0404fusianasan
2017/04/03(月) 12:45:27.05ボワボワ毛並みでも可愛いものは可愛いな
そろそろ桜も本番か・・・
まだ満開じゃないし、今年は開花が遅れていると聞いた
ということは、遅い日まで楽しめるとうことだな
よし、庭にある桜で花見をしよう
まだ若くて花も少ししか咲かないけど桜には違いないよな
この電気炬燵を庭に持っていって電気コードを延長して
ついでに夜桜も楽しめるように照明も用意して、簡易コンロで鍋をしながら花見をしようそうしよう
もちろん、甘じょっぱくに揚げたおあげの稲荷寿司も忘れていないぞ
たんと作るからいっぱい食えよ、きつみは
ここはどこかにあると言われている館
名は無いが、客からは「ミハシの館」と呼ばれている
そこでは様々なミハシが貴方のお越しをお待ちしている
さあ、今宵貴方が選ぶのはどのミハシ?
ここ最近、館には行っていない
というか、忙しすぎてとんと足が遠のいてしまった
そろそろミハシの生肌が恋しく感じられ頃、それは送られてきた
「招待状」
白い洋封筒にはそう書かれていた
裏には封蝋が施されていて、格式ばった感じがした
中にはカードが一枚入っており、優雅な手書き文字でなにやら書かれていた
「春の日差しかが快く感じられる季節となりましたが、俺川様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか
日頃のご厚誼へのお礼とご慰労をかねまして、下記の通り花見を催したいと思います」
招待状の差出人はミハシの館の支配人の名前になっていた
あのタレ目のちょっと慇懃無礼なところもある男が花見を計画か・・・
ということは館のミハシたちも参加ということだよな
もちろんあの館の事だから、普通の花見で済む訳はない・・・
色んな妄想で頭をいっぱいにした俺は、躊躇なく参加する旨をしたため、館へ返信した
ミハシたちが花見客にどんな接待をしてくれるのか楽しみだ 続く