【心と】障がい、不自由のある日常2【身体】
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0001名無しさん@ピンキー2011/04/20(水) 22:49:30.41ID:RUZzE8mO
身体障碍(がい)、知的障碍、精神障碍(心の病)などを抱える人物モノです。
永続的なものに限らず、一時的な不自由になるものもアリ。
(例)ケガで入院し不自由
   ショックな出来事で引きこもったり、パニック障碍のようになったり
小説にした場合、「この状況が障がい、不自由にあたるか?」と、判別が難しいことも多いです。
変に拘りすぎず、投下者の裁量に任せましょう。

■前スレ
【心と】  障がい、不自由のある日常  【身体】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1204098249/

■関連スレ
病弱少女のHなSS 第二病棟
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1211710410/

■保管先(2chエロパロ板SS保管庫-オリジナル・シチュ系-15号室)
http://green.ribbon.to/~eroparo/contents/original15.html

【注意事項】
・書きながらの投下はお控えください。書き終えてからの投下をお願いします。
・SSの最後には、投下が終わったことが分かるように了をつけるなどしてください。
・特殊嗜好の作品の場合は投下前に注意書きをお願いします。
・sage進行でお願いします。
0042ユウちぃ22011/05/23(月) 00:51:23.07ID:NbUxBw9E
僕と千佳の関係は相変わらずだった。僕は尽くす事が日常で千佳は尽くされる事が日常の歪な依存。本人同士は納得しているのだから例え外側からどう見えようと極めて平和な毎日を送っていた。
ところが、篠原との一件から一週間程たった頃、そろそろ彼女の存在を忘れかけていた僕は、ふとある事に気付いた。
周囲の千佳に対する態度がおかしい。遠巻きに何かを噂するように話している奴がいる。それも同じクラスの奴ではなく、よそのクラスや違う学年の奴だ。いや、僕の気のせいと言われればそれまでなのだが。
そんな折、僕はクラスの担任の教師に呼び出され、思いもかけない事を聞かされた。
曰く千佳に援交の疑いがかかっている、との事だ。聞いた瞬間に座っていた椅子を蹴倒して立ち上がっていた。教師に掴みかからなかったのは、普段この担任には千佳との事で世話になっているのと、一片の自制心だと思いたい。
担任教師は僕を宥めながらも重ねて問うてきた。

「まだそういう噂があるってだけだ。だからこそ彼女の一番近くにいるお前に聞いているんだ。それで……どうなんだ?」
「そんな事……ある訳ないですよ。ちぃはいつも俺と一緒にいるんだ。やるやらない以前に出来る訳がない……」

絞り出すようにそう言うのが精一杯だった。同時に気がつく。千佳への周囲の反応が変だったのはこの噂のせいなのだと。
職員室を出ると千佳が拓也と希美と共に待っていた。千佳も呼び出されたらしく、拓也逹に連れられてここまで来たらしい。
千佳への事情聴取に僕も相席すると言い張ったが千佳1人から話を聞く必要があると認められなかった。なるべく刺激しない事を約束させ、僕は不本意ながら扉の外で待つ事にした。
僕の様子を見かねたのか、拓也と希美が気遣うように声をかけてくる。

「その……勇人、大丈夫だって。単なる噂だよ。千佳ちゃんがそんなする訳ないって俺らはわかってる」
「お前らは……知ってたのか?」
「雰囲気は感じてた、かな。普段も千佳の事を好き勝手言う人はいるけど、最近それが増えてきた感じだったから」

知らなかったのは僕だけか。ぎりぎりと爪が食い込む程に拳を握る。怒りは間抜けな自分自身へのものだ。これでよく千佳の面倒を見ているなんて言えたものだ。

「ユウくん、終わったよ……」

職員室から声がかかったので僕は中から千佳を連れ出し、教師と拓也逹に礼を言い帰路につく事にした。
千佳をのせた車椅子を押しながら、僕は千佳におずおずと話を切り出した。

「ちぃ……えと、大丈夫、か……?」
「え?あ、うん……だいじょぶ、だよ。わたしはそんな事、してないもん……ただの……噂、だから」

嘘だ、と一目でわかった。肩は小刻みに震えているし、目許は力なく揺れて、喋る言葉はつっかえつっかえ。明らかに無理をしている顔だ。しかし僕は千佳が強がりを言っている、という事自体に驚き、何も言えなかった。
ガラスのような脆いメンタルの千佳が僕に心配をかけまいと必死になって取り繕おうとしている。それがどれだけ大変な事か、少なくとも僕はわかってやらねばならない。
そもそもここ数日の周囲の反応に千佳が気付いていないはずがないのだ。それでも僕に気取られないように平静を努めていた千佳の気持ちを思い、僕はただ「無理するなよ」という一言をかけるしかなかった。

千佳が倒れたのは翌日の事だった。
0043ユウちぃ22011/05/23(月) 00:52:03.69ID:NbUxBw9E
僕が学校内でほぼ唯一、千佳と離れる女子トイレの中での事だった。知らせを聞いた僕は、即座に教室から走り出し千佳のところへ飛んでいった。
現場にいた人だかりを掻き分け、女子トイレである事も気にせずに中に飛び込むと、車椅子ごと床に倒れている千佳が見えた。
急いで千佳を抱き起こした僕は、女子トイレの壁に何か書かれているのを発見し、思わずそれをじっと睨み付けていた。

「これは……」

そこには千佳の名前と彼女を中傷する言葉が書き連ねてあった。「ビッチ」「淫乱」「似非障碍者」エトセトラエトセトラ。真っ赤なスプレーで乱雑に書き殴ってある。

「千佳……これ見て、倒れちゃったの……」

いつの間にか近くにいた希美が済まなそうな顔で教えてくれた。僕の代わりに千佳をトイレに連れていってくれたのは彼女だ。
千佳は壁の落書きを見た途端、息切れを起こしパニック状態に陥ってしまったという。恐らく「あの日」の事がフラッシュバックしたのだろう。内心で歯噛みをする。

「ごめん、勇人君。私が……ついて、いな……が……ら……」
「気にするな。お前のせいじゃないさ」

口ではそう答えたものの、とても気にするなとは言えない顔をしてるのだろう。希美の声がだんだん強ばっていくのがわかった。やっぱり僕は間抜けだ。もっと気を付けていればこんな落書き見落とさなかったかも知れないのに……!
内心の激情を隠し、行動を起こした。とりあえず僕は意識のない千佳を車椅子にのせると職員室へ向かい、担任に2人で早退する旨を告げた。
0044ユウちぃ22011/05/23(月) 00:54:29.68ID:NbUxBw9E
帰宅すると僕はすぐに千佳をベッドまで運ぶ事にした。いつにもまして軽く感じる千佳の身体を抱きかかえ、彼女の部屋へと歩いていく。
帰路の途中、千佳は既に意識を取り戻していた。しかし目を開けても口を開く事はせず、一言も喋ろうとはしない。
だが部屋にたどり着き千佳をベッドに下ろそうとした時、彼女は不意に身体をことんと倒してきた。僕の胸に頭を埋める体勢を取った千佳はやがて啜り泣くような声を出し始めた。

「ひっ、ひっく……うぅ、ひぐっ……うああぁ……」
「ちぃ……?」

千佳が泣く、というのは実は珍しい事だ。「あの日」の事を思い出して恐怖に涙する事はあっても、こんな風に感情を抑え切れずに泣くなんて普段はまずない。
最もそれは僕も同じなのだが。

「ひぐっ、ごめんなさい……ユウくん。私、大丈夫って言ったのに……これくらい平気だって、ぐす……ユウくんに胸を張って言えるようになろうと思ったのに……ごめんなさい、ひぐっ、ごめ……なさ……」

涙混じりの声で何度も謝罪を繰り返す千佳。いつもならそれを諫める僕だが、今日はただ黙って彼女の髪を撫でるばかりだった。
やがて泣き疲れたのか、多少落ち着いた千佳に僕は優しく語りかける。

「ちぃ、大丈夫だよ。お前が謝る必要なんてない。お前は僕に心配かけないように頑張ってくれたんだろ?それで十分だ」
「ユウくん……」

僕の言葉に千佳の顔が少しだけ明るくなる。僕は胸の中にある千佳の頭をぎゅっと抱きしめた。

「それにさ、お前が1人でも平気になっちゃったら、お前の世話もいらなくなっちゃうよ」

お役御免は勘弁してくれよ、と冗談めかして言うと腕の中の千佳が小さくふふっと笑った。

「だから大丈夫だ、ちぃ。お前がどんなに傷ついて泣きわめいても、僕はお前の傍にいるから。いくらでも頼ってくれよ」
「…………うん」
0045ユウちぃ22011/05/23(月) 00:56:32.25ID:NbUxBw9E
目尻に微かに涙の跡を残しながらも安心しきった笑顔で千佳が頷く。僕は優しく微笑みかけると不意打ち気味に千佳の唇を奪った。ぴくりと硬直し、動かなくなった様子がなんだかおかしかった。
十数秒ほどして顔を離すと、千佳はぽーっとした顔で僕を見つめている。

「落ち着いた、だろ?」
「…………ううん、もっと……して?」

浮わついた口調で少しいたずらっぽく千佳が笑う。僕は再び唇を重ね、舌先を口腔内に潜らせた。

「んっ、ちゅ……はぁ……んむ、はぅ……んちゅ」

別の生き物のように絡みあっていた舌が解け、淫靡なディープキスを終える。舌先同士が一瞬つぅ、と糸を引き、すぐに途切れた。

「はぁ、ユウく…………んあぁ!?」

頬を染めてキスの余韻に浸る千佳がびくっと身を振るわせた。僕が下着の上から女陰をそっと撫で上げたからだ。

「なんだ、もうびっしょりじゃん」
「そ、それは……ユウくんに……してもらったのが嬉しくて……それに、さっき……学校で、思い出しちゃって……」
「いいんだ、感じてくれたなら」

学校で「あの日」の事がフラッシュバックした事を言っているのだろう。千佳の思考が危うい方向に行く前に、僕は話を遮り愛撫を続けた。
制服のスカートに手を突っ込みショーツを脱がすと、千佳は恥ずかしそうに顔を背けた。愛液で濡れそぼったショーツを足から引き抜いてしまうと、僕は千佳の背中に手を回し彼女の身体を抱え上げた。

「は……んぁ!?は、挿入ってくる……あ、やぁ!」

立ったまま正面から抱きしめ合うような形で千佳を抱えるとそのまま秘所に挿入した。千佳は僕の首に手を回す事で身体を支えている。動かす事の出来ない両足は代わりに僕がしっかりと持ち上げ、M字に開かせていた。
いわゆる駅弁の体位だ。千佳自身の体重で、僕の物が彼女の身体に深く沈んで行く。

「やぁ、あぁん……ふ、深いぃ!んああぁ!はぁ、いい!気持ちいいのぉ!」

手は首にかけたまま、背筋をピンと反らして千佳が快感によがる。口は「あ」の字に開き、目はとろんと蕩けていた。僕の腰の突き上げに千佳も自分から腰を振る。その度に膣圧が増し、限界が近い事がわかる。
一際大きく腰を突き出すと千佳の身体はびくんと跳ね、絶頂の声を上げた。

「ふあぁ!ユ、ユウくん!私、も、もうイク!イキます!あっあああぁぁぁぁ!」


行為の後、シャワーを浴びさせ改めて布団に入れると千佳は疲れたのか、すやすやと寝入ってしまった。その傍らで彼女の髪を撫でながら寝顔を見ていた僕は、同時にじっと考え事をしていた。
今回の件は明らかに僕のせいだ。周囲の千佳への反応も、千佳がそれに耐えていたのも気付けなかった。だがそれ以上に、事の発端が僕の行動にある。

「だから、それを……排除しなくちゃな」

聞く者がいない部屋の中、僕はそう呟いた。
0046ユウちぃ22011/05/23(月) 01:07:24.29ID:NbUxBw9E
一週間後、僕はひとり校舎裏で人を待っていた。壁についた拳の跡を見て二週間前は逆に僕が呼び出されてたな、と考えているとほどなく待ち人が姿を現した。

「勇人くん……」
「よぉ、篠原」

篠原紗江。二週間前に僕に告白した女子。僕の目の前に現れたその娘はあまり元気がなさそうだ。

「転校……明日なんだってな」
「うん……」
「そっか……残念だな、寂しくなるよ……」
「え……?それって……」

僕の別れを惜しむ言葉に篠原が戸惑ったように頬を赤く染める。シチュエーションだけ見ればまるで青春ドラマの別れのワンシーンのようだ。

「俺さ……餞別って訳じゃないけど、篠原に渡したい物があるんだ」
「え、そんな……何だろ、嬉しい」

別れを目前にしながら、好きな人から最後のプレゼント。篠原は寂しさと期待の入り混じった恋する乙女の表情になる。
僕は無言で背中に隠し持っていた物を差し出した。途端、篠原の笑顔が凍りつく。

それは真っ赤な塗料のスプレー缶。

「………え、……ぁ、そ、それは……」
「一週間前、女子トイレの壁に赤い塗料で落書きがされていた。犯人はお前だろ、篠原?」
「…………ち、ちが……わた、わたし……」

問い詰める僕に対し掠れた声で言い訳をする篠原。さっきの乙女の表情はどこへやら、腰が抜けてその場にへたり込んでしまうほど怯えていた。二週間前に校舎の壁についた拳の跡を見れば無理もない話だが。

「そんなに怯えなくていいよ。もうお前には何もしないから」
「…………え?」

意外そうな、それでいてほっとした表情で聞き返してくる。そう、もう何もしない。何故なら事は既に終わっているからだ。

「突然の転校、残念だったな。何が原因だっけ?」
「……………………………………ま、まさか!?」

篠原紗江。今の彼女は学校中から疎まれている。一週間前から彼女には妙に信憑性の高い悪い噂が流れていた。喫煙、飲酒、援交、薬物、他多数。それが学校側に耳に入り、他校への転校という処分になったのだ。

「私の噂を流したのは……!」
「お前がちぃにやったのと同じ事だ。忘れたとは言わせない。それに障碍者への名誉毀損は本当の事だろう」

嘘をつく時は真実を混ぜろというが、女子トイレの落書きの証拠を掴んでいるおかげで他の噂の信憑性も一気に増した。後は教師連中を誘導をすれば簡単だった。

「という訳だ。んじゃ最初に言った通りこいつは返すよ」
「…………」

僕は赤のスプレー缶を篠原の目の前に置いた。篠原は魂が抜けたようにへたり込んだまま動かない。

「それじゃな、篠原。転校先でも元気でやれよ」

何も反応しない篠原に構わず、それだけ言うと僕は踵を返してその場から立ち去った。後の事は最早僕には関係ない。
0047ユウちぃ22011/05/23(月) 01:07:59.47ID:NbUxBw9E
その日の夜、僕は千佳に今回の顛末の一部を話す事にした。前のように全て秘密にするのは千佳を不安にさせるからだ。

「ちぃ、俺、篠原紗江に告白された」
「…………え?」
「心配すんな。すぐ断った。俺はちぃの傍にいるって言ったろ?」
「あ……うん、ありがとうユウくん。…………でも篠原さん、転校しちゃうのは寂しいね」
「……そーだな」

彼女を転校という名の追放にしたのは僕なのだがそんな事は言う必要はない。僕は千佳を守る為なら平気で嘘をつける。「あの日」の真実を千佳に黙っているように。
篠原の転校を惜しむ千佳の髪を撫でながら僕も少しだけ篠原に悪い事したかなと思った。でも僕はただ千佳とのこの関係を壊そうとする奴を許さないだけなのだ。

(篠原、君が僕に告白した時点で君は僕の敵でしかなかったんだ……)

こんな壊れた男を好きにならなければ良かったのにな……。もう会う事もないだろう女の子に僕は心の中で哀れみを送った。

0048ユウちぃ2011/05/23(月) 01:13:24.41ID:NbUxBw9E
という訳でユウちぃ2でした。
一応これが前のを書いた時に考えていた続編です。多分この先もし続編考えたとしてもこんな話になると思います。
読みたいと言ってくださった方の期待に応えられたなら、そうでなくてもスレの賑わいになれば幸いです。それではいずれまた
0049名無しさん@ピンキー2011/05/23(月) 01:28:02.51ID:h3f/zw6U
>>48
GJ!!
千佳たんが可哀想過ぎて萌える
ユウくん相変わらず壊れすぎてて逆に笑えるな……
続きがあるなら読みたいです
0050名無しさん@ピンキー2011/05/23(月) 01:33:03.63ID:b4LcHgOO
千佳かわいいなぁ。そしてユウくんあいかわらずこえーw
GJでした
0058無銘2011/07/07(木) 08:38:41.99ID:EfT+5bgw
失明した近所のお姉さんの部屋に忍び込んでオナってたら、向こうもその匂いをオカズにしてオナり合って遂には逆レイプに…。
なんてネタを求める私は氏ぬべきでしょうか。
0059名無しさん@ピンキー2011/07/07(木) 10:52:10.06ID:COUaXgFX
>58
苦しゅうない。遠慮なく執筆して投下するがよい。
0062sage2011/07/20(水) 02:53:37.85ID:05fOBO12
目の見えない男の子と。実体験はスレチですかね?
0064名無しさん@ピンキー2011/07/21(木) 22:01:27.55ID:4vn4UB1/
すみません。書き込むの初めてで…勉強して出直します!
0067名無しさん@ピンキー2011/08/05(金) 21:55:16.65ID:D4HGUbmh
このスレに触発されて
ちょっと書いてみたうちの一つがなんとか仕上がったんですが、
なにぶん初めてなもので…ちゃんと読めるものになってるか不安で投下迷ってます
しかもエロなし、小ネタほどの短さという内容で、スレを汚すだけな気もします…
0070名無しさん@ピンキー2011/08/06(土) 00:12:21.94ID:nRKrGB5J

なんでそんな笑ってられんだよ。何事もなかったみてーによ。
一生目が見えなくなったんだぞお前。 しかもある日突然、何の前触れもなく。
なのになに平気な顔していつものトーンでしゃべってんだよ。
おまえがそんなに強くないことぐらい、俺は知ってるぞ。
昔からすぐ俺に泣きついてくるほど泣き虫で、いまだに直ってないことも知ってるぞ。
こんな時に平常心保ってんじゃねーよ。
普通に冗談飛ばして普通にメシ喰ってんじゃねーよ。
「平気だよー。」じゃねーよ。
「もっとつらい人もいるんだから。」じゃねーよ。
「あたしでよかったよー。視えなくなったのがもしあんたで、あたしの姿が見えなくなるほうが嫌だもん。」じゃねーよ。
「それに、あたしの頭の中にはあんたのまだ若くてカッコいい姿が一生残るし。」じゃねーよ。
いつまでそうやって虚勢はってるつもりだよ。
俺までお前に合わせて明るくしなきゃなんねーじゃねーか。
さっさといつもみたいにわんわん泣いて全部吐き出して俺の服びしょびしょにしてくれよ。
言いたいことは我慢しないですぐ言えっていつも言ってんだろーが。
いやな気持ちは溜め込むなって前にさんざん言っただろーが。
無理してんじゃねーよ。感情押し殺してんじゃねーよ。
おまえは、こんなことに笑顔で耐えられるようなやつじゃない。
悔しいじゃねーかよ。
俺に気でも遣ってんのか?迷惑だとか思ってんのか?
バレバレなんだよ今にも泣きそうなのが。
なんでそこで涙止めてんだよ。
もう見てらんねぇんだよやめてくれよ。
わりぃけど、俺はもう限界だ。
もうおまえには付き合いきれねぇよ。
もう決めたんだ。
明日、
いつも通り病院来て、
いつも通り受付すまして、
いつも通り病室の扉あけて、
いつも通りの笑顔をおまえが俺に見せてきたら。
その、悲しみとか不安とかを隠しきれてない笑顔を見せてきたら…

俺から先に、泣かせてください。


以上です。
穴があったら入りたい…
0073名無しさん@ピンキー2011/08/06(土) 15:08:35.47ID:nRKrGB5J
昨日は投下したまま寝落ちスマソ…

>>71
ありがとうございます!
穴にはまだ入れたことないので早く入れたいですww

>>72
この上ないほめ言葉です…
まさに、せつないっていう気持ちをあわよくば感じてほしい(?)
と思いながら書いたので、とてもうれしいです。
ありがとうございます。

こんなまだまだ未熟なお話を読んでいただき
ありがとうございました。
スレを汚すことなく、微力ながらもスレに貢献できたなら幸いです。
またなにか仕上がったら投下するかもです。
それでは!
0075672011/08/10(水) 13:18:12.61ID:iu2FXPll
>>74
うれしいです。ありがとうございます。

ところで今テレ東でやってるISってドラマの
「半陰陽」って
このスレ的にはどうなんですかね?

俺見てないしそれ題材のSS書けるほど意欲もスキルもないんですけど…{汗
0077672011/08/13(土) 23:57:48.60ID:+EBl+uSa
>>76
ありがとです。頭回らんでスマソ…

人いないなぁ…
書いてみたうちのもう一つをちょっといじくって
うまく仕上がったらまた投下してみます…
0078名無しさん@ピンキー2011/08/18(木) 20:44:09.90ID:oqsovKTN
期待して待っとるよ
0080名無しさん@ピンキー2011/08/29(月) 09:51:29.70ID:w5744Isa
保守ついでにユウちぃの完結編をリクってみる。
全てが千佳に知られたって流れで…。
0081672011/08/30(火) 13:57:25.33ID:EDKpppmG
半月ぶりすいません(汗
あれからしばらくいじくってみたものの、なかなかうまくいかず
仕上がるまでまだ時間がかかりそうです…そんなに内容長くもないのに…

そこでちょっと提案なのですが、
繋ぎとしてとりあえず別のものを投下してもいいでしょうか?
一旦離れて切り替えようと書いたもので、
内容としては>>70みたいな書き方。かなり暗め。
長さも>>70の三分の一程度という感じです…

身勝手な話なら自重します…すいません…
0083672011/08/30(火) 15:05:31.63ID:EDKpppmG
ありがとうございます。
では投下しやす。
0084672011/08/30(火) 15:12:37.75ID:EDKpppmG


いつか誰かが私に言った。
「あなたは化け物。人じゃない。」
「おまえは怪物。まともじゃない。」
いびつな身体。歪んだ心。
この世で最も罪深く、
この世で最も穢れた生命。
どんなにあなたを好きでいて、
愛したいと願っても、
そばにいたいと望んでも、
触れることさえ叶わない。
世界は私を否定する。

いつか誰かが私に言った。
「おまえは誰にも愛されない。」
「誰かを愛す資格もない」
どれだけあなたに好きだよと、
愛してほしいと言われても、
そばにいたいと言われても、
私はあなたに応えられない。
私はあなたを求めてはいけない。
世界は二人を否定する。


以上です。
すいません…なんか今更ひどくスレチな気が…
0085名無しさん@ピンキー2011/09/08(木) 01:03:48.77ID:byUG/nxy
>>83-84
GJ
エピローグっぽい感じですね、なんだか切ない雰囲気
背景設定が気になる
0086672011/09/08(木) 15:10:18.98ID:JLuL4Dxh
>>85
>なんだか切ない雰囲気
うれしいです。
ありがとうございます。

気分変えようと適当に書いたので
背景と言っても漠然としたものですが…
『初恋で初めて人に愛されることを知るが、過去の深い傷から
「自分に恋や人並みの幸せは許されない」と、心を閉ざしている』…という感じです。
自分の中では、初恋の相手の強い想いに心を開いていく…という妄想が続きそうですが、
確かになんかバッドエンド(?)っぽくもありますね。
あとスレ的には身体に障害を持つ人の心情ですが、
ファンタジーな世界の異端で孤独な存在の心情…というふうにも読めてしまうので少し投下を反省してます(汗
気付くの遅すぎ…orz
0087名無しさん@ピンキー2011/09/08(木) 21:12:54.42ID:j5q93zIH
Gjです。
ただ、投下後に自分語りしたり感想に全レスしたりすると叩かれることが多いので控えることをお勧めします。
今後の作品投下も期待して待ってます
0089名無しさん@ピンキー2011/10/02(日) 23:12:38.79ID:SAC2iCZw
保守
0094名無しさん@ピンキー2011/10/16(日) 16:01:35.63ID:tdVHn42e
回復する見込みのない植物人間なヒロインは?

それこそ生きたダッチワイフだな
0096名無しさん@ピンキー2011/10/16(日) 17:48:18.48ID:tdVHn42e
意思疎通どころか
意思があるかどうかすら不明だったら尚更だな
0097名無しさん@ピンキー2011/10/18(火) 14:21:07.33ID:Hxi6/njC
>>93
いいんでないかい
スレタイにもテンプレにも
「女性限定」とは書いてないし
0098名無しさん@ピンキー2011/10/24(月) 04:26:15.25ID:FWuO/ceq
意識は有るけどそれを外部に伝える手段がない患者視点の「やんドル」って漫画があるが…
0099名無しさん@ピンキー2011/10/28(金) 02:59:07.31ID:RiZV0BJZ
池沼な可愛らしい女の子にエロい事する話とか好き
身体の障害なら隻眼で脚喪失とか隻腕の女の子とか良い
0104名無しさん@ピンキー2011/11/20(日) 22:47:26.13ID:aajcmGeN
age
0105名無しさん@ピンキー2011/11/24(木) 06:42:17.52ID:Wu3DpSIm
0106名無しさん@ピンキー2011/11/25(金) 17:05:04.55ID:dYNbIm1R
ボーンコレクターが凄く面白かった
しかし全身麻痺患者ってセックスできるんだろうか
0107名無しさん@ピンキー2011/11/26(土) 02:38:20.68ID:F3JasDEo
過呼吸で倒れる女の子とか出てくる作品ないかな
介抱してあげたい
0108名無しさん@ピンキー2011/12/02(金) 12:44:19.36ID:KGJx4CcN
ク・リトル・リトル、金髪のあるルート"は"良かった
0110名無しさん@ピンキー2011/12/02(金) 19:52:21.15ID:T/5Xpfad
待ちに待ったエロゲーム。巷で噂のハンディキャップの美少女達をあれこれしようゲー。
行き着くとこまで行ったね俺も。でも俺のリピドーがポチったんだ。しょうがないよねー。

しかしながらAma20nは異常なデカさのダンボールに入れてきやがる。
人がはいれるんじゃねーの、これ。いやいやまさかねー。

期待にチンコでかくしてダンボールを開けたら、ダルマ女が入っていた。

長く艶やかな髪。全裸の肌は抜けるように白い。
口に猿轡を咀まされてもなお、顔の美しさは際立っていた。
腕は上腕の中程、足は膝の辺りで無くなっている。
黒いレースのキャップで覆われている手足の先端がやけに扇情的だ。

目が合う。大きな目。潤んだ瞳は怯えか。安堵か。それとも期待?
ニコリ、と笑いかける。女もニコリ、と返した。可愛い。うん、登場キャラだね、これ。

・・・そっと、閉めた。途端にガタンゴトンとダンボールが暴れだす。
ああ、クソッタレ。
暴れるダンボールの上に腰掛け、押さえ付けながら頭を抱えた。こんな時は・・・。

【俺の煩悩】Ama20n配送ミス、エロゲ頼んだらリアルが来た【何処行った?】

・・・なぁ、どうすればいい?助けてくれ変態紳士淑女のみんな。
0111名無しさん@ピンキー2011/12/03(土) 19:37:08.93ID:tYW2oF6L
「気に障ったらごめんなさい。でもどうしても聞いておきたくて。貴方は、その……私の様な体型に性的魅力を覚える趣味を持っているの?」

一緒に病院内の中庭を散歩しているときに彼女から尋ねられた。
車椅子を押している僕に見えるのは艶やかな髪だけで、その表情は見えない。
足を止め彼女の質問を考える。
一度天を見上げ、また彼女にの視線を移し僕は答えた。

「んー、まー、別にそういうことは無いかな」

その答えは嘘ではない。ただ真実でもなかった。
正確な解答を形にできるほど僕はまだ自分と向き合えていない。

止めていた歩みを再開し、彼女の香りを鼻に、ほどほどの重みを両腕に感じながら進んでいく。
視界に入ってくる木々はほとんど葉を落とし、寒々しい姿となっている。
「どうしてそんな事を聞くの?」

解答への返答が無かったので僕は尋ねた。

答えは返ってこない。
風が吹いて触れた部分の体温を奪っていく。
日が落ちはじめた中庭には僕の足音と車椅子の音を除いて静まりかえっていた。
沈黙が続く。

「少し休憩するね」

池のほとりにあるベンチに着くと向かい合わせになる形でそこに腰かけた。
うつむいた表情は前髪と辺りの暗さでよく見えない。
それでも彼女の顔を覗き込む。

また少しの間があった後、彼女は身体をはねあげる様に顔を上げた。

黒目がちな大きな瞳は見ていると吸い込まれそうな気さえしてくる。

「……もしそうなら嬉しいなって思って。私がこの姿で生まれてきたのも、貴方に愛されるためだったって思えるなら悪くないから」

「昨日、貴方が他の女の子と一緒に笑顔でいるのを見て思ったの。私あなたに何もしてあげられてないな、って。私はあの子みたいに隣を歩くことすらままならないでしょ?」

自嘲ぎみに言うと瞳と声が震えた。

「だからもし貴方が私にそういうことを望むのであれば、私はそれを叶えたい」
0112名無しさん@ピンキー2011/12/03(土) 19:40:34.55ID:tYW2oF6L
という保守。
ところどころ「てにをは」がおかしいのはスルーしていただきたい……
0116名無しさん@ピンキー2011/12/19(月) 17:44:57.40ID:P8kLURbw
目の見えない女の子を騙して、
男共が息を潜めて凝視してる部屋で着替えをさせたり、女湯だと偽って男湯に入らせたりするシチュエーションを希望。
0117名無しさん@ピンキー2012/01/03(火) 22:43:07.67ID:o/t1WU2B
新年明けまして保守
今年も良い作品の投下がありますように
0123名無しさん@ピンキー2012/02/07(火) 14:14:26.80ID:bzOoUJKY
そういや、ホライゾンには盲目とか欠損とかいるな
しかし、それぞれ普通に生活どころか戦闘とかしてるし
0124名無しさん@ピンキー2012/02/11(土) 21:19:47.78ID:nUyVG5d2
保守&復旧
0125名無しさん@ピンキー2012/02/12(日) 17:03:04.14ID:SBbCJlrC
【愛知】人工呼吸器の難病少女の夢が叶った、普通学級に入学へ 名古屋市は看護師を派遣し、エレベーターの
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1328070611/

こういうニュースを見て、障害者を受け入れさせられるクラスの生徒らは迷惑に思ってんだろうな、というのと>>116のネタを絡めて、


全盲の少女を受け入れることになったクラス。
可憐な見た目と裏腹に、それまでその境遇ゆえに大事に大事に育てられ過ぎて、かなり嫌な性格だった。
最初から拒否反応バリバリだった生徒、少女に同情的だった生徒、内申点の為に打算で受け入れてた生徒と様々だったが、
「こいつムカつく」で一致するのはあっという間だった。

「体育の授業は見学者でも体操服に着替える決まりだから」と言い、女子更衣室だと騙して男子の前で着替えさせる。
「ここは女子便所よ」と騙し、男子便所で排泄をさせる。当然ドアは開けたまま。股間を拭き清めるのも男子の仕事。
わざと泥水をぶっ掛け、素知らぬ顔でクラブ棟のシャワー室に連れて行き、男子の前で入浴させる。



こんなの誰か書いて。
0127名無しさん@ピンキー2012/02/16(木) 07:16:31.00ID:NnXyvNw2
>>125
こういう話を聞くたび、親への恨み辛みを遺書にして自殺した話を思い出すな
0130名無しさん@ピンキー2012/03/18(日) 21:07:50.67ID:kOAkyvdP
保守
0135名無しさん@ピンキー2012/05/04(金) 02:31:39.37ID:Kr5Vc2oq

「欠けた、車椅子姿の君。」


通常の身体の時は、尊厳は良好・身体の守りは良好・達成度は良好。

ケガなどで欠けている時には、尊厳はあまりない・身体の守りは駄目・達成度は無し。


尊厳は、「身体の守りが不可能なため」、「傷が酷いため」、「通常はあり得ない形」
  
肖像は、周囲に見られていて、いつまでも覚えられているため、後々まで考えられてしまう。


ホーキング博士、ヴァージャーさん、エレファントマン、乙武さん

車椅子姿の期間はどれくらいか、長い場合は危険。
0139名無しさん@ピンキー2012/06/19(火) 22:36:11.36ID:dz9mM2jF
最近プレイした、車いすのヒロインがいるエロゲは良かった
0141名無しさん@ピンキー2012/07/13(金) 23:59:46.86ID:MdPHkTaF
ほっしゅ
0142名無しさん@ピンキー2012/07/14(土) 12:28:20.57ID:B9JhCqaC
依存スレに車椅子の女の子SSがあったけどあれは良かった
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