アクエリアンエイジハァハァエロパロスレ 3発目
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0001名無しさん@ピンキー2011/09/25(日) 20:03:10.98ID:EDYLLM0c
アクエリアンエイジ作品の18禁SS&イラスト&雑談のスレです。
男×女、女×男、女×女などの女性キャラが絡んでいる作品や話題であればTCG・漫画・アニメ・アーケードは問いません。

SSとイラストは作品投下前に登場キャラとシチュエーション(強姦・獣姦・切断・スカなど)を書いておくと
特殊趣向が苦手な人への配慮になります。
アニメやアーケード限定のネタも注意書きをしておくと分かりやすいです。
【エロイラ投下用掲示板】
http://6124.teacup.com/pixsel/bbs/t1/l5

大人のためのアダルト隔離スレですので他のアクエリスレにネタを持ち込まないようにしましょう。
逆も同じです。

前スレ
アクエリアンエイジハァハァエロパロスレ 2発目
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296574096/

保管庫
アクエリアンエイジハァハァエロパロスレ 保管庫
PC …… http://w.livedoor.jp/aquarian_eroparo/
モバイル …… http://w.m.livedoor.jp/aquarian_eroparo/
0003名無しさん@ピンキー2011/09/25(日) 22:04:06.02ID:x/FR9n0d
えぇ……そんな……あぅっ!……か、かしこまりました……
>>1乙…させて頂きますぅ……
出過ぎた事を致しました……
それでは…これにて失礼致します……
これで…やっと……?
……まだ…解放…されないのですね……
0006名無しさん@ピンキー2011/09/27(火) 01:37:22.51ID:InFZvfpx
>>5
そんなあなたに乙であります
水着着せたまま素股でスリスリしたい
0007名無しさん@ピンキー2011/09/27(火) 09:45:29.97ID:jgL0muIu
              __
             '´   ヽ
   < ̄ ̄ ̄ >。(_ )}ィ(ハリ)))
      ̄> /。゚oゝミil゚ ヮ゚ノリ。 >>1乙なのよ♪
     / /    とi) 'y)つ
    /  <__ ノ⌒ / i_,ゝ
    ゝ______入_ ノ
0011名無しさん@ピンキー2011/09/28(水) 11:58:22.61ID:KRTbKwI6
スク水の季節も終わりなので運動会の練習で蒸れ蒸れな茗子たんのブルマくんかくんかしたいお
0014名無しさん@ピンキー2011/09/28(水) 23:15:35.79ID:o7/H0bz5
・チン食い競走
パンの代わりに設置してあるディルドを手を使わずに下のお口で銜えてゴールまで走る
・50m走
股縄渡りで50メートルを歩ききる
・棒倒し
ギンギンにそそり立った肉棒を一番早く射精させて倒した人の勝ち
・創作ダンス
いろいろな体位を組み合わせた卑猥なダンス
・リレー
バトンは双頭バイブ、いかに早くバトンを受け渡すかが勝負の鍵
バトンはしっかり挿入したまま走る、落とした場合は失格&選手全員お仕置き

うん、見たいな。
0016名無しさん@ピンキー2011/09/29(木) 00:35:57.40ID:Pxuhk3FF
出場選手は各勢力のスチューデント持ち中心かな
極星が選手不足だw

選手にはサイズの小さいぴちぴちブルマか競泳水着・
穴開きブルマ・透ける白スク水・制服(下はノーパンノーブラもしくは極薄のセクシーランジェリー)
のどれか着用で
0017名無しさん@ピンキー2011/09/29(木) 19:32:02.58ID:rIVxTxFx
いっその事EGOかイレイザー辺りの技術使って
ナノマシン仕込んだ振動する体操着を
0018名無しさん@ピンキー2011/09/29(木) 20:09:37.72ID:VSvzV/Dw
極星帝国はスチューデント♀がフェリシア・アルナイルしかいないからな……
団体競技は参加自体無理だろうが個人競技で一位獲りまくって不利を物ともせず優勝
……できたらいいよね。

フェリシアの天才ぶりがどれほどなのかによるか。桜木花道なのか流川楓なのか。
これが暗黒武術会や裏武闘殺陣なら「面倒だ五人まとめてかかって来い」で主役チームと当たるまではなんとかなるんだが。
0019名無しさん@ピンキー2011/09/30(金) 00:30:13.19ID:KYfmLUAD
何時からスチューデントで無ければ運動会に出場できないと錯覚していた?
0021名無しさん@ピンキー2011/09/30(金) 09:39:35.98ID:ZGSRV1O1
もぉ、(みんな墓場で運動会なのに)私だけ学校(があるから寝なきゃいけない)とかずるいよぉ〜
0022名無しさん@ピンキー2011/09/30(金) 21:41:38.43ID:kp3fYHI5
墓石で障害物競走やるのは罰当たりと思ったがお化けにそんなの関係ないか
0024名無しさん@ピンキー2011/10/01(土) 00:36:49.22ID:vfpsWYOL
ロリ・ひんぬーには競泳タイプのスク水を
年増・きょぬーには旧スク水を希望したい。

ステラ・ディーナ・クラリスの三大痴女には是非サイズが殊更小さい旧スク水を
0025名無しさん@ピンキー2011/10/01(土) 09:59:46.49ID:6xi5+WYt
三大痴女から外れて胸をなでおろしてるソニアさんにはぼろぼろになって着るだけで破れていく古い旧スクを進呈します
0026名無しさん@ピンキー2011/10/01(土) 23:48:59.39ID:u6qDX7mW
ろりきょにゅーの胡桃えいむちゃんはどっちを着たらいいだろう
どっちも似合いそうだから困る
0027名無しさん@ピンキー2011/10/02(日) 01:32:58.38ID:D4etyGlW
どちらの陣営にも入れず、水着の代わりに絆創膏になります。
0028名無しさん@ピンキー2011/10/02(日) 01:45:03.45ID:BqRhJwod
個人的にロリにはスク水、巨乳には競泳水着だと思うんだよな
ただスレンダーな体型に競泳型も捨てがたいんだよ
…俺が競泳水着スキーなだけですね
0029名無しさん@ピンキー2011/10/02(日) 02:08:23.63ID:D4etyGlW
競泳タイプの白い周辺のラインは起伏の少ない控え目な胸が似合うと思うんだ。

旧スク水の胸元から腰にくるラインが巨乳を強調させて、
ぱっつんぱっつんで少し水抜きから肌が覗いてしまう熟れたムチムチボディとかがオレは好き。
0032名無しさん@ピンキー2011/10/02(日) 10:15:01.40ID:I30gnzbe
いいこと考えた
競技毎に服を変えれば全ての需要を満たせてALLOK
第一競技…○○(体操着)
第二競技…××(旧スク水)
みたいな。着ないと失格。お着替えはマインドブレイカーの手で。
むしろそれも競技。
0033名無しさん@ピンキー2011/10/03(月) 02:57:34.14ID:f9mOpYNh
1キャラ1人マインドブレイカーが付いて競わせるポケモンバトルみたいな運動会をイメージした
0036名無しさん@ピンキー2011/10/03(月) 21:48:05.50ID:xDN4jVML
マスターテレパス“結城 望”にマスターボールを使用します
0038名無しさん@ピンキー2011/10/04(火) 01:09:30.44ID:FeaX5X7m
ルカ・フィスのかたくなる!

からだのどこかがかたくなった!
0046名無しさん@ピンキー2011/10/06(木) 05:34:49.62ID:cYPcx8ub
鴻上会長「ハッぴぃバースでぃステラおばあちゃん!」

つ赤い金太郎腹がけ。無論全裸で
0047名無しさん@ピンキー2011/10/06(木) 21:20:06.08ID:/z11ceGx
ステラおばさんは経験豊富そうだな

耳年増かもしれないが
0048名無しさん@ピンキー2011/10/06(木) 22:30:04.44ID:P99gi2kX
>>47
お前の2行でこんなやりとりが脳内に組みあがったどうしてくれる


しちゅえーしょん:ステラ誕生日、恋人兼MBの部屋、ケーキとか食べてまったり
「そういやステラってけっこー長く生きてるんだよなぁ」
「なんだ藪から棒に。年増の相手は嫌になったか?」
「そう思ってたらケーキなんか用意すっかよ。…なんつーかさ、あんな風に嬉しそうな顔されるとか思ってなかったから。
 ちょっと意外ではあった…かな」
「そう…か?まぁ確かに、あんなふうに…祝われたことは無かったが。今までは魔道一筋だったしな…」
「んー、なんか実感しちまってなー。俺はMBとしても男としてもまだまだだな、って」
「ふむ…?確かにMBとしてまだまだな所も多いのは否定できないな。だが…」
「?」
「お、男としては…その、なんだ。私はお前しかしらないから…け、経験豊富というわけでわ…っ」
「え、…うっそマジで?処女じゃなかったからてっきり…あぁいや軽蔑したとかそんなんじゃなくてだなっ」
「わ、わかっているっ!その、だな…肉体的な意味での処女は…ぎ、儀式の時に杖で…
 で、でも精神的にはお前が初めてだぞっ」
「あんなコトやこんなコトとかもしてくれたのは…」
「そっ、それはっ!…書物で読んだり、弟子達の話をそれとなく聞いたりしてだな…お前が喜ぶかと思ったのだが」
「…ステラ」
「な、なんだ…?」
「すてらぁぁぁぁ」
「わっ、こらっなんだ急にっ!?やめっ、ちょ、そこはっ!んっ〜〜〜〜っ!」
0052名無しさん@ピンキー2011/10/07(金) 22:21:56.68ID:cozt5II+
相変わらず藍子は後頭部を掴んで電信柱に叩き付けて顔面とメガネレンズをミックスしたくなる顔をしてるな
これでアクエリはあと5年は戦える
0053名無しさん@ピンキー2011/10/07(金) 23:23:25.18ID:XgF79cL5
居たか? と思ったが、白のキャラの背景か

しかし、デザイン思い切って変えたな……本スレじゃネガティブな意見が多いけど
単純に絵が大きいのとかフレーバー枠とテキスト枠分けたのはうれしいけれど
SR枠がR/SR枠押しのけて入ったら嫌だな。C互換もあるんだし
0054名無しさん@ピンキー2011/10/08(土) 09:25:33.42ID:TJnOZubN
文字が読みにくいのは致命的だろ
キャラクターカードと他のカードのデザインが似通っているのはブレイクスルー軽視と取られても仕方ないし
0055名無しさん@ピンキー2011/10/08(土) 23:17:53.18ID:rL0uiOHT
ファストとプロジェクトの見分けもつかなかったのにさらにデザイン統一するとかマジキチ
0056名無しさん@ピンキー2011/10/09(日) 10:22:03.60ID:96MZTVPo
フレーバーないカードもあるのに専用枠を作ったのはどうなのかと
0057名無しさん@ピンキー2011/10/09(日) 11:50:17.79ID:T2jQ7BPb
なにかしらフレーバーを今後入れるんじゃないの?

しかしフレーバーの下にスキルが書いてあるデザインを見てヴァンガードを思い出した
0063名無しさん@ピンキー2011/10/10(月) 09:50:13.64ID:/3l3p/1p
以前、キャッチコピー募集していたけど一回きりだったな


あとジューンブライドのカードを見ていたらこの花嫁は結婚式直前にMBがマインドブレイクして寝取ったのかと妄想したらおっきした
0070名無しさん@ピンキー2011/10/11(火) 02:11:43.39ID:clJnTbOZ
性懲りもなくまた来たわね!このヘンタイ!

>>64
リュパンは可愛いよね
イラストが2種類、フレーバーが3種類あるけど全部可愛い
元ネタがあるのかと思ってググったら
墓場で骨をかじる妖怪と出てきて軽くヘコんだがw
0073名無しさん@ピンキー2011/10/11(火) 10:44:31.55ID:V9FGu46I
あたしだって寒さも感じるし、怪我すれば痛いんだよ……?
0074名無しさん@ピンキー2011/10/11(火) 20:55:52.17ID:93h1MTFP
すっげぇよな! 昼間みてぇに明るいんだぜ! ちょっとあっちぃけど!
0075名無しさん@ピンキー2011/10/12(水) 01:20:17.89ID:m7U772Zo
さあ、口づけを交わしましょう。その後のことは考えなくていいわ……
0079名無しさん@ピンキー2011/10/12(水) 11:02:10.41ID:1vuu8SW+
タイヤキはいかがですにゃ?
尾っぽまでアンコぱんぱんですにゃっ
0081名無しさん@ピンキー2011/10/12(水) 21:23:05.84ID:FkYubPh5
>>76
そのフレーバーで精神力5だったらよかったのにな
ゲーム的にありえないのは抜きでw
0082名無しさん@ピンキー2011/10/12(水) 21:51:00.78ID:uV24OpVY
同じ事考えてた

あるいは5枚おろしとか
魚ならともかく人間型の生物を5枚おろしにするのはどうやるのかわからないけど
腕と足を切り離して5つに分けても『枚』ではないしなあ
そうなると当然首も切り落としたくなるだろうし
いっそのこと胴体を縦なり横なりに5枚に切ったほうがいいだろうか?
でもかなり切れ味の鋭い刃物が必要だよな
0083名無しさん@ピンキー2011/10/12(水) 22:26:16.35ID:uV24OpVY
久遠寺みやこがワーウルフだったら
姉妹の太股か二の腕で作ったハムもしくは
姉妹Aの肉を挽肉にして姉妹Bの子宮に妊娠もかくやというほど詰め込んで姉妹Bごと丸焼きにしてから腹を掻っ捌いて取り出したミートローフ
そういった姉妹料理を5枚食わせたら盛り上がりそうなのにな

マインドブレイクして美味しく食べさせてもいいし強引に食わせて泣き叫ぶのを見るのもいいよね
0085名無しさん@ピンキー2011/10/13(木) 18:13:04.24ID:LmUtPB7h
>60 Saga1 神山琴音
>62 メモリアルセレクション バニーガール
>64 PR リュパン
>65 冥約 アヌビス
>70 愚者 諏訪里奈子
>73 Saga2 グーラー
>74 絶神 火遊びジャイアント
>75 修行者 ラングスイル
>76 Saga1 化狐
>79 太陽 三毛猫メイド

本当にダークロア大人気だなw
あとノンネームが多い
>61>69>84は知らん
0086妖怪アパート少女2011/10/13(木) 20:11:59.14ID:VugchQP3
もぉ、私だけ学校とかずるいよぉ〜

>>69 AAA ルツィエ
>>84 女教皇 ブラッドメロン
0088名無しさん@ピンキー2011/10/14(金) 08:04:39.48ID:JAFeUUEw
ひとことフレーバーがつくだけでも妄想が広がっていいよな

アクエリの二次創作が活気づくと…いいなぁ

ちょい先輩方に質問ですがアクエリの世界の中での時間軸ってどうなってるんですかね?

1999年が舞台なのはわかってるけどイレイザーが一旦退却して極星がやってきてまたイレイザーがやってきてるけど、どこかに年表とかあったっけ?
0089名無しさん@ピンキー2011/10/14(金) 11:10:48.28ID:YELwxX4m
>>88
逆に萎える危険性も高いけどな
一時期再録パックでフレーバーが付加されまくってたけど特にネームレベルのコレジャナイ感はハンパなかった
0090名無しさん@ピンキー2011/10/14(金) 11:16:38.32ID:dJPd957E
マインドブレイカーって、ブレイクした子の安全日/危険日を調整することは可能かな?
0091名無しさん@ピンキー2011/10/14(金) 11:38:48.15ID:SdlarhHn
>>90
「マインドブレイク」そのものが定義が曖昧でわりと何でもあり感漂ってるからなー
二次創作するなら「出来る!」とか言い張っても良いと思うよw
0092名無しさん@ピンキー2011/10/14(金) 12:36:24.71ID:AwWZym9E
完全に操り人形みたいにしちゃうような描写もあれば
パワーアップの方法くらいの描写もあるからな>マインドブレイク
いろんな能力者がいるみたいに、いろんな効果のマインドブレイクがあるんだろう
0093名無しさん@ピンキー2011/10/14(金) 13:58:54.69ID:dJPd957E
なるほどありがとう。
中田氏し放題とか、油断してるところに強制懐妊とか、夢が広がりんぐ。
0094名無しさん@ピンキー2011/10/15(土) 10:36:09.53ID:7J9hwo3O
「あくまでもエレガントに、美しくね。あなたは私なんだから」

えろい
0095名無しさん@ピンキー2011/10/15(土) 16:47:02.45ID:Vt+xE5Yy
「わっちのまわりの物は、すぐに壊れるでありんす」
「壊れぬ主様にも、びりびりくるでありんす」
かわいすぎる
0096名無しさん@ピンキー2011/10/15(土) 23:31:44.54ID:+OCIXZXX
冬魔女(麗しのカシオペア)
「もう行きますね……」
「また来ますね……」

この頃の通常版とSP版が対になってるフレーバーが大好きだった
0097名無しさん@ピンキー2011/10/16(日) 02:17:31.32ID:/dRj/pP7
そういえば、ネーム単位で1番フレーバーの種類が多かったのって結城望だったっけ?
0098名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:38:26.98ID:proI+cuC
二ヶ月近く開いてしまって申し訳ない限り。
第六話でございます。


 高等部の制服に二年生の黄色いリボンを合わせ、金色の髪もシュシュでまとめて、ウェヌス・ドーンは初めて感じる学校生活の香りを満喫していた。
 といっても授業に出席するわけではない。先日りのんと葵により支配虫の洗礼を受けた想い出の教室で、椅子の横に机を置いて積み上げて、葵から借りた教科書を読んでいるのだ。
 学校に通った事はないが、領地から召抱えた、または招聘した一人者に教育を受けたプリンセスである。
英語や数学となるとよくわからないが、彼女にとっては異世界の地理や歴史は刺激的だったし、文学や音楽、絵画などの芸術を理解する心は充分以上に持ちあわせているつもりだ。
 強いて勉めて学ばなければならない桎梏がないからか、ウェヌスにとっては趣味の本と何ら変わらない楽しい読書の時間だった。
レムリアにいた頃は武芸ばかりだったのでこんなに本に親しんだのは久しぶり、もしくは生まれて初めてかも知れない。
 一通り目を通したところで世界史の教科書を再び手に取り、序盤の章を開いた。
 ローマ以前の古代地中海世界についての章である。
 彼女の興味を惹きつけて已まない名が、章頭の重要単語に挙げられ、本文中でも太字で表記されている。そしてこの教科書の本来の持ち主も、植物好き故か黄緑色の蛍光ペンでその名をなぞっていた。
 アレクサンドロス三世、括弧の中により通りの良い名として、アレクサンダー。
 アレクサンダーは歴史上の人物になっている通りこの世界ではもちろん故人であり、彼の築いた王国も
この教科書でも解説されているように後継者感の争いで分裂した末ローマ帝国に滅ぼされ編入され、以来その帰属を変えてきた。
しかし、ウェヌスの生まれ育った極星帝国に於いてはアレクサンダーはアンデッドとしてついこの間まで『生きて』おり、大王国は今でも超大国として端倪すべからざる存在だ。
 言葉を交わした事は何度もなかったし、それも挨拶くらいだった。彼にとって自分はその他大勢の一人でしかなかっただろう。
だが、ウェヌスの方は彼の事を同じ軍を率いるものの先達として、正直にいって尊敬していたのだ。
 同じ教科書をめくり、同じ男の名前を指で、ペンでなぞった。
抱く想いは違うけれど、葵を近くに感じられた。ともすれば奥底で蠢く支配虫をともに抱いている以上に、葵と理解し合えた気がする。
 そのどちらもが恋心を抱いているわけではないが、まるで恋の三角関係のようだ。そういえば、恋の鞘当てというのもいかにも学校生活らしいではないか……
0099名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:39:44.49ID:proI+cuC
 感慨に耽るウェヌスに、白いものが飛来する。
 過ぎし日の想い出に浸り既に文字を追ってはいなかったが、視線は依然教科書に落としたまま、ウェヌスの左耳孔から触手が伸びる。
 伸びた触手の先端が膨らみ、紡錘形になったのも束の間、三つに割れて花のように開いた。
その形は彼女に支配虫を植えつけた片割れである葵から受け継いだものなのかも知れなかった。
しかしその形は葵の花々とはまるで異なり、花弁に該る部分にはびっしりと牙や刺のような白い物が生えている。
白い物を投げた少女には、幼稚園の頃に図鑑で読んだ深海魚の頭部のように思えた。
 野球の最終回で凡打を待ち構えて受け止める野手のように、ウェヌスの触手は抛られた鶏卵を受け止めた。
ぶるぶると震え始めると同時に殻が砕ける音がする。あの牙が噛み砕いているのだろう。何度見ても面白い。
 葵もそうだったそうだが支配虫の寄生によって肉体が変化するにあたり大変な空腹を覚えたウェヌスは触手もおそらくはタンパク質なのだろうと鶏卵の摂取を思い付いたらしい。
しかし食べる段になり茹でるのは面倒だしかといって生で食べるのもぞっとしない……と思案したところで彼女の肉体は要請に応えた。
 味覚を持たない、正確には有無を切り替えられる摂食用触手の誕生である。
 最初のうちは開いて待ち構える触手に上から落としていたのだが、大量の鶏卵を運ぶのを面倒に思った葵と、触手を動かすトレーニングをしたいと思ったウェヌスの意思が合致して抛り投げる事にした。
 そしてその行為は、もう一人の少女を大変に楽しませる事になったのだ。
「……りのん」
 名前を呼ばれた少女は、今は変身してウェヌスと同じく高等部の制服に包んだ身を竦めた。
 追い打ちをかけるかのように、教科書がぱたんと閉じられる音が、校内放送さえ切られている静かな教室の空気を震わせる。
「宿題は終わったのかしら?」
 その声はただでさえ凛としていて、教科書を閉じる音が露払いとなった静寂に響いたけれど、りのんは気圧されずちゃんと頷けた。
「うん」
 りのんは授業が終わるや高等部の制服姿に変身してここにやって来た。そして本当はすぐにウェヌスと遊びたかったのだが、まず宿題を済ませるように釘を刺されたのだ。
遊びたい一心で、ウェヌスが葵の教科書を読む横で一生懸命宿題に取り組みやり遂げた。
命じられた事を成し遂げたりのんは自分の正当性を確信し、それに支えられて変身した今は美しく膨らんだ胸を張れる。
「よろしい」
 りのんの返答にウェヌスは満足気にほほえむが、最後に付け加える。
「でもりのん、耳から出すとあなたの声がよく聞こえないわ。これからは口や前から出せる時にして頂戴ね」
 とっさの事で、口から出せば唾液、鼻から出せば鼻水が出てきてしまうかも知れない。葵から借りた教科書を汚す可能性は極力排除したかった。
 そんな気遣いなどつゆ知らず、葵の方はぞんざいな扱いをしているのはウェヌスには知る由もない。
「それじゃ、もう一個!」
 りのんが投げた鶏卵を、今度は口から触手を伸ばして受け止めた。
「わたしね。一度やってみたかったんだあ犬にフリスビー投げるの」
 その話を聞くのは記憶にある限りでも三度目である。だが、口から触手を出しているので喋れない。触手を出す場所はよくよく考えた方が良いと思うウェヌスだった。
 りのんに言ってやりたい事はあったが、鶏卵五個を平らげた触手が喉の奥に戻る時に一緒に飲み込んでしまったので代わりに小さく息を吐く。無論、吐息に鶏卵の匂いなど混じってはいない。
0100名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:40:31.47ID:proI+cuC
「ではお茶にしましょうか。りのん、淹れてくれる?」
「はーい。かしこまりましたーお姫様ー」
 りのんは元気よく手を上げて教室の隅に跳ねていく。壁に付けられた机の上にティーポットと湯沸かしポットにティーパックの袋が置いてあった。
 考えてみれば紅茶を淹れるなど初めてともいえる経験だ。りのんが家で飲むものは水か麦茶、もしくは時々牛乳である。
 何気なく蓋を開けようとして、栞のような紙片が付いた糸が挟まれている事に気付く。紙片をつまんで蓋を開けると、その先にまだ温かいティーパックがぶら下がっていた。
 そういえば、とりのんは思う。自分はお花屋さんやケーキ屋さん。女の子なら夢見るだろうあこがれの職業に変身した事がない。
 警察官や自衛隊員など戦闘向けの職業や、この間ウェヌスを――というよりモーニングスターを運んだ時の宅配便の運転手のように実用的な職業にばかり変身している。なんとも武闘派の魔法少女だ。
 こんな時こそ、メイド喫茶のメイドさんにでも変身すればよかったのではないだろうか。もっとも、ティーポットにティーバッグを放り込み、電気ポットの湯を注いでしまった今になって変身するのは間が抜けている気がして躊躇われた。
 行った事もないしね、と自分に言い聞かせる。そして、今度二人と一緒に行ってみたいと密かに思う。
 この教室には時計がないので心の中で百八十数える。紅茶の抽出時間はよくわからないので、とりあえず馴染みのあるカップラーメンに倣って三分間待つ事にしたのだ。
 人間が数える速さは秒よりも若干速いらしい。三分を目指して二百数えて注ぐと、
最初は淡い色で失敗したかと思ったがすぐに濃く色づいた茶が出てきてアールグレイの香りが鼻をくすぐった。
なるほど、ウェヌスが好んで飲むようになかなか大人好みの風情である。
「どうぞっ!」
 しかしウェヌスは紅茶を前にして首を傾げる。
「あら……? ミルクは?」
 ウェヌスが右に置いた机の上には葵の教科書が揃えられて山と積み重なっているが、対して左に置いた机の上にはティーカップと受け皿以外何も載っていない。
言われて始めて紅茶というのは砂糖やミルク、あるいはレモンを入れて飲むものだった事を思い出す。
「クリームパウダーならあるけど……ミルクはないかな。あ……自動販売機にあったかも……」
 ウェヌスはゆっくり首を振った。無論彼女も食堂の紙パック自販機に牛乳が入っているのは知っている。
「ダメよ、冷めてしまうもの。……ああもう、仕方ないですわね」
 口では仕方ないと言いながら心底楽しそうな顔でブラウスを脱ぎ捨てる。
ミントグリーンのブラジャーは勝手に外れて脱げたように見えたが、おそらく前からは見えないところで触手を使ってホックを外したのだろう。
かつてコンプレックスだった小さな胸は、今は励起した支配虫によって盛り上がり巨乳といって差し支えない。
――いや、彼女の頭程にも膨れ上がったそれは、もはや巨乳という範疇にも納まるかどうか。
 すっくと立った足元にスカートもはらりと落ち、触手が絡みついてパンツも脱がせていく。座っているうちに脱いでいたらしく、触手が上履きを揃え、椅子の背にサイハイソックスを掛けて再び膣へと戻っていった。
0101名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:41:19.18ID:proI+cuC
 すっかり全裸のはだかんぼになったウェヌスは歩み出ながら歌うように言う。
「ミルクがない紅茶など福神漬のないカレーのようなものだもの」
 さっき飲んでいた紅茶にはミルクが入っていなかったので多分ウェヌスにとってはカレーの福神漬は重要でないのだろうとりのんは解釈した。
初めて会った時、その数時間前昼食を摂ったカレーショップで福神漬をスプーン三杯取っていた事など知る由もない。――要するに、適当に言ってみただけだったのだ。
(ああ、でも最初は何も足さず引かず味わってから二口目以降自分好みを追求するという事かしら)
 そもそも紅茶もカレーも飲食物であり結び付けて喩えるには近過ぎたかも知れない。比喩とはかけ離れた物同士を結びつけるからこそ意味があるのではないか。
 そんな事を思いながらウェヌスは支配虫で膨らんだ乳房を撫でた。
 触れただけでも愛液が溢れ出る程に爆発する快感に、思考が吹き飛ぶ。
 いとおしむように撫でると、中に詰まった支配虫が蠢いてぶるぶると震えゴム鞠のように弾んだ。
しばらくは無秩序に動いていたように見えたが、しばらくして蠢くものが先端に向かってゆく。
金色のピアスを着けた乳首の付け根が大きく動いたかと思うと、ピアスから後ろの部分が環形動物のように震えながら伸び始めた。
「うわぁ」
 りのんが感嘆の声を上げる。
 ウェヌスが膣や肛門、そして口から触手を伸ばしていたのは見た事があるが、乳首からも触手を伸ばせるとは思わなかった。全く人体は神秘に満ちみちている。
 乳首からの触手はティーカップに向かい水面上空で静止して、ピアスを振りながら滲み出る乳汁を滴り落とした。破瓜の一滴が水面を打ち王冠を形作る。
 晴天がやにわにかき曇るように、みるみる紅茶に母乳の雲が広がってゆく。
 城にいた頃はミルクを薔薇の花のように広げて楽しんでいたが、あれはまず砂糖を沈めて濃度差を作ったところにスプーンで注いでやる必要があるなど準備が必要だ。
それに今は、触手から直接垂らす事こそが重要だ。
 ほぼ全体に広がったところで、触手を突っ込んでかき混ぜて口に運んだ。
熱から保護する為に表面を硬質の鱗状組織で覆っており熱に侵される心配はないが、仮にやけどしたとしても触手は切り離せば良い。
 りのんが淹れてくれ、自分の淫乳を注いだ紅茶は一ダース二百四十八円の茶葉から水に茶器まで安物で、
これまで口にしてきた最高級品とは比べものにならないのだろうが、今のウェヌスの舌には生まれてから飲んできた中のどれよりも美味に感じられた。
「ああ、おいしい……! りのんも飲むかしら?」
「うん」
 興味津々だったりのんは待っていたとばかりに頷いた。
「セルフで?」
「んー…… できたら、ウェヌスちゃんに作ってもらいたいな」
 おずおずと上目遣いで言うりのんに、ウェヌスはやさしくほほえんだ。
「お任せなさい。このミルクが出るようになったのもりのんのおかげだもの、あなたにはわたくしに調えさせる権利があるわ。
そしてわたくしもあなたに飲んでもらいたくて仕方がないのよ」
0102名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:46:30.23ID:proI+cuC
「よろしくお願いします」
 先程と同じくウェヌスの胸から触手がうねうねと伸び、りのんが自分用に注いだ紅茶のカップの上で静止する。
しかし、そこでミルクを分泌すると思いきや、ぶるぶると震えたかと思うとピアスから先の部分が伸びてりのんの口に突っ込んだ。
「んん!?」
 ウェヌスのミルクは先程と同じようにティーカップに入れられると思っていた。まさか口に突っ込んでくるとは思っていなかったし、なによりも伸長するスピードが早く避ける事が出来なかった。
 そういえば、初めての出会いでもフェイントにしてやられてモーニングスターをくらい、危うく頭を叩き潰されるか首を刎ね落とされるところだった。
 懐かしく思いながら意図が知りたくてウェヌスの顔を見ると、出会った頃と同じ触れれば切れるような雰囲気がした。
「ふふ……わたくしのミルク篤と味わいなさい」
 りのんは健気にも頷こうとしたが、口の中に触手が入っていて思うように首を動かせない。それにウェヌスには返事を待つ気はまるで無かったようである。
 温かいものがりのんの口の中いっぱいに溢れた。外に漏れないように、慌てて口を閉じて締めようとするが、
ウェヌスの触手はまるでお構いなしに、それどころかこじ開けようとするかのように激しくのたうち回りながら母乳を噴出する。
その勢いはかなり強く出した本人が驚く程だった。自分のカップに注ぐ時は量を調整していたが、全力で出せばこれほどの勢いになるものなのか。
頻尿体質が何らかの影響を及ぼしているのだろうか。そういえば、飲んだ紅茶の量の割に尿意を覚えていない。
(頻尿も悪い事ばかりではないのね)
 人間も生物の例にもれず戦闘の前には排尿本能が高まる。更に頻尿体質も相俟って戦の前にはやたらと膀胱の様子が気になり、
時には姫の誇りと尿意の板挟みになったウェヌスにとって、これだけでも支配虫を宿し体質改善した甲斐があるというものだ。
 あの頻尿体質は意識しすぎる事によるものだったような気がしないでもないが、淫乳分泌に寄与するならば真実体質によるものだったとしてもよしとしたいウェヌスである。
0103名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:47:09.15ID:proI+cuC
 最初こそ頑張って飲んでいたりのんも次第に飲みきれなくなり、ついに口からこぼれ落ちた母乳がブラウスに滴り落ちた。
「あらあらあら、お行儀の悪い事」
 こぼれた淫乳を指で拭おうとして意識が逸れ、更に大量に漏らしてしまうりのんの様子を愉快そうに眺めつつ、触手を伸ばしてりのんのティーカップを絡み取り引き寄せ、中身を自分のカップに移した。
(やれやれ、とんだいじめっ子だ)
 椅子の上で丸まって日向ぼっこしながら寝ていたあんみつが主の危機に動き出したと思いきや、りのんの事は一瞥しただけでウェヌスと暢気に話し始める。
「あら、わたくしりのんの事は尊敬できるお友達だと思っていますわよ? でもお友達の間でも多少のからかいあいはむしろ友情の表れではなくって?」
(からかい……ね)
「何か文句でも、淫獣」
 ティーポットに新しいティーパックを入れ、かつりのんに淫乳を注ぎながら、更に触手をあんみつに突き付ける。
黄色と青緑というどこか毒々しい色をした触手がしなやかな鞭のように風を切るが、あんみつは涼しい声で答えた。
(どうやら極星帝国の僕らの世界理解は偏見と歪曲に満ちているようだね)
「アルフハイムの古人曰く、好きな子はいじめるのが礼儀だそうよ」
 その言葉を実行するように更に二本触手を伸ばし、りのんの頬を往復ビンタの要領でしかし軽く叩いた。
叩くたびに表面から母乳が分泌され、すべらかな頬を滴り落ちていく。
 そして、もう一本。今度はりのんの頭上に伸ばし、シャワーよろしく母乳の雨をたっぷりお見舞いした。
返信したりのんの長い髪がミルクにまみれ、先端から雫となって垂れていく。
 下着が透けて見えるほどブラウスが濡れ、足元に淫乳の水たまりが出来るに及んでようやく満足したのか触手を引き戻す。
それでも口に突っ込んだ一本はしばらく残して遊んでいたが、やがてそれも引き抜いた。
しかし最後にとどめとばかり大量噴乳したので触手が抜けると同時にりのんの口からは汚水が排水口から逆流するような音を立てて大量の母乳が流れ出た。
「さあ、りのん。ミルクはそれで充分でしょう? 口の中に私のミルクが残っているうちに紅茶をお飲みなさい」
 新しく淹れた紅茶を注がれたカップを、触手ではなく右手で持ってりのんに差し出す。
「ミルクでお腹いっぱいだよ…… でも、いただきます」
 ハンカチで右手を拭き、カップを取り上げて傾けたりのんは感嘆の声を挙げた。
「おいしい」
 頷くりのんに、乳房も元通り小さくなったウェヌスも満足気に微笑んで頷きを返した。「でしょう?」
 しかしりのんは顔を曇らせた。
「でも制服汚れちゃった……」
0104名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:48:08.20ID:proI+cuC
 口から溢れたり、触手ビンタで飛び散ったウェヌスミルクはりのんの制服のあちこちに染みを作っている。
 こちらは流石に自分の服を汚すようなヘマはしていないウェヌスが諭すように口を開く。
「あなたのはわたくしのと違って魔法で出したものでしょう。他の姿に変身すれば綺麗になるのだから文句を言うものではないわ」
「そうなんだけどね、なんかね」
 姿勢を変えながら制服の様子を確認するりのんの姿は艶かしく、口に出そうか迷っていた気持ちに後押しを加えられたウェヌスは先程から考えていた事を告げる。
「では変身して着替えるといいわ」
「うん?」
「……ねえりのん、今度はあなたのミルクが飲みたいのだけれど……」
「わたしの? うーん……ウェヌスちゃんみたいに出るかどうかわかんないよ? でもがんばるね」
 首を傾げてしばらく思案したものの、決然と頷いたりのんの答えに満足そうな笑みを濫かべる。
「では、まず変身なさい。こんなふうに……」
 誰も聞くものなどいないが、耳元に口を寄せて囁く。
 舌を伸ばせば届く距離であり、りのんはひょっとしたらウェヌスが下を伸ばして耳朶を舐めてくれるのではないかという期待を囁きが終わり離れていく瞬間までずっと抱き続けていた。
 結局その期待が裏切られた事に内心落胆しながらも、りのんはウェヌスに言われたとおりの姿に変身するべく呪文を唱える。
「みらくる・まじかる……へーん、しん!」
 光に包まれて少女の衣装が変わる。
 胸を覆うのは黒い革のビスチェ。だが乳房の部分は露になっており、青水晶のピアスに飾られた乳首が黒の中に白く浮かび上がっている。
 陰部と尻を覆うパンツに該る部分はない。両手と両足にはこれも革のブーツとロンググローブが、ベルトで装着されている。
そして普段はクリトリスにある青水晶が、今は首に巻き付けられた首輪を猫の鈴のように飾り淫靡に輝く。
 青水晶のピアスはともかく、ボンデージスーツはステラ・ブラヴァツキをはじめWIZ-DOMの魔導士たちが愛用している服装である。
女としての肉体の魅力を増幅する衣装を纏う事で魔力を高めるのだという。それを身に着けた事でりのんもWIZ-DOMらしくなったといえるのかも知れなかった。
「えへへ、ちょっと恥ずかしい」
 自分の姿を確認してはにかむりのんの手を、ウェヌスが取って握り締めた。しかし行動に戸惑う前に、口から発せられた言葉こそが彼女を驚かせる。
「りのん……ごめんなさい」
0105名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:48:37.21ID:proI+cuC
「ん?」
 問い返して見つめたウェヌスの瞳はこのお姫さまには珍しく殊勝な色に染まり心底申し訳なさ気である。
「あなたには申し訳ないと思っているわ」
「え? え?」
 ウェヌスの指が首輪に触れる。今のりのんの服はりのん自信の魔力で作られているものだが、実体化しているため他者が触れて干渉する事が可能である。
「……首輪が緩んでいるわよ」
 りのんの方ではそうは感じておらず、むしろきついくらいだと感じていたのだが、おそらく同年代の少女の大多数がそうであるように首輪というものを自分に巻くのは初めての経験なので実はそうだったのかも知れない。
「あっ」
 ウェヌスはりのんの首輪を取り、自分の陰部に擦りつけてから再び巻きつけてやった。
穴一つきつく着けたのでかなり苦しい。着けられた瞬間には目の前が暗くなり星が飛んだほどだ。
「ありが……とう……」
「礼には及ばないわ。謝るのはわたくしの方なのだから。許して欲しいなんて言えないけれど」
 どうやら、首輪をきつく締めた事について謝っているのではないらしい。では、何が……?
 事態をまるで理解出来ず戸惑うりのんを他所に、ウェヌスは自分の話を先へ先へと進めそして遂に終点に達した。クライマックスはりのんを抱き寄せ、愛おしくかき抱いて、耳元で切なげにささやく。
「先に謝りましたからね」
 そして、キスをする。――りのんはそう思った。
 しかし、それは優しい口付けなどではなく――りのんの口に入ってきたのは舌ではなかった。触手のかけらが舌に絡みつき喉に這入ってりのんの口を塞ぐ。
(ウェヌス、ちゃ……)
 声を封じられ、それでも行動の意図を問おうと見た武装戦姫の瞳は、先程までとは別人のように冷たかった。
触手を口に突っ込んで淫乳を溢れさせた時は、子供をからかって遊ぶ母親のような目をしていた。
菓子を目の前で振り手を伸ばせば遠ざける。それを何度も繰り返し、泣くか泣かないかのところでちゃんと菓子をくれる、子供が可愛くて仕方がない目だった。
 しかし今のそれは、おおよそ人間に向ける視線ではなかった。より正確にいえば人間(ひと)と認めた存在に向ける視線ではない。
幸か不幸か葵とは異なり。初めて戦った時も一人前の戦士と認められていたりのんには向けられる事がなかったものだ。
 通気性の悪いスーツの背中を冷たい汗が流れる。
0106名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:48:57.74ID:proI+cuC
 能面のようだった顔の口元が不意に笑みの形を作った。
「はっ! ……乳牛の分際で人間様の言葉を唱うなどと生意気な」
「んっ? んんんーっ!」
 無論りのんの口からは出るのは人語ではない呻きで、耳にしたウェヌスは楽しそうに笑い転げる。
「あぁははははっ! そう、そうよそうなさい。雌豚らしくめぇめぇとうめくがいい! あーっはっはっ!」
 なるほど謝っていたのはこのためだったのかと理解した。
 豚じゃなくて牛だよおと突っ込もうとするが口の中に触手が詰まった状態では喋れない。
――いや、仮に詰まっていなかったとしても、首輪を掴んで吊るし上げられている状態では喋れたかどうか。
 首輪は首を軽く締め付けるほどにぴったりと巻かれているが、ウェヌスは首輪と首の間に指をねじ込んで持ち上げた。左腕だけでりのんを吊るし上げたが、モーニングスターに比べれば軽いものなのだろう。
 変身したりのんの方が背が高い為だろう、膣から触手が伸びて脚に絡み付き、膝を折らせて締め付ける。
 圧迫感にりのんの意識が一瞬若干遠くなる。息をするのも苦しい。
「いいザマね、獣畜生(けだものちくしょう)風情が。お似合いの姿ですわよ?」
 足を折り畳まれたおかげで顔を付き合わせられる高さまで降ろしてもりのんの体は床につかない。
 ウェヌスはりのんを吊るし上げたまま、左乳首を右手の親指と人差し指で挟み、抓りはしないものの握力を持って押しつぶす。
 苦痛の息が漏れたところで、今度は銜えて舐め上げた。まずは滴るほどに塗りたくった自分の唾液を音も高らかにすすり、それから前歯で蹂躙してやる。
「さぁ、だらしなく緩んだ乳腺から母乳をほとばしらせるがいい、淫らな雌犬が」
 牛、豚、犬。設定がコロコロ変わっているなあと思うりのんだが、実は雌犬と書いて心の中ではビッチ――女狐と読んでいた事までは知る由もなかった。
「わたくしに鶏卵を捕らせて犬のようだと吐かしていましたわね? はっ! おまえの方が犬ではないか!」
 唾液を飛ばしながら――気品を旨とする彼女の名誉のために断っておくとりのんのあちこちを舐め上げており、
また抑制しようとしていなかったからである――罵倒され、ウェヌスにしゃぶられねぶられかみつかれ吸われているうちにりのんの乳首からもミルクがにじみ始める。
「あははははッ、いたぶられて母乳を垂れ流すなんてとんだ被虐体質ですわね」
 それを味わったウェヌスは正直な感想を口にする。
「自分の母乳の方がわたくしの口には合いますわね。それに少し量が少ないかしら。全く、乳牛のくせに」
 口が塞がっているし、自分の乳首を銜えられるほど柔軟なわけでもないりのんはウェヌスの感想を素直に受け容れた。
さっきのウェヌスのミルクは本当に美味しかったから自分のがそれより美味しくなくても何の問題もないし恥でもない。
0107名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:50:01.19ID:proI+cuC
 強く吸って口の中にりのんミルクを溜めた状態で紅茶を飲む。
 味はさて措き、りのんの母乳でミルクティーを飲みたいと宣言したからには実行しようとする。根の所では真面目なお姫さまである。
 ともかく、満足したので解放してあげる事にする。――と、解放する為に何をしなければならないか、心がちくりと痛んだ。
「ちょっと我慢なさい」
 首輪はその構造上、一旦締めなければ外せない。ただでさえきつく締めているのだ。りのんはきっと苦しいだろう。指を抜いてから、なるべく苦しくないように手早く首輪を外してやる。
「……大丈夫? 少し苦しかったかしら」
 返事をしようとすると、口に詰まっていた触手はりのんがその存在を思い出す前に自ら這い出て床に落ちた。
「……うん、ちょっとね」
「先に謝っておいたとはいえわたくしも少し興に乗りすぎたようですわね…… りのん、わたくし……」
 俯く琥珀色の瞳は先程とは別の意味で直視できない。
「う、ううんっ、ウェヌスちゃんに動物扱いされてりのん、すごく気持ちよかったよ。もっといじめてもらってもよかったくらい。ほら、あそこがびっしょびしょだよ」
「そう言ってもらえると気持ちが楽になりますわ」
 ウェヌスはりのんの喉元に口寄せた。喉笛を噛み切られるか頸動脈を食いちぎられるかと思ったが、温かい舌が首輪の痕を優しく舐めた。
「こんなに赤くなって……痛かった? 苦しかったでしょう?」
「ウェヌスちゃん、くすぐったい」
 首を舐めまくるウェヌスは自分よりも動物っぽいとりのんは思った。動物のおかあさんのようである。
「お風呂に入って一晩寝ればなおるよ。……くすぐったいってば」
 だいたい首の前半分を丹念に舐めたところでウェヌスはりのんを抱き寄せて、露出した胸と陰部に自分のそれを押し付けるように抱き締めた。
0108名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:50:21.70ID:proI+cuC
「大好きよ、りのん」
「私もウェヌスちゃんだーいすき」
 りのんのくちびるがウェヌスのそれを塞いだ。
 入り込んでくる舌を、ウェヌスも同じく舌で受け止め、ボンデージスーツの背中を抱きしめた。
 正直にいってあまり触り心地は良くないが、だからこそ性的なプレイ時に着るのには向いているのかも知れない。しかし自分が着るのは気が進まないとも思う。
「えへへ、触手を詰められるのもいいけど、ちゃんとキスするのも気持ちいいね」
「そうね……触手を使わなくても、舌を絡めるだけでもあなたとなら充分に快いわ」
 りのんが指を伸ばし、ウェヌスの口元を濡らす唾液を拭う。
「ウェヌスちゃんの舌にちょっとだけわたしのミルクティー残ってた」
「美味しかった?」
「うん」
「そう…… りのんは一生懸命搾り出してくれたものね」
「ウェヌスちゃんが優しく吸ってりのんをミルクを出す動物にしてくれたからだよ。りのんはウェヌスちゃんみたいに自分ひとりでは出せないもん」
「あなたもいずれ自分で出せるようになると思うわ」
 りのんの目が眩しかった。
 極星帝国時代、イレイザー狩りと称して小生意気な天使共を捕まえてはこうして家畜のように嬲っていたが、こんなうれしそうな目で見られた事はなかった。
 憎々しげな視線で睨みつけてくる心を折り砕くのも楽しい物だったが、この瞳を向けられるのもまた違った趣があって良いものだ。
動物をペットとして飼った事はなかった。馬は飼っていたが武器がモーニングスターなので乗る事も少なく、
近しく感じた記憶はない。しかし動物を買う楽しみが少しわかった気がする――そう思って、苦笑する。
(りのんは人間ではありませんか。人間の、わたくしの大切な同胞ですわ……)
 足が向かった先は湯沸かしポットの前で、何の気なしに持ち上げて水位を確認する。
「あら、もうお湯がないわね」
「あっ……ごめん、さっきなくなりそうだったのにほきゅうするの忘れてた」
「また沸かせばいいのよ」
 大人びたボンデージスーツでいかにも子供っぽい顔をするりのんに、ウェヌスはボトルに汲んだ浄水を持ち上げて笑った。
自分には変身しても重いそれを軽々と持ち上げ、そして片手で給水する彼女はすごいと素直に思う。
0109名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 01:51:14.12ID:proI+cuC
 扉が二度ノックされた。
 視線を送られたりのんは頷きを返し、入室を促した。
「どうぞー」
「お待たせー」
 扉が開いて、葵が入ってくる。簡易的な魔法だが、この部屋の扉と窓には術者であるりのんが承認した人間以外には開けられない魔法がかかっている。
 それに階段のところに感知魔法がかかっているので、やってくる相手が葵である事はりのんにはわかっていた。
 だから慌てて服を着る必要もないし、開けた葵も二人が全裸と卑猥な装束である事にいちいち驚かない。
「それともお邪魔だったかな?」
 多分にからかいの色を込めた挨拶を、金髪全裸の姫は正面から受け止めて笑顔で返す。
「ごきげんよう、葵。あなたが来るのを待っていたといえばそうだし、来ないで欲しかったというのも本当よ。だってあなたがやってきたら教科書を返さなければならないもの……面白かったわ」
「え? おも……面白かった?」
 意外な言葉に聞き返すが、ほほえみとともに帰ってきた答えはやはり同じだった。
「とても」
「そうなんだ……」
(極星帝国の人間は頭おかしいって言いたいのかな)
「違うよっ!」
 ウェヌスは顔を赤くして大音声を張り上げる葵をにこにこ笑って見ていたが、落ち着いたところで声をかける。
「ねえ葵、この紅茶はりのんが淹れたもの」
 ウェヌスの言葉を承けて、りのんがポットから紅茶を注ぐ。
「それにこうしてわたくしのミルクを加える」
 ウェヌスは勢いよく淫乳を注いでからカップを葵に差し出した。
「さて葵、あなたの蜜をここに垂らしてくれないかしら。甘くて美味しいという、あなたの自慢の淫蜜を」
「三人で回し飲みしよう」
「口移しもいいんじゃない?」
 りのんとウェヌスの魅力的な提案に、葵はパンツを脱いで応えるのだった。

第六話『カップ一杯の媚薬』
0110名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 02:21:09.76ID:proI+cuC
「こないだ捨て猫を拾ったんですよ」
 武器の献上に来ていた工廠(アーセナル)の見習いが武器を広げる手を休めて言った。
「あらおまえ、身無し子が捨て猫を拾ったの? 類は友を呼ぶわね」
 少女といって差し支えない歳の女領主は休めた手を咎める事もなく鼻で嗤ったが、両親を戦争で喪ったという点に於いては彼女も同じである。
領主とお抱え工廠の見習い、身分の違うふたりが親しくしているのも、歳が近いという以上に同じ悲しみを抱くところが大きいのかも知れなかった。
――無論、意地っ張りの領主がそのような事を口に出す事はないし、指摘しても認めないだろうが。
「拾ったのはあたしだけど、工廠のみんなで世話してるんですよ。お姉さまも今度見に来てくださいよぉ。
マジで可愛いんですって。特に食事の残りの肉をやると飛びついてくるあたりが……」
「誰が猫なんか。ドラゴンならまだ乗って使えるだろうけれど……ああ、この刀はなかなかいいわね」
 少女領主は与太話に付き合いきれないとばかりに見習いが持ってきた武器の中から刀を取り上げて鞘から抜き放ち見つめた。それを見た見習いは締まりのない顔で笑う。
「えへへ」
「何? ついに発狂したの?」
 胡乱気に眉をひそめる領主様に、見習いは喜色を隠せない声で答える。
「それあたしが打たせてもらったんですよ」
「ふぅん」
 小さく頷いてから、領主は見習いのくりくりした瞳を真顔で見据え、静かな声で言った。
「精進なさい。いずれわたくしの為に武器を任せるかも知れないわ」
 その言葉に見習いは息を飲んだ。彼女の得物がなんなのか、そして一見簡単そうなそれを巧く作る事の難しさは親方や職人達から聞いて知っている。しかし彼女は大きく息を吸い頷いた。
「任せてくださいお姉さま。さいっこーのを作って見せますよ」
「ふふ、頼もしい事」
 見習いを値踏みするようだった顔が花のように笑う。少女は姉のように慕う彼女のこの顔が大好きだった。身分違いは当然承知しているが、いつか彼女のようになれたらと願っている。
「さて……お茶にしましょう。おまえはこれが楽しみで来ているのだものね」
「わーい、やったぁ」
 少女はくりくりした目を輝かせて小躍りする。
「なるほど」
「へ?」
「おまえがさっき言っていたでしょう。猫に餌をやるとどうとかって。おまえの言っていた通りだわ」
「あ、あたし猫と同じですかぁーっ?」
 情けなさそうな声で鳴くところも、なるほど何かの動物のようだった。
0111名無しさん@ピンキー2011/10/17(月) 02:27:02.61ID:proI+cuC
以上です。

りのんがキャスター、葵がランサー(サイコスピア)、ウェヌスどんがアーチャー(投げるので)
に当てはまるなあとFate/Zeroを見ながら思ってたりする今日この頃。
残りの赤緑黒の三人もサーヴァントクラスに当てはまるのかなあと思いつつあちらは七人なのでした。
アサシンは固定だしね! カフレスティスとかザラザラさんとか面白そうなキャラは多いですが。どっちにしろ極星枠は埋まってるか。
0114名無しさん@ピンキー2011/10/18(火) 10:53:48.74ID:JybZjvwN
>>111
乙です。
ドSっすなぁ

それにしてもまとめ管理人の仕事早すぎわろた。
0115名無しさん@ピンキー2011/10/18(火) 18:24:10.24ID:QOiWqYqe
>>67
ジューンブライド"清川理恵"
「見ないでください…いやぁっ」
愛する人と結ばれささやかながら幸せな生活を手に入れたはずの花嫁を待っていたのはマインドブレイカーによる狡猾な罠だった
マインドブレイカーによって捕らえられた夫の命を救う為、身体を要求された女に選択の余地はなく
愛する夫の目の前で自らを慰め、命じられるがままにマインドブレイカーの上に跨った
「あぁっ、嘘っ、こんなの、気持ちいいはずなんて、あぁっ」
男に貫かれた瞬間、清川理恵の頭は真っ白に染まった
背徳的な行為に対する嫌悪、夫に対する罪悪感に涙を流していたはずの心に溢れるのは心地よい快楽
もっといじめて欲しい
「ごめんなさい…私、今とっても幸せです」
甘い毒に犯される様に身体が小刻みに震え、唇の端からははしたなく唾液が零れ落ちる
清川理恵は快楽の虜となり、マインドブレイカーの新たな奴隷がまた一人増えた瞬間であった
0116名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 00:19:35.07ID:xELWc+Qx
ウェヌスはどこで寝泊まりしてるんだろうと考えて浮かんできた話。
宝瓶宮の扉とか懐かしすぎる。今回結構ひどいですごめんなさい。


 瀟洒な邸宅が居並び華麗さを競う高級住宅街の外れに、ひときわ壮麗な豪邸がある。数年前までは美しくもどこか薄気味の悪い屋敷だったが、最近では漂う雰囲気も春の陽のように暖かい。
 その屋敷の二階奥、かつて戸主の妻が使っていた部屋の扉を、この家の令嬢が敲いた。
「おはようございます、殿下」
 挨拶する声はやや不明瞭であり、そして暗い。しかしその暗さはかつてこの屋敷を包んでいたものとは理由が異なる。
「入れ」
 雨戸や夜用カーテンは既に開けられ、そよ風に揺れるレースカーテンから朝の陽射しが射し込んでいる。さわやかな朝である。
 令嬢はおずおずと部屋に入ったが、ドアのところから中には入ろうとしない。部屋の主に遠慮しているのではない。
今のこの部屋にはとても入れないのだ。
「おはようサヤカ。今日もいい天気ね。気持ちのいい朝だわ」
 今この部屋を支配するプリンセスに名前を呼ばれた鳥羽沙夜香は引きつった顔でぺこりと頭を下げた。
「殿下、水を」
「そこに置きなさい」ウェヌスは沙夜香の言葉をあからさまに遮って言った。
萎縮しながら水差しとコップの載った盆をテーブルに置く沙夜香の背中に続く言葉が投げかけられる。当然彼女の作業が終わるのを待とうという発想はない。
「食事は七時から食べる。卵料理はニンニクとキノコのオムレツにして」
 細かく刻んだニンニクを加熱して香りを移したバターでキノコを炒めた物を包んだオムレツである。
香ばしいニンニクの香りが食欲をそそる一品だ。
オリーブオイルでも作るが、ウェヌスの好みはバターである。キノコも鶏卵もバターとの相性がよい。
それに、有塩バターを使えばバターの塩味と風味でテーブルでの調味なしに美味しく食べられる。
本来ニンニクは香りを出すためのものでバターだけを使うのだが、彼女はバターでニンニクを炒めたフライパンにそのままキノコを入れてニンニクも完成品に入れてしまう方が好きである。ニンニクを食べると元気が出るからだ。
「おまえが作ってくれるかしら」
「……いえ。フィルフィアに伝えておきます」
 ――ヴァンパイアである鳥羽沙夜香にとっては聞くだけで吐き気がする料理である。
「ふん、ああそう」
 ウェヌスはつまらなそうにそれだけ言って手をひらひら振った。
 触手を自在に使いこなす彼女はメイドの手など借りなくても一人で着替えられる。無論、その気になればの話だ。
「失礼いたします」
 沙夜香は恭しく一礼して退室するが、無論主から労いの言葉がかけられる事はない。
0117名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 00:21:48.10ID:xELWc+Qx
 鳥羽家は明治時代から日本に住まい、組織的に結束していないダークロアにあって積極的に同胞との連携を強め、
東京に於いて主導的な立場を務めるヴァンパイアの名家であった。
 その嫡子である沙夜香は生まれながらにして将来の栄光を約束されていた。
人間とのハーフであり彼女が雑種と蔑む夜羽子・アシュレイに能力の面では敵わなくとも、高貴な血筋を混じりなく継ぐ者として敬われて生きる事が出来たはずなのだ。
 それが狂い始めたのは高等部の時からである。
 沙夜香は当然のように周囲に慕われ、当たり前のように一年七組の学級委員に選出された。そして生徒会に出席したのが運の尽きだった。
 圧倒的支持で生徒会副会長、つまり二年生が達しうる最高の役職に就いた男――雜賀恭一と出会ってしまったのだ。
 マインドブレイカーであり、イレイザー襲来を予見して撃退のための戦力を欲していた恭一にとって、沙夜香は格好の駒だった。
 出会って目が合った瞬間から彼のマインドブレイクが始まり、会議終了後それらしい口実で二人きりになって完全に支配が完了した。
恭一にブレイクされる前の沙夜香は血筋だけご立派で能力は惨憺たるものだったので、赤子の手をひねる用にあっさりと完了したらしい。
 さてそれから恭一の計画は着々と進行し、彼の代の生徒会は全員が彼の支配する能力者で占められる程になっていた。
 ところが、到底いち学校の能力者ではイレイザー撃退などならず、もっと協力者を増やそうとしたのが恭一の転落の始まりだった。
 新入生の中にマインドブレイカー、それも無意識ながらも既に能力者の卵を支配している少年を見つけた恭一は、これぞ天の助けとばかりに
――実際にはそれこそが彼の破滅の引き金だったのだが――彼、秋月俊平に協力を要請したが、俊平は他人の心を好き勝手にするなどと願い下げだと断った。
 無論簡単に諦めるような恭一ではない。将を射んと欲すれば先ず馬を射よとばかりに俊平と同居している幼馴染で電撃系能力者の卵、名波杏子を支配した恭一だったが、
俊平との交渉の手札にするため構い過ぎたのが沙夜香の嫉妬を買った。
 激情に駆られた沙夜香は杏子を吸血し眷属と化した。これが恭一にブレイクされて恋情に満たされ能力も強化されていた沙夜香の絶頂期だったといえる。恋敵を排除した沙夜香はご満悦だった。
 ところがこの行為は俊平を激怒させる事となる。
 恭一は幼い頃からマインドブレイカーの能力を自覚し鍛錬したため他人の心を操作する事に慣れすぎていた。俊平の事もどこか侮っていたのかも知れない。
同じマインドブレイカーには精神支配は効かないと知りつつ、それでも操れると思っていたのか。
沙夜香から杏子を引きずり込んだと報告を受けた時も、大勢に影響なしと高をくくっていたのだろう。
 何よりも、地球を異星人から救うという行為は非の打ち所もなく正しくて、その崇高さが恭一自身を酔わせていた。
その美酒は俊平もきっと酔わせられると確信していた。
 沙夜香を支配するにあたり自分への恋心を受け付け、その愛情を一身に受けながらも彼は恋心への理解が足りなかった。
それが破綻した時何を生じさせるのか、全く思いが至らなかった。
 果たして俊平はハッピーマンデーとその前後を利用して数日姿を消し、帰ってきた時には謎の触手のようなもの――支配虫を従えた強力無比なマインドブレイカーとなっていたのである。
0118名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 00:23:44.82ID:xELWc+Qx
 沙夜香の手はあの日の感触を今でも覚えている。
 生徒会室に闖入してきた秋月俊平に視線を投げかけられた途端、沙夜香の目は引き寄せられるように彼の瞳を凝視した。
 視線が重なった途端、沙夜香の肉体は彼女のコントロールを受け付けなくなり、首から上が絶叫して制止を懇願するのも聞かず、
ヴァンパイアの怪力で恭一の手足を握りつぶし、男性器を引きちぎった。
いつか抱かれて挿れられる事を願っていたそれは、あろう事かてのひらの中でただの肉塊に成り果てた。
 沙夜香の絶叫に、誇り高く弱みを見せた事のなかった恭一の苦悶の叫びが重なり合唱を奏でた。
 彼自身それが恋心だったと自覚にしたのは失ってからだったようだが、愛する幼馴染をバケモノと化した沙夜香に対する俊平の怒りはそれだけでは収まらず、
彼女の手は自らの翼を引きちぎり、そして自らの牙を力任せに引き抜いて、奥歯は砕ける勢いでそれを噛み砕いた。
 そして――
 自分と愛する人を自らの手で傷つけさせられて心身の痛みに泣きむせぶ彼女は恭一や従者の家系を越えて親友とも呼べる幼馴染だったワーウルフの忍の目の前で男子生徒達に輪姦された。
学園のアイドルとして沙夜香を畏敬の目で見ていた男達は俊平により性欲を増幅されケダモノとして沙夜香を犯し抜いた。しかし記憶を消された彼らはきっと全てを忘れて、急に『留学』した憧れの副会長の事を懐かしく思っているのだろう。
 自ら牙を抜き噛み砕いて吸血能力を封じられた沙夜香だったが、俊平は彼女のヴァンパイアとしての特性は増幅した。
かつては日光の下では能力を使えなかった沙夜香は恭一のブレイクによってそれを克服した。しかし今度は逆に日光に極端に弱くなったのだ。すなわち、日焼け止めクリームを塗ってもなお、太陽光を浴びればたちまち重度の火傷を負う。
今や彼女に残された唯一のヴァンパイアの能力である。
哀れな杏子をそうして葬ったように、日光を浴びれば即死するまでに程度を高める事も出来たのだろうだが、敢えてそれをせず苦しめるようにしたのも俊平の憎悪の深さを表していたといえる。
 本来この家の令嬢である彼女にウェヌスのメイドをさせているのもその一環なのだろう。もっとも、ウェヌスにとってもいい迷惑だったようでその扱いは酷いものだ。あるいはそれも俊平の狙いだったのかも知れないが。
0119名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 00:25:22.00ID:xELWc+Qx
「殿下より、朝食は七時からで、卵は……その、キノコと……」
「ニンニクとキノコのオムレツですね」
 キッチンメイドのフィルフィア・フォルシュは言い淀む沙夜香にその先を言わせないように承けた。
いかにエルフの鋭敏な聴覚とはいえ、種々の調理音が響く厨房から二階のそれも本来女主人の寝室の声が聞こえるわけではない。
沙夜香の反応やウェヌスの性格から推し量ったのだ。
 沙夜香の沈痛な面持ちがそれを肯定する。かつては高飛車で反感を覚える事もあったが、それでもかつて仕える間にそれなりの愛着は湧いた相手だ。
メイドに零落し、かつての使用人と共に働く今の境遇にもともと温厚な性格のフィルフィアは同情を禁じ得ない。
「了解しました」
 早速料理を始めるフィルフィアに小さく頷いて、沙夜香は食堂を後にした。
 これからウェヌスが食事をする食堂では、一年前までは彼女がこの家の令嬢として食事をしていた。
恭一の支配を受けてからは居候、いや賓客として滞在する彼も食卓に加わり楽しい時間を過ごした。
なお、いくらヴァンパイアといえ毎日生き血を吸っているわけではなく、普段の食事は普通の人間と変わらない。
勿論ニンニクは使われないためこの家の厨房にニンニクが入る事は百年来なかったのだが、フィルフィアは今や長らくそこに当然のようにあったものであるかのようにニンニクを扱っている。
フィルフィアに罪はないが、言い様のない寂寥感を覚える。
 早く寝たいと思う。ウェヌスが出掛ければレディメイドの彼女は眠る事が出来る、
 ベッドも棺桶も既にない。彼女の寝床は日差しを避けて夜中に行った二十四時間営業のスーパーでもらってきた、
しかも染み込んだ汗がにおい、あちこちの破れを布ガムテープで補修して見た目もみっともない段ボールである。
使用人室の片隅に置かれたそれが、鳥羽沙夜香に残されたこの屋敷で唯一の安らげる場所なのだった。
0120名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 00:27:21.46ID:xELWc+Qx
 毎朝ラジオで放送されている体操をやるのがこの屋敷に来てからのウェヌスの日課である。
なんといっても時間が定められているのが日々の習慣にするには良い。
 高級なステレオセットから流れる放送に合わせて、ウェヌスは鍛え上げられた肢体を躍動させる。
武装戦姫(アームド・プリンセス)と名乗る彼女だが、今その身には寸鉄も帯びていない。
支配虫の洗礼を受けてから全裸で動くのが楽しいウェヌスであった。
 汗をかいても拭きやすいだけでも全裸の意味はある。深呼吸で体操を締めくくる頃にはウェヌスの体は火照っていた。
肌に浮かび上がった玉の汗をタオルで拭い、沙夜香に用意させた水を注いで飲み干す。目覚めてから初めて摂る水分が全身に染み渡っていくようだ。
「ふぅ……」
 深呼吸で吸い込んだ空気をゆっくりと吐き出すウェヌスに、窓辺から声がかけられる。
(おはよう)
「おはよう淫獣」
 朝の陽射しを浴びてレースカーテンの向こうから影を写すのは須藤りのんの使い魔もといパートナーのあんみつである。
(今日は宜しく頼むよ。しかし……本当にいいのかい?)
「もちろん。りのんや葵には学校の授業があるのだから、ゴミ掃除は手の開いているわたくしがやるべきでしょう」
 ウェヌスは花のようにほほえんだ。
 りのんが正義の魔法少女として行なっていたはぐれモンスターや妖怪を退治する役目を、彼女が学校に行っている間代わりにやってのけようというのである。
 ――もっとも、友情というよりはむしろ最近戦闘していないので何でもいいから暴れたいというのが本当のところだ。
「それに、水晶の巫女を見つけたら今度はわたくしが覚醒させたいですもの」
 乳首の根元が徐々に膨らみ、やがて先端から金色のものが競り出てくる。彼女の黄水晶のピアスである。
朝日を浴びて煌く様はまさに明けの明星の名にふさわしい。
(そうだね。がんばろう)
0121名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 00:29:04.95ID:xELWc+Qx
「でも……」
 空になったグラスに水を注いで煽り、ウェヌスは話題を変える。
「モーニングスターを持っていけないというのは残念だわ」
 ウェヌスが見つめる先、ベッドの反対側にはウェヌス愛用のモーニングスターが圧倒的存在感を持って置かれている。
毎晩のようにメンテナンスしているので何時でも実戦が可能なのだが、あんみつはそれを断固として禁止している。
(君が体を鍛えるためといって階段を使ってくれる、
モーニングスター持ってエスカレーターを駆け上がったりエレベーターでジャンプしたりする子じゃなくて本当に良かったよ)
 ウェヌスにもモーニングスターを剥きだして持ち歩くと余計な目を付けられるというくらいの用心はあったので最近流行りのショッピングカートに偽装していたが、
それでも馬鹿でかくて目立ち、実際電車の中では可愛い女の子が家電製品か何かをカートに乗せて運んでいると注目を浴びていた。
それに重量がものすごい。ふとした拍子に重さに起因するトラブルを発生させてしまいかねない、というのがあんみつの言い分である。
 ウェヌスも理性では理解出来るし納得もしているが、しかし自分の半身ともいえるモーニングスターの仕様を、それも自分の意志によらず他者に強制されるというのは
素直に承服し難い所があり、文句の一つも言いたくなるというものだ。
(わたくしにとっては半身のようなものなのよ。りのんの魔法でなんとかならないのかしら」
(難しいだろうね。自分の衣装を作り出すだけでもかなりの高等魔法なんだよ)
「ふうん、流石りのん」
 りのんが褒められるのは自分の事のようにうれしいウェヌスである。
「そういえば、前から訊こうと思っていたのだけれど」
(僕のスリーサイスは秘密だよ)
「銃はどこで買えるのかしら?」
(銃?)
「ええ。ええと……」
 ウェヌスがテーブルの上から雑誌を取り上げて開いたページには、いかにも無骨そうな拳銃の写真が載っている。
 ベッドの反対側にはモーニングスターをはじめとして武器の数々。テーブルの上には格闘技やら兵器の本。これだけ見れば女の子の部屋にはなかなか見えない。
「これよこれ。銃なんて火薬で弾を飛ばす非力な輩のための武器だと思っていたけれど、腕力がなければ重量や反動に耐えられないというのはなかなか見所があるわね」
(ふーんああそう。対戦車ライフルでも振り回してなよ)
「アンチマテリアルライフル! いいですわね。どこで買えるのかしら」
(極星帝国ではコンビニやスーパーで対戦車ライフルが売っているのかい?)
「コンビニエンスストアやスーパーマーケット自体がありませんわよ。アンチマテリアルライフルなんて……ああ、リリアさんが持ってましたか。ある事はありますわね」
 真顔のウェヌスにあんみつはかぶりを振った。
(日本では銃を買うのは無理だよ。それに持ち歩くのは止めた方がいい。見つかると厄介だよ)
「面倒な国ですわね……それだけ平和という事でしょうけれど。とまれ、わたくしは食事を摂ってきます」
 全裸のままでも構わなかったが、フィルフィアはともかく沙夜香ごときに裸身を晒すのは業腹だった。用意しておいた服を取り上げる。
(僕も行くよ。朝はパンだろう?)
 腹が減ってはなんとやらだ。あんみつは窓枠から飛び降りた。
 着地した先は、ちょうど今から着用しようと手を伸ばしたウェヌスのブラジャーの上だった。

第七話『爽緑の羽ばたく朝』
0122名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 01:23:43.18ID:xELWc+Qx
「おはようございます、お姉さま!」
「あら……」
 元気よく挨拶する工廠(アーセナル)の見習いを、この地を治める領主は胡乱気な眼差しで見やった。。
「本当に来たのね」
「はいっ! 本当に来ました!」
「なんという事。冗談だったのに」
「ええーっ!? お姉さまに武芸を教えてもらえるなんて、あたし昨日から眠れなかったんですよぉー。そんな事言わないで教えてくださいよー」
 領主のそっけない言葉を承けて懇願する見習いの声が、早朝の靄混じりの空気を震わせた。
 しかし、領主の言葉は嘘だった。
 『興味があるならおまえにも教えてあげるわ。わたくしの武器を作るのならわたくしの仕方を知っておいた方がいいでしょう。やる気があるならあしたの朝早くに来なさい』
 冗談などではなく、領主自身彼女と一緒に早朝の鍛錬をこなすのを楽しみにしていた。眠れなかったのは、工廠の仕事をこなして疲労困憊だった見習いよりもむしろ領主の方だったかも知れない。
「まあ来てしまったものは仕方ない。構えてみなさい」
「はいっ!」
「全然違う……こうよ」
「こう、ですか」
 領主が持つところからゆっくり構えて見せるが、見習いは首を傾げて相変わらずとんちんかんな持ち方をする。
「そうではなく……」
 業を煮やした領主は自分の剣を放り出し、見習いの背中から抱きつくように手を回して持ち方を教えてみせる。
「こうよ」
「こ、こうですか」
「ええ。そのまま振ってみなさい。……ええ、そうよ」
 指導するうち熱が入ってきたのか領主の体が密着してくる。背中に感じる感触に、見習いは思わずに居れない。
(お姉さま、本当に胸ちっちゃいなー)
 そんな失礼な事を思われているとはつゆ知らず、領主の方は早速この弟子を可愛いと思い始めていた。
 否、もともと可愛い妹分だったのかも知れないが、ともかく未だ自分も未熟ではあるが、しかし持てる技術はせめて全部教え込んでやろう、とそんな事を考えはじめていたのである。
0123名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 01:30:06.45ID:xELWc+Qx
以上です。

緑のメイドということでエルフメイドか鬼メイドあたりを想定してたらフィルフィアがいた。
しかも今気付いたけど宝瓶宮の扉の口絵イラストレーターじゃないですか。

アンドロイド・タイプJは機械だけ狂わせると思ってたら人間もいかれさせるみたいなので
三人娘が花火大会に行ったらアンドロイド・タイプJの毒電波で見物客乱交中で
それはともかくタイプJやっつける三人娘も浴衣タイプJもこの際浴衣の浴衣バトルとか妄想してたらもう秋。
0124名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 01:37:11.28ID:xELWc+Qx
>>115
清らかな花嫁が汚れるとか悪堕ちもそうだけど落差萌えというかギャップ萌えというか。
旦那さんの反応も気になるところです。
そこでマインドブレイカーと旦那のウホッな展開になったら嫌かもですが。
0125名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 12:41:27.97ID:lmv1tY3t
俺は男でも女でも構わず食っちまうマインドブレイカーなんだぜ
0127名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 16:22:26.99ID:7mHYYWCc
俺はメカフェチのマインドブレイカーなんだぜ
無生物以外は帰ってくれないか!
0128名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 19:47:34.90ID:Hfytnj25
おまいらの妄想力でブレイブカイザーをエロくしてみてくれ
0129名無しさん@ピンキー2011/10/19(水) 23:43:58.12ID:vejIkzEJ
ブラックブレイブカイザーと無理矢理合体させられるSARASAやメアリーピュアとかか
0132名無しさん@ピンキー2011/10/23(日) 04:01:40.65ID:46qrweCX
ずっと何気なく気になってたんだけど
冥約の羅盤師ってデフォルトでぱんつ見えてるワカメちゃん状態?
0137名無しさん@ピンキー2011/10/24(月) 00:43:04.10ID:J0Lvzfg3
羅盤師とカフェメイドと趙鏡香がスカートたくし上げて
三者三様のぱんつ見せてる画像ください
0138名無しさん@ピンキー2011/10/24(月) 01:30:05.35ID:VTbj3wt8
アクエリアンエイジ日常編

真由美「口でクソ垂れる前と後ろにサーとつけろ!」
東海林光「真由美ってそんなキャラだったっけ?」
結城望「ドン引きです」
アシュレイ「くっくっくっ…影響されやすい真由美を操るなど我にとっては朝飯前」
真由美「まそっぷ!」
ステラ「また貴様か…」
真由美「フルメタルジャケットって映画、マジ本当に面白いんだってば。光も見たらきっとはまるよ」
光「そうね…」(本当は見た事がある人)
望(言えない…二人の間に凄い温度差があるなんて私には言えない)
アシュレイ「ただいま、はーマジあの糞BBAの説教長かったわー」
真由美「ステラさんもすっかり先生が板についちゃったよね」
光「どうでもいいけれど、貴方はどうしてココにいるの?」
アシュレイ「え…暇だから?」
望(森に帰れよ…ニート)
アシュレイ(うるさい ぶちころすぞ、ヒューマン)
望「高貴さも信念も理念もなく、昼間から出歩き、勢力拡大もしない
意味もなく学校に出入りし、学生に戻るわけでもない
挙句、お金がないからって東海林さんの家にやってきてご飯を食べる
貴様それでも吸血鬼のつもりか 恥を知れ」
アシュレイ「うぐっ…」
光「私は気にしてないわ」
アシュレイ「だっておwww」(ドヤ顔)
望「くっ…」(貴方臭いんです。洗ってない犬の臭いがしますよ。ちゃんとお風呂入ってるんですか)
アシュレイ「は…入ってるもん」(既に涙目)
望(図星なんですね、見た目は女の子なのに小汚いなんて不潔です、ドン引きです)
真由美「こらこら、あんまりアシュレイをいじめないの」
アシュレイ「うっうっ…」
望「光さんからも何か言ってあげてください」
光「そうね…そんなに気になるなら望がアシュレイの面倒見てあげたらどうかしら?」
望「はぁああああ?」(美少女らしからぬ反応を示す望)
真由美「それがいいわね」(何も考えていない)
アシュレイ「えー」(凄く嫌そう)
こうして望はアシュレイの世話をする羽目になった

東海林家庭
アシュレイ「ドドドド…知っているか貴様、吸血鬼はな!! 流れる水で溶けて死ぬ」
望「だから?死ぬならさっさと死になさいよ」
アシュレイ「ふう…まあ、いいわ。一つ聞いておきたいんだけど。あのさ…ここってお風呂じゃなくて外だよね、超絶美少女の私にこんなところで裸になれっていうの?」
望「この家にはあんたを入れるお風呂なんてないの…嫌なら森に帰れば?」
アシュレイ「酷い…私の知ってる望ちゃんはもっと優しかった!!」
望「そうね…あんたが人の家に勝手にあがりこんでぐーたらぐーたらニート生活してなければね」
アシュレイ「私だって好きで魔物やってるんじゃないのよ!」
望「はいはい…一年前から毎日そんな事言ってますよね」
アシュレイ「助けてえーりん!!」
望「じゃあ、百歩譲ってあげるから真由美さんの所へ帰りなさいよ」
アシュレイ「フッ…真由美ちゃんの所より東海林家の方がご飯が美味しいのよ!!」(ドヤ顔)
望「まあ、このままじゃどうにもならないし…ついてきなさいよ」
0139名無しさん@ピンキー2011/10/24(月) 01:30:53.76ID:VTbj3wt8
東海林家
アシュレイ「あのさ…望ちゃん。このままお風呂に突っ込まれたら吸血鬼じゃなくても溺死するんじゃないかな?」
望「私には無抵抗で縛られる貴方の思考が理解出来ませんけど…」
アシュレイ「裸になって縛られるなんてする事は一つじゃない!!」
望「そうですか、よかったですね」
アシュレイ「ちょっと、何このロープ!? 切れないんですけど!!」
望「斎木インダストリー社製単分子ワイヤーです、本来なら輪切りになるはずなんですけど…」
アシュレイ「待って、話しあおうよ。お風呂には入ります。勝手にご飯食べません。望ちゃんの服を勝手に借りません。約束するから許して、ね?」
望「私の洋服がなくなってたのって…やっぱり……」
アシュレイ「だって光ちゃんの服って好きじゃないしさ、真由美の服はラフか制服ばっかりだしね」
望「で…他には何をやったんですか?」
アシュレイ「うん? 望ちゃんが翼君を好きすぎるあまり、アレやコレやしちゃってるとか。引き出しの奥にあんな物をしまってるとか見てないよ」
望「脅迫のつもりなら無駄ですよ? だって貴方はこれから溺死しますから」
アシュレイ「ぎゃあーん、助けてまゆみん!!」
真由美「はいはい、そこまでね」
光「望はやりすぎ」
アシュレイ「正義は勝つ!!」(ドヤ顔)
真由美「お前も少しは反省しろー!!」
アシュレイ「グフッ」
翼「おいおい…帰って来て早々隠れろとか、黙って見てたらさっきから何してんだよ…部屋が必要なら確か倉庫が空いてたし、とりあえずそこでいいなら貸すぜ」
真由美「いいんじゃないかな?」
光「そうね…私は構わないわ」
望「う…うん…翼君がそう言うなら」(後で腐れ吸血鬼が二度と出て来れないようにしておこうっと)
アシュレイ「よし、私が東海林家に養子になってあげる。もっと広い家に引っ越そう」
光「……」
望「え……」
翼「アシュレイ、今日は帰っとけ…」
アシュレイ「え…私何か変な事言った?」
真由美「帰ろっか、アシュレイ。私が送ってくね」

公園
真由美「アシュレイがバカなのはいつもの事だけど、今回のは不味かったと思うよ」
アシュレイ「ちょっと酷くない? 大体地球シリーズからヒロイン入れ替えってありえないし」
真由美「ちゃんと話を聞こうね」(頭を掴まれるアシュレイ)
アシュレイ「ギブギブギブ、マジ、壊れる、私の頭がバカになっちゃうってば」
真由美「あのね、超能力者の家庭事情はね。大抵の場合複雑な家庭環境ってやつなのよ」
アシュレイ「覚醒者に対する風当たりとか、異能者と一般人の隔たりぐらいは私にも解るよ。でも、お互いに無理して一緒にいても幸せにはなれないんじゃない?」
真由美「誰でもそんな風に割り切れるほど強くないよ…」
アシュレイ「望んで覚醒した人ばかりじゃない。覚醒して、力を得た代わりに多くのものを失った。その痛みも私は解るよ」
真由美「じゃあなんで…」
アシュレイ「真由美には解らないかもね…それでも私から見れば真由美達は私よりずっと多くのモノを持っているって事が。じゃあ、私は行くよ。光さん達には謝っておいてくれると嬉しいな」

東海林家
光「ねぇ…翼は寂しくない?」
翼「覚醒した時はこの力を恨んだりもしたけどな…今はそうでもないな。気にするなんてらしくねえよ、姉貴」
光「そうね、あんまり暗くなっていたら望にまで心配かけるものね」
翼「それに姉貴には俺がついていてやるよ。嫁にいくまではな」
光「私は別に…一緒に暮らしてもいいわよ?」
翼「それを世間ではブラコンと言います。望が風呂あがったらさっさと入って寝ろや」

東海林家風呂場
望「はぁ…」(あの無神経女…翼君の家の事情も知らないくせに。でも、今回の事で解っちゃったな…私じゃ二人の心の隙間を埋められてないんだって)
(結局…私は二人にとって家族の代わりでしかないのかな)
望「私じゃやっぱり……翼くんの、力になれないのかな……」

学校
真由美「アシュレイ見てないよね?」
望「最近は見てませんけど…どうかしたんですか」
真由美「ううん、何でもない」(夜羽子の奴、あれから連絡もよこさないし…どうしたんだろ)
0140名無しさん@ピンキー2011/10/24(月) 01:44:48.66ID:VTbj3wt8
とある町
光「これは…」(報告にあった極星帝国軍が既に全滅させられているなんて…一体誰が?)
アシュレイ「光か…」
光「アシュレイ…?」
アシュレイ「ああ…それ以上近づかない方がいい」
光「嫌だと言ったら?」
アシュレイ「近づくなと言ったんだ。二度も言わせるな」
真由美「寂しがり屋粛正サイキックパーンチ!!」
光「真由美!?」
アシュレイ「真由美か…」
真由美「しばらく見ない間に随分とやさぐれちゃったみたいね」
光「最近、二人とも姿を見ないと思ったら…なるほどね」
真由美「話は後よ、この寂しがり屋の駄々っ子はぶん殴ってやらないと解らないみたいだからね」

学校の保健室
ステラ「なるほど…それでコレを力ずくで連れてきたというわけか」
真由美「いてて…EGOは慈善事業集団じゃないもの。私の友達でも敵対勢力の人間を無償で見てくれるほど甘くはないの」
ステラ「貸し一つだな、藤宮真由美」
真由美「ok、覚えておくわ」

学校の保健室・夜
ステラ「目が覚めたか」
アシュレイ「ここは…」
ステラ「藤宮真由美が心配していたぞ。持つべきものは友だな」
アシュレイ「私の事は放っておいてよ」
ステラ「フフッ…若いな、お前達は」
アシュレイ「別に、一人でも寂しくなんてないのに…」
ステラ「本当に得難いモノは失って初めて気がつくものだ。孤独に不器用な生き方を貫くのもいいが、時は遡れんぞ」
アシュレイ「BBAうっさい 私帰る!!」
0141名無しさん@ピンキー2011/10/24(月) 01:54:12.20ID:VTbj3wt8
公園・夜
望「貴方の声が聞こえたから迎えに来てあげましたよ。風邪を引く前に帰りましょう」(傘を差し出す望)
アシュレイ「勝手に心を読まないでよ…それに帰ってもどうせ、私は邪魔者でしょ」
望「真由美さんも顔を会わせづらいって言ってましたけど…正直、貴方が居なくなってから暗いんですよ、皆」
アシュレイ「所詮ね…どんなに近くてもね、他人は他人だよ」
望「アシュレイさんが本当に一緒にいるのが嫌なら居なくてもいいんじゃないですか?
友達とか、家族とかそんなの周りが勝手に決めた事です
糞ムカつく話ですけど結局は私も貴方と同じなんです
自分だけの居場所が貴方に取られた様な気がして、貴方に八つ当たりしてました
でも、貴方が居なくなっても私の居場所は出来なかった
自分の居場所は自分で作るしかないんですよ」
アシュレイ「…………」
望「私、テレパスだから解るんです
嬉しい気持ちも悲しい気持ちも、嫌な事も全部
……私も貴方も本心からお互いが嫌いなわけじゃない
貴方は本当に一人で居たいって望んでいますか?」
アシュレイ「うっさい、バカ…解ってるわよ、私が悪かった事ぐらい」
望「仲直りしましょう」
アシュレイ「今更…どの面下げて、帰れるのよ」
望「どんな貴方でも貴方は貴方です。夜羽子さんがあの家に帰りたいと思うなら私はそれを応援します」
アシュレイ「うわああああん!!」

東海林家・夜
翼「お帰り」
光「お帰りなさい」
真由美「あ…怪我は大丈夫?。ぶっとばしてごめんね、夜羽子」
アシュレイ「ううん…それより…あの…皆、迷惑をかけてごめんね」
真由美「そんな事ないよ」
光・翼(お前が言うな)
望「アシュレイさんの部屋も用意しておきましたから」
アシュレイ「あの…望ちゃん、どう見てもあれは犬小屋だと思うんだけど……」
望(はぁ?…まずはペットからスタートですよ、アシュレイさん)
翼「意地悪するなよ、望。三人で話し合ってな…お前が嫌じゃないなら望が一緒の部屋で良いってさ」

こうして東海林家の平和は守られた
アクエリアンエイジ日常編-完-
0142名無しさん@ピンキー2011/10/24(月) 02:11:04.71ID:tn9WjA65
>>137
巻き込まれたカフェメイドカワイソスww
0146名無しさん@ピンキー2011/10/24(月) 21:13:07.32ID:GdYgboqg
>>144
三者三様のパンツなんだろう?
カフェメイドだけで三者三様を実現できる
素晴らしいな!
0149名無しさん@ピンキー2011/10/25(火) 10:50:10.17ID:bqibxAPU
誰に抱きしめて温めてもらいたい?
それと抱きしめる方がお好みかな
0151名無しさん@ピンキー2011/10/26(水) 01:59:18.72ID:t7ZwSWZW
今日はアヌビスとネフティスに挟まれて川の字で寝るかな
0154名無しさん@ピンキー2011/10/26(水) 21:10:50.66ID:xpFUMcy6
月面基地のふかふかベッドでアビシャグたんを抱き枕にして寝る
0155 ◆1OAwqH848g 2011/10/27(木) 23:22:44.11ID:NoV58gY/

>>151さんの書き込みを見て&>>138さんを読んで、なんとなくティンと来たので書き込み。
自分に置き換えて読んで下さると嬉しいなっ!?

というわけで三人で寝ることになったわけですが
アヌビス「……どうして私が一番真ん中なんですか?」
MB「だってアヌビスが一番小さいし、真ん中じゃないと川の字にならないだろ?」
アヌビス「納得は出来ますが腑に落ちません」
MB「可愛い、って言ってるんだよ」
アヌビス「……それで誤魔化せるとは思ってませんよね?」
MB「じゃあ、どうしようか?(ちゅっ)」
アヌビス「んっ……も、もう……そんなにくっついたら川の字じゃ無くなる……じゃなくて、母様が起きちゃいますから……」
MB「止める?」
アヌビス「嫌じゃないですから……もう少しだけちゃんと、キス、して下さい……んっ、はっ……」
MB「……好きだよ」
アヌビス「もう少し抱きしめて、それから……あ、愛してる、って言って下さい……」

いじょ。
差寒いし、俺もそろそろ寝ようw
0156名無しさん@ピンキー2011/10/27(木) 23:54:22.35ID:PomYx2v9
もはやバカップルと言って差し支えないレベルww
いいぞもっとやれ
0157名無しさん@ピンキー2011/10/28(金) 01:39:54.08ID:l/GSlBBG
妹天使「てへっ・・・ごっめーん、お兄ちゃん。私ったら忘れ物しちゃったー♪」
愛花「彼ならまだ帰ってないわよ。それにしても兄妹揃ってドジなんですね」
妹天使「おい、そこのビッチ。兄貴を侮辱したな?」
妹天使「兄貴を虐めていいのはこの私なんだよ!腐れマ〇コ!!」

愛花「だ、誰が腐れ…よ!!妹だからって調子に乗らないで」ぽかぽかぽか
妹天使「そんな短いスカート履いてお兄ちゃんを誘惑ですか?。さっきからチーズ臭いんでそれ以上近寄らないで下さい、あなたの使い込まれた真っ黒な腐れま○こから匂ってきてますよ」
愛花「っ!? 失礼ね…毎日ちゃんと洗ってるし、つ…使った事なんかないんだから」
妹天使「はぁ? テンプレツンデレキャラなんて何年前の流行ですか? んなもん今時はやんないんですよ、あからさまな媚び笑いなんてしちゃってドン引きです。少しは個性ってもんを勉強してくださいよ先輩」
愛花「うっうっ…私、別に媚びてなんか……」
妹天使「あー、そうなんですかー、へー。おにいちゃんに写メ見せてもらいましたけど、いい笑顔でーしーたーよーねー?あれで媚びてないとか言えるあたり、大したもんですよねー。私なんかとっても真似できませーん」
愛花「もうやめてよ…どうして妹さんは私をいじめるの……」
妹天使「誰が『妹さん』なんて名前なんですかー?私はお兄ちゃんの妹であって、あなたの妹でもなんでも無いんですけどっ!?確かにあなたは私より年上で、年上ってことは敬愛して見習うべき存在のはーずーでーすけどー。
私には「詠」って言う、恥ずかしくない名前があるんですよ?」
愛花「じゃあ…詠ちゃんはどうして私にそんな冷たくするの」
妹天使「・・・はー・・・こんだけ言ってるのにわかんないとか、妹に媚びてお兄ちゃんに取り入ろうとか。本当に腐れ×××ですね・・・」
愛花「ごめんなさい…」
妹天使「もういいですよ、お股は緩いし頭は悪い。そんな人には何言っても無駄ですし、無駄無駄、何もかも無駄なんですよ。そもそもただでさえ弱くて足手まといなのに、頭まで弱いとか生きてて恥ずかしくないんですか?
どうでもいいですからもう金輪際お兄ちゃんに会いに来ないで下さいね?
ウジウジしててウザいですし迷惑ですし、その癖、お兄ちゃんを罵って何様のつもりですか?
ああ・・・空気を消耗するだけの存在でしたよね。あなたって生きてて何の役に立ってるんですか?
はっきり言って存在するだけで迷惑ですから
あなたが頑張っても世界の運命は変えられないし、他の勢力から目を付けられてておにいちゃんも危ないんですよ。
いいかげん分かってくださいよ。それとも私があなたまで守ってあげなきゃいけませんか?、ねぇ?」
愛花「足手まといでごめんね…これからは全部、全部、詠ちゃんに任せるから……私、帰るね」
妹天使「余計な事言わないで結構です。二度とお兄ちゃんに付きまとわないでくださいね」

重い足取りでトボトボと渡来愛花は彼の家を後にした…
アクエリアンエイジ第1弾、「始まりの地球(ほし)」完
0159名無しさん@ピンキー2011/10/28(金) 06:49:17.88ID:NRmMLW+j
>>157
腐れマ○コってフ○ャチン野郎って意味で男に使うスラングでもあるんだな
0161名無しさん@ピンキー2011/10/28(金) 23:18:21.94ID:0r+HyWH1
この間世界が出たと思ったら地球発売ですね。
世界征服と地球征服って同じなんでしょうか。


 扉の前に立った日向葵は大きく息を吸い込んだ。重いもの――例えば植木鉢、そして扉を動かす時は息を吸い込んで呼吸を止めて力を込める。
 開かずの教室と噂になるほど注目を集めていない、地味で忘れ去られている教室の扉は音もなく開いた。葵の教室よりよほど静かである。
この様子だと開閉音で入室を気取られる心配もないかも知れないと思ったところで、そもそも生徒の立ち入りがほとんどない階だという事を思い出した。学園祭では一般教室以外に特殊教室も使用するが、この階ではそれもなく外界の喧騒から隔絶されている。
 学校に来るといえばこの教室が定位置のお姫様はもうすぐ学園祭だという事をそもそも知っているのだろうかと考えながら入ると、教室の中には誰もいなかった。
 もっとも、机の上には表紙からして拳銃の写真のいかにも物騒そうな雑誌があるし、電気ポットは電源プラグを抜かれず保温状態になっていたり、
ストールがたたまれてロッカーに入っていたりするので離席中というだけの事らしい。葵にも大体行き先の検討は付いている。
 それにしても、この手の雑誌はやっぱり読者プレゼントで拳銃とか爆弾とかが当たったりするのだろうか。
 武器なら何でもいいのか銃器にも興味津々のお姫様は自分で独り占めするような狭量な事はなく、教科書を貸してもらったお礼に読んで構わないと言っていたが、こうして目の前にしてもまるで興味が湧いてこない。
 とりあえず流し読みだけでもしてみようかと思って手を伸ばしたが、他の事を――とてもいい事が閃いて、葵はその手を引っ込めた。
0162名無しさん@ピンキー2011/10/28(金) 23:20:12.89ID:0r+HyWH1
 準備万端で――といっても取り立てて特別な準備がいるわけでもなく――待っていると、見つめる先の扉の向こうに気配がした。
 りのんの魔法によりここの扉を開けられるのは葵の他にはりのんとウェヌスしかいない。今の葵にとってはそのどちらでもよかったが、ほぼ確実にウェヌスだろう。
「おかえりなさいませ、お嬢さま!」
 待ち伏せていた相手がドアを開けるや、深々と礼をして出迎える。
「……は?」
 頭上から呆気に取られた声が返って来る。
「お一人ですか?」
 体を起こして姿勢を直すと、今度は葵が見下ろす形になる。りのんが変身していなければ三人の中では葵が最も身長が高い。
「……りのんはご母堂と買い物に行くそうで今日は帰ったわ」
「へぇー、そうなんだー……じゃなくって」
 小さく咳払いして調子を整え、練習した通りの口上を一挙にまくし立てる。
「おかえりなさいませ、お嬢さま、お一人でのご帰宅ですか? ……学園祭でうちのクラスはメイド喫茶やるの」
「ああ、なるほど。ええと……ただいま帰宅したぞと言えばいいのかしら? ずいぶん殺風景な自宅だけれど」
「本番の教室は飾るから大丈夫だよ。りっちゃんがいろいろ持ってくるって言ってたし……」
「りっちゃんというのはクラスメイトなのかしら」
 りのんもりっちゃんになるし、リリアにムーの国王リユューク、あとついでに炎の翼で羽を焼いて飛行を封じる事で
同族狩りに駆り出されている虜囚の天使もりっちゃんと呼べなくはないと思いつつ問う。リリアはリリちゃんらしいし、リンはリンちゃんで良さそうだが。
「うん。清川理恵だから理っちゃん。メイド喫茶の発案者なんだよ」
 美人で明るくクラスのみならず学年、いや学校全体の人気者である。
「ふぅん……葵はメイドをするの?」
「うん。女子がメイドで男子が裏方。女装メイドもいるけどね」
 女装メイドと聞いて露骨に顔をしかめる。
「それはぞっとしないわね。葵に接客してもらうのは無理でもせめて女のメイドに付いてもらいたいわ」
「大丈夫、友達が来たら状況次第だけど行っていい事になってるから……シフト表渡すね。
えっと、ご注文はお決まりですかお嬢さま」
「アールグレイのミルクティーとザッハトルテ、クリームを添えて」
 しかし葵は何事もなかったかのように聞き流す。
「ホットケーキセットお飲み物はホットコーヒーですね! かしこまりましたお嬢様」
「まあ、いいですけど」
 無論ウェヌスもこの場でそんなものが出てくると本気で思っているわけではないが、飲み物くらいは注文通りに出してもらいたい。しかしここは葵に付き合う事にする。
「ホットケーキはね、メイドがチョコシロップで絵を描くんだ。描ける絵だけだからあんまり無茶言っちゃいけないけどね」
 本当はオムライスにしたかったようだが設備や材料、更に調理時の匂いの問題などで断念してホットケーキに変更し、
調理の予行演習時にそれでは何を描こうかという話になった時、八組の月島薫子という生徒がやって来て無理難題を言ったらしい、というのが葵の知る事情である。
理恵の口ぶりでは相当な無茶を言われたようだ。
「今はホットケーキないからコーヒーだけね」
「買い置きのクッキーがあるわ。出しましょう」
 葵がコーヒーを淹れる準備を始めていたので、クッキーはウェヌスが取り出す事にした。戸棚を開いた背中に、電気ポットの前から声がかかる。
「本当はね、パックのコーヒーなんだ。だからこうやってちゃんと淹れるのはウェヌスどんだけの特別だよ。そのかわり今の私はメイド服じゃないけどね」
「メイドにはさんざん淹れさせてきたもの、わたくしにとってはこのほうがレアだわ」
 返事の代わりに水音と、コーヒーの香りが返ってきた。どちらかと言えば紅茶の方が好きだが、コーヒーの香りは紅茶とは違った趣があって嫌いではない。ましてや、それを淹れるのが葵なのだ。
0163名無しさん@ピンキー2011/10/28(金) 23:21:37.49ID:0r+HyWH1
 愛らしい顔に笑みを濫かべ、ウェヌスは小袋に詰めて包装されていたクッキーを小袋から取り出して皿の上に並べていく。二個ずつ包装されている三袋なのでつまりは六個である。
 彼女達とりのんは新学期の開始直後にマインドブレイカーにしてこの学校の生徒会長である秋月俊平に呼ばれ、これに似た形を目にしている。
生徒会室の床にはこの混迷の時代アクエリアンエイジを争う六つの勢力のシンボルマークが円をなすように等間隔に描かれているのだ。
それらのうち丁度一つ措きに並んだ三つが淡く光っていた。光が三つ、能力者も三人――光っているのが三人の属する勢力である事はすぐにわかった。
 俊平の先代の生徒会長であり、そして彼の運命を変えた雑賀恭一が共闘しようとしたステラ・ブラヴァツキの愛用の武器『悪行の杖』(ワンド・オブ・マレフィキア)は
両手で正三角形を一つずつ描き、重ね合わせて六芒星にする事で起動するものだった。
 生徒会室の床でもまた、六つの勢力シンボルが頂点となり六芒星を描く陣の上で三つの頂点が過不足なくその半分である正三角形を描き出していた。
葵とウェヌスにはわからなかったが、りのんの目には明らかに魔力が循環しているのが見えたらしい。そしてりのんが魔法を使って見せるに及んで、彼女を包んだ魔力の輝きが二人にも三角形が描かれた事の効果を実感させた。
 勢力を便宜上並べた時に奇数番目に来る三人が最初に集まったのは偶然だったが、実に幸運だった。三人の能力は大いに増幅されるだろうし、マインドブレイカーや能力者が集まっている状態を隠蔽する事も出来る。
奇貨を呼び寄せたのはあるいは彼のマインドブレイカー能力だったのかも知れないと思うと、俊平は大いに満足だった。
0164名無しさん@ピンキー2011/10/28(金) 23:23:07.13ID:0r+HyWH1
「それはそうと葵、いつまでその格好をしているのかしら」
 りのんの魔力が強くなったのは明らかだし、葵の超能力も未開発だったので気付きにくかっただけであの時点からポテンシャルではりのんの魔力以上のものがあったらしい。
 それに比べて自分はどうか――
 話題を切り替えるような事をウェヌスが口にしたのは、自分に対してだったのかも知れなかったが、葵は特に気付いた様子なく答える。
「だって、学校の中だし。ウェヌスどんも制服じゃない」
「ええ、そうですわね。正規の既製品ですわ。あなたやりのんと違ってね。その点では偽学生のわたくしが本物のあなた達よりまともだわ。――りのんは魔法で作ったもの、あなたは……」
「朝から誰にもバレなかったと思うよ。私の超能力もそれなりになってきたのかな?」
 おどけて笑う葵に、ウェヌスは一瞬真顔になったがすぐに笑みを作って返す。
「何を今更……初めて会った時からあなたのヒマワリの槍には刺さったら殺られると警戒していたのよ?」
「実はあの時私が使えた超能力はあれだけだったんだよ。それもヒマワリを媒介にしてなきゃダメだったしね。りのんちゃんの役に立ちたくてあんみつに教えてもらって…… 今は超能力だけで作れるようになりました」
「ふぅん、いいお話ね。……ところでなんでりのんはちゃん付けなのにわたくしはどん付けなのかしら」
「あっ、うどんおいしいよね。カップうどんでどんっていう……」
「……メイド喫茶でうどんを出すつもりなの?」
「それもいいかもね。カップ麺とお湯と箸と薬味置いといて、店番の子がメイド服着て」
「暇を持て余しそうですわね。ところで……」
 湯と言われて電気ポットを見やったウェヌスが、振り向きざまに振り上げた腕で葵のスカートを高々と捲り上げる。
「詰めが甘いわね、葵」
 本来ならパンツか『はいてない』べき部分には、紺色の――スクール水着があった。
「階段を登って来る時見られなくてよかったわね」
「あはは……だって、裸だともし能力が切れたら全裸じゃない……」
「スクール水着でも五十歩百歩でしょうに。それも学校指定と違うものでは目立って仕方がないわ」
 葵が今身に着けているのは肩紐の部分がサックスブルーのパイピングになった競泳タイプのスクール水着であり、学校指定のものとはまるで違う。
 そして、その股間の部分は周囲に比べて色が濃くなっていた。
「……ぐっしょりですわよ。こんなに濡らして本当に淫乱なメイドだこと」
 生地を濡らす愛液を、ウェヌスは揃えた人差し指と中指で掬って舐めた。葵の陰部は、愛液がスクール水着の表面に染み出るほどに濡れている。
「あら、今日のは甘くない」
 能力の根源が植物にある葵の愛液は甘くて美味しい糖蜜であり、ウェヌスが堕とされる際も釣られなかったとはいえそれを餌にされたのだが、今日のそれは彼女のものと大して変わらない、極普通の愛液だった。
「蜜にはしようと思わなきゃならないからね。コーヒー入れる?」
 期待を裏切った事の罪滅ぼし半分、もう半分は飲み物に愛液を垂らす背徳感が病み付きになっていた。前回は紅茶だった。コーヒーに垂らすのは今回が初めてになる。
「そうね……お願いしようかしら」
 頷いて、葵は制服に変化させて展開していたアストラルアーマーを解除した。
これは念動力で実を守る鎧や兜を作って身に纏う超能力であり、普通は宝石の結晶のような形になるが、この校内に於いて白水晶の巫女である葵は能力が増幅されている事と、
変化させて擬する対象が着慣れた制服である事で可能になったのである。
メイド服にも変化させられるなら服装もちゃんとして学園祭の練習をしたいところだがそれは出来ない。
 アーマーの消失で下に着ているスクール水着が露わになったが、薄手で伸縮性に富む生地ゆえ、体の線がほとんどそのままに出――乳首と、その根元の白水晶のピアスがはっきりと見えている。
 なるほど、実際に見に着けているのはこの格好という状態で一日を過ごしたのでは濡れてしまうのも仕方ないのかも知れないと思うウェヌスも少しばかり興奮を催したが、
その目の前で葵は更にスクール水着も脱ぎ捨てて、取り上げて床に置いたコーヒーカップを前にM字開脚をして蜜を滴らせ始める。
 武装戦姫はその様子をしばらく眺めていたが、受ける感想が前回見た時と変わらない事を自問して確認し、同じだと判断して呟いた。
0165名無しさん@ピンキー2011/10/28(金) 23:23:58.23ID:0r+HyWH1
「葵、あなた結構陰毛が濃いわね」
「そう、かなあ?」
 そもそも誰かと陰部を批評し合った事など最近までなかったし、比較対象であるりのんは変身前はうっすらとしか生えておらず、変身後は完璧に手入れされた毛並みが美しく茂っている。ウェヌスの方は金色なので黒い葵とは単純に比較出来ないだろう。
「いい機会だから剃ってしまいましょう」
「ええー、いいよ別に」
「陰毛には雑菌が繁殖してしまうのよ」
「毎日洗ってるし、過剰にきれいだと却ってよくないって聞いたよ?」
「いいからわたくしに任せなさい!」
 初めて会った時の威圧されるようなオーラは今でも印象に強く残っている。それを放たれては葵は引くしかなかった。
「わかりましたよろしくおねがいします」
「ふふ、わたくし素直な子は好きよ」
 ウェヌスは懐に手を入れ、取り出してそのまま流れるように展開した。金属音と共に、その手の中に鋭く光るナイフが現れる。
まるで手品のようだとりのんが感心していたバタフライナイフである。
「さあ、コーヒーが冷める前に剃ってしまいましょう」
 実のところ冷蔵庫に入れてある五百ミリリットルの紙パック牛乳を入れるつもりなので冷めるも何も無い。
ましてや熱い飲み物も苦いのも苦手でおまけにコーヒーをストレートで飲むとトイレに行きたくなるなどと葵やりのんには言えるはずもない。
「ウェヌスどん、せめてカミソリとかないの」
「あら、こちらの方がいいかしら?」
 取り出したのは枯草色に塗装されて背には鋸刃が刻まれた大きなサバイバルナイフと、葵も日本人なのでよく知っている――実物は遠足で行ったどこかの城趾に立てられその藩の史料を展示している博物館で一度見たくらいだが――日本刀である。
 数秒考えて、葵はこくりと頷いた。
「今手に持ってるのでお願いします」
「よろしい。それでは、淫蜜をたっぷり出す事ね。足りないと巧く剃れずに傷付けてしまうかも知れないわ。切り落として割礼してしまうかも……」
 かつてウェヌスに言った言葉を返された葵は苦々しく笑い、その陰部からは滴るほど大量の淫蜜がどろりと流れ出る。
 再度指で掬って舐めると今度は甘く、金髪の姫は口の中に広がる優しく愛に満ちた甘さをしばらく楽しんでから、映画の撮影に使うカチンコという道具のようにバタフライナイフを鳴らして作業を開始した。
0166名無しさん@ピンキー2011/10/28(金) 23:24:35.63ID:0r+HyWH1
「学級の出し物でメイド喫茶をやるのはわかったわ。園芸部の方では何かやらないの?」
 床屋で髪を切りながら店員がするように、葵の陰毛を剃るウェヌスが話しかける。
あるいはそれも本やら、どこで覚えたのやら使えるようになったインターネットで調べてきた知識によって作法だと思っているのかも知れない。
「もちろんやるよ。これが夏だったらヒマワリの迷路作るんだけどね!」
「りのんから聞いているわ。楽しかったようね」
 葵とりのんがヒマワリの迷路で遊んだのはウェヌスが仲間入りする少し前の出来事である。
「来年の夏はウェヌスどんも一緒にやろうよ」
「もちろんそのつもりよ。きっと一着で踏破してみせるから」
 意思表示なのか、バタフライナイフの持ち手部分を軽く開いて打ち合わせて音を立てる。
「楽しみだなあ。今から考えとかなきゃ……でね。うちの部は鉢植えの展示即売をやるんだよ」
 陰毛を剃るのに集中するふりをして時間を稼ぎ、いかにももっともらしく頷いてみる。
「園芸部らしいわね」
 おそらく人入りは少ないのだろうと想像したが、葵が語る内容からも予想が正しいだろう事がわかる。
「鉢植えの世話と管理は部長が張り切って一人でやってるし、当日の店番は一年生の仕事だからね、私はクラスのメイド喫茶に専念出来るってわけ」
「そう、頑張る事ね。わたくしも行ってあげてもいいわ」
「来てきてサービスするから。本番ではちゃんとメイド服も着るし……でも蜜はなしだからね」
「そうね。というより、葵が当然のように蜜のサービスをしていたら色んな意味で嫌だわ。
最低限の常識は失って欲しくないし、あの味はわたくし達だけの特別なものにしておきたいもの」
「うん、そうだね。……ここでならいつでも蜜出してあげるからね」
「ええ、お願いするわ……はい、出来上がり、綺麗になったわ。赤子のよう」
 ウェヌスがどいてくれたので見てみると、葵の陰部からは初等部の時に生え始めて以後ずっとそこに茂っていた陰毛が一本残らず剃り落とされていた。
幼い頃に戻ったような気分になるが、しかし虚飾を脱ぎ捨てた陰部は成長を遂げ立派な雌の機能を具えたそれである。
 幼い頃の自分とオトナの自分がここで出会ったようで、なんだか胸の奥が熱くなってくる。
「ウェヌスどん、これからどうするの? タオルで拭ったり水で洗うよね、普通このあと」
「そうね……わたくしが舐めて綺麗にしようと思っていたけれど?」
「じゃあそれでお願いします」
 それを切に望んでいたのだが、いかにもウェヌスどんがそう言うなら別にそれで構わないよという体裁を取り繕って葵は頷いた。
 ――熱くなったのは胸の中だけではなく、陰部もすっかり熱くなっていて、頷いたウェヌスの舌が触れた途端に陰毛と一緒に剃り落とされた以上の量の淫蜜が漏れ出して彼女の顔と制服を濡らした。
 子宮の奥から湧き上がる快感に酔い痴れながら葵がふと目をやった先には、彼女が淹れて淫蜜を注いだコーヒーが、すでに冷め切った様子でぽつんと佇んでいた。
 行為が終わったら淹れ直そうとウェヌスの都合をまるで知らず心の片隅で思いながら、葵はさらなる快感に身をのけぞらせる。
 そしてウェヌスは、剃り落とされて陰部に付着していた陰毛が淫蜜と一緒に口に入ってきて舌に絡まるのに閉口しつつも健気に葵にクンニリングスを施すのだった。

第八話『始まりの恥丘』
0167名無しさん@ピンキー2011/10/28(金) 23:52:38.01ID:0r+HyWH1
「おまえ……」
 工廠(アーセナル)見習いの姿を見た領主姫は絶句した。
 しかししたり顔の見習いには何が姉のように慕う領主をそうせたのかがわかっていない。
「どうですすごいでしょう! 親方や兄(あに)さん達が持ってけって」
 見習いは親方や兄弟子たちから可愛がられているようで、戦災孤児でありながらこうして立派に育っているのがその証拠だ。
「まあ……そんなところだろうとは思うけれど、おまえはそれをどうするつもりなの」
「どうするって、これで極星帝国のためレムリアのためお姉さまのため! がんばるんですよっ!」
「わたくしはてっきり店でも開くのかと思ったわ。そんなにたくさん担いで」
 工廠でも見習いなら兵士としても新入りの彼女が背負っている籠には、工廠自慢の武器の数々がぎっしり詰められている。
旧知の姫でもそう見えるのだから、何も知らない者には行商人に間違われても無理もない。
「えっへっへ、売れますかねえ」
「売れば売れると思うけれどやめなさい」
 彼女の工廠の武器防具は長い伝統を持ちレムリアはおろか極星帝国全土でも評価が高い。
領主姫も値段は知らないが、先の王位継承戦争での活躍から現在人気が高騰しているらしいとアイテム蒐集を趣味にしている知り合いから聞いている。
それも親方が手ずから打った一本ともなれば、売り方次第では相当な値段になるのだろう。
 それを籠に放り込むようにして運んでいるのだから、彼女が腰に佩いているロングソード一本をすら指を銜えて欲しがる傭兵達からすれば罰当たりな話である。
 もっとも彼女の名誉のために言っておくと、工廠の娘として育てられた彼女は武器の扱いに通暁しており、
一見乱雑に入れているようでも武器同士が傷つけあって損なう事がないように最善の注意を払っているし、万が一破損したとしても修理するだけの腕前を持っている。
領主が今回の行軍に彼女を連れてきたのも、戦力としてよりむしろ武器職人としての腕前を買っての事だった。
無論、最大の理由は彼女と彼女を溺愛する工廠一同の熱意である。
一族郎等を失った彼女が遺領を継いで暮らせているのも、加増されたのも工廠を抱えているおかげというところが大きい。
その工廠の長に頭を下げられて、この見習いが姫の下で戦いたいと言っているのでどうかどうか末席に加えて頂けないかと言われてはそう無下に出来ようはずもない。

 ともあれ、ついに姉のように慕う領主姫の麾下に入る事が出来た彼女の喜びようは飛び上がらんばかりで、見ている姫の方が気恥ずかしくなるほどである。
「お姉さま、あたしもお姉さまみたくカッチョイイ二つ名を名乗りたいですねえ」
「一億万年早いわ」
「ええーっ?」
 不満そうに頬を膨らませる見習い戦士の頭をなだめるようにポンポン叩きながら、一応訊いてやる事にした。
「それで? 何か腹案はあるのかしら」
 途端に顔が明るくなる。
「へっへっへー、実はですねえ、もう考えてあるんですよねえ」
「ふうん。じゃあ便所にでもこもって便器殿にお聞かせ差し上げて。彼の事だからきっと静かにおまえの話に耳を傾けて聞いてくれるでしょう」
「ええーっ、お姉さまに最初に聞いてもらいたいんですよお」
 情けない声を挙げてすがりつく頭の上で二本のポニーテールが揺れた。姉と慕う姫が一本なので二本にしたらしい。
「面倒くさいですわね」
 姫は渋面を作ったが、すぐに表情を緩める。もとより、妹分の初めてを誰かに譲るつもりはなかった。
「仕方ないから聞いてやりましょうか。さあ、申せ」
「はいっ! もーしあげます! あたしは、ここまで育ててくれた工廠のみんなのために、みんなの作った武器がすごいんだって事を実演するためにっ」
 息切れしたのか、それともずっと温めていた名前は万全の呼吸で言いたかったのか、あるいは伍長の問題だったのか――
工廠見習いの新入り戦士は言葉を区切って息を吸い領主姫の瞳を見据え、そして大きな声ではっきりと言った。

「アーセナルウォリアーって名乗りたいです」
0168名無しさん@ピンキー2011/10/28(金) 23:54:10.52ID:0r+HyWH1
以上でございます。
惑星環境でも萌え萌えなアクエリでありますように。

>>151 >>155
二つ並べた布団の間の谷間の部分に寝てるアヌビスを妄想しました。ああもう可愛いな。

>>157
こんなの思いつきました。

 最近詠の様子がおかしい。
 おかしいといっても毎朝屋根の上でニワトリの真似をしたり、全裸で肛門にトイレブラシを突っ込んだ状態で逆立ちして登校するのではない。
 家の内外を問わず無視していたのが、朝は部屋まで起こしに来て一生に登下校し、夜はおやすみのキスをせがみに部屋にやってくる。
 前のように兄の洗濯物を分けて洗わず一緒に洗っているし、干している最中にくっついても何も言わない。
 取り込んだ洗濯物をいとおしそうに眺めているし、洗濯機の前で汗ばんだ兄の下着を嗅いではお兄ちゃんのにおいがすると言ってうっとりした目をしていた。
 一度、風呂に入った時に洗濯籠に放り込んで眠り、夢精してしまって替えのパンツを取りに脱衣所に行ったら籠の中のパンツがなくなっていた事があった。
 翌日の夜には何事もなかったかのようにタンスに入れられていたので見間違いかと思ったのだが、今思えば詠が部屋に持ち帰って自慰の種にしていたのだろう。
 味噌汁に雑巾の絞り汁やおしっこを入れるどころか、食卓につくと装い立ての味噌汁を持ってくる。
具も兄が好きなものばかりで、豆腐も絹になった。昨日に至っては豚汁だ。
 兄の食器も率先して洗い、目を話せば間接キスをしてみたり食器をベロベロ舐めている。
 風呂だって、兄が入った後は汚いから先に入ると言っていたのが、お兄ちゃんの汗の溶けこんだお風呂がいいのと言い出して真夜中にこっそり飲んでみたり、さらには一緒に入りたいと言ってきてさすがにそれは却下した。

 それらの報告を聞かされた渡来愛花はふむふむと頷いた。
「ふーん、あの詠ちゃんがねえ。変われば変わるもんだね」
「そうなんだよまるで聖女だよ」
 その物言いに苦笑する。
「何よそれ、大げさだなあ。天使みたいでいいじゃない。っていうか変態よねそれ」
 愛花のその言葉が引き金となり、詠はイレイザーの天使として変態を遂げ兄や愛花と袂を分かつ事になるのだが、今の愛花がそれを知る由もない。
0171名無しさん@ピンキー2011/10/30(日) 23:59:03.05ID:shVsvQHh
肉餃子と野菜餃子のどちらにしようか考えながら極星令嬢を眺めていたら
幼少の砌、大人になったら誰かステキな男の子と踊ることを夢見て雪だるま相手に練習するレミリアに
「そんな雪だるまよりわたしとおどりなさいよ!」と腕や服を引っ張るフォルナ

そして時は流れて大人になってばらばらになって死んでしまった姉の
辛うじて(ポニーテールを引っ掴んで)持ち帰った頭部を雪だるまの胴体に載せて
「これでお姉ちゃん生き返った! 生き返ったよウヒョヒョヒャッハー」とか錯乱するフォルナと
「それ……前後逆だから……」とずれた突っ込みをするアリーナ・クーニグに
したり顔で「フォルナの気持ちはよくわかるよ……」で二言目にはいつものように「今なら、この剣を抜くことができる……!」と言って済ませるエイラ・ロウに
マイペースというか何も考えてないナオス
という妄想を思いついた。

ところでアリーナの「貴方は何色がお好みかしら? 私と気が合うといいのだけれど」というフレーバーに
実はヴァンパイアらしく色は血の赤と闇の黒に白しか認識出来ずまるでわからないので大好きなあの人と同じ色を好きになろうとするアリーナという妄想、
そして「俺が好きなのはどどめ色なんだ」と言われてウキウキドキドキしながらどどめ色の服を着て
「これ素敵な色でしょう? 私、ドドメイロって大好きなの!」と恋乙女スマイルで語って周囲にドン引きされるアリーナ萌え。
0174名無しさん@ピンキー2011/11/01(火) 00:47:02.09ID:/LU2HFBZ
惑星メインキャラを背の順に並べたらうめが一番小さいのかな
愛花はデカそう
0175名無しさん@ピンキー2011/11/01(火) 07:57:39.78ID:akOt1m2y
バストサイズは背に反比例して大きそうだが
愛花は貧乳だし
0176名無しさん@ピンキー2011/11/01(火) 12:01:26.02ID:qyU2ho6s
愛花もそんなに小さくはないだろ
服装のせいじゃないか
0177名無しさん@ピンキー2011/11/01(火) 23:09:37.60ID:YqpSLnzM
渡来愛花ちゃんと日向葵ちゃんは虫が苦手らしいので制服の背中に毛虫入れてあげたいれす
0178名無しさん@ピンキー2011/11/02(水) 16:49:59.38ID:AX4qgp07
渡来のフレーバーが全部真代兄に向けられてるのは何とかならんのか
0179名無しさん@ピンキー2011/11/02(水) 20:54:32.53ID:no6Y8Cm/
白石つばさのフレーバー「明日りのんちゃんにも見せてあげよーっと♪」の
見せてあげるものを触手とかふたなり化性器とか想像して連鎖堕ちフラグだよなあと思ってしまった。
うちの場合見せてあげて堕とすのはりのんちゃんの方ですが。

まあ触手生やさなくても絵を描くのが好きで無口な少女が変身したらハードエロマンガ描くとか
変身解除後に読み返して赤面するとか真夜中こっそりトイレで(鍵かけられるので)読み返してみるとか。
0182名無しさん@ピンキー2011/11/04(金) 22:11:07.79ID:6K+59/vV
>>178
オリオンの連中のフレーバーもほとんどがまなに向けられてるものだけどね
0183名無しさん@ピンキー2011/11/05(土) 20:22:58.81ID:DmWHQ6pA
主人公としてドブレを立てるなら立てるで顔がまるで見えてこない
どんな背景を持つどんな性格のどんなキャラなのかわからない
コミカライズで描くつもりなんだろうか?
0184名無しさん@ピンキー2011/11/06(日) 19:44:49.24ID:J107qMxG
久遠寺みやこちゃんの絵がたまらんね
バックで突きまくりたいれす
0186名無しさん@ピンキー2011/11/08(火) 22:37:48.45ID:Z3DwKX99
真代妹の太腿はさすがにエロい
べっかんこうは伊達じゃねえ
0187名無しさん@ピンキー2011/11/10(木) 02:37:02.33ID:if5/LkFW
皆口茗子が「お母さん、わたし頑張ってるよ!」と言ってるのを見ると
アヘ顔ダブルピースで風俗嬢頑張ってるイメージが湧くのを何とかしたい
0188名無しさん@ピンキー2011/11/10(木) 23:46:37.14ID:YnsCT/as
お前らなら嫁のキャラクタープロフィールの「好き」欄に

と書き足すのは当たり前だよな?
0189名無しさん@ピンキー2011/11/11(金) 00:10:58.35ID:yLMG3SXZ
それは『俺』って書くのかそれとも自分の名前を書くのか『現在のマインドブレイカー』あたりで妥協するのか
0193名無しさん@ピンキー2011/11/13(日) 11:33:53.83ID:x9o0fvqL
Lv1 キャラクタープロフィールを眺めてニヤニヤ
Lv2 プロフィールを見てこんなの俺の嫁じゃないと憤怒
Lv3 プロフィールの「好き」欄に自分の甘えを書き足す
Lv4 プロフィール欄に「俺の嫁」「俺と同棲中」と書き足す
Lv5 完全に好みのプロフィールを一から作る
Lv6 完璧なプロフィールを作るためブロッコリーに入社
0194名無しさん@ピンキー2011/11/13(日) 17:27:42.92ID:+Wh6t3fs
屋式内でドジをしてド長と綾乃からエロいお仕置きをされる里山絵美
0195名無しさん@ピンキー2011/11/13(日) 19:21:13.15ID:7wy5ICJ3
SagaIで一番好きな非ネームレベルブレイクがバニーガール
SagaIIで一番好きな非ネームレベルブレイクが調理兵
だったので始まりの地球の非ネームレベルブレイクには大満足だ
0197名無しさん@ピンキー2011/11/15(火) 22:25:25.50ID:+yTB1zTo
ところでマジカルクッキングウォリアーもグラマラスバニーもイラストは通常版の方が好き
なんでおまえレアリティ高い方が調理失敗してんだよっていうw

極星帝国でカレー粉を入れ忘れてハヤシライスにしたら懲罰房だな
0198名無しさん@ピンキー2011/11/16(水) 02:49:51.08ID:6XJsnrLY
カレーネタとか懐かしいな
女神マガジンのあのコーナー纏めた本でないかなぁ
0200名無しさん@ピンキー2011/11/16(水) 08:06:13.79ID:7MzxUZYy
ある。
Saga3移行前にまとめられたのが。

都合で途中から本誌は読めなくなったんだけど、あの後も少しだけ続いてたんだっけ?
0201名無しさん@ピンキー2011/11/16(水) 20:27:26.40ID:Ee+jeK8O
徐々に縮小してったけど最近まで残ってた
あれ書いてたのフラグメンツの奴なんだよな
あの頃は面白かったのになんでフラグメンツはクソなんだろう
0203名無しさん@ピンキー2011/11/17(木) 23:55:58.69ID:zgURb3ML
最近寒いからコタツでブランシュとみやこと琥珀とウダウダしたい
0205Spiegel Schwester2011/11/19(土) 23:46:35.22ID:wcUzpbuS
 朝、目が覚める度に、隣にあなたを探してる。

 いくつの頃だったか――真夜中に目が覚めた時、隣にいる筈のあなたがいなかった。
 蓋を開ければ笑い話で、ただトイレに行っていただけの話だった。ちょうどその時間に私の目が覚めたのも双子の神秘なんかじゃなく、
夜が怖くて走って行った足音が聞こえたか振動が伝わったか、そんなところだったんだろう。
 けれどあの時の私は隣にいる筈のお姉ちゃんがいない事がどうしようもなく恐ろしくて、不安で……たまらなくなってわんわん泣き出した。
 おしっこを済ませて晴れ晴れした顔で戻ってきたお姉ちゃんは私が泣いているのにびっくりしてオロオロしてたけど、
私が抱きついて、もう二度とどこにも行かないでって縋り付いて懇願したら子供らしい無邪気さで頷いてくれて、どこにも行かないよって言ってくれた。
 でも、結果としてそれは虚しい嘘になってしまった。
 お姉ちゃんは、死んでしまったから。
0206Spiegel Schwester2011/11/19(土) 23:47:01.57ID:wcUzpbuS
 あの日、姉と一緒に立った戦場で、私、フォルナ・スウェーデンボルグは敵の攻撃を受けて転倒した。
 心配した姉が駆け寄ってきて、転倒した事と姉が来た事の二重の照れくささに私が顔を背けた時――空から隕石が降ってきた。
 それがハネつき共の攻撃だと知ったのは後の事で、事態を把握する間もなく、起き上がろうとしていた私は姉に押し倒されていた。
 私は大丈夫だから逃げるようにと言おうとした――と思う。
間近に隕石が落ちた衝撃で私は気絶して、それからの記憶はないからだ。
 記憶がないのはある意味幸せなのかも知れない。それから姉に起こった事を直視していたら私はきっと発狂しただろう。
 気がついた時、姉は私の上で死んでいた。
 気絶した私を隕石雨からかばい続けて、命を落としてしまったのだろう。そして死してなお隕石に打たれ続けて私を守ってくれたのだ。
でもそんなのは後になってから振り返って思う事だ。
 姉の姿は余りにも悲惨で、私は覆い被さっている肉塊としか思えないものが実姉で、私の身体を染めているのが彼女から漏れている液体だと気付いた途端、
頭の中が真っ白になって、それから何をどうしたのかもよく覚えていない。
 気がついた時には救護兵に取り押さえられて搬送されていた。
 姉の葬儀の時にはもう私の傷はだいぶ回復していた。レミリアの傷は癒えないというのに。
 私の身体に傷が残ったっていい。だから、姉の遺体の傷を消して欲しかった。私の回復の分を彼女に回してやって欲しかった。
 人並みには美容に気を遣っていたお姉ちゃんの、最後の姿があんな惨めなものだなんて、悲し過ぎる。
だって、私より可愛くなるって言ってたのに。せめて人間らしい姿で葬ってあげたかった。
0207Spiegel Schwester2011/11/19(土) 23:47:17.16ID:wcUzpbuS
 ――あの姿は余りに記憶の中の姉とは食い違いすぎて、不出来な作り物のようだったけれど、それでもあれが姉だという事は間違いない。
 姉が帰って来る筈はない。
 わかってはいるけれど、それでも私はレミリアがいつ帰ってきてもいいように、部屋をそのままにしている。
正確には二人の部屋の半分、お姉ちゃんのスペースや持ち物だ。
 二人で使っていた部屋は、私一人には広すぎる。二人でいた頃には狭すぎるほどだったのに。
 こんな事なら、大人になり始めたあの頃、部屋を分けようかという話が出た時に素直に従っていればよかった。
 ……だって、あの時の話では、私達の部屋はレミリアの部屋になって、妹の私は追い出されるみたいだったじゃない。妹にも妹の意地があるんだよ。
 それに私は、プライバシーを守るより、レミリアと一緒にいたかった。レミリアも、きっとそうだった。
 彼女の持ち物はほとんどすべてが私に形見分けされたから、理屈の上では私がどうしようと自由という事になる。
こうしてお姉ちゃんの服を着て、お姉ちゃんのベッドで寝たって問題ない。
 眠れない夜にはこうしてレミリアのベッドに潜り込んで一緒に寝たよね。レミリアが私のベッドに来る事もあったっけ。
 ねえ、お姉ちゃんのネグリジェで、お姉ちゃんのベッドで寝たら、とてもいい夢をみたんだ。
 あの日の戦いで、私とお姉ちゃんは並んで防衛戦を張っていたんだけど、お姉ちゃんが猛攻に耐えかねて武器を落としちゃうんだ。
敵がお姉ちゃんに押し寄せて、そこに私が颯爽と駆けつけて敵をやっつけて……相打ちになる夢。
 レミリアは少し怪我したけど助かって、瀕死の私を抱き上げて死んじゃダメだって言ってくれた。
 そして私は今度こそ姉を助けられた満足感に満たされながら死んでいったんだ――
 目が覚めて、正夢だったらいいのにと思った。
0208Spiegel Schwester2011/11/19(土) 23:47:38.77ID:wcUzpbuS
 私は左でレミリアは右。私達は左右対称に髪を結い分けていた。
 きっかけは何だったのかは覚えてない。両親かメイドが見分けるために始めたんじゃないかという気がするけど、
始まりがなんであれ、続けていくうちにそれがからだに刻まれていく。
 髪を切らせる時も左に結う事が前提になる切り方になるし、日々の動作や剣を振るうにも左に結った髪が影響する。
 レミリアが私に内緒ばなしをする時は、必ず左耳に、結った髪を持ち上げて囁いた。
 逆もそう。髪で隠した耳に囁くのはお互いだけ…… 少なくとも、私はそうだった。
 いつか好きな男の子でもできたら違うのかも知れないと思っていたけれど、それも今となっては遠い世界のお話だ。
 左右対称という事は、鏡に写った姿の髪は左右逆になって相手と同じ向きになる。
 一緒に育って同じ物を食べた双子なので体格も同じ。
 レミリアの服を着てレミリアのベッドに座った私が鏡に映る。全身が映る大きな鏡だ。
私たちは瓜二つ、そっくりな双子。こうしていると本当にレミリアがそこにいるみたいで……
『フォルナ』
 姉の声色で、自分を呼ぶ。
 よくこうしてお互いの真似をして、親や使用人をからかったものだ。
 どちらかというと私がレミリアの真似をする方が、逆よりうまかったかな。
もちろん、妹はいつもお姉ちゃんの真似をしているからなんて理由じゃなくて、単に彼我の才能の差というだけだろう。私達は双子だから。
『フォルナ……』
 それに呼ばれる側もそう聞きとろうと意識して聞いてるんだからそう聞こえない筈がない。
 今の私はフォルナ・スウェーデンボルグではなく、レミリア・スウェーデンボルグ。
 灯りを落とした部屋で、左右対称に髪を結った私の姿を鏡に移せば、鏡に写るのは姉の姿だ。
(おかえり、レミリア)
 鏡の中の姉の口が、『ただいま』と動いた。
0209Spiegel Schwester2011/11/19(土) 23:48:03.31ID:wcUzpbuS
「ねえ、レミリア」
 こんな事を訊くのはちょっと恥ずかしいけど。
『なぁに、フォルナ』
 姉妹だから、訊いちゃおう。
「レミリアはオナニーとかするの?」」

 私は時々レミリアがいない時や寝静まった時、更には寝たふりをして声を潜めてオナニーした。
 姉が近くにいる背徳感と、そして安心感が私を高ぶらせた。
 確証はない。だけど、姉が時々それらしい仕草をしているのを見た事がある。
ねえレミリア、私達は似たもの姉妹だった。それはきっと夜の事についてもそう。
 あなたもほんとはしてたんでしょ?
「私に隠れて……ないしょの場所をいじってたんでしょ?」
『……そんなこと……』
「あるんだね」
『ないよ!』
「女の子ならみんなしてるよ。レイナ姫だってきっとしてるよ」
『不敬よ』
 思わず苦笑する。ベッドの中で妻に対しておまえは王妃より美しいという男を罰する無粋があるものか。ベッドの中は無法地帯なのだ。
『フォルナよりは多くないわ…… 週に一、二回くらいよ』
「私もそのくらいだよ」
『……いやらしいなあ』
 ――そうだ。私はいやらしい子だ。死んだ姉に縋り、更にはこうして姉を汚す。
 小娘の青い肉体は、姉の死すらも性欲の糧にしてしまう。死と隣り合う戦場で生の発露である性欲を滾らせる例を幾つも見てきた。
 誰より近しい隣人の死は、生存本能をかきたてる。
私まで死んだら、誰がスウェーデンボルグの血脈を守るのか。だから性欲を高めて性行為に励むんだ。
 でもそんなのは理屈の上の話だ。私の性行為は実を結ばない自己完結のオナニーじゃないか。
 私は――いやらしい子だ。
 左耳に震える指で触れる。ここに触る時はいつもこうだ。レミリアの髪を掻き上げる時はこんなじゃなかったのに。
姉だけが囁く秘密の場所に触れた指は、じっとりと濡れていた。
 耳の形を見れば性器の形がわかるのだという。そっとなぞると、下腹部がじんわりと暖かくなってきた。
0210Spiegel Schwester2011/11/19(土) 23:48:22.12ID:wcUzpbuS
『私は……時々週に三、四回してたかも……だ、だってお姉ちゃんだもの。妹より大人だから多いのよ』
「双子じゃない。大人関係ないし、ただレミリアが淫乱なだけだよ」
 裾を捲り上げる。下着を着けてはいないから、鏡に映るのは剥き出しの陰部だ。
冷静に考えるとかなり滑稽な構図だけど、今の私はその滑稽さすら飲み込んで性欲の糧にする。
「ほらレミリアのここ……いやらしい」『フォルナ……だめっ言わないで』
「濡れてるじゃない、気持ちいいんだね。こんなにおもらししてよだれ垂らして」『ち、ちがっ……』
「違わないよ。違うならなんで指突っ込んでるの? そこは入る穴じゃないよ。そんなにいじってるから血が出てくるんだよ」
『血が出るのは生理じゃない……』
 血――頭の片隅に不安な思いがよぎる。それは頭の片隅に押しやって仕舞い込んでいた思い。
思い出してしまえばオナニーを中断せざるをえないような重大なことがら。
それが漠然とした不安のままであるように、詳細を思い出さないように私は指で腟壁を刺激した。
「レミリアはいやらしい、本当にいやらしい。破廉恥な子だわ。私はそんな子に育てた覚えはありません」
 指を突っ込んだ穴は愛液に濡れそぼち、指を動かす度に卑猥な水音がする。
「レミリアのあそこはいやしく」……かんだ。「レミリアのあの部分はいやらしくグチョグチョいってるよ」
『フォルナ言わないで指っ、私の指止まらないのおっ!』
「いやしいなレミリアはっ」怪我の功名だ。「そんなに指を突っ込んでグッチョグッチョかきまわしたいのっ?」
 口元に違和感を覚えて拭うとよだれが漏れていた。本当にどうしようもない淫乱な姉だ。
 私は襟ぐりから手を突っ込んで指先についた唾液を乳首に塗りたくり、摘んでこね上げた。
『ひゃぅんっ!?』
 どういう訳か双子なのに胸に関してはフォルナの方が如実に大きくて、レミリアに羨ましがられてた。
「おっぱいおっぱいおっぱい! おっぱい気持ちいい? レミリア」
『……うん。おっきくて柔らかくて……乳首も敏感でキモチイイよ』
「お姉ちゃん、よく私の胸をふざけて揉んで……私っ、感じちゃって大変だったんだよ」
 それでも、うれしかったけど。レミリアに揉まれてると、何かほっとした。
『フォルナの胸、やわらかいね』
「レミリアの胸だって形がいいよ」
『フォルナの乳袋たゆんたゆんしてる……』
0211Spiegel Schwester2011/11/19(土) 23:48:33.74ID:wcUzpbuS
 左手で胸をもみ、右手で性器をいじくりながら、快感の波間に考える。
 私はフォルナなのか、それともレミリアなのか。
 鏡の中では性欲に飢えた女が身をよじらせている。
 それは寝床にうつぶせて息を潜めて自慰に興じていたフォルナのようでも、妹に背を向けて息を殺して一人遊びしていたレミリアのようでもあり――
 こうしていると、それを望んでいたのかも知れないけど、自分が誰なのか、わからなくなる。
 もしかしたら生まれたばかりの時に取り違えられた、私は本当はレミリアだったのかも知れない。
 じゃああれはフォルナだったのか?
 でも、みんながレミリアと思っていたならそれはレミリアでだからレミリア……
 混乱する私の思考を、レミリアの淫声が中断させる。
『フォ、ル、ナっ……私、私イッちゃうよぉ! ひゃぁんっ!』
 いくという言葉が、私の心の奥に仕舞った気持ちを引き戻す。
 いく……行く……逝く……レミリアは行ってしまった。私を置き去りにして逝ってしまった……
「お姉ちゃん逝かないで……私を一人にしないでよぉっ!」
 声を限りに懇願する私の目頭は熱くなるが、姉の声は諭すように優しく落ち着いていた。
『フォルナ、私は。私はね……いつだってフォルナのそばにいるよ……』
 いつもなら虚しい言葉でも、今のこの瞬間ならなにより尊く信じられる。
「レミリア……」
『だからね、一緒にイこ』
「うん……一緒にいこう」
 お姉ちゃんとならどこへでも、どこまでも。
 私は姉を感じながら頂点に達した。
0212Spiegel Schwester2011/11/19(土) 23:48:44.10ID:wcUzpbuS
 フォルナとレミリアはお揃い。服も、家具も、食器もおそろい。
 からだだって……この淫らな器官だって……抱く想いだっておんなじ、おそろい。
 私達は双子なのに一人ぼっちで快楽を求めてた。ああ、こうなるとわかってたなら、離れ離れになると知ってたなら、二人で一緒に求めていればよかったのかも知れないね……
 二人でする一人えっちはきっともっと素敵だった。

 息を整えながら右手の匂いをかぐ。とてもいやらしい愛液の匂いに混じってお姉ちゃんの懐かしい匂いがした。
 自慰に高ぶり潤んだ私の瞳。薄暗い部屋の中で鏡に写して見るそれは、姉のそれに見えた。
 姉になって千回オナニーしたら本当にレミリアが帰って来る。
 訳も根拠もなく、そんな気がした。
 これで……何回目だっただろうか。まあいいや、数え始めた今日が一回目。
 レミリア、あなたにもう一度会えるなら、どんなことだってするよ。
 その『どんなことだって』のうちの一つかな。
 千回だって、万回だって。果てるまで。
 もうオナニーもできなくなったお姉ちゃん。私がその分もオナニーするから、少しでも気持ちよくなってくれますように。
 頂点に至って心地よい疲労感に満たされたからだをベッドに預け、愛液をシーツで拭った指で姉とお揃いの髪飾りを撫でながら、私は姉に祈った。
0213名無しさん@ピンキー2011/11/19(土) 23:53:27.81ID:wcUzpbuS
韻を踏めると思ったらsとschだったでござるの巻。
レミリアのコスプレをするフォルナ→でもフォルナとレミリアの目付きが違う気が→目をうるませればいいんだよ!
というわけで自慰する話になりました。
あとは『なんでもする』っていうならじゃあとりあえず死んでもらおうか的な意地の悪い思考。
最初はレミリアのほうが好きだったけどやっぱり極星帝国のフォルナの方に愛情が湧いてきて今はフォルナ派です。

>>203-204
リン・グラフィアスをドラム缶か何かに入れて暖房がわりにしたい
0215名無しさん@ピンキー2011/11/24(木) 21:03:06.28ID:gGgmto7U
ウェヌスの145cmって実は相当小さいんじゃないかという気がしてきた
これ下手したら変身前のりのんとどっこいどっこいなんじゃ……
0216名無しさん@ピンキー2011/11/25(金) 00:08:24.93ID:/+1tP1vN
さてリア充にとってモテモテイヤーの総決算であり
童貞諸君には一年で最後にして最大のの苦行であるクリスマスまで
あとひと月ですよ!

真剣に真心からの祈りを捧げる紳士淑女なwiz-domの皆さんも、
まさに性夜!つがいの繁殖に血眼の現代っ子EGOも、
淫売共を尻目に初詣における経済効果の皮算用に余念のない阿羅耶識も、
クリスマスとは関わりが深いはずなのになんとなく蚊帳の外な天使さんたちのイレイザーも、
まさしく肩身の狭い悪魔やら聖夜より寒い冬を乗り切ることのが重要な犬猫ダークロアも、
皆さんにとって素敵なクリスマスでありますように。

極性はカレーでも食ってろ
0218名無しさん@ピンキー2011/11/25(金) 22:46:51.71ID:RiWhzzTB
極星帝国は異次元だからクリスマスという行事自体無いかもね
0219名無しさん@ピンキー2011/11/27(日) 20:30:26.00ID:zTHq/fbH
極性皇帝「帝国でもクリスマスという祭典を開く事にしようではないか」

ウェヌス・ドーンを鉢に植えて様々な装飾を吊るすと言う伝統的な儀式がはじまった
0222名無しさん@ピンキー2011/11/28(月) 00:44:07.78ID:HbOzlCJn
動くとせっかくの飾り付けが取れるかも知れないから
頭を鉢に生き埋めにしてヌッ頃してから
手足を枝に見立てて飾り付けだよね
0225名無しさん@ピンキー2011/11/28(月) 18:01:09.62ID:jvzc9Cin
死んだらミイラにして復活させれば良いじゃないって
ネフティス様がコタツで寝ぼけながら言ってた
0227名無しさん@ピンキー2011/11/29(火) 11:22:39.10ID:frssqtAR
ネフティス様お久しぶりです
新作マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
0229名無しさん@ピンキー2011/11/29(火) 23:02:35.33ID:R3egO+NU
そういえば、ネフティスはまだ鍋を待ち続けてるのだろうか
0232名無しさん@ピンキー2011/11/30(水) 23:59:39.73ID:O1flsc9/
ネフティス様はコラーゲン鍋とか好みそうだよな
アヌビス様も肉系の鍋を好みそう(犬だから)
0236名無しさん@ピンキー2011/12/01(木) 10:37:01.92ID:forFELdq
真由美「ビッチは夜羽子の方よ」

夜羽子「おバカは真由美だよ」
0237名無しさん@ピンキー2011/12/01(木) 23:02:58.48ID:VHPUfV01
わかったわかった
二人ともビッチでおバカということで

吸血鬼がビッチなのは当たり前だと思うんよ
0238名無しさん@ピンキー2011/12/01(木) 23:40:50.32ID:64Anz4B8
>>233
このスレのアヌビスはそういうイメージじゃないかなぁ
控え目に食べながら、でも狙った具材は逃さないスナイパー的な感じ
0239名無しさん@ピンキー2011/12/02(金) 00:18:31.64ID:AzrZY4dD
犬は犬でも猟犬なんだな
アヌビスが狙う具材ってなんだろう
好きなら食わずに譲っちゃうけど狩る楽しみがないのもつまらないのかな
0244名無しさん@ピンキー2011/12/03(土) 22:01:02.18ID:iJejjL9Q
女体盛りで刺身を食う時
しょうゆ代わりにつけるというのは聞いたことがあるが鍋は初耳だなw
0246名無しさん@ピンキー2011/12/04(日) 23:55:18.55ID:0RaOk54w
>>240
普段控え目なのに鍋の時だけ張り切って仕切りたがる娘さんと
そんな娘をあざ笑うように好きな食材を投入し自由にむさぼり食うお母さん
そしてふたりの板挟みにあうMBさん
いいトリオじゃないか
0253名無しさん@ピンキー2011/12/07(水) 19:43:49.29ID:B04FG84q
一度このスレのキャラ設定をまとめてみると面白いかも知れんな
0254名無しさん@ピンキー2011/12/07(水) 20:04:43.39ID:3JSVYHPk
ハァハァスレ版キャラクタープロフィール
おもしろいかも
0257名無しさん@ピンキー2011/12/12(月) 11:10:45.51ID:StbjUWiA
まぁ、他の人はそのイメージに沿う必要も無かろう。

「あなたによってブレイク済みですね、分かります」って名言もあることだし。
0258名無しさん@ピンキー2011/12/12(月) 21:32:01.64ID:yyMiOdL+
「この人の設定で書きたい!」って場合もあるけどね
アヌビスとネフティスなんかはその例だろうし

まとめるのも面白いとは思うし否定はしないよ
0260名無しさん@ピンキー2011/12/13(火) 23:56:00.55ID:he+mX9L0
ああ見えて悠久を生きるアンデッドだもの、待つのは慣れっこだと思う
それでも帰ってきたらブーイングの嵐だろうけれど
0261名無しさん@ピンキー2011/12/14(水) 02:39:10.10ID:a6pj5koQ
ネフティス「鍋と洗面器をすり替えておいたら……おどろくかのう」
0262名無しさん@ピンキー2011/12/14(水) 18:31:41.01ID:SNLZgTW5
「冠の代わりにこの鍋を被ってみるのは・・・ふむ、なかなか悪くない」
0264 ◆sVqawCMdQo 2011/12/15(木) 00:20:08.23ID:nWsXpV4g
……申し訳ありません……私生活がグダグダなのもあるのですけど……
お風呂編ではエロシーン抜きにしようと思ってたら、気づいたら二人がエッチシーンに入ってしまいましたので、書き直しに入ってるのです……
とりあえずばっかりですが、差し支えの無い部分までだけ、うpさせていただきますね。
申し訳ありません。
0265お風呂編(1)2011/12/15(木) 00:22:26.55ID:nWsXpV4g
長い髪を、水滴が伝う。
中に湯が入らないように伏せていた耳をピッ、ピッと動かし少女はその水滴を掃った。
「……ん、ありがとうございます、すっきりしました。」
余程気持ちよかったのか、目を伏せたままにアヌビスが声をかけた。
身体を重ねた後、二人で浴室へ入った。
当然と言える事ではあるが母の目を気にし、居宅での入浴は二人別々になって居たため久しく一緒の入浴は出来なかった。
いつしか当たり前になっていた彼女の髪を洗う行為もそれ以来になっており、久方ぶりの洗髪に満足した表情を見せていた。
何時ものように、洗い終わった青年は先に湯船に入る。
彼女は両手で濡れた髪を掬い、いつものように軽く絞り湯船に浸からないように丸く纏めた。
うなじを水滴が伝い背中を流れ、やがて床に落ちるのをなんとなく見届けた。
「自分でも、洗うんだろ?」
その背中に声をかける。
「はい?」
「髪の毛、一緒に入ってなかったけど、自分でも洗ってると思うけどなんとなく。」
少女は、少しだけ困った顔を見せる。
「……いえ、私たちは特に汚れを落とさなくても、清潔に保たれるようになってますから。」
ヒトでは無いことを一つ証明するように、事実を口に出した。
どう答えればいいのかわからず、自分を責めるように軽く天井を仰いだ。
「……あー……ごめん。」
そう言うか言わないか、視界いっぱいに彼女の顔が見え、両頬を軽く抓られた。
「……アヌビス?」
「貴方に洗ってもらうのすっごく気持ち良いんですから、いいじゃないですか。」
ぱっと両手を離し今度は自分の頬を摘み、可愛らしく笑う。
「だって、私が貴方の事を好きで……それからきっと、貴方が私の事を好きでいてくれてるって、感じれるんですもん。」
照れを隠すように笑顔のままで呟き、湯船に手をかけた。
目の前で足の親指からゆっくりとお湯に入り、すぐに両足が膝のあたりまで隠れ。
彼女が膝を曲げると。
心地良い感触がして、膝の上に小さな体が乗りかかっていた。
「ふふ♪」
いつもより少し高くなった、上機嫌な声。
柔らかな背中が胸元に押し当てられ口元で、彼女の纏められた髪の尻尾が揺れた。
「あ、アヌビス?」
彼女らしくも無い行動に戸惑い、声をかける。
「……今日は……」
振り返らず、彼女は答えた。
「今日はもう思いっきり、甘えちゃうんです。」
そう言って恥ずかしそうに、彼女が両手で頬を口元を覆った。
(続く……はず)
0266 ◆1OAwqH848g 2011/12/15(木) 00:25:07.37ID:nWsXpV4g
名前間違えました……一文字違うだけで変わっちゃうんですねorz
ボツ案ではこの後キス→エッチの流れになってしまったので慌てて書き直しに入ってます。
本当にごめんなさいです。
0267名無しさん@ピンキー2011/12/15(木) 01:31:23.61ID:eMlssf6m
GJすぎる
風呂でこんなことされたらユデタコになりそうですw
好きな人にしか見せない素顔とかたまんねえ・・・
続きを全裸待機します!
0268名無しさん@ピンキー2011/12/15(木) 02:09:40.98ID:nlJd9wXY
>>265
思いっきり、甘えられteeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アヌビスかわいいよアヌビス
0271名無しさん@ピンキー2011/12/16(金) 01:38:32.92ID:BBMv+ZsB
娘さんがドブレとラブラブしている間、一人ぼっちで鍋や洗面器と戯れるネフティスさん
かわいそうです(´;ω;`)
0272名無しさん@ピンキー2011/12/16(金) 09:52:09.86ID:93g2Hvs1
ネフティス
「ふふふ、鍋に水を入れて菜箸で叩くのじゃがなんと! 水の量で音が変わるのじゃ!」
0273名無しさん@ピンキー2011/12/16(金) 22:31:59.18ID:Fe/oMZiV
「娘とムコ殿がいない隙に部屋で洗面器にする放尿は格別じゃのう」
0275名無しさん@ピンキー2011/12/20(火) 21:27:31.49ID:NZpT6w19
「部屋で洗面器に放尿するのは存外よいものじゃのう。寒い廊下を通ってトイレに行かなくてもよいのが快適じゃ。いっそうんこもここでするかの」
0276名無しさん@ピンキー2011/12/23(金) 01:00:33.23ID:UVGhjXii
「部屋も洗面器もうんこくさくなってきたのう…… やはり洗面器にうんこしたらすぐにトイレに捨てて風呂場で洗わなければな。
 さて部屋は芳香剤を置くとして、アヌビスが洗面器で顔を洗う時に気づかねば良いが」
0277名無しさん@ピンキー2011/12/23(金) 02:24:03.01ID:2Ld7IxGf
ネフティス「という夢を見たのじゃ」
セクメト「お下品にゃー、ってそんなこと聞かせるために呼んだのかにゃ?」
ネフティス「娘たちがちっとも帰ってこんのでの。ヒマだったのじゃ。こちらにはお主しか知り合いがおらんしのう」
274「なぜ私まで呼ばれたのでしょうか」
ネフティス「夢の中になぜか出てきたからな」
274「納得はできませんが了解しました」
セクメト「にゃフティスちゃんはあいかわらずてきとーにゃー。困ったちゃんにゃ(ごろごろ」
ネフティス「文句を言う割には嬉しそうじゃの」
セクメト「このコタツにゃるものは、にゃかにゃかのぽかぽか具合にゃ。気に入ったにゃー」
274「中身(ヒーター)があって良いものです」
セクメト「あとはにゃにかおいしーものがあればカンペキにゃ」
ネフティス「じきに美味い鍋が来るのじゃ。・・・たぶん、もうすぐ」
セクメト「待てにゃいにゃ、酒持って来いにゃー」
ネフティス「酒なら台所にご主人殿が『ゲキヤスセール』なるところで買ってきた『ちゅーはい』が大量にあるぞ」
セクメト「!!にゃっv」



274「・・・れすから!マスターは、私のころなんて愛してないんれす!」
セクメト「そ、そんなことにゃいと思うの」
274「いーーーえ!れったいそうれす!
   日々の無理難題は言うに及ばずボンテージ着せられれ戦場へ連れて行かれたり!
   挙句の果てに処女懐胎れすよ!ホムンクルス権侵害れす!」
セクメト「うーん、大変な目にあってるのねぇ。でも、それは・・・」
ネフティス「懐胎といえば、ウチの娘はいつおめでたなのかのぉ」
セクメト「え?」
274「・・・こないだもれすねえ、マスターが・・・ぶつぶつ・・・ひっく」
ネフティス「まったくあやつは奥手じゃから困る。もっと大胆にゆかぬか。
       姉様の旦那を寝取ったわらわのようにのう!がははは!」
セクメト「そこまで大胆にゃのは・・・にゃフティスちゃん、ちょっと飲みすぎじゃにゃい?」
274「・・・れ、わらしが、命令どおりにルカフィスくんの半ズボンをぬ・・・
   ちょっと!しぇくめとしゃん!きーてるんれしゅか!
   だいたいなんれすかそのネコ耳は!おまえはチカ公れすか!
   あの子ちょっとかわいーからってみんなに愛されて!ずるいんれす!」
セクメト「いたい、いたい!耳引っ張らにゃいで274ちゃん!あにゃたも飲みすぎよ」
ネフティス「・・・そうじゃな、なんじゃその耳は!いい年して恥ずかしくないんか?がはは!」
セクメト(ああ・・・帰りたい・・・)
0278名無しさん@ピンキー2011/12/23(金) 02:25:34.09ID:2Ld7IxGf
セクメトは酒を飲むと優しくなるというのを見て
どんなふうになるのかと思って書いた。
SS職人様ごめんなさい、きにしないでください。
0281名無しさん@ピンキー2011/12/25(日) 00:31:42.69ID:1HMbjan4
ネフティス「セクメトも274もいなくなってひとりぼっちのクリスマスじゃ」
0282名無しさん@ピンキー2011/12/25(日) 02:18:49.78ID:uT/xNkq3
うー、退屈じゃー・・・誰も構ってくれぬ・・・そうじゃ!
レムリア秘伝の死霊術でその辺におる霊魂を呼べばよいではないか。

美鈴「クリスマスに独りで何が悪い!」
うおっ、なんじゃおぬし!
美鈴「なんじゃ、ではないですわ。呼びつけておいて」
う、うむ・・・(気合が入りすぎたかの。えらい大物じゃ)
美鈴「クリスマスなど怨敵WIZ-DOMの若者を洗脳せんとする悪しき企みなのですわ。
   私には全く関係ありません」
うむ、わらわとも無関係じゃのう(極星帝国のわらわは怨敵ではないのじゃろうか・・・)
美鈴「でしょう?ならば独りでいることを気にする必要はないのですわ!
   さあ!ネフティスさんも一緒に叫びましょう!クリスマスに独りで何が悪いー!」
く、クリスマスに独りで何が悪いー!
美鈴「クリスマスに独りで何が悪いー!」
クリスマスに独りで何が悪いー!(なんじゃこれは・・・)
0284 ◆1OAwqH848g 2011/12/26(月) 00:04:29.21ID:Ew9+2ghO
とある買い出し前……

「ん〜…うん、これで良いですね。」
「あら?アヌビスちゃん?鏡の前で…あらあら♪」
「なんですか母様、変な含み笑いなんかして……下着を選んでただけではないですか。」
「ふふ、すっかり女の子な感じだなって思っただけですよ、それよりアヌビスちゃん」
「良くわかりませんけど……どうしましたか?」
「白い下着なんて、わかってるわね〜♪」
「…………はい?」
「私たちのこの、少し浅黒い肌に白い下着って、凄くエッチに映えるじゃない♪」
「馬鹿言ってないで下さい。」
「それにほら白い下着を脱がすのって、なんか『今から汚してあげる』って言われてるみたいでドキドキしないっ!?」
「……ま、まぁ……ではなくて……もう良いですから、邪魔しないで下さいますか。」
「もう、つれないわね〜……じゃあ最後にひとつプレゼント(ぎゅっ)」
「何ですか、唐突に握らせて……ってコンドームさん……こんなもの、要りませんよ。」
「あらやだ、アヌビスちゃんってば生えっち宣言?」
「そういう意味とかではなくて!……ああ……もう」
「確かに母親としては孫を見たい気持ちもあるけど〜…よく、聞いて」
「な、なんですか、そんな真剣な顔をして。」
「アヌビスちゃん……」
「は、はい?」
「…………ただ気持ち良くなりたいだけの、いけないエッチとか、凄く燃えないっ!?」
「……とりあえず、妙に力の篭った肩の手をどかして、それから回れ右して部屋から出て下さい。」
「もう、冷たいんだから〜(ぱたん)」
「ふぅ、母様に悪気が無いのはわかっている…のですが……
「…………あの人と、気持ち良くなりたいだけの……(ぼっ)」「だ、駄目ですそんなの!しっかりしなさい私っ!!……で、でもとりあえず、持ってるだけ、くらい…は…うん、おかしくない、ですよね。」

閑話閉幕
0285 ◆1OAwqH848g 2011/12/26(月) 00:07:53.92ID:Ew9+2ghO
酒と夜勤明けの勢い、ホワイトクリスマスってレベルじゃねーぞ!な雪のせいで書いてみました。
公開はしている、反省はしていない。
0286名無しさん@ピンキー2011/12/26(月) 01:49:19.01ID:4shc0C09
設定お借りします。


 今月も掃除にやってきた徴税官Bが極星レジデンス蒲田南と書かれた銘板を拭いていると、不意に外階段から声をかけられた。
「ああ斎木さんこんにちは」
 302号室の斎木直哉さんである。斎木さんはタバコの煙を吐き出しながら徴税官Bに言った。
「あのさあ最近両隣がうるさくてさあ」
「わかりました、お伝えしておきます」
「よろしく頼むよー」
 それだけ言って斎木さんはタバコを手すりでもみ消して階段を昇って行った。
 公共スペースでの喫煙は禁止だし廊下や手すりで消すのもやめて欲しい。疑うわけではないが、来る度にあちこちに煙草の吸殻が落ちてもいる。
 さて、斎木さんの隣といえば301号室の真代さんと303号室の……オーナーの知り合いのネフティス様母娘とその知り合いである。
 真代さんは最近妹が家出した。正直なところ家賃さえ入金してくれればどうでもいい……とうそぶきたいところだが、家出の際に窓をぶっ壊して行かれたのではそうも言って居られない。
 先のセラフィエル・ストライクのせいで修理業者も忙しいらしく、応急措置だけされた窓は美観を損ねているのでとっとと直したいところである。
0287名無しさん@ピンキー2011/12/26(月) 01:49:47.15ID:4shc0C09
 さて物語は前日の夕方に遡る。

 301号室には最近良く訪れる女子高生が今日もまた来訪していた。
「……ちょっと真代、全然食べてないじゃない。詠ちゃんの事が心配なのはわかるけどちゃんと食べなきゃダメだよ。顔色も悪いし……」
(食ったから調子が悪いんだが)
 渡来愛花が『作り過ぎて』持ってきた煮物を食べた真代開はしばらく腹痛でトイレと今を行ったり来たりだった。足音や水音が響いたのが隣室の斎木直哉にはうるさかったらしい。
「まったくしょうがないわね。妹がいなきゃ食事も作れないなんてシャキっとしろこのバカ」
 兄妹二人暮らしで、女物の下着を洗うのははばかられたので洗濯は詠がする事になり、いきおい料理を担当するようになった開は多分愛花よりは料理が巧い。
 愛花が勘違いしているのはおそらく台所をこまめに片付けているからだろう。
 昔遊びに行った愛花の家の台所はいつも散らかっていたので、料理をする家の台所は散らかっているという先入観があるのではないだろうか。
「私がいなきゃダメなんだから! 仕方ないから今から何か作ってやろうかな……」
「ま、待ってくれ渡来。ファミレスでも行こうよおごるから」
「何言ってんの、贅沢はダメよ」
「いや……その、ほら誕生日だし、おまえの」
「な、なんで覚えてるのよっ!?」
「クリスマスの翌日だし覚えやすいからさ」
「あ、ああそっか……なるほど」
 クリスマスプレゼントとお年玉と誕生日プレゼントをまとめられるので彼女は誕生日があまりうれしくない。
 セラフィエル・ストライクの想い出といえば、藤宮真由美の援護をして帰ってきてみればクリスマスとお年玉と誕生日に小学校卒業の前祝いを合わせた等身大ぬいぐるみ七万円が
ストライクに伴う地震で落下して観葉植物の鉢を破壊し他のぬいぐるみ達が泥まみれになっていた事が一番に挙げられる渡来愛花であった。
「しょうがないわね、あんたが栄養失調で死んでも困るし、付き合ってあげ……バ、バカっ! 付き合うってそういう意味じゃないんだからねっ! アホ!」
「俺は何も言ってませんが」

 一方303号室でもネフティスが知り合いを引きこんで酒盛りを始めていた。
 娘とわれらがマインドブレイカーがいない寂しさを埋めるべくというと少しえろい。
 三人よればかしましいと言われる女性陣が徹夜で飲み明かしてキャイキャイ騒いでいたので隣室の斎木直哉は落ち着いて新作エロゲもプレイできなかった。
 301号室ではバカップルが騒いでいるし、リア充爆発しろ!と言いたいところだが、しかしあの日インターネット掲示板にリア充爆発しろと書いたらストライクで戦っていた彼女の従弟の斎木新名が大爆発したので心の中でつぶやくだけにする。
 テレパシーを持つ彼の心のつぶやきは周囲にテレパシー放送されてリア充の性欲が爆発してしまったのはまあ計算外というほかあるまい。

 そうして直哉がエロゲの特典を眺めながら悶々としているところに、ネフティスと美鈴の大音声が聞こえてきたのであった……
0288名無しさん@ピンキー2011/12/26(月) 01:57:57.67ID:4shc0C09
彼女の従弟→彼の従妹
orz

そんなわけで渡来愛花誕生日おめ

マンガの詠は可愛かったけどお供天使が無機質で気持ち悪かったのと
天使化した時に盛大に家破壊したのをスルーして感動ぶってるのに吹いた
賃貸物件であれやったら敷金相殺じゃ済まないだろうなあと思ったのがきっかけ
あと詠のクラスメイト?のやっちゃんが可愛かった
0289名無しさん@ピンキー2011/12/26(月) 13:33:28.22ID:7JcQ/wgE
賑わってきたね
書く人が違うと同じキャラでも性格が違ってておもしろい

とりあえず
>>284
少し浅黒い肌に白い下着って、凄くエッチに映えるじゃない♪
に心の底から同意しとく
0290名無しさん@ピンキー2011/12/26(月) 16:24:09.85ID:EG3RdTnM
>「あらやだ、アヌビスちゃんってば生えっち宣言?」

ちんこ生えたのかと思った
0292名無しさん@ピンキー2011/12/27(火) 00:44:18.52ID:UuKc6cfX
     !ヽ, __ ,/{
     !,ゞ´   ヾ
     ! !l iリノハリリ
    ノ <リ゚ω゚ノ!|、  フタナリお断りします
  (´(/    \) )
   (⊂'ヽ)   ノ\つ)
    Z::(_⌒ヽ
     ̄ヽ ヘ }
 ε≡Ξ ノノ `J
0294名無しさん@ピンキー2011/12/27(火) 21:21:29.52ID:6F88hZeb
ネフティス「クリスマスが過ぎても娘は帰ってこないのう
0295名無しさん@ピンキー2012/01/01(日) 22:13:12.88ID:lWlo5vTZ
あ アンドレア・ヴェルレーヌ
け 奎白霞
お 緒形玲於奈
め メルキセデク
こ コロナ
と トゥクノンノ
よ 横井蒔苗
ろ ロビン・グッドフェロウ
0298名無しさん@ピンキー2012/01/05(木) 00:20:43.72ID:FsQTPYX1
天真爛漫というか傍若無人というか、ある意味神様らしいネフティス様と
生真面目だけどややツンデレ気味のアヌビス様
いいコンビだ
お母さんに勝てないアヌビス様かわいい
0299第九話『メイドと巫女と餅と甘酒』2012/01/05(木) 21:48:28.14ID:3rmmsF7V
今年もよろしくお願いします。


 新年の厳かな雰囲気が漂う中、ひときわ壮麗な洋館の庭ではぺたりぺたりと餅を搗く音が響く。
 餅を搗いているのは事実上のこの屋敷の主ウェヌス・ドーン。
 元々の主人をマインドブレイクしていたマインドブレイカーを打倒して屋敷を乗っ取ったマインドブレイカーはこの屋敷ではなく想い出の詰まった幼馴染の家にいるので、あたかもウェヌスがこの家の主のようである。
 右手で杵を振り下ろしては、膣から伸ばした触手でこねたりひっくり返したりをこなして一人で餅搗きしている。
 はるか彼方、次元を異にする極星帝国からやって来た彼女は初めて体験する日本の正月というものに興味津々の様子で、この餅搗きも例外ではない。
年の暮れには待ちきれなかった様子でモーニングスターを杵に見立てて練習をしていた程だ。
 幸い学校の片隅に幼稚舎の餅つき大会用の臼と杵があったので一日借り受ける事に成功し、こうして一人餅つき大会を満喫しているのであった。
 触手を伸ばす都合上パンツは脱ぐ事になり、ついでに全裸で行なっているが、一月の清冽な空気の中裸で餅を搗くのは何やら神事や精神修養にも似た厳粛さを感じた。
 少し前からやってきて、杵の攻撃範囲を測りながら餅搗きの様子を見ていたフィルフィア・フォルシュが触手で餅をこねるタイミングを見計らいながら恐る恐る声をかける。
「失礼します……拝見してもよろしいでしょうか」
 もっとも、ウェヌスの攻撃は投擲で本領を発揮するものであり、それは杵であってもか弱いエルフのメイドくらいなら簡単に葬り去ってくれるだろう。
 鷹揚に頷いたウェヌスが杵を担いで下がるのを承けフィルフィアは臼の前に歩み出た。
 新年を機に新調したメイド服は基調になっている緑色こそ変わらないもののスカートの丈がかなり短くなり、胸元も開いているので外に出るには少し寒い。
しかし目の前の武装戦姫は何しろ全裸なのでそんな事は言っていられなかった。
0300第九話『メイドと巫女と餅と甘酒』2012/01/05(木) 21:49:19.53ID:3rmmsF7V
「失礼します……」
 今にもこの杵が振り下ろされて餅を鮮血で赤く染めるのではないかとびくびくしながら臼の中を覗き込み、餅の様子を確認するさまは滑稽なほど必死である。
しかしそれでも責任感からちゃんと確認した。
「よろしいかと。さすがは殿下、見事な餅でございます。それでは、すぐにご用意致しますので。ご希望のカレー塩の他に砂糖きな粉とそれと雑煮に致します」
「ええ。でもフィルフィア、塩と砂糖を間違えないように気をつけなさい」
「は……それはもちろん」
 きな粉塩はまだともかく甘いカレー粉というのは考えてもぞっとしない。
「もう調合は終わっていますし、味見も致しましたので……それは大丈夫です」
「なら安心ですわね」
 そう言って笑みを濫かべるウェヌスはさっきまでの鬼気迫る様子で杵を振るっていた時とは別人のようで、フィルフィアの緊張も一挙に解れた。
もしかしたら、塩と砂糖を間違えるという古典的な話も彼女の恐怖を取り除くためにしたのかも知れなかった。
「それと、一人分の包みを二つ……いえ三つ作ってもらおうかしら。りのんや葵に持って行ってあげるから」
「初詣にいらっしゃるのでしたね。沙夜香があの調子ですので、お召し替えはわたしがお手伝いさせて頂きます」
 新年の儀式が滞り無く行われた屋敷の中は正月という時期に呼応して期間限定の聖域と化している。
純血種のヴァンパイアであり、更にその弱点を増幅されている沙夜香にとってはその場にいるだけでも身を焼かれるような苦痛を感じるのだ。
呼吸一つ取っても人間に例えれば塩化水素でも吸い込んでいるように肺が灼ける。
そんなわけで年の暮れから使用人室の片隅に置かれた棺桶がわりの段ボール箱の中で膝を抱えて不安と苦痛に震えているようだ。
食事にも顔を見せないが、ダンボールの中から苦悶の声が聞こえるのでまあ生きているのだろう。
「餅は早く食べないと固くなってしまうのよね?」
「はい。せっかくの搗きたてなのですから、すぐにお召し上がり頂きたく存じます」
「では、風呂は後にしてすぐに頂くわ。着替えて来るから食堂に用意を」
0301第九話『メイドと巫女と餅と甘酒』2012/01/05(木) 21:49:40.18ID:3rmmsF7V
「かしこまりました」
 全裸なので着替えて来るのではなく着て来るのではないかと思ったが、おくびにも出さずフィルフィアは恭しく頷いた。
 朝の太陽に照らされたウェヌスの裸身は名前の通り彫像の女神のような美しさがある。
フィルフィアは餅が搗き上がるまでの間その姿に見とれながら眺めていたが、とりわけその視線が惹き付けられたのが
健康的な美しさの中に淫靡で妖艶な色を添えている秘裂を割り開いて伸びる豹紋蛸(ひょうもんだこ)の足に似た触手だった。
(わたしも……)
 触手を第三、第四の手のように使いこなすプリンセスを見ていると、種々の家事で腕がもう一本欲しいと思うのが日常茶飯事のメイドはうらやましく思わずにいられない。
 エルフのメイドであるフィルフィアはダークロアに属する筈だが、ためしに引き合わされたカラーヒヨコは反応せずつまり緑水晶の巫女の資格はないという事だ。
 考えてみればウェヌス達に支配虫を植えつけた元凶である秋月俊平が雑賀恭一になり代わり鳥羽邸を乗っ取った時点で屋敷にいたダークロアの者達は巫女候補に上がった筈で、今更確かめるまでもない事だった。
 日本のヴァンパイアの領袖ともいえる沙夜香にも同様に資格がなかったので所詮エルフのメイド風情にはないのが当然なのかも知れないと諦めているが、しかし実際にこうして目にするとやはりうらやましくなる。
 フィルフィアには告げられていないが、彼女にはおそらく格が足りないのだ。
 りのんの能力である『ブレイクスルー』がそれを量る手っ取り早い手段だと思われるのだが、ブレイクスルーに耐える程度の格がなければ巫女足り得ないのではないかというのがウェヌスとりのんに葵、
そしてりのんの使い魔であるあんみつの三人と一匹が現在のところ出した結論である。
(わたしも、殿下みたいな触手があったらなぁ……)
 胸を強調したメイド服でも一月の寒さのせいでもなく胸の頂点に違和を感じながら、フィルフィアは一つ大きな身震いをして厨房へと向かった。
0302第九話『メイドと巫女と餅と甘酒』2012/01/05(木) 21:53:53.65ID:3rmmsF7V

 参道の両側には屋台が並びなかなかの賑わいを見せている。
 真代詠は参拝に向かう途中であたりをつけていた屋台が近づいてきた所で、通学にも使用している黒いダッフルコートの袖を兄の腕に絡めた。
「お兄ちゃん、たこ焼き食べたくない?」
「たこ焼きか……新年からたこ焼きか……」
 新年にはもっと新年らしい屋台の食い物があるのではないかと思う。
もっともじゃあ何ならいいのかと聞かれると真代開は回答を持たないのだが。
「一緒に食べようよぉ。食べたいでしょ」
 いつもそうなのだが、妹にねだられると開は弱い。
「うーん、まあいいか」
 だから、今日も絡みつく詠の腕をそっと解きながら、その妹が数年前のクリスマスにプレゼントしてくれた財布を取り出して小銭を数えようとした。
 ――まさにその時。
「あら奇遇ね真代こんな所で会うなんてー。ぐうぜーん」
 手を振りふり人ごみをかき分け渡来愛花がやって来た。
「よお渡来。年賀状届いてたぞ。ありがとな。……って事で返事はいいよな? これで五十円浮いたな」
 たこ焼きを買うために確認した財布の中にはまさに五十円玉があった。
「こんな女に返事する事ないよお兄ちゃん。……チッ下賎な人間如きが新年からお兄ちゃんに馴れ馴れしく付き纏って……
わざとらしく振袖なんか着くさって……塩の柱になれ」
(そんな事言って、ちゃんと返事は出さなきゃダメだよ。
渡来先輩、私達の街から乗り換え二回片道一時間の神社でしかもこんな人ごみの中で会うなんて奇遇ですねっ。まるで追いかけてきて待ち伏せしてたみたい)
「詠ちゃん、心の声と発言が逆転してるわよ」
 年上の余裕で笑顔を以て受け流そうとした愛花だが、その笑顔は大いにひきつっていた。
 それにしても渡来先輩と来たものだ。もう昔のように愛花ちゃんと呼んでくれる事はないのだろうか。
まあ詠は割とかなり別に全くどうでもいいが、開の方には名前で呼んでもらっても構わない。
とはいえ愛花の方も昔のようにオープンとか開けゴマさらにはゴマ太郎と呼ぶつもりがあるわけではなかった。
「何だ詠、おまえも振袖着たいのか?」
「振袖? うーん……着たいけど、高価そうだし今は別にいいかな。
それよりお兄ちゃんとおそろいのマフラー巻いてるし」
「ああー、振袖だとなんかキツネのエリマキとかしなきゃいけないんだろうな」
 動物好きの詠は動物の毛皮を巻くのは嫌なのだろうと妹のことをあまり良く知らないお兄ちゃんは解釈した。
無論、詠の意図がお兄ちゃんとおそろいという部分にあった事は言うまでもない。
「それに、お兄ちゃんが私の手作りの、私の羽のダウンジャケットを着てくれているのがうれしいんだ」
「手作りの、自分の羽のダウンジャケット……重いなあ」
「そうか? すごく軽いぞ」
「天使の羽ですから」
 吐き捨てるような愛花の言葉に対して開は腕を振り回し、詠はしたり顔で胸を張る。
真代兄妹の様子を見た愛花は寒さのせいではなく少し頭が痛くなった気がした。
「で、おまえも初詣か? 俺達は済ませて帰るところだったんだが」
「わ、私もそうなのよ!」
「そうなのか」
「っていうかこんな時間にこんな所に来てるんだから初詣に決まってるじゃない、バ、バカじゃないのっ?」
「お兄ちゃんはバカじゃありません!
 数学や歴史の問題がわからない時、私がわかるまで丁寧に説明してくれるんだからっ!」
「あ、そ、そうねごめん」
 怒りのせいか頭上に天使の光輪が浮かびかけた詠の勢いに押されて愛花は素直に謝った。
というより、こんなところで変身されては大騒ぎになるのは確実だ。その場しのぎでも何でもとりあえず謝って済むならそうするしかない。
0303第九話『メイドと巫女と餅と甘酒』2012/01/05(木) 21:54:59.90ID:3rmmsF7V
「んっ?」
 参道を拝殿に向かって歩いていたりのんが訝しげな声を上げて足を止めたので、隣を歩いていた葵が声をかける。
「どうしたの、りのんちゃん」
「なんかあっちの方から魔力を感じたような……」
 りのんの言葉に、えりまきよろしくその首に巻きついたあんみつが心の声で応じた。
(正月だからね。阿羅耶識の霊能者やダークロアの土着神の力が活発化しているのかも知れない。
赤と緑か……巫女の覚醒を望みたいところだけど、残念ながらカラーヒヨコは反応していないよ)
 水晶の巫女に相応しい能力者がいればカラーヒヨコが反応する筈である。りのんは再び精神を研ぎ澄ませた。
 魔法少女マジカルスイートの肉体に振袖を着せた姿に変身した今のりのんが精神集中する姿は神秘的な美しさがある。
「気のせいだったかも、何も感じないや」
 十秒ほど経って、りのんは目を開いて一歩踏み出し葵とウェヌスもそれに続く。
今はそれ程混雑していないとはいえ、それなりの人通りがあり長時間立ち止まっているのははばかられた。
「まあ、正月くらいはゆっくりしてもいいんじゃないかしら」
 餅を持ってきて一度は渡したものの、初詣中持ち歩くのも邪魔だろうという事で解散時に渡す事にして一旦回収した
二人と一匹分の餅を持ったウェヌスの言葉に、りのんは笑顔で頷いた。
「そうだねっ」
 そして少女達は三人仲良く並んで拝殿へと向かっていった。先着者に振舞われる甘酒が残っている事を祈りながら。

 すでに席が埋まっているE.G.O.はともかくイレイザーの強力な能力者である真代詠が比較的近くにいながらカラーヒヨコやりのんの感知を逃れたのは真代開の力による。
マインドブレイカーとしての力もさる事ながら、実兄であり、更に詠の羽を身に着けた彼が傍にいる事で詠の存在はほとんど隠蔽され、激昂して天使化しかけ、
変身のために天使としての力が頂点に達しかけた時にやっと微かにりのんに感じられる程度にまでジャミングされていたのである。
 そんな幸運に気付く事もなく、詠は買ってもらったたこ焼きの最初の一個を楊枝で突き刺して兄に差し出し、本当はうらやましがっている愛花に呆れられていた。
0304第九話『メイドと巫女と餅と甘酒』2012/01/05(木) 21:57:17.61ID:3rmmsF7V
 その頃、社務所では一人の巫女が休憩に入っているところだった。
「お疲れ様、うめちゃん」
 先に休憩に入っていた巫女から参拝者に振舞った残りの甘酒を受け取った少女は息を吹きかけて冷まし始める。
「やけどしないようによーくふーふーするのよ」
 先輩巫女の言葉に、幼さを残す顔つきの少女は頬を膨らませる。
「子供じゃないから大丈夫じゃ!」
「そうよね、うめちゃん子供じゃないものね」
 小さく幼い彼女は実に可愛がられており。巫女としては半熟で任せられる仕事も少ないという事もあり巫女や神職のおもちゃになっている時間が長かった。
 もらったお菓子や果物は美味しかったが、巫女として働くためにやって来た彼女からすれば大いに不満の残るところである。
「うめも立派な巫女なんだからもっと巫女らしい事をしたいものじゃのう」
 大人びた口調で口を尖らせる少女の姿を先輩巫女は微笑ましく見た。
 自分にもそんな時代があった。巫女らしさに憧れ、研鑽に励んでいた日々が。
その先に待っていたのが世界の覇権を争う戦い、妖怪達や西洋の魔術師、更には異世界人や宇宙より飛来した天使達との闘争であるなどと思いもせず――
 誰が呼んだか、いつの間にか修羅巫女という猛々しい異名で呼ばれるようになってしまっている。
「うめちゃんはよくやってくれているわ」
 幸いというか少女からはまるで霊能力を感じない。うめの二人の姉もさほど霊能力が強い方ではないが、彼女自身はまるで皆無といっていい。
 出来る事なら、幼い彼女にはこんな思いはしてもらいたくはない。異能の力になど目覚める事のないまま、平穏な日常を送って欲しい。
「きっとお父さんもお母さんもお姉さん達もそう思っているわ」
「そうかのう……」
 大好きな姉を出されて少女――八剣うめははにかんだ。
「間違いないわ。……それじゃあ、私はそろそろ行くわね。お守りたくさん売らないと」
 年頃の少女めいた仕草でウィンクして、修羅巫女は社務所を出て行った。
 後に残されたうめは息を吹いて冷ましながら甘酒をすするのだった。
0305第九話『メイドと巫女と餅と甘酒』2012/01/05(木) 21:57:33.09ID:3rmmsF7V
「りのんちゃん、何お願いしたの?」
 つつがなく参拝を終えたところで、葵が訊ねる。
「えっとねえ……」
「だめよ葵。他人に話すと叶わなくなるわ」
 ウェヌスが咎めるが、葵はしれっと言って淫靡な笑みを濫かべた。
「大丈夫だよ、私達他人じゃないし。それにウェヌスどんも同じ事を願っていたんでしょ?」
「だから、正月くらいはそういった事は忘れましょうと言ったでしょう」
 ウェヌスは肩をすくめて首を振ったが、ひとしきり振ったところで独り言のようにつぶやいた。
「……心配しなくても、赤水晶の――阿羅耶識の巫女はいずれ見つかると思うわ」
(そうだね、ダークロアやイレイザーはともかく、阿羅耶識ならその辺にもいそうだしね)
 日本はもともと阿羅耶識の勢力圏内であり、現在の阿羅耶識を取りまとめているのも日本人の厳島姉妹だという事だ。
「この辺に……」
 あんみつの言葉に真顔になり辺りを見回したりのんにウェヌスが冗談めかして言う。
「そもそもここは神社ではないですか。案外この神社の巫女がそうかも知れないわね」
「でもさっきのは気のせいだって」
「きっと今は帰省しているのよ」
「帰省するならここに帰ってくるんじゃないかなあ……?」
 中央のりのんを挟んだ反対側で首をかしげた葵には、ウェヌスが覚えたばかりの帰省ラッシュという言葉を使ってみたかっただけだったという事はわからなかった。
0306名無しさん@ピンキー2012/01/05(木) 22:13:14.10ID:3rmmsF7V
以上です。なんとか正月松の内に上げられました。
オーブントースターが壊れて雑煮の餅が焼けなかったのでウェヌスに搗いてもらいたいと思ったのがきっかけです。
結局鍋で煮て柔らかかったのはいいのですがやはり焼き餅の香ばしさが欲しかったなあと……
地獄温泉巫女と可愛かったのですが東京の山中に地獄温泉が噴き出しても困るので一つ前のエクスパンションから修羅巫女にしました。
地球の温泉シリーズの皆さんはみんな可愛い。
水星はどんなネタで来るんですかね。
0307名無しさん@ピンキー2012/01/05(木) 23:58:47.63ID:lZtYmSZc
>>298
実際、ゲームでもアヌビスデッキ使ってて
相手の場にネフティスが出てくるだけでもうごめんなさいしたくなる
娘は母に勝てないということかなw
0310弓削さんち。2012/01/06(金) 15:23:29.59ID:QCNwwrEZ
「ねぇ、どうかな」
「おお、良く似合ってるな。予想以上だ」
思わず声に出てしまう感嘆。普段の遙と同じ緋袴に、普段と違う喋り方。
「ふふ、ありがと」
普段とは違う艶然とした微笑を浮かべ、目の前でゆったりと、くるりとまわる。
う〜む、これは正直言って予想以上だ。
当初の予定では、俺が『ペルソナ』と呼んでいる一時的な性格変更系の精神支配、
そしてソレを用いた余興だったのだが。だった筈なのだが。
「…どうしたの?あ、ひょっとしてドキドキしちゃってるとか?」
「いや、そんな事は無い、断じて無い…ぞ?」
「そう?まぁいいけど。それじゃ…」
クスクスと笑って、俺に近づいてきた。手を取り、トン、と足払いをかけられ、
次の瞬間には絶妙な体捌きと力加減で勢いを殺され、畳の上に尻餅―――否、あぐらをかかされた。
そのまま俺の後ろに回ると膝立ちになり、背中に手を這わせて、
「おっ、おおふっ…」
白い繊手が這い回り、思わず声が漏れる。
ぐっ、っと力を込め、かと思うとやんわりと揉みこまれ、敏感な場所を探り当ててはそこを刺激される。
「くぁっ…おぉ、そこ…」
「まだまだ……」
まさに天国にも昇る心地。気付けば俺はうつ伏せに寝転がっており、
その上では若干サディスティックな笑みを浮かべたまま、手を動かし続けている。
「まさか、もう終わりだなんて言わないだろうね?」
それは彼女が敵に対して言う台詞であり、また俺から搾り取る際(主に12R目あたり)に言う台詞でもあるのだが。
流石に今日は勝手が違った。
「まぁまぁ、ちょっと待て…っこれ以上されたら俺死ぬ、気持ちよすぎて死ぬっ」
いや確かに気持ちいいんだけどね?これ以上やると戻ってこれなくなりそうで―――
そんな意思をもって首だけで振り仰ぐと、ニンマリと―――しかしどこか艶然と―――した口の端が見えた。
0311弓削さんち。2012/01/06(金) 15:25:00.51ID:QCNwwrEZ
「祓魔の秘文、天切る、地切る、八方切る。天に八違い、地に十の文字。降魔の利剣、七支太刀」
アッー!
身体の芯に同時に響く7つの衝撃。
別に尻をやられたわけではないが、このとっておきの一撃に対する悲鳴はまさにアッー!に相応しかろう。
「おおふっ…」
あまりの気持ちよさにビクンビクン。その様を見てまた、ニンマリ。
「ふふ、元気だね、何度も何度も。そういうの、キライじゃないけどね」
どうやら向こうはまだまだヤル気らしい。
動いているうちに乱れたのか、はだけて露になった首筋と鎖骨がなんともエロティックだった。
流石にこりゃーマインドブレイカーとして新たな扉を開いちゃうんじゃねーかなー、なんて思考が頭をよぎる。
と。
勢い良くスパーーーーーン!と障子が開かれた。鬼気迫る般若がいた。
「あんた達…一体何やってんのよ…」
ゴゴゴゴゴ、或いはズズズズ、と表現しるようなドス黒いオーラをまとって。
弓削遙。禊巫女にして軍巫女、一部においては凶巫女、禍巫女とも呼ばれる阿頼耶識最高峰の1人が。
「げ」
そしてそんな阿修羅すら凌駕する存在を目の当たりにしてうめく、彼女とほぼ瓜二つの巫女姿。
違うのはペルソナが解けて素に戻った表情と、その胸。
扇情的とも思える程その胸元を押し上げる巨乳の遙に対し後者はそれがまったく無い。
「か〜な〜た〜…?なにやってるのかしらぁ〜?」
ゆらり、と遙が弟の名を呼んだ。
0312弓削さんち。2012/01/06(金) 15:26:38.91ID:QCNwwrEZ
「つまり、アンタのペルソナで彼方を私っぽくしてみた、と」
「まぁ、そゆこと」
「…アンタ達、ホモ?」
「ちゃうわ!」「違うよ!」
同時に答える俺と彼方。その頭にはドでかいたんこぶが拵えられていた。
「識兄さんが最近肩こりがヒドイっていうから普段のお礼を兼ねてマッサージしてたんだよ」
「彼方が遙みたいになりたいっていうからな。阿頼耶識のマインドブレイカーとして一肌脱いでみたんだ」
キリッ。
「識兄さん脱ぎ方がだいぶ違うと思うんだけどなぁ…」
どうでもいいことだが、俺はこの姉弟に名前を教えていない。
単に阿頼耶識のマインドブレイカーだとしか言わないので暫定的に「アラヤ・シキノor荒谷・識乃」と呼ばれているのだ。
戦闘介入の度に「通りすがりの阿頼耶識の、マインドブレイカーだ。覚えておけ」て言ってたらいつのまにかこう呼ばれた。
別にダークロアやWIZ-DOM、EGOにも協力はするが。
まぁそれはどうでもいい。
「俺も今回は間違ったと思ったな。あのままだったら彼方を襲って新たな扉が開かれる所だった」
ゴスッ!と俺のたんこぶに七支太刀―――遙の愛刀だ―――が刺さった。
「HAHAHA痛いじゃないかハニー」
「うっさい。いっぺん死になさい。どーせ確率操作で切れないでしょうが」
その通りだが痛い物は痛い。
「はぁ、もういいわ…彼方、ちょっと境内の掃除でもしてなさい」
はいはい、と察したような笑い顔で彼方が立ち上がり、部屋から出て行く。
「出来た弟だよなぁ」
「否定はしないわ。でも」
正座したままの俺の前で遥が膝立ちになった。
そのままするり、と俺の背中に手を回し、耳元で囁く。
先ほどの彼方よりも艶然とした声で。強く。甘く。
「我らの間には、なんびとたりとも入りこめはしない……私以外に手出したら、」
0313弓削さんち。2012/01/06(金) 15:28:05.15ID:QCNwwrEZ







殺すわよ。その子も、貴方も、私、自身も。




・・
俺の遙は、結構ヤンデレだ。




後日。
「どう?識兄さん、姉さん。似合うかな?」
そういって彼方が緋袴に白襦袢という巫女スタイルではにかんだ。
下手な巫女よりも可愛らしく、こうなんというか…押し倒したく、汚したくなるようなそんな巫女姿だった。
「ちょっと!彼方が男の娘になってるんだけど何したの!?」
「何もしてねぇぇぇぇ!?あと今はまだ女装男子だ男の娘じゃねぇぇぇ!」
弓削さんちは今日も概ね平和。
0314名無しさん@ピンキー2012/01/06(金) 15:33:20.49ID:QCNwwrEZ
寝る前にネタが振ってきたので起きてから書いてみた。
最初に微BL風味注意とか入れようとも思ったけどそうしたら即ネタバレになると気付いた。
BL風味とか女装とか苦手な人ゴメンナサイ。

あと最後の『俺の遙は〜』、上の行の点がズレた…

姉弟ネタなのでイメージは無印時代のかなん(現大槻ゆゆ子)絵。
0321名無しさん@ピンキー2012/01/10(火) 20:50:57.25ID:8aLhU8U1
フォルナの姉呼称が『姉さん』だったとか流石に食い違うところはあったけど鏡に映してお姉ちゃんネタをやってくれたので満足
0322名無しさん@ピンキー2012/01/14(土) 11:55:34.92ID:M7hDgKGf
「トイレがわりの洗面器に毛躓いてひっくり返してしもうた。部屋がうんことしっこまみれじゃ」
0323名無しさん@ピンキー2012/01/14(土) 13:03:39.59ID:3D0p3Jrz
MBとアヌビスが帰ってくる頃には異臭騒ぎでしょっぴかれてそうだな
0324名無しさん@ピンキー2012/01/14(土) 13:36:48.00ID:Wdqu7aOU
「下の階のスズカさんちから異臭が漂ってくるのじゃ・・・わらわはゾンビやらで慣れておるが
MB殿が帰ってきたら大ごとになりそうじゃの」
0327名無しさん@ピンキー2012/01/14(土) 19:02:03.17ID:3RJ3Vq0g
そんなバカな。
ちゃんとおまるで用をたす様に躾けたハズなんだがなぁ。
0328名無しさん@ピンキー2012/01/15(日) 02:51:28.56ID:UHHb0KCc
パールヴァティ「鈴鹿ちゃん! お風呂場でおしっこしないで!」
鈴鹿「なっ? 妾は節水のため良かれと思って……」
パールヴァティ「お風呂がおしっこくさいのよ。私の大切なお風呂タイムを台無しにしないで」
鈴鹿「部屋でしてもいかん、風呂でしてもいかん、どこでしろというのじゃっ!?」
アシュタルテー「トイレでしなよ」
鈴鹿「……台所か! そうじゃな流しですれば良いのじゃ!」
0330名無しさん@ピンキー2012/01/16(月) 02:25:07.10ID:ZoBKt01R
最近生まれた野良犬野良猫はそうかもしれない
が、千年単位で生きてて人間とも関わりが深い神々悪魔妖怪の皆さんは違うだろ
0331名無しさん@ピンキー2012/01/16(月) 09:16:30.34ID:0jdqrxNl
ブランシュ「水洗トイレ、便利」
フェンリル「温風乾燥でおしりすっきり」
玉藻ノ前「汲み取り式よりもよほど清潔で良いな」
ティアマト「便座が温かいと思わず長居してしまうわ」
ロボ 「今でも便座の上でうんこ座りをしてしまう」
茨木童子「ウォシュレットだっけ?最初は驚いたもんだ」
乙姫「おにーちゃん、うちにもウォシュレットが欲しいです」
0332名無しさん@ピンキー2012/01/16(月) 09:58:01.61ID:Zdb0mreS
ヨーロッパにトイレが普及したのは産業革命のさらに後でそれまでは容器に排泄して窓から投げ捨ててた。
ベルサイユ宮殿でも庭園で排泄するのが普通で、美観を損ねるため禁止する場所に立てられた高札がエチケットという言葉の由来。
ワインのラベルのことをエチケットというのは意味が同じだから。

水洗便所の普及率は世界的に見ても高くはないし温水洗浄便座にいたっては日本くらいのもの。
日本人がトイレに懸ける情熱は異常だから日本を基準にしてると見誤ると思う。
なんといっても下水道普及率が75%なのに同程度に温水洗浄便座が普及してるんだぜ。
0334名無しさん@ピンキー2012/01/16(月) 23:31:42.19ID:dLH1semX
>>332
>ヨーロッパにトイレが普及したのは産業革命のさらに後でそれまでは容器に排泄して窓から投げ捨ててた。
まあ極星は今でもこんな感じなんだろうな
ミリィ・チノアちゃんがイレイザーに移って最初にされたのはおトイレのしつけだったに違いない
0336名無しさん@ピンキー2012/01/17(火) 02:11:23.71ID:Xtywi5pP
ミリィたんがよつんばいになって片足上げた犬ポーズでおしっこしてる画像ください!!
0338名無しさん@ピンキー2012/01/17(火) 23:25:27.80ID:Je/yMkS4
>>333
E.G.O.のみなさんがトイレの事で何か問題があるようです。
氷上みゆき「私は失禁シーンみんなに見せたいからトイレ使いません。」
結城望「私はメル友に裏切られて以来おもらしするようになりました。以降オムツが手放せません。」
東海林光「トイレ行けー!」
0339名無しさん@ピンキー2012/01/18(水) 01:48:33.04ID:co+EmL8z
渡来愛花「授業中くしゃみした拍子に少し漏らしました。そんなの更年期以降の話だと思ってたのでショックです」
0341名無しさん@ピンキー2012/01/18(水) 22:26:11.55ID:bkEwOrmH
もし亜久絵里高校で文化祭やるとしたらEGOの皆さんは失禁パブやりそうだな。
0343 ◆1OAwqH848g 2012/01/19(木) 00:12:07.96ID:OKCIfS1s
こそこそ……なんとか方向修正……出来たのだろーか……
うまく書けてる自信は無いですが、続き投下ー……
0344お風呂編(2)2012/01/19(木) 00:14:58.97ID:OKCIfS1s
そんな彼女が愛しくて、両手でそっと抱きしめた。
柔らかな肌に触れ、壊さないように感触を確かめる。
「……ん……」
腕の中で彼女が身を捩り、指を絡ませる。
小さな手の平が触れ、確かめるように擦り合わせた。
ちゃぷ、と湯の音が響き互いの体温が交じり合う。
「こうしてると凄く、気持ち良いです。」
彼女が手を重ねたまま、少しだけ身体をずらして顔をこちらに向ける。
薄く笑い、微かに「甘えさせて、下さいね」と呟き瞳を閉じた。
答える代わりに、唇を重ねた。
一秒に満たないほどの接吻を終え、吐息を漏らし彼女が瞳を開く。
繋いだ手を離さずに彼女が体の向きを変え、馬乗りになるように向き合い、再び瞳を閉じて唇を重ねあう。
ちゅ、ちゅっ……と浴室に音が響く。
軽く何度も繰り返し、柔らかな感触を味わった。
少し長い接吻の後、深く舌を絡めあう。
お互いの口腔を犯しあい、強く抱きしめた。
「……ぷぁ……」
たっぷりと混ぜあった唾液が糸を曳き、離れた唇を繋げる。
重力に引かれ、糸の真ん中が垂れて湯に落ちた。
それを見届け彼女の指がこちらの唇の端に触れ、つい、と唾液を拭う。
彼女は間を置かず、その唾液を唇に運び、ちゅぴ、と音がしたかと思うとすぐにコクンと飲み込んだ。
そのまましなだれかかるように、彼女の頭が肩に乗せられる。
「……全部、私ので……いいです、よね?」
確かめるように囁いて、次の瞬間には首筋を唇が這った。
ちゅう、と音がしてゾクゾクとした感覚が背筋を昇る。
荒い呼吸が耳元でして、皮膚の表面を彼女の唇が伝う。
首筋から鎖骨を伝い胸元まで来たかと思うと、唇を小さくすぼめ乳首を吸い上げられた。
「うぁ……」
予想外の感覚に、思わず声が漏れた。
空いた手で身体を突っ張り、彼女が湯に落ちないよう胸を張る。
その様子を見て、少しだけクスクスと笑い。
「こっちも、私のって……しるし、つけちゃいますね。」
そう言ってもう片方の乳首を口腔に含み、吸い上げられた。
(It continues.)
0345 ◆1OAwqH848g 2012/01/19(木) 00:17:12.39ID:OKCIfS1s
……ええ、どんどん短くなってますね……orz
申し訳ありません……
他の作者さんたちのように書けるようになりたいものです……
0346名無しさん@ピンキー2012/01/19(木) 01:22:20.10ID:7uuVuWvs
キターーー(゜∀゜)ーーーー!!!!!
甘々で積極的なアヌビス様はよいものだ
>>345様のSSは読んでてリアルでドキドキできるのです
続きも楽しみにしてます!
0351名無しさん@ピンキー2012/01/20(金) 23:45:16.04ID:9TlEt2yr
アヘ顔ダブルピースでおしっこかけられてるアヌネフ母娘の画像ください
0353名無しさん@ピンキー2012/01/21(土) 11:43:52.49ID:oBpG21Pt
里山絵美に騎乗されて全裸でダートを疾走する佐々原藍子メイド長の画像ください
0354名無しさん@ピンキー2012/01/22(日) 22:26:24.54ID:sEQYOuLS
ネフティス様が鍵掛けて寝て吹雪の中閉め出されて全裸で震えるアヌビス様の画像ください
0357名無しさん@ピンキー2012/01/23(月) 11:03:41.22ID:oCdUsu2P
弓削彼方「姉ちゃんとする夢を見て夢精した」
結城魁冶「妹とする夢を見て夢精した」
0358名無しさん@ピンキー2012/01/23(月) 14:38:17.60ID:nuhncALe
東海林翼
「姉ちゃんが入った後トイレの残り香をクンカクンカして便座に残った汗をペロペロして
 さらにペロペロして俺の舐めた便器に姉ちゃんが座るのを待ち構えてたら
 望さんが遊びに来て俺が舐めた便座に座ったんだ!
 何を言ってるかわからないと思うが
 俺は3Pを想像しながらこっそり盗んでおいた姉ちゃんの中学時代のブルマでオナッた」
0359名無しさん@ピンキー2012/01/23(月) 23:18:15.99ID:mt/eLeVp
凍死してカチカチに凍結してるトゥクノンノにアヘ顔ダブルピースでおしっこかけて溶かしてるシピリカニヌムの画像ください
0360名無しさん@ピンキー2012/01/24(火) 10:48:15.61ID:yDYXt2eo
ランスロットに駅弁売りの状態で貫かれているレイナの春画をお願いいたします。
0361名無しさん@ピンキー2012/01/24(火) 16:20:47.54ID:lHTet00p
極星帝国の駅弁はカレー味なんだろうなw
電車自体走ってないだろうが
0362名無しさん@ピンキー2012/01/25(水) 14:05:07.30ID:BV+SoMTu
まぁ電車は無いだろうが、モンスターが動力な鉄道なんかは妄想してもええんでは?

ランスロット「レイナのお口にアナル、手コキにパイズリはいかがっすかぁ〜」
0364名無しさん@ピンキー2012/01/26(木) 02:42:13.30ID:9tKxUh+J
リリアさんの宝物庫に収蔵されたエロアイテムを開放して背徳の宴を催してもらいたい
0365名無しさん@ピンキー2012/01/27(金) 15:48:51.51ID:d/vTGHWS
リリアさんが一日履いた真っ赤なパンツ被ってスーハーしたいです
0368名無しさん@ピンキー2012/01/28(土) 13:10:55.49ID:ySJbkdJa
和式便所でいきむ度にグロマンコがヒクヒクしている望をローアングルで写した画像ください。
0369名無しさん@ピンキー2012/01/28(土) 17:32:42.65ID:2rnQ4Ds+
「こんなのがいいの?変」ってジト目でパンコキご奉仕するブランシュの画像ください!!
0371名無しさん@ピンキー2012/01/31(火) 22:28:37.86ID:RPzbL6ZX
コストを支払ったレミリアを構成するレミリアの枚数分同時にうんこする便器を増やせます
0372名無しさん@ピンキー2012/02/01(水) 10:45:56.40ID:KHLK59vI
フォルナ「お姉ちゃん我が家の一階と二階と、さらに同時うんこ回数が余ったからって駅前の公衆トイレで同時にうんこしないで! 私もうんこしたいんだよ!」
0373名無しさん@ピンキー2012/02/01(水) 20:22:24.20ID:aRuHRNQv
レミリア「サファイア色の便器に私のうんこがストライク!」
0374名無しさん@ピンキー2012/02/02(木) 20:38:51.58ID:Bj+jCU1L
「お姉ちゃん! 和式便器でサファイアストライクしないでって言ったでしょ!?」
「えっ? やだなーフォルナちゃん私じゃないよー?」
「……『我が体内に宿る黄金を菊花の扉より解放する……』」
「!?」
「『黄金の鉄槌よ破砕せよ!』」
「……」
「『全てのモノに破滅の終焉を……サファイア! ストライク!』」
「わあフォルナちゃん上手だねー」
「トイレの外まで響いてたよ。お姉ちゃんなんでしょ、あれ」
「さっ最近日本人の体格も向上して従来の和式便所だと小さいって本当だったんだね!」
「私達アトランティス人だし」
「オーニホンジン海外からのーお客さんに配慮してないヨクナイヨー。カンコーリッコクを目指すべきだね!」
「論点をすり替えるな」
「ちゃ、ちゃんと片付けるつもりだったんだよ! あとでちゃんと! その前にちょっとおやつを食べようと思っただけで……あっちゃんとおやつの前に手は洗ったよ!」
「すぐにやれ」
「ほ、ほらトイレットペーパーじゃ拭き切れないし、ウェットティッシュタイプのクリーナーで!」
「クリーナーは棚の上にあったよね。トイレットペーパーの右。それにまずトイレットペーパーで拭いてからクリーナーで拭こうよ」
「まず手を洗いたいじゃない……」
「どうせ汚れて二度洗う羽目になるけどね……」
「女の子は綺麗好きなの!」
「綺麗好きね……? ちょっ! レミリア! 風呂入って今すぐ!」
「何言ってるのフォルナちゃん、うんこの度に入浴するなんて異常潔癖症みたいだよ。この間雑誌で読んだんだけどーそんな彼氏やだよねーひくよねー」
「毎度入れとは言っていない! 今回は今すぐに入れ」
「極星帝国にもさー天使の羽が起こした風がからだに触れただけですぐ汚いばっちいっていうひといるけどさー」
「この話は私もお姉ちゃんもハネつきに殺されてない設定だから呑気にそんな事言ってるけど本編では多分私達もそうだからな。もう見たら斬りかかるレベルだぞ」
「メタ的な話だなあ……真代詠に斬りかかるのは危険っぽいよ」
「それはどうでもいいからすぐに入浴して来いって言うか排便時には髪を上げろ。お前は初音ミクのコスプレイヤーの悲劇を知らないのか」
「あーうんこする時バタフライクリップで留めてたりするらしいよねー」
「移動時もそうだな。是非次回からはお前もそうして今日はすぐ風呂入って来い」
「……いっしょにはいってくれる?」
「上目遣いで甘えるように言うな」
「フォルナちゃん、レミリアと一緒にお風呂、入ってくれる?」
「一人称に名前を使うな。貴様はシスプリの可憐か」
「ブブー亞里亞でしたー! 髪水色だし!」
「そんな奴はィアーリスに食われろ。あとそれを言い出したらそれこそむしろ真代詠だな?」
「フォルナちゃん、私がいなくなったら……捜してね」
「あーもういい! そこ動くな切り落とす」
「ちんこを?」
「……首ごと切り落としてやろうかな」
「こ、こわいよぉ…… ところでフォルナちゃん、なんかうんこくさくない?」
「うん、そうだね」
「あっ、もしかしてフォルナちゃん……うんこ漏らしたの? ぷぷっ。いい年こいてうんこもーらしたーんだー。皆さーんうちの妹がうんこ漏らしました!」
「やっぱり首ごと切り落とそうかな」
0375名無しさん@ピンキー2012/02/02(木) 20:44:59.33ID:Bj+jCU1L
布団に入ってから寝入るまでの間レミリアがかっこよくサファイアストライクを詠唱しながらうんこしてるところを妄想してたら出来たお話。
ちなみに和式便器だと床に付いたり便器の中に入ってしまったりする髪の毛は洋式便器の場合蓋の継ぎ目や便座蓋のクッションに絡まる。
0376名無しさん@ピンキー2012/02/03(金) 11:38:22.59ID:2D3QGINc
>レミリアがかっこよくサファイアストライクを詠唱しながらうんこしてるところを妄想してたら
お前はなんでそんなものを妄想しながら寝るんだよww
0378名無しさん@ピンキー2012/02/03(金) 23:58:58.59ID:L5cx2eoj
ネフティス「邪魔するぞー」
セクメト「にゃっ、珍しいお客さんにゃ。にゃにしに来やがったにゃー」
ネフティス「いきなりご挨拶じゃのう。せっかく(MBさん)秘蔵の大吟醸を(勝手に)持ってきたというのに」
セクメト「いらっしゃいにゃ、ゆっくりしてくといいにゃー」
ネフティス「うむ」

セクメト「それにしてもぐーたらでヒキコモリのどーしようもないにゃフティスちゃんが遊びに来るにゃんてにゃあ。
      どーゆー風の吹き回し・・・にゃっ、さてはついにMBさんに追い出されたにゃ?」
ネフティス「違うわ。わらわもできることならば家でゴロゴロしていたかったのだがの。
       今日は下の階のスズカさんちがなにやら騒々しくてのう、落ち着けないのじゃ」
セクメト「酒盛りでもしてるのかにゃー」
ネフティス「すぐ酒を連想するのはやめぬか。どうも怪しげな儀式が執り行われているようでの」
セクメト「儀式にゃ?」
ネフティス「うむ、まずアシュタルテー殿とディーヴィ殿が妙な呪文を唱え続けていてのう」
セクメト「妙って、にゃフティスちゃんにも解らない呪文にゃ?」
ネフティス「うむ、『オニワー・ソト・フクワー・ウチ』とかなんとか・・・こんな呪文は聞いたことがない」
セクメト「う、うん・・・(それって・・・)」
ネフティス「さらに呪文の合間にスズカ殿の悲鳴と泣き声が聞こえるのじゃ」
セクメト「・・・(やっぱりにゃ・・・)」
ネフティス「あのスズカ殿が泣き喚くのじゃ。考えただけでもおぞましい、惨憺たる儀式に違いあるまいて」
セクメト「(アシュタルテーさんとディーヴィさんはにゃにをしてるのにゃ・・・)
      きっとアヌビスちゃんにゃらいろいろ知ってると思うにゃ。聞いてみたにゃ?」
ネフティス「あやつはダメじゃ、ご主人殿にうつつをぬかしっ放しでのう。未だに帰ってこん。尋ねる以前の問題じゃ」
セクメト「そーなのかにゃ。・・・えっと、たぶん、そんにゃに危にゃい儀式じゃにゃいと思うにゃー。心配しにゃくていいにゃ」
ネフティス「心配などしておらぬ。ダークロアがなにをしようとわらわの知ったことではないしのう。
       ただ階下で堂々と儀式などされてはのんびり寝る気にならんのじゃ。ウザいのじゃ。
       よって当分の間世話になるぞ」
セクメト「にゃっ!遊びに来たにしては荷物が多いと思ったら・・・この子泊まってく気にゃ!」
ネフティス「さっきゆっくりしていってね!と言ったではないか」
セクメト「・・・たぶん、儀式は今日中に終わるにゃー。安心して帰って寝るといいにゃ」
ネフティス「知らぬくせに適当なことを言うでない。あのスズカ殿の様子からして相当な規模の儀式のはずじゃ。
       わらわほどの死霊術師になると儀式には敏感になってしまってのう。当分あそこではくつろげぬ」
セクメト「(とんだ死霊術師様にゃ・・・)あのね、にゃフティスちゃん。儀式じゃなくって、この国には節分って行事が・・・」
ネフティス(聞いてない)「・・・おお、そういえば酒をすっかり忘れておったのう。せっかくの大吟醸じゃ。どうじゃ、一献」
セクメト(条件反射)「にゃっv」
0380名無しさん@ピンキー2012/02/04(土) 23:17:32.65ID:Gx3ebyR4
真代開
「妹は外ー、福は内ー。……ははは詠どこに行ってしまったんだい?
 一昨年は半分こして去年はポッキーゲームで恵方巻を食べたのに
 今年は独りお前にイラマチオさせるのを想像しながら食べるよモグモグ」
0381名無しさん@ピンキー2012/02/05(日) 20:49:11.75ID:wMhYAMXT
相楽香津貴と叶井尚里ってどっちもメガネなのか。
両者の顔面叩き合わせてメガネと顔面ミックスしてやりたいよな。
ナオスあたりに右手に香津貴左手に尚里を持たせてガンゴンガンと。
0382名無しさん@ピンキー2012/02/06(月) 09:04:23.63ID:nDCeRBBi
こたつで寝ちゃって熱くてもぞもぞしてるうちに下半身スッポンポンになっちゃったworks274さんの画像ください
パンツがくるぶしにひっかかってるととてもよいです
0384名無しさん@ピンキー2012/02/07(火) 19:11:08.88ID:dti8krbb
ブランシュ「猫(科)はチョコレート食べられない、お前にやる」
アヌビス「犬はチョコレートを食べられませんから貴方に差し上げます」
って2人が俺にチョコくれる画像ください
0385名無しさん@ピンキー2012/02/07(火) 22:13:50.37ID:xo8fTi2X
頑張ってチョコ食べたけど気張ったのをきっかけに下半身裸で肛門からうんこひり出しつつ便器に腰掛けたまま気絶してるミリィ・チノアさんの画像ください
0386名無しさん@ピンキー2012/02/08(水) 03:52:19.85ID:1sMk1/z3
先生久遠寺みやこちゃんに媚薬入りチョコを食べさせたらどうなりますか
0387名無しさん@ピンキー2012/02/08(水) 17:12:42.44ID:Mra7g7n3
こたつで寝ちゃって熱くてもぞもぞしてるうちに下気持よくなっちゃったworks274さんの画像ください
こたつの熱と快感で顔が真っ赤だととてもよいです
0388名無しさん@ピンキー2012/02/11(土) 12:41:09.66ID:1zyUKK/G
買い物依存症になり支払いのためカラダを売るようになったクランジェリカ。
良い稼ぎを求め変態プレイに移行していった彼女はいつしか調教により性欲の虜となってしまう。

そしてクランジェリカと別行動を取り一人で冒険していたアルスが街に戻ってきた。
旅の垢を落とすべく歓楽街にやってきた彼はふとした気の迷いから娼館に入った。
通された部屋出てきたのは……
0390名無しさん@ピンキー2012/02/12(日) 00:27:58.24ID:P3ISyOK5
えいむちゃんとコスチュームプレイですな(性的な意味で)
0393名無しさん@ピンキー2012/02/13(月) 21:16:37.16ID:7xKN0XRy
男性小便器にM字開脚で腰掛けてアヘ顔ダブルピースしてるえいむちゃんの画像ください
0394名無しさん@ピンキー2012/02/14(火) 11:28:49.64ID:EbGrme0Q
えいむちゃんのおまんこにチョコレート挿れておちんぽみるく注ぎたいれす
0395名無しさん@ピンキー2012/02/14(火) 22:12:40.99ID:71Q+qBUD
ブランデー入りのチョコレートを溶けてブランデーが出る前に口移しd相手に渡すゲームをするスウェーデンボルグ姉妹という妄想
0396名無しさん@ピンキー2012/02/15(水) 10:02:48.96ID:aWN6+YGJ
達するたびに自ら放つ電気で駆動するバイブや電気あんまに半永久的に犯され続けてイき狂うアヘ顔ダブルピースの東海林光さんの画像ください!
0397 ◆1OAwqH848g 2012/02/15(水) 21:04:41.39ID:hmGCRWE2
>396さん
よりによって何て日に言ってますかw
とりあえず…光、誕生日おめでとう。
0398名無しさん@ピンキー2012/02/15(水) 22:50:59.28ID:obouS67n
誕生日プレゼントで、性器にピアスを追加された光の画像下さい!
0402名無しさん@ピンキー2012/02/17(金) 23:24:56.56ID:6/4JDBb7
ダークロアの夢魔に負けて強力な催眠術かけられて
今は公衆便所で肉便器になってるよ
0405名無しさん@ピンキー2012/02/20(月) 15:55:14.31ID:KKgm7iN5
ミーア・メルクリウスちゃんは早速俺がもらっていきますね
0410名無しさん@ピンキー2012/02/24(金) 23:24:46.21ID:Ly+pmoSn
前回はエクスパンション発売日に上げてたのにすっかり忘れてた……
とりあえず復讐の誓い中に春一番に煽られたフォルナの剣が獣性解放みやこの頭にサファイアストライクして頭の中身がメテオバーストする初夢という妄想
0412名無しさん@ピンキー2012/02/25(土) 21:27:37.62ID:fqNBgNTV
SR版の身体をひねりながらうんこをサファイアストライクするレミリア姉さんの画像ください!
0413名無しさん@ピンキー2012/02/26(日) 23:48:21.33ID:pamx2toC
ステージの上で透明おまるを使ってファンに排泄姿を披露するまひるの画像下さい!
0414名無しさん@ピンキー2012/02/26(日) 23:58:31.78ID:QAu0aP/Y
アンリ・ケクランに身体を操られて
大勢の人が見てる前でパンツの中にうんこお漏らしする望ちゃんの画像ください
操られてるのは身体だけだから観衆の思考は読めちゃう感じで!
0416名無しさん@ピンキー2012/02/27(月) 11:25:22.41ID:90re59Wg
間に合わず股間から太ももにかけて水様便がしたたる水星戦士の画像ください!
0417名無しさん@ピンキー2012/02/27(月) 23:22:13.14ID:BZbZ0VHN
我慢できずに海中で放尿してたら海の仲間達が集まってくるルカ・鯨井の画像ください
0419名無しさん@ピンキー2012/02/28(火) 11:15:25.31ID:tTW0pLSi
六道先生は林間学校で輪姦されて身籠った子供を出産されるため産休です
産休臨時教師のスウェーデンボルグ先生にお願いしてください
0420名無しさん@ピンキー2012/02/28(火) 21:58:30.42ID:C2kF/iD0
六道先生のお産の様子を包み隠さず記録したプロモ下さい!
0421名無しさん@ピンキー2012/02/29(水) 01:12:13.78ID:YMvh5ZNA
ルツィエさん誕生日おめでとうございます
さあエロ絵を上げるなら今
0422名無しさん@ピンキー2012/02/29(水) 01:39:33.87ID:7ezpQLCV
プレゼントに貰ったリボンだけをまとって椅子に座って脚を開いているるちゅいえの画像下さい!
0423名無しさん@ピンキー2012/02/29(水) 01:56:29.75ID:V+bqc24s
ブロッコリーの著作権ガイドラインを屁とも思わない
売れっ子イラストレーター、後藤なおことるちえ先生なら描いてくれるんじゃねww
頼んでみればwww
0424名無しさん@ピンキー2012/02/29(水) 16:34:41.66ID:MtdRTJ5z
全裸でプレゼント箱に入って「アタシがプレゼントよ!」とやろうとしたら身体が攣って身動きできなくなりはしたない体勢になるルツィエさんの画像ください
0425名無しさん@ピンキー2012/02/29(水) 17:54:51.77ID:TPCOpjry
だからお下劣大好きで他人の著作権は平気で踏みにじるけど自分の権利は死守するのが信条の
超人気イラストレーター、後藤るちえ先生か水鏡まみず先生に描いてもらえよ
お二方ら喜んで描いてくれるだろww
0426名無しさん@ピンキー2012/02/29(水) 23:07:34.34ID:7ezpQLCV
じゃあ先生方、処女のまま子宮に大量の精液をテレポートさせられてひぎぃ顔のるちゅいえよろしくお願いします!
0427名無しさん@ピンキー2012/02/29(水) 23:36:56.26ID:q6E8kFZT
秋葉原駅前
オタたちの目の前で3人並んでアヘ顔ダブルピースしながら
パンティーの中にうんちお漏らしする
ルツィエちゃんとアイビットちゃんとレダ・ブロンウィンちゃん(Saga2版)の画像ください

なにかをやらかしたお仕置きに
うんちするとアクメっちゃうようにクラリスに肉体改造されたってことで!
0428名無しさん@ピンキー2012/03/01(木) 01:24:08.10ID:NadbKKUW
腸内のウンチが増え続ける魔法をかけられてエンドレス脱糞でイきっぱなしになったり
唐突に魔法を解いて衆人看視の中でお漏らし中に我に返らせたり
魔法を使えば何でもできる青便利!
0429名無しさん@ピンキー2012/03/01(木) 02:16:19.75ID:uHZddz0W
リースの誕生ケーキを食べるにあたりフリードリヒも招んでやろうと思ったけど
セラフィエル・ストライクで更に仕事増えて忙しいから執務室に来るなと言われているので
ネズミに招待状くくりつけて使者に仕立ててみるねずみ姫とディネボラとか
仕事疲れでまぶたが痙攣してきたため5分くらいと目をつぶってたら居眠りしてしまい
ため息を吐きつき飲み残しのコーヒーを飲み干してふとそのコーヒーカップと豆をクリスマスプレゼントに贈ってきたリリアに
子供の頃「あなたっていつも苦虫をかみつぶしたような顔してるのね。同じ苦いならコーヒーでも飲んでなさい。
 ……あらっ、もしかして蜂蜜とミルク入れないと飲めないの? あははとっちゃん坊やのくせに」とか
贈ってくる少し前に「フリッツあなたせめて飲む時は書類から目を離しなさい。睨みながらじゃ美味しくないし……こぼすわよ」
などと言われたことを思い出して幼馴染だしバハムートの書の時とか力になってやれなかったのはちょっと悪かったので
まあ一般的な儀礼としてホワイトデーになんか贈っておくかそれとも誕生日(3/26)に贈るか
――と漠然と思っていたらリースのネズミがやって着て不意打ちで驚いたので
吹いたコーヒーがさらに反射的に発動してしまった冷気能力でダイヤモンドダストになった

という話をリースの誕生日なので書こうと思ったけど間に合わなかった。
フリードリヒはきっと童貞(エロパロスレらしさ)リリアの危機に魔法使って
「大事無いかベテルギウス公!?」「30歳まで童貞だと魔法使えるようになるって本当だったのね!」
「昔から使えるが」「童貞は否定しないのね」
「リリア!」「久しぶりに名前で呼んでくれたわね」
というやり取りを妄想して悶える。
そしてこの二人並べると厚着正装と高露出度でアンバランスなのも好き。
0431名無しさん@ピンキー2012/03/02(金) 13:40:21.75ID:oOPtcH6D
白の主力、JCやJKは新ガイドラインでもエロ禁止って裁定が出たみたいだから無理ですww残念でしたwwww
0432名無しさん@ピンキー2012/03/02(金) 22:56:13.51ID:0Wjls/2e
お前は白や後なおが嫌いなんじゃなくて望が嫌いなだけだろww
0437名無しさん@ピンキー2012/03/04(日) 16:02:06.28ID:axgq3y0Y
pixivなんかで望のエロ絵貼ってるヤツはみーんな余さずブロッコリーのガイドライン違反の人間クズということだwwおめでたうwww
0438名無しさん@ピンキー2012/03/04(日) 23:40:45.22ID:PwbMs06R
一心不乱にカニ肉をほじくる斎木新名ちゃんの画像下さい
0443名無しさん@ピンキー2012/03/07(水) 15:20:31.98ID:lXLpvVaG
ミーア・アクエリアスちゃんに旧スク着せて水抜き穴から入れたい
0444名無しさん@ピンキー2012/03/08(木) 19:56:56.91ID:SQz9Bv8m
さて望のエロが公式で禁止されたわけだが
ピクシブでもなんでも片っ端から通報していけばいいのかな
ネットでの公開は半永久に続きますからねえ、悪質な著作権侵害ですよww
改善が見られなければブロの著作権に関する姿勢が疑われるので大きな批判が起こるでしょうし?
0445名無しさん@ピンキー2012/03/08(木) 22:07:25.65ID:vadltKTr
奇しくも先日サービス終了で後なおのブログが消えたわけだが。
0447名無しさん@ピンキー2012/03/10(土) 20:39:34.50ID:JV2sqojy
>>445
結局質問に答えずに逃げちゃったね後なおセンセーは
情けないったらありゃしないねwwww
0448名無しさん@ピンキー2012/03/10(土) 22:03:12.27ID:Sxri7lZY
お前ら嫁の声ってどんな感じをイメージしてる?
もう声がついてるならイメージに合ってると思う?
0449名無しさん@ピンキー2012/03/10(土) 23:08:05.04ID:Yxs/P4Pp
惑星ヒロインはまずドラマCD化するんじゃないかと思ってた

渡来愛花は早見沙織で真代詠は茅野愛衣なイメージ
0450名無しさん@ピンキー2012/03/10(土) 23:45:44.86ID:AWWkoOlF
アヌビスは能登麻美子
やってないからAAAのアヌがどんな声だったか知らん
ネフティスはぱっと思いつかないけど廣田詩夢とかかなあ
0453名無しさん@ピンキー2012/03/12(月) 21:11:11.09ID:g/u43zdu
AAAだとアヌビスがメイド服着て歌って踊るのか
それは見たかった
0454名無しさん@ピンキー2012/03/12(月) 21:22:59.14ID:yM1DOqIO
巫女単デッキでの勝利画面は良いんだが
メイド単の勝利画面はちょっと…
0455名無しさん@ピンキー2012/03/12(月) 23:23:02.80ID:LWBdE6kk
歌って踊れる無表情色黒イヌミミメイドさんに見せかけて実は死者の守護神(CV:能登麻美子)だと?
詰め込みすぎだろw
0458名無しさん@ピンキー2012/03/13(火) 21:55:33.47ID:vWIL9Sj0
ケモ耳メイドの元祖は私だってブランシュさんがおかんむりですよ
0460名無しさん@ピンキー2012/03/13(火) 23:32:20.55ID:Ugu8fyPV
でじこは偽耳なのがなぁ

>>458
アヌビスとブランシュでケモミミメイドアイドルユニット結成
…フリートークが絶望的とみた
0461名無しさん@ピンキー2012/03/14(水) 01:05:59.29ID:b9zDc4Id
B級アイドルはフリートーク下手そうだっただろ
そういうことだ
0462名無しさん@ピンキー2012/03/14(水) 01:56:09.77ID:Vggly9n2
winkを見習って無表情&無口を売りにするんだ
いつでもおすまし顔であんまりしゃべらない綺麗なお人形さん的イメージ
でもたまに眼が剣呑(神だから&野性を思い出すから)
みたいにね
0463名無しさん@ピンキー2012/03/14(水) 17:50:27.77ID:rnEkWIcl
アヌビスとブランシュが淋しい熱帯魚の“Heart on wave〜♪”のところのポーズとってる画像ください!
0467名無しさん@ピンキー2012/03/18(日) 03:46:43.81ID:fBWFA6os
ひんぬーで無口で目付きの鋭い獣耳つきアイドルコンビとな!?
斬新過ぎるww
0468名無しさん@ピンキー2012/03/19(月) 00:14:53.94ID:9Vrj2dJn
バランスをとるために喋りができて巨乳の子を入れてトリオにしたほうがいいかな?
ダークロアの獣人で巨乳で明るい性格
誰かいたっけか
0470名無しさん@ピンキー2012/03/19(月) 23:37:39.52ID:9Vrj2dJn
みやこって巨乳っていうほどあったっけ
と思ったがフィッシュハント見たら結構あるな
いい感じだ
0471名無しさん@ピンキー2012/03/20(火) 19:01:18.28ID:E2XdqOXS
ノリノリのみやこと
とまどいながらのアヌビスと
とことん無表情なブランシュが
ステージでポーズ決めてる画像まだー?
0472名無しさん@ピンキー2012/03/29(木) 23:18:37.95ID:/Iyw7oFY
フォルナのオナニー話書いた人間として今回のフォルナプロモも自慰に耽ってるように見える。
それはともかくベッドのカーテンが暖炉に入って燃え移りめでたくフォルナは姉のみもとに召されましたとさめでたしめでたしって妄想をせずにはいられない。
実際は問題ないように設計配置するんだろうけど。カーテンの方も極星帝国には科学的な防炎素材はなさそうだけど魔術的に加工したり。
0473名無しさん@ピンキー2012/03/29(木) 23:40:17.04ID:lpI32YKu
両手でおっぱいを握ってドブレをジャンククラッシュしているジャンクの画像下さいっ!
0474名無しさん@ピンキー2012/03/30(金) 08:51:03.78ID:LkFxDy1a
いい加減にしてください!ジャンクに握れるほどのおっぱいがあるわけないじゃないですか!!><
0475名無しさん@ピンキー2012/03/30(金) 11:25:09.32ID:5e95+OLT
>>472
レミリアが水属性だからフォルナは炎属性なんじゃないか
だからって焼死しないわけじゃないだろうけどw
0476名無しさん@ピンキー2012/03/30(金) 22:35:08.95ID:jaiVpwSF
ところで、ココのスレ的には
戦姫クライシスはどーなの?
0478 ◆1OAwqH848g 2012/03/31(土) 02:06:51.28ID:MlhZ+gU2
こそこそ……
気づいたら前回から二ヶ月たってた……一ヶ月に一回は書こうとか思ってたはずなのに……
0479お風呂編(3)2012/03/31(土) 02:08:10.93ID:MlhZ+gU2
自分がされたように、彼女が舌で先端を転がす。
くすぐったいような快感が走り、堪えきれない声が溢れた。
「男の人なのに、ここも気持ち良いんですか?」
唇を離し見上げるように彼女が呟き、首を伸ばし軽く唇を重ねた。
何度も重ね合ううち、彼女の人差し指が臍の上に触れた。
ついと滑らせ腹部を伝い、すぐに陰毛に辿り着く。
手の平で陰嚢を弄られ、竿を中指が昇る。
焦らすようにゆっくりと筋を伝い、やがて指先が先端の窪に嵌ると人差し指を添えて、滲んだ液体を絡ませ悪戯するようにパクパクと尿道口を開け閉めされた。
「あんなに出したのに、もう大きくしちゃって……んっ!」
囁く彼女の言葉を遮るように、同じように彼女の秘部に二本の指を這わす。
先ほどまで締めつけていたそれとは思えないほどにスムーズに内壁に指が飲み込まれ、お返しとばかりに内側で指の間隔を広げてみせた。
「アヌビスも、まだこんなになってる。」
目の前の彼女に、呟く。
「だって……貴方にあんなに衝かれたら……」
恥ずかしそうに、それでも触れた指先を離さずに彼女が話す。
「この子の形に拡がっちゃって、それから……っぁ……」
先端の付け根から割れ目の端までを軽く何度もなぞられながら、彼女の内側から指を抜く。
手の甲に触れると、彼女の手で男性器を握らせた。
「それから?」
問いかけると、少し俯き気味に
「……も、もう一回、したい……です」
そう答えた彼女の頬にキスをした。
見つめあい、もう片方の頬に触れる。
「じゃあ今度は……自分で挿れてみる?」
「……う、うん」
頷くと、彼女が湯の中で自らの入り口を軽く拡げる。
揺れる水面の先を見つめ、狙いを定めるとゆっくりと腰を下ろし始める。
「……っく……は……」
柔らかな感触が男性器の先端を包む。
彼女の内側は先ほどよりもスムーズで、一気に入ってしまわないように彼女が身体を沈めていく。
内壁に弄られる心地よさに身を委ねながら、快感に耐えるような彼女の表情を眺めていた。
やがてお互いの陰毛が触れあい、彼女が座り込むようにすると。
そのまま首に手を廻し、繋がったままに抱きしめられた。
「……幸せ……です」
繋がったまま彼女の髪を掬い、無言で後頭部を撫でた。
少しだけ抱き合うと、やがて少しだけ彼女が身体を起こし腰を浮かせる。
「じゃあ……動きますね。」
そう言うと、普段のそれとは違う表情で。
ゆっくりと身体を上下に動かし始めた。
0480 ◆1OAwqH848g 2012/03/31(土) 02:09:32.33ID:MlhZ+gU2
……うぬぬ……エロくない……
とりあえず寝まふ、ごめんなさいTT
0482名無しさん@ピンキー2012/03/31(土) 13:29:16.73ID:UPHU25f3
>>479
2回戦突入GJ!GJ!
普段彼女のお母さんと同居とかだったらこれくらいは燃え上がるだろうな
0483名無しさん@ピンキー2012/03/31(土) 20:18:27.32ID:t+bM4IB5
>>481
女神マスターズで先行登録受付プレゼントになってるキャラ
レアリティ5で最高レベル60まで上げたけど4060/4825だからそんなに強くない
7のオルガ・レフトウィックはレベル64時点で8835/8320だからかなり差がある
0484名無しさん@ピンキー2012/03/31(土) 21:29:17.29ID:TkvOQC99
>>480
  V /  / _,, ァ=ニニ:}    Not _
   .V  /,.ィ"f= <r'ニ三{        |_    ┐   _l_ l
    'vf^<''"  弋z.ミ'テtフ       |_ Х □_ 匚 L | У
    〉!ト _ i{ ´ ̄r' =|'
   ./ェ゙‐ェi.    、__`_ヤ      (  エロいです  )
   ./iュ.Hヽ.、   ゙,ニ/
  -^ ー'-.、,i._`ヽ,.仁リ
  ー - .、     /、

0488名無しさん@ピンキー2012/04/03(火) 23:12:06.84ID:Pm3mszpO
雨が…全てのの、人気カードを洗い流してくれますように……。
0489名無しさん@ピンキー2012/04/04(水) 00:09:27.79ID:Qn029ZSP
落としたとばかり思っていたデッキを実は弟が隠してた事が判明した。
まあ出来ればコンバートとAAA稼働終了前に見つかって欲しかった気もするが懐かしいしうれしいな。
しかし妹が掃除中に偶然発見したらしいんだが弟の所業にマジギレしててお兄ちゃんあまりの剣幕に少しびっくりだ。
0494名無しさん@ピンキー2012/04/06(金) 09:09:52.72ID:WTGK+lQO
ハッキリ愚痴を言わせて貰うと戦姫クライシスしんどいです。
0495名無しさん@ピンキー2012/04/06(金) 15:23:43.32ID:XLnIZsMK
女神マスターズよりはマシだろ
レスポンス重いしサーバーエラー頻繁だし行動力すぐになくなるから課金回復アイテム買わないとプレイがブツ切れになるし
他のプレイヤーと協力して戦うボスは協力しないと倒せないレベルだけど
上記の理由からアクティブプレイヤーが少ないので要請投げても協力してもらえない
鍛えまくってソロで倒そうとしたらもう少しで倒せるところでメンテナンスだよ
0496名無しさん@ピンキー2012/04/06(金) 21:38:00.33ID:aAHYIsKD
つか、戦姫クライシスの方はやってるが、
女神マスターズの存在は今ググってはじめて知ったわ。

アレかね、モバゲーとグリーに
それぞれイラスト版権貸して2正面作戦ということなのかね。
0497名無しさん@ピンキー2012/04/07(土) 00:56:37.22ID:XixnOVsa
女神マスターズは3000種類以上と銘打ってるからもしかしたら名前は違っても絵だけはお気に入りのキャラが出てくる期待が持てる。
戦姫★クライシスの方はカードリストの枠が150とメガマスより少ないのでお気に入りが選から漏れているかも知れない。
無論これから枠が増える可能性もあるが。

設定周りは戦姫★クライシスの方が凝ってそう。
アクエリのとは似たものもまるで違うものもあるけど壮大な設定が有りそうだ。
オルガ・レフトウィックの「悪魔が大事にする運命の鎖(デビル・デスティニー)」は厨二心くすぐられる。
メガマスもキャラ紹介文は短いけど光るものがあるしシンプルな方が好きな人も多いだろうしここは好き好きかな。
目をつぶって元々のアクエリキャラとして見る人もいるだろうし。
仮名・偽経歴で潜入とかセラフィエル・ストライクで記憶喪失とか妄想的補完してみたり。

メガマスはボスバトル前にデッキリーダーに設定したキャラがしゃべるのがちょっとうれしい。
ローリンググラビティのはセクシー天使と女子高生天使の両方にセリフ用意されてるし。
セクシー天使の方が姉だってさ。
0498名無しさん@ピンキー2012/04/07(土) 01:01:59.70ID:XixnOVsa
おい今さっきメガマスで引いたこの「マトリエル24」ってスローンのメルキセデクじゃねえかw
これはひどいw
0499名無しさん@ピンキー2012/04/07(土) 02:56:01.94ID:TFu8wVE/
同じ名前のキャラが居るのはまずいかなって判断なのかねえ。
しかしアクエリの既存ネームに別の名前が付けられているのはちょっと切ない。

>>498みたいに別名つけた挙句被ってるとかどうしようもねえなw
0501名無しさん@ピンキー2012/04/08(日) 16:47:42.97ID:BewlSQJm
もともと一人しかいないからさ、絵を貼ってた人
その人がこなくなれば貼られなくなるさ
0504名無しさん@ピンキー2012/04/09(月) 23:30:51.14ID:ZheJOZ9x
>>502
アヌビス人気はSS職人さんとあの絵師さんのおかげだと思う!
カムバックしないかな
0505名無しさん@ピンキー2012/04/10(火) 21:23:41.36ID:tpE5ilTA
コンプティークマンガのうめ辺が出るまでには俺もうめ編まで行こうと思ってたけど無理だったよ……
0511名無しさん@ピンキー2012/04/15(日) 03:59:25.70ID:HdSnnLmM
すぎやま現象の絵柄が戻ってよかったなあとしみじみ思った時期がある。

一時期はどうしちゃったんだってぐらい画風変わったからなあ。
0518名無しさん@ピンキー2012/04/24(火) 02:10:00.73ID:g2Bha3W5
>>516
幼児体型ジャンクちゃんGJ
後ろから抱え上げて逆駅弁でハメハメしたいぜ
・・・でもサイボーグだから重いんだっけこの子
0519名無しさん@ピンキー2012/04/24(火) 12:43:10.02ID:hhPSGP9Q
すました顔してなんてはしたない格好!
けしからんな、もっとやってください
0520名無しさん@ピンキー2012/04/24(火) 17:32:38.16ID:IcjzMKY6
そのすました顔を(ry
ttp://6124.teacup.com/pixsel/img/bbs/0000760.jpg

重いなら転がすしかないな
0522名無しさん@ピンキー2012/04/25(水) 02:00:06.60ID:GXKIBuQB
アクエリ世界だもん
サイコキネシスで瑞希を浮かせて、とか
男が鬼の血を受け継いでて怪力とか
色々やり方はあるさ

でも転がすのも好きよ
>>520さんイイヨー
0528名無しさん@ピンキー2012/04/28(土) 21:45:14.55ID:SdH169kq
望ちゃんと鈴ちゃんとHしたい
やっぱり中学生くらいまでが一番食べごろよね
おっぱいも成長しきっちゃったらもったいない
あの時期の女の子の身体を味わうのが一番なのに
望ちゃんの同人今ないでしょうか
0530名無しさん@ピンキー2012/05/02(水) 15:32:13.92ID:1rmKqBQt
初期の頃の設定だと三段ブレイクがそれぞれ小中高校生くらいなんだっけ
0531名無しさん@ピンキー2012/05/05(土) 14:29:41.95ID:PGAkK3EW
ttp://6124.teacup.com/pixsel/img/bbs/0000761.jpg
さらに転がしてみた
0532名無しさん@ピンキー2012/05/05(土) 16:37:47.92ID:a2lCiGDx
エロ過ぎる構図GJ
突っ込まれてるモノ抜いてそのままチンポ挿入したいわー
0533名無しさん@ピンキー2012/05/06(日) 01:48:31.83ID:xtez3pv9
漏斗に向かって次々に放尿される公衆便所女ジャンクちゃん?
0534名無しさん@ピンキー2012/05/08(火) 02:12:28.94ID:QLGZtcAO
何は挿入せずに漏斗にザーメンを飛ばして種付けしてから妊婦プレイ
0537名無しさん@ピンキー2012/05/21(月) 23:56:42.39ID:0r/mYgkX
ジョカ様にアヌビス様とジャンクちゃんと
変わった子が人気になるスレだな
0538名無しさん@ピンキー2012/06/02(土) 11:18:07.43ID:YcVriEMO
フォルナ「私のうんこがルビーストライク!」
レミリア「け、血便! 赤いうんこということはうんこになってから血が混じっているっ!」
フォルナ(アナルオナニーで激しいプレイやりすぎたかな……切れ痔が…… うんこがしみる……)

マジカルクッキングウォリアー「今日は激辛カレーです!」
フォルナ「マジかよ」
0539第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/08(金) 23:48:15.88ID:/fG1y84n
コンプティークのコミカライズもたぶん終了したので俺も惑星ヒロインうめちゃん編。
結構難産だったけどいつまでも出さないと先延ばしにしてしまうので。


 草木も眠る丑三つ時――全体的に古びて湿った埃と黴の臭いが漂う商店街を若干不似合いな少女三人が歩いてゆく。
 先頭を行くのは日向葵。そのすぐ後ろをウェヌス・ドーンと須藤りのんが並び立って歩く。
りのんの足元はと見れば白くてフワフワした小動物がちょこちょこ歩いて続いている。りのんの相方である魔法の妖精的な存在、通称あんみつだ。
「出てこい出てこいゾンビちゃんっ」
 葵は歩みに合わせて右手に持ったヒマワリの花を揺らす。綺麗ではあるもののそれだけの花一輪に見えるが、しかし葵がひとたび念を込めれば鋼鉄をも刺し貫く鋭利な槍となる。
 今回の話は葵が聞き付けてきたものである。今日――厳密には昨日だが、昼食中の世間話の中でクラスメイトが三組の子がこの辺でゾンビに追いかけられたらしいと教えてくれたのだ。
そのような経緯もあって葵は俄然やる気を見せている。
「はぁゾンビですか」
 張り切る葵に対して目に見えてやる気がないのがウェヌスである。極星帝国はレムリアの彼女はアンデッドなど見飽きるほど見てきて珍しくもない。むしろあまり好きではなかった。
ウェヌスが若い生命力に溢れているからかも知れないが、命というものは一度限りだから尊いものなのだと思う。
それにアンデッド化すると魔力の影響や肉体損傷を防ぐ為に全力を出さないよう抑制する自己防御機能が解除される事で肉体能力が強化されるが、それもまた気に食わない。
「せめてジュバ将軍くらいのものだといいけれど」
「ジュバ? グァバ? おいしいよねあれ」
「ジュバ」
 極星帝国十将軍の一人ジュバは極星皇帝マクシミリアン・レムリアース・ベアリスが王太子時代から仕え、彼が王位を姉一派と争った内戦での活躍からその名を賜ったレムリアきっての勇士だった。
その後の極星帝国統一戦争で命を落としたがアンデッドロードとして復活し引き続きマクシミリアンの懐刀として仕えてきたが、
こちら側の地球の敵対勢力重鎮厳島美鈴と藤宮真由美の二名と戦って死霊術を解呪されてついに散ったのだという事だ。
0540第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/08(金) 23:49:04.48ID:/fG1y84n
 ウェヌスも何度か会った事があるが、初めて出会った時の事はよく覚えている。
 パーティーが催された折、皇帝自らもっとも信頼する部下の一人だと言って紹介してくれたのだ。無論ウェヌスもジュバの事は話で聞いて知っていた。
彼はその時すでにアンデッドだったが、生前の逸話は彼女の乙女心を刺激するには充分過ぎる程で、引き合わされた時は不覚にも胸がときめいた。
 さてジュバという男は銀髪のなかなかの美形だったが、アンデッド化のおり右顔面が腐り落ちて髑髏がむき出しになってしまった。
それを仮面で隠していたのだが歓談中何気ないふりで外して髑髏を晒してみせたのである。なまじ美しい顔立ちだった分、半面の異相が不気味だった。
なんとか驚きの声は喉元で堪えたが、ぎょっとした表情までは隠しきれなかったのだろう。ウェヌスの様子を見ていかにもおかしそうに笑っていた皇帝の顔は忘れられない。
思えば皇帝自ら引き合わせた事に疑問を抱くべきだったのだが、あの頃の彼女には皇帝が十将軍の一人を紹介に来るのも当然と思える程度の自信があった。
 かくして彼女の幼い憧れは儚く消えたが、しかし実際に知ったジュバの強さは改めて彼女を驚嘆させた。あれがアンデッドというものなのだ。
生前より更にしているというその戦闘能力は目を瞠る程で、ウェヌスが努力の末壁にぶつかった時に彼女の心をよぎっては反発心から更なる努力の種となった。
 こうして、ジュバという男はアンデッドの判断基準の一つになる程度にはウェヌスの人生に影響を与えたのである。
「ふーん、そりゃまたびっくりだね。私だったらきっと悲鳴上げてたな」
 こういった内容を歩きながらかいつまんで話したが、葵にはどうもほろ苦く少し胸に棘を残したエピソードよりもどっきりの方がお気に召したようである。
「でもりのんちゃんに種植え付けられて、発芽してるのを見た時は私もびっくりしたよー」
「それを言ったらわたくしは輪をかけて更に酷かったですけど。わたくしにあのような事をして……手討ちにされても文句は言えませんわよ?」
 肩を竦めるが、ウェヌスの顔は笑顔である。思うに辛ければ辛いほど乗り越えた時は良い思い出になるのではあるまいか。
0541第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/08(金) 23:50:05.27ID:/fG1y84n
 三人はりのんと葵の通う学校の高等部生徒会長秋月俊平によって支配虫なるものを植え付けられ覚醒した水晶の巫女である。
呼称の由来ともなった証として乳首とクリトリスに水晶のピアスがあり、その水晶の中には目を凝らせば模様が見える。
 実は人類の歴史の裏では影の覇権をかけて異能者達がとめどない闘いを繰り広げてきたのであるが、彼らは今では六つの勢力に分かれている。
りのん達も意識的に所属していたか否かは別として質的にはそれらのうちいずれかに属しているのだが、水晶の中に輝く模様はその勢力を象徴するものなのだ。
ウェヌスのものはもっともわかりやすく、彼女が属していた極星帝国の統一国旗に描かれた紋章であるし、西洋魔術結社に連なるりのんは五芒星だ。
 子宮に植え付けられた支配虫は肉体と同化し触手として種々の用途に使用出来るようになってなかなか便利なのだが、もうひとつ重要な役割として巫女の素質がある者に植え付けて覚醒させるという事がある。
俊平の目的は六つの勢力の巫女をすべて揃える事であり、そのためには素質を持つ者に先任者である巫女が自らの支配虫を分け与える必要があるのだ。
りのん達がこうして夜の街を歩いているのも、一つは覚醒前にりのんがあんみつに託された街の平和を守るボランティア的な使命の為だが、
同時に街の平和を乱す程の異能者は巫女の素質を持っている可能性があるという事でもある。
ウェヌスがその例で、脱走した天使を誅殺しようと追いかけているところをりのんに見つかって覚醒させられ、彼女自身が脱走した形になっている。
0542第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/08(金) 23:51:08.24ID:/fG1y84n
「あうあうあー」
「!?」
 呻くような声がした方向を向くと、見るからに生気のない髪の毛まで青白い少女が立っていた。中学校か高校のものだろう、制服を身に着けているがだいぶくたびれている。
 そして、その口から出てきた言葉は須藤りのんを困惑させるのに充分なものであった。
「西船橋……西船橋……行きたい」
「にしふなば……ど、どこっ?」
 実年齢では幼いりのんの世界は基本的に通学圏内を出るものではない。千葉県の駅名など知る由もない。
「あ、葵ちゃん……」
 りのん自身が迷子であるかのように葵に助けを求める。アンデッド退治の先頭に立ち今日の葵は頼りになって見える。
「んーと……とりあえず新宿に出て……」
 りのんに対して日向葵は西船橋という駅を知っているが、しかし知悉しているわけでもなかった。とりあえず新宿に出ておけば大丈夫だろうと適当に答える。――が、すぐに思い直す。
「あ、と、東京のほうがいいかな? 東京わかる? あっここも東京だけどそうじゃなくて東京駅」
 言葉を重ねる毎に声から自身の色が失せていく。やはり、とりあえず新宿という方針を堅持したほうが良かったか。
 それにしてもとりあえず新宿って居酒屋に入ってとりあえずビールでもあるまいし。自分も大学に行ったら飲み会とかでとりあえずビールって言うんだろうか?
 葵の心中を知っているのかいないのか、道を訊ねてきた少女は相変わらず焦点の定まらない瞳でりのんの方向を見ている。
「えーとあーユーゴートーキオセントラルステーション、アンダスタン? ユーノーオーケー? チュウオウライン!」
 苦し紛れに動かした手は東京駅の赤煉瓦駅舎を模したつもりである。
 しかし彷徨えるアンデッドが葵の問いに答える事はなかった。
 実のところ生前は日本人だった彼女は東京駅を利用した事があった。
それどころか非業の死を迎える直前に立ち寄って、ああ修学旅行客なんと邪魔で目障りな存在である事かと通行人の顰蹙を大安売りで買っていたのだが、
死亡とネクロマンシーによる復活を経てそれらの知識経験が残っていたか否かは明かされないまま再び眠りにつく事になったのである。
 なにか言葉を発しようとしたのか、それとも意味のない呻き声だったのか――
口が動いたかと思ったその時、飛来したコンクリート塊がアンデッドの頭を直撃し鈍い音と共にその中身をぶちまけた。
0543第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/08(金) 23:52:21.33ID:/fG1y84n
「……ふたりともいちいち律儀に答えなくてもよろしい。だいたいアンデッドが電車に乗ったら隣の人は大迷惑でしょう」
 ウェヌスが半分呆れながらも一生懸命さを好ましく思いつつ、手近なところに転がっていた錆が浮いたバス停留所表示板の土台を投げつけたのだ。
「あー……」
 りのんが言葉にならない声を発する中ウェヌスはしみじみとつぶやいた。
「ふむ、やはり物足りない…… ああ、モーニングスターで叩き潰したい」
 ウェヌスの得物であるモーニングスターは大きくて重い金属の塊である。
都市環境に於いて人間が持ち歩くには異常な物体で、重量センサーに金属探知機あるいは商品管理システムと、どこでトラブルの種になるかわかったものではないので持ち歩きを自粛するよう要請されている。
 そこで代わりにナイフをはじめとした携帯に便利な武器を持ち歩いているのだが。相手がアンデッドとなると至近距離で斬りつけるナイフを使うのは気後れした。
そこで辺りを見回したらモーニングスターを思わせるちょうどいいもののがありまさに僥倖である。
「んー……そうなんだ」
 ウェヌスのモーニングスターへの熱い思いを耳にして、実際に叩き潰された経験のあるりのんはまたも微妙な声を上げる。
りのんの感覚としては剣とか銃の方がかっこよくてウェヌスにも似合っているだろうに、どうしてこんなにあのトゲトゲボールが好きなのだろう。
今でこそ十代の日本の少女らしい服装だが、あの時は真っ白でお姫さまみたいなドレスを着ていたのにトゲトゲボールでせっかくの可愛い印象が台無しになっていた。
 疑問に思いつつ、杖で空中に魔法陣を描いて動かなくなったアンデッドに向かって飛ばす。魔法陣が拡大しながら包み込むとアンデッドは淡い光とともに灰になり、
続きりのんが巻き起こした風に吹かれてどこへともなく飛んでいった。WIZ-DOMに属する彼女はあんみつを通してターンアンデッドの魔法を習得したのである。
0544第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/08(金) 23:53:53.97ID:/fG1y84n
「西船橋に行けるといいね」
「うん」
 葵がぽつりと呟いた言葉にりのんは小さく頷いた。
 ウェヌスはそれには答えずあんみつに呟く。
「……さて、運の良い事にはずれでしたわね」
(極星帝国の巫女は君がすでにいるからね。席が埋まっている以上他の娘が覚醒する蓋然性はゼロだ)
「極星帝国……はあ、アンデッドならWIZ-DOMの魔術師共も作るし野良のもいるでしょうに、これではアンデッドばかりが極星帝国のようだわ」
(忘れたのかい? りのんがWIZ-DOMなんだよ)
「野良の可能性はまだありますわ。ダークロアにだって共食いする屍食鬼が……」
(語るね。まるでアンデッドを巫女に引き込みたいみたいな口ぶりだ)
 あんみつの声に出さない言葉に、こちらも音を立てずに気分だけ鼻を鳴らす。
「まさか。腐りかけの生ゴミに神聖なわたくしの触手を突っ込むなんて御免被りますわ。確かにそろそろりのんや葵以外にも挿れたいですけど」
(僕に突っ込んでみるかい? 前の穴はないけど、アヌスと口はオッケーだよ。ちょっとキツめかも知れないけど、きついのを強引に犯すのが気持ちいいという説もあるし……)
「ご冗談。それとも――」
 モーニングスターで叩き潰されて死んでみるかと言おうとしたウェヌスの言葉は途中で途切れた。クリトリスと乳首の黄水晶のピアスが鈍く輝き、同時に全身の触手が性的快感に似た感覚に打ち震える。
「! これは……陰獣」
「あんみつ!」
 ウェヌスとりのんがあんみつに声をかけたのはほぼ同時だった。
(りのんも感じたようだね。カラーヒヨコも反応している)
「私には全然わかんない……」
 あんみつが宙返りをして描いた円からヒヨコが飛び出し、反応の主を求めてよちよちと歩き始める。暗がりで色がよく見えなかったが、りのんが魔法で光球を作り出してやるとその色が明々と照らされた。
「赤だね」
「阿羅耶識……」
 ウェヌスは微妙な顔をした。極星帝国にはかつて阿羅耶識にいた巫女がいる。
これまたもともとはイレイザーにいた天使のサリエルがヴァンパイア化させて引き込んだセツイ・アラ=ニエミといってなかなか強力かつ凶悪な呪術を使うらしいが、
ウェヌスはアンデッドよりもヴァンパイアの方が更に嫌いだ。理由はセツイがその最たる例であるがアンデッド化よりもヴァンパイア化の方が肉体の強化率と精神に来す影響が大きい事と、感染被害の大きさである。
 しかし阿羅耶識の巫女を堕とすとなればサリエルやらセツイと同じなのではないかと思うと心の奥底の部分で嫌悪感が疼いた。
「どうしたの? ウェヌスちゃん?」
 不思議そうに見つめるりのん、その後ろに葵。二人の笑みに心にわだかまっていたものが雲散霧消する。そうだ、これはあの血まみれハネつきやその食べかすとはまるで違う、素敵で崇高な事なのだ。
「行こう、ウェヌスどん。私にはぜんぜんよくわかんないけど!」
「……いえ、なんでもないわ。ええ、急ぎましょう」
 駈け出したウェヌスの顔にはもはや迷いの影は欠片もなかった。
0545第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/08(金) 23:57:55.10ID:/fG1y84n
「あなたの邪魔をする事をお許し下さい。ちょっと道をお訊ねしたいのですが、人間一般はどのようにして東向島駅に行く事が可能ですか?」
 りのん達が魔力を感知した数分前、彼女達が繰り広げたのと同じような会話が繰り広げられていた。
 西の次は東である。実のところ、りのん達が退治したアンデッドと彼女は修学旅行で同じ班なのであった。
新幹線で東京にやってきて初日は官公庁などを見学し、二日目の自由行動中に死んでしまったところをレムリアの死霊術士に拾われてアンデッド化されたのだが、手違いからこうして彷徨っているのだ。
 今や彼女達を動かしているのは断片的に記憶に刻み込まれた自由行動計画を実行しなければならないという使命感のみだった。
 よもや知る由もない、東西線の東端である西船橋が実は東京都ではないなどと。
「知らぬ!」
 声をかけられた、学校指定のださいジャージ上下に身を包んだ少女はきっぱりと、どこか自信すら漂わせて即答した。
「そ、そうですか……わかりましたグリーンオブウィンドウマウスで聞いてみます」
 この時間、実際にはみどりの窓口は開いていないだろうが、アンデッドの記憶からはそのあたりの認識は失われていた。
ただただ誰に聞かされたものやらもはや定かではないが電車で困った事があった時はみどりの窓口に行くのだという意識が強迫観念となって意識にこびりついていた。
 彷徨えるアンデッドは悄然と立ち去ろうとしたが、しかし少女はやはり自信ありげな語調で呼び止める。
「待つのじゃお主、ゾンビじゃな。そのような不浄なものを生かしておくわけには行かぬ!」
「えっ」
 彷徨えるアンデッド嬢に生前の記憶や判断力が残っていたのなら、ゾンビならもう死んでいるのではないかと言い返したところであろう。しかし今の彼女にそれは叶わない。
「……!?」
 目の前の少女は手にしていた布袋(ぬのぶくろ)から中身を取り出した。ジャージ姿も相俟って何かの部活用品とも見えるそれは、
頼りない切れかけの街灯の光の下でもなお燦然と煌く黄金の鞘とそれに収められた一振りの剣であった。
 少女は剣を左手に持ち替え、布袋を右手でくしゃくしゃに丸めてズボンのポケットにねじ込んでからいかにももったいぶるように抜剣する。鞘の見事さに負けず劣らず素晴らしい刀身だが、アンデッドにはその見事さに見とれる余裕など無い。
 剣の鋭さ以前に、少女が全身から放ちはじめた綯い交ぜの剣気と霊気に気圧されていた。逃げる事も叶わず、否、逃走を考える余裕が無い程に圧倒されていた。
「成敗!」
 幼い声に似合わぬ裂帛の気合とともに断罪の剣が振り下ろされる。
「うぐっ……ひ、東向島に……行きた……」
 こうして彷徨えるアンデッドは東向島に行く事なく、見知らぬ少女によって真っ二つ袈裟斬りにされたのであった。それは、彼女達の班がついに全滅した事も意味していたのだが、彼女自身それを意識する事はなかった。
0546第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/08(金) 23:58:29.14ID:/fG1y84n
 さて、少女が彷徨えるアンデッドを斬り伏せたところは三人娘も間に合ってしっかり目にしていた。物陰に隠れつつ、まずは思い思いの素直な感想を述べ合う。
「うーん、あの子かなあ?」
「りのんちゃんとおんなじくらいだね」
「えへへっ」
「けれどなかなかの剣捌きだわ。見事なものよ」
「すぐ終わっちゃったからよく……あれ? さっきまであんなにすごかったのに……」
(剣を納めたからか。剣を抜いている間だけ霊力が発動するみたいだね)
「蓄積した霊力を抜剣と同時に解放する居合のようなものという事かしら? 何にせよ……抜かせなければ問題はない」
「抜くって……エロいなあ」
 かく言う葵はかつて触手管の中の種をりのんに抜いてもらった事がある。
(あれはすっごく気持ちよかったなあ)
 雑草を抜くのは園芸部とは切り離せない作業だが面倒で仕方がない、しかしああいう抜くなら大歓迎だ。
「さて……わたくしに腹案があるのだけれど、協力してくれるかしら?」
 スカートを脱ぎながら、ウェヌスは艶然と微笑んだ。
0547第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/08(金) 23:59:12.11ID:/fG1y84n
 今日も今日とて八剣うめは拾った剣で悪い怪物を切り捨ててやっつけた。達成感に胸が心が満たされる。
 来歴の知れない拾ったものとはいえこの剣は本当に素晴らしい。拾ってからというものうめは幸運続きである。
まず拾った日は夕食にプリンが付いてきたし、担任が朝の会の時間に気まぐれで行ったテストでも百点がとれた。
何よりも、これまではかけらもなかった霊力が一挙に覚醒し、今では熟練の巫女以上もかくやという程だ。
 いつだったか梨狩りに行った下の姉が得意満面で話してくれたが、二十世紀梨はゴミ捨て場で拾われたものなのだという。それがあんなに美味しいのだ。この剣は拾った場所がゴミ捨て場ではないだけ上等だ。
 ――もっとも、うめも、友達から聞いた事をそのまま姉妹に伝え聞かせたうめの姉も知らなかった事だが、あの日もぎ取って食べたりおみやげに持って帰った梨は二十世紀ではなく豊水であった。
 更に談だが下の姉の時は梨狩りだった農業体験学習はうめの時代には芋掘りになってしまった。芋は芋で美味しいのだが泥まみれになるし食べるとおならが出るのでうめは梨狩りの方がよかった。
 なにはともあれ、自分の強さににやついているうめの耳に、かすれた叫びが聞こえてきた。どうやら女の声だが、その声は必死さの色を帯びている。
「た、助けてーっ!」
「む? なんじゃなんじゃ……? う、むむっ!」
 きょろきょろと辺りを見回し音を頼りに探してみると、果たして女が走っているのが見えた。
うめが声の主を発見したと同時に彼女もまたうめに気付いたらしく、逃げていた少女は方向を微修正してうめの方に駆けてくる。
 驚いた事には、長い金髪を振り乱して疾駆する少女はなんと下着姿であった。これはもう見るからにただごとではない。
 金髪の少女の後ろには、うめはレオタードを知らなかったのでそう思ったのだがスクール水着の露出度を更にげたっぽい格好の悪魔のような女と――よくわからないが植物の塊のようなものが追ってきている。
「な、なんじゃあありゃ」
 植物が走っている。うめも名前が名前だけに植物女とからかわれた事がないわけではないし、野菜の切れ端が水に流れていくのは見た事があるが、
本物の植物が地上を走っているのを見たのはうめも初めてだ。うめが驚愕の眼差しで追跡者を眺めている間に、金髪の少女は彼女のもとにたどり着く。
「あのっ、わたっ……急に襲われて、服……」
 怯えて呂律が回らない少女を落ち着かせるように、うめは頷いて見せる。
「もう大丈夫じゃ! 私に任せよ!」
「あ、あなたは……」
 訊ねる少女にきっぱりと言ってやる。
「名乗るほどのものではない!」
 力強く言ってやって来る化け物どもに向かう自分の背中はさぞや力強いのだろう。半ば自惚れじみた確信を胸にうめは剣を構えた。
「かかってこい化物! この八剣うめが相手じゃ!」
 金髪少女にちゃんと名前が聞こえるように名前を言う。さっき名乗るほどではないといったばかりだが、直接彼女に対して名乗っているわけではないのでもし偶然聞かれてしまっても何の問題もない。
0548第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/08(金) 23:59:48.46ID:/fG1y84n
「木っ樹っ木ー(きっきっきー)!」
 少女が息を呑んで見つめる中、うめの一閃がまずはよくわからない植物っぽいものを切り捨てた。
植物だけあって動きも緩慢で至極あっさりと剣の錆になる。うめも剣を拾ったばかりの頃は巻き藁よろしくその辺の草木を切っては練習したものだ。
「く……ばさな! くーもゅーじー!」
 世にも奇っ怪な断末魔を残し、うめが驚くほどの血だかなんだかを噴き上げて植物っぽいものは崩れ落ちた。動かなくなったのでやっつけたのだろう。そもそも、植物が動くという時点で奇妙なのだが。
 しかし、もう片方はどうか。いかにも悪魔っぽい女である。もしかしたらこの植物っぽいものはこいつが召喚した使い魔だったのかも知れない。
使い魔とはいかにもボスっぽい。これまでやっつけてきた奴らは手応えがなかったので望むところである
「がおーがおーたべちゃうぞー」
 悪魔女(あくまおんな)は頭上に振り上げたフォークのお化けのような得物を振り回してうめを威嚇する。
「おまえもくっちゃうぞーもぐもぐー」
「この者は渡さぬ! 私もお前になど食われぬ!」
 うめは振り返り、不安そうに見つめる金髪少女に力強く頷く。
「うめさん」
 少女は不安そうな顔だったが、うめが頷くと少し安堵したような顔を見せた。その顔が、うめに力をくれる。
「大丈夫じゃ、お主は私が守る! しかし不思議じゃなー、なんでお主、私の名前を知っておるのじゃ」
 少女は目を泳がせたが、幸か不幸かうめの視線は悪魔女に釘付けだった。
「おまえからーたーべちゃーうのだー」
「黙れっ!」
 振り払ったうめの剣が、悪魔の手にした武器を弾き飛ばす。
「うーっ、よくもやったなー」
「八本の剣と書いて八剣うめじゃ、うめはひらがなじゃな。そこのそいつのように八つ裂きになりたくなければ早々に立ち去れ!」
「えっやつざき? だれがどこが?」
 悪魔は一瞬きょとんとした表情になったが、すぐに元の調子に戻る。
「や、やつざきなんていやだぞー、がおがおーくっちまうぞー」
「聞く耳持たぬか! 全く化け物は人の話を聞かぬな! ええい死ねい」
 うめは全体重を剣に託して体当りした。果たして剣は女悪魔の胴体に深々と突き刺さる。
「うぐ……かはっ……」
 女悪魔は血を吐いた。悪魔の血もやはり人間と同じで赤いのかと思った。マンガだと青とかだったような気もするが、まあ悪魔にもいろいろいるという事だろう。
貫通するほど深く突き刺さっていたので悪魔に足をかけて蹴飛ばすようにして剣を抜くと滾々と血が流れ出て水たまりを作った。
「く……うっ」
 うめに蹴飛ばされるまま悪魔女は地面に転がりすぐに動かなくなる。
「正義は勝つのじゃ! わははのはー」
 うめは誇らしげに剣をぶんぶん振り回し、かっこよい決めポーズを取ってからかっこよく納刀した。
0549第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:02:07.69ID:VxnDIbiv
「もう大丈夫じゃ!」
「やっつけた……の……?」
「うむ、悪は滅びたぞ。お主を襲う化物は剣の錆となった。はははっ、私の剣には錆も汚れもないがな、言葉の綾じゃ!」
 ポケットから取り出した布袋を広げて剣を仕舞いながら、うめはいまだ怯えている様子の少女を安心させるように声をかけた。
「ありがとうございます、ありがとうございます」
 少女は恐る恐る二匹の様子を確認し、動いていないのを見て漸く安心したのか表情を緩めぺこぺこと頭を下げる。
「礼には及ばぬ!」
 そう言いながらも誇らしげに胸を張るうめに、金髪少女は下げた頭を上げ、うめの誇らしげな顔を見つめながらさらに礼を重ねた。
「私、なんであんな化け物に……あっ本当にありがとうございます。あなたは命の恩人です。何とお礼を申し上げて良いか……」
「そんなに褒めるではない、照れるではないか!」
「私、うめ様の事は一生忘れません…… 毎朝起きたらうめさんに感謝して寝る時はうめさんに祈ります」
「いやーははははは。そうかのう! おっと、お主身体がベタベタじゃぞ?」
「あっ……あの、何か変な液体をかけられて…… どろっとしてべたべたしてて」
「奴らにかけられたのか? それは大変じゃ。私のハンカチで拭くといい」
「何から何までありがとうございます……」
「気にするな!」
 うめがポケットをまさぐって取り出したハンカチを差し出し、少女もおずおずと手を出した。
「ほんとうに……ありがとう」
 ハンカチを受け取ろうとした少女の指がうめのそれに触れる。
0550第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:02:37.31ID:VxnDIbiv
 その刹那、うめは少女に触れた指の先に鈍い痛みを感じた。しかしそれも束の間、痛みはすぐに消える。
 その代わり、全身に違和感が走り、うめのからだは急速に脱力して地に倒れた。
「な……? なん……」
 少女にかかっていた妙な液体のせいだろうか?考えるうめの目で、少女の指先に何か蛇のようなものが絡み付いているのが見えた。そして、それの先端から針のようなものがのぞいているのも。
 ムー王国の近海にはイモガイという巻貝が棲んでいる。食用にはならないものの大変美しい殻を持つ一方で人間をも死に至らしめる程の猛毒も有する。
彼らは歯舌が変化した槍を持っており獲物を見つけるや槍内部の空洞に毒液を満たし撃ち出して突き刺すのである。
おそらくはリリア・ベテルギウスのコレクションに貝殻があって自慢ついでに聞かされたのだろうがウェヌスはその話をどこかで聞いて覚えており、獲得した触手が軟体動物に類似していると気付いた時から研究を重ねイモガイ様の能力を獲得したのである。
「ゆっくりとお礼させて頂きますわ」
 少女の笑みは可憐で本当に感謝の念に満ちていたが、だからこそうめの目には不気味に映る。
「お主……いったい……?」
 少女はそれには答えず、うめが切り捨てた二匹の方に歩いて行って愛情に満ちた声をかけた。
「ふふん。三文芝居に見事に嵌まってくれましたわね。……りのん、葵、もういいわよ」
 その声に応じて先に立ち上がったのは植物の塊こと日向葵である。地面に倒れていた様は除草作業で抜き取った草を積み重ねた山に似ていた。
 可愛い容姿とみんなに好かれる性格から初等部の演劇ではシンデレラ役を演った日向葵だが、当時から植物が大好きだったのでむしろ木を演じたかったくらいだ。
全身に木の衣装を着て、更に手に枝を持つのだ。こうして時を経て木役を演じる事が出来たわけだが、いざ演ってみるとやはり奥深く難しい。
「あいててて、死ぬかと思ったよー」
「葵、あなた斬られてないでしょう」
 大袈裟に腹を押さえる葵の頭を拳骨で軽く小突く。
「うん、ギリギリで届かなかったみたい。……てて、ウェヌスどんに殴られた方がよっぽど痛いな」
 葵は全身にまとった植物の鎧装で刃を防ぎつつ、一撃目を食らった時点で派手に樹液を撒き散らして倒れてみせたのでうめの目を誤魔化せたのである。
べりべりと剥がし落としながらぺろりと舌を出し、小突かれたところを大袈裟に撫でさする。
0551第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:03:20.05ID:VxnDIbiv
「わたしなんか本当に刺されちゃったから痛かったよ」
 りのんの方は血の付いた腹部を撫でながら、風俗嬢めいた顔に実年齢相応の笑みを濫かべた。悪役を演じるにはいまだ世の悪を知らな過ぎる齢である。
「葵ちゃんのヒマワリがなかったら死んじゃってたかもね。葵ちゃんありがとう。ウェヌスちゃんも」
 りのんの手にウェヌスの触手が絡みつき、強靭な伸縮力でりのんが立ち上がるのを手助けする。
「えへへへへっ…… 礼には及ばぬぞー」
 倒れながら聞いたうめの言葉を真似してみてにやりと笑い、立ち上がったりのんを受け止めた葵は手に感じる感触に気付く。
「あれっりのんちゃんそれもしかして服じゃなくてはだか?」
 手に触れる毛皮は着ているにしてはあまりにからだに密着しており、そして生の体温も感じられる。
「うん、そうだよー。いっけん服に見えるけどたいもうなんだー。毛皮ー。ウール百二十パーセント」
「ふむふむ。全裸なんていやらしいですなあ」
 胸の部分を撫でさすって探すと毛の奥に乳首とそこに施された青水晶のピアスが見つかった。
「いやだーあおいちゃんのえっち」
「毛深いねー。もじゃもじゃもじゃ子だね」
「もじゃ子じゃないよー。まだ変身前はいんもうはえてないもん」
 わざとらしく頬を膨らませた顔は風俗嬢めいた顔に不釣り合いでそれが葵の性欲を刺激する。
「魔法少女になるとふっさふさだけどね。私はちゃんと剃ってるよ! ほーらパイパン」
 別に服の上から植物を付けられないわけではない。胸元や髪に花をつけるなどはなかなか素敵だ。しかし今日はなんとなく嫌な予感がしたので服を脱いでから纏っていた。
超能力修行が実を結んで未来予知でも出来たのだろうか。おかげで服を斬られて台無しにされる事もなかった。
ともかく植物の下は全裸だったので、露わになった性器を自慢げにりのんに見せ付ける。
成熟した性器があるべき陰毛に覆われていないというのは一種異様な淫靡さがある。興奮により愛液を滴らせていれば尚更だ。
「ふたりともお疲れ様。わたくしの財布で飲み物でも買っていらっしゃい」
 二人のやり取りに目を細めた武装戦姫が労を労うが、自分の服などと一緒に彼女の財布を実に詰め込んで預かっていた花姫は緩やかに首を横に振った。
「私はウェヌスどんがその子を堕とすのちゃんと見学するよ」
「もちろんわたしも! お行儀よくね!」
(りのん、僕はそこの自販機の――)
 多数決で淫獣の意見は黙殺された、
「そう。ではわたくしもご期待に添えるよう頑張らないとね」
 茶目っ気を見せてウィンクしてみせる。このような軽薄めいた仕草など、極星帝国にいた頃はした事がなかった。
「さて、それでは……と。そこでいいかしら」
 触手で指したのは先程三人が隠れてうめの様子をうかがっていた場所である。ちょうどよく物陰になっており手頃な感じだ。
無論ジャミングで人払いする事は可能だが、強い目的意識を持った者は耐えてやって来る事がある。無粋な輩にお楽しみを邪魔されたくはない。
「そうだね。わたしが運ぶからウェヌスちゃんはよういしてて」
「ありがとう、りのん」
「どういたしましてっ」
 微笑んで一足先に向かったウェヌスの背中に声を投げる。非力なりのんも変身すれば少女一人持ち運ぶのは訳もない。
そもそも、公園で眠らせたウェヌスとモーニングスターを学校まで運んだのは宅配業者に変身したりのんである。
あの時に比べればこの少女は軽いものだ。武器もモーニングスターではなく剣というのが気が利いている。
 その剣は少女から半ば奪うようにひったくって葵が持ってついてきたのでりのんは少女を運ぶ事に専念できたのだった。
「ところでウールって羊の毛じゃなかったっけ?」
「それをいったら百二十パーセントもへんだよう」
(ああ、ジュース飲みたかったなあ)
0552第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:04:32.32ID:VxnDIbiv
 近づいてくる二人の声も今のウェヌスには聞こえない。あんみつのテレパシーすら精神集中の前に遮断されている。
「んっ……」
 かつて習得した拳法の練気法も使い、全身の力を集中してとっておきの触手を練り上げる。あたかも肉体のすべてが触手を生み出す装置であるかのようだ。
彼女の高まりに呼応するように、左右の乳首と陰核で黄水晶が光を増していく。それに伴って白い肌が桜色に染まり、息遣いも次第に荒くなる。
 ウェヌスは支配虫を操る事に関しては三人の中でもっとも秀でており餅を捏ねたりティーポットから飲み物を注いだりする事が出来るが
反面その総量に関しては大きく水を開けられており、ウェヌスを三とすればりのんは四、葵に至っては五にも及ぶ。
 この許容量は堕ちるまでの間は入れられても耐えられる量でもあり、体内の支配虫が閾値を越えいわば溢れた時に少女は淫欲に堕ち、水晶の巫女として覚醒する。
りのんが葵を堕とした時には植え付けた支配虫が体内で増殖するのを待たなければならなかったのは葵の容量がりのんのそれを上回っていたからだった。
 ウェヌスが見たところうめの容量は恐らくりのん以上。葵に匹敵するやも知れない。持てる支配虫をすべて注ぎ込んでも一度に満たす事は出来ないだろう。
りのんや葵の力を借りればそれも可能だろうが、今回は自分がやると言ってしまった手前意地もあり、ひとりでやりたい。即堕ちは諦めるほかないだろう。
しかし、それならそれで構わない。すぐ堕とせないのならそれなりのしようがあるものだ。
 彼女達の本拠地には六勢力の紋章を結んで描いた六芒星魔法陣が存在するが、偶然にも現在奇数番目の勢力だけが揃っている事で正三角形を描き、不完全ながらも増幅効果をもたらしている。
 それに伴う確かな手応えを膣内に感じながら、武装戦姫は琥珀色の瞳に嗜虐的かつ情欲に塗れた色を濫かべ気丈にも睨みつける少女に向けた。気丈……きじょうと騎乗位もいいかもしれない。
「それにしてもわたくしも人の事は言えませんが貴女も詰めが甘いですわね。わざわざ油断して剣を納めてくれて……叩き落とそうか触手で絡め取ろうか考えていたのに拍子抜けですわ」
 剣を持っていないうめからはまるで霊力を感じない。今目の前で呻いているのはただの小娘だった。
0553第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:05:13.83ID:VxnDIbiv
「さて……お待たせ致しましたわね」
「待ってました!」
「まちくたびれちゃったよ!」
「誰も待っておらんわ!」
 親切げに差し出した手には先程の蛇のようなものが絡み付いて蠢いており、うめは顔をしかめた。
「貴女はどんな触手を見せてくれるのかしら……?」
 一糸まとわぬ姿になったウェヌスがうめににじり寄る。下着姿になったのはりのんの女悪魔に脱がされた危機感を演出するためだったが、同時にうめを犯す際に前もって脱いでおくためでもあった。
 うめは葵が召喚した植物の上に転がされている。アスファルトの上で交合するのはいかにも痛いだろうという気遣いだ。ウェヌスとしても、植物の愛の巣での愛の語らいはミンネザングで親しんでいる。
「あら、まだ脱がせてないのね」
「お楽しみを奪っちゃ悪いと思って」
「敷物といい気を遣ってもらって悪いわね。脱がせる楽しみくらいは譲ってあげてもよかったのに」
「私はウェヌスどんが脱がせるのを見るのも楽しいから」
「わたしはちょっと脱がせてみたかったかなー。悪魔らしくねっ!」
 悪魔姿のりのんは少し残念そうに巨大なフォークっぽい武器を振り回した。先程うめに弾き飛ばされてしまったが、ちゃんと拾ってきたのだ。
「あっ、でもウェヌスちゃんが脱がせていいよ」
「ではお言葉に甘えようかしら。実際のところかなり高まっていて今更譲りたくはないのよ……」
 ほほえみと共に肛門から伸ばした触手で器用にうめの服を脱がせていく。爪のように硬くなった先端でつまみジャージのファスナーを下ろすなど流石である。
「あら……ブルマではありませんのね」
 うめがジャージの下に着用していたのは学校指定の体操服だったが、下半身に穿いているのは同色のハーフパンツだった。
「ブルマの方が可愛いのに……」
 裾から触手を突っ込んで上まで通して脱がせてみせる。
「脱がせるな!」
「だって、脱がせないとこれを植え付けて差し上げられないのですもの。……ふん、これは期待に違わぬお子様ぱんつ」
 色気のないゴム紐の形も露わなずんぐりむっくりした形に、デフォルメされた動物がプリントされている。ぱんつがひらがななのがポイントだ。背伸びをしたいお年頃である。
うめ自身子供っぽいと思っていたので顔を赤らめて言い訳がましい事を言う。
「お姉ちゃんが……買ってきてくれたのじゃ」
 今でこそ全裸だが、目の前で触手を伸ばしている女が身に着けていた下着はうめはおろか姉ですら着ていない凝ったデザインの高級そうなもので、比べてみるといかにも恥ずかしい。
うめは知らないがブラジャーとショーツのセットで三千九百九十円、うめの三枚セットパンツ三百九十円の十倍になる。
「そう。では大事にするといいわ」
 何を思ったのか、それとも触手ではそこまでの繊細な動きは出来ないのか、女は触手を引っ込めて自分の手でうめのぱんつを脱がせ、くんくんと嗅いでからジャージとハーフパンツの間に挟んで置いた。
 引き続いて女の指がハーフパンツと同色の裾を掴み、万歳をさせるようにして体操服を脱がされた。小さな頃姉に着替えさせられたのを思い出す。
0554第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:06:14.08ID:VxnDIbiv
「これは……」
「これは?」
「これはっ?」
「想像通りと申しますかブラジャーをしていない。キャミソールで片付けてしまっている!」
 うめもそろそろジュニアブラをしたく、それとなく話してみようと思っていたところである。まさかこんなところで脱がされるなら伏し拝んででも買ってもらえばよかった。異性と会う時はいつでも勝負下着を着るようにとはけだし名言だ。
「体操服には名前が書いてあるかと思ったけれど……まあいいわ」
 実際は内側に名前を書くタグがついているのだがウェヌスはそこまで確認しなかった。一方でうめもいちいち指摘してやる事などしない。
 最後に残された女児用キャミソールもあっさりと脱がされてしまい、まとめてりのんに渡される。
「貴女はうめというのよね。わたくしはウェヌス。ウェヌス・ドーンよ、はじめまして。わたくし達『う』で始まる者同士ですわね」
「だからといって! 私はおまえの仲間になどならんぞ! そんなに『う』の字が好きならうどんこでも仲間にしておれ!」
「わたくしもそんな事に縁(よすが)を感じるのは恋に恋する陰毛も生え揃っていない小娘だけで充分だと……失敬。貴女も生えそろっていませんわね」
「う、うるさい!」
 顔を赤くして叫ぶうめをまたなだめる。それほどまでに支配虫の寄生を拒むものか。自分もりのん達に覚醒させてもらうまではこうだったのだろうか。
過去の自分を思い出して今更ながらに恥ずかしくなる。もっとも自分は疾うの昔に陰毛は生えていた。
「大丈夫よ、私の仲間にも生えていない子がいるから」
 他校のものは珍しいのか、うめの体操服を眺めていたが、自分の事を言われていると気付き慌てて手を挙げるりのん。
「あっはいはいわたしです。今はこんなだけど元々の姿はうめちゃんと同じくらいなんだよ」
 りのんはサキュバスの格好に似合わない親しげな笑みをうめに向けた。
「葵ちゃんもウェヌスちゃんもいい子だけど、同じくらいのお友達も欲しかったからうれしいなっ」
「友達ならなってやるから解放してくれ」
「それはだめだよー。みもこころも仲間になろうよ」
 ビロード状の毛に覆われて一見レオタードでも着ているように見える性器から触手を伸ばしたりのん。どのその笑顔は変わらず親しい。
「ふふっ、一緒に遊ぶのが今から楽しみね。おままごとでもするのかしら?」
「しないよー。むしろいっしょに宿題をするよ」
「あら、えらいのね。それとも普通なのかしら? マンガでは主人公君がよく宿題を忘れているようだけれど……」
 極星帝国育ちの彼女にとって日本の生活知識はりのん達に聞くかテレビや本で見て獲得したものがほとんどだ。
0555第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:07:54.73ID:VxnDIbiv
「零点のテストなんて本当にあるのかしらね。もっとも、描かれていたテストの内容は高等教育レベルだったという事もあるようだけれど」
 軽口を叩きながら、ウェヌスはうめの太腿を掴んで開き、陰部にくちづけた。舌を突き刺すように入れ唾液を塗りたくるようにして舐め上げる。
「ひゃっ!?」
 無論そのような所を舐められるのは初めてであり、うめは嫌悪感とくすぐったさの入り混じった声を上げた。
「舌で舐めるとそれなりに感じますわね」
(口の中に落ちてきた鼻毛みたいなものか)
 ウェヌスの言葉はうめにとっても実感に裏打ちされた説得力があった。
「ふふっ、そのうち素敵な茂みになるわよ。わたくしみたいに」
 考えてみれば今ちゃんと陰毛が茂っているのは自分だけだ。葵の陰毛はウェヌスが自ら剃り落としてしまったのだ。
あれからは葵が自分で剃っているようだが、きっかけを作ったのはウェヌスである。
 葵の淫らな恥丘もよいものだが、植物を操る彼女に『茂み』がないのは少々申し訳ない気分にもなる。
マジカルスイートに変身したりのんの陰毛に顔を埋めるのは心地よい。押し出されてきた空気の香りはとても芳しい。葵でもその感触や淫香を味わいたいと思うのは贅沢だろうか。
 少し感傷に浸ってしまったが、その間無心に陰部を舐め続けたのはうめに良い効果をもたらしたようだ。古人曰く終わり良ければそれで良し。
「さあご覧遊ばせ。これが大人の性器というものですわよ」
 ウェヌスはうめの目の前で股を開き更にでも開き己の陰部を見せ付けた。同時にりのんが光球を飛ばして照らし出してやる。
金色の陰毛に縁取られ、外性器は好色そうにいやらしく膨らみ、内側はといえば複雑に波打って奈落への入り口のようである。
 金髪の少女は見たところうめの上の姉と同じ年頃のようだ。という事は、姉たちのあそこもこんなふうになっているのだろうか。
長姉の顔と、目の前の奇怪な器官が下手なコラージュ写真のように結び付く。いやいや、姉の陰毛は髪と同じ黒のはずだ。
最近ではその機会も少なくなったし、よく観察しようとすると隠されてしまうが一緒にお風呂に入った時に見た記憶がある。
0556第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:08:40.71ID:VxnDIbiv
「そして……これがわたくし達巫女の証」
 姉の像を振り払ううめの目の前で、ウェヌスの陰部がびくびくと震え、陰核が膨らんだかと思うと黄色く輝く宝珠を頂いたピアスが生えるように出てきた。
まずは大人の性器をそのまま見せるため黄水晶のピアスは体内に収納していたのだが、小用の後で拭く時や着脱時に引っかかるので通常はこうして引っ込めている。
「巫女……じゃと」
「ええ、水晶の巫女ですわ。貴女達の巫女とは少し異なりますわね。もっとも貴女はその両方になれるのだからとても運がいい」
「なりたくなど……」
「そしてもうひとつ……おわかりですわね」
 わかりたくはないが、予想に違わず秘裂を押し開いて内側からうねうねと蠢く黄色い触手が這い出てくる。
先程うめの身体を撫で回し服を脱がせた尻からの触手と同様に、いやそれ以上に奇怪で気色悪い。
 お姉ちゃんにも、こんなものが?
 いやいや、そんなはずはない。人間にこんなものは生えていない。お姉ちゃんに生えているわけがない。
 少し安心して――そしてすぐに絶望する。
 姉には生えておらずいわば無事だとしても、自分は無事ではない。もうすぐ無事ではなくなりそうだ。
「今からこれを貴女に植え付けて差し上げる。そして貴女は巫女として更に上の段階に達する事が出来る」
 これはうめを犯し堕とし覚醒させるための特製触手である。いつもの触手よりも若干太く、表面は健康サンダルのような突起に覆われている。
と、突起のいくつかからとげが伸び得物であるモーニングスターを想像させる形になる。名前からしてそれであり、自分の最高の触手を考えればやはりそこに帰着するのだ。
長さがあるのでモーニングスターというより金棒に近いのはご愛嬌といったところか。
「うわあ、素敵だね!」
「私も欲しいな……」
 羨ましそうな声を上げるギャラリー二名の意見は、全くもってうめには同意しかねるものだった。
 太腿を掴んでいた手が離れたかと思うとうめの脚には触手が絡みつき、特製触手を受け入れさせるべく股を開かせていく。
絡みつく触手は肛門から伸びている。膣から特製触手を伸ばすため取ったM字開脚の形は、肛門から伸ばすにもちょうどいい態勢なのだった。
「ああ、うめ……これからこれを貴女に挿れますわ」
「いやだ」
「聞き分けのない事を言うものではありません」
 わざと顔を顰めてみせたが、うめには見えない。そんな事をしても目の前で繰り広げられる行為が止まらないのはわかっていたが、しかしそれでもうめは目を閉じずにはいられなかった。
 目を瞑った事で鋭敏になった感覚は、触手が膣口を押し広げ這入ってくる様子を敏感に捉えた。
見ないためにまぶたを閉じたはずなのに、うめには毒々しい色の触手が自分の中に侵入して蹂躙していく様子がありありと浮かんでいた。
「ふふ、すっかり入ってしまいましたわ」
 楽しそうな声が絶望に輪をかける。
 突き入れた触手がうめの性器の最奥部に到着したのは、触手自体の鋭敏な触覚でウェヌスにも敏感に捕らえられた。
この後で切り離しうめに贈る予定だが、今はまだウェヌスの身体の一部である。名残を惜しむかのようにうめの第二次性徴が始まったばかりの子宮内を蹂躙する。
彼女も覚醒してしまえばここは支配虫に満たされてしまうだろう。ただの人間としての性器を味わえるのはこれが最初で最後になる。
一生分を味わい尽くすようにウェヌスはうめを犯してゆく。そのアグレッシブな動きは外からもうめの腹部が蠢いて見えるほどだったが、あいにく彼女は目を閉じていて視認する事は出来なかった。
「見たくないのなら見なくても結構よ。ふふっ」
 ぎゅっと目を瞑るうめにあくまでも優しく語りかける。
0557第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:10:21.18ID:VxnDIbiv
「そうだわ。目隠ししてしまいましょう。世の中には見なくてもいい雑音が多すぎるもの」
 言ったウェヌスが舌を伸ばし目元を舐め上げる。仮にうっすら目を開けていたとしても、こうすれば反射的に目を閉じるだろう。
「ひっ……」
 悲鳴を発した次の瞬間、うめの目元を生温い何かが覆う。
 無論うめには形も色もわからないが、ナメクジかアメフラシのような青黒く平たい軟体動物のような塊が、アイマスクのようにうめの両目周辺にへばりついたのだ。
舌に見えたのは塊の先端部分で、そう見せて油断させるために形を調整したのである。
「よくお似合いですわよ」
 吐き出す際に口元に付いた陰液を指先で拭いウェヌスはほほえんだ。彼女が覚醒した際には葵のヒマワリによって目隠しをされた。
江戸の仇を長崎で討つではないが、自分が誰かを覚醒させる時には同じ事をしてあげたいと思っていたのだ。
 目隠し触手は外套膜のような辺縁部の粘液物質でうめの目元にへばりついているだけで、強く吸い付くわけでもなく、うめの体内に侵入しようという様子はない。
もっともそこから入るとなると想定されるのは大惨事なのだが、とにかく何もせずくっついているだけだ。しかしやはり触手である。
表面から漂わせている香気は淫欲をかきたててならない。それが鼻の真上に貼り付いてむんむんと香っているのだ。
うめのつぼみの性欲は弥が上にも刺激され今や花咲こうとしていた。いつしかいまだ未成熟な性器は愛液に濡れ始めている。
 金髪武装戦姫はうめの背中に手を回し抱き寄せた。そして更に足をあぐらのように絡めてくる。
 触手をすっかり排出して腹も元通りになっている。身体を強く密着させられ、クリトリスのピアスが押し付けられた。
体温で温められていたのか、それとも通常の宝石とはそもそも異なるのか、予想した無機質な冷たさはなく、固いものが押し付けられる感触があるだけだ。
「ふふ、わたくしの分身がうめの中で動いているわ。膣内をぬめぬめかき回しているのがわかるかしら?
 わたくしの分泌液と貴女の愛液がぐちょぐちょと交じり合ってぶくぶくと泡立っているのよ」
「やめ……やめろ……」
「抜いたらいやらしい液体がたくさん漏れてしまいますわね。でも大丈夫ですわよ、抜かないのだから。
……うふふ、抜かずに貴女の中に入っていって、貴女の一部になって貴女を作り変えるのよ」
 ウェヌスの言葉に見守っているりのんと葵は感動の微笑みを濫かべたが、目を瞑っている上に目隠しもされたうめにはそれはわからない。
0558第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:10:47.29ID:VxnDIbiv
「それでは仕上げと参りましょう」
 うめの口の中に何か生暖かいものが入ってきて舌に絡みつく。
 もちろんファーストキスである。そもそも、キスというのは唇を触れ合わすものだとしか思っていなかった彼女は舌を絡めるなど想定していなかった。
しかし入れられたのは舌だけではなく触手もだった。伝わって入ってきた触手は舌よりも更に自在な動きでうめの舌に絡みつき、吸盤で吸い付く。
 淫液の糸を引きながら舌を抜き出すと、後に残った触手がうめの口に詰まった形になった。
「んーっ! んんー!」
 叫ぼうとしてもくぐもった声しか出てこない。効果にウェヌスは満足した。指先で淫液を拭い、うめのからだになすりつけてやる。
 続けて右手を股間にやって、自分の膣から触手を引っ張り出した。
生みの親から引き出された触手はしばらくうめの股間にぶら下がる形で蠢いていたがすぐに前張りのように形を変えてうめの性器に張り付いた。
「さて……それでは御覧遊ばせ」
 触手が張り付いた――蓋をした理由はりのんと葵にもすぐにわかった。
 表面を覆っていた鈍い棘が、一挙に鋭く伸長してうめを中から刺し貫いたのである。その鋭さは子宮どころか肉と皮を突き破って体外まで達する程だった。
「う、うわあ……」
「すっごい……」
 りのんも葵も思わず自分の性器を手で覆い隠した。
 うめの下腹部には当然激痛が走った。きっと口に封をされていなければ凄まじい叫び声を上げていただろう。そして、膣口に蓋をされていなければ鮮血が溢れ出てきていたに違いない。
 しかし、同時にほとばしる淫液によって快感ももたらされる。激痛と快感に同時に襲われてうめの心は千々に乱れた。
 うめを刺し貫いた棘は支配虫としての本分に立ち返り、突き刺さったまま肉体に同化して傷を癒していく。傷がふさがると同時に痛みもおさまり、後には痛みを中和して余りある快感がそのまま残った。
中の部分が同化するに従い前張になっていた部分も徐々に中に侵入していくと、散々犯された後かのように血と混じった愛液がぼたぼたと草の褥に滴った。
0559第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:11:31.73ID:VxnDIbiv
 快感も引いて落ち着いてきたところで、口に詰まり目に貼り付いていた触手が取り去られた。
 口に詰められた触手を取り除かれると溜まっていたよだれが一挙に漏れ出た。目隠しの方は涙と汗が混ざっていて、生温い温度で髪に流れていった。
 気がつけば手足も解放されていて、うめは草のベッドの上に力なく横たわり三人の視線を浴びている。
「さて……おめでとう。これで貴女もわたくし達の仲間ですわね」
 葵に預けていた服を再び身に着けた武装戦姫が叙勲めいた口調で言うと、横にいた女の子が親しげな笑みを向けてくる。
「よろしくねっ、うめちゃん」
 うめと同じ年頃の彼女は、消去法で行くと先程の悪魔なのだろう。口調や声が似ていた。
 続いて三人目の少女が数本束ねたヒマワリを差し出してきた。
「まずはこれ、私のヒマワリっ! お祝いの花束だよ」
 しかしうめは葵が差し出した花束を弱々しく払いのけた。
「……お主らの仲間になど、なりたくないわ……」
 続けてヒマワリを地に叩き落とそうとするが、その前に柔らかいてのひらがそっとうめの手を包んだ。
「そう、それでは仕方ありませんわね」
 てのひらの主――ウェヌスは至極あっさりと頷いた。
「わたくしが心を込めて精魂を尽くして植え付けて差し上げたのに勿体ないですし残念ですけれど、裏を返せばそれだけのことをしても貴女には受け容れてもらえなかったという事ですものね……諦めましょう」
 武装戦姫はりのんと葵の目を諭すように覗きながら言い、最後にうめにほほえみかけた。
「でも、もし気が変わったらいつでも歓迎しますからね」
 予想外の答えにうめは目を伏せたが、ウェヌスは構わず続ける。
「りのん、タクシー運転手に変身してもらえるかしら?」
「え……うん」
「お詫びにお送りしますわ。もうこんな時間だもの、早く帰った方がいいのでは?」
「大丈夫じゃ、自分で帰れる……」
「あら、そう…… それでは服も自分で?」
「当然じゃ…… 早く失せろ化け物ども! 地獄に落ちろ」
「あらあら、嫌われたものですわね…… まあいいでしょう。りのん、自分で着られるって」
「うん……」
 りのんがおずおずと差し出した着衣一式をうめはひったくり、三人を無視して着始める。
「それではわたくし達は消えるとしましょう。葵……」
「ちょっといいかな、その草消えるから」
 無視していた割に素直に従ったうめが退くと敷き詰められていた草がみるみる縮んで小さな種に戻る。葵がつまみ上げるとそこには元通りの荒れた路面があるだけだ。
「またわたくし達に会いたくなったら学校にいらっしゃい。そうそう中学校からの編入も受け付けているから、その気があるならご両親に転入を相談してみてくださいな」
 親切な声で語るがやはりうめからの返事はなかった。
 少し寂しそうに笑って歩き出したウェヌスに二人が続き、後には黙々と着替えるうめが残された。
0560第十話『彷徨えるアンデッドをやっつけてうめ祭りに行こう!』2012/06/09(土) 00:11:48.69ID:VxnDIbiv
「……ねえ、よかったの?」
 行き場を失くしたヒマワリを弄ぶ葵に尋ねられたウェヌスは泰然自若と目を細める。
「ふふ、細工は流々、仕上げを御覧じろ……」
「あ、やっぱり何か企んでるんだ?」
 芝居がかった言い回しの意味はよくわからなかったが、何かしらの計略がある事は理解して葵の表情が明るくなる。
「八剣うめ、いい名前ではないですか」
「うん、ちょっと古臭いけど私は好きだな」
「あ、植物つながりなんだ! 葵ちゃんのあれでしょ? 水戸黄門の」
「そうそうそれそれ。出来れば苗字とつなげて読んで欲しいけどねー、私は」
 日向葵、名字は倒立しているがヒマワリで、名前だけならアオイである。
「りのん、貴女が言っていたとおりよ。一度寄生してしまえば身体はもう元に戻る事はない」
「うん、そうだよね」
「今は表立って活動しないように抑えて人間のままのふりをさせているだけで実際には徐々に変化しているはずよ。確実にね」
「あ、そっか。普通の人間ならあんなにすぐ回復しないもんね」
 合点がいったように葵は一人頷き、その様子からりのんも自分が思い違いをしていた事に気付く。
「あの子も葵ちゃんのヒマワリで回復したんじゃなかったんだ」
 膣の中をめちゃくちゃにされたのだ。それが立って歩けるまでに回復していたのだから当然葵のヒマワリを使ったものと思い込んでいた。
「あの傷を全部埋めたって事は……それに更に増えていくから……なるほどなるほど」
「そして八回オナニーすれば一挙に発動するわ。ふふふ。八剣うめ、本当にいい名前」
「ウェヌスどん悪いなあ」
「ウェヌスちゃんやっるぅ」
(邪悪の極みだね)
 三人は顔を見合わせて笑った。気のおけない仲間の笑みが肴になってとても気持ち良く笑える。それを下からあんみつも見上げている。
「一回でもオナニーすればもう快感の虜でしょうね。最初の一回を越えればあとはもう……ふふっ」
「それをきいて安心したよ。早くうめちゃん仲間になってくれないかなあ」
「もうすぐよ。大丈夫」
 娼婦めいたサキュバスに変身している顔で子供っぽく待ち遠しい顔のりのんに、ウェヌスと葵は姉のように優しくほほえみかけた。
「えへへ、それじゃ……タクシーうんてんしゅさんにへーんしーん! うめちゃんは送っていけなかったけど、ふたりはちゃんと送っていくからね!」
 りのんもそれに応えて満面の笑みを濫かべた。
 これから二人を乗せて夜の道路をドライブするのもなかなかに楽しそうで胸が躍っていた。
(僕は助手席だからね)
「トランクにでも詰め込んでおしまい」
0561名無しさん@ピンキー2012/06/09(土) 00:22:39.16ID:VxnDIbiv
要は逃げてきた女の子を助けてみたら実はもう寄生されていて油断してるところを主人公も寄生されちゃうネタをやりたかったのです……
連鎖寄生悪堕ちモノだと割と王道な気がする。
ラスボスやっつけて一安心ってところでヒロインの目が赤く光ったり。おおこわいこわい。

しかし阿羅耶識もそうだけどダークロアとイレイザーのキャラがマジで浮かばないので困る。
歴は長いので全色使ってきたはずだけど……
とりあえず真代詠は渡来愛花との間でお兄ちゃん巡って作り笑いを濫かべつつもテーブルの下で足の踏み合いしてれば俺が楽しい。
0562うめの八点鐘2012/06/09(土) 00:24:41.05ID:VxnDIbiv
 うめの足取りは重かったが、だからと言って帰らないわけにもいかない。
 むしろ速く歩くように意識する事で嫌な事を忘れられ、いつもより速いくらいの速度で自宅に帰り着く。
 灯りは点いていないし、安物のキャラクター腕時計が示す時間からもまだ家族は寝ているものと思われた。
 部屋の窓には鍵を掛けていない。魔剣の力で霊力に目覚めて以来、夜間辻斬りに出かける時はいつも窓から出入りしていた。
 夜間外出が家族に知られたら厄介な事になるからだが、今日は特に気付かれたくなかった。
 社務所の物置から拝借した潤滑油を注した窓はいつものようにするすると開いた。障子を開けて身を滑り込ませ、再び窓を閉めてしっかりと鍵をかける。
 星明かりに浮かび上がる出かけた時のままの部屋を見渡し、うめは大きくため息を吐き出した。
 とりあえず、出掛けた事には気付かれていないようだ。……問題はもうひとつの方だが。
 部屋は変わっていないのに、自分は――なんかよくわかんないけどなんかされた。もう出掛けた時の自分ではなくなってしまった。
 目覚めた霊力に浮かされて辻斬りなんぞに行かなければよかった。
 胸がつまり、熱い涙がこぼれた。
 もう取り返しはつかないのかもしれないが、きれいにしよう。一瞬でも早く汚れを落としたい。
 今から風呂に入れば気付かれてしまう虞があるが、絞ったタオルで問題の部分を清拭するくらいなら大丈夫だろう。
目が覚めて台所まで水を飲みに行く事は珍しくないし、ついでにタオルを絞ってもなんとでも言い訳できるだろう。
 氏子が持ってきた社名入りタオルを引っ掴み、うめは台所に向かった。三姉妹の中ではうめの部屋が一番台所に近い。親に決められた部屋割りに感謝した。
 言い訳も兼ねて愛用の湯のみに冷蔵庫の麦茶を注いで飲み干した。残り少なかったので飲み切って、冷水筒をざっと洗って流しに伏せる。
思ったよりも大仕事になったと思いながらタオルを絞ってうめは部屋に戻った。
 勉強机の椅子に座って下半身を露出する。あれだけの事をされたのに今はなんの違和感もなかったが、それが却って不気味だった。
 常に清潔に保つよう、一緒に風呂に入った時に大姉ちゃんに言われた場所だ。
あれだけ綺麗にしたいと思っていたはずなのに、いざとなると触れるのが躊躇われた。とりあえず、むき出しの太腿を拭いてみる。
 タオルが肌をこする音、そして目覚まし時計の秒針が刻む音とうめの呼吸が部屋に響く。
「……よしっ」
 しばらくそうした後、意を決してタオルをあてがった。
「……ひ、ぁっ!?」
 ただ拭いて清めるだけのはずだったのに、そこにタオルが触れた途端、全身を衝撃が走った。
 タオルのざらついた生地がこするたびにとてつもなく気持ちよくなる。
「手……がっ、止まらない……」
 実際には自分の意志で手を動かしているのだが、手を止めてこの快感を放棄する事は到底容認し難い。
うめは手が勝手に動いているのだと言い訳しながらタオルで性器をこすりまくって快感を貪った。
 いつしかそこはじんわりと濡れ始めた。タオルの水分が移ったのではない。神社の掃除で鍛えた腕でちゃんとしっかり絞ってきた。
うめの身体は刺激に対する反応として内側から水分を分泌し始めたのである。
生まれ持った体質なのか、それとも先程植え付けられた支配虫の影響なのか――自慰をするのが初めてだとは思えぬほどの量がタオルを濡らし、周囲に塗りたくられて滴り落ちる。
 最初は椅子を掴んで身体を支えていた左手は今や会陰をいじっている。性器から湧き出した液体に濡らされて、指の滑りもなめらかだ。
 誤ってタオルを取り落としてしまう。しかしいま手を休めて身をかがめタオルを拾うのは考えられなかった。
 うめは己の指でそこに触れた。少し前までタオルを触れる事すら躊躇っていたのが信じられないほどに自然な動きだった。
 すでに充分以上に潤されたそこはうめの指を優しく迎え、そして完成へと導く。
「う、あ、ああああああっ? ひ、ひあああああ――っ……」
 初めての感覚が全身を駆け巡り、蹂躙されたうめの意識は白い闇の中に消えていく。
 こうして八剣うめの人生最初のオナニーは無事完了したのだった。
0563名無しさん@ピンキー2012/06/18(月) 02:42:15.70ID:yl7QZcMN
ネフティス「暇じゃのう」
アヌビス「ですねえ」
セクメト「にゃー」
アヌビス「やることもありませんから新製品の宣伝でもしましょうか」
ネフティス「そういえば次は冥王星らしいの」
アヌビス「はい」
セクメト「メインビジュアルはめーおーせー全然関係にゃい猫だけどにゃー」
ネフティス「なにやら冥界ファクターなるものもあるとか」
セクメト「にゃ」
ネフティス「冥界といえばわらわ達じゃ。復活できそうじゃの」
アヌビス「そうでしょうか。冥約に修行者と、私たち最近入ったばかりですし」
ネフティス「現にお主は復活しておるではないか。夏休みなど取りおって」
セクメト「年中お休みのアヌビスちゃんには、にゃつ休みなんていらにゃいにゃー」
ネフティス「そもそもなんじゃあの卑猥なポーズは。あんなはしたない娘に育てた覚えはないぞ」
アヌビス「(不倫して私を産んだはしたない人には言われたくない・・・)
      ・・・しかも私の能力と全然関係ないですしね。あのカード」
ネフティス「うぅ、いいのう、わらわもカードにならぬかのう」
アヌビス「戦いたいんですか?お母様」
ネフティス「いんや、全然。たとえばお兄様と添い寝できる効果のカードなどをな」
アヌビス「誰も使いませんよそんなの」
セクメト「あたしはそろそろ戦いたいにゃー、出た瞬間みーんなしゅくせいのカードにゃ!」
アヌビス「イレイザーにでもなるつもりですかあなたは」
ネフティス「そもそもお主は特に冥界と関係ないしの、出れるかのう」
セクメト「うにゃー、戦いたい戦いたいさつりくしたいにゃー(じたばた」
アヌビス「(ダメだこの人は・・・)呑みますかセクメトさん」
セクメト「・・・にゃ。ぐびぐび」
ネフティス「そういうお主はどうなのじゃアヌビス、戦いたく・・・はないじゃろな、“夏休み”じゃし」
アヌビス「はいv」
セクメト「こくこく、ぷはー・・・やっぱり平和が一番ですよね」
ネフティス「じゃのう」
アヌビス「戦いなんていりません」

MBさん「いや宣伝しろよお前ら」

戦うTCGアクエリアンエイジ 惑星シリーズ第3弾エクスパンション「冥烙の門」6月22日(金)発売!
0564名無しさん@ピンキー2012/06/19(火) 20:45:28.90ID:833CzRrf
朝比奈ほたるが分類的に夏が終わると同時に死んでそうで困る。
夏休み旅行の最終日前日の昼頃出会って一緒に夏祭り行って屋台で色々食べて花火見てて繋いで
翌朝駅のホームで「また会おう」と言ったら陰のあるほほえみで頷いてみたり
電車の見える丘で涙を濫かべて大きく手を振ってたりして。

「手紙書くよ」と教え合った住所にやって来たのは訃報でした。
恥ずかしがる彼女を説き伏せて撮った写真は花のような笑顔でそれが遺影になってしまうとか。
書いてて自分でせつなくなってきたな。

あと十誠のレミリアは半目なので自分で書いた話のおかげでオナニーしてる顔に見えてきた。
0565 ◆1OAwqH848g 2012/06/19(火) 23:24:19.25ID:Ds2SNjU2
>>539さん
相変わらずGJ!
長文を書けない身としては、マジ尊敬します……

563さんの文章のアヌビスの「やることもありませんから」に「ヤリまくってるくせに……」とか思ったのは内緒です。
色々あって「もう書く気ねーだろ」と突っ込まれもしましたが……エロシーンはこれでやっと最後です。
あとは家で待ってたネフティスさんの出番だけですので蛇足になりますが、まぁこれはそんなにかからないと思いますでのご容赦を。
……こそこそ。
0566お風呂編(4)2012/06/19(火) 23:26:50.33ID:Ds2SNjU2
「んうっ……」
荒い吐息が、耳元をくすぐる。
自分が上になって動くという慣れない行為はぎこちなく、もどかしいような刺激が性器を刺激する。
水の抵抗としがみ付いた不自然な姿勢のせいか十分に動けないようで、陰茎の中頃までしか抜けずにまた腰を落とす。
「……うう……く……んぅ……」
何度か繰り返し出し入れした後、堪えた声を漏らし腰を下ろした。
少しだけ間を置いて、急に入り口に力を込めたかと思うと押し付けるように円を書いて腰を回した。
「ダメ……」
グリッと音がしそうな程に押し付けながら、浴槽に手を付いて上半身を離す。
困ったような表情を浮かべ、熱を持った声が溢れた。
「こんなのじゃ……我慢、出来ません……」
呟くと畳んでいた膝を伸ばしゆっくりと腰を浮かせる。
殆ど引き抜かれた男性器が湯の中で姿を見せた。
先端の突起が彼女の入り口に引っかかるように残り、そこで彼女が動きを止めた。
「ふうっ……んっ!」
ぐっ!と音がしそうなほどの勢いで腰を落とし、同時に先ほどとは比べ物にならないほどの摩擦と刺激が男性器を襲う。
思わず声が漏れると、それに気づいた彼女が微かに微笑んだ。
「ダメですね、私」
再び腰を浮かせながら、視線を交わらせて言葉を紡ぐ。
「気持ち良いんです……貴方が、気持ち良さそうなのも、気持ちよくて……その……」
軽く頬に唇が触れた。
「……だいすき」
そう言うと、より強い刺激を求め彼女が大きく腰を動かす。
先ほどまでとは違う動きに湯船の湯が大きな波をたて、飛沫が外に溢れた。
いつもと違う彼女が主体の性交に背徳的な快感を感じながら、もう一つの欲求が顔を覗かせる。
それに抗う理由は無く。
咥え込んだ部分を見つめるように下を向く彼女の、その顔のすぐ下に揺れる控えめな乳房が目に入る。
「んくっ……?」
先端を強く摘み全体を鷲掴みにすると、可愛い嬌声が漏れた。
「も、もう……そんな事されたら、ちゃんと動けません……って……」
抗議の声に答えず、もう片方の乳房に舌を這わせそのまま吸い上げた。
先ほどよりも少しだけ柔らかな、それでも普段より硬くなった先端を軽く挟み舌の先で何度も突く。
右手の親指の爪と人差し指で乳首を挟み、硬い部分に押し付けるように人差し指の腹を往復させる。
快感に束縛され動けなくなった彼女の乳房から口を離し、肌を這わせならが首筋を目指し、上半身を起こした。
快楽から逃げるように背筋を伸ばし、彼女が軽くバランスを崩し後ろに身体を落としそうになると、繋がったまま空いた手を背に回し反対側の湯船にそっと押し付けた。
0567お風呂編(4)2012/06/19(火) 23:27:19.85ID:Ds2SNjU2
「え……?」
状況を整理しきれない様子の彼女。
戸惑ったままの彼女の頬に、先ほどされたように唇を這わす。
「俺の方が、もっとアヌビスの事を、好きだ。」
応える余裕を与えたくなかった。
彼女が考える前に、深く押し込む。
「んっ……!」
自分でもわかるほど乱暴に、彼女を貪るように押し込み一番深い所を押し付ける。
強く抱きしめる。
他の誰にでもわかるようにと首筋を強く吸い上げた。
その印はすぐに消えると分かっていても、永遠に残るように、と想いを込めて。
「うっ……痛っ……」
聞こえるか聞こえないかの、微かな抗議の声。
「ご、ごめん」
その声に少しだけ我に返り謝罪の言葉を伝えると。
……舌を絡ませ、深く口付けをされた。
「……いいんですよ、好きに、して欲しいんですから」
はぁ……と吐息を漏らし、離れた唇から言葉を紡ぐ。
「これ以上無いってくらいに好きなのに……もっと、好きになっちゃうんですもの」
背に手を回される、耳元に息がかかり秘め事のように微かな声が擽る。
「私も……どうしたらこの気持ち……全部伝えれるか、わからないんです……だから」
抱きしめられ、軽く爪を立てられ微かな痛みが走った。
「……壊れちゃうくらい、愛してください……」
両手の力が緩められ、彼女が湯船に背を預ける。
様々な感情を映したその表情を、ただ自分だけのものにしているという一種の罪悪感と幸せを反芻し。
もう一度唇を重ね、腰を動かし始めた。
「ん……ふぁ……」
薄く開いた瞳と、微かに開いた唇から声が漏れる。
引き抜かれる度に彼女の内側が痙攣するように締まっては、押し込む度により深く引き入れようと襞が絡みついた。
別の生き物であるように動くそれは、けれども連動するように溢れる嬌声が彼女自身である事を再認させる。
快感を堪えることを止めた彼女の表情は蕩け、何度も繰り返しキスをした。
すぐにでも彼女の内側を染めてしまいたいのに、いつまでもこの快楽を貪りたい気持ちを止められず、射精を堪え往復を繰り返した。
それでも、何度も感じたことのある背筋を伝う感覚が、射精が近いことを知らせる。
「っく……は……アヌビスっ……」
終わらせたく無い、そう思いながら彼女の名を呼ぶ。
「っは、うん……く、下さいっ……!」
きゅう、と彼女の入り口が締まり、それが合図だったかのように膣内に精液が押し出された。
少しでも奥に流こむ為に腰を押し付け、湯船の床から彼女の身体が浮き上がる。
彼女はその足を閉じ、少しも精液が漏れないようにするかのように、強く強く男性器を締め付けていた。
0568 ◆1OAwqH848g 2012/06/19(火) 23:33:06.70ID:Ds2SNjU2
……アヌビスのエロシーン、以上になります。
ほんっと、色んな意味ですいませんでした!
迷惑ついで、というにはあれですけど……どうぞ最後までお付き合いしてくださる方が居ましたら、宜しくお願い致しますorz
0569名無しさん@ピンキー2012/06/20(水) 00:45:58.45ID:mjwbbtbm
よーく見てみたら十誡だった。ですよねー。十戒を十誠っていう宗派があるのかと。髪に対して誠実たれみたいな。
十戒だけに十回オナニーとか無理無理むりむりかたつむり。八剣うめの八回もノリで書いて後悔してるのに。
オナンがしたのはオナニーじゃなくて膣外射精(精液を地に流した)なのは何かネタに……ならないか。
オナニーする女キャラをおかずに男MBがオナニーしてどこまで飛ぶか試した後で床にこぼれた精液を四つん這いで舐めさせるとか
よし精液はあそこまで飛んだから今度は尿だと精液必死に舐める頭におしっこハイドロプレッシャーとか。

>>565
もちろんラストまでお付き合いさせて頂きますよー。
過分におほめいただき恐縮ながら私もがんばります……
0571第十一話『うめの八点鐘』2012/06/22(金) 23:58:42.87ID:eDmIxKSq
冥烙買おうと財布に420円用意していったら惑星シリーズ開始に合わせて家格変わってたの巻


 うめは電車に乗っていた。対面型の席の進行方向向き窓側に座り、流れる景色を眺めていた。電車は山の中を走っており、淡く色のついた窓ガラス越しに見える木々の緑が少し寂しく映った。
「ねね、うめちゃん!」
 向かいに座ってやはり車窓の景色を眺めていた少女が話しかけてくる。ずいぶんと馴れ馴れしい態度だが……知り合いだろうか? 誰だろう。思い出せない。
「あれ。炭を焼いているのかな? 社会のじゅぎょうでやったよ」
「あるいは陶磁器を焼いているのかも知れませんわね」
 うめの隣の金髪の少女が、窓際に付いているミニテーブルの上にスペードとダイヤの3のカードを置きながら言った。
「わたしの植木鉢はプラスチックだけどねっ。あーがりっ」
 斜向かいからハートとダイヤのキングが放られ、最後の一枚が向かいの少女に押し付けられる。少女は渋面を作り、意外に手早い動きでシャッフルして五枚のカードをうめに差し出した。
「……私の番か」
「うん、そうだよ」
 左から二番目のカードを引き、裏返して確認する。スペードのクイーンだった。
 うめの手札は――
0572第十一話『うめの八点鐘』2012/06/22(金) 23:59:46.07ID:eDmIxKSq
「……ん」
 そこで、うめは目を覚ました。
 いつもの布団ではない。勉強机の椅子に座って寝ていたようだ。勉強しながらそのまま寝てしまったのか。自分もなかなか真面目な優等生のようではないか。
 そんな事を思いながら、覚醒していく意識は下半身に何も履いていない事を触覚で捉え――その理由をも思い出させた。
「!」
 快感を貪るうち投げ捨てた濡れタオルが畳を濡らして染みを作っていた。
「なんという……おぞましい……」
(じゃが……)
 口に出すのはしかし、そうやって否定の意思を宣明しなければならぬ程に快感が強く忘れ得ない印象を残した証である。
(気持ちよかった……のう)
 もう一度あの快感を味わいたくて、「おぞましい、なんということじゃ……」口で否定しながらも、パンツを穿いていない下半身に指を伸ばそうとする。
 隣の部屋で物音がした。
(小姉ちゃんも起きる頃か……)
 うめの部屋の隣は次姉の部屋だ。
 これまでの経験に照らせば、もうすぐ朝の務めを終えた長姉がうめを起こしに来るだろう。
 陰部をいじくって快感に溺れる姿を姉に見せたくはない。
 姉の顔を思った途端に自制心が湧き上がる。うめはティッシュペーパーで陰部を拭うと立ち上がってタンスからまずパンツを取り出して身につけ、それから身支度を整え始めた。
 ハンガーに掛かった制服は新しくスカートの折り目もくっきりしている。紺のジャンパースカートの制服率直なところ地味でださいが、大姉ちゃんも小姉ちゃんも着てきた伝統の制服である。そう思うと、だささにも若干の愛着が湧いてきた。

 しかし、果たしてうめは知っていたかどうか。
 今の彼女にとっては姉と重なる清らかさの象徴のような紺は制服同様に体操着にもよく使われる色であり、特にスクール水着の色として一部には色欲の象徴たる色だという事を……
0573第十一話『うめの八点鐘』2012/06/23(土) 00:02:13.91ID:DLuZBcRf
 衣食足りて礼節を知るという言葉がある。
 三時間目あたりからうめは空腹を覚え始め、それからは退屈な授業の間空腹を意識して過ごしていた。
 四時間目が終わり待ち望んだ給食の時間がやってきて、酢豚とサラダっぽいものにわかめの味噌汁と牛乳の献立で空腹が癒された時、空腹が理性を押しのけて作った脳の場所から退去した後を埋めたのは早朝に味わったあの感覚を求める気持だった。
 あの快感を味わいたい、早く帰っていじりたい。鎌首をもたげ始めた気持ちを抱えながらうめが食事していると、不意に口の中に快感を覚えた。
(……? これは……なんじゃ? 気持ちいいのう)
 ぼうっとしていた意識を引き戻して快感の原因を探れば何の事はない、それは口の中に箸が触れていた。食事をすれば当然の事で、これまで十二年間の人生で意識した事などなかった。
 しかし、唇や舌、口腔内に硬い棒が触れるのは何とも気持ちよかった、何故これまで気付かなかったのだろうか?
 そしてうめは更に気付く。
 この棒で、あそこを触ったら、どうだろう?
 急に高まり始めた鼓動を感じつつ、うめは給食を平らげて休み時間開始をじっと待った。
0574第十一話『うめの八点鐘』2012/06/23(土) 00:03:34.15ID:eDmIxKSq
 美術の授業は各学級の教室で行われ、美術部も廃部になったため校舎の端にある美術室が使われる事は稀で、傍らのトイレもほぼ使われない。
 姉からの情報でそれを知っていたうめは、誰にも邪魔されず学校で一人になれる場所としてここを選んだ。
 しかし入ったのは男子トイレだった。なぜ異性のトイレを選んだのかはうめ自身よくわからない。ただ、誰も使わない、一日、一週間誰も来ないだろうトイレの入口に立った時、僅かな逡巡の後彼女は男子トイレの扉を押していた。
 個室に入り、扉の鍵を占めるのももどかしくパンツをくるぶしまで下ろした。
 粘液が糸を引いてぷつりと切れる。
 いつのものなのだろう。トイレットペーパーは湿気を吸ってたわんでいる。人が訪れない証明を得て、うめは何故だか誇らしくなった。
 荒い息もここでは隠す必要もない。うめは隠すように持ってきた箸を迷う事なく陰部に突っ込んだ。
 先ほどの給食の時間に酢豚を挟んだ箸。ご飯をつまみ、サラダに入っているレーズンが不評でうめもつまみ出すのに使った。
 その箸が今はうめの幼い性器をかき回している。
 なんという背徳感!
 男子トイレに入ったのもこれを味わうためだったのか。うめは恍惚のままに箸で性器を貪った。
 指よりも細く固く尖った箸はより深く鋭く性器を刺激出来た。
 最初は右手で食事の時の作法を作り刺激していたが、やがて背中を壁に預け両手に一本ずつ持ってやりだした。洋式だったなら腰掛けてしたのだが、まあ仕方がない。
 そういえば昔水飴をこうやって両手に一本ずつ持った割り箸で練った事があった。上手く出来ずに畳に垂らしてしまい小姉ちゃんには怒られたが、大姉ちゃんはかわりに代わりに作って食べさせてくれたっけ。
 今頃姉は何をしているのだろうか。よもや妹が母校のトイレで自慰にふけっているとは思いもすまい。少し申し訳なくなったがもはや手は止まらない。せめて気付かれないようにしなければ。
 股間から滴った粘液がパンツに垂れた。水飴が垂れたのは自分でもまずかったと思っているが、愛液が垂れるのは歓迎だ。どちらにしろ小姉ちゃんには怒られるだろうが。
 箸でかき回された愛液は白く泡立っている。もっとこねれば水飴のように固くなるだろうか。
 少なくとも、快感は高まっていくようだった。
0575第十一話『うめの八点鐘』2012/06/23(土) 00:05:15.12ID:DLuZBcRf
 武装戦姫はカツカレーが好きである。
 カレーは言うに及ばず、とんかつは勝つに繋がるしそもそも肉だ。好きなもの同士の組み合わせは相乗効果で更に好ましい。
 しかし、今日のお目当てはカツカレーではない。
 ボタンを押せばやってくる仕組みだが、ちょうど他の席に配膳して戻っていく店員がいたので捕まえて告げる。
「注文しても宜しいかしら?」
「はい、お願いします」
「ロースカツ定食の梅を、味噌汁を豚汁にして」
「ロースカツ定食の梅、味噌汁を豚汁変更で……以上で宜しいでしょうか?」
 無言で頷く。
「かしこまりました! 梅定特盛豚汁入りまーす!」
 厨房に注文が通ったのを確認したウェヌスはスマートフォンを取り出して料理がやって来るまでの暇をつぶす事にする。極星帝国には存在していなかったおもちゃだが、なかなか便利で面白い。
 リリア・ベテルギウスにあげたら喜びそうだ。――いや、きっともう持っているだろう。
 と、不意に左手中指が痙攣してスマートフォンを取り落としかける。
「……っ」
 危うくスマートフォンを掴んだ右手中指の爪には、一般の人間には読めないし見えない赤い文字が淡く光っている。もっとも読めないのはウェヌスも同じだが。
(こんな陽の高いうちから……なかなかお盛んなようですわね)
 うめが八回のオナニーで覚醒するのだと説明したところ、現場に残ったうめの体液をもとにりのんが魔法のマニキュアを作ってくれたのだ。
 うめの体液を付けた指をりのんの膣に突っ込んで、呪文を唱えながらぐるぐるかき回したところに今度はウェヌスが親指を除く両手の指を突っ込んでまた呪文を唱えて出来上がり。
 既に済んでいた最初の一回はりのんが主導で点灯させたが、二回目からはうめがオナニーする度に灯るという仕組みである。
 それにしても、発動する時にこんな性的快感をしかも指に覚えるとは思っていなかったが。
(りのんもなかなか茶目っ気がありますわね。今日会ったら覚えてらっしゃい)
 腋をくすぐってやろうか、胸にとぐろを巻かせて揉みあげてやろうか。触手はなかなか重宝する責め具である。
「梅定食豚汁お待たせしましたぁ」
「ええ、ありがとう」
「ご注文は以上でおそろいでしょうか」
「ええ」
「ごゆっくりどうぞ」
 ウェヌスは醤油を取り上げてロースカツに回し掛け、それから七味を一面に振り掛けた。
(うめ定食……ふふん。今日は貴女に敬意を表して和風で頂くわ、うめ)
 かつてカツカレーを目当てに入った時、料理が出てくるまでの時間つぶしに品書きを眺めていたらロースカツ定食(梅)なるものがあったのが記憶に残っていた。それを思い出し、うめの記念に食べてみようと思い立ったのだ。
(それにしても……)
 口に運ぶべく、左端のカツを箸でつまみながら思う。
(この国では梅を食べるそうだけれど、この定食にはどこにどのように梅が使われているのかしら……?)
 日向葵が登校途中のコンビニで昼食にと買ってきた梅の握り飯を半分分けてもらったが、なかなか刺激的な味だった。

 武装戦姫は知らなかった。この国では松竹梅で等級序列を表す事を。
0576名無しさん@ピンキー2012/07/07(土) 01:48:52.89ID:xcM+xkBe
多目的トイレで夜羽子・アシュレイがうんこした後流さずに出入口をロックして
さらにガムテープで目張りしたりワイヤーで錠を縛り付けた状態で
霧化して外に出てそのまま帰ったらみんな困るだろうなあと思った。

でも別に夜羽子以外でもてレポートできるE.G.O.や次元移動できる極星帝国
魔法のWIZ-DOMに転送とかできそうなイレイザーでも同じ事が可能だよね。
0577名無しさん@ピンキー2012/07/09(月) 00:24:13.50ID:K/wOtAPd
紙がなくても物質転送装置で送ってもらえるイレイザー最高
0579名無しさん@ピンキー2012/07/14(土) 12:10:33.73ID:LzLcUUvI
桜庭一花ちゃんの汗でムレムレのおぱんちゅくんくんしたいよぉ
0580名無しさん@ピンキー2012/07/15(日) 14:33:50.12ID:WwV83HBz
はぁ暑いから体操服ブルマで原稿やってる月島薫子たんのタオルに染み込んだ汗をちゅうちゅうしたいお
0581名無しさん@ピンキー2012/07/21(土) 01:57:07.92ID:u1WwTizW
真代詠がお兄ちゃん大好きっていう場面できんたまんこって続けたら感動が台無し
お兄ちゃん大好きんたまんこ
0582名無しさん@ピンキー2012/07/27(金) 02:07:10.07ID:A6aJZgdg
アヌビス様のスレンダーな引き締まったおなかと白水着が眩しすぎる
おへそprprprpr
0583名無しさん@ピンキー2012/07/27(金) 10:10:25.38ID:YEAdBRjp
土用の丑の日なのでアクエリキャラの皆さんをウナギまみれプールに放り込みたい
水着の中にウナギが入り込むのも萌えるが全裸で前後の穴に入り込むのも(;゚∀゚)=3ハァハァ
0584名無しさん@ピンキー2012/07/27(金) 23:57:38.57ID:l1+07GCl
うが付くアクエリキャラを片っ端から性的に食べるお( ^ω^ )
0585名無しさん@ピンキー2012/08/03(金) 02:39:54.57ID:n7rALMf/
誕生日が闇の日で『魔剣拾って悪堕ち』してるロリの八剣うめはもっと評価されていい
0586名無しさん@ピンキー2012/08/04(土) 23:32:24.38ID:LrNroqS1
サッカー見てからアヌビスの機嫌が微妙に良くないんだぜ
今夜はたっぷりかわいがってあげないとな・・・
0587名無しさん@ピンキー2012/08/04(土) 23:56:22.29ID:cuGVhwEW
やめろアヌビスそのゴールデンボールはサッカーボールじゃない
0588名無しさん@ピンキー2012/08/06(月) 00:40:18.55ID:okQDwDKI
「コミケ遠征の帰りに上野のツタンカーメン展を見に行きましょう」って
アヌビスが目を輝かせながらねだってくる・・・
アヌビスにとっては珍しいもんじゃないだろうに
きっとすごい勢いで薀蓄を聞かされるんだろうな
0589名無しさん@ピンキー2012/08/10(金) 21:17:15.32ID:k167+pal
アヌビス「帰りにツタンカーメン展を見に行きませんか」
MBさん「俺がコミケ入ってる間に見ておいでよ、アヌビスコミケなんて興味ないだろ
(3日目の後で行く体力ないし、アヌビスがいるとエロ本買いにくいし…)」
アヌビス「興味はありますよ」
MBさん「そうなの?(まさか腐か?)」
アヌビス「貴方がどんなものを好きかもっと知りたいですし」
アヌビス「貴方にも、もっと私のことを知ってほしいんです」
アヌビス「だから、一緒に見に行きたいのです」

まで想像した!
0590名無しさん@ピンキー2012/08/14(火) 22:41:28.39ID:eR+B1BQX
夏と言えば水着
水着と言えばアクエリしりとりの優芽の尻だな
よつんばいにさせて水着越しに尻コキしたいれす^q^
0591名無しさん@ピンキー2012/08/15(水) 11:31:23.84ID:x53r/UKa
ティタニアとか昆虫の羽ついてる系のキャラの羽もぎ取って後ろから突っ込みたい
0593名無しさん@ピンキー2012/08/19(日) 04:27:53.15ID:5c9rw2zh
>>588-590
いまさらだけどアヌビスのことを知るならツタンカーメン展より
六本木ヒルズの古代エジプト展のほうがいいと思う
アヌビス様とネフティス様がこれでもかとばかりに出てくるぞ
0596名無しさん@ピンキー2012/08/20(月) 23:56:27.51ID:2xygSAH8
>>595
かわゆすなぁ
さっそく設定してみた
ウォーリーのくにみたいになったw
0598名無しさん@ピンキー2012/08/22(水) 08:34:01.16ID:vh+JeDtZ
アヌビス様とネフティス様がこれでもかとばかりに出てくる薄い本ください
0603名無しさん@ピンキー2012/08/24(金) 02:16:13.61ID:mY4x7m+t
>>598
アクエリで同人してる人は今いるのか?
某サークルはもう売る方も買う方もアクエリ好きではなさそうだし
0611名無しさん@ピンキー2012/09/10(月) 22:18:57.65ID:V1zJ2T7V
アクエリの登場人物は日々戦いに明け暮れているわけだからな
そりゃみんなムッキムキだろJK



という冗談は置いといて、腕が細くて直線的だからマッシブに見えるのかもね
もう少しぷにっとさせれば…
0614名無しさん@ピンキー2012/09/19(水) 00:44:19.01ID:+pdVyfrk
雨と雷が酷いのでアヌビス様といちゃいちゃして寝ます(`・ω・´)
0616名無しさん@ピンキー2012/10/13(土) 03:05:50.11ID:9UT4d+ok
かりょーびんがたん(漢字忘れた)のエロ画像ください!
0617名無しさん@ピンキー2012/10/14(日) 14:05:09.46ID:XjCysEau
スケベんときもええ声で鳴いてくれそうやな>びんがタン
0625名無しさん@ピンキー2012/10/24(水) 22:24:43.86ID:a3O9xBtQ
むしろあんなかわいい子に「なんでも願いを叶えてやる」とか言われたら普通にエロ方面に走るよね
0628名無しさん@ピンキー2012/10/28(日) 23:59:39.59ID:2nXtRjwu
つまりこの娘は
クパァ(したら)ドバッと(精液があふれ出るくらいたっぷり中出し希望)
という名前なのだな

>>627さんGJ!
0631名無しさん@ピンキー2012/10/30(火) 15:24:52.24ID:YT4VGOlC
マインドブレイクして「願いなんかいくらでもかなえてあげるのぉーっ! セックス10回で1回叶えてあげるからぁーっ! せっくすせっくす」ってしたい
0632アイマス2012/10/30(火) 17:44:02.50ID:w/DzEPf2
ところで黒ストの似合いそうな子って誰だろう?
0634名無しさん@ピンキー2012/10/30(火) 20:48:03.94ID:B6mwB3Z9
八剣うめ「どうだ!でっかいだろー!」(ふたなり化して生えてきたものが)

忘れたわけじゃないんだ……
金星発売までには一度は上げたい(フラグ)
0636名無しさん@ピンキー2012/10/30(火) 22:45:43.72ID:B6mwB3Z9
愛花は似合いそうだけど黒ニーソか。個人的には敬意を表してニーソを墨守してもらって構わんね。
愛花が黒ニーソだと対比として詠に穿かせたくなる。

マインドブレイクの強制獣人化とか悪魔化とかで尻尾が生えてきてストッキング破るとかシチュエーションとしては楽しいけど破ったらもう穿けないからもったいない。
黒ストを頭にかぶって銀行強盗ごっこやるのが似合いそうな子はちょっとわからんね。
0637名無しさん@ピンキー2012/10/30(火) 23:07:53.06ID:ldtkow7z
黒スト+メイド服のブランシュ
白いお耳しっぽと黒ストのコントラストが考えただけで眩しすぎるぜ!
0638名無しさん@ピンキー2012/11/01(木) 01:23:29.69ID:3O69/9/Z
職人が来るとやっぱ盛り上がるね
絵師さんぐっじょぶ!

>>632
ザドキエルせんせー
0641名無しさん@ピンキー2012/11/03(土) 01:17:37.69ID:Ml/yJdRI
制服の下に細いエロ下着とはけしからん(;´Д`)ハァハァ
お尻パンパンの刑だ!
0642名無しさん@ピンキー2012/11/03(土) 08:05:06.44ID:I2VhWCHO
未依奈ちゃんメガマスの上位報酬だからね
参加しさえすればバットマスターは取れそうな状況だけど
0643名無しさん@ピンキー2012/11/03(土) 14:09:36.40ID:KlxL80sV
ペンペンじゃなくてパンパンかよw

>>640
顔埋めてクンカクンカしてぇぇぇぇえぇえぇぇ!!!!!!
0647名無しさん@ピンキー2012/11/04(日) 23:58:08.99ID:lb4eKejk
>>646
638を書いた者ですが
えろいせんせーをありがとう!!
あんな乳強調服とミニスカで個人授業とか
性的な意味としか思えないよねw
0648名無しさん@ピンキー2012/11/05(月) 00:36:19.13ID:I8uhWheh
せんせー女の子の身体はどうなってるのか教えてほしいです!!
0650名無しさん@ピンキー2012/11/05(月) 17:14:59.96ID:A9P/UO5e
女の子の身体を知らない
   ↓
えっちのとき失敗
   ↓
結婚できない
   ↓
人生の落伍者
   ↓
  犯罪者
   ↓
_人人 人人_
>  死刑  <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄


っていうかルナ先生とか懐かしすぎまっせ
0652名無しさん@ピンキー2012/11/06(火) 02:31:28.23ID:WzIJ6QzZ
これはいいポーズ
「ここはどこですか、どういう器官ですか」って質問しながらいぢりたいぜ!
0654名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 23:59:56.57ID:cDOQG1M1
飼い犬と一緒に寝てるという知り合いから
夜更かししてると犬が早く寝よーよーと迎えに来るという話を聞いて
枕抱えたアヌビス様が「そろそろ寝ませんと体に障りますよ(建前)」と誘ってくる図を連想した俺は病気なのかもしれない
0658名無しさん@ピンキー2012/11/15(木) 01:19:11.64ID:dgNTEAuN
アヌビス:早くMBさんと同衾したくていろいろ理屈つけて誘ってみる
セクメト:MBさんなど眼中になくコタツで酒呑みながらウトウト、いつのまにか爆睡
ネフティス:娘を物陰から見守りながらニヤニヤ、しかし眺めてるうちに一人寝が寂しくなりコタツでセクメトと就寝

今日もMBさんちは平和です
0663名無しさん@ピンキー2012/12/24(月) 01:52:41.26ID:JO41CM3r
世が世ならサンタフォルナはプロモパック+エクスパンション箱とストレージに入ったクリスマスボックスになっていただろう
0669名無しさん@ピンキー2012/12/29(土) 00:28:42.91ID:GsB88vFA
>>478
確かに涙目の女子中学生に「変態!変態!」と罵られたいというのは男共通の夢だよな
0673名無しさん@ピンキー2013/01/01(火) 17:28:26.64ID:HzRlV1dz
成瀬ちさと氏の仕事絵本で大きいアヌビス様を眺めて萌え転がる有意義な正月。
0674名無しさん@ピンキー2013/01/02(水) 22:19:32.68ID:67KHXL59
仕事絵再録本出してたのが確認できた限り
成瀬ちさと
柴乃櫂人
早瀬あきら
真時未砂
ほかにいるかも
0675名無しさん@ピンキー2013/01/02(水) 23:45:30.35ID:Yzsoj4e7
今年もよろしくお願いします

阿羅耶識のキャラが決まらなかったので
ノリで折角だし惑星ヒロインからうめにしようと思い立ちはや一年経った事に愕然
今年こそは頑張ろうマジで……
0676名無しさん@ピンキー2013/01/08(火) 22:32:14.42ID:90+3zAXB
>>674
公式絵師の本は没ラフとか設定画や裏話が載ってることがあっていいよね
ネフティス様は危うくメドゥーサみたいな蛇髪になるところだったらしいとか
0680名無しさん@ピンキー2013/01/12(土) 03:42:12.75ID:tJHV21pn
履かせたまま素股で楽しみたい
フィニッシュはストッキングとスカートにぶっかけたい

で、制服が汚れた上に
おいしい精液(吸血鬼だから人間の体液大好き)がこぼれて無駄になったことで
おかんむりの未依奈ちゃんのために
フィニッシュを口内射精にすることを約束して二回戦に突入したい!
0686名無しさん@ピンキー2013/01/22(火) 02:43:41.22ID:s2yaRFyc
グッジョブ!グッジョブ!
最後は中出しで孕ませて各務(子)持ちだな(かなり苦しい)
0691名無しさん@ピンキー2013/02/09(土) 20:46:22.10ID:1SmGdnTD
バレンタインデーに裸リボンで
私がプレゼントよって言ってるエルゲディエルちゃんください!
0692名無しさん@ピンキー2013/02/11(月) 05:41:19.99ID:Ht/RpAc3
「あなたに差し上げます。
私は(犬だから)チョコレートを食べられませんので。
…別に他意はないですよ?」
ツンデレ風味でアヌビス様からチョコレートもらいたい!

って書こうとしたら去年(>>384)書かれてたw
息長いねこのスレ!
0693名無しさん@ピンキー2013/02/14(木) 01:35:25.68ID:DucwH8g/
ハート型チョコを挿入して制服ノーパンで山手線乗せてチョコが溶けて漏れ出さないように必死に頑張ってる渡来愛花ちゃんを眺めてたい
0694名無しさん@ピンキー2013/02/18(月) 01:29:13.03ID:eZONYaNh
>>602
単に過疎っているだけでは
ログを見てみた
ここ1年前は盛り上がってたんだな・・・
0706名無しさん@ピンキー2013/02/19(火) 23:57:15.79ID:6Y0Nqtoc
意外と人多いな
しかしみんな嫁が惑星編以前の子なのが・・・
0708名無しさん@ピンキー2013/02/21(木) 19:13:59.51ID:5uzJ/zji
3,4人くらいしかいないと思ってたがちょっとした大会ができるくらいはいたんだね
0710名無しさん@ピンキー2013/02/22(金) 00:35:04.26ID:pjgfINfj
各自宣言した嫁への愛に溢れたデッキを作り
一番愛に満ち満ちたデッキを組めた人が優勝
対戦はそのあとのオマケでw
0712名無しさん@ピンキー2013/02/23(土) 03:11:54.38ID:R+UgFY2j
えっちなご主人様に命令されてぱんつ見せてるのか
「にゃんにゃん・・・してほしい・・・」って恥らいながらも自分で見せて誘ってるのか

どっちでも美味しい!!
0716名無しさん@ピンキー2013/02/24(日) 22:08:34.27ID:Ih2ve1og
>>715
まじで!?
公式サイトに載ってないしチャンカー情報かなんか?

本当だったら復帰するんだが……
0719名無しさん@ピンキー2013/03/02(土) 19:36:37.18ID:GK367+5i
マックス「レイナ! 余の先割れスプーンをい、挿れるぞ!」
0721名無しさん@ピンキー2013/03/14(木) 02:32:27.24ID:ycn45Lwu
お前らなら今日は
渡す予定もないお菓子買って
嫁カードの前にお供えもののごとく置く遊びをするよな?
0722名無しさん@ピンキー2013/03/22(金) 12:48:29.42ID:7n9U2LFE
過疎化すぎ
スレ住民の期待の星だったパートナーシステムが聳え立つ糞だったから仕方ないが
0724名無しさん@ピンキー2013/04/08(月) 23:56:21.92ID:EDsD7i4M
嫁と一緒に戦いやすくなるなら期待するだろ
まあ、明らかになったルールはというと・・・うん・・・
0727名無しさん@ピンキー2013/05/06(月) 02:02:44.10ID:cZAroMvQ
アヌビス
ttp://userimg.teacup.com/userimg/6124.teacup.com/pixsel/img/bbs/0000775.jpg
0732名無しさん@ピンキー2013/05/27(月) 12:26:56.47ID:8EZTnHo7
あ、書けた。
申し訳ありませんが、現在自宅から書き込め無くて
投下できなくなってます。とほほ。
0735投稿ミスった・・・2013/06/07(金) 02:14:30.49ID:aOxDj98N
脱糞アクメしてるアイビットレジャーちゃんの画像ください!
0736名無しさん@ピンキー2013/06/07(金) 09:01:02.74ID:8SYpm6Q0
735ゲットならず……朱麗花ちゃんのあんよが強調された画像ください!
0737962013/06/07(金) 18:28:09.07ID:I7+Qv5Bw
過疎いとこで連投で取っちゃいけんと思うの。
最安価最速↓(初めからこの方式でやるべきでした・・)

ハードコアも程ほどにね・・w
0738名無しさん@ピンキー2013/06/07(金) 21:14:40.73ID:aOxDj98N
なにごとかと思ったらイラスト掲示板で安価やってたのか
これはスマンカッタ

衆人環視の中アヘ顔ダブルピースで公開脱糞する
イオ・レダ・カサンドラ・エレクトラの画像ください!
0746名無しさん@ピンキー2013/06/09(日) 23:12:45.73ID:AeGzIGoA
描けないからとか理由つけて再安価w
なんでも描く覚悟がないのならアンカなんざやめっちまえですぅ!
0749名無しさん@ピンキー2013/06/10(月) 20:47:13.20ID:2bmuEdRU
んで?んで?
アンカー絵ちゃんはまだですかな??
アラカジメ描けないのを断らずに堂々とアンカーを指定されるんですから
スカトロでも四肢切断でもネフェルピトーちゃんのクチュクチュあっあっあっでも
臓物引きずり出しでも眼孔姦でも焼き土下座でも
見せしめ処刑でもギロチンでもシンギングヘッドでも(おっと懐かしすぎですなww)
なんでも描く気満々マンマンコな剛の方なんでしょでしょ?>>737ちゃんは??
楽しみですなー後なお4大魔導師のアヘ顔ダブルピース公開脱糞絵wwwうふふww
0751名無しさん@ピンキー2013/06/13(木) 23:59:48.39ID:nK+CYXsH
んで?んで?んで?
アンカー絵ちゃんまだー?
wktkしながら待ってるよぉw


・・・まさか描けないとか言わないよね?
自分でアンカー指定したんだから
まさかとは思うけど?言わないよね?
0752名無しさん@ピンキー2013/06/15(土) 15:04:47.03ID:2AynRbWQ
んで?んで?んで?んで?
アンカー絵ちゃんはまだでござんすか?

それとも>>737ちゃんは描く気もないのにアンカー指定してスレを無駄に消費させた
荒らしにも劣るゴミクズ野郎ということでよろしいのでしょうか?
本スレにいるTCG界と青少年の健全な育成のためのガイドライン戦士が
不本意にもよく荒らし扱いされてますが
真の荒らしとはこういう人の心をもてあそびたいだけのアンカー野郎のことをいうのでしょうなぁ(# `ω´)
全く酷い話ですなあ・・・
0753名無しさん@ピンキー2013/06/16(日) 22:30:40.90ID:XCv6QlBD
あーあ、こりゃ絵が投下されるまで続くぞ…
せっかくいい雰囲気のスレだったのに
誰かさんのせいで台無しだなあ…ったく…
0755名無しさん@ピンキー2013/06/17(月) 20:51:11.14ID:6W4SLuf8
>>754
     (´・ω・`)
   /     `ヽ.   お薬増やしておきますねー
  __/  ┃)) __i |
/ ヽ,,⌒)___(,,ノ\
0756名無しさん@ピンキー2013/06/23(日) 19:28:08.26ID:dRh4vLM3
んで?んで?んで?んで?んで?
アンカー絵ちゃんはまだでっしゃろか?
>>737ちゃーん、なんか言ってちょーだい
んもうこの焦らし上手☆

・・・ま・さ・か、描けないからって逃げたりしないよね?
そんな非常識がアクエリプレイヤーだとは思いたくないですzo☆
0757名無しさん@ピンキー2013/06/29(土) 15:06:50.34ID:MvdSxFHu
過疎スレに とどめを刺した アンカ野郎(字余り)
マジ市ねよ
0759名無しさん@ピンキー2013/06/30(日) 21:42:25.82ID:EViuxg/0
だいたいね、スカはグロじゃないから
羞恥プレイの極限、最高峰だから
0761名無しさん@ピンキー2013/07/08(月) NY:AN:NY.ANID:LpXaNclF
一昔前の子供向けギャグマンガの定番と言えばうんこ
うんこが乱舞してるマンガだらけだ
スカは決してグロではない
0762名無しさん@ピンキー2013/07/14(日) NY:AN:NY.ANID:mTltZMF6
んで?んで?んで?んで?んで?んで?
アンカー絵ちゃんはまだできないんですかな?
もう一ヶ月以上経ってますぞ?

ま・さ・か、描けないなんて言い出すんじゃないでしょうなあ?
描けないものの指定をせずに自信おまんまんでしたのに
今更描けないなんて無責任なことを言うんじゃないでしょうなあ?
無責任なのは自分が仕事してる作品のガイドラインを守らない後藤なお大先生だけで十分ですぞww
07637382013/07/14(日) NY:AN:NY.ANID:SiwRWbNj
こんなことを言っても意味ないとは思うんですが、あまりにもひどいので一応。
自分は>>738のあと一切レスしておりませんので。
アンカーにつて騒いでいる方、もうそっとしておいてください。
0764名無しさん@ピンキー2013/07/16(火) NY:AN:NY.ANID:q2P+7I08
今さら遅いww
うんこ好き変態なお厨と
安価の責任をとらないエセ絵描きなお厨が
良スレを潰しましたwww
なお厨マジゴキブリwwwwwwww
0765名無しさん@ピンキー2013/07/22(月) NY:AN:NY.ANID:HlBBu/g7
空気読まずにうんこ連発しただけで
絵描きなお厨に荒らし呼ばわりされて
傷心のスカトロなお厨www
さすがご本尊が

「プロの絵描きの分際で他人の著作権を完全無視する」

ことに定評のあるだけのことはある
なお厨低能すぎィ!!
同じ穴の狢同士仲良くせーよwwww
笑いが止まんねえwwwww
ギャハハハハハwwwwwww
0766名無しさん@ピンキー2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:dpQ3yKnF
暑くてゴロゴロしてたら
ネフティス様が趣味の添い寝をしてくるんだけど
余計暑苦しいのでなんとかしてほしい
0769名無しさん@ピンキー2013/09/03(火) 19:33:44.85ID:OXR5g+vP
弓削さんを立ちバックで激しく責めながら乳首を丹念に捏ね上げたい
0770名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 19:49:55.98ID:FyVLB7bo
古本屋で投げ売りされていたAAAのガイドブックを今更買ってみた
キャラクター間の掛け合い?は勢力が違うのにこんな馴れ合いしてたっけと思ったけど
嫁の喋り方が想像通りでとりあえず安心した!
0771名無しさん@ピンキー2013/09/23(月) 23:30:57.30ID:ezMUGCpG
オルタのキャラクターの声を聞く方法ってあるかな、声優さん無名の人ばっかりでイメージがわかない
0774名無しさん@ピンキー2013/10/03(木) 22:51:43.09ID:kUoaFZUK
swfファイルを保存していたこともあったけど、
なんか過去に取得したやつ見ようとしても再生されないんだよねー(´・ω・`)
0775名無しさん@ピンキー2013/10/03(木) 23:50:29.45ID:O4QopMA1
3年くらい前の勢いがあれば今頃伊勢あかりでいろいろやってたんだろうな
0776名無しさん@ピンキー2013/10/04(金) 19:33:16.08ID:18Szgawf
伊勢あかりでは今の後なお問題みたいにまれかつに絡んでる奴がいたなー(´・ω・`)
0777名無しさん@ピンキー2013/10/04(金) 19:49:11.36ID:rNBTBoSj
後藤なお先生といえば
これまでウザいくらい清純派キャラで推されてた結城望ちゃんが
後藤先生と公式の両方からくるっと掌返しで露出狂の変態女子高生認定されたけど
なお厨のお前らはどんな気持ち?ねえねえどんな気持ち?
0778名無しさん@ピンキー2013/10/04(金) 19:50:34.10ID:rNBTBoSj
そして777get
俺様の普段の行いがよいからでしょうなwww
0779名無しさん@ピンキー2013/10/13(日) 00:54:43.69ID:WiEGjk02
今や清純派テレパスといえば琴浦さんだからなあ
高校生・貧乳・お嬢様・家族関係がうまくいってない・・・と被るところ多いし
望ごときじゃ逆立ちしても勝てないからキャラチェンジは賢い選択だと思うよ?
ビッチにするのはどうかと思うけどw
0780名無しさん@ピンキー2013/10/13(日) 19:16:31.17ID:i4OOraVo
昔たくさんのファンが想像してた望のキャラクターはほぼ琴浦さんそのもので、
妄想してたMBとのストーリーは琴浦さんと真鍋の話とだいたい一緒なんだろうなと思う
0781名無しさん@ピンキー2013/10/13(日) 19:31:05.83ID:QJkC8UHN
そういや、昔あったなりきりも望はわんことパートナーだったな
考えることは一緒だろうか
0782名無しさん@ピンキー2013/10/13(日) 23:56:05.70ID:Cb9JROT/
真鍋にエロ妄想されると琴浦さんは真っ赤になって恥じらってくれてかわいいよねー
望ちゃんの目の前でエロ妄想したらきっとその場ですかーとたくしあげて誘ってくれるぜ
そういうキャラだって公認されてるもんねww
0784名無しさん@ピンキー2013/10/14(月) 13:42:58.26ID:4YaeWjeO
ggrks
0785名無しさん@ピンキー2013/10/14(月) 23:49:11.92ID:MUqgf922
てっきりアクエリのキャラに居るのかと思ったじゃないか
0788名無しさん@ピンキー2013/10/15(火) 20:39:35.28ID:cn6+pjQW
寂しい夜なんかないだろ
催したら露出に走れば満足するド変態だってのが公式設定だもんww
0790名無しさん@ピンキー2013/10/31(木) 20:17:47.69ID:BzLI0iz6
スレをもとに戻すためにイラストはよ
安価で絵描くとか言ってた奴まだー?
一度言った以上人としての責任を果たさんかいコラァ!
0793名無しさん@ピンキー2013/11/06(水) 02:38:03.18ID:2Cxa5P2t
不人気ザコキャラとかどうでもいいから
大人気キャラアイビットちゃんと4魔導師のアへ顔ダブルピース公開脱糞アクメ画像はよ
あとはまあさんざ待たせた罰としてもっと大人気キャラの結城“ビッチ”望ちゃんと鹿島栞ちゃんも追加な
総勢7人での大脱糞アクメ祭り画像な、はよはよ
できないとは言わせねーぞ、安価なんだからなぁww
0794名無しさん@ピンキー2013/11/07(木) 21:50:08.35ID:QasfSyoA
安価とかただでさえ荒れやすいのに、めんどくさい人がいる可能性が高いスレでやって、描けませんって逃げちゃうんだもんなあ
案の定いつまでも粘着されてごらんの有り様だよ!っと
全く何を考えてるんだか、あの人は
0796名無しさん@ピンキー2013/11/09(土) 22:45:25.47ID:loWw/Yq6
なんでも描くやる気と根性(あえて技量は入れない)がない人は安価やるもんじゃないよな
釣りといわれても仕方ないし荒らしの餌になるだけ
0797名無しさん@ピンキー2013/11/10(日) 17:40:45.19ID:n6q0D6wU
>>795
描けませんじゃねえ
なんとしてでも描くんだよ
それが安価やる奴の最低限の務め
0799名無しさん@ピンキー2013/11/12(火) 21:40:42.82ID:bS74Rz7F
過ぎたことを蒸し返してウダウダ言ってんじゃねえ
グチグチ言ってたら書いてくれるのかよ
0800名無しさん@ピンキー2013/11/12(火) 23:26:34.01ID:khLaKxw7
ハァ?過ぎてねえよwwさっさと安価絵!
0801名無しさん@ピンキー2013/11/14(木) 00:00:37.20ID:sqVlYQ1c
寒すぎるのでアヌビス様と添い寝してきます
>>791特に寒そうな格好してるんでぎゅーってして温めてあげたい^^
0803名無しさん@ピンキー2013/12/24(火) 23:51:15.01ID:SVU3TrcC
ニコル・クラウスちゃんこっちでこたつに一緒に入りましょうねえ
0805名無しさん@ピンキー2014/02/09(日) 12:45:51.24ID:3+OG/aoD
結城望の誕生日はいつも雪(いつもというほどではない)
0808名無しさん@ピンキー2014/09/18(木) 00:13:27.12ID:1VQLlVd6
もう最近はチェックする気も起きないくらい冷めてるんだけど
結局主役の真由美は復活しないまま自然消滅的な感じなの?
0809名無しさん@ピンキー2014/12/12(金) 07:30:46.60ID:adPVJbox
三ヶ月前で見てるかどうかわからんけどw

>>808
一応、既存キャラの生存フラグは立ったんだけど。(金星?で既存キャラが出てきた)
まぁ、あんな大量虐殺まがいをやって戻ってくる人が居ると思うほうが間違ってる。
0811名無しさん@ピンキー2015/12/08(火) 05:40:13.88ID:32hNq9N1
つか、刷新して新キャラ5人で漫画とかもやってたのは結局何だったんだろうな
0812名無しさん@ピンキー2015/12/09(水) 17:20:41.84ID:If6LqF0N
TCG板の隔離スレも落ち、残りはここだけか

ある程度安いデッキでもゲームが成立して楽しかったな
0813名無しさん@ピンキー2015/12/10(木) 04:15:21.63ID:H2n20hBF
まあ、やたら複雑化したのが不味かったんだろうなぁ、とは思う
0815名無しさん@ピンキー2015/12/10(木) 23:48:30.06ID:Llc40arY
>>811
水鏡まみずと後藤なおが調子こきすぎてイメージが暴落した旧キャラクターをリストラして
きれいな新キャラクターでやりたかったんだろ
無理だったけど
0818名無しさん@ピンキー2015/12/11(金) 17:34:20.27ID:DRZCGRyC
意外とスレ人いるんだなw
懐かしくなってアクエリのカード中古で買っちゃったよ
0819名無しさん@ピンキー2015/12/15(火) 00:40:50.62ID:4/eXu7Q0
アクエリ終了のお知らせを知って物凄く久しぶりに検索してみましたが、まだスレ残ってたんですね。
嵐にウンザリして来なくなっちゃいましたが···楽しかったですね···
キャラクターとシステムは本当に良くできたゲームでしたし、何らかの形で残って欲しい物ですけど
取り敢えず、デッキと一通りのカードは一生手元に残そう······
0820名無しさん@ピンキー2016/02/14(日) 03:44:42.28ID:R0qiIOfa
まぁ一応大会とか続ける人はいるみたいね

細々と続けてくわ
0822名無しさん@ピンキー2016/08/01(月) 11:08:15.11ID:WF1+VJJV
ラエリアン_?
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