ぐー。ぱー。ぐー。ぱー。


……………………………………………………まいっか。


「ごふっ…!
びと…ばっ、だいじょ…ごほほっ、がはっ!
が、はぁ〜〜…っ、ひと…ぢゃん、だいじょうぶ?」
怖いものなんて何も無い。何もかも終わったんだから。先生の恋人になれたんだから。
今だって先生は、血と涙を流しながらでも私へと優しく手を差し出してくれてる。
私を1番に想ってくれる。
これからはずっと、これが私の日常なんだ。
涙なんかひとカケラも無い楽しい毎日が、ずっと続くんだ。


「ごめん、ひとはちゃん……っ」



幸せだなぁ…。