(布の機能の限界を越えるほど蜜が溢れ出したのか動かしている指先にまで粘度の強い蜜液を感じ
その蜜を全体に塗すように円を描くような動作を繰り返す)

そんなこと?あるわけ……ないですよね?
まさか、自分が電車の中で見知らぬ男に弄られて、あろうことかそれに敏感に自分の身体が反応して
こんなにも早く濡らしちゃうなんて

そんなことある訳ないです
(蜜液が纏わりついた指先を移動させその存在を主張するかのように固く尖る小さな芽のような
ポイントを爪の先で擦るように刺激する)

もしかしたら、これってただの夢かもしれませんよ
悪い夢…悪いけどどこか甘美な夢です
そう思って身を任せちゃえば楽になるかもしれませんよ

(耳元で脳に沁みこませるように囁く声は少しずつ湿りと滑りを帯びていく)

【おかしくなっているのは指先だけですか?すみません、ちょっとレスが遅くなってしまいました】