きつみはもふもふふもふもふも
今週は、というか今週ものんびりゆっくりといこうな
しかしぞぬ・・・俺もぞぬの事は言えないが、バンザイしてもそのふとましさ
ふとましいの豊かさの象徴ととらえる事も出来るのでそれはそれでいいんじゃないかな
ほら、俺だって結構・・・だし、バンザイしてもドラム缶みたいなもんだしな
よし、今日はローストポーク食って頑張るぞ!!
「ローストポークってオーブンで焼いた豚肉だよね・・・
俺くんもポークみたいだし、焼いたら・・・なんてねwやっぱり俺くんは生が一番だよ、うん」
そ、それは刺身ってことですかい?きつみはさん・・・でもな、俺の肉は脂肪たっぷりではっきり言って不味いぞ
自分で言ってて悲しくなってきた・・・orz

気が付くと俺は豚になっていた
どこかの狭い豚舎の中で、他の豚たちとブーブー鳴いていた
あれ?ここはどこだろう?俺は何で豚なんだろう?
何度考えてもわからないし、目の前の飼料に気が向いて考えるのを止めてしまったりする
これは夢なのかな?それとも現実・・・やっぱり俺は豚になってしまったのかな、元から豚みたいだったけど・・・
"俺くんはもう少し痩せなきゃ駄目だよ それじゃただの豚だよ"
前にきつみはが言った言葉を思い出す・・・きつみは・・・そうだ、きつみはは・・・
「さあ、この中からお前の言う「俺くん」を探してごらん 間違ったらお前の「俺くん」はローストポークだよ」
やたらと頭のでかい魔女みたいな老婆がやってきて豚舎の豚たちを見回して言った
「うん・・・俺くんは・・・えっと・・・」
老婆の隣にいるのは薄茶色の毛皮の言葉を話す獣・・・いや、あれはきつみはだ!!
俺はここだ!俺はここなんだきつみは!!
何度も気づいてもらいたくて叫ぶがそれはブーブーという豚の鳴き声にしかならない
「ええと・・・あれかな?でもこっちも・・・うん、この豚、絶対に俺くんだよっ!」
きつみはが指をさしたのは俺のいる方ではなくて・・・

「俺くん、起きてよ」
汗びっしょりでうなされていた俺をきつみはが起こしてくれて悪夢は終わった
そうか、夢だったのか・・・それもそうだよなハハハ・・・
「もう俺くんたっら・・・そうだ、ローストポークが焼きあがったよ
今日の豚肉はおっきくて少し脂肪が多いけどきっと美味しいよ あれ?俺くん顔が青いけどどうかした?」