【高津カリノ】WORKING!!エロパロNo.8
0001名無しさん@ピンキー2010/09/11(土) 16:59:24ID:/etBy6ae
ヤングガンガン連載中のファミレスバイト4コマ漫画WORKING!!の他
web上で連載中のブタイウラ/WORKING!!などの高津カリノ作品の総合エロパロスレです。

【スレ住人達のお約束】
・かりのん(現隠しページ)は簡単に見つかります。がんばって。
・旧隠しのログは現隠しのどこかにうpされてます。
・が箱はサイトのどこかにあります。
・同人誌、裏設定、隠し、旧隠しの話題のネタバレOK。
・うろん内のアドレスを貼るのと現在見られない画像のアップはやめましょう。

・801ネタはヤオイ板でお願いします。
・荒らし、煽り、誹謗中傷等はスルーでお願いします。
・sage進行でお願いします。

・エロパロ、恋パロ以外のパロの投下もOKです。
・絵はまとめサイトかまとめwikiの絵板に投下してください。
・投下された作品の転用、転載はやめてください。

◇前スレ◇【高津カリノ】WORKING!!エロパロNo.7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1275622770/
0838名無しさん@ピンキー2014/05/09(金) 19:53:39.93ID:J4a4ki4C
人いたwサンクス

鯖も終わりそうだし
保守程度にたまに投下します
0839名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 02:43:15.34ID:ekfYPL1V
もう一つ書きかけのができたので
上げてさせてもらいます。
一宮×千早でエロ有ですがエロは半分くらいです。
0840名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 02:43:52.71ID:ekfYPL1V
付き合って半年目の
そして付き合って4回目のデート…というか食事にて
千早恵はぼんやり窓の外を見ながら呟くように
恋人である一宮を呼んだ。

「一宮さん」
「な、何?千早さん」
「付き合って半年ですし、そろそろ抱いて下さい」
げほっ、と飲んでた水をむせ込む一宮。
「え……ええと……」
付き合って二回目くらいでキスはした、
というと順調な交際に思えるが
そのデート自体が数ヶ月前であった。

「あの………自分を大事にして……ねっ」
せき込みながらなだめるように言われたのが
さらに恵を苛立たせる。

「処女じゃないので大丈夫です」
さらに一宮がむせ込んだ。

「………」
二人の間にしばらくの沈黙が流れ
「………ああ、…うん、
そっか、 ごめん
…………じゃあ」
一宮は決まり悪そうにテーブルのレシートを取った。
0841名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 02:44:51.63ID:ekfYPL1V
小綺麗なラブホテルに手を引かれて連れて行かれた恵は
きょろきょろと興味深そうに周りを見回す。
一宮はここに来るまでも迷う様子はなかったし
手慣れて…いるかどうかまではわからないが
行ったことあるんだな、と恵に予想させた。

「…どの部屋がいい?」
「えっ」
急に聞かれて恵の肩がすくんだ。
「あの…どれでもいいです……」
「…そっか」
一宮は適当な部屋を選ぶと再び恵の手を掴み
スタスタと部屋に向かった。

(……手に汗かいてるのばれないかな)
初めて行くラブホテルと、これからするであろう初めての行為に
恵は体は緊張で熱いのに、心が冷えているような、
不思議な感情に襲われた。

「処女じゃない」は嘘だった。
そうしないと一宮は遠慮して抱いてくれないと思ったから。


======================


部屋は思ったより清潔感のある雰囲気で
緊張が少し解けたが、想像と違ったのできょろきょろ見回してしまう。

「千早さん、どうしたの?」
「…なんでもないです」
「…そう?あ、シャワー先にどうぞ?」
「はい」
機械的なやりとりをして恵はバスルームに入る。

服を脱いで頭からお湯をかぶり
(大丈夫かな、たぶん大丈夫)
(同人誌とかでしか知らないけど)
(血とかでても「久しぶりだから」とか言えばいいかな)
(時間はどれくらいかかるかな)
(一宮さん泊まりはだめだろうし)
グルグルと考え込んだ。

(漫画やアニメみたいにいい雰囲気になって以下18禁、
とかではないんだな…でもどうしても、
どうしても、一宮さんが好き)
0842名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 02:45:34.62ID:ekfYPL1V
シャワーからあがりベッドの上に座って考え込んでると
バスルームの戸が開いて恵は思わずびくっと反応してしまう。

「……ごめんね、ホテルで」
少し水が滴っている一宮が決まり悪そうに微笑むのも、
シャツのボタンが上まで止まってなくて
胸元が少し見えてるのも、
きっといつもなら凄くときめくのに
今の恵はそれ所ではなかった。

隣に座った一宮が
「髪、伸びたね」と
恵の髪を梳き、
「あ…はい…」
されるがままになっている恵の肩をそのまま掴んで
自分の方に寄せた。

(ああ、痛くて立てなくなる場合もあるんだっけ。
一人で帰れるかな)

一宮は恵の両頬に手をやると、少し困った顔をして
恵を見つめた後、口づけをした。


「んっ……」
初めて入れられる舌に戸惑う間もなく、
恵はそのままベッドに押し倒された。


「………ごめん」
唇を離した一宮が恵の頭を撫でた。
顔を手で隠して、小さく震えている。
手で隠れて見えないが、多分涙目だろう。
「…意地が悪かった、した事無いよね」
「ちが、ちがいます」
「大人ぶるつもりはないけど、
軽い気持ちでそんな事言ったらだめだよ」
「違います」
だんだん声が涙混じりの不機嫌声になって、一宮は焦る。
「ねっ、帰ろう、千早さん」
「このまま帰ったら、然るべき所へ訴えます。
ホテルに連れ込まれました、って」
「ち、千早さん…落ち着いて」

「軽い気持ちで言ったんじゃないです!」
0843名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 02:46:05.30ID:ekfYPL1V
「………」
一宮が何か言いかけると、携帯が鳴った。
着信相手を見た一宮が電話に出る。

「塔子」

(こんな時でも妹なんだ)
恥ずかしいやら情けないやら惨めやらで
呆然としてると一宮に片手で体を起こされた。

(早く帰りたいから起きろと言う事だろうか)
と、他人事のように思いながら
(大声で喘ぎ声でも出してやろうか)
などと考えていたら
そのまま体を一宮の方に寄せられた。

「あ、あの……塔子…今日は同僚と朝まで飲むから」
一宮はたどたどしく電話に答えながら、恵の頭を撫でた。
「ごめん、あの……だっ、大事な相手だから……」
嘘をつき慣れていない様子で、戸締まりをちゃんとしろよ
など保護者らしい事を言って電話を切ると、
ほっとした様子で恵に目をやる。

「あ、あの…わあ!?」
見ると恵がぼろぼろ泣いていた。
「千早さん大丈夫!?ごめん!!
こんな所に連れてこられて押し倒されて怖かったよね!?
本当にごめん!!!」

(ちがう…)
泣いてる理由をちゃんと説明したかったが
うまく言える気がしなかったので、
そのまま一宮にしがみついて、Yシャツで目を押さえた。
0844名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 02:46:35.36ID:ekfYPL1V
=======================


「大丈夫?俺、今日は帰ろうか?」
「うるさい 抱け」
鼻をすんと鳴らしながら、恵が毒づいた。

先ほどと同様ベッドの上に二人で座っているが、
場所は変わって恵の家である。
何となく気恥ずかしい気はするが、
慣れている場所で恵は大分気が楽になった。

ホテルで泣いた後、一宮に
「あの、初めてなのにここじゃ色々…アレだから…
千早さんの家に泊まっ…泊まらせて下さい…」
とかなりぎくしゃくした感じで言われたのも
嬉しかったし、いつもの一宮でほっとした。

「…ほんとにいいの?」
「くどい。今時中学生でもやってます。」
「……い、痛かったら言ってね」
「言いません。 言ったら止めるじゃないですか」
「………」
一宮が再び恵の頬に手を添えた。

「…悪いけど俺、途中で止めれるようないい奴じゃないからね?」
そう言って唇を重ねた。
0845名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 02:47:28.59ID:ekfYPL1V
「ん……んん………」
たどたどしく応える恵に
(…本当に俺でいいのかな)
と一宮は申し訳ない気持ちになった。

先程の恵の嘘にはは途中で…というか正直最初から気付いていた。
それでも知らない振りで連れて行ったのは、
恥をかかせたくなかったのと、
こういう目に遭う、と学んで欲しかったのが大半、
処女じゃなかったら後腐れ無く抱くだろうと思われた事に
少し腹が立ったのが少しと
そのまま知らない振りで、抱けるなら、というのが
ほんのひとかけらだけあった。

(キスがんばってるなぁ…無理しなくて大丈夫なのに)
少し目を開けて恵を見るとぎゅっと目をつぶっていて、
思わずぐっと来てしまった。

押し通される形で付き合う事になったが、
一宮はかなり恵に心を奪われていた。
趣味に一生懸命なところも、
無表情なようで喜怒哀楽がはっきりしてるところも、
しっかりしてるようでまだ幼い部分が残っているのも
可愛かった。

しかしどうしても、同じ職場の、
それも6つ下の人間に手を出すのは気が引けた。
一度キスをしたら余計に抑えられなくなってきて
耐えてそのまま何もせずにいた。
0846名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 02:48:03.15ID:ekfYPL1V
(…考えるの止めよう)
舌を絡ませながら恵のYシャツのボタンを外していった。
唇を離して、Yシャツの前をはだけさせる。

妹より小柄な体には少し不釣り合いな胸が覗いた。
下着の上からそっと触れると、びくっと反応する。
感じていると言うよりは本当にびくついているという様相だ。
一宮はそっと肌に触れて、あまり刺激を与えないようにして
Yシャツを脱がせ、ベッドに寝かせた。

「大丈夫?ゆっくりやるからね」
一宮の言葉に、顔を真っ赤にして目を合わせられないでいる恵は
こくこくと二回頷いた。

先程よりは強めに、下着の上から胸に触れる。
恵は「んっ」と小さく声を上げたが、
そのまま黙って身を任せている。

(ああ、かわいい)
覆い被さって首筋にキスをして、
乳房を優しく刺激する。
少しずつ紐の間に手を入れたり、カップの中を少し触ったりして
慣れさせていく。
恵のも相変わらず顔は真っ赤だったが、
表情が緊張からだんだん緩んでいくのがわかった。

恵の体とベッドの間に手を突っ込み、
下着のホックを外す。
0847名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 13:33:23.59ID:ekfYPL1V
「…………っっ」
恥ずかしそうに胸を両手で隠す恵に跨りながら
一宮はネクタイを外し、Yシャツを脱いでいく
「………」
「…ち、千早さん、そんなじっと見ないでくれる?」
「………一宮さん、意外と筋肉ついてるんですね」
じっと見つめたまま、恵が呟く。
一宮は、こういう時でもそういう好奇心はあるんだな、
と小さなため息を一つ付く。

「………見えてる方が好き?」
胸を隠してる恵の手を掴んでベッドに押しつけると
「じゃあ電気は消さなくてもいいかな」
そのまま恵の体に顔を埋める。

「っ、は、」
胸のあたりに舌を這わせると恵がびくんと反応する。
舐めながら乳首に手を触れて刺激していくと
「は……んっ………っ」
少しずつ恵の呼吸が荒くなっていく。
固くなった乳首に舌を這わせると、
「ひっ、う…」
と初めて聞くような声を上げた。
「はぁ……はっ………うぅ……」
少しずつ緊張が快感に変わっていく様子を確認しながら
一宮は恵のスカートのファスナーを下ろす。

「…足、上げれる?」
恵がおとなしく頷いて足をあげる。
スカートを下ろしてベッドの側に落とし、
一宮が恵の耳元で「えらいよ」とささやくと
ふるふると恵が身じろいだ。
0848名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 13:34:20.74ID:ekfYPL1V
再びキスをして、下着の上から秘部に触れると
しっとりと濡れていた。
(よ、よかった)
安心すると、一宮はそのまま恵の秘部に指を這わせる。
「んんっ!あっ……」
はー、はー、と大きな呼吸をしながら恵は身を任せる。

一宮がびしょ濡れになった下着を下ろして、直接触れ、
指を差し込むと
「ひあっ!?」
と大きく反応した。
「だ、大丈夫?怖い?」
一宮が慌てて尋ねる。
「ぁっ、あの……指、先に、入れるんですね…」
「えっ、な、慣らさないと……痛いよ、……たぶん………」
「そ、うですよね」
恵が顔を背ける。
「い、いや?」
「いえ、あの………いきなり入れるんだと思ってたので……
…………同人誌とかで見てると……」
よくわからないが本で変な知識を得ているらしい。
「う………うん?」
「……あの……あの……で、できれば、なるべく、
痛くないように……お願いします……」
「うん」
恵の頭を撫でると優しくキスをして、
再び秘部に触れて、少しずつ慣らしていく。

「はぁ…はぁ……っ」
恵の息がだんだん艶っぽくなっていく。
そろそろ大丈夫そう、なのと
そろそろ自分が大丈夫ではなくなってきたので、

「ち、千早さん…そろそろ、だけど、大丈夫?」
「やです」
0849名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 13:34:57.78ID:ekfYPL1V
思わぬ返事に一宮がたじろいでいると

「「千早さん」いやです、名前で呼んで下さい。

私の下の名前知ってます?…………よね?」

余裕のない表情で恵が言うと
一宮は珍しく顔を真っ赤にして、一呼吸置いた後


「恵」

と呼んで手を握った。

「…入 れるよ」
少しずつ、一宮のを恵の中に挿入していく。
「っく、いっ……」
「……だ、大丈夫?我慢しないで、」
恵の体に力が入るのを頭を撫でてなだめる。
「ぅ、つかまってもいいですか……?」
空の手を一宮の方に向ける。
「うん、掴んじゃっていいよ。」
恵の手が強く一宮の肩を掴んだ。
かすかに震えているのを感じるとたまらなく愛おしくなる。
「んっ…」
少しずつ、少しずつ、挿れていく。

「はいっ た……大丈夫?」
きつい体内を感じながら、一宮は恵に尋ねた。
「らっ……だっ、だいじょうぶです……」
あまり大丈夫そうではない。
「………うっ、動かして、いいですよ」
「いっ……いや……無理そうな顔してるよ、恵……」
「だ、だいじょうぶです……、
いちみやさん、誰にでもやさしいんだから
彼女にくらい、ちょっとらんぼうにして下さい……」
「………」
一宮が黙って自身を動かす。

「ひっ、うっ……ああ……っ!」
最初はひたすら痛そうにしていたが、
出し入れを繰り返すうちに、
快楽も混じっていく様子が見て取れる。

「っ………ぁぁ………いちみやさん……好きっ、です…
………好き、あっ」
「………」
俺も、と言いたいのを何故か堪えて、
一宮は恵に口づけをすると、
刺激を強めていく。

「っあ、ふ……ぁぁ!あっ、なんか、あっ」
恵が声を荒らげる。
「なっ、なんか……きっ、てる」
「恵……ッ い、いくっ」
「あぅ、あああっ、あっ!!!」

一宮が恵の中で果てるのと同時に、
恵も初めての快楽の頂点に達した。
0850名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 13:35:39.78ID:ekfYPL1V
==================

(いつ付けてたんだろう)
コンドームの空の袋をじっと見ながら
「……これ、いつも持ち歩いてるんですか?」
恵が隣で少し気まずそうにしている一宮に尋ねる。

「ちっ、違……あの、さっきのホテルで、ねっ?」
「そうなんですか……」

(常備してたなら、少しは私とするつもりがあったんだ
って思えたのになぁ)
少し残念に思う。

「大丈夫?どこか痛く…い、いや、痛いだろうけど
体調とか平気?」
「はい……あの……」
「うん」
「ありがとうございました」
急にお礼を言われ、一宮は慌てる。
「えっ!?あ、あの………」

「あの……処女捧げたどうこうであの……
ご迷惑かけるつもりはないので……」
しどろもどろと言う恵を、一宮がぎゅっと抱きしめる。
「だ、大丈夫!な、なにが大丈夫かはええと…
とにかく大丈夫だから、恵!」
抱きしめる力が強まる。
恵は一宮の胸に顔を埋めながら

「また、して下さい………」
と呟く。
「はっ!?は、はい……」
「あとあの…アレ……
彼女いるんだからちゃんと持ってて下さい」
「は、はい………」
恵は人生で一番の幸せを感じながら

「今度は私も色々勉強してきますね……」
そのままうとうとと眠りに落ちた。

(な…何を……?)
と少し不安になったが、始めてみる彼女の寝顔に
(やっぱりかわいいなぁ)


次のクリスマスには振られてるかもしれないが、
それまではこの幸せに浸っていたい、そう思いながら
自分も眠りについた。
0851名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 13:38:02.36ID:ekfYPL1V
(完)です。

人そんなにいないとはいえ
連投しすぎるのもアレなんで、
しばらく控えます。
0852名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 16:29:02.00ID:sUvtTYRD
乙!どっちも素晴らしかったー
もっと上げてもいいんですよ?
0853名無しさん@ピンキー2014/05/16(金) 19:42:21.85ID:2orXpYOH
一人で連投になってしまうが
お言葉に甘えてまた上げます。
長谷部×ルーシーでエロ有。
途中で連投規制入ったらスマン。
0854名無しさん@ピンキー2014/05/16(金) 19:43:05.68ID:2orXpYOH
「るっ……ルーシー……」
「はい」


長谷部豊宅にて一緒に食事をした後、二人ぼんやりと過ごす夜。
行儀よく正座をして読書していた
山神ルーシー以下略が、長谷部の方を向く。

「あの……あのさ………そろそろ…しない?」
「何をですか?」
こわばった長谷部に対してきょとんとした表情で、
頭頂部のアホ毛をしっぽのように振りながら訪ねる。


「……セッ………え、エロい事………」
長谷部が消え入りそうな声で呟くと、
ルーシーのアホ毛がぴたっと止まる。


何やかんやあって交際を始めて、もうかなり経つ。
キスはとうに済ませた。
その場の雰囲気で、長谷部が大丈夫かな、
と思い唇を奪った。
今まで交際してきた女子達よりかなり気を遣ったが、
それでもかなり動揺されてしまい、
ルーシーがいつもの調子に戻るのに時間がかかったし、
長期的にその後悔を引きずったのは長谷部の方だった。

だから今回は、お伺いを立てた。
きっと一般的には、凄く格好悪い事なのだろうけど。

「あっ………あの……」
ルーシーのか細い声を聞いて長谷部は慌てて取り繕った。
「いっ、いやあの!そろそろ、だから、ルーシー!
いずれは、ね?って事!
今すぐ取って食おうって訳じゃないから!
だっ………大事にしたいから、ルーシーの事は!」

ルーシーの事「は」と
何気に昔の女子を引き合いに出した自分にはっとする。

「…………」
ルーシーが真っ赤になって長谷部から目をそらした。
「………………ぃっ」
嫌です、だろうなー、と長谷部は肩を落とす。
この子だけはどうにも自分の思う通りにいかない。
0855名無しさん@ピンキー2014/05/16(金) 19:44:06.62ID:2orXpYOH
「いいです、よ……?」
「えっ!!!?いいの!!!!?」
思わずがっつく自分を長谷部は慌てて押さえる。
本当にこの子は自分の思う通りにはいかない。


「……おっ、大人ですもんね、私たち………
わ、私は長谷部さんなら……って思いますし、
長谷部さんも、私でいいなら……」
ごにょごにょと言葉を並べる。
「あ、ありがとう……ルーシー」
長谷部がルーシーの側に寄って、ぎゅっと手を握る。

真面目なルーシーが自分とあれこれするんだから、
心の準備もいるだろう、
「じゃあ」
今度会う時に、と長谷部が言葉を続けようとすると
「じゃあ、…しっ……しましょうか」
「へっ?」
長谷部が固まる。

「こ、これから?」
「はい」
「こ、今度にした方が…」
「だ、だめです!決意が鈍っちゃいます!今してください!」
「…………えっ、いや、あの……
………わ、わかった…」


提案したのは自分のはずなのに、
自分が押されている様な気分になってくる。
本当にこの子は、以下略、である。
0856名無しさん@ピンキー2014/05/16(金) 19:44:32.75ID:2orXpYOH
========================


(…あってよかった)
ルーシーがシャワーを浴びてる間に探し出した、
かなり前に買ったコンドームをぼんやり見る。
最後に使ったのはもちろんルーシーと出会う前だが、
数個減ってるのが妙に罪悪感を駆り立てる。

ルーシーがシャワーを浴びる前に
「す、する前に髪って洗うものですか?」とか
「服着直した方がいいですか?」とか
「待ってる間変な汗かきそうなので
長谷部さん先に入って下さい」とか、
色々言ってきたのがものすごく可愛かった。

(うう、処女とヤるのか……)
今まで交際してきた女子は皆経験済みだった。
一人の女の子の初めてという存在になるのが
何だか面倒くさくて、そういう子ばかりを選んできた。

だが今回は違う。


「お、お待たせ……しました」
シャワーから上がったルーシーの赤みが差した顔が
いつもより色っぽく見えた。
「お、お疲れ、座って?」
ベッドの上に腰掛けるように促すとおとなしく従った。
0857名無しさん@ピンキー2014/05/16(金) 19:45:14.34ID:2orXpYOH
「あ、あの……て、手加減してくださいね」
震える声でルーシーが言うのを
「それはちょっと無理かなぁ」
といつも通りを装って隣に座り、肩に手を回す。

「好きだよルーシー」
「っ!?は、はい、わ、わたっ むぐ」
言い終わる前に唇を塞いだ。
ああ、こういうのはもっと間を持たせて
緊張をほぐしてからじゃないといけないのに。
頭ではわかっているが、今まで、
付き合う前からずっと抱いていた邪な想いが成就するかと思うと
止められない。

「んん……んむ………はっ……ッふ」
「苦しい?鼻で息して、ルーシー」
長谷部が一端唇を離してやると、ルーシーは
んぐ、と一回息と唾液を飲み込んで
「は、はい……」と小さく返事をしたので
キスの続きをする。

「は………ッんん……」
わざとくちゅくちゅと音が鳴るように舌を絡ませる。
「は………ふ………」

ルーシーの荒い呼吸を間近で感じながら、
黒タートルの裾に手をやった。
びくっ、とルーシーの体が反応する。
ごまかすようにキスを強くしながら
服を上に持ち上げて脱がせていく。
胸の所まで布が行ったところで唇を離す。
0858名無しさん@ピンキー2014/05/16(金) 19:45:55.16ID:2orXpYOH
「あ………ッ」
少し我に返ったルーシーが恥ずかしそうに顔を反らす。
「デカッ……」
「あ、あんまりみないでください……」
持ち上げた服が胸の上で余裕で止まっている。
服の上からでも胸が大きいのはわかっていたし、
サイズも聞いた事はあったが、実際見るとかなりの迫力である。

「さ わるよ」
長谷部がそっと下着の上から触れると
ルーシーが「ぅ」と小さく反応した。
「すげ……手に収まんない……」
「やっ……やだ……っ」
確かめるように触っていくと、
ルーシーの呼吸がどんどん乱れていく。
「ルーシー、ばんざいして」
「はぃ」
万歳したルーシーから黒のタートルネックを剥ぐ。
「ぁ、ぁの、わ、私だけ脱ぐんですか?」
「ん、俺も脱ぐよ」
長谷部も上のシャツを脱いだ。
「ぇぇぇ、い、ぃぃいきなり脱がないで下さい!」
ルーシーが顔を背ける。
「もールーシーはー、どうすればいいのさ」
長谷部がいつものようにのんきに笑う。
「す、すみません……で、でも安心しました……」
「何が?」と長谷部が首を傾げる。
0859名無しさん@ピンキー2014/05/16(金) 19:46:54.89ID:2orXpYOH
い、いつもの長谷部さんで………
な、何だかお風呂から上がってから
長谷部さんが別人みたいだったので……」
長谷部がルーシーをぎゅっと抱きしめる。

「ごめんねルーシー、余裕なくって」
「あ、あっ、そうだったんですか?
じゃあ、安心です…」
「安心?」
長谷部が懐に収まっているルーシーを見る。
「余裕のない長谷部さんは好きです」
「…………」
「そっ、それ以外の長谷部さんが
好きじゃないんじゃなくて、あの、
始めてのデートの時みたいな感じの
長谷部さんは緊張しちゃうので、私と同じで
余裕ない方が ぁあっ!?」

ルーシーが焦ってまくし立てている途中で、
長谷部にベッドに押し倒された。

「は、長谷部さん」
「好き、好きだよルーシー」
上に覆い被さり、ルーシーの胸に顔を埋める。
「あ………っ」
乳房に舌を這わせるルーシーが震える。
「……外すよ」
0860名無しさん@ピンキー2014/05/16(金) 19:47:19.10ID:2orXpYOH
ブラのホックを外すと、大きな胸がゆさっとこぼれ落ちた。
「……締めつけてるの?ブラ取ったらもっとデカい……」
「ぅぅ…」
長谷部が確かめるように乳房を揉みながら、
乳首にそっと舌を這わせる。
「あうっ……あ……っ……あん……やだっ……」
舐めたり、軽く噛んだりしていると
ルーシーから甘い声が漏れた。
「かわいいよ、ルーシー……」
もっと声を聞きたくて、刺激を強くする。
「っふ………あっ………ああっ………」
ビクビクと震えるルーシーのズボンを脱がす。
足を所在なさそうにもじもじさせながら
少し乱れた息で、

「ぁの、わ、私も何かしたほうがいいですか…?」
と訪ねてくる。
して貰いたい事はいっぱいあるが
「…今日は大丈夫、これから少しずつ教えてあげるからね」
「は、はぃ……っッ」
長谷部が腹部にそっと指を這わすと、ルーシーの体が強ばる。
「…俺なしじゃいられなくなる体にしてあげるから」
自分の言った台詞に照れつつ、
下着の上からルーシーの秘部に触れる。
「ぅあっ……」
「濡れてる…」
長谷部が指で下着に張り付いている割れ目をこすると、
もっと愛液があふれた。
「エロいよ、ルーシー…」
「やっ……、そ、そんなことないですっ……」
ルーシーが顔を手で覆う。
下着を脱がすと、愛液でびしょ濡れになった秘部が現れた。
「……痛かったら、言ってね」
長谷部はそういうとそっと中に指を差し込む。
「んッ、ん……っ」
「大丈夫?」
「だ、だいじょうぶれす」
濡れてはいたがルーシーの中は指を入れるのもキツいほどだった。
0861名無しさん@ピンキー2014/05/16(金) 19:47:47.97ID:2orXpYOH
(処女ってすごい…)
これからこの子を自分が開いていくのかと思うと
謎の興奮が襲ってくる。
少しずつ指を動かして慣らしていくと
じゅぷじゅぷいやらしい水音が鳴って、
「やっ、ああっ、あっ…!」
ルーシーの不慣れなあえぎ声と共に興奮を掻き立てる。
舐めて愛液を味わいたい衝動に駆られたが、
初回から引かれたら困るので我慢した。

「はせべさっ、私のからだ、変じゃないですか?」
荒い息でルーシーが訪ねる。
「変じゃないよ、きれいで、かわいくて、エロい……」
少しだけ入り口を指で広げると
「ふああぁああ!」
と大きく反応したルーシーに
「……そろそろ、入れるね」と囁いた。

「あっ………」
自分のモノを見てルーシーが顔を真っ赤にするのを見て、
こっちも照れる。
「力抜いて、痛かったら言ってね」
「はい……」
自身をルーシーの秘部に当てるだけで体に熱いものが走る。
「んっ……ぅ」
「っ…………キツ………」
みしみし、とでも鳴りそうな雰囲気だ。
キスをしたり、胸を揉んだりしながら挿入していく。
「はっ、長谷部さん……!」
涙目のルーシーの手をぎゅっと握る。
「は、ぁ………っ…………は、はいっ、た?」
「……もうちょい」
「ぅぅ、も、何だか、おなかがいっぱいです」
「もうちょっと我慢してね……ッ」
ぐいっと、少し強めに差し込む。
「ぅあああ…………」
「っく……入った……っ」
0862名無しさん@ピンキー2014/05/16(金) 19:48:30.73ID:2orXpYOH
「は、はせべさんと……繋がっちゃいましたね……」
余裕のない表情でルーシーが微笑む。
「……いたくない?」
「う、うう、いっぱいいっぱいですけど…
長谷部さんがちゃんとしてくれたので、思ったよりは、
だいじょうぶ、です」
「…ぉ、俺、あんまり、大丈夫じゃないんだよね…」
「ぇ」
「う、動かして、いい?」
「はい、はせべさん、きてください」

長谷部が自身をなるべく優しく動かす。
「あっあ………はっ……ひぅ………」
痛みとも快楽とも付かない様子で、ルーシーが不慣れに喘ぐ。
「……っ、ごめんね、ルーシー、俺、やさしくないね?」
「ううん、そんなこと無いです、ぅ、
はせべさん、やさしい、すきっ……ッ」
大きな胸を揺らしながらルーシーが長谷部に応える。

突くのを強くしていくと
「はっ、あっ、ああ!、おなかの奥、な、んか、すごいですっ」
ルーシーの表情が赤く緩む。
「あっ、あ……あうっ、は、ああ!」
だんだん言葉少なに、途切れ途切れのあえぎ声になっていく。
「ひ……ぁ、あ!」
「ルーシー……ルーシー……っ」
「あ、あたまのなか、まっしろになって、あっ!ああ!」
「い、イきそ……」
「ふ、あっ、ああっ」
「………っく……!!!!」
「やっ、あっ、ああああ!」
ビクビクと波打つルーシーの中で長谷部は果てた。
0863名無しさん@ピンキー2014/05/16(金) 19:49:03.08ID:2orXpYOH
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「…ルーシー、大丈夫?」
まだ荒い息で、長谷部がルーシーを気遣う。
「う、はい……でも、あんまり顔見ないでください…」
涙や汗でぐしゃぐしゃな顔を、ルーシーが隠そうとするが、
「いや、超見る」
長谷部がそれを許さない。

「……し、しちゃいましたね……」
「うん……あの…俺変じゃなかった?」
行為中のあれこれを思い出し、長谷部は不安になった。
「えっ!?あの……わ、私、は、はじめてなので
変か変でないかはわからないです」
「あ、そっか」
長谷部が、あはは、と笑う。
「私は……その……あの……もう、無理ですので」
「えっ」
思わぬ言葉に、何か嫌がる事をしただろうかと長谷部が焦る。

「ごめんルーシー…」

「こ、このような姿を見せるのは、
長谷部さん以外無理なので、
ちゃ、ちゃんと責任とってくださいね」

「……ルーシー」
「は、はい…」
「そういう事言うと……二回戦したくなっちゃうから…」
「えっ……!?ええ!?」

初めてだからこのまま休ませてあげたかったのに…。

本当にこの子は俺の思い通りにならない、と長谷部は
つくづく実感したのであった。


(完)
0866名無しさん@ピンキー2014/08/16(土) 22:47:59.60ID:UO6ntuVW
3期決定おめでとうage
0867名無しさん@ピンキー2014/08/17(日) 06:19:53.71ID:uje/Fmb0
あぁ、鯖も犬も終わってしまうのか…
0868名無しさん@ピンキー2014/08/17(日) 06:26:23.48ID:PJkp71UR
小鳥遊宗太「美月さん?その格好・・・」
真柴美月「た、小鳥遊さん///これはその・・・お姉さん(梢)に無理矢理」
小鳥遊宗太「いやまあ大体わかりますけど」
0869名無しさん@ピンキー2014/08/30(土) 23:06:34.88ID:tYAsi7Kk
いちみーは千早さんが処女なのいい事に
これが普通だ読みたいな体で変なセックス教えてそう
0872名無しさん@ピンキー2014/12/21(日) 01:32:52.38ID:/2rGl6iG
今日のうろんでヒシンとリリザが同じ箱に入ってイチャコラするという、妄想が脳内で加速している、止まらない、寝れない
0873名無しさん@ピンキー2015/01/06(火) 18:12:12.46ID:WneICeFT
うろんでのさとーさんは相変わらずヘタレ全開ですな……。
まあその方が理性ぶっちぎれた時のギャップが大きくなって妄想はかどるんですけどね!
0874名無しさん@ピンキー2015/01/16(金) 13:50:07.77ID:alS7EEuF
本スレのようかいのエロ二次創作がどうのって話だけど
ばりおかさんとジュノンは普通にやりそうだし
むくさんと篤志も小鳥遊伊波のエロ同人が普通にあった所見ると
色々こじつけてできると思う

俺は愁也とマナティーのがカニバリズム的なのが入りそうで怖いっす
0876名無しさん@ピンキー2015/01/17(土) 00:17:28.70ID:TCh86uwb
寝てるしのぎ様にジュノンが色々やる薄い本は出そう
つーかむしろやってそう
あいつあんな可愛い顔してメンタル強いよな、いくらあの生活で悶々としてるからって女友達の前で堂々と下ネタ連発してんだから
0878名無しさん@ピンキー2015/01/18(日) 04:47:19.04ID:jwEeaJRI
ジュノンしのぎは
お腹すいたから精子飲ませろとか
普通にありそう
篤志無垢はヤったら人間になれるよ
とかだと思う
0879名無しさん@ピンキー2015/01/25(日) 17:19:33.74ID:nmW5JmaU
無垢さんは早いとこずみ君に惚れてほしい
雪女ってエロそう

しのぎジュノンは幼少期に知らずにエロい事してて
ジュノンだけ覚えてると萌える
0881名無しさん@ピンキー2015/05/30(土) 21:26:09.41ID:r1nPwlxl
ほしゅ
0882名無しさん@ピンキー2015/12/24(木) 00:48:56.84ID:cbti+Cyr
凄まじく過疎ってるな
0884名無しさん@ピンキー2016/10/10(月) 19:14:12.94ID:OQBQ8cOF
今日の犬猫戦争みて
子供作ってやるから養えって言い出すきょこさんと子供は欲しい榊っていう図が浮かんだ
0886名無しさん@ピンキー2021/06/02(水) 21:40:13.98ID:/QKbAz9c
懐かしいスレ見つけたな
自分が投稿した作品まだ残ってるのかな
0887名無しさん@ピンキー2023/04/25(火) 13:56:20.16ID:srTJCusC
まひる
怖くね
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