今日もいい調子だぞ、きつみは
掃除も少しずつ進んでいるし、このままいけば何とか大晦日を迎えられそうだ
今年の大晦日はのんびりできそうだ
紅白を見て除夜の鐘を聞いて年越しそばに皿に山盛り稲荷寿司・・・よし、もう少し頑張るか

>>182
状況がつかめずただ立ち尽くすだけの俺をかまわず、三橋は部室の奥へと行ってしまった
そしておもむろに服を脱ぎ始め・・・
「み、三橋・・・」
「あ、俺くんのどうしようか?そのままでいいかな」
躊躇することなくあっという間に下着姿になった三橋が俺の方を向いて何かを考え始めた
あ・・・三橋ってトランクスなんだ
スポーツをやっているから白いブリーフでも履いているのかと思い込んでいた
「そのままでいいんじゃね」
「そうそう、すぐに終わりそうだしな」
他の部員たちも三橋と同じ意見のようだ
だがこれは一体・・・これからナニが始まろうというのだろう?
俺は三橋の、俺の思いへの答えを受けるとばかりに思っていたのに・・・
「なあ、やっぱり被せた方がいいんじゃね?だって俺くん、初心者だろ?」
「そりれゃやっぱり被せるだろ?経験者でもヤバイこともあるだろうしそれに・・・なあ?」
か、被せるとかって何ですか?ヤバイとか何か怪しい事しか思い浮かばないのですが・・・
突っ立って目を白黒させていた俺の視界が突然塞がれた
「えっ?あ、あの・・・」
「危ないからこれ、被っててください」
頭に手をやると硬いものに触り、それが俺の視界を遮っているのが判った
その頭に丁度合った形状や丸さ、硬さに覚えがあった
「これってヘルメット?」
「俺くん、準備できたね よし、行こうか」
ヘルメットを動かしやっと視界が復活すると、三橋がユニフォーム姿になって俺の前に立っていた
「へ?どこへ?」
「こっちだよ ついてきて」
何がなんだか判らないまま、俺は三橋と野球部員たちに促され、どこかへと連れて行かれた つづく