きつみはもふもふふもふもふ
はんぺん・・・おでん・・・春でもおでん・・・
ありです、絶対に有りです!!
汁を吸って膨らんだおでんのはんぺんをあふあふ食うのは季節を問わず有りです!!
それとちくわ麩!それに餅巾着!よし、今夜はおでんに決定だ!!

>>417
頭が重い・・・
身体の自由が利かなくて息が出来ない・・・
泥の中に潜り込んで動けなくなっている様なそんな倦怠感を感じながら俺は目覚めた
「俺川さん、大丈夫?」
薄い色をした猫っ毛が俺の目の前にあった
「うわっ!」
「あ、起きたw」
悪戯が成功して喜んでいる表情のちいさなミハシが、俺の身体に乗っかって顔を覗き込んでいた
「あ、あれ?ここは・・・」
「ここ?館の中の待合室だよ 俺川さん酔っ払ってそのまま寝ちゃったんだよ」
そうだった・・・
連日、仕事に忙しくて疲れていて、昼間の花見の宴で少しばかり飲みすぎて潰れてしまったんだった
「そうか・・・」
「みんな心配していたんだよ かあちゃんなんておろおろして大変だったんだから」
窓の外が暗いということは、もう夜なのか
ということはもう花見は終わってしまったんだな・・・
「これから夜のお花見が始まるから俺川さんを起こしておいでって支配人に頼まれたんだ
昼間と同じ場所だから俺川さん、判るよね?」
夜?夜の花見・・・誰かが言っていたあれか
「裏の庭かな?行ってみるよ」
「うん、みんな待っているよ
俺は夜は出なくていいんだって 夜のお花見は大人だけでやるものだからって言われているんだ
俺とかケモたちも今日はもう寝ていいんだって じゃあね、俺川さん おやすみなさい」
ちいさなミハシは俺に手を振りながら二階の自分の部屋へと戻っていった