あにゃまる探偵キルミンずぅでエロパロ
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0004名無しさん@ピンキー2009/12/15(火) 22:45:13ID:ALwmsEJb
>>1乙みん!
やっほー!やっと立ったぜー!
0005名無しさん@ピンキー2009/12/15(火) 23:03:46ID:G0ua9lra
リコたーんリコたーんかわいいでスンスーンwwwwはぁはぁ太陽のいい匂いが
するうううううううううううううううううううリムたーんんんん俺にだけ素顔見
せてくれるなんてうれしいなああぁぁぁぁ我慢できないでペロペロwwwww
うへへへへ気持ちがいい時はいつもこんな目してたんだねはぁはぁはぁはぁw
ふぁぁぁぁぁぁなぎさぁぁぁぁぁちっちゃくなってもおっぱい大きいよおおおおお
おおもふもふもふもふもふもふもふもふたんねええええええビクンビクンふへへへwwww
ま〜だ出さねえぞ〜www俺には国境を越えた関係のカノンちゃんもいるからねwww
はぁはぁ一人にはしないぞぉ〜俺が一緒にいてあげるからねwえ?「ウレシー」って?サイッコウ!!!
よーし今日は俺のカノンちゃんに俺の白濁絵の具を『しゃせい』してぇーそれからああああああ
え?君たち3人も大好きだよ?よーししょーがないなー全員まとめて相手してやるぜwwwもちろん性的な意味でなあww
かかってこいやーwwwwww全員ぬぐみんしろーぬーぐみんwwwwうっひょーーー!!www
0020名無しさん@ピンキー2009/12/24(木) 21:17:35ID:pWm/1rD8
日本語版OP聴いたがヤバいwww
カニにスカート切られて、さわっちゃダメな所触られとるぞ!
0031名無しさん@ピンキー2010/01/11(月) 07:59:40ID:tUbA4U0k
ガウォーク形態では性器が露出していないので本番は無理なんだよね?
フェラとか、手コキ、素股レベルで我慢するしかないんだよなぁ。
0034名無しさん@ピンキー2010/01/21(木) 23:25:47ID:MbonMrxQ
あにゃまる探偵キルミンずぅで

ずりゅむけ探偵ナカダシぴゅ
0035名無しさん@ピンキー2010/02/05(金) 14:09:18ID:/xv5CLGR
自分もあんまりストーリー
ユーチューブさは一話しかないけど
基本、3姉妹は自力で解除可能
ただし、ネズミの男だけはくしゃみで解除される
しかもヌグミンすると服はない裸
その辺が子供向けじゃない。
後で服が現れる
0037名無しさん@ピンキー2010/02/05(金) 20:40:14ID:F5KbZP2g
発情期の設定を上手くいかせば
0038名無しさん@ピンキー2010/02/06(土) 08:19:24ID:r07taBMg
キルミン状態だと
うさぎとねこはやりにくい
イヌはロリでいくか?それとも元でいくか?
双子は元の方が無難か?
でもあんまりキャラ設定わからないからな
0039anonymous2010/02/06(土) 11:50:01ID:OhRQzcCV
>>38
愛のないエロパロ同人誌は作らないでくださいね^^
0040名無しさん@ピンキー2010/02/06(土) 12:49:16ID:r07taBMg
ちょっとした話
リムはある日、タマオに呼ばれ研究所に呼ばれた。
それと言うのも、タマオは自分だけキルミン出来ないのを日々研究している。
リムはうさぎの状態で来てと言われ研究所に向かった。
「リムさん、さあこちらへ」
リムは手足をロックされてタマオの分析が始まった。
「なんだか、怖い」
「問題ないよ、キルミン状態の上に乗っかっている生物との密着やシンクロを分析するから」
タマオはうさぎキルミン状態の分析を始めた。
しばらくしてタマオはこう言った。
「なるほどデータがとれました。次は解除の瞬間のデータとりたいので、ヌグミンと言ってください」
リムは戸惑った。今の状態だと裸のまま手足をロックされているので、なおかつクラスメイトの前で解除するのは恥ずかしいのだ。
「あ、あの、解除しないとだめ?」
「データを分析して服が何故別に現れるのか知りたいのです」
「で、でも」
「分析して服が脱げなくそのコンパクトを改良したいのです。」
0041続き2010/02/06(土) 13:07:24ID:r07taBMg
仕方なくリムはこう言った。
「ヌグミン」
「おお〜。」
彼女の裸があらわになった。
「あんまり見ないでね。」
タマオは憧れと興奮で勃起した。
「素晴らしいです。素晴らしいデータがとれそうです」
タマオは理性を失った。
「タマオ君?」
リムはタマオがおかしい事にきづいた。
「きゃああ」
タマオはリムの裸に興奮しリムに襲った。
「タマオ君、やめて」
「リムさんの体も分析しなきゃ」
タマオはリムの胸を舐めた。
「タマオ君、くすぐったいよ」
「リムさんの乳首いい感じです。」
タマオはリムの乳首を吸う。
「す、吸わないで」
「素晴らしいです、乳首はリムさんの体に感じさせるんですね。」
「や、やあ、なんか、変になる。」
タマオはリムの下半身に指を入れた。
「ここの穴はなんでしょうか?」
スブ
「や、そこは、おしっこの穴」
「なんか違う穴ですね」
彼女の膣内の穴にきづいたタマオは、指を入れて
「これは何回も入れて触診でやるしかないですね。」
「や、あ、やめて」
彼女が反応を見て
「女の子の仕組みを分析しなきゃ、まずはリムさんの仕組みが知りたいですね。」
0042続き22010/02/06(土) 13:32:48ID:r07taBMg
タマオはリムの女の子の仕組みに興奮しさらに勃起し理性を失った。
「こ、これは、今まで見たことない大きさです」
「きゃ、こんなに男の子のおちんちんって大きくなるの」
リムは保健の授業で男の子のおちんちんは知ったがクラスメイトの実物を見るのは初めてだった。
そして穴がぱっくり開いたリムの下半身の所にタマオは入れようとしてた。
「こんな、でかいの入らないよ」
「これが女の子の中か」
タマオはゆっくりおちんちんをリムの中に入れた。
「は、入りました。」
「う、ひどいよ、タマオ君」
「う、動くよ」
「は、激しくしないで、初めてだから」
リムの処女はタマオの憧れと興奮と失った理性で経験した。
「い、痛いよ」
「こんなに女の子の中は気持ちいいなんて、動きが止まりません」
激しく動いたタマオは止まらなかった。
「や、変、痛いけど、変だよ、気持ちよくなるよ」
「止まりません、リムさんの膣内に出すよ」
「だ、ダメ、膣内は、あ、あっ」
「でも、動きが止まりません、出るう」
「私もなんかくる」
タマオはリムの膣内に出した。
「そんな、タマオ君、膣内が熱いよ、ドクッドクッいってる」
「はあ、はあ」
タマオはその後理性を戻してリムは家に帰っていった。
リムは心の中で
(赤ちゃん出来たらどうしよう)
ちなみに、赤ちゃんは出来ませんでした。

まずはちょっとしたミニ話でスマソ
タマオ視点気味の話で
0044名無しさん@ピンキー2010/02/08(月) 13:28:07ID:dD+m6jGa
保守
0046名無しさん@ピンキー2010/02/09(火) 10:40:04ID:AxFaurd+
保守
0048またある話2010/02/10(水) 09:48:03ID:IIDE8ARs
あらすじ
前回、リムをキルミンを解除した時に分析と称し襲ったタマオ
リムの裸を写真に撮り、学校にばらまくという文章を見たリコはタマオの家に行きリムの写真の流出阻止しようとタマオの研究所に向かっていった。
0049またある話2010/02/10(水) 10:03:49ID:IIDE8ARs
本編
早速タマオの研究所に来てリコはこう言った。
「リムの写真を学校中ばらまかないで」
「ええ、わかってますよその為には、私とエッチすれば済む話です。」
リコは、分析台に乗り、キルミンしてヌグミンしようとしていた。
「早く、ヌグミンって言った方がいいですよ。リムさんの裸の写真流出、阻止したいんでしょう。」
「確かにそうだけど」
リコは嫌な予感がした。ヌグミンって言ったら裸になる。そしたらタマオに襲われるんではないかと
「さあ、ヌグミンって言うのです。」
「さあ、さあ、さあ」
(大ピンチだよ、誰か助けて)
まさに、ピンチのリコ、その時、
「わ、ネズミ」
ネズミが現れた。
「ネズミだ」
ネズミはタマオの周りを回り邪魔をした。
「すばしっこいなあ」
タマオはネズミを壁際に追い込んだ。
「さあ、捕まりなさい」
ネズミはすばしっこさでよけ、タマオは壁に激突して気絶した。
「私を助けてくれたの」
ネズミはリコの腕と足のロックボタンを解除した。
「今のうちに逃げなきゃ」
リコはリムの写真を持って家に逃げた。
ネズミも後についてリコの家に向かっていった。
0050またある話続き2010/02/10(水) 10:26:00ID:IIDE8ARs
リコは家に戻ってきた。
(あのネズミ、私を助けてくれた)
ネズミはリコ、リムの部屋にこっそり入った。
「きゃ、ネズミ、あっ、助けてくれたネズミ」
リコはネズミに感謝していた。
「ありがとう、ネズミさん」
その時、ネズミが
「クシュン」
「ネズミのくしゃみ、かわいい」
「え、えっ」
そう助けたネズミはケンの動物フォームだった。
「ケン、助けたのはケンだったの」
「勘違いするなよ、タマオが最近怪しい行動してたからな」
「ねえ、それなんとかならない?」
ケンは言うまでもなくその状態で堂々と言っていた。
「仕方ないだろ、しばらくは裸だから」
「あのままタマオはリコを間違いなくやってただろ」
「ありがとう」
「リコはタマオなんかに襲わせない」
リコは改めてありがとうと言った。
「ところで、ケンにお礼しなきゃ」
「いいよ、リコがお礼なんて、頭おかしいじゃないか」
「失礼ね」
しかし、ケンのおちんちんは正直だった。
「ケン、言ってることと違っておちんちん大きいよ」
「違うよ、リコに興奮してねえよ」

「そうかな」
ケンのおちんちんを手で揉み始めた。
「どんどん大きく堅くなるね、ケンのおちんちん」
「や、やめろ」
(こんなにも女の子の手あたたかいのか、自分でやるのとは大違いだな)
ケンは早くもいきそうだった。
「確か、口におちんちん入れて口を動かすだよね」
「うあ、口の中よすぎる出るう」
ケンはリコの口の中に射精した。
0051またある話続き22010/02/10(水) 10:42:46ID:IIDE8ARs
「に、苦い、それに、ねっとりしてる」
「出ちゃた」
「これで、かりは返したよ」
ケンは我慢できなかった。
「きゃあ、何するのよ」
「こんなので満足出来ない」
リコの服を脱がし、裸にして乳首を舐めた。
「リコまだ胸大きくないのか」
「悪い」
「乳首立ってきた」
「だめ、あ、乳首吸っちゃ」
ケンはリコの下半身の割れ目が気になった。
「これ、なんだ指入れよ」
「そこは、あ、だめえ」
リコの膣内に指を入れ動かした。
「あ、あ、いっちゃう」
リコは潮をふき、ぱっくり割れた。
「なんだ割れてる」
「見ないで」
「これが子ども出来る所か」
ケンはおちんちんをリコの膣内に入れて動かした。
「わあー、リコの膣内気持ちよすぎ」
「ケン、あ、だめえ」
「リコきつい」
「動かないで」
ケンのピストンは止まらない。
「気持ちよすぎて止まらない」
「激しいよ、あ」
両方とも絶頂を迎えた。
「膣内に出すよ」
「だめえ、だめ、膣内は、子宮はだめえ」
そして、膣内に精子を出した。
「止まらないよ、ビュービュー言ってるよ」
「あ、あ、ドクンドクン言ってる」
「ごめん」
「もうばか、五年生で赤ちゃんできちゃったら」

そして、2人はエッチが終わり、服を着てケンはリコの家を出て自分の家に帰っていった。
0052あとがき2010/02/10(水) 10:44:27ID:IIDE8ARs
どうしても、長くなりません。
長くするの難しいです。本当にスマソ
パターンは一つとは限らない今回の話でした。
0053名無しさん@ピンキー2010/02/10(水) 11:16:48ID:Pcfj5OGi
気弱なタマオがここまで調子乗るのは違和感あるな
むしろ、ケンが自分の経験を活かしてリコリムの裸を見ようとしそう
0054名無しさん@ピンキー2010/02/10(水) 13:05:21ID:IIDE8ARs
スマソあまり性格はそんなに知らないから
タマオ→慎重派ですか
ケン→積極的でリコに売り言葉に買い言葉?
リム→恥ずかしがり?
リコ→ケンには売り言葉に買い言葉?
ナギサ→?
キャライメージ
0055名無しさん@ピンキー2010/02/12(金) 22:04:52ID:dzZLPAYz
ナギサ→昼は忠犬、夜は牝狗
カノン→只今発情期、ひりゅもよりゅもぐちょぐちょれしゅ〜
0056新ネタ2010/02/13(土) 14:48:37ID:C6eIRxTt
ある日、ケンはリコの家に来たものの、リコは部活活動にリムはうさぎの世話で学校にいてナギサしかいなかった。
「あら、ケン君いらっしゃい」
「リコは?」
「もうすぐ戻ってくると思うけど」
ケンはナギサとは普段しゃべらないので困りながらいた。
「どうぞ飲み物でも」
「すいません」
ナギサは少し悩んでいた。犬とキルミンして以降敏感な反応になっていたからだ。
そしてナギサは別の部屋に行き、ケンは偶然にもリコのパンツを見つけた。
「これは、リコのパンツ」
リコの部屋に戻そうとしたが、独特の匂いに誘惑され臭いを嗅いでしまった。
「リコの匂い」
ケンはオナニーし始めた。
「止まらない、匂いが」
その時、ナギサが来た。
「ジュースのおかわりはいりますか?」
ケンは急いでしまった。リコのパンツもズボンにしまった。
「あら、どうしたの」
「なんでもないです。」
その時、ケンのおちんちんは勃起して隠していたが、やはりナギサの視界に入っていた。
「あら、その膨らんだズボンは何ですの?」
「いやあ、これは、ズボンの生地が厚いだけですよ」
でも、ナギサはイヌキルミンの影響で嗅覚で嗅いで確認する癖がついていた。
「なんか、臭いますね」
「気のせいですよ」
「なんだか不思議な臭いです」
ナギサはイヌキルミンの影響で発情していた。
「あの、ズボンを脱がしていいですか?」
ケンは下ろす訳にはいかない。ズボンだけはいて自分のパンツははく時間まではなかった。
しかも、半分行きかけのおちんちんでリコのパンツが一緒にある状態だった。
0057続き2010/02/13(土) 15:12:11ID:C6eIRxTt
「ダメですよ」
「いや、臭うから洗濯しなきゃ」
言い争いが続きナギサは発情は頂点だ。
そして、ナギサはケンのズボンを脱がした。
「こ、これは」
「ケン君、そっか、リコの事好きなんだ」
「違うよ、たまたまパンツがあったからあとで返そうとした」
「思春期だもん、性処理してたんだ」
ケンは認めるしかなかった。
「この事は秘密にするから、ケン君のおちんちんなんとかしないとね」
「うん」
異性のおちんちんは父親以外見たことがなかったナギサはぎこちないながらケンのおちんちんを手コキした。
「これが思春期のおちんちん、匂いがたまらない」
「う、やわらけえ」
ナギサの発情はさらにました。
「ケン君、これはどう」
ナギサはおちんちんをパイズリをし始めた。
「うあ、おっぱい、凄いやわらけえ、出そう」
「じゃあパイズリのフェラやるね」
ケンのちん○はかなり堅く勃起した。
「口、口の中、暖かい出る、出る」
ケンはナギサの口の中に射精した。
「気持ち良かった?」
「うん」
「でも、まだ堅いね」
ナギサは下着を脱いだ。
「こっちの口でケン君のおちんちん元に戻さないとね」
「うあ、これが女の子のあそこか」
「じゃあ、入れるぬ」
ナギサはゆっくりケンのちん○を入れた。
「ほら、入った、動くよ」
「ナギサ、さん」
ゆっくりナギサはケンのおちんちんを上下に動かした。
「ナギサさんの膣内、気持ちいいです」
「いい、ん、あん」
今度は体制を逆に変えた。
0058続き22010/02/13(土) 15:24:07ID:C6eIRxTt
ケンは高速ピストンした。
「気持ちよくて、止まらない」
「きて、今日は安全日だから膣内にきて」
ケンは絶頂にたした。
「止まらない、止まらないよ」
「激しい、あん、あ」
「いく」
「来て」
「うあああ」
「あ〜〜」
ケンはナギサの膣内に射精した。
「はあ、はあ」
「良かったわケン君」
その時、リコとリムが帰って来てしまった。
「まずい、リコ達帰って来た」
「どうしましょう」
「こうなったら、一か八か」
「そうしましょう」
「キルミン」
リコとリムがナギサ達の部屋に来た。
「なんだあ、ケン、姉ちゃん、キルミンで遊んでたんだ」
「ねえリコ、私達も」
なんとかバレずにすんだ。
「じゃあ、今日の事は秘密ね」
「ナギサさん」

終わり
今回はケン×ナギサでした。
ちなみに、まだナギサは恋する前付近だと思います。
0059名無しさん@ピンキー2010/02/13(土) 22:16:40ID:nlreHNCv
>>55
性格を勝手にねつ造すんな

リコ
元気一杯の上に気まぐれでケンとタマオとは腐れ縁

リム
おとなしくて心配性

ナギサ
優しいが、抜けてるところがある
パルスに淡い恋心を抱く

ケン
調子に乗りやすく活発だが、素直になれない一面も…かなりのビビり
リコには数多くの弱みを握られ尻に敷かれている

タマオ
引っ込み思案だが博識。リムに憧れる
キルミン探偵団の頭脳とリムに称される
カノン
高飛車だが、一途な一面がある
ケンに熱烈な恋心を抱く
0060名無しさん@ピンキー2010/02/16(火) 14:30:29ID:gtgF8n7U
上げ
0063名無しさん@ピンキー2010/02/22(月) 15:34:57ID:6nlgHwck
上げ
0064名無しさん@ピンキー2010/02/22(月) 16:59:43ID:yr+kNc/x
ピクシブではエロネタ結構盛んだけどエロパロ板だとそうでもないのか
面白いな
0065名無しさん@ピンキー2010/02/22(月) 19:03:19ID:LRP8wGEy
pixivで用足りちゃうから半角も閑スレになってるな

ここが盛り上がらないのはSS書ける人が一人も来てないからだろう
0066名無しさん@ピンキー2010/02/22(月) 21:23:11ID:yr+kNc/x
なるほど
黒ヒョウお母様に逆レイプされるアライグマとか読みたいけど職人がいないんじゃ仕方ないな
0067名無しさん@ピンキー2010/02/25(木) 09:54:16ID:dZpL2dSG
保守
0069名無しさん@ピンキー2010/02/25(木) 19:59:52ID:Lf7FJ1AG
263 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 19:40:34 ID:EfTwhZpB0
>>262
まぬけなたんていだんへ

こんや12じ
けんくんのどうていをいただく

かいとうびゅーてぃーばっと

266 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2010/02/25(木) 19:54:20 ID:MPqbDRS3P
>>263
ポチ姉「ようするに、予告時間までにケンくんが童貞じゃ無くなればいいんじゃないかしら」
リコ  「なるほど〜 流石ナギサ姉!」

0070名無しさん@ピンキー2010/02/28(日) 09:05:51ID:KnWQN9vI
上げ
0071おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/01(月) 03:08:24ID:DNCGtOUW
※NGはトリップで
※今回はないですが、獣姦とHRが入る予定です


発情開始一日目

その日、神浜キルミンズの最年長、ポチ姉こと御子神ナギサは、いつものように
トイレで用を足したところだった。
そして、これまたいつものように紙で拭いて――
「……え?」
(血!?)
何気なく拭いた後のトイレットペーパーを見ると、なんと血が付いていた。おかしい――
(生理はこの前終わったばかりなのに……)
しかし、それ以外で出血の理由など思い当たらないし、考えたくない。だが、
月のものにしては体調不良などを伴っていないのは、どうしたことだろう。
答えが出ない疑問に、ナギサがうんうんうなっていると、乾いた音がトイレに響いた。
さらにすぐあと、非常に切羽詰まった少女の声が聞こえる。
「お姉ちゃあん、いつまで入ってんのぉ!?あたし漏れちゃうぅ!」
「あ、ああ、ごめんね、リコ。すぐ出るから」
妹だ。仕方ない。悩みを切り上げて後始末をすると、ナギサはトイレを後にした。

発情開始三日目

ここは、動物たちを離しているいつもの広場――
その中で椅子に腰掛け、はぁ、と大きなため息をナギサはついた。原因は悩みが
あるからで、悩みは当然、先日から始まったあのことだ。
出血は未だ続いていた。仕方がないので、今はナプキンをつけている。
(なんなのかしら……)
単なる生理不順というわけではないようなのだ。病院に行くべきか、そこが悩み所だ。
でも、恥ずかしいし……
0072ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/01(月) 03:12:36ID:DNCGtOUW
そんなナギサの足元に、一匹の犬が近づいてきた。
最近、母が預かってきたオスのジョンだ。犬種は柴犬である。
「なあに、ジョン。心配してくれるの?」
ありがとう。そう言って微笑みかける。
いけない。動物たちの前で、こんな姿を見せては。彼らは結構敏感なんだから。
そう思いナギサが、膝の上に立てた両手に乗せた顔をあげようとすると、ジョンが
鼻をひくつかせながら、ナギサの膝に手を当てて二本足で立ち上がったではないか。
どうしたんだろう。首を傾げてナギサがジョンを観察していると、彼は突然両足の間、
スカートの中に顔を突っ込んだ。
「きゃあ!」
慌ててスカートの前を押さえるが、もう遅い。ジョンはぐいぐい足を押しのけて、彼の口はナギサの股に到着した。
「や、やめて!あっ……!」
べろん。最初はくんくん臭いを嗅いでいたかと思うと、ジョンはショーツ越しに
秘部を舐めだした。
その勢いの、強いこと強いこと。どかそうとジョンの頭を、ナギサは必死に押すのだが、
いっこうに勝てる気がしない。まるで取り付かれているかのようだ。
「いや……だめっ……あっ」
ジョンのよだれで、どんどんベタベタになっていくあそこ。しかし、ナギサは
体の奥からも、何かが染み出してくる感じがした。
そんな馬鹿な。まさか犬に舐められて――
(そんなの、変態じゃない!)
「やめ――」
ナギサは再度制止の声をあげようとして――
「あ!こらぁ!なにしてんの!」
甲高い、自分のではない叫び声を聞いた。
同時に、何人かが、ジョンに飛びついた。
「こら、お前!ナギサさんから離れろって!」
妹や、その友達たちだ。彼女らは、四人がかりでジョンを引き離してくれた。
「ありがとう、みんな……」
「大丈夫?ナギサ姉?」
「う、うん……」
正直に言えば、大丈夫ではない。特に精神的に。でも、自分よりも年下ばかりの
この中で、弱音を吐くのははばかられた。
「ジョン、なんであんなことしたんだろう……」
「きっと、飼い主がエッチなんだな」
「んなわけないでしょ」
リムの疑問に、にししと笑うケン。それに、じと目で突っ込むリコ。
「もしかして、なにかいい臭いがしたのかな……」
しかし、最後を締めくくったタマオの微妙な発言(本人はすごい真面目なのだろうが)
に、三人とも顔をひきつらせて一歩引いた。
そんな子供たちを、一応は笑顔で見つめながらも、ナギサの微笑みは弱々しかった。


つづく
0073ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/03(水) 10:28:22ID:aZcVyfUG
発情開始七日目

一週間が経った。出血はまだ収まらない。それどころか、日増しに濃くなり、
量を増している。
原因は未だわからないのだが、たまらずナギサが調べた結果、不正出血や過長月経
というものかもしれない。そうなると、原因はストレスなどが考えられるそうだ。
(ストレス、かぁ……)
いまいちピンとこない。出血が始まってからのほうが、よほどストレスを感じている。
さらにおかしいことは、出血だけにとどまらなかった。最近、妙にトイレが近いのが、
ナギサの悩みのひとつになっている。
あと、やけに臭いが気になるのだ。ふと見かけた電柱に、鼻を近付けようとする
自分を、この一週間で何回制止したことか。
すべての原因が同じとは限らないが、すべて同時期に始まったことだ。なんらかの
関連性はあるはず。
だから一つでも理由が分かれば、なにか対策を立てられそうなものなのだが――
(なーんにも手がかりがないのよねぇ……)
素直に病院に行くなり、母親に相談するほうがいいのかもしれない。
「――ねぇ」
恥ずかしいけど、やっぱり今夜――
「ナギサ姉!」
「え!?な、なに?」
「やっぱり聞いてなかったぁ。田中さんちのジロちゃん探すって話」
「え、ええ、そうだったわね。任せて。私がいつものように臭いで追うから」
「頼むよぉ、ポチ姉」
少々疑わしげな視線を送ってくる妹のリコだが、これがそこまで本気でないことは
分かっている。
ナギサたちが今いるここは、神浜キルミンズの事務所に使われている、御子神家の屋根裏だ。
いつものごとく、いつものメンバーが集まり、いつもの探偵ごっこの依頼を決めている。
今日は、最近行方不明だという、田中さんちの飼い猫、ジロを探すようだ。
こういう時は、いつも自分がキルミンして、犬の鼻で探すのが役に立つ。それで
なくても、自分は最年長。自分がしっかりしなくては。
ナギサは、一時悩みを忘れることにした。
「よし、じゃあ神浜キルミンズ出動!」
『おー!』
0074ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/03(水) 10:36:54ID:aZcVyfUG
「キルミン!」
わお〜ん。まず、着ぐるみモードに変身し、さらにいつものダックスフンドに
完全変態する。
「じゃ、ポチ姉、おねがい!」
リコが差し出してきたのは、ジロがよく上で寝ているという毛布。それについている
臭いから迷い猫を追う手はずなのだが――
(?……なに?)
ポチ――いや、ナギサはそれよりも、自分のお尻の辺りが気になって仕様がなかった。
「……ポチ姉?」
こちらの反応がなかったからだろう。しゃがみこんで覗いてくるリコ。声が近く
なったため、ナギサはやっと気がついた。
(あ、はいはい)
いけないいけない。集中しなくては。
ナギサはしばらく毛布の臭いを嗅ぐと、みんなについてくるように一声鳴いて、
追跡を開始した。


「結構、早く見つかるかもねー」
「あーあ、たまにはもっとでかい事件の依頼でもこねえかなー」
「あによー、事件に――」
くんくん。後ろのほうがわいわい騒がしいが、集中集中。
今のところ、追跡は順調だ。確かに、この分ならすぐ見つかるかもしれない。
(あら?)
道路沿いに歩いていると、前から散歩中だと思われる、チワワとおばさんがやってきた。
「あら、こんにちは」
『こんにちはー』
「かわいいダックスちゃんねー。洋服とっても似合ってるわ」
「ど、どうも」
話し好きな人のようだ。仕方なく、ナギサはその場に座り込んだ。早く終わらないかな。
(え?)
座ってじっとしていると、おばさんのチワワがこっちに寄ってきた。しかもすごい尻尾を振って。
(そういえば、最近やけに犬が寄ってくるのよね)
あのジョンだけではない。オスメス問わず、色んな犬が来る。嬉しいから気にして
なかったけど――
0075ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/03(水) 10:40:29ID:aZcVyfUG
(ええ!?)
「あら、ネオちゃん?」
ぐいぐい紐を引っ張って、そのネオという名前らしい犬は、座っていたナギサの
お尻に鼻を寄せてきた。ぎょっとして身を翻す。
「ナギサ姉!」
「あらあら、ダメでしょ」
そのおばさんの声からは、あまり焦りのようなものは感じない。だが、ナギサは
心臓ばくばくだった。
(落ち着いて……これは犬にとっては、挨拶、挨拶)
そうだ。今の自分は犬だ。そしてお尻の臭いを嗅ぐのは、確か犬の挨拶だ。
なにかで聞いたことがある。
(大丈夫、大丈夫)
またネオが寄ってきた。今度は落ち着いて――
「きゃわんっ!」
舐められた。
(舐められた!?)
犬形態では、剥き出しになっている陰部を、だ。
ナギサは急いでネオから離れると、リコたちの後ろに隠れた。
「もう、ダメよネオちゃん。女の子には優しくしなきゃ。男の子でしょ?」
またも、あまり怒っているようには聞こえない声を愛犬にかけ、
「それじゃあ、ごめんなさいね」
そのおばさんは去っていった。周りに人がいなくなってすぐに、
「はあ、びっくりした」
ナギサは一度着ぐるみ形態に戻った。リコたちが心配そうな顔をしている。
「だいじょぶ?ナギサ姉」
「え、ええ。大丈夫。ちょっと驚いただけ」
それから少し休み、ナギサたちは再びジロ追跡を開始した。


それからしばらくして、ジロは見つかった。怪我しているところを、親切な人が
面倒見ていたらしい。
「良かったねー」
感動の再開シーンだ。が、ナギサはそれよりも、先ほどから自分の大事なところが
気になっていた。
あの雄犬に舐められたからというわけではないだろうが、自分も、気がつけば
舐めようとしていた。
そのたびに、妙な違和感を感じる。そういえば、こうして陰部を見ると、犬に
なっても、血が垂れている。それに――
(なんか、大きい?)
どこと明言するのははばかれるが。そこで、はたと気がついた。この症状は――
同時に、ここ数日、自分に起きていた異変。さらに今、発見した事実。すべてが、
浮かび上がってくる。
(いや……まさか)
出血。次第に濃くなる。頻尿。臭い。犬がやけに寄ってくること。肥大した陰部。
舐めたくてたまらない――
すべてのピースが、あるべきところに収まり、一つの真実を形作る。
そうつまり、今の自分の体なら、納得のいくことが起きているのだ。つまり自分は――
(いやあ!)
――発情期を迎えたのだ。
ナギサは、自分が理解してしまった、納得できない真実に、本物の犬のように遠吠えした。


つづく
0076名無しさん@ピンキー2010/03/03(水) 18:41:42ID:O8vrvPkf
>>71-
GJ!
丁寧で細やかな描写がイイ感じです
しかも、よく練られてる

Hシーンが楽しみでwktkしてます
0077ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/05(金) 12:11:44ID:GFMNMxSM
発情開始十一日目

三日経った。誰にも相談できないまま、三日間が。
(相談、なんてできない……)
自分の症状は、犬の発情期のそれに間違いない。なぜ、そんなことが起きているのか
――考えるまでもない。キルミンだ。
人間を動物に変身させるその道具を、自分はちょっと便利というぐらいにしか
考えていなかった。
どういった原理かも知らず、どういう副作用があるかも考えずに、ことあるごとに
変身していた。それが、こんなことを引き起こすなんて。ギュッと、手を握りしめる。
今は夜。ナギサは、自室のベッドの上に寝転んでいた。
この三日、誰にも発情期のことを感づかれないように生活しながら、決めたことがある。
しばらく、キルミンはしない。少なくとも、あと一週間は。そうすれば、今回の
発情期は終わる。
そして次の発情期が来ないようにするためには、今後はできるだけキルミンを
控えるべきだろう。それにどれだけの効果があるかは、わからないが。
キルミンのことなら、探偵団仲間のタマオに相談できればいいのだが、妹と同級生の
男子に、今の自分の状況をどう説明したらいい?
キルミンについて何か知っているような、自分の母にさえ何も言えないのに……
自分の体は、今どうなっているんだろう。もし、仮に犬に犯されたら、子供が――
寒くもないのに、ナギサは体を抱いて身震いした。考えたくない。
子供は、できれば愛する人との間に……
(パルスさん、とか……)
意識した途端、顔が赤くなる。心臓がどきどき跳ねる。と、同時に、股間が疼いた。
(ああ、まただ……)
発情期だと確信してから、自分はおかしい。何かあるとすぐに、体も心もエッチに
なってしまうのだ。
最初は抗おうともしたけれど、敏感になった体は、逃れられない快感をもたらした。
0078ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/05(金) 12:15:30ID:GFMNMxSM
「はあ……」
下腹のあたりをなでる。そこが、きゅんきゅん言っているのが分かる。
犬は、発情期が来てからだいたい12〜14日目に交配すると、子供ができるらしい。
数日前に調べた本には、そう書いてあった。
じゃあ、自分は明日にでも――
「あっ」
腹を触っていた手が、勝手に滑り落ちて、股間を撫でる。
ああ、ダメだ。もうダメだ。止まらない。
右手で女陰を撫でながら、気付けば左手は胸を触っている。寝る前だったので、
下着をつけていないため、次第に起立した乳首がよく分かる。それを、軽く摘む。
「はうっ」
声は出さないようにしないと。妹たちや、両親に聞かれたら――
「ああっ――!」
そう思った矢先に、変な力が入って、強く乳首を抓ってしまった。頭の中を電光が走る。
仰向けに寝ていた体が縮こまって、横を向く。一瞬止まった手は、また動き始めた。
(止まらない、止まらないよぅ……)
体が勝手にうつ伏せになる。両手はつけないから、顔がベッドについているが、
動かしやすいように、膝立ちでお尻は上がっている。
はぁはぁと息をしながら、ナギサは思った。
(ほんとに、犬みたい……)
0079ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/05(金) 12:16:54ID:GFMNMxSM
舌を出して、荒い息をしている顔も、雄を誘うように上げているお尻も、
いやらしい雌犬のようだ。
(ああ、これで……これでもし、パルスさんが……)
この体勢のまま、犬のように犯されたら。膣内に出されて、妊娠したら。
「あうっああっああっ――」
手は、勝手に早まった。夢想の中で、それはパルスのものに変わっている。
「ああっ!!」
ついに頂点に達して、ナギサは力なく再び仰向けに寝転んだ。最後の方は、
声を抑えるのを忘れてしまったが、大丈夫だろうか。
そんな気のないことを考えながらも、ナギサは軽い達成感と引き換えに、更なる
もやもやが溜まるのを感じていた。
ここ数日、今まではほとんどしたことのなかった自慰を毎夜のごとく繰り返し、
気をやるたびに溜まっていたものが。
(早く、終わって……)
発情期の本番は、明日からだ。そうしたら、自分はどうなるのだろう。
湧き上がる不安感の中に、別の何かがある。思ってはいけない何かが。
それは理解できないのではなく、したくないものだった。
けだるさに包まれ、ナギサは少し意識を手放した。着替えなければいけないので、
完全に寝はしないが。
目をつむると、いつの間にか鼻に意識が集中していた。
(雌の臭いがする……)
最近、前よりもよくなった嗅覚が、先ほどの痕跡を自分に知らせていた。


つづく

細切れで申し訳ない。
次回終了予定です。
0080名無しさん@ピンキー2010/03/05(金) 13:40:38ID:CDv3aJIi
続き期待上げ
0081名無しさん@ピンキー2010/03/08(月) 11:39:22ID:SOpapK+5
保守
0082名無しさん@ピンキー2010/03/08(月) 13:26:11ID:N6ES8B3I
素晴らしいな
犬の発情期ってこういう風になるのか、知らなかった
0084名無しさん@ピンキー2010/03/10(水) 03:25:09ID:dVTQcB/i
実際に描いてみるとわかるけど、リムとナギサは髪質が驚くほど似てるよ
前髪がストレートなのに他はクセッ毛とか

というかこの設定資料ははじめて見たな、マイコミに出てたのとも違うし
セットで持ってない?
0085832010/03/10(水) 07:00:38ID:0g75CErl
設定資料は今のところリムのメガネなししかい無いのよスマン

あとリコもパジャマ姿の時に髪の毛を下ろしてるが、髪質や髪の毛の長さナギサにそっくり
瞳は、まつげの有無だけで姉妹だけあり良く似ている
将来リコもリムもナギサみたいなスタイルなっていくのかな…?
0086ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/10(水) 15:53:30ID:T7Upjvzz
※あらためまして、獣姦、さらにHRです
※さらにバッドエンドです

以上が納得できない場合は読まないでください


発情開始十四日目

出血は完全に治まった。しかしそれは、自分の体が排卵しているという合図でしかない
――今日で十四日目だ。
しかし、数日前に身を震わせたような懸念は、全くの杞憂だったようだ。
できるだけ雄犬に近づかないようにしていたこともあり、つつがなく一日が終わりそうである。
このまま、三、四日過ぎればいいのだが……
――しかし、それは起きた。
下校中のことだった。
これで今日が終わる。長かった一日がやっと。安堵に包まれながら、ナギサが
自宅の前に着いた時だった。
「おーい、ナギサ姉!」
「リコ、リム」
どうしたのだろう。全力疾走で駆け寄ってきた制服姿の二人は、何かを伝えようと
しているのだが、息を荒らげて喘いでいる。妹たちが落ち着くまで、少し待ち、
「お、男の子!迷子の、男の子!」
「あと、シェパードがね!」
「待って、二人とも。落ち着いて」
意味が分からない。しかし、それからなんとか二人から聞いたいきさつを
まとめると、こういうことらしい。
最初は、公園で迷子を探すお母さんにあったそうだ。少し目を離した間に
いなくなったらしいその男の子を、二人は探す手伝いを申し出た。
しかし、公園の付近では見つからなかったので、町の中を探していると、
同じように何かを探しているおじさんに出会ったという。
その人に、男の子を見かけなかったか話しかけてみると、とんでもないことが分かった。
その人の愛犬である、シェパードが逃げたという。
そのおじさんのことはナギサも知らなかったが、犬のほうは見かけたことがある。
通学路にある、大きな屋敷の庭で、放し飼いになっていた。おそらく番犬だろう。
そのシェパードは、脱走癖があるというわけではないらしいが、最近、朝と夕に
妙に興奮して門に向かっていくらしい。
それでも、流石に鉄の門は破れないだろうと思っていたら……今日、どうやって
見つけたのか、今は使っていない、古い勝手口を壊して逃走したそうだ。
一応、ドッグトレーナーに訓練はしてもらったそうだが、もし、未だ興奮した
ままだったら……
そして、もし男の子と……
0087ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/10(水) 15:57:30ID:T7Upjvzz
「キルミン!」
そこまで聞いて、ナギサは躊躇いもなくキルミンした。
何が待ち受けていようと、関係ない。


(急がなきゃ、急がなきゃ)
地面から決して鼻を離さず、可能な限り早く走る。
妹たちの話によれば、渋る飼い主に構わず、警察にも連絡したというから、
自分が出しゃばらなくても、事件が解決する可能性もある――だがそれは、
可能性に過ぎない。
(急がなきゃ、急がなきゃ)
今のナギサは、いつものダックスフンドではなく、シェパードの姿に変身していた。
どういう理屈なのかは分からないが、自然とこの姿に変身できたのだ。
今の自分が、いつものダックスフンドよりも、嗅覚が鋭敏になっていることが分かる。
その鼻で、先ほど覚えた男の子の匂いを追う。
(急がなきゃ!!)
あっちこっちをふらふら歩いたらしい足跡の上を、寸分違わぬ道筋で追い続けるが、
一向に男の子の姿は見えない。
誰かに今の自分の姿を見られたら、迷い犬のほうと間違われるかもしれないが、
知ったことか。
今、ナギサは一人で追跡していた。リコとリムは、それぞれキルミン能力の
限りを使い、男の子捜索しているはずだ。ケンとタマオにも連絡してある。
とにかく、誰でもいいから早く男の子を見つけないと――
(行き止まり!?そんな)
何十分走ったか、匂いを追って曲がった先は、袋小路だった。一体、どうやって?
いや、確かに行き止まりだが、男の子は引き返したようだ。匂いがそう告げている。
(もう――)
焦りすぎては駄目だ。正確に匂いを追わなければ。再び、鼻をつける。
しかし、引き返そうとして、気配を感じたナギサは、顔を上げた。
そこには、最悪の未来を予感させる存在がいた。
(ひ――)
いるのは、首輪をつけただけのシェパード。
(お、落ち着いて……決して悪い子じゃないって……)
とにかく、一度キグルミモードに。
(えっと、確か)
「あ、アル君かなー?」
それがこの犬の名前だ。
しゃがんで、威圧しないようにし、猫なで声をかける。
怖がっている態度を見せてはいけない。シェパードだって、いつも触れている犬と
変わらない。何もしなければ、何かされることなんて……
しかし、アルはこちらの言葉など耳に入らない様子だ。しきりに地面の匂いを
嗅いでいる。嗅ぎながら、路地に入ってきた。それは、ナギサが通った位置とまるで同じ――
0088ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/10(水) 16:04:35ID:T7Upjvzz
「あっ」
今の自分は――
アルが、一度顔あげて、こちらの姿を確認したように見えた。すぐに、猛然と
駆け寄ってくる。
ナギサは、その迫力に負けて逃げ出した。犬が走ってきた時に逃げ出せば、
彼らが本能的に追いかけてくることを知っていながら。
しかし、すぐに追いつかれる。後ろから、アルがのしかかってきた。
つい、四つ足で逃げようとしたナギサは、それを簡単に許してしまう。
「ああっ!」
――発情期だ。
逃げなくては。乗っかられても、かまわずに前に進もうとするが、
すぐに行き止まりとなった。
アルは、動くこちらにも構わず腰を振って、その猛る肉棒を押し当ててくる。
(誰か!)
声にならない。恐怖のためだ。
アルの男根は、何度も陰部の入り口をかすめている。このままでは危険だ。
どうすればいいのか。それは本能が知っていた。身を伏せて、腹ばいになる。
これで、簡単には挿入できないはずだ。
案の定、体勢を保てなくなったアルは一度降り、ナギサの周囲を回り始めた。
「行って!どこかへ!」
しかし、言葉は届かない。獣欲に支配されたアルは、諦めることを知らなかった。
伏せているナギサの陰部に鼻を近づけると、パンツを引きちぎり、ペロペロと
舐めだした。まるで、そこをほぐすように。
「ひゃ!いやっ!」
たまらないのはナギサだ。刺激に負けてつい立ち上がり、止めさせようと顔を
後ろに向けようとして――再びアルが襲いかかってきた。
「だ――はぁっ」

ナギサも再び伏せようとするが――ずんという衝撃が、ナギサの秘部を襲った。
「い、いやあ!」
ダメだ、伏せられない。その腰の振りは、先ほどまでとは動きが違う。
入り口を探るような大振りではない。腰を目一杯押し付け、小さく降り続ける。
ペニスは一切抜けない。
「ぐっ、ああ、かはぁ」
奥へ奥へ。とにかく奥を目指しアルは動くため、ついには足が地面を離れるほど、
体を密着させようとしてくる。
なんと暴虐的な性交。犬の交尾には、雌の意志などいっさい介在しない。
雌はひたすら受け身となり、雄が精を吐き出すのを待つしかない。
そしてその時が徐々に近づいているのを、ナギサは、アルの男根の根元が次第に
膨らむことで感じ取っていた。
それに、胎内で先走り汁が漏れ出ている感触もする。
0089ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/10(水) 16:07:36ID:T7Upjvzz
射精の時は近い――ナギサは、ぞっと悪寒がした。今、胎内に出されたら?
容易く、雄のペニスを受け入れるほどにまで肥大した、陰部に……
「いやあ!だめ!だめ!だめぇ!」
最悪の想像が脳裏に浮かぶ。心は、これ以上ないほどアルを拒絶している。しかし。
――雌の体が、アルのものを締め上げた。
瞬間、体の中心で彼が弾けた。
「あああああああ――」
アルが今までで一番、腰を押しつけてくる。ペニスの根元にある、亀頭球が
最大まで膨張した。そして、何度も胎内に感じる射精感。
(ああああ、中に出されてる……)
ナギサには、それが快楽なのかどうかは分からなかった。そもそも、この性交に
そんなものがあったのかさえも。
ただ踏みにじられ、押し付けられ、振り回される間に全てが終わってしまった。
「ああああ……」
犬の射精は長い。精子を含んだ射精の後も、その精子を活性化させるための精液が、
数十分間送り出され続ける。
荒い息をしながら、ナギサは踏ん張った。アルはすでに背中から降り、
同じく息を見出して、今は落ち着いている。そのアルを引きずる勢いで、
ナギサは足を前に出す。
(抜けて、抜けて、抜けて!)
しかし、一向に抜けない。諦めて、今度は体を捻る。が、
「ぎゃっ!」
ペニスが当たる角度が変わり、乱暴な性交で傷ついた性器が痛みを発して、
ナギサは体勢を戻した。
それから、ペニスを抜くために色々試したが、結局無駄に終わった。
(もし、妊娠したら)
それは最悪の結果だ。本来、人と犬では子供を成せないが、今の自分は……
アルと繋がって四つん這いのまま、上半身は肘で支えて、ナギサは頭を抱えていた。
「あ――」
そうだ、そもそもこの姿を誰かに見られたら?
妹たちや、ケンにタマオ。男の子の親、アルの飼い主。警察官。通りすがりの、
見ず知らずの人間たち。
ちらっと、後ろを見やる。未だに、繋がったままだ。
キグルミモードの自分は、本来の自分より幼くなっているため、妹たちでなければ
分からないとはいえ、この状態を誰かに見られる?
「い、い、いやああああああ」
そしてナギサは、ナギサであることをやめた。
0090ポチ姉発情期 ◆2nkMiLkTeA 2010/03/10(水) 16:12:38ID:T7Upjvzz
交配後六十四日目

「あ、おかーさん!ポチ出産してる!」
「あらあら、じゃあしっかり見守ってあげなきゃ」
あれから、二ヶ月が過ぎた。姉のナギサが、行方不明になってから、二ヶ月が。
父も母も、家族総出で探し、警察に通報しても、姉は見つからなかった。
男の子を探すために、キルミンをした姿が、姉の最後となった。男の子は、
無事見つかったのに。
シェパードもすぐに見つかった。逃げ出した犬だけではなく、二頭も。
耳番号も、マイクロチップもないその子を引き取ったのは、前に姉が変身した
シェパードに、そっくりだったからだ。
というより自分たちは、その雌のシェパードが、姉が変身した姿だと信じていた。
しかし、姉の姿には戻らなかった。話しかけても、普通の犬のような反応しかしない。
失意にうなだれ、途方にくれた。その犬が、妊娠していると知ったのは、
それからすぐ後だった――
「うわー、すごいポチ!八頭も産んだよ!」
「かわいい!」
「あんまり刺激しちゃダメよ。初産かもしれないんだから。赤ちゃん食べちゃうかも」
『はーい』
本当に、この犬は姉なのだろうか。でも、それでは出産したということは……
優しそうな母の目で、仔犬を舐める母犬を一度見てから、リコたちは親子に
あてがわれた部屋を後にした。


-BAD END-


いきなりこんな作品で申し訳ない。
原作アニメと、このスレが盛り上がることを祈っております。
0093名無しさん@ピンキー2010/03/10(水) 19:57:56ID:NUn129Ed
資料いろいろ
ttp://up3.viploader.net/anime/src/vlanime016002.jpg
ttp://up3.viploader.net/anime/src/vlanime016003.jpg
ttp://up3.viploader.net/anime/src/vlanime016004.jpg
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0094名無しさん@ピンキー2010/03/10(水) 19:59:00ID:NUn129Ed
ミス
ttp://up3.viploader.net/anime/src/vlanime016002.gif
ttp://up3.viploader.net/anime/src/vlanime016003.jpg
ttp://up3.viploader.net/anime/src/vlanime016004.jpg
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ttp://up3.viploader.net/anime/src/vlanime016009.jpg
0096名無しさん@ピンキー2010/03/11(木) 08:29:19ID:Sw7q1DDJ
保守
0100名無しさん@ピンキー2010/03/12(金) 04:16:55ID:WpWlrT8r
なんか+じゃなくただの再放送になる?みたいなこともアニメスレにあったような
0101名無しさん@ピンキー2010/03/12(金) 23:37:51ID:zGlw/7f7
ttp://www.starchild.co.jp/special/kirumin/news.html

これ見ると完全になくなるっぽいけど、どうなんだろ。
0102名無しさん@ピンキー2010/03/13(土) 03:12:06ID:Ofs9+0WZ
なくなるでしょう
本スレのは妄想だし
本放送まいんと重なってるからリピート嬉しかったんだけどなぁ
0106名無しさん@ピンキー2010/03/18(木) 21:05:05ID:td3TS026
ここって半角じゃなくてエロパロじゃね?
いや一応念のため
0107名無しさん@ピンキー2010/03/19(金) 02:59:40ID:/xoYjQd9
ここはエロパロだけど>>105は上手いな上手過ぎだな版権絵か?
まあエロパロと本スレ間違えてた俺が言うのもなんだがな
0111名無しさん@ピンキー2010/03/24(水) 21:17:54ID:csZLI32C
今週の話を見たらポチ姉がいよいよ平常時から匂いで男を探すようになっていたな
>>86-90を思い出したわ
0112名無しさん@ピンキー2010/03/28(日) 00:44:10ID:9tMV8Njr
獣姦に鬱エンドとかあり得ない終わり方してるあのクソストーリーか
0114名無しさん@ピンキー2010/04/01(木) 13:29:36ID:Jtr9V51l
ねえ、もうユーチュ見れない。25話
どんな話か教えて
ついでに萌える画像を携帯で見れるようお願い
0116名無しさん@ピンキー2010/04/02(金) 12:18:41ID:M5VjO467
>>115
どうやってあにゃまるにたどり着くの?
検索欄はあるが検索のクリックがない。
0119名無しさん@ピンキー2010/04/05(月) 18:08:10ID:cZe4XoxU
今週の放送見て、あのUFOの中でエロい検査とかされちゃう、とか妄想した。
0120名無しさん@ピンキー2010/04/14(水) 23:58:06ID:ABwri/nt
保守
0122おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA 2010/04/26(月) 06:56:55ID:XVOXV42U
パルス×ナギサ
本編終了後を妄想したパラレル
以上の要素がダメな方はスルーしてください
前後編の予定です

『ケダモノノニホイ』

「で、なんなのよ。わたし、忙しいんだけど」
 三月某日。友達に呼び出された羽鳥カノンは、その呼び出した双子の部屋に着くなり
こう言い放った。
 ちなみにこの台詞、忙しいという部分は真っ赤な嘘である。
 つい先日小学校を卒業したカノンは、現在四月から始まる中学校に向けての
準備期間中ではあるが、毎日することもなく暇を持て余していたところだ。
 だから、むしろ嬉々としてこの場にやってきたのだが――そんな態度をするのは、
彼女のプライドが許さなかった。
 そんなカノンに対して呼び出した双子は――
「あーん、そんなこと言わないでよ、カノンちゃん」
「ごめんね、カノンちゃん」
 どうやらすっかり信じたようだ。素直な二人に気をよくするカノン。そうよ、
わたしは忙しいんだから。それを呼び出して、つまらない理由じゃ許さないからね。
そう言わんばかりである。
 さて、そんな経緯を終えて、どんな用事なのか、御子神家の双子の姉妹――リコとリムは
話し始めた。
「実はね、カノンちゃんに聞きたいことがあるの」
「聞きたいこと?」
「そ、パルスさんのことなんだけど」
 パルス。カノンはもちろん、その青年知っていた。カノンの母親の部下だ。
「パルスがどうしたのよ」
「ナギサ姉とパルスさんが付き合ってるのは知ってるでしょ?」
「まぁ、話だけなら」
 二人の姉、御子神ナギサとパルスが付き合っているらしい。それをカノンは、
パルスと同じく母親の部下たち、牙組の連中から聞いた。
 そのことについては、カノンはパルスをからかったのだが(ひとしきりロリコンだの
言ってみた)、彼は完全無視を決め込みカノンの怒りを買ったため、彼女はよく覚えていた。
「それでね、わたしたち、この前お姉ちゃんの友達に聞いたんだけど……」
「ふんふん」
「あの二人、まだキスもしてないんだって」
「えぇ!だってもう付き合って半年ぐらい経つでしょ!?」
 驚くべき情報だった。今時の若い男女が付き合って半年経てば、そういう状況の
一つや二つや三つ……
 まあ、そんなことを思いつつも、当のカノンには男女交際の経験が無いが。
「だーかーらっ」
「わたしたちで応援できないかなって」
 言われて、カノンは少し考え込んだ。わたしが二人の応援をする義理なんて……でも。
(ま、いっか。暇だし)
0123ケダモノノニホイ ◆2nkMiLkTeA 2010/04/26(月) 06:59:29ID:XVOXV42U
「うーん、でも、順調ではあるんでしょ?パルス、最近機嫌いいわよ」
 あまり感情を表に出さないパルスが、カノンでも分かるくらい機嫌がいいのだから、
相当なものだ。彼は意外に単純だと思う。
 にしても、順調ならわざわざ外野が何かしなくてもそのうち――
「それが……ナギサ姉、たまにため息ついててさ」
「あー……」
 なるほど。相手には不満があるのか。そういえばあいつ、恋愛の機微には疎そうだし。
イケメンの癖に。
 これはどうしたものか。三人で頭を突き合わせて考え込む。その中で、リコがぽつりと呟いた。
「パルスさんって、狼のアニマリアンなんだよね?」
 アニマリアン。詳しい説明は省くが、要は動物に変身できる人間のことだ。
「そうよ」
「狼をぞっこんにさせる方法とか、知らない?」
 相手の本能に訴えかけるわけか。しかし。
「わたしに聞かないでよ。あのタマオって子にでも聞いたらいいじゃない。物知りなんでしょ?」
 そんなことカノンが知るわけがなかった。


「はい、できましたよ」
 木島タマオ少年が差し出してきたのは、ごく普通の香水容器に見えた。
「へえ、この香水をかければいいんだ」
 あれからタマオに相談したところ、彼は狼の生態を考慮してこの香水を思いついたという。
詳しい説明はして貰えなかったが。
「ええ。ただ、使用料に気をつけてください。ほんのひと吹きで効果は十分なはずです。
もし、かけすぎたら、その、大変なことに……」
 言葉を濁したのは、どういうことだろうか。タマオがいう大変なこととは。
疑問はあったが、二人はわざわざ家に届けにきたタマオに礼を言った。
「わかった。ありがとね、タマオくん」
「ほんとに、わざわざありがとう、タマオくん」
「い、いえ!リムさんの頼みなら何だってやりますよ!」
 びきっ。タマオがかけているメガネが音を立てて割れた。そんなことも気にせず、
笑い合うタマオとリム。そんな二人から疎外感を受けつつ、リコは呟いた。
「……あたしは?」
0124ケダモノノニホイ ◆2nkMiLkTeA 2010/04/26(月) 07:01:41ID:XVOXV42U
「行ってきます」
「あ、ナギサ姉!待って!」
「え?」
 今日、ナギサはデートらしい。もちろん相手はパルスだ。
 既に外履きに履き替えたナギサは、上から下までぴかぴかだった。デートの時はいつもこう。
だから、分かりやすい。
(今日も気合い入ってんなあ……)
 いそいそと出かけようとするそんなナギサを呼び止めて、それがリコの頭に浮かんだ感想だ。
 ま、そんなことより。
「それ!」
 リコはタマオから貰った香水を取り出すと、思い切りナギサに向けて噴射した
。一回、二回……調子に乗って何度も何度も。
「けほ、けほ、なんなのぉ?」
「ちょ、ちょっと、リコかけすぎなんじゃ……」
 リムがリコを止めたのは、明らかにかけ過ぎた後だった。
「え、そーぉ?」
「やりすぎたら大変って」
 そういえば……リコは本気で忘れていた。
「あー、そうだったっけ?」
 もしかして、やばい?たらっと額から汗が垂れる。
「ちょっと、なにをわたしにかけたの?」
 そんな二人の態度がおかしいことを、ナギサは見逃してくれなかった。
「ん、んーん!なんでもない!なんでも!」
「リム、ほんとに?」
「え……う、うん!なんでもないよ!」
「ほんとに?……あ、時間!じゃあ、行ってくるね」
 が、大事なデートに気を取られ、それ以上の詮索はしてこなかった。そして。
「あ、お父さんには絶対に言ったらダメだからね!」
 そう告げてナギサは、出て行った。
「……大丈夫かな」
「あ、あはは。大丈夫だよ……きっと」


 はあはあはあ。走っているため、大きく息が切れる。後悔先に立たず。リコなんかに
構わず、早く家を出れば良かった。
 苦しみを耐え抜いて、やっとナギサの視線の先に待ち合わせ場所が見える。
 そして、そこで待つ人影。
「パルスさーん!」
 息は乱れていたが、頑張って声をあげる。だが、またもナギサは後悔した。
(服と髪を整えてから呼べばよかった)
「ナギサさん」
 しかし、パルスが迎えに浮かべた表情は、そんな不安を吹き飛ばすものだった。
「すいません!お待たせして」
「いえ、僕も今来たところです。じゃあ、行きましょうか」
「はい」
 喜び勇んで歩き出す二人。その後を、小さな影がついて行ってるとも知らずに。


つづく。
0128名無しさん@ピンキー2010/05/24(月) 22:53:20ID:LKElVnRJ
来週はパルっさんが御子神家にお泊りか
ポチねぇの股間が熱くなるな
0130名無しさん@ピンキー2010/06/15(火) 01:55:35ID:jQ9c4IW2
リコとケンは中3あたりで自然に大人の階段昇っちゃいそう
リムとタマオは高校生になってもあまり進展なさそう
0131名無しさん@ピンキー2010/06/15(火) 03:53:44ID:3xrUAyKj
今日の放送で妄想湧きすぎて探してみたらエロパロスレあって嬉しいわ
0135名無しさん@ピンキー2010/07/04(日) 17:36:05ID:jM8MRD3T
リコ、リムって名付けた理由をママンとミジンコに聞きたい
0137名無しさん@ピンキー2010/07/09(金) 03:44:27ID:lHyc6ULf
リムはともかくリコは漢字で梨子や理子だけど普通に見る方じゃね
0138名無しさん@ピンキー2010/07/13(火) 21:26:43ID:l0MK49Kl
木原実とそらジローの天気予報見てると、
リコリムなんか普通だよな〜と思えるレベルの名前の子供がぞろぞろ出てきて吹く
0142名無しさん@ピンキー2010/07/24(土) 02:37:47ID:FjiE1vCn
いや笑えねえよ・・・
名付けられた子がかわいそう

かく言う俺の名前も字面がゆとり世代丸出しですがね
0143名無しさん@ピンキー2010/07/24(土) 08:51:38ID:Zka/OFyH
莉子、理夢とかだとまとも度が上がるかもしれない

俺は古臭過ぎてガキの頃は笑われたから
キラキラした名前の同級生が羨ましかった、今は親に感謝している
0144名無しさん@ピンキー2010/08/11(水) 20:59:20ID:DMUUXoIj
0145ひやま2010/08/12(木) 12:30:03ID:aYjvIQf1
こちらのサイトには貼られていなかったみたいなのでお知らせします
http://futamomo.blog39.fc2.com/blog-entry-1465.html
ブログに重要なエントリーがありました。作画監督さんの動向に注目してください
0147DevilANd2010/08/18(水) 12:45:10ID:zJGsmJxu
「何よ、ケンったら。ここをこんなに大きくさせちゃって」
 気づいたら俺は両手を頭上の上に縛られ、床の上に仰向けに寝転ばされていた。
 何よりおかしいことは下半身が丸出しと言うことと、全裸のカノンが俺の勃起したチンコを踏みしめているという
状況であった。
「ふふふ、あたしの足がそんなに気持ちいいのかしら? ケンってば、名前の通り本当に犬みたいね」
0148DevilAND2010/08/18(水) 13:11:36ID:zJGsmJxu
「カノン、何でこんな事を……」
 息も絶え絶えに俺がそう尋ねると、カノンは一層強く俺のチンコを素足で踏みしめた。
「何でって決まってるじゃない。あんな中途半端なアニマリアンと仲良くしてるから、
罰を与えているの。いい? あなたはあたしとしか仲良くしちゃ駄目なのよ」
 シュ、シュッとカノンが俺のチンコを擦る音が響く。亀頭と先からは先走りの汁が出てきて、
カノンの足に絡みつく。
「ふ、ふふ。ケンったら。その表情ゾクゾクするわ。イキそうなんでしょ?
いいわよ、イッて。そのかわりケンは一生あたしの物よ」
 カノンは小悪魔チックに微笑むと、俺のチンコの裏筋を綺麗に切りそろえた爪で軽く削る。
俺は涎を撒き散らしながら、未知なる快感にあっという間に上りつめ、カノンの綺麗な素足に精液をぶちまけた。
「キャッ! ケンってば、いっぱい精液だしたのね。はぁ、ケンのせー液、美味しいよ」
 カノンは俺の精液を指ですくい、淫猥に舐めて味わう姿をぼんやりとした表情で見つめるのであった。
 
0149DevilAND2010/08/18(水) 13:13:43ID:zJGsmJxu
いちおー、カノンの話を書いてみました。皆様が書いてもいいと言ってくだされば、
話の続きを書かせていただきます。しかし、もういいよ、書かなくて、と言う方が多ければ、
これで終わりとさせていただきます。それではでは。
0153名無しさん@ピンキー2010/08/26(木) 00:26:02ID:Br0/UUw4
カノンちゃんみたいな可愛い子が海の家で寝てるの見たら
我慢できずに悪戯しちゃうだろうね
0154DevilAND2010/08/30(月) 18:46:51ID:ScmAFsqw
「う、あ・・・・・・」
 俺は頭に靄がかかったかのように惚けてしまい、淫猥に微笑むカノンを見上げた。
カノンは踏みしめた俺のチンコが再び固く張り詰めるのを確認すると、チンコから細い足を退けた。
それから俺の下腹部に腰を下ろし、ビンビンに反り返ったチンコを秘唇に当て前後に擦りつけた。
「う、うあぁぁぁ! カ、カノン!!」
 俺は新たな刺激にだらしなく嬌声を上げ、ビクビクと体を震わせる。
「う、うんぅぅぅぅ! ほ、ほら! ケンも気持ちいいんでしょ? わたしのオマンコに擦られて感じる変態さんなんでしょ?」
 カノンも意地悪くそう言い放つが、口の端から垂れる涎やどんどん溢れる愛液が、カノンもケン同様に快感を抱いているという
確かな証拠であった。チンコの先から溢れる先走りとカノンのオマンコから溢れる愛液によって、俺たちの下半身はベトベトであった。
 カノンはそれを瞳だけを動かして確認すると、腰を少しだけ浮かして秘唇に亀頭をあてがう。
「ふふふ。ケンの童貞おちんぽ、わたしがもらうからね。でも、その前に・・・・・・」
 カノンは少しだけ唇を開け、犬歯を舌先で軽く舐めると、まるで吸血鬼の歯のように鋭く尖った。それを俺の首筋に押し当てて、
「んぅ・・・・・・! ふ、ぅ! ンンンンンンッ!!!!」
 首筋に噛みつくのと同時に腰を勢いよく沈ませた。カノンの口から悲鳴が漏れるが、俺の首筋に噛みついていたのでくぐもった呻きしか聞こえなかった。
「うぁああああ! か、のん!!!!」
 俺は首筋に鋭い痛みとチンコから伝わるものすごい快楽に、思わず大きな嬌声を響かせてしまう。
「ん、ふぅぅぅ! ・・・・・・ふぁ。はぁ、ふぅ。あは、これでケンはわたしと同じアニマリアンよ。
これならお母様も文句はないはず・・・・・・。さぁ、ケン。いっぱい交尾しよう・・・・・・」
 アニマリアン? 聞き慣れない言葉に思わず小首をかしげたが、そんなものはすぐに気にならなくなる。カノンが腰を動かしたせいで。
「ふ、あぁぁぁぁ! ケン、ケン、ケン!!!! 気持ち、いいのぉ!」
 カノンは唇の端から血と涎が混ざったものを垂らしながら、上下前後に腰を激しく振りたくる。
 
0155DevilAND2010/08/30(月) 19:05:43ID:ScmAFsqw
「ふぅ! あぁん! 気持ちいい! ケンは? ケンはわたしのオマンコ気持ちいい?」
 自分だけが気持ちいいだけじゃ物足りなくて、ケンにも同意を求める。
「あぁ、気持ち、いい。カノンの膣気持ちいい・・・・・・」
 俺は快楽に支配された瞳でカノンを見つめそう答える。今まで味わったことのない気持ち良さに
すっかり俺は夢中になっていた。それからもっと快楽を貪ろうと、カノンの膣を貪欲に突き上げる。
「ヒッ! ケ、ケン! 急に激、しぃよぉ! こ、こんなの、感じすぎちゃぅぅぅ! あぁぁぁッ!」
 カノンは自分の膣道を荒々しく削るチンコがもたらす異形の快楽に、瞳をこれでもかと言うくらいに見開き、
背筋を大きく仰け反らせた。コツン、コツン、コツンと亀頭の先に子宮口が当たると、カノンはまるで発狂したかのように首を振りたくる。
「ひ、いっ、あぁぁ!! も、もうダメェ! い、い、い、ぃ!!!!」
 カノンは唾を撒き散らしながら叫ぶと同時に、ギュウウウウと膣肉が激しく収縮し、チンコを締め上げる。
俺はその未知なる快楽についに我慢ができなくなり、
「カノン! で、出るぅぅ!」
 俺はカノンの子宮口に亀頭を押しつけ、勢いよく精子を吐きだしてしまう。
 ビュル、ビュルルルル! ビュル、ブチュ! ビュゥゥゥゥ! 
「ケンの精液が出てるぅ! お腹の中に一杯! 妊娠しちゃうよぉぉぉぉ!」
 カノンは俺に抱きしめられながらビクビクッと体を震わせながら、獣の咆吼のように叫び続ける。
  
0156DevilAND2010/08/30(月) 19:12:56ID:ScmAFsqw
 長い射精が終わった後、俺とカノンは一気に脱力し、カノンは俺の胸に倒れ込む。
荒く息をつきながら、カノンは俺の唇に己の唇を重ね、舌と舌を絡めるディープキスを繰り返し行う。
「ふぅ、ふぅん。あふ、ちゅる、んぅ、ちゅぷ、じゅぷ、ちゅる、んぅぅ」
 しばらくカノンとキスに酔いしれた後、俺は萎れたチンコが再びムクムクと反り返るの感じた。
どうやらカノンも気づいたようで、ひどくとろけた顔でにっこりと微笑む。
「もう一回やるわよ、ケン・・・・・・」
「あぁ・・・・・・」
 再び第2回戦を開始した俺とカノンの性行為が終わるのは、あれから数時間後であった。

0157DevilAND2010/08/30(月) 19:16:42ID:ScmAFsqw
一応、カノンとケンの話を書き終わりました。これで終わりという方が多いようならば、
この後のエロエロなカノンとケンの絡みの話は控えさせて頂きたく思います。
それにしてもカノンは可愛いよねぇ・・・・・・。最後は御子神家と仲良くなって欲しいです。
自分的にはリコとケンを取り合う恋敵兼友達の関係になって欲しいです。
これを機にカノン好きの人が増えることを祈って、これで失礼します。
ではでは〜。
0158名無しさん@ピンキー2010/08/30(月) 19:23:00ID:Ln9nFZak
GJGJ
カノンちゃんかわいいよおおおおおおおおおおおおおおお
0159名無しさん@ピンキー2010/08/31(火) 00:10:29ID:ssuWBvnH
GJ
0162おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA 2010/10/14(木) 15:21:11ID:wVxgtD9x
保守

「――そ、それで、最近ケン君……どう?」
 ある日のことだ。御子神リコは、夕げも終わった夜半に、久しぶりに(一週間ぶりか?)
海外にいる友達と電話をしていた。
 今の質問も、友達であり、従姉妹でもある彼女――羽鳥カノンがしたものだった。
 ちなみに、『ケン君』とは、彼女達共通の友人であり、リコにとっては幼馴染みでもある、
猪俣ケンのことである。
(そう毎回どう?って言われてもなあ……)
 二人はしょっちゅうという程ではないものの、一週間に一度は連絡しあっている。
 話すことは、お互いの家族のことや、友達のこと、学校やファッションのことなど色々だが、
カノンが毎回決まって聞いてくることがある。それがケンのことだ。
「んー、特に変わんないよ。ほんっとあいつ、馬鹿でさあ。この前も――」
「ちょっと、ケン君を馬鹿だなんて――」
 昔はその理由が分からなかった。なんでだろうと姉妹たちに聞いたこともあった。
一番上の姉は、その時は笑って誤魔化していたけれど、中学三年生にもなれば、
リコにも理由を想像するのは、難くなかった。
 カノンは、ケンのことが好きなのだ。
「え!じゃあまたケン君告白されてたの!?」
「告白っていうか、ラブレター貰ったって自慢してた」
「そ、それで、ケ、ケン君はOKしたわけ!?」
「……さあ?」
「はあ!?ちょっと!しっかりしてよ!」
(んなことあたしに言われてもさ……)
 興奮してきたのか、鼻息荒く問い詰めてくるカノンから逃れるように、受話器を耳から遠ざける。
それでも聞こえる彼女の声に、自然と溜め息が漏れた。
(あたしはケンの彼女かっつーの)
 いや、それはそれでカノンは怒り狂うだろうが。だけど、自然とそんな反論が浮かぶのは、
何度もそう思わされてきたからだ。
 猪俣ケンと一番親しい女子が自分――御子神リコだと、何故か周りは勝手に勘違いする。
 確かに幼馴染みで、小学生の時に、とある事情で色んな困難を一緒に乗り越えたせいか、
思春期を迎えた男女の友達は疎遠になるという、ありがちな展開は起きていない。
 まあ確かに、昔のように毎日遊ぶことはなくなってしまったが、それでも学校ではよく話す。
それこそ、周りが勘違いするほどに。
「じゃあもう、明日聞いてみる。それでいいでしょ」
「絶対ね!それで……もももももし、いい雰囲気だったら、その――」
「あー、はいはい」
 邪魔をしろということだろう。正直に言えばそんな嫌な役は遠慮したいところではあるが――
(ま。どうせいい雰囲気なんか無理でしょ。ケンだし)
 仮にケンが告白を受け入れたとしても、すぐにあんな馬鹿のこと幻滅して離れていくだろう。
たぶん、きっと。
0163おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA 2010/10/14(木) 15:21:37ID:wVxgtD9x
 付きもしなかったことまでケンのことを知った。
 でも、その代わりだとでも言うように、ケンとの距離は開いた気がする。
 二年生の時にクラスが別々になり、三年ではクラス替えをせずに進級した。最初はそれでも
休み時間に話をすることもあったが、今ではすっかり億劫になってしまった。放課後はお互い部活が
あるため忙しい。しかも、二人とも部長に選ばれたので余計だ。それでも中一の時は、
休みの日にはかつての仲間と集まって、小学生の時のように探偵団として活動していたが、
それも今や自然消滅だ。
(なんだ……ばっちり疎遠になってるじゃん)
 今でもケンのことは大切な仲間だと思っている。学校でも話をする。その時は、
昔みたいに笑いあったり、ケンカしたりもする。でも、いつの間にか、肝心な所がすり抜けていくような気がした。
ケンカも談笑も、最近本気でしたのがいつか思い出せない。
 今日のラブレターにしても、たまたま廊下で会った時に、貰ったことを自慢されたが、それだけだ。
相手が誰かも、返事はどうするのかも知らない。
 なんだろう、今更ながらに胸がざわついた。眠ろうと目を閉じていたまぶたの裏を、
顔のない女の子がケンと仲良くしている想像が踊っている。
 そんなの、自分には関係ないはずなのに。
(あれ、なんで、涙が――)
 眠りに落ちたリコの頬を、一筋の滴が流れた。
0164おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA 2010/10/14(木) 15:25:00ID:wVxgtD9x
 そういえば、中三になってからはケンとあんまり話していない。
 カノンとのガールズトークを終えて、布団に潜り込んだリコは、真っ暗な天井を見ながら、
ふと気がついた。
 さっきカノンと話した内容の中にも、又聞きから得た話題がいくつかある。周りがリコとケンの仲を深読みして、
いつも教えて欲しいと言ったわけでもないのに、ケンのことを知らせてくるのだ。
 おかげで、昔は知らなかった、気付きもしなかったことまでケンのことを知った。
 でも、その代わりだとでも言うように、ケンとの距離は開いた気がする。
 二年生の時にクラスが別々になり、三年ではクラス替えをせずに進級した。最初はそれでも
休み時間に話をすることもあったが、今ではすっかり億劫になってしまった。放課後はお互い部活が
あるため忙しい。しかも、二人とも部長に選ばれたので余計だ。それでも中一の時は、
休みの日にはかつての仲間と集まって、小学生の時のように探偵団として活動していたが、
それも今や自然消滅だ。
(なんだ……ばっちり疎遠になってるじゃん)
 今でもケンのことは大切な仲間だと思っている。学校でも話をする。その時は、
昔みたいに笑いあったり、ケンカしたりもする。でも、いつの間にか、肝心な所がすり抜けていくような気がした。
ケンカも談笑も、最近本気でしたのがいつか思い出せない。
 今日のラブレターにしても、たまたま廊下で会った時に、貰ったことを自慢されたが、それだけだ。
相手が誰かも、返事はどうするのかも知らない。
 なんだろう、今更ながらに胸がざわついた。眠ろうと目を閉じていたまぶたの裏を、
顔のない女の子がケンと仲良くしている想像が踊っている。
 そんなの、自分には関係ないはずなのに。
(あれ、なんで、涙が――)
 眠りに落ちたリコの頬を、一筋の滴が流れた。


すみません。上は間違い。
0166おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA 2010/10/15(金) 07:50:33ID:9J+OYTbC
保守代わり

 翌朝リコは憂鬱だった。
 ただでさえ寝起きが悪い上に、今日は頼まれ事のせいで余計だ。ケンのことを誰に聞こうか、
そればかりが頭を過った。
 まず浮かんだのは当の本人、ケンに聞くことだ。恐らく、これが一番手っ取り早いし楽だ。
ラブレターを貰ったということもケンから聞いたことだし、いつものように冗談のように聞けばいい。
でも。
(笑って、聞けるかな……)
 今の自分には、それはとても難しい事だと感じられた。ケンに面と向かってそんなことを聞いた場合、
自分がどんな顔をしてしまうかリコにも想像がつかなかった。下手すれば、
ケンに妙な勘違いをされるかもしれない。
(あ、あたしはケンのことなんて、興味ないし?カノンちゃんにおねがいされただけだし)
 そう。そうだ。その通り。しかし、リコが認めたくない部分があることもまた事情だ。
その証拠に、“最悪の予想”が頭を離れない。
『リコ、まさかお前……俺のこと……』
「だぁから、違うってーの!!」
 バンッ!
 つい強く両手を机に叩きつけたせいか、大きな音がした。勢い余って椅子から立ち上がったリコは、
大きく肩で息をしている。
 そんなリコの様子に驚いたのは、一緒に朝食を摂っていた家族のほうである。
皆目を丸くしてリコを見ていた。慌てて謝る。
「ご、ごめん」
「ど、どうしたの?悩み事?」
「あ、あはははは。なんでもない、なんでも」
 今のがなんでもないなんて、我ながらお世辞にも説得力がない。しかし、リコはほとんど手を
つけていなかった朝食を頬張ると、家族の疑問符を無視して家を飛び出した。
0167おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA 2010/10/15(金) 17:39:52ID:YwvazFGW
「なあにやってんだろ……あたし」
 がっくりと肩を落とし、学校に向かって歩く。家を出た直後の勢いは、今や見る影もない。
(ケンなんかのことでさ……)
 だけど、その“ケンなんか”を思い浮かべて赤面している自分がいる。
今までこんなこと無かったのに。
「ああんもう!意味わかんない!こんなのあたしじゃない!」
 思わず抱えた頭を振って、ついつい叫び声が出る。部活の朝練のために早く登校しているから、
聞く人間はいないけど――
「ほんとにどうしたの?」
「げ」
 前言撤回。いた。リコは頭を抱えたまま、ぎぎぎという音が出そうな錆び付いた動きで
後ろに振り向いた。そこにいたのは、リコの双子の姉妹、リムだった。
「えと……」
「ん?」
「なーんでもない。なんでもないよー」
 再び愛想笑い。先程の家でのことと同様、今回も全く説得力等ないだろうけど。
「ほんとに?」
「ほんとにほんと!」
 そう言われて、リムはもう追求してこようとはしなかったが、納得したわけではないのは明らかだった。
こちらを伺う視線に疑わしさが混じっているのを、リコも逃しはしない。
けれどそれに気付いたからといって、どう言ったものか――
(そうだ!リムに聞けばいいんじゃん!)
 急に閃いた自分のナイスアイデアに、胸中で歓声をあげる。思い立ったが吉日、
早速リムに話を持ちかけてみる。
「じ、実はさー、その……け、けけけ、ケンのことなんだけど……」
「ケン君の?」
「そう!昨日さー、ケンが、ららら、ラブレター貰ったーとか自慢してて……」
「へー、また貰ったんだ。すごいね」
 流石サッカー部のキャプテン。そう関心するリムに、リコはあんな馬鹿なのにと憎まれ口を叩く。
ほんとはほんとにそこまでは思っていないけれど、リムはそれを分かっているから
くすくす笑って聞いている。
 ひとしきりケンをこき下ろし、リコはついに本題に入った。
「そ、それでさー……その、ケンが誰からラブレター貰ったかなんだけど……
り、リムからタマオ君に聞いてみてくんない?」
「タマオ君に?いいけど」
 タマオ君とは、ケンの親友だ。そして小学生の時の仲間でもある。そしてリムはタマオ君と同じクラス。
今でもよく話すらしいから、聞くのは簡単だろう。ケンはリム達とも違うクラスだけど、
親友のタマオなら何か知っているはず、とリコは目算をつけた。
 と。じっとこちらを見ていたリムが、にまっと笑って聞いてきた。
「もしかして、悩み事ってケン君の事?」
 その顔はまさしく、リコが危惧していた勘違いをしている顔だった。
「ち、違うからね!昨日、カノンちゃんにお願いされたから仕方なくあたしは!」
「ふーん」
 必死にリコは弁明するが、リムは聞く耳ないようだ。ずっと笑いながら、その手の話題の時に
クラスメイトの女子達がするような、生暖かい視線を向けてくる。彼女達とリムの違いは、
人数とからかわれる日数が少ないこと。その分リムの方がマシだ。
「そりゃ確かに、ケンなんかにラブレターあげるなんて、どんな子かちょっとは気になるけどさ……」
 ついにはそんなことまで口走ってしまう。それはあからさまにちょっと所の話ではないと、
自ら告白しているような態度だったけれど、焦って混乱したリコは気づかない。
しかし、リムはいい加減止めるべきだと思ったらしく、彼女から話題を打ち切ってきた。
「はいはい。じゃあ、タマオ君に聞いてみるね」
「うん。ありがと、リム」
 それから部活の朝練があるからと、真っ赤になった顔を隠すようにリコは駆け出した。
しかし、学校に着く頃には、走ったせいで顔はますます熱くなっていた。
0168名無しさん@ピンキー2010/10/15(金) 21:45:20ID:PIeJWFLG
リコも可愛いし文章も読みやすいしで保守代わりにはもったいないと思います
続き楽しみにしてますね
0169名無しさん@ピンキー2010/10/16(土) 00:52:22ID:s80AhsHb
未来物を考えていると、みんなどんな部活入る
だろうかとかから、カトレア学園中等部って
間取りとか給食だろうかとか色々疑問が尽きない
0170おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA 2010/10/16(土) 01:00:16ID:s80AhsHb
すみません。>>167のケンのことをリムが
流石サッカー部のキャプテンと言ったという
描写を、流石バスケ部のキャプテンに変更します。
ケンの好きなスポーツをすっかり勘違いしてました。
0172名無しさん@ピンキー2010/10/27(水) 22:14:34ID:oHDEyFkL
揚げ
0178名無しさん@ピンキー2011/01/16(日) 22:23:01ID:l6rLKbBS
にゃ
0180名無しさん@ピンキー2011/01/28(金) 01:31:13ID:wA/C1JdJ
カスミちゃんがハンダさんの巨根で処女膜をブチ抜かれて泣き叫ぶ小説とかないの?
0181名無しさん@ピンキー2011/03/12(土) 22:30:54.14ID:0YEtm5iH
0184名無しさん@ピンキー2011/03/13(日) 22:09:10.04ID:Mbw4t07x
0199名無しさん@ピンキー2011/03/27(日) 10:14:32.87ID:IFDSDXbx
保守

ドクトル(何が『キルミンズはチームワーク』だ。みんなはただ、リコの言いなりになってるだけじゃないか)
タマオ「……ズキンときましたねぇ、その言葉」
0200名無しさん@ピンキー2011/04/02(土) 14:24:26.77ID:ddt6zbpq
没ネタ(Hなし)

「春です! 女子寮に幽霊が出た!?」

あれから3年。
中学生になったキルミンズの面々。
相変わらず探偵業は続けていたが、来る依頼といえば……
「うちの猫を探して下さい。血統書付きのペルシャ猫で……」
「うちの犬を探して下さい。血統書付きのシベリアンハスキーで……」
……こんなのばかり。

更生した牙組は驚くほどおとなしく、むしろ一部は会社を始めて成功しているくらいだった。
人間社会にとけ込もうと、みんながんばっているようだ。
カノンも向こうで元気にやっている。ヴラドニアは無血革命がされ、人々の暮らしが改善された。

そんなある日のこと、ナギサが妙な仕事を持ってきた。
ナギサの友人が通う女子高はスポーツ留学など遠くからの越境入学者が多く、全校生徒の二割が寮住まい。
その中の一年生寮の一室で、『幽霊部屋』の話が持ち上がっているという。
寮では一部屋に二人が生活しており、問題の402号室にはバスケ部員が二人。
始まりは四日前……朝起きた時、ドアの前に動物のような足跡を見つけたという。
次の日も足跡はまたついており、その夜は鍵をかけて二人は寝た……が、次の日の朝も足跡はあった。
その日の夜は二人とも徹夜でドアを見張ったが、何も起こらず、おかげで授業は熟睡、部活は散々。
ぐったりして部屋に戻ると、ベッドのすぐ横に足跡が……
耐えかねて寮長に直談判しても、「気のせいだ」と、けんもほろろ。
……で、キルミンズの出番である。その事件を調査して欲しいというわけだ。
問題は、女子高の寮だから当然男子禁制であること。ケンとタマオは入れない。
しかし、「大丈夫」とリコ。

キルミンズは問題の寮へ乗り込んだ。ケンとタマオはカツラ・制服(スカート付き)の、いわゆる女装で。
「どこからこんなもん調達したんだ?」と聞くケンに、リムは、「秘密♪」。
二人は嫌がるが、報酬の分け前をいつもより多くもらうことを約束し、渋々ながら調査開始。
部屋の主の二人、広沢ヒデミと桜井ナオコも立会い、早速部屋を調べる。
部屋はきれいに整理されており、足跡もふき取られていた。
アニマリアンでは? と思っていたキルミンズだが、その気配は微塵にも感じられない。
恐らくアニマリアンの仕業ではない、誰かのいたずらだと、キルミンズは早々に判断を下す。

調査している部屋の外、二人の人影が──
キルミンズに驚嘆していた。
『もしかして本当の名探偵じゃないの』
『まさか。子供の名探偵なんて、マンガじゃあるまいし』
0201名無しさん@ピンキー2011/04/02(土) 14:25:50.26ID:ddt6zbpq
次の日……騒動は再び起きた。広沢と桜井は結局別の部屋で寝たらしい。
だが朝起きた時、二人の足首に……真っ赤な手形がベットリとついていた。
パニック寸前で二人が402号室に戻ると───部屋中に動物の手形と足跡が。
まるで二人を探し回ったように、ビッシリと残っていた。
手の込んだいたずらだとキルミンズは憤る……が、ただのいたずらではないらしい。
他の部屋に知らせた二人が部屋に戻った時、その足跡が煙のように全部消えてしまっていたというのだ。
二人はショックで倒れて寮は大騒ぎ。

調査に行き詰まったキルミンズは助っ人に龍童パルスを招き、考えてみることに。
パルスも、アニマリアンの仕業ではないと判断。人間の仕業なら、特定は比較的楽だ。
情報を整理してみる。二人は部屋の足跡を見て、すぐに他の部屋へ助けを求めるが不在。
ほとんどの生徒が朝食のため一階の食堂に集合しており、友人を連れてくるまで長くて五分……
以上の情報から、パルスは 「二人じゃ無理。三人以上だ」と、どんどん的をしぼっていく。
リコは 「一緒に来てくれない?」と、なんの気なしにパルスに頼むが……
「女子校へ? 女装して? しないで?」
そっちの趣味もあったのか? 一同唖然。
パルスは部屋の二人のことを訊ねる。広沢は学校・部活共に休み、行方不明。
桜井は無理してどちらも出たらしい。あと、桜井は将来のキャプテン候補らしい。
どうやら事件の全貌が見えてきた。一計を案じるキルミンズ。
パルスは明日にも、犯人は自首すると断言した。

その日の夜、402号室。部屋にいたのは桜井一人だけだった。
就寝する直前、鍵がかかった部屋に訪問者が訪れた。
……わずかな隙間から侵入した、ネズミにキルミン・フォーゼしたケンが……
「ひっくしゅん! ……あ、いけね……お、おじゃましま〜す……」
「ぎゃああああああああああああああああ!!!!!」


そして……
桜井ナオコが全てを吐いた。
主犯は予想通り、桜井。本当の被害者は、広沢ヒデミ一人だった。
共犯は隣の部屋のバスケ部員二人。
402号のどちらかが犯人の一人だというのは、密室時に足跡がついていたことで予想がつく。
パルスが三人以上とすぐに断定したのは、そうでなければ大量の手形の謎が解けないからだった。
本当に手形を部屋中につけたら、短時間で消すのは不可能。
だが、透明なシールに手形をつけて貼るだけならば、共犯と協力して一・二分で全て剥がせる。
焼却炉に残っていたシールの燃えカスと、演劇部から盗み出した小道具の手袋と足型も発見された。
そして体育館を共用しているバレー部に、練習中のバスケ部の様子を聞き込んだ結果、桜井が怪しいと踏んだ。
0202名無しさん@ピンキー2011/04/02(土) 14:30:05.99ID:ddt6zbpq
レギュラーをあきらめた広沢は、無気力となっていたらしい。
練習にも身が入らず、一年生全員の連帯責任で先輩に叱られ、彼女を責めれば開き直る。
部全体の士気が下がっていくのだ。彼女一人のために。
だがスポーツ特待生として入部した以上、部を辞めるわけにもいかない。
そんな状態で、もし不祥事でも起こされたら……
広沢がオバケに怯え、寮から逃げ出してくれれば退部の理由ができる。
疑われないよう主犯の桜井も被害者を装った。
本当にオバケ(キルミン・フォーゼしたケンのこと)が出るとは思わなかったが。
そして彼女は、吐き捨てるように言った。
「仕方なかったのよ、みんなのためなんだから。被害者はむしろ私たちだわ」

「勝手だよね……」
「怖い話だなあ……」
「自分らがやったことは不祥事だと思っていないのが特に……」
悪びれた様子もない犯人たちに、キルミンズとパルスは怒る気力もなく、あきれ果てるのだった。

事件はこれで解決した。ケンはリコに約束の報酬を要求。
だが解決したのはパルスで、ケンはろくに活躍していない、最後に美味しい所を持って行っただけだ、とリコ。
約束が違うじゃないかと怒るケンと、夜這いができたんだから、それでいいでしょと言うリコはケンカになる。だが……

  コノウラミハラサデオクベキカ

数日後、ケンとタマオが着た女子高の制服が紛失した。
借り物だから返せと怒るリコとリムに、「制服? 何のこと?」とすっとぼけるケンとタマオ。
当然ながら、犯人は二人。
そこへナギサと依頼人が現れて、制服をなくしたなら弁償しろと言う。
リコとリムはあわてて逃げ出すのだった。
「覚えてなさいよー!!」
「……こんなことして大丈夫かなぁ?」
「大丈夫、味方を作ってある」

そしてその頃、ハルカとミサは鏡の前で見事に制服を着こなしていた。
制服でまんまと買収された二人は、「私たちもまだまだイケるわね」「こっそり生徒のふりして入っちゃおうかしら」「フフフ……」。

アニマリアンやオバケ、幽霊より、人間の方が余程恐ろしいというありがたいお話でした。



読者「でもミサとパルスはアニマリアン、ハルカはハーフだよね?」
作者「あ」
0205没ネタの作者2011/04/02(土) 20:28:58.62ID:ddt6zbpq
わかった方も多いと思いますが、元ネタは幽遊白書の終盤、『探偵業復活』というエピソードです。
どなたか清書してくれませんか?
Hなしだからスレ違いですが。

没ネタは他にも多数あります。書き始めては没、プロットの段階で没、その繰り返しです。
0207おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA 2011/04/14(木) 01:32:35.74ID:CHhepAvJ
久々に保守代わり

「今日返事するの!?」
 休み時間。あまり人気のない階段の踊り場に、リコのあげた声がやたら響いた。
リムに、唇の前で指を立てられるまでもなく、リコは口を手で押さえた。
「うん。昼休みだって」
 声を密めて言ってくるリム。辺りには誰もいないが、リコ以外誰にも言わないで
欲しいとタマオに言われたらしく、それを守るためだろう。
「そっか……」
 昼休みにしたのは、放課後は部活で忙しいからだろうが、
(今日か……)
 ケンはなんと答えるのだろうか。ケンには今、彼女はいない。告白は何度かされていたが、いつも断っていた。
でもだからといって、誰かに告白したわけでもない。好きな人もいないのだろうか?
 もし、今日の相手をケンも好きだったら?
 好きな人がいなかったとしても、今日もまた断るとは限らない。
今日の子が、ケンの好みにあっていたら?
 そもそも、【今日の子】とは誰なのだろう?
「ね、ねえリム?それで、相手の子って……」
 恐る恐る聞いてみる。知っている子だろうか。知らない子なら、
どういう子かも知りたかった。
「ごめんね、それはタマオ君も教えてもらえなかったって……」
 がくっと、肩が下がるのがわかった。そうしてから、その態度はあまりにも
あからさまだとも思ったが、もはやリムに言い訳する気力もなかった。呟きも自然と漏れる。
「そっか……」
「で、でもね。ラブレターのことって、タマオ君以外だと教えてもらえたのはリコだけみたいだよ?」
「あたし……だけ?」
「うん!」
 リムは自分を元気付けようとしている。それは分かった。でも、親友のタマオを除いて
自分だけという言葉は、今のリコには魅力的だった。
 リコも親友だからなのか、それとも別の思惑があるのか。聞かされた時は、
ただの自慢だとしか思えなかったけれど、それ以上の意味があったのでは、
と考えるのは、自分に都合が良すぎるだろうか。もしかしてケンも……
というところまで考えて、ぼんっと顔が赤くなった。
0208おっちゃん牛乳 ◆2nkMiLkTeA 2011/04/14(木) 01:33:44.64ID:CHhepAvJ
「ないないないない!」
「り、リコ?」
「え?あ、ごめん!で、ありがと!」
「うん。でも、あまり役に立てなくてごめんね?肝心なことは分からなかったし」
 リムは本当に申し訳なさそうに言ったので、リコは無理に明るく応えた。
「大丈夫大丈夫!それだけ分かれば十分だって!もしそれ以上が知りたかったら
直接ケンに聞けばいいし」
 そんな勇気が自分にあれば、だが。
 自分は勇気はあるし行動力もあるほうだと、リコはなんとなく自負していた。
でも、今回だけは別だ。今の自分は調子が狂いまくっている。
 そんな自分が、ケンに面と向かって告白の結果を聞ける自信はなかった。
 だいたい、ケンがすんなり教えてくれそうもない。それでも無理に聞こうとすれば、
ケンは怪しむだろう。その時に理由なんて言えるわけがない。
 じゃあ、どうすればいい?
 盗み聞きでもするか?
 自分の邪なアイディアに、リコは心が傾くのを感じた。そうだ、
幸い今日は――というかいつも――キルミンを持っている。
 いけないことだとはわかっている。でも――
「……リコ?」
 心配するような、でもいぶかしむような、そんなリムの声を聞いて、リコは正気に戻った。
「え、あ、ごめんごめん。ちょっと色々考えちゃって……あ、もう授業始まるじゃん!
じゃ、リムも早く戻ったほうがいいよ!」
 誤魔化すようにリコはそう告げて、慌ててその場を立ち去った。
双子のリムは、誰よりも自分の理解者だ。自分の考えていることがもしバレたら……
そう無意識に考えた為の行動だった。
 リムはきっと止める。タマオ君だって。ケンもそんなことして欲しくないだろう。
 でも。でも……
0211神浜ランデブー12011/04/23(土) 14:28:05.66ID:65vT6U5b
>>186ですがやっとできましたので載せます

神浜ランデブー
〜ネコさんとネズミさんの場合〜
ここは神浜市にある御子神家。
今日も神浜キルミンズの会議が開かれていた。
「では、今回の神浜キルミンズの活動についてですが…。」
「タマオ君、今回は『みんなでネコと仲良くなろう』でどう?」
「おいリコ、誰もお前のやりたいことなんて聞いてねえよ。」
「ふうん、アンタまだネコが怖いんだ。」
「な…そ、そんなんじゃねぇよ。」
「もう、リコったら。」
御子神家の屋根裏兼御子神ユウキ博士の研究室で少年少女が
キルミンズの活動内容を会議していた。
「しっかしさ、あのドクトルがリコ達のじいちゃんだったなんて
 マジでびっくりしたぜ。」
「そうね、まさか亀にキルミンしていたなんて。」
「翼竜にキルバラ変身した僕が言うのもなんか変な話ですけど
 爬虫類にも変身できるのはすごいですよ。」
「キルミンを開発できたんだから当然じゃない?」
御子神ユウキ、彼が開発した生物逆進化推進装置、通称「キルミン」
これによって、普通の人間が他の動物に変身することを可能にした
画期的な発明である。
「そういえばさ、ナギサ姉は?」
「お姉ちゃんは遊びに来たパルスさんとデートよ。パパと同伴で。」
「えーっ、それって楽しいの?」
「なんでも、ミジンコの研究の学会を見に行くって。」
「そういえばリコのパパってミジンコにキルミンしたんだよな?
 スゲーな。」
「あそこまでミジンコを愛してるなんて一種の敬意を覚えますね。」
0212神浜ランデブー22011/04/23(土) 14:30:25.30ID:65vT6U5b
かつて、御子神リコ、御子神リム、御子神ナギサ、猪俣ケン、木島タマオ
この5人の少年少女はキルミンを使い、動物たちと心を通わせ、さまざまな
事件を解決し、二ツ木キョウスケの神浜ジャングル化計画を阻止し、
「アニマリアン」とよばれる人間の姿と動物の姿を持つ種族と和解を果たした。
そんな壮大な事であってもは彼らにとってはキルミンズの活動のひとつとしか
思っていないが。
「ねぇ、タマオ君、おじいちゃんのパソコンをあけてよ。」
「えっ、いいですけど、なにをするんですか?」
「いっそのことさ、パソコンの中から今回の活動内容を決めない?」
「おいおい、そんなこといって都合のいい事をえらぶわけじゃねえだろうなぁ。」
「な、なにさ。」
「ははっ、図星か?」
「う、うるさいよ、ケン。」
髪の毛にロールがかかってる少女が活発そうな少年に食って掛かった。
ちなみロールの少女が御子神リコで活発そうな少年が猪俣ケンである。
「まぁまぁ落ち着いて二人とも。」
「そうですよ、まずはあけてみましょうよ。」
めがねをかけたショートヘアーの少女がリコをなだめ、めがねの
少年がパソコンに電源を入れた。めがねの少女が御子神リムで
めがねの少年が木島タマオである。
ちなみに今はこの場にはいないがリコとリムの姉である巨乳の中学生が
御子神ナギサである。
0213神浜ランデブー32011/04/23(土) 14:32:49.96ID:65vT6U5b
「あれ…?」
「どうしたのタマオ君。」
「いや、なんなんでしょう、この動画ファイルは…。」
「なんだ、これ?『洗濯機にて』だって。おもしろそうだな。」
「一体何が写ってるんだろうね?」
(…この動画が出来た日付って……まさか…!)
タマオはなにかを思い出したように顔が青ざめた。
「どうしたんだよ、タマオ、なんか問題あるのか?」
「み、みなさんやっぱりやめましょう…洗濯機の動画
 なんてみても面白くないですよ。」
「もう、タマオ君ったらいまさらそんなこと言わないでよ。」
「そうだよぉ、この動画がただの洗濯する動画なわけないって。」
動画ファイルの再生をためらっている、タマオからマウスを強引に
奪い取ってリコはファイルを再生した。そこには……。

0214神浜ランデブー42011/04/23(土) 14:35:48.11ID:65vT6U5b
『ねぇやめようよ、バレたら怒られるって…。』
『おいおい、帰ってくるのは明日の午後だぜ。心配するなよ』
『でも…。』
『それにさ、一応動物の世話もしたんだしこれくらいのご褒美は
 もらってもいいだろ?』
そこにはケンとタマオが洗濯籠をあさっている姿が映されていた。
『おっ!これってもしかしてポチ姉のブラジャーじゃないか!
 やっぱりデカイな。(クンクンクン)。』
『ちょ、ちょっとケンなにやってるのさ…。』
『だってよ、こういう時じゃなきゃポチ姉のニオイを堪能できないだろ?
 …これはパンツか?ってこれリコのじゃないかガキみたいな柄だな…。』
『いくらなんでも、それはひどいんじゃないかな。』
『だってこんなピンクで猫の絵がプリントされた柄なんでガキじゃん。
 …なぁこの緑のしまパンツはひょっとしてリムのか?』
『えっ、そそれは、リ、リムささんのパ、パパ、パンツ…!』
『おまえもさ、楽しめよ、ほら。』
ケンはリムのパンツをタマオの顔に押し当てた
『ハァハァ、リムさん、リムさんの香り(スーハースーハー)。』

0215神浜ランデブー52011/04/23(土) 14:37:55.64ID:65vT6U5b
………

そのとき、確かに空気が凍りついた。
タマオは顔を青ざめ、リムは今にも泣き出しそうな表情をしていた
そしてリコとケンは…。
「ねぇ〜ケン君、これはどういうことかな〜?」
「い、いや、そ、その、これはですねぇリコさん…。」
それはまるで壁際に追い詰められたネズミとそれを狙うネコのような
光景であった。
ケンは全身から汗を出さんばかりの激しい動揺をして、顔が引きつっていた。
その表情とは真逆にリコは満面の笑みを浮かべていた。
本心で笑っているわけではないことは、鈍感なケンでもわかるくらいに。
「アンタがさ、馬鹿なのはさ、よくわかってるよ…。わかってるけどさ…。」
「あ、ああ…。」
じりじりと獲物を追い詰めるようにケンに詰め寄るリコ、さすがネコの
キルミンの使用者といったところである。ネズミの扱いを心得ている。
そしてケンは何かを察したかのように逃げようとした刹那、リコが
ケンにつかみかかり、押し倒し馬乗り状態になった。そして……。
0216神浜ランデブー62011/04/23(土) 14:39:18.11ID:65vT6U5b
パーン パーン パーン パーン パーン パーン

御子神家の屋根裏に6発のビンタの音が響き渡った。
「こんのバカ!!!ド変態!!!」
顔を真っ赤にしたリコは既に抑えられないほど興奮していた。
「わ、わるかったよ、だから許してくれよ…。」
いつもならば変に言い訳するケンですら気迫に押されて素直にあやまった。
今のケンは浮気がバレて妻に折檻されて許しを請う夫のように
弱々しかった。しかし、リコの興奮はその弱々しさでは打ち消せなかった。
「家を空けるのに動物の世話をアンタ達に任せたのが間違いだったよ!
 せっかく、パパやママやナギサ姉が信じてたのに!」
「ううっ…。」
「……もう、帰って、帰ってよ!絶交だよ!」
真っ赤な顔には涙を浮かべ絶交を宣言するリコ
「タマオ君、もう会いたくない、帰って……。」
リムも涙をぽろぽろとこぼし仔兎のようなまなざしでタマオを見つめ
絶交を宣言した。
0217神浜ランデブー72011/04/23(土) 14:41:46.50ID:65vT6U5b
「あら、あなたたち何かあったの?」
いつもなら楽しいはずの夕食だがいつもどおりの調子ではない
いつもはしゃいでるリコとそれをとがめるリムというありふれた
光景が、嘘のように、沈黙している。
2人の娘を見た母ハルカが心配そうに見つめた。
だが2人は答えることはできない。まさか自分達のボーイフレンドが
変態だったなんて。
「…ねぇママ、男ってみんなエッチなの?」
重い口を最初に開いたのはリコだった?
(ちょっとリコなに言ってるの…。)
(だって知りたいじゃん、なんで私達の下着の匂いをかいだのかさ。)
ハルカはちょっと驚いたがすぐに何かを察したかのような
表情を見せた。
0218神浜ランデブー82011/04/23(土) 14:43:23.00ID:65vT6U5b
「そうね、そもそもなんでエッチなことをしたいか考えたことはあるかしら?」
「えっ、わ、わたしそんなこと考えたこと無いよ。」
「わ、わたしも…。」
「そうね、実はね、エッチなことをしたいっていうことはね
 あかちゃんを作りたいって思う気持ちが元になってるの。」
「えっ、そうなの?」
「知らなかったわ。」
「そう、あらゆる生き物にはね、『眠りたい』『食べたい』『あかちゃんを作りたい』
 っていう3つの『やりたい』と思う気持ちがあるの。特に『あかちゃんを作りたい』って
 いう気持ちはオスのほうが強いのよ。」
「で、でもさ、あかちゃんって、大人にならなきゃ作れないよ。
 それなのになんで小学生でもそういう気持ちが出るのかしら?」
「そういう気持ちは男の子の場合は生まれてから早く持つのよ。
 でも、そういう気持ちがあるから男の子は恋をするの。」
「えっ、そうなの?」
「そう。でも、そういうことでケン君やタマオ君を否定しちゃダメよ。」
「「!!!」」
「なんでわかったかって?わたしはあなた達の親よ。もしもあの子たちが
 間違いを犯してもちゃんと許してあげなさい。きっと反省してると思うから。」
母は、何でも知っている。双子の姉妹はそう実感させられたようだ。
こうしてリコとリムは男の子がなぜエッチであるか理解した。
多分完全に理解するにはもっと時間が必要であるが、今の彼女たちには
十分な答えである。
0220神浜ランデブー92011/04/23(土) 14:45:10.55ID:65vT6U5b
「やっぱりさ、ママにはかなわないよねぇ。」
「そうね。そういえばママ、パパとナギサお姉ちゃんは?」
「パルスさんと外食よ。なんでもパパとパルスさんがもっとミジンコに
 ついて話すんですってね。ナギサも付き合うのよ。」
「お外でご飯を食べるのは楽しそうだけど、ずっとミジンコの
 話をするのは勘弁してほしいな…。」
「そうね、さすがの私もちょっと…。」
(ふふふ…。)
こうして御子神家の食卓がいつもどうりの光景に戻った。

真夜中、リコとリムはベッドで今日の出来事について語りあった。
「ねぇ、リコ、男の子がエッチだっていうのはわかったけど、
 タマオ君があんなにエッチなのはやっぱりショックだわ。」
「…そう。」
「リコ?」
「そうだね、男はみんなエッチな生き物だね。」
「ひょっとしてケン君がナギサお姉ちゃんの下着の匂いを嗅いだ事を
 根に持ってるの?」
「どうでもいいよ、ケンのことなんかさ。誰の下着の匂いを
 嗅ごうとさ。もう済んだことじゃん。」
「もう、リコったら、素直になったら?」
「なにがさ…?」
「自分じゃない女性の下着の匂いを嗅いでエッチな
 気分になってるケン君にイライラしてるってことをさ。」
「…!な、なに言ってるのさ、リムは!べ、別にあのバカが
 誰の下着の匂いを嗅ごうとさ、どうでもいいじゃん!」
「リコ、やっぱり気にしてるんだね、嘘をつくのがヘタよね。」
「……ちょっとトイレ行ってくる。」
0221神浜ランデブー102011/04/23(土) 14:46:31.39ID:65vT6U5b
リコはベッドから降り部屋を出て行った。
しかし、リコはトイレへ行くのではなく、屋根裏部屋へ向かっていった。
あの忌々しい、動画を見るために。自分の姉の下着の匂いを嗅いで
悦に浸る友人、いや今はただの変態の痴態を見るために。
なんでこんなことをするのかわからなかった。でも、見ずには
いられない衝動に駆られたからである。パソコンを開け、
例の動画をクリックしてあの変態が自分の姉の下着の匂いを
嗅ぐ動画をただ見つめた。
「……あと2、3発殴っておけばよかった…。」
リコは胸の中から殺意が湧き上がるのがわかった。
「そりゃ、わたしはナギサ姉みたくおっぱいも大きくないし、
 性格も乱暴かもしれないけどさ…だけどさ…。」
それと同時に胸を締め付ける、そんな感情も同時に沸いてくるのが
彼女にはあった。今にも泣きそうな子猫は動画の終盤まで
見たとき、あることに気がついた。

次の日の放課後、カトレア学園初等部では2人の少年が
落ち込んでいた。
「…ううっ、あれからリムさんとは口を利いてもらえないよケン…。」
「落ち込むなよタマオ、俺だってそうだよ。」
「あのとき、誘惑に負けてしまった僕を殴りたいよ…。」
「しかたないだろ、まさかカメラで撮られてたとは思わなかったんだからよ。
 …まぁ、もう、無理なのかもしれないよな。」
「な、なにがですか?」
「もうリコやリムと遊ぶのはさ」
「!!や、やめてよケン!確かに僕たちが悪いけどさ、
 誠意を見せて謝ればわかってくれるって。」
「そうか?あれはもう許してくれるってレベルじゃないぜ?
 まだほっぺたがヒリヒリするぜ。」
彼らは未だに洗濯物漁りの件を引きずっていた。
もはや、御子神家との関係の修復は不可能であるような雰囲気が彼らの
中に渦巻いていた。
0222神浜ランデブー112011/04/23(土) 14:49:08.21ID:65vT6U5b
「ねぇケンちょっといいかな?」
そんな中リコが親しげにケンに話しかけてきた。
「な、なんだよリコ?」
「あのさ、あたしと一緒にさ、公園に来てくれない?
 あんたヒマでしょ?」
「…まだあの件のことかよ。」
「ううん、男がスケベなのはわかったからそのことは
 もういいの。もっと別のことだよ。」
にこやかにリコはケンに話しかけていた。
しかし、ケンは察していた、なにか裏があると。
「いや、今日はそんな気分じゃないからさ。」
「いいから、いいから。」
逃げようとするケンの腕を強引に掴み
逃がさないという見えない圧力がネズミ君を包んだ。
「わ、わかったよ、行くからさ。」
「そう、じゃあ一緒にいこ。」

昼下がりの午後の公園に来たリコとケン
普通は憩いが目的であるこの場所に
2人はいる。ただ、それは遊ぶためではないが。
「なぁ、用事ってなんだよ?」
「面倒だから、最初に言うけどさ…あたしのパンツ返して。」
「えっ?ナ、ナニヲイッテルンダヨ?オレニハワカラナイヨ。」
「とぼけても無駄だよ、あの動画の最後にあんた、私のお気に入りの
 パンツもってったでしょ?丁寧にポケットにいれてさ。」
「ははははは、ゴジョウダンヲりこサン、キミノヨウナオコサマニナゼ?」
「あくまでもしらばっくれるんだね、いいよ、このことをパパやナギサ姉に
 バラすから。」
「ちょ、ちょっとまってくれよ!いくらなんでもそれは…!」
「じゃあ、返してくれるんだね。あれ、一番のお気に入りだったんだから。」
「ああ、わかったよ。返すよ。」
こうしてこの騒動は終息を迎えるかに見えた。しかし…。
0223神浜ランデブー122011/04/23(土) 14:51:05.53ID:65vT6U5b
「そういえばさ、ケン、わたしのパンツをもっていってなにしてたの?」
「なにって、そんなの言えるわけないだろ。」
「……パパやナギサ姉に言おうかなぁ?」
「すいません、匂いを嗅いでました。だからそれだけは勘弁を。」
「じゃあ、見せてよ。」
「…何を?」
「ケンが私のパンツで匂いを嗅いでる所を私の目の前でみせてよ。」
「…わかったよ、ただ、後悔するなよ。あと場所変えようぜ。」
「いいけど?」
2人は公園の緑地帯へもぐっていった。
「ここなら誰も入ってこないからいいな。ところでリコ
 おまえ、パンツもってるのか?」
「なに言ってるの、ここにあるよ。」
そういうとリコはスカートの中に手をやり、自分のパンツを脱ぎだした
そしてそれをケンの目の前に突き出した。
「!!!」
「ほら、これでいいんでしょ?」
「あ、ああ(ゴクリ)。」
そのとき、ケンの目の色が変わったことはリコは気がつかなかった。
「さっき、おしっこいったばかりだからちょっと匂うかも。
 でもさ、罰なんだから別にいいよね?」
「(ハァハァハァ)」
「どうしたのケン、なんか変だよ、大丈夫?」
すでにケンの理性は極限に達していた。いますぐにでも
彼女の脱ぎたての「それ」にむしゃぶりつきたいと思っていた。
リコからパンツを受け取ったケンはまず表面をなめまわすように
見入った。次に彼はリコの股を覆う部分に対して顔をうずめた。
「男の子がエッチなのはわかってたけど、実際に見てみると引くわねぇ。」
そんなリコのぼやきすら耳に入らないくらいに、ケンはリコのパンツの
虜になっていた。
0224神浜ランデブー132011/04/23(土) 14:52:33.98ID:65vT6U5b
(ただの布切れになんであいつは夢中なんだろう本当バカじゃん。
 でも、なんでだろう?お腹の下がジワって来る…。)
ケンの痴態を見ているうちにリコの熱くなった下半身からは知らず知らずのうちに
愛液が溢れていた。
(やだ、私お漏らししてるよ、なんでだろう?)
ただ、リコには小水を漏らしたという認識しかなかった。
そのうちケンはパンツを裏返し、股が直にあたる部分を見つめ、
おもむろに、舐め、そして吸い出した。
(ペロペロペロ、チュッパチュッパチュッパ、ハァハァハァ……)
「ちょ、ちょっと!ケンなにやってるのさ!」
「あ、ああ、リコの…アソコをさ…味わいたいんだ…。」
ケンは目をらんらんと輝かせそう答えた。
「あ、あんたなに言ってるのさ!?」
それがリコが初めて見た「オスとしてのケン」だった。
「だってそうだろ、好きな女の子の脱ぎたてだぜ、我慢できるかよ。」
「エッ…?あんた今なんて…?」
「つまりさ、リコ、俺はお前のことが好きなんだよ…言わせるなよ、恥ずかしい///」
自分のことが好き
なんてことは無い、自分の男友達が実は恋愛感情を抱いていた、ただそれだけである。
「ちょ、ちょ、ちょ、冗談だよね?冗談だよね?」
「冗談でそんなこと言えるかよ。正直お前のパンツを握ったとき興奮したんだ。」
「そしてさ、自分の家でじっくり味わいたかったんだ。」
「……ケン。」
「ごめん。俺って変態だよな、嫌いになるよな。」
「…あんたがバカで変態なのはよくわかった。」
「ああ」
「でも、ケン、だからといってあたしはそんなことであんたを
 嫌いにならないから。男がスケベなのはわかってるからさ。」
「それに…あたしもお股がムズムズしてきたんだよね…。」
「あんたさ、このムズムズを鎮めてくれない?」
「えっ、あ、ああ。」
0225神浜ランデブー142011/04/23(土) 14:54:44.05ID:65vT6U5b
リコは芝生に座り込み股を大きく広げ湿り気を帯びた陰部を
ケンの前に晒した。
「これが、リコの…。」
「その前にさちょっと聞きたいことがあるんだけどさ、
 なんでナギサ姉のブラの匂いかいだの?」
「そりゃあ、あのデカいオッパイを目の前にしたら
 男なら誰でも…イテテテテ、耳引っ張るなよ。」
「本当、アンタはどうしようもないケダモノね。
 あたしだっていつかは大きくなるんだから。」
リコは自分の胸を恨めしそうににらんだ。
するとケンはリコの制服をたくし上げ、彼女の胸を
両手で揉みだした。
「ケ、ケン!」
「揉んだら大きくなるって言うけど試してみるか?」
「もう、ケンったら、そんなことしなくてあたしは
 大きくなるってば。」
「ハハハッ、そうかもな。今の小さいおっぱいは
 貴重だな、揉んでおく…イテッ、グーで殴るなよ。」
「くだらないことしてないで、さっさと舐めてよ、
 …さっきのでもっとムズムズしてきたし…。」
ケンの胸の愛撫によりさきほどより愛液が多めに分泌していた。
「じゃあ、舐めていいんだな?」
「いいよ、ケン。」
ペロッ、ペロペロペロ
ケンはおそるおそるリコの秘部に舌を下ろした。
「うにゃっ!な、なにこれぇ?」
「大丈夫か、リコ?」
「だ、大丈夫だってば、…なんかビクっとしただけだし。」
初めて性感帯を刺激された感覚が妙にくすぐったかったが
悪い感じではなかった、むしろ、自分のことを好きだといってくれた
少年が刺激してくれたため、気持ちよかったのだ。
大丈夫だと確信したケンは己の欲望のままにリコの秘部を
容赦なく舐めまわした。
0226神浜ランデブー152011/04/23(土) 14:57:36.12ID:65vT6U5b
「んんっ…んっ…。」
「そういえばさ、なんか出っ張った部分あるんだけどなんだこれ?
 ちょっと吸ってみるかな?」

ちゅううっ

最初のうちは声を押し殺して我慢していたがリコだったが
ケンの容赦ない愛撫に加えクリトリスの吸引行為がリコの
絶頂への止めを刺した。
「ああっ!なにか来る、来ちゃうよぉぉぉぉ!!!!!」

ビクッ、ビクビクビク!プシャァァァァァ!!

「うわ、ションベン漏らすなよ。」
「らってぇ〜止まらないんだよぉ〜。」
初めて経験する絶頂にろれつがまわらないリコ。
「高学年にもなってションベン漏らすなんて本当リコは
 ガキだな。」
「ふ、ふんだ、アンタにもおしっこ漏らさせてやるんだから。」
絶頂して果てた体でも、意地でリコはケンのズボンに手を掛け
彼の下着ごとズルリと下ろした。
「な、なにするんだよ!」
「……なにこれ…大きくなってる?」
今まで自分が見てきたモノ、正しくは「パパのおちんちん」とは
違う形、つまり勃起状態の「おちんちん」を初めて見て驚いたのである。
「ど、どうだ、いくらリコでもこれならお漏らしさせれないだろ。」
「いいよ、ケン、やってやろうじゃないの。」
「っておい、なにをするんだよ!?」
0227神浜ランデブー162011/04/23(土) 14:59:35.82ID:65vT6U5b
自分だけイカされた悔しさと、自分と同じ快感を味あわせたいという
気持ちが入り乱れてケンの大きくなって皮をむいたナニを一心不乱にしゃぶるリコ。
「むちゅ、ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅ…。」
「ふ、ふぁっ…。」
ドプッ!ドピュピュッ!
「絶頂」はすぐに訪れた、敏感な部分を集中的に攻められた
経験の無い男子には稚拙なフェラにすら激しすぎたのだった。
「あ…ああ…。」
「ふふん、あんたもお漏らし仲間だよ。…それにしても変な色と味の
 おしっこよね…。」
リコにとって精子は変なおしっこ程度の認識しかないのは保険体育の授業を
まじめに聞いてなかったからなのかもしれない。
フェラによる射精の余韻に浸るまもなくケンのペニスは次なる快感を
得たそうに勃起し始めたいた。
「あんた、またお漏らししたいの?」
「ああ、そうだなぁ。リコ、俺が股を舐めるからさ、
 俺のちんこを舐めてくれないか?そうすれば一緒に
 気持ちよくなれるよな?」
「ああ、いいねそれ、ケンにしては冴えてるじゃん!」
「だろ?俺にしてはって言う言い方はちょっと引っかかるけどな。」
そして2人は互いの顔に性器を押し当てあった。
0228神浜ランデブー172011/04/23(土) 15:02:26.65ID:65vT6U5b
「ああ、来る、来るぅぅ!」
ビクビクッ!
「うぁ…また、また出るっ…。」
ピュッピュッ!

日も暮れて夕日が昇った公園の草むらで
2匹のケモノは貪り合っていた。
互いの性器を舌で犯しあって何度絶頂しただろうか?
それすらも、おそらく覚えていないだろう。
「ケンのおしっこ、最初はドロドロしてたけどもうサラサラだよね。」
「リコだって、ションベン出さないでビクビクってしてるだけじゃねえか。」
「あれ…そういえば、もう夕方じゃん、もうそろそろ帰らないとまずいかも…。」
「そうだな、とうちゃんに怒られちまうな。」
下半身を露出した2匹は我に返り着替え始めた。
「そういえば、パンツまだ返してもらってなかったよね、
 取りにいってもいい?」
「ああ、いいぜ。」
もともとは、パンツの件で公園に来たことをリコは改めて思い出した。
「なぁ、リコ。」
「なに?」
「またさ…その…舐めあっこしないか?」
「ったく、ケンはさ、本当に変態だよね。…2人っきりの時だけだよ。」

夕日が落ちかかっていた頃
リコは無事に自分のお気に入りの柄のパンツをケンの自宅から救出してきて
ご機嫌な表情で帰還してきた。
「たっだいま〜!」
「あら、リコお帰り。」
出迎えてくれたのはポチ姉ことナギサ姉だった。
「あっ、ナギサ姉、早かったね。」
「ええ、今日は弓道がなかったから。…リコ?」
「なに、ナギサ姉。」
「あなた、なんかケン君の匂いと、イカみたいな匂いがするわよ?」

fin
0229名無しさん@ピンキー2011/04/23(土) 21:31:58.47ID:WEI2I6Uf
乙!
0233名無しさん@ピンキー2011/05/03(火) 01:49:01.75ID:GD56CSei
マジでセンスねえな

>神浜ランデブー
>〜ネコさんとネズミさんの場合〜

>髪の毛にロールがかかってる少女が活発そうな少年に食って掛かった。

>めがねをかけたショートヘアーの少女がリコをなだめ、めがねの
>少年がパソコンに電源を入れた。

>その表情とは真逆にリコは満面の笑みを浮かべていた。
>本心で笑っているわけではないことは、鈍感なケンでもわかるくらいに。

>しかし、リコの興奮はその弱々しさでは打ち消せなかった。
0234名無しさん@ピンキー2011/05/17(火) 19:30:45.63ID:UKf+6j0r
0238名無しさん@ピンキー2011/05/18(水) 19:14:56.97ID:tV3sq1tt
むっちり
0240名無しさん@ピンキー2011/05/18(水) 19:33:16.58ID:tV3sq1tt
もっちり
0257名無しさん@ピンキー2011/05/19(木) 07:02:44.69ID:tYigv5as
0378名無しさん@ピンキー2011/10/31(月) 17:22:13.56ID:1ajKXDj+
DDD
0384名無しさん@ピンキー2012/06/11(月) 01:02:33.41ID:ZqojyoAK
ほしゅ
0388名無しさん@ピンキー2012/12/25(火) 06:24:28.68ID:BV6dmEKH
age
0389名無しさん@ピンキー2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:xpQaDC6a
あげ
0392スーパーアイドルの妹、伊達アオイをやってみた12014/08/05(火) 13:56:51.19ID:KqAqgoYq
放課後のカトレア学園高等部2年の教室ー
猪俣ケンと木島タマオ、そしてあのスーパーアイドルの「まさっしー」こと伊達マサシが3人で教室で会話をしていた。
マサシ「はぁ…、プロデューサーもう、うっせえよ…」
ケン「どしたんだよ、マサシ。お前らしくねぇぞ」
タマオ「ケンの言う通りだよ。僕たちになら、話せるだろう?」
マサシ「俺、ドラマでキスとかできねーんだよ!!?プロデューサーに小言言われるから。せめて、オフん時に無理矢理でもいーからやりてー!!」
タマオ「マサシ…………それ、………犯罪だよ」
マサシ「じゃあ、ドラマでもナンパしてーーーー!!!」
ケン「……いつもやってンだろ」
マサシは「カトレア学園高等部一のイケメン」とも呼ばれているクールな性格のスーパーアイドルだが、彼には困った悪癖がある。
それは、女癖が悪い事だ。特に、美女を見るとすぐに(キルミン状態ならヌグミンした後に服を着てから)ナンパするのだ。それでよくクラスメートのケンと同じくクラスメートでカトレア学園高等部の生徒会副会長のタマオに止められる。
そういえばこんな事もあった。↓
ケン「お、おい、大丈夫か!!?」
タマオ「無茶だよ!!」
マサシ「大丈夫さ。俺だけでやる。キルミン!」
グルミン『キルミンフォーゼ開始!』
と、そこまではよかったが、ここからが(少し飛ぶが)問題だ。
美女が歩いているのを見てマサシは、
マサシ「へっへっへ…チャンスだな…ヌグミン!」
と叫んだ。
グルミン『キルミンフォーゼ解除!』
タマオ「な、何するつもりなんだ!?(汗)」
ケン「美女見るとすぐキルミン解除すんのやめろ!!」
ケンとタマオがあわててそう叫んだが、もう後の祭り。マサシはすでに服を着て美女の方に向かって移動していたのだ。
マサシ「マドモアゼル。この薔薇を…」
ケン「わーわー!!何でもないですー!」
タマオ「すみませんでしたー!!!」
と全力疾走もしたことがあるのだ。
ケン「あの後、お前リコとリムに怒られただろ。あれから反省してんのか?」
マサシ「ま、まぁな……」
タマオ「反省してないなら、君の妹にばらすけどいい?」
マサシ「や、やめろ!!それだけはやめてくれ!」
ケン「TV局にもいっちゃおっかなー」
マサシ「おい、ケンまで!!」カチャ
マサシ「ヤベッ、今日ドラマの収録あった。途中まで帰るか?」
0393スーパーアイドルの妹、伊達アオイをやってみた22014/08/05(火) 15:01:42.98ID:KqAqgoYq
ちなみにマサシの妹、伊達アオイはカトレア学園中等部の2年生でいじめを受けていた子だ。
マサシ達は途中まで一緒に帰る事にした。帰り道が違う所になった所、別れようとした時に御子神ワタルの声がした。
ワタルはマサシ達の同級生でカトレア学園高等部2年の御子神リコ・リム、現在カトレア学園大学部2年で生物の研究をしているリコとリムの姉・御子神ナギサの従弟だ。
ワタル「この……、待てーーー!!」ハァハァ
どうやらワタルは私服姿で動物虐待の犯人を追いかけていたらしい。走っている姿からしてワタルは疲れているようだ。ワタルはふらふらとケンの方に近づいた。その時、ワタルがいつも首にかけているヘッドフォンが取れそうになったので、ケンがそれを直した。
ケン「ったく、大丈夫か…?」
マサシ「俺が追いかける。小学生の体力ではとても追い付けない」
と、マサシは制服の上着を脱ぎ、カバンとともにタマオに渡し、動物虐待の犯人を追いかけた。
マサシ「タマオ、すまない。だが、俺は刑事ドラマに出演した事がある。俺を信じろ!」
ワタル「わー!ドラゴン刑事のあの台詞だー!」
マサシはドラマ「高校生刑事竜介」で主人公のドラゴン刑事こと辰野竜介役をやっているのだ。「俺を信じろ!」はその、辰野竜介の台詞で、ワタルはそのドラマの大ファンだ。
マサシ「よし、落ち着いたらついてこい!」
ワタル「はい、親分!!」
マサシ(お……俺が?)
ワタルはさっきまで疲れていたことを忘れ、マサシについていった。その後ろからケンとタマオは走ってその二人を追跡した。
ワタル「親分!!あいつが犯人です!!」
マサシ「わかった。待ちやがれ!!」
ワタルは実際、そのドラマに出演していないうえ、ドラマの辰野竜介には部下がいない。しかし、マサシは辰野竜介になりきって演技でもしているかのように犯人に飛び乗った。
タマオ「ハァハァ………マサシ……ハァハァハァ…、その犯人の………ハァハァハァハァハァ顔が…見えるようにしてくれ…ハァハァハァハァハァハァハァ……写真…ハァハァハァハァハァ…撮るから」
ケン「おい、タマオ!大丈夫か!?」
ワタル「木島先輩!」
タマオ「大丈夫だよ…」ハァハァ
タマオはすでに息が上がっていた。
タマオは犯人の顔を携帯のカメラで撮った。警察に見せる時のために。
その時、犯人がマサシに怒鳴った。
犯人「この!!ドラマと現実は違うんだぞ!!」
マサシ「チッ、これは暴行罪だぞ!!」
犯人「うるせぇ!!!」ドカ
マサシ「イテッッ!!!」ガン
マサシは左肘を強く撃ったのだ。
マサシ「いてて…」
ケン「おい、大丈夫か!?」
タマオ「すぐに治療しないと!ワタルくん、リムさん達に知らせてください!」
ワタル「わかった!」
ケン「お前はリコ達の家に行って治療してもらえ!」
マサシ「OK!」
そんな会話をしている隙に、犯人に逃げられてしまった。
マサシはタマオに渡していた制服の上着を返してもらい、それをいつものように羽織った。そして、ワタルと御子神家に行った。
0394スーパーアイドルの妹、伊達アオイをやってみた32014/08/05(火) 15:54:06.36ID:KqAqgoYq
御子神家ー
ナギサ「これでいい?」
マサシ「ありがとうございます」
ナギサがマサシのケガを治療した直後にツインハーフアップをした少女ーリコとびんぞこメガネをかけた肩までの髪の少女ーリムが部屋に来た。
リコはDVDの箱を持っている。
リコ「ナギサ姉、このDVDは必ず伊達マサシくんがいる時に見てください…だって。マサシ来てるから見ていいよね」
ナギサ「なんなのかしら…見ていいんじゃない?パパもママも仕事だしさ」
リム「じゃあこのDVD付けるね!」
リコとリムはTVを付け、DVDをDVDプレーヤーに入れた。この時はマサシの妹、アオイが映っているとは露知らず。
ワタルも「高校生刑事竜介」を録画したDVDと思っていた。しかし次の瞬間、マサシとワタルの顔に衝撃が走った。あの動物虐待の犯人が映ったからだ。
リム「どうしたの?」
ワタル「何でもないよ!…ねぇ!親分」
マサシ「……あぁ」
その犯人は話を始めた。
犯人「よぉ!まさっしー。見てる?」
マサシは犯人を睨んだ。
ナギサ「どうしたの?このDVD見たくないの?」
マサシ「あ、何でもないです(チクショー、あいつ…)」
犯人「今回は君に見てほしい物があるんだよ」
カメラ視点が犯人からアオイに移った。その時、御子神3姉妹の顔にも衝撃が走った。
マサシ「アオイ!?」
リコ「ねぇ……あの子、アオイだよね……」
ナギサ「…えぇ…アオイちゃん……どうしたのかしら……」
リム「捕まっちゃったんだ……可哀想……」
ワタル「誘拐されたのかな?」
アオイ「……うぐっ」
映っているアオイは猿轡をつけられ、手も縛られている。
そんなアオイの元に犯人が歩み寄る。
そして顔を近づけ、こう言った。
犯人「アイドルの妹、撮ってるよー。いやー、あのアイドルの妹にしてもいい体してるねぇ」
アオイ「……んんーっ…んーっ」ジタバタ
犯人「暴れたら危ないじゃないか」ピンポーン
ナギサ「リコ、リム、悪いけど玄関に行ってくれない?」
リコ&リム「はーい!」ダダダ
玄関
ガチャ
ケン「あ、おじゃましまーす」
タマオ「おじゃまします」
アオイ「おじゃまします。うぅ…」
リム「DVD……見る?」
リムはDVDの内容が不適切ではないかと言おうとした。
ケン「え?DVDやってんのか?」ダダダ
リコ「待ちなさいよ、ケン!」ダダダ
リコとケンはDVDの音声が聞こえる方に向かって走った。
タマオ「リムさん……アオイさんも警察に用事があったみたいなんで来てもらいましたが…いいですか?」
リムの脳裏には監禁されたアオイの姿が浮かんだ。
リム「…………タマオくんの判断に任せるわ」
タマオ「あ……、はい」
0395スーパーアイドルの妹、伊達アオイをやってみた42014/08/05(火) 16:35:43.32ID:KqAqgoYq
犯人「君達は確か、伊達アオイとも仲間だったよね?」
7人「!!!!!!」
アオイ「そんな!!」
犯人「確か、『神浜キルミンズ』だったよね?付きまとってるからわかるんだよ」
8人全員「!!!!!!!!!!」
アオイ「!?どういう事!?」
マサシ「情報駄々漏れじゃねーか…」
ケン「俺達の事だよな?」
タマオ「…恐らく」
ナギサ「なんでわかるの!?」
ワタル「僕達なの!?」
リム「ストーカーしてたの!?」
リコ「警察に言わないと!」
★以下、省略★
アオイ(DVD)「誰か助けて!」バッ
犯人はアオイのセーラーワンピ(私服)をめくりあげ、アオイの乳首を摘まんだ。
犯人「アイドルはみんなの物だよ?独り占めは困るよ。神浜キルミンズ」
アオイ「!!ワタルくん、見ちゃダメ!」バッ
ワタル「へ!?!?!?」
ナギサ「ワタルには刺激が強すぎるわ!アオイちゃんと部屋に行きなさい」
ワタル「う………うん」
ワタルはアオイと自分の部屋に行った。
0396スーパーアイドルの妹、伊達アオイをやってみた52014/08/05(火) 17:02:37.78ID:KqAqgoYq
犯人はブラジャーが外され、露になったアオイの巨乳を揉む。
アオイ(DVD)「イヤァアアアアア!ダメぇっ」モミモミ
ケン「…これ、俺達が見てもいいのか?」
リム「…さぁ?お姉ちゃんは?」
ナギサ「うーん……」
犯人「売れっ子アイドルの妹なんて、どうせ兄貴や知らん男やお偉いさんのチンポくわえてんだろ」
アオイ(DVD)「ちっ、違うもん…」
マサシ「己……キルミン使って、殺してやる」
タマオ「だ、ダメだよ!」
リコ「キルミン3原則にあったよね?」
マサシ「うぅ………クソォ………」
マサシには悔しさしかないようだ。
犯人「どうせ私は、まだチンポくわえたくありませーん☆なんて言ってるのか?」
アオイは無理矢理犯人のチンポをくわえさせられた。
0397スーパーアイドルの妹、伊達アオイをやってみた62014/08/06(水) 14:58:16.19ID:Wp0v8iaZ
犯人「どうせあんなガキのと違って、俺のはデカイだろ?抵抗しなければ優しくしてやるからさ」
アオイ(DVD)「うぐっ…(やだ…汚い……)」ジュパ
リコ、リム、ナギサ、ケン、タマオ、マサシがいる部屋の空気が凍り付いた。
ワタルの部屋ー
アオイ「私、みんなに何て言えばいいと思う…」ヒグッ
ワタル「うーん…僕もよく分かんないよ」ガチャ
ナギサ「ワタル、アオイちゃん。飲み物でもどうぞ」
アオイ「あ、ありがとうございますッ」ゴクゴク
ワタル「あ、僕も喉渇いてたんだー。ナギサ姉、ありがとう!!」ゴクゴク
ナギサ(ふぅ…よかった……)
再びDVDをつけている部屋ー
犯人「くぅう〜!アイドルの妹のフェラ顔!いいね〜」ドピュルルル…
リム「…………/////」
アオイ(DVD)「な、何飲ませたの!?」
マサシ「あいつ…何飲ませたんだ?」
タマオ「多分………、媚薬だと思う」
アオイ(DVD)「どうしよう…(体が………熱い………!)」
犯人「君のお兄さんの仕事柄、こういう薬手に入りやすいもんだね」ヌプヌプ
0398スーパーアイドルの妹、伊達アオイをやってみた72014/08/06(水) 15:44:00.13ID:Wp0v8iaZ
アオイ(DVD)「あぁっ……んぁ……うぅ…(…体が疼いて…頭も真っ白に………ダメ……)」
犯人「そろそろ欲しくなってきただろ?チンポおねだりしようか」グチュグチュ
犯人はアオイの下着を脱がせ、アオイのアソコに指を入れ、かきまわしていた。アソコをかきまわしている指は徐々にスピードを上げ、アオイを犯す。
そのアオイのアソコが少しアップで映ったが、それは媚薬の効果なのか、それとも犯人がアオイのアソコをいじめているのか、異常といってもいいほど奥までジットリと濡れていた。
アオイの欲望の汁はアオイの足にもトロトロと流れている。リコとケンも流石に目のやり場に困った。
リムとタマオ、マサシは恥ずかしいと思いながらも警察に報告するためにはと、我慢して見ることにした。
アオイ(DVD)「あぁっ……いぃ……はぁっはぁっ(自分でしてもこんなにならないほど気持ちいい!)」クリクリットロォーリ…
犯人も下半身裸で少し映っており、彼のチンポもアオイのアソコの湿り気としまり具合を察して既にギンギンだ。そこにナギサが戻ってきた。
リコ「ナギサ姉、どうだった?」
ナギサ「ワタルもアオイちゃんも喉が渇いていたみたい。ゴクゴク飲んでたわよ」
リコ「そっかー。よかった」
アオイ(DVD)「お…ちんちん……ください」
犯人「はーい、よく言えました」ズポッ
犯人のチンポがアオイのアソコの中に入った。
犯人「あーあ、君の仲間のアオイちゃんとオマンコしちゃった〜」
6人「!!!!!!!!!!」
0399スーパーアイドルの妹、伊達アオイをやってみた82014/08/18(月) 13:56:28.22ID:kSKQSGlc
犯人「こんなにもしっかりと俺のチンポをくわえこんでる」
アオイ(DVD)「あっあっ」
犯人「どこが気持ちいいんだ?」
アオイ(DVD)「おま………んこ……が……」
犯人「だよな〜やっぱり大人のチンポの方が気持ちいいよな〜」
ケン「チッ……ふざけんな!!」
犯人とアオイは交わっている。
数分後…
アオイ「ダメ!!赤ちゃんできちゃう!!」
犯人「出すぞ!!!」ドピュルルル………ドクンドクンドクン………
アオイ「あぁ…ダメぇ…」
マサシ「あの野郎………腐ってやがる」
ちなみにアオイは妊娠していなかった。
0400♪十字防火2014/08/18(月) 14:07:50.87ID:6pBXYXUx
私、キルミンのエロCPはこんなんだと思うんですよ
御子神リコ×猪俣ケン
御子神リム×木島タマオ
御子神ナギサ×龍道パルス
高等部の生徒会の男子×桜宮クリスティーヌ
伊達マサシ×弧賀音レイ
優しい先輩男子×伊達アオイ
羽鳥カノン×巨乳好きな男子高校生
ミミーはアンドロイド、御子神ワタルは小学生でショタ
0401♪十字防火2014/08/18(月) 14:09:24.19ID:6pBXYXUx
龍堂パルスを「龍道パルス」と書き間違えた
0402♪十字放火2014/08/18(月) 14:16:08.28ID:6pBXYXUx
タマオ「あぁ…リムさんのパンツ…………いい匂いです」スーハースーハー
クリス「何やってんだお前!(汗)」
0403♪十字放火2014/08/18(月) 14:20:44.83ID:6pBXYXUx
ミミーたんマジかわいい
☆ツインテ
☆アンドロイドのわりにロリ体型
☆猫耳カチューシャ
☆普段はカトレア学園高等部の制服の一部分を着用
☆アイギス(ペルソナ3のアンドロイド)口調であります
☆猫のワンポイントかわいい
☆手首の肉球
☆動物と対話できる
0404♪十字放火2014/08/22(金) 18:43:50.12ID:MSmzzyuk
カトレア学園高等部1年の陽元タマキくんなんだけど、超能力使ってオナニーとかしてそう
0405タマキのオナニー2014/08/23(土) 15:14:26.38ID:JCF0/DoW
俺は今のマンションで初めてを経験した。まあ、俺の家族が死んだ事故の後だけどな。
風呂でアレを洗っているとアレがムクムクとデカくなりやがって、俺のサイコパワーで気持ちよくなりやがってすぐイッた。
それを毎晩繰り返しているうちに、アレが慣れてきたのか、すぐにはイかなくなった。
いずれにしろ、アレを触るとなんかアレの中でむずむずしてきてムクムクとデカくなる。
つまり、風呂でアレを洗うと気持ちよくなると言うことだ。まあマサシじゃないが。
最近は、風呂だけじゃ飽き足りず、寝ているときにベッドの中でもアレを触りたくなる。
アレにサイコパワーを使うと、なんか膣内に入ってる時ぐらい気持ちよくなって、早くイキたくなる。
0406積極的な女の子2014/09/02(火) 18:51:40.61ID:xzPI9/YR
ここは神浜市のとある本屋。
漫画に小説、絵本に児童書、参考書やエッセイ。その本屋にはエロ本コーナーもある。
その怪しいコーナーがそれだ。そのコーナーに眼鏡をかけた青年が一人。
青年は注意深く辺りを見回し自分を知る人物がいないことを確認すると棚のエロ本を読み始める。
SM、スカトロ、鬼畜、陵辱。寝取られや純愛もある。
お約束の射精シーンに青年は赤面する。漫画の女の子がチ●コを舐め、精液を浴び、笑顔を作っている。
0407積極的な女の子2014/09/02(火) 19:06:48.00ID:xzPI9/YR
青年は黙々と片っ端からエロ本を読む。真剣な目付きでエロ本のページをパラパラとめくる。
彼の名は、木島タマオ。カトレア学園高等部の2年生で、生徒会副会長を務める。現・神浜市長の木島ヒロオの息子でもある。
言うまでもなく彼のズボンが膨らんできたので、姿勢を前屈みにしたその時、
「タマオくん?」
同級生の少女・御子神リムの声がした。
0408積極的な女の子2014/09/02(火) 19:14:50.60ID:xzPI9/YR
タマオはビクンとなった。
恐る恐る声が聞こえた方を見るとまさにリムだ。
渦巻き眼鏡に、少しウェーブがかかった肩までの紺色の髪。長袖のパーカーを着て、ホットパンツと青ニーソックスに、ブーツをはいている。
自分の好きな人が怪訝な表情でこちらを見ている状況で、タマオは手に持っているエロ本を戻さざるを得なかったのであわてて戻した。
「リ、リムさん!!」
「?タマオくん、どうしたの?」
0409積極的な女の子2014/09/02(火) 19:23:49.71ID:xzPI9/YR
驚いた表情でリムはタマオを見つめる。自分を知る人は来ないだろうと考えていた側から神浜キルミンズの仲間、しかも好きな女の子がここにいる。
「タマオくん…」
リムはタマオの方に歩み寄るとエロ本を手に取る。
「へぇ…タマオくんもこんな本読むんだ…」
リムにそう言われるとタマオも否定できない。
0410積極的な女の子2014/09/02(火) 19:29:32.59ID:xzPI9/YR
タマオはあわててリムの方に向き直った。
「お願いします…仲間には秘密にしてください………!!」
「……タマオくん?」
自分を秘密を知ってしまったリムにはどうしても黙っていて欲しかった。
特にこれがケンやタマキの耳に入れば、きっといい笑いの種になるだろう。
マサシは変な親近感を持って接して来そうだが、彼にも自分のキャラはある。
キャラが違うと傍から見ると違和感を感じる。
0411積極的な女の子2014/09/04(木) 16:20:36.22ID:jFSo8Ns/
リムはタマオから視線をそらし、考える。
「うーん……」
リムの胸は高校生でありながら、服を着ていても解るほどの貧乳だが、タマオは生唾を飲んでしまう。
リムはタマオの方に視線を戻し、こう言った。
「じゃあ、デートして!」
「え、えーーーー!?!?」
0412積極的な女の子2014/09/04(木) 16:27:20.48ID:jFSo8Ns/
「やっぱり美味しいよねー、このラーメン」
「…………」
ところ変わってここはラーメン屋。リムが美味しそうにラーメンを食べているのをタマオは頬杖をつきながら見ている。
0413積極的な女の子2014/09/04(木) 16:38:23.60ID:jFSo8Ns/
「タマオくんは何か注文しないの?」
「い、いえ僕は結構です」
既に昼食をとっていた事もあり、タマオはリムの食べる量に驚いた。
「リ、リムさん…もう3杯目ですよ……」
「いいのいいの。年頃の女の子はこれぐらい食べないと。レイくんも健康的でいいって言ってたし」
レイくんとは探偵少年の弧賀音レイのことである。高校生でありながら、高い頭脳で迅速に事件を解決するその姿は「探偵王子」と呼ばれるほどである。
0414積極的な女の子2014/10/01(水) 19:22:40.22ID:up9SZZO2
「で、タマオくんはどんなシチュエーションが好きなの?」
「え……えと……」
タマオは困っているようだ。
「どんなシチュエーションって……ケンに無理矢理見せられたのが最初だから…」
タマオもHなことには興味がないわけではない。
「リコが見てたときはSMだったなー。この事は、リコには内緒ね」
「は、はいッ!!」
タマオの眼鏡がひとりでに割れる。
0415積極的な女の子2014/10/02(木) 18:07:44.78ID:dbOHj+P4
「タマオくんは意外とSM好きな顔をしてるよねー、まさかMの方だったりして?」
「あぁ……まぁ………」
タマオは聞いているかのように相づちを打つ。
「ムチで打つのも、スカッとするなー。縛られるのも気持ち良さそうだし」
どうやらリムはSにもMにも対応できるようだ。
0416積極的な女の子2014/10/02(木) 18:16:09.03ID:dbOHj+P4
「こ、この事は黙ってくれますか?」
「うん、今日は私が払うから」
「へ!?!?ここは普通ワリカンでしょ!!?」
「いいのいいの。タマオくん、何も注文してないでしょ?」
リムにそこまで言われると言い返せない。
0417積極的な女の子2014/10/02(木) 18:26:37.87ID:dbOHj+P4
「あ、タマオくん。あれ食べたいなー」
リムが指差したのはソフトクリームの屋台。
「リムさん………さっきラーメン食べたばかりじゃないですか…………」
タマオは困った表情で言うとリムは笑顔で、
「いいのいいの。ご飯とスイーツは別バラだから」
リムは自分の金でソフトクリームを買った。
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