>>550
「多分、漏れは振り子のことが好きなんだと思う」
ぶさ子は隣に座る振り子の目を見ずに小さくつぶやき、振り子の横で身を縮こまらせた。
「別に振り子とどうこうなりたいってわけじゃないよ」
ぶさ子が頑なにこちらを見ようとはしない。
「ただ、好きになったかもしれないってだけ」
何でもないふうを装っているが精一杯の心の内を明かしているのだと思う。
たまらなくなって振り子はぶさ子の腕を掴んで引き寄せた。

入れ替えてたりしてみたお^−^