コンプティーク2006年9月号いち押しブランドを探せ!Next Revolution 2006
より、丸戸史明氏発言箇所抜粋

丸戸さんご自身は、シナリオを書く際に、どこに気をつかいますか?
「第一前提として『5分でつかめ』という企画屋の教えを忠実に守ること、
テキストでは、『わざと噛み合わせない会話』が好きでよく使います。
会話をする人同士が、ほんとうに相手の意図を分かっていなくて、いち
いち説明しなければいけない状況は個人的に嫌いなんです。だから相
手の言いたいことを知っていてわざと外して、返された相手もそれを分
かってやり返すみたいな、丁々発止のやり取りを作ることに少しだけこ
だわってます。ただ、ときどき『ライターがひとりで会話してるみたいだ』
と言われます。あ、今ので思い出しました。最後に必ずオチを持ってく
ることに気を配っています。」

お気に入りのキャラについて
「まずは『Ripple』の加藤あおい。昔、『こんな女と暮らしてみたい』という
漫画がありましたが、その題名に対する自分の回答がすべて詰まって
います。もうひとりは『ショコラ』の秋島香奈子、今『そんな奴ぁいねぇ!!』
という漫画が…いえ何でもありません。」

未来の作品像 今後挑戦したいテーマは?
「様々なジャンルでの専門知識が欠けているので、今やれていることを
磨いていく方向でしばらく続けていくつもりです。そしてその中で、少しで
も難しいエッセンスをつけくわえていき、いつの間にか全然違うジャンル
を書けていた、となれたら理想かなと。」

「売れる企画をつくることは、自分にはできないと最初からあきらめている。」
「自分がおもしろいと思うものをわかりやすく示せる企画を考える。」

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