「たー!!」
「あっ!ちょっっ!!危ないでしょ!!」
 そしていきなりダッシュしてプールサイドから飛び込む暴挙を目の当たりにし
て思わず叫んで手を伸ばす。
 勿論届くわけは無く慌てて水際に這い寄ってプールを眺めると…水の中からポ
コッと頭を突き出してこっちを見て笑う日和が眩しくて目を細めた。
「かなちゃー!何か水が怖くなーい!!」
「…あ、そ…」
 内心安堵のため息。
 電気あんまでかなづち直るわけないんだけど…ま、まぁ結果オーライ?
「ほらぁ、時間一杯あるからあそぼー!!」
「あんたみたいに元気が有り余ってないのよ」
 そういいつつも、ゆっくりとプールへ入る。
 まだまだ太陽は高い。夏休みの気だるい午後、気が付くと楽しい午後に変わっ
ていた。


 終わるっ!!
 >>470 >>487 電波受信完了