(十分に溢れるほど濡れている部分が指でさわられると震えてしまって)
(奥からさらにあふれ出すようにとろけ出る液が彼の指を汚して、
唇を噛み喉がしめつけられるようで)

(責め立てるようないじわるな言葉に思わず身がすくみ、きゅっと眼をきつく閉じて)
(さっきから与えられている刺激で生じた鈍い痛みにも似た感覚がそこに
意識を集中させて、吐息をもらしながらも小さな声で)

(奪うように脱がされた下着、太腿をきつく掴まれてあらわにされたそこに
ゆっくりと顔が近付くのを感じるとそれだけで腰が震えはじめて)

や、やだっ…ぁ、そんなとこ、みないで……

(笑みを含んだような優しい響きのあなたの問いかけを聞くと、
背筋にぞくりと震えが走って)