ナイスポジションだぞ、きつみは
寒いけど、のんびりダラダラと過ごしていような
少し運動したほうがいいんだろけど・・・クマーの様にボウリングでもすればいいかな?
それにしても思うのだが、クマーのあのポーズはぷりけつが一番判りやすいような気もするんだ
きつみはは・・・うん、お前はそのままでいいよ 毛皮もっふもふなのが一番似合うな

>>167
俺の目の前を、三橋の薄い色の髪の毛が揺れている
三橋に連れられ、俺はただ言われた通りに後ろを歩いていく
"いよいよか・・・"
知りたくて、知りたくなくて、心の中が張り裂けそうだ
三橋の答え次第で俺は天国も地獄も味わうことになる
それが怖くて・・・でも三橋の心が知りたくて・・・
あの手紙を渡してからずっと心が葛藤していた
「俺くんこっち」
三橋が連れてきたのは校舎の外だった
そこからまた歩いて、今は季節はずれで使われていないプールへと向かう
「み、三橋・・・どこに・・・」
「ん・・・こっちだよ」
三橋はプールの下にあるドアがいくつも並んだ場所に俺を誘った
そこは帰宅部の俺はあまり来たことはないが、運動系の部室がある場所だ
三橋はなんのためらいも無く、その中の一室のドアを開け中に入っていく
おそらく俺にも入れということなんだろう
人気の無い場所で三橋の俺への答えを聞くことになるのか・・・
いや、こういう時は他に誰もいない方がいい
もし最悪の結果でもそれは俺の中だけで終わらせればいいのだから・・・
「おう、やっときたか」
俺が部室に入ると三橋以外の声がした 見るとそこには何人もの野球部員が待ち構えてた
「お、遅くなってゴメン 俺くんを探すのに手間取ってしまって・・・」
「まあいい、俺・・・だっけ?今日はよろしくな」
「え?あ、あの・・・その・・・」
俺は状況が読込めず、鳩が豆鉄砲を食らったような顔を晒していた つづく