込める、レベルSSとなった泉は時間軸すら縛れるのだと。
クララの唆した反復世界に好奇心を持った泉は今やお姫様と同化までしていた。
止めようとする祐二達をクララが妨害、しかしリイナがクララを引き付け祐二は泉の元へ。
しかし『帰我の剣』は泉に敵わず捕まり、リイナも武器を失い絶体絶命の状態。
そして泉とクララは祐二を誘惑する、『王子』なんてやりたくないだろうと。
『王子』の強さは病気の深さ、なのに精神が安定しているのは嘘が上手いからと。
しかし祐二は泉とのハッピーエンドが見たいからと否定、しかし状況は変わらない。
そこに貴子が現れる、そしてリイナに今の祐二から作った『OGエキス』の武器をリイナに。
それを使い泉を怯ませて祐二は拘束から解放、そしてクララは貴子が足止め。
祐二とリイナは2人で泉の元へ、そして泉をキスと説得により『お姫さま』を眠らせる。
3年後、結局祐二の『OG細胞』から予防薬が作れず、祐二は『王子』じゃなくなった。
祐二は自分の立場から『お姫さま』の力になる為、『望奏機関』へと入った。
そこは『お城』で研究していた組織だけど、だからこそと。
国の収容施設に入れられたクララは貴子がずっと説得をし続けた結果、完治しそうとの事。
泉は『お姫さま』として強力な力を発症した結果、実家に帰らずに島に残る事になった。
と言っても帰ろうと思えば帰れるし、実家の両親も面会には何回か訪れていた。
そしてクララのしていた『お菓子の家』を引き継ぎ、祐二と幸せに暮らしていくのだった。
(ちなみにおまけで泉の『お姫さま』はいなくなったとの説明あり。
◎栗宮みかん
ある日、寮の倉庫を整理中にみかん宛てと書かれたビデオを見つけ、みかんに聞いて見る。
みかんはそのビデオを見ただけでいつも以上の強さで『お姫さま病』を発症させる。
何とか『お姫さま』を眠らせた後、みかんから見ていると嫌な事をを思い出すと説明される。
ある日、『風紀委員』の活動途中で『お姫さま病』を発症させた子と学生が衝突して怪我する。 そしてぶつかられた方は吹奏楽部の生徒で、以前リリからコンクールが近い事を聞いていた。
翌日、リリが『お姫さま病』を発症、しかも周囲を凍らせる『望奏』を発動している。
『お姫さま』は氷姫、貴子が迅速に解決した後、気になった祐二はリリの元へ向かう。
そこでリリから昔からみかんとは共に音楽関係で知り合いだった事を聞く。
しかしみかんは何故か楽器をやめ、学園で再会した後に誘っても断られたという。
リリは世界が冷たく感じると発症させるのだと言う、そして心配なので翌日も様子を伺う。
リリ本人は大丈夫だと言うが何処か冷たさを感じている様な気がする。
その日、みかんのストラップが音符だったと気づき、気にしているとみかんが話してくれる。
それはみかんが祖父に影響されて音楽を始めた時に祖父から貰った物だった。
しかし昔、コンクールの日に祖父が事故にあったとの連絡を受けたみかん。
その時のみかんにとっては音楽が大切だったのでコンクールに、しかし祖父はその日に死亡。
祖父よりも音楽を選んだ事を後悔したみかんは音楽を止める事にした。
しかしそれを聞いた祐二はみかんがまだ音楽を続けたいと思っていると思った。
それはそれとして、最近みかんといる事が多く、みかんの事を意識している祐二。
みかんから話を聞いた翌日、泉から恋人関係に見えるとも言われてしまう。
みかんの方は何か悩みがあるのか様子がおかしい、そのせいで祐二にちょっとした不運が。
なのでみかんが事情を説明してくれる、どうもリリに再び音楽に誘われたらしい。
今回怪我した子とみかんが同じフルートだから、みかんは断ったと言うが未だに悩んでいる。
なので祐二はそれでいいのかと聞く、『お姫さま』とは何らかの感情の抑圧で生まれる。
しかしみかんの祖父が死んだ時の後悔は抑圧されてない、ちゃんと吐き出されている。
そして祐二は言う、みかんの『お姫さま』を生んだ後悔は音楽を止めた事に対してだと。
『織姫』は再会を願う者、みかんは再び音楽の楽しさに逢いたがっている。
それでも音楽は出来ないと言うみかんに祐二は怖がっているだけと言う。 するとみかんは『お姫さま病』を発症、普段とは比べものにならない強さで『望奏』を発動。
音楽をやりたいが無理と言うみかんを何とか『帰我の剣』で眠らせる事に成功。
その後、目覚めたみかんから本心を聞き、泣いたみかんに胸を貸した祐二。
そうして祐二とみかんの距離が近づき、みかんは避けていたリリにも心を少し近づける。
翌日、夜中にこっそりと寮を抜け出すみかんを見つけた祐二はその姿を追う。
辿りついた場所でみかんは持ってきた鞄からフルート出すと演奏、その終わりに祐二に気付く。
みかんは変わろうとするのが怖く、どうしようか悩んでいたら吹きたくなったと言う。
そんなみかんに祐二は変わるべきだと言い、そしてそのまま告白、みかんも受け入れてくれる。
翌日、みかんはリリに吹奏楽部に入りたいと言い、リリは二つ返事で了承。
みかんはブランクがあると言うがリリはコンサートは無理でも学園祭があるから大丈夫と言う。
それから2人はイチャつきながらみかんは音楽を頑張り、祐二はそれが少し羨ましく感じる。
祐二はこれまで『王子』として活動してきた為、学園生活をあまり楽しんでこれなかったから。
するとそれを聞いたリリが吹奏楽部に誘う、学園祭のライブにならどうかと。
『風紀委員』の活動もあるがみかんとリリに押されて祐二も参加する事になった。
しかし学園祭当日、『お姫さま』を止める為に祐二が怪我、みかんにはメールで伝える。
ちゃんとみかんが学園祭の演奏に行ける様に、そしてみかんはちゃんと演奏に向かった。
学園祭後、コンクールに向けての練習がある為に祐二は吹奏楽部の練習から抜ける事に。
そんなある日、以前整理中に見つけたビデオを発見、みかんがこれを見たいと言う。
ビデオはみかんの祖父が残した遺書みたいな物らしいのでVHSを再生できる機械を探す。
そして星子が持っていたので無事見れる事に、そして祖父の残した言葉を聞くみかん。
後悔をしても怯まない人生を、後は自分の代わりに音楽を続けて欲しいと言う内容だった。
それを見たみかんは言う、私の『お姫さま』は、私の中に眠る後悔は原動力であると。
その後、吹奏楽部は県コンクールでは金、全国では受賞は出来ないも十分な戦果を得た。 みかんは『お姫さま』を抑えられる様になったので卒業後は島外の学園に進学する事に。
音楽学ぶ為に、『王子』として島に残る祐二とは離れ離れになるとしても。
だとしても織姫と彦星の様に逢えない時間が、逢えた時の喜びを大きくすると信じて。
◎有須星子
何だかいつも以上に星子が祐二を意識するある日、星子がゲームを始めた理由を知る。
星子は母が出て行き落ち込んだ祐二を励ます為にやった事ないゲームを買ってきた。
そして祐二を励ます為に一緒にやっているうちにゲーム大好きっ子になったのだった。
それはともかく、星子が『お姫さま病』を発症せる機会が多くなっていた。
気になった寮の皆は星子に聞いてみる事に、しかし星子は何でもないと答える。
そこから兄妹の仲が良いという話から家族の話になった時、リイナが『お姫さま病』を発症。
リイナは『望奏』で祐二と星子から兄妹という意識を消す、リイナ曰く嫌だったからと。
そして祐二に甘えてくるリイナ、それを見て星子も発症したので『帰我の剣』で眠らせる。
その後でリイナも元に戻し『望奏』もなくなるが、一時的とはいえ星子を意識した祐二。
それから祐二も星子を女性として意識してしまう様に、星子の方も以前より意識していた。
翌日、2人の様子がおかしい事と思う泉と柚、とはいえ2人ともてきとうに誤魔化す。
その夜、星子に柚が電話で、祐二が男として好きでしょと言われ、手伝いたいと言われる。
翌日、柚から星子をどう思っているか聞かれる祐二、なので妹として好きだと答える。
しかし柚は意識しているのではと聞く、そして星子も『望奏』を使える程に祐二の事を、
そこに2人を探していた星子が乱入してきてそこまで、しかし放課後に再び話す事に。
そして柚に祐二は星子の気持ちに気付いているのではと言われる。
恋は『お姫さま病』を重くしやすく、星子の『お姫さま病』は『望奏』を使える程の重さ。
しかし祐二は否定、そこに祐二を探していた星子が現れて、別に恋愛的に好きじゃないと言う。
そして星子が去った後、柚は祐二に付き合おうと言ってきて悩む祐二。 柚は祐二の事を何処まで好きかわからないが付き合いたいとは思った、
だからこれから好きなればいいと、前向きに考えて欲しいと言われたので付き合う事に。
それから数日、以前よりは仲良くなったがキスなども要求してこない柚。
柚は本当は、そんな事を祐二が考えてやある日、柚が寮にやって来る事になった。
その時にそろそろ行われる学園祭で舞踏会があり、その模擬会がある事を聞く。
そして柚に言われて一緒に出る事に、その後に泉からどうして柚と付き合っているか聞かれる。
告白されたからと言う祐二に泉は嘘だと言い、失礼な付き合いしていると嫌われると言われる。
柚の『お姫さま病』の発症は優越感、しかし祐二と付き合い始めてから一度も発症していない。
そして星子も発症させていなかった、そして模擬会は寮の皆も一緒に行く事に。
祐二は柚と踊る事に、何故か柚は星子に見せつける様に踊り、最後には祐二にキス。
それを見た星子はついに発症、しかし『望奏』は星子の服だけを消していた。
そして何故付き合い始めてからその姿を見せつけるか聞く星子、柚は星子には関係ないと。
柚は言う、星子の『望奏』が本当に消したいモノは自分自身の嫉妬心であると、
何故なら人魚姫で最後に消えるのは自分自身、人魚姫が泡になって消えるのだから。
でも消そうとするという行為が消せていない証拠だと、だから消す事は出来ないと柚は言う。
星子はなら自分の祐二を好きな気持ちをどうすればいいのかと言う、兄妹なのにと。
そしてここまでやる柚の本心に祐二も本当は気付いていた、実は好きではなかったと。
柚は星子と祐二をくっつける為に祐二と付き合い始めたのだった、そして柚は説得。
その言葉についに星子は祐二に告白、そして祐二もそれを受け入れキスをするのだった。
それから祐二は柚と別れて星子と付き合う事に、そして2人は柚に感謝をする。
泉は柚に祐二をどう思っていたか聞くと内緒と言う、ただしちょっと後悔はしていた。
好きになればいい、でも実際に好きになればなるほどに虚しさが残ってしまったのだから。
無事に恋人にはなれたが星子の『お姫さま病』の発症頻度が上昇の一途、力も強まる。 それはそれとして、恋人になった事を父親、それにいなくなった母親に認めてもらいたい2人。
しかし父親はともかく母親は見つからない、そんな時に貴子かた母親の場所を知っていると。
そして祐二と星子が連れて来られたのは『お姫さま病』に関して研究している『お城』だった。
『魔女』、通常は大人になれば治る『お姫さま病』が治らない人物で祐二の母親がそれだった。
『お姫さま』が眠り姫の『お姫さま病』である祐二の母親は国の隔離施設にいると言う。
今まで教えてくれなかったのは祐二の虚無感が王子の力の源だと思っていたからだ。
今回話してくれたのは祐二に星子を利用して『OG細胞』を高めて欲しいから。
ちなみに母親の事を教えてくれたのは貴子の多少の温情のお陰らしい
祐二は普段は入れない島外の人間が入れる学園祭に両親を呼ぶ為にそれに対して了承。
そして1週間後の学園祭、その舞踏会の舞台に母親を連れて来ると言う貴子。
その為に星子とイチャイチャ⇒嫉妬させる⇒『帰我の剣』で眠らせる、で力を強める事に。
『王子』の力は強い『お姫さま』を眠らせる事で強まるからだ、そしてついに当日に。
時間までは星子と学園祭と楽しみ舞踏会の時間に、星子はおめかしがあるので遅れて。
祐二は先に父と再会、そして綺麗になった星子がやって来て一緒に踊り、
そして貴子の演出で皆の前で母親を起こす事に、そして祐二は『帰我の剣』を振るう、
『お姫様』を眠らせた母親は目を覚ました、なので交際&結婚願望を報告する星子。
それから数年後、母親を救ったと同時に力を失った祐二は島の外で暮らしていた。
貴子は予想していたらしく、国は困るかもしれないがこれで良かったのだと言う。
星子も症状を抑えて今は祐二と共に暮らしていた、ちなみに柚はトップアイドルになっていた。
それから2人はいつか結婚式を挙げ、皆を呼ぼうと思うのだった。
◎恋ノ河リイナ
泉と同じくレベルSの『お姫さま病』であり、『お姫さま』がシンデレラだと言うリイナ。
しかしリイナは島に来てから一度も発症した事は無く、どんな『望奏』かも知らない。 グラスに水を注ぎ続けるかの様に自分に余裕を作らないリイナに何となく共感する祐二。
祐二も『望奏』を使う度に虚無感に襲われ、それを埋める為に何かをしているからだ。
そんなある日、貴子との会話で『望奏』が感情抑制によって発露する力だと聞く。
抑えつけようとする感情が強い程に病気は重たくなり、力も強くなるのだと。
ある日、何やら様子がおかしいリイナ、そしてそれを星子も感づいていた。
曰く星子はリイナから嫉妬の感情を受けているのだと、とはいえ理由がわからない。
翌日、それとなく聞いてみると羨ましかったからと言うリイナだが何かは教えてくれない。
しかしリイナは祐二に対して何故か自分と似ている様な気持ちを抱いていると聞く。
そんなリイナに祐二は自分の過去、昔に母が家を出て、それ以降に虚無感を抱えている事、
そしてそれが王子の力の源であり、自分もリイナと似ている気がしている事を伝える。
そんな祐二にリイナも自分が家族に捨てられ、家族を羨ましいと思っていると教えてくれる。
そんな事もあり祐二とリイナは仲を深めていくある日、リリが『望奏』を発動。
吹奏楽部で怪我による欠員が出た事が原因だった、その解決の途中でリイナが負傷。
大したものでは無いが安静の為に『風紀委員』の活動は控える事になった。
なので今まではリイナと活動していた祐二は1人で活動する事に。
1人で活動している祐二の元に『望奏』で生み出されたカボチャの馬車が現れる。
馬車に捕らわれた祐二は発動させたお姫様が誰か探る為にあえて抵抗しない事にする。
そして連れて来られたのはリイナの元だった、そしてリイナは寂しかったと抱き着いて来る。
『帰我の剣』を使うのも悪い気がしてそのままにしていると寮の皆が集まって来る。
そしてリイナは祐二に告白、流石に祐二も『帰我の剣』でリイナを眠らせる事に。
その後貴子に連絡、『魔法時間』、夢を現実にする力、それがリイナの『望奏』だった。
そして寂しさが原因、それはともかく発症中とはいえリイナに告白され完全に意識する祐二。
リイナも完全に意識していた、そして翌日も同じ様にカボチャの馬車に捕まる祐二。 そして連れて行かれた先で祐二は自分を好きなのか確認、リイナは躊躇いなくうなずく。
今度はリイナに好きか聞かれて祐二も好きと答えると、キスすれば寂しくないとキスされる。
『帰我の剣』で抑えた後にリイナと会話、リイナは寂しいと思う事を敗北だと思っていた。
両親に捨てられ、親戚からも嫌われたリイナは効率という言葉で全てを正当化してきた。
引き取られた親戚の家で出された食事はカップラーメンだけだったのも効率が良かったから、
家族がいない事は勉強をする上で効率が良かったから、そうやって割り切ってきた。
そして自分を捨てた大人達が嫌いだったから、寂しいと感じる事に敗北感を感じると。
しかし祐二に対する寂しいは違うと言うリイナに祐二は改めて告白、そして恋人になる2人。
それからリイナは寂しさから逃れる代償行為として祐二にベッタリイチャイチャ。
リイナの『望奏』が強くなり、祐二の『望奏』では抑えられなくなってきていた。
そうして学園祭の時期に、そんな時に貴子に呼び出されて王子の力が強まっていると聞く。
貴子は王子の力もお姫様と同じで抑えられる程に強まっていくものだと考えていた。
しかしリイナとの付き合いで祐二の抑え込んでいた感情、虚無感が薄れている。
だが力は強まっているからだ、とはいえリイナも力が強まっているという事もある。
繋がったから寂しさが強まる、それと同じで虚無感も強まっているのかもと祐二は考える。
その帰り、リイナがその話を聞いていた事を知る、そしてリイナに何か思う所がある模様。
そんな時貴子に呼び出される祐二、リイナも一緒に向かうと祐二の母親に関して聞かれる。
会いたいかと聞かれたので会いたいと答えると、母親のいる場所に連れて行くと言われる。
そこは『お姫さま病』に関して研究している『お城』と呼ばれる場所であった。
そしてその中に行くが母親はそこにはいなかった、しかし母親のいる場所をそこで知る。
『魔女』、通常は大人になれば治る『お姫さま病』が治らない人物で祐二の母親がそれだった。
『お姫さま』が眠り姫の『お姫さま病』である祐二の母親は国の隔離施設にいると言う。
今まで教えてくれなかったのは祐二の虚無感が王子の力の源だと思っていたからだ。 喜ぶ祐二だがそれが原因でリイナとは少しギクシャク、同じと思っていたのに違うかったから。
リイナはよく相談をしていたクララにその事を話す、するとクララは不吉な事を言う。
一方、祐二と貴子が会話していると誰かの『望奏』を感じ、気が付くと貴子が消えていた。
祐二とリイナは元通りにイチャイチャ、でも祐二は何か変わった事が起きた気がしていた。
とはいえ思い付かない、翌日の学園は”いつも通り”自習のみ、放課後は兎の本屋で買い物。
そしてクララの喫茶店でお茶、巡れば巡る程に祐二の中に違和感が大きくなっていく。
リイナの様子もおかしかった、気になった祐二はリイナに直接聞いてみる事にする。
しかし誤魔化そうとするリイナに聞くのは無駄と判断、もう夜なので自室に戻る事に。
そして悩みで眠れないでいると昔の事を思い出した、母親がいなくなった時期も同じだった。
翌日、祐二は少しずつ気づき始めていた、この世界には大人も『お姫さま病』も無い事に。
祐二は1人で学園を途中で抜け出しクララの元へ向かう、この島で唯一残った大人の元に。
その事を聞く前にクララがその事を言い出す、そしてそこにリイナまでやって来た。
クララは説明する為と言って『お城』に向かう、祐二とリイナも当然一緒にだ。
そこでこの状況を生み出したのはリイナでそれを促したのがクララ、そしてその理由。
『お城』のパソコンを使って見せる、そこには『お姫様』を利用しようとするデータがあった。
クララは祐二が呼び出された理由は『OG細胞』で『お姫様』を操作する為だと言う。
『血染めの薔薇』、対象が大人であればあるほど殺傷能力を高める『望奏』、
『魔女』だったクララはこの能力を使って『お城』に侵入、そしてリイナにも見せたと言う。
クララの抑え込んだ感情は憎しみ、この島が出来てからクララはずっと疑っていたのだった。
そして『お城』にも侵入して事実を知った、クララは祐二に大人が憎いかと聞いて来る。
しかし祐二はそうは思わない、それを聞いたリイナは祐二の記憶を変えようとしてくる。
同じと思った祐二と考えがズレ、距離感を感じ、リイナは寂しさを感じたからだ。
クララは言う、祐二が『望奏』を使えるのは虚無感を感じるから、だから辛いんでしょうと。 しかし祐二は『お姫さま』を救いたいと言う気持ちで『王子』の力は発揮すると答える。
そこに貴子が現れる、驚く皆に元『王子』だから、心残りがあったからだと答える。
昔クララを救った貴子が説得しようとするが、貴子は全く聞こうとはしない。
クララには昔、双子の姉妹がいたが両親の虐待と周囲の大人の冷たい態度により失っていた。
それからクララは憎悪を起点とする『お姫さま病』を発症、『お姫さま』は紅バラ姫。
クララにはもう見る事が出来ない、双子が幸せになるというお話。
そして貴子と貴子を信じる祐二、それとクララとの戦いが始まり、クララを眠らせる。
残るはリイナのみ、だけど『お城』側の貴子を信じるという祐二にリイナは力を強める。
気が付くと大人達が戻って来た、その代わりにリイナは巨大な龍へと変貌した。
祐二はありったけの自分の想いと共に龍となったリイナに『帰我の剣』を突き立てる
その結果、『帰我の剣』と龍は砕け、中からリイナが、砕けた『帰我の剣』は空を舞った。
そして祐二はリイナに、寂しくて家族が欲しいなら、一緒に作ればいいと言う。
それから空を舞った『帰我の剣』の欠片、通称『ハッピーエンドの種子』、
『王子』が『お姫様』を救った時に出来たからハッピーエンド、それは世界中へと舞った。
そして『お姫さま病』を緩和させたという、そしてその結果、夢ヶ島は終わりを迎える事に。
それにより『望奏機関』、『お城』で研究していた組織の過激派はなりを潜めて行った。
それから1年、祐二とリイナは『望奏機関』の穏健派の元で新たな『王子』を探していた。
クララも『お姫さま病』は治ったがカウンセリング中とか、貴子が面倒見ているらしい。
祐二の母親も無事に目覚めて今は祐二を除く家族3人で幸せにしているとか。
そして祐二とリイナは旅が終わったら子供を作る事を約束するのだった。 ◎登場人物紹介&短縮版
・椋木 悠斗:母と2人暮らしの大学生、合気道を習得しているのでそこそこ強い
・ユキ:謎の白い少女、色々と世間知らずで身体能力が凄い
⇒実は人造人間的な存在でその事にユキが悩むけど説得してずっと一緒に。
・羽二生 真央:お隣に住む幼馴染、とはいえ朝と夜の食事は椋木家と一緒
⇒父が自分を愛しているという幻想を抱いていたがちゃんと真実と向き合う。
・清川 心音:後輩のお嬢様、都市伝説とか結構好き。
⇒昔、天才科学者に治療された事で狙われるがどうにか解決
・アル:ユキとそっくりな少女、ヒロインでは無いのでシーンは無い
⇒アルと共に、ユキ達の技術を狙う奴をどうにかする。 ◎共通
研究所であった火災で父と兄を失い、母と暮らす青年、椋木悠斗(悠斗)。
バイト先の喫茶店の店長、加藤鈴(鈴)に呼び出され、帰りに常連の式澤一真(一真)と会い、
自宅に帰ると見知らぬ少女がいて、何事かと聞くと父の和人に来なさいと言われたとの事。
父の字で書かれた封筒を持っているので自宅に上げる事に、しかし色々と汚れている少女。
という事で母の優子が外出中なので幼馴染の羽二生真央(真央)を呼んで頼む事に。
ちょっとハプニングはあるもその後事情を説明、そして少女、ユキにどうするか聞く。
いきたい、と言うユキ、色々と謎は尽きないが住む場所も無いので家に住まわす事に。
いつの間にか帰宅して事情を聞いていた優子も了承、その後お出かけ。
その途中でユキが力持ちと知る、そしてユキの為に色々と買い物をする事にした。
ユキと真央と一緒にデパートへ、そこで後輩の清川心音(心音)と出会う。
その後のバイト中に何でも屋さんみたいな人の笹原真菜美(真菜美)と会う。
真菜美から上司である一真が悠斗を呼んでいたと聞き、今度向かう事にする。
その夜、一真と初めて会った日を夢に見た、一真は長沢ゆき(ゆき)という女性を探していた。
翌日、ユキと一緒に一真の元へ、そこで最近あった地震とそこであった事件に関して聞く。
嫌われていた大型犬が殺されていたという話、それと火事場泥棒に気を付けろとの事だった。
◎ユキ
ある日、ゴミ処理の為に近くの焼却炉でゴミを燃やしているとユキの様子がおかしくなる。
慌てて止めると意識を手放すユキ、その後目を覚ましたが前後の事を覚えていなかった。
数日後、ユキと外出から帰宅しようとすると家の様子がおかしい、空き巣だと考える悠斗。
そして実際、中に泥棒がいていくつか盗られていたので悠斗とユキは追いかける事に。
その途中でユキの怪我した部分が瞬間で治り、ユキが普通の人とは違う事を実感する。
それでも変わらない、悠斗は不安を感じるユキを撫でて慰め、ユキとの距離が少し近づいた。
(人では無い事に怯えると、ユキに似た誰かに殺されてBADEND) 泥棒には逃げられたが盗られた物は取り返し、警察へも通報していたのでとりあえず解決。
数日後、ユキは以前と比べて自分で何かしようとする主体性に溢れていた。
悠斗とユキは警察に証拠品として回収された盗られた物を返しに貰いに行く。
途中でユキと別れた悠斗は一真の元へ、そこで先日の泥棒に感じた違和感を話す。
それを聞いた一真は泥棒は椋木家に何か目的があって忍び込んだのではと推測。
悠斗はユキが目的かと思ったが、ともかく今のままでは不明なので置いておく事に。
その夜、ユキが外出しているのを見かけた悠斗は追いかけるも途中で見失い帰宅。
すると家にいたので安心して就寝、翌日ユキに何処に行ってたか聞くがわからないと言われる。
その後、その日はユキと2人で過ごしイチャイチャ、キスもするのであった。
とはいえ言葉での好悪をわからないので恋人という関係ではないが悠斗は気にしなかった。
しかしやきもち焼いたり、八つ当たりしたりと心境の変化のあったユキは悠斗を好きと言う。
そして悠斗も好きと返した数日後、2人でデートする事になり悠斗は先に待ち合わせ場所へ。
待っているとユキらしき姿を見かけ、何か違和感を感じたが追いかける事にする。
そして向かった先は父のいた研究所、そこでユキに声を掛けられるが違和感がある。
悠斗はハッタリで目の前の少女がユキではないと判断、少女は和人の残した物が無いか聞く。
思い付かない悠斗がそう答えると、少女はこの事は忘れる様に言って立ち去る。
その直前、少女が携帯を操作すると研究所が崩れ出し、悠斗はそれに巻き込まれ意識を失う。
気が付くと真菜美がいた、自宅が近くで崩壊の音を聞いて気になって来たとの事。
その後、真菜美と共に研究所を抜け出し、ユキの元へ急いで向かって、帰宅する。
翌日、これからの事を考え研究所へ、思ったよりも崩落して無かったが有益な物は得られず。
帰宅すると悠斗宛てに封筒が、宛名の無い封筒の中身は『メルクリウス概論』。 著者は様々な実績を残した天才科学者で知られる神代修一(修一)であった。
その内容は人でないヒトを作り出す事、悠斗はその産物がユキであると考える。
そして最後にαが完成、ユキが来た時に持っていた封筒に書かれていたのはβ、
ユキに似た少女がα、ユキがβなのだと考えるが、ユキに対する愛情は変わらなかった。
翌日、ユキの振りをした少女と再会、そこで『メルクリウス概論』について切り出してみる。
(ユキの振りした事に気付かないでいると、しばらくしてユキが失踪するBADEND)
さらに悠斗の失言で怒る少女が悠斗を追いかけて来て、そこにユキが現れる。
互いに相手を厄介な女と感じるユキと少女は戦いを始めるが、悠斗が水をかけて止める。
冷静になった少女、アルは悠斗に謎のカード渡し、『メルクリウス概論』を回収すると言う。
アルが去って帰宅後、悠斗は受け取ったカード、それと一緒にあった写真を確認する。
翌日、街の図書館で情報収集して夜、ユキは悠斗の部屋で『メルクリウス概論』を見つける。
一方で悠斗は真菜美の元へ、手に入れた情報から修一の関係者と知ったからだ。
そこでカードが和人の研究所で使う物であると知り、その後一時帰宅。
そして深夜、悠斗が研究所に向かおうとするとそれに気付いたユキが追ってくる。
何やら不安定なユキを慰めているとアルが現れ、3人で研究所に向かう事に。
そしてカードを使い地下へ、アルがここまで連れて来たのは現実を教える為だと言う。
ユキを量産し売り飛ばそうとしていた研究所、しかし火災と共にその誰かは死んだ。
しかしアルは未だいるかもしれない当時を知っている人物を消す為にユキの命を狙う。
アルはユキと違い実験の為に免疫が弱いサンプルであったから、アルは叫ぶ。
ユキが傍にいる限り悠斗はユキを狙う人物によって危険に陥るであろうと、
そして和人はアルとの戦いで損傷したユキを助ける為に死んだのだと2人に告げる。
それを聞いたユキは悠斗を突き放して逃走、気付いた悠斗の目の前にはアルしかいない。
地下を破壊するというアルを置いてユキを探しに地上に戻る悠斗だが見つからない。
電話で真央に言われて一度帰宅、ユキ探しは真央を含む皆に任して少し休憩。 再び探しに出かけるが見つからない、しかし真央達が不良になったユキを見つけたと電話が。
アルの事だった、ユキの情報を求めてアルの元へ、そこでまだ探しているのかと言われる。
悠斗はユキが必要な事を言うとアルは研究所の屋上の鍵を渡してくれた。
そこに向かうとユキがいて、悠斗に気付いたユキは身を投げるが寸前で悠斗は手を掴む。
悠斗の説得にユキも考えを改めるが悠斗も落ちそうになり、そこを一真が助けてくれる。
悠斗の姿を見て追いかけてくれたらしい、一真が先に帰った後でユキと話し合う。
そして未だに気負うユキを再び説得して共に帰宅、それから1年の月日が経った。
ユキは椋木家にいて、悠斗はユキと共に穏やかな日々を過ごすのだった。
◎羽二生 真央
ある時からユキが悠斗と真央が昔から仲が良いのかと聞いてきたり、不機嫌になったり。
心音は一番頼っている悠斗に親しい人がいるという状況に不安を覚えているのではと推測。
その話の流れで真央とは恋人とかいう話になるが、別にそういう事はなかった。
そんなある日、優子が最近物騒だからと1人暮らしの真央に家に来るように言う。
準備の為に真央の所に行くと電話中で友人から飲み会に誘われていた。
悠斗は数少ない真央の友人の為に行く事を推奨、その為に携帯を買いに行く事になった。
そしてユキにも携帯を買う事に、その後真央は飲み会、悠斗はバイトへと向かう。
バイト後、真央の電話から真央の友人の声が、呼ばれた所に行くと泥酔している真央の姿が。
なので真央を連れ帰る途中、昔の事を話しながら真央と過ごした年月を実感する悠斗。
翌日、悠斗は喫茶店以外でもバイトをする為に顔の広い一真を頼るがどうも忙しそうな一真。
帰宅後、真央のアルバムを見ていた時、ユキが真央の父の誠二を知っている事が判明する。
翌日の深夜、ふと目を覚ましたので飲み物を飲んでいるとユキがやって来る。
ユキにも飲み物を入れてあげると真央は一緒じゃないかと聞かれ、調べると外出した模様。
気になって外に出ると隣の羽二生家の電気がついており、さらに緊迫した真央の声が。 そして羽二生家から男が出てきて、真央から父の形見を盗まれたと言う。
急ぎその強盗を追って、最後は無事に捕獲し通報、盗られた物も取り返した。
その後、泣きながら抱きしめて来る真央にドキドキしながらも慰める悠斗。
翌日、昨日の事がテレビで放送されており、色々と気づかれする悠斗。
その事で家が荒れた羽二生家の整理中に誠二の手帳を発見、持っておく事に。
その後、ふと誠二の事を思い出した悠斗は何故子供の頃に誠二を避けていたか疑問に思う。
真央は誠二の事を好きだと言うが悠斗から見て誠二は怖い人で何処か普通じゃなかった。
翌日、悠斗がバイトから帰ると真央がおらず、羽二生家に行くと部屋で膝を抱えていた。
何事かと話を聞いていると急に泣きながら謝罪し始めて、そして悠斗にキスをする真央。
とりあえず椋木家に連れて帰った後、一人考えながら真央との間に隔たりがあると考える悠斗。
真央の事ばかり考え、胸の奥がいたくなる悠斗は彼女が自分の中に住んでいたと気づく。
翌日、真央はいつも通りに見えて何処か不安定だった、悠斗は考えの整理の為に外出。
一人考えてるが纏まらず、偶然会ったユキと会話して真央とちゃんと話す事にする。
その為に帰宅するが真央は不在、そこに速水礼次(礼次)と名乗る男が声を掛けてきた。
礼次は世間にパイプの無い所と提携して世間に向けて売り出すのが仕事だと言う。
和人の事も知っていたが取引していたのは誠二で、その研究成果を取りに来たとか。
今更来たのは誠二の研究成果が残っていると判明したから。
無視しようとするが礼次は研究成果について和人と誠二の間に軋轢があったと言う。
そして研究所での火災も、それを聞いた悠斗は真央もそれを知って謝罪したのではと考える。
礼次は誠二の部屋を調べるように唆し悠斗は帰宅、真央は羽二生家へと戻っていた。
深夜、その事について考えるが纏まらず、飲み物を飲もうとリビングに行くと優子がいた。
研究所の火災が事故ではなかったら、そう聞くと誠二の事かと聞かれる悠斗。
そういう噂が当時あったらしく優子、それに真央もかなりそういう目で見られていたらしい。
そしてこの前のテレビで再燃したとか、しかし何故今更になって真央は謝罪したのか。
翌日、流れから一真に礼次の話をする事に、誠二に関しては真央も関わるので置いておく。 そして礼次の話になり礼次が闇ブローカーでは、そして研究所内の何かを知っているのでは、
礼次が欲する研究内容の話まで行くが結局は真央と話し合う事が必要となり帰宅。
しかし羽二生家に電気が点らず、そこでユキに言われて携帯を思い出した悠斗は電話。
電話に出た真央は羽二生家に帰っていたが体調を崩しており、急ぎ羽二生家へ向かう悠斗。
真央を自宅に連れ帰り皆で看病した後、とにかく何か情報が無いか誠二の手帳を見る。
見つからない、そう思っていたがズレたカバーの下から写真が2枚出てきた。
片方は真央の母親らしき人物と誠二、もう1枚は誠二と和人と神代修一(修一)の写真だった。
様々な実績を残した天才科学者で知られる修一、もしかしたらそれが礼次の狙いではと推測。
その後、真央の元に向かう途中で昔の事を思い出す、その時も真央は体調を崩していた。
それを見つけたのは悠斗、悠斗は急いで自宅に戻り和人に相談して何とかなった。
そして目を覚ました真央に父さんが何とかしてくれたと言うと真央は誠二の事を勘違い。
泣きながら喜ぶ真央を見て悠斗はそれを訂正出来なかった、悠斗は誠二に電話していた。
しかし誠二は真央に興味など移さなかった、そんな事実を悠斗は真央に言えるわけなかった。
翌日、真央はすっかり快復し、悠斗の部屋にやって来てこれまでの事を含めて感謝する。
そんな真央に悠斗は告白、無事に恋人になれた後に母親の写真を真央に渡す。
その後、礼次の事等を話すと真央は誠二の研究成果を恩師に渡す事にすると言う。
意外に思ったが知っている人であり礼次の様な人物ではないし、真央が決めたので任せる事に。
その後は一真に修一の事を話に行く事に、だがその前にユキがいくつか思い出したと言う。
ユキは和人に誠二に近づかない様に言われていた事、そして椋木家に来る前の場所の事。
場所は父の研究所の奥、火災の前からいたという事を知った悠斗はある事に気付く。
誠二の研究成果、それはユキの様な存在を造る為のものではと、そこでユキに話す事に。
しかしユキは余り理解していない模様、なので当初の予定通りに一真の元へ向かう事に。
一真と話しながらユキが修一の目指した成果だと確信する悠斗。
そして修一の出した写真から礼次がヤクザまがいのブローカーで一真が調べていたと判明。 証拠を掴ませずに活動し、部下は言質調達、先日の強盗も礼次の手配ではと考える。
さらに礼次が接触した人物に恩師がいると判明、急いで真央と恩師を探す事に。
しかし見つかったのは憔悴した真央と、既に無い誠二の研究成果だった。
真央は休ませて今後どうするか悩んでいるとユキが偶然残っていた研究成果を持って来る、
誠二の部屋ではなくユキの部屋に真央がたまたま置いたもので中身を確認する事に。
それは数枚のディスク、しかし殆ど確認できずに中身を見れたのは日記くらいの物だった。
その中身を確認した後、礼次から電話がかかって来てディスクを要求してきた。
騙されたとはいえ正当な手続きを踏んでおり、さらに脅しまでかけてくる礼次。
悠斗は一真の指示で研究所の屋上を指定、一真には何か策があるらしく信じる事に。
しかしその為には真央が必要らしく悠斗が説得する事に、そして真央にその事を話す。
だが真央は誠二の研究資料と共に誠二が自分を愛していたという嘘も失っていた。
真央は全て忘れて悠斗と共に幸せに暮らそうと言うが悠斗はそれは出来ないと否定。
真央は何故と言う、和人は誠二の立場を奪う形で研究所に入った、つまりは。
悠斗はユキが修一の研究成果で危険な事を説明、それと悠斗の説得もあり真央も許可。
その後一真の策を聞くがそれはユキを世間のモルモットにしない悠斗の目的と対極の位置。
しかし悠斗にはどうする事も出来ない、もう一人の当事者を除いて。
そしてついに礼次と対立の時、悠斗は真央を伴い礼次へと色々と聞き出そうとする。
時間を稼ごうとする悠斗にイラつく礼次、そして悠斗は要求された物を渡す。
しかしと、誠二の研究成果である理論だけでは何の意味の無い事を言ってやる悠斗。
そこに現れたのは一真とマスコミのヘリ、こうして足枷ぐらいはつけてやる事に成功した。
実際に逮捕したりする事は出来ないのでこれが一番礼次にダメ―ジを与える策だった。
その夜、悠斗はもう1人の当事者と会って、修一の研究成果について話を聞いた。
人体の設計図を作り細胞に与える理論、それを処置し培養する装置、
それで生まれた欠陥を補う為のナノマシン関連、完成体に知識を植え付ける人格形成装置。 その4つがあってこそ完成体である事を聞き、悠斗はユキはそれで生まれたのかと聞く。
当事者はナノマシン、ユキには人格形成が使われておらず、真の完成体はないのだと言う。
そうしてもう一人の当事者、ユキと同じ容姿をした少女と悠斗は別れた。
ちなみに渡したディスクはダミーで、そもそも後で少女が回収するつもりらしい。
(礼次は悠斗たちに復讐しようとしていたが、少女によっておそらく消された
それから数か月後、悠斗と真央は大学を卒業して就職、そして悠斗は指輪を送るのだった。
◎清川心音
ある日、心音の都市伝説調べを手伝う事になった悠斗、心音はとある雑誌を探していた。
家にあるかもしれないので招待すると異性の家だからか緊張する心音。
結局見つかりはしなかったがまた家に来ればいいと言う悠斗に心音は喜ぶ。
翌日、携帯の話になりユキと真央が買う事になり、ついでに心音とも合流。
携帯を買って雑誌を心音に渡した後に悠斗はバイトに、そこに心音とユキがやって来る。
そこでお茶を飲みに来ていた真菜美とも話し合い、何やら意気投合する心音達。
翌日も心音が家にやって来る事に、そこで現在調べている都市伝説などを聞く。
何処かの研究所で眠り続ける眠り姫や、白い影であるという公園の幽霊、
しかし心音から教えて貰った都市伝説のサイトにあったものがなかった。
父と兄が死んだ研究所の火災、心音は気遣ってくれたらしいし悠斗は調べる事を許可する。
そして一緒にいたユキの強い自己主張により研究所の火災について今回は調べる事に。
まずは心音が所持しているという名簿を見て職員の所を回るつもりがユキの先導で研究所に。
そこの探索中、誰かがいる事に気付くも心音の提案で隠れる事にした悠斗たち。
誰かが行った後、知り合いか聞くが心音はよくわからないが何かを感じ取ったらしい。
とりあえず誰かが研究所に残っているかもしれないので今日の探索は終了。
その日は名簿と、心音は真菜美から貰ったという地図を照らし合わせて確認しておく事に。 ちなみに地図には最近空き巣に入られた家に印がつけられていた。
一度心音と帰宅、そこで心音と優子が初の顔合わせ、そして優子も研究員の名簿を見る。
そしてそこから優子の知っている研究員が空き巣にあっていたと知る悠斗たち。
ふと気になって調べると空き巣被害の2/5が名簿に名前の載っている研究員だった。
偶然かもしれないが嫌な予感がする悠斗、そこで何か関連性が無いかと考える。
そこでユキの事を思い出し、ユキに研究所にいた事のあるユキに関わっていた人を聞く。
全部で5人、4人は死亡でうち半分が被害にあっており、残る1人も意識不明と判明。
2日後、一応相談を入れていた一真から、ユキに関わっていた人の家に空き巣が来たと、
そしてその後捕まったが犯人は魔が差しただけと言っており完全に解決とは言えない事、
さらに軽いドラッグ、興奮作用のある薬が現在出回っている事を聞く。
翌日、謎のアドレスから感謝と深追いをやめるようにとの忠告のメールを受け取る悠斗。
その後は心音を待っていたがやって来ず、それから数日間やってこなかった。
数日後、心音から外出禁止だったと電話で聞く、理由は椋木家に行っていたから。
悠斗の父の和人も元研究員で、元研究員がいた場所を狙う空き巣が狙ったかもしれないからだ。
翌日、そんな心音が椋木家に、ユキの家に泊まりに行くと言う名目で来たらしい。
悠斗は家主の優子と心音の家の家政婦、秋乃に許可を取る事を条件に許可し、泊まる事に。
翌日、研究所の火災は現在、空き巣事件が原因で警察が関わっているので他の事を調べる事に。
様々な実績を残した天才科学者で知られる神代修一(修一)の遺産を調べる事に。
が、結局こちらも結果的に元研究員の話が必要なのでとりあえずは置いておく事に。
その後は一真の所で以前聞いた興奮剤、タイプDについて聞いたりする。
それから数日後、とりあえず空き巣事件の方は収まっていき、外出もしやすくなった。
そんな時心音が速水礼次(礼次)という男に対して怒っていた。
礼次は心音の祖父、重彦の名前を利用して詐欺紛いの事をして街を追い出されたらしい。
翌日、心音が椋木家での宿泊を止める事に、流石に長い期間お世話になったからだ。 しかしその前に今までの事で互いに好き合っていた悠斗と心音は繋がり恋人に。
その後、心音がとある少女の話をする、少女は怪我をしたがとある医者が治した。
医者はタイプAと呼ばれるナノマシンを少女に使った、心音は悠斗だから話してくれたらしい。
その直後、下着姿の姿をユキに見られてしまい急いで追いかける悠斗、心音も後から追う。
そして心音が先にユキと合流、後から悠斗が発見するもガラの悪い連中に絡まれていた。
何とか悠斗が囮になり逃がすも、その後出会った礼次にスタンガンか何かを使われ気絶。
気が付くと拘束されておりヒイラギと呼ばれた謎の男から色々と聞かれる。
悠斗は知らないと答えるとヒイラギから何度も暴力を喰らい追い詰められていく悠斗。
そしてそこに捕まった心音まで連れて来られた、そしてヒイラギはある事を聞く。
修一がタイプAを使ったのは誰だと、悠斗は心音だとバレる前に自分が使ったと答える。
するとヒイラギは悠斗にタイプDの原液、タイプA被験者でないと昏睡する、を使おうとする。
その前に何とか情報を聞き出し、タイプDがタイプA被験者を探す為に撒かれたと知る。
そしてタイプDを使われるが昏睡状態にならない悠斗にヒイラギはタイプA被験者と思う。
そして悠斗を攫い、心音を害しようとするがその前にユキに似た少女に助けられる。
以前、謎のアドレスから悠斗にメールしたのも彼女らしく、少女はヒイラギを連れて行く。
そこにヒイラギでは無い大人の足音を聞き、助けに来たと思った悠斗は気絶する。
1か月後、悠斗は病院から退院し、今回の事はただの怨恨による誘拐となっていた。
真実を知ってはいるがユキの事もあるし、最近まで肺炎で喋る事も出来なかった悠斗。
ともかく、その後は悠斗は心音と共に過ごしていくのだった。
◎Wish(上記3人クリア後
ユキが来て3日が過ぎた日、悠斗は真菜美に頼まれ地震の被害のあった地域を見回る事に。
ユキも一緒に行く事になり真菜美の元へ、ユキを見た真菜美は一瞬驚いき、その後は見回り。
翌日は一真に見送られてから見回り、その日ユキの怪力を真菜美は目撃する。 その夜、子供の頃に幽霊屋敷と呼ばれる場所で白い少女を見た事を夢見る悠斗。
翌日はバイトでさらに翌日、見回りは今日で最後だったが今回はメディアが来ていた。
そして見回りの最後にメディアが危険な絵を撮ろうとして悠斗とユキが被害に遭う。
そこでユキの異常な回復力を目撃してしまう悠斗達、検査入院となったが翌日には退院。
大怪我を負っていたユキだが傷跡一つ無い姿に驚く悠斗達、そしてそれに覚えがあった真菜美。
天才科学者で知られる神代修一(修一)の造ったメルクリウスであると真菜美は告げる。
その後、真菜美の話からユキと同じ様な存在がもう1人いる可能性について聞く。
夜、謎のアドレスからのメールで呼び出された悠斗はユキの事もあるので向かう事に。
そこで真菜美の言うユキと似た少女がいて、悠斗を飛び出したその少女はアルと名乗った。
アルは今回の事がメディアを通じて修一の技術を狙う者にメルクリウスの事がバレたと警告、
その為に今すぐに逃げ出せと言い、アルが声をかけるとそこにユキが現れた。
ユキはアルを嫌いと言い、アルも好かれようとも思ってないと言い、その後アルと別れる。
翌日、一真に相談しようとするが不在、もう1人の相談しようとしていた真菜美に話す。
真菜美も修一の生徒である為に似たような事があったらしい、そこに来客がやって来る。
来客の速水礼次(礼次)という男は今回の事を探って来るが真菜美が上手く追い返す。
その間、真菜美の使う机の下に隠れていた悠斗は何かを見つけるが確認する前に呼ばれる。
その後、帰って来た一真と話し、3日間逃げてくれたら何とかすると言われる悠斗。
悠斗は帰宅後、ユキに事情を話して悠斗とユキは何時か帰るとだけ告げて家を出る。
悠斗とユキは研究所の跡地にいて、悠斗達は対策を練りながらそこで3日目を迎えた。
その夜、悠斗達に元にアルが現れて何故逃げないか聞くが、悠斗に策があると理解する。
アルの言葉から和人と関係があると思い聞こうとするが、その前に悠斗を庇って撃たれるアル。
現れたのは礼次、礼次は銃を悠斗に向けてユキの動きをけん制、礼次はユキを差し出せと言う。
しかしアルが修一の理論を持っているのは自分だけと言い、自分に注意を向ける。
そして悠斗と共に研究所から脱出、しかし無理をしたせいでダウンするアル。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています