今日もかんばってのんべんだらりんと行こうな
おや?なんだか毛並みがおかしくないか?
そろそろ冬毛が抜けてきたのかな?ブラッシングをしてあげるからこっちにおいで
あ、逃げても無駄だぞ、ちょっと待て!!

>>507
「あ・・・」
かあちゃんの口から弱々しくも熱の篭った吐息が洩れる
着崩された和服からはその下の白い肌が篝の明かりに照らされている
そんなかあちゃんに、客たちは次から次へと酒の入ったグラスの中身を打ちかける
それがかあちゃんの体温で温まり、かあちゃんと俺たちを酔わせる
「もうこのくらいでどうでしょうな?」
「いやいや、まだまだですよ もっとたっぷりと濡らしてやりましょう」
かあちゃんの着ていた着物は水分をたっぷりと含んで、下にずり落ちそうになってしまっている
だが、かあちゃんを木に縛り付けている荒縄から下へは落ちることはない
「あ・・・ああ・・・ん・・・」
始めは困惑し、諦めと少しばかりの恐怖を滲ませていたかあちゃんの目が
今はとろんとして熱っぽく感じられていた
酔いばかりではない何かが、かあちゃんを変質させていた
「このミハシはいつもは清楚だが、虐められるとたまらなく感じるんだったな」
「そうそう、縄で縛られ締め上げられるのが好きだった」