◎駒萱野編(春近の住む部屋の大家さん
ある日、買い物中に偶然にもパン屋のお仕事の休憩中の萱野を見かけた春近。
普段は萱野の義娘である小糸を引き取りに来た時少し話すくらいなのだが、
ちゃんと話してみると思った以上に萱野の魅力に惹かれる春近。
そして萱野の事がもっと知りたいと、話していて好きなのだと気づく春近。
帰宅後、小糸に萱野の事が好きだとバレる春近、小糸は春近を応援してくれる。
しかし萱野が男性に食事に誘われており、小糸の為に考えている事を聞く春近。
小糸としては萱野が本当に好きなら問題ないが、自分の為に付き合うは駄目という考え。
という事で萱野と話そうとするが上手くいかず、その男性と会うという日になってしまう。
小糸から場所は聞いていたので隠れて聞く事に、そこで萱野は男性の誘いを断っていた。
しかししつこい男性を見て2人の前に姿を現す春近、そしてその場で萱野に告白。
だが実は男性は萱野を別のパン屋に誘っていただけで、男性自身は既婚者でもあった。
それを知りあまりのいたたまれなさに返事の答えを聞く前に釈明して帰宅する。
帰宅後、あまりの恥ずかしさに部屋籠っていると萱野が訪ねて来る。
そこで春近は萱野に言われて、自分の好きだという想いをぶつける。
すると昔話を始める萱野、それは萱野が小糸を引き取る前のパン屋で働いていた時の話。
初めて自分の作ったパンを食べておいしかったと言ってくれた少年、
それから何度も来てくれた初恋だったかもしれない少年、それが春近だった。
そんな萱野に春近は再び告白、萱野も受け入れてくれて恋人になるのだった。
それから小糸を含めた3人で楽しい日々を過ごしていくのだった。