頑張っているな、きつみは
今夜は海老フライ・・・でっかいのは無理だな
そうだ、冷凍の小さい海老をフライにしてみよう
ポップコーンシュリンプって言うらしいが、小さいけど美味しいぞ
よし、決定!!
>>86
「ヤバッ!遅れる!いってきますっ!!」
今朝も三橋廉は元気良く家を飛び出していった その姿に変わった様子など伺えない
「普通ですよね・・・いつもどおりだ」
「そうだな・・・」
俺と俺野は物陰から三橋廉の姿を確認していた
「確かに昨日、俺たちはあの三橋廉のデータを採取したんですよね」
「ああ・・・」
昨夜の事を思い出すと享楽と恐怖しか浮かばない
昼間は普通の高校生でしかないが、夜のなると変わってしまう・・・いや、夜のアレがもともとの本質なのだろか?
俺たちは昨夜、三橋家からほうほうのていで逃げ出した
闇に浮かぶ白い肌に魅了され、我を失った己を思い出すだけで赤面する
俺野もまた同じだ
なんでデータを採取するだけなのにアレだけ三橋廉の尻に夢中になってしまったのか
判らない・・・それにあの芳香・・・あの正体はおそらく三橋廉のおな・・・いや、ガスなのだろう
だが、体内であの催淫作用もあるガスが作れるものなのだろうか
知れば知るほど興味深いぞ、三橋廉
「異常が無いようでしたら戻りましょうよ、博士」
「そうだな、戻ってデータをまとめようか 変なことといえば庭にミカン箱があるくらいだし・・・まあいか」
「社長や某氏からの電話には俺は出ませんからね 今回の事がばれたらもう怖くて怖くて・・・」
確かに非合法なやり方で採取したデータだが、結果を出せれば上も納得してくれるだろう
だが、今朝の三橋家の静けさが不気味だ
実は昨夜逃げるときに、三橋廉を全裸のまま放置してしまったのだ
それに尻穴も結構いじりつくしいるし、起きれば違和感MAXのはずだ
家族なり警察なりが騒いでもおかしくないはずなのだが・・・まあいいか
戻って新作の「あったかみはしくん」の構想を練ろうそうしよう つづく