今日のきつはバンサーイ無しよ、か うん、まあそれもいいさ
とりあえず夕飯は冷奴で決まりだな、一番シンプルにおろし生姜と醤油であっさりといただくとしよう
その前に今日のおやつを考えなきゃいけないな
実はな、さっきネットで美味そうなのを見たんだよ
綿あめを平らに広げてアイスを乗っけてくるむというデザートなんだ
アイスにカラフルパウダーをトッピングしても綺麗で美味そうだったぞ
これならコンビニあたりで材料がそろいそうだから試してみような
よし、じゃあ買出しに行って・・・まだ暑いから涼しくなってからでもいいよな
おやつじゃなくても夕飯のデザートにしようそうしよう
>>155
「とにかく、お前なんてメタボには何も関係無い!邪魔をするなっ!」
そう怒鳴ると若い男はカメラを持って駆け出した
「あっ!おいっ!まてっ!」
やばい・・・せめてあのカメラのきつみはのデーターだけでも消去しなければ・・・
俺は必死になって男の後を追った
足場の悪い山道を男は必死になって降りて行く
それになんとか追いつこうと俺も必死になるが・・・いかんせん日ごろからの運動不足が祟って足が動かない
男は山を下るとそのまま河原へと向かい、吊橋を抜けて逃げようとしているようだ
「ま、待て・・・ハァハァ・・・」
夏の暑さと急の運動で俺はすぐに息があがってしまったが、それでも前を走る男になんとか追いつこうとした
「この・・・しつこいんだよ!」
執拗に追いかけてくる俺にイラついたのか、男は河原の大き目の石を掴むと俺の方へと投げてきた
それは俺のすぐ横に落ちて鈍く重い音をたてた
「おいやめろ!危ないじゃないか!」
「うるせえ!」
男は次から次に石を投げつけてきて、俺はそれを避けるので精一杯だった
「もう俺に構うな!追ってくるなっ!」
そう言った瞬間、川の中から黒い何かがすごい速さで飛んできて、男に直撃した
「ぐふっ!!ぐえ・・・」
横に吹っ飛んで倒れた男は気を失ったのか動かなくなった
その男のそばでは「あれ?俺くんじゃないの?誰?」ととぼけた声を出すきつみはがいた つづく